JPH11507196A - 低軌道衛星通信システムのためのパイロット信号の強度制御システム - Google Patents

低軌道衛星通信システムのためのパイロット信号の強度制御システム

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JPH11507196A JP9535571A JP53557197A JPH11507196A JP H11507196 A JPH11507196 A JP H11507196A JP 9535571 A JP9535571 A JP 9535571A JP 53557197 A JP53557197 A JP 53557197A JP H11507196 A JPH11507196 A JP H11507196A
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Abstract

(57)【要約】 衛星通信システムにおける衛星トランスポンダ(104)によって送信される共有資源信号の強度を制御するためのシステム及び方法。衛星通信システムは、共有資源信号(402)を含む通信信号を送信するためのゲートウェイ(102)と、当該信号を少なくとも1つのサブスクライバユニット(106A、B、C)(例えば電話)に中継(404)するための衛星トランスポンダ(104)と、信号(406)を受信するための少なくとも1つのサブスクライバユニット(106)とを含む。強度制御方法は、各サブスクライバユニット(106)で、衛星トランスポンダ(104)を介して共有資源信号(406)を受信し、各サブスクライバユニットで、受信した共有資源信号に対する信号強度を測定(408)し、この信号強度をゲートウェイ(410、102)に送信し、この信号強度に基づいて、衛星トランスポンダ(418)によって送信された共有資源信号のパワーを調整する工程を含む。

Description

【発明の詳細な説明】 低軌道衛星通信システムのためのパイロット信号の強度制御システム 発明の背景 1.発明の分野 本発明はワイヤレスデータ、電話システム、及び衛星リピータ型スペクトル拡 散通信システムなどの多元接続通信システムに関する。特に、本発明は、衛星通 信システムにおけるパイロット信号等の共有資源信号の信号強度を制御するため のシステム及び方法に関する。 2.関連技術の説明 多数のシステムユーザの間で情報を送信するために種々の多元接続通信システ ムが開発されている。このような多元接続通信システムによって用いられる2つ の知られた技術は、時分割多元接続(TDMA)及び周波数分割多元接続(FD MA)を含む。これらの技術の基本は当分野において良く知られている。しかし ながら、符号分割多元接続(CDMA)スペクトル拡散技術などのスペクトル拡 散変調技術は、特に、多数の通信システムユーザに対してサービスを提供する場 合に他の変調方法と比較して大きな利点を有している。多元接続通信システムに おいてCDMA技術を用いることは米国特許第4901307号(1990年2 月13日発行、発明の名称:衛星又は地上リピータを用いるスペクトル拡散多元 接続通信システム)と、米国出願第08/368570号(1995年1月4日 出願、発明の名称:個々の受信位相時間及びエネルギを追跡するためのスペクト ル拡散通信システムにおける全スペクトル送信パワーを用いるための方法及び装 置)に開示されている。これらの技術はいずれも本発明の譲り受け人に譲渡され 参照文献として記載されている。 上記の特許文書は多元接続通信システムを開示しており、多数の移動あるいは 遠隔システムユーザ(以下サブスクライバと呼ぶ)は各々少なくとも1つのサブ スクライバユニットを使用して他のシステムサブスクライバあるいは公衆交換網 などの他の接続システムのユーザと通信を行なっている。サブスクライバユニッ トはCDMAスペクトル拡散型通信信号を用いてゲートウェイ及び衛星リピータ を介して通信する。 衛星は衛星通信信号を地球表面に投影することによって生成される”スポット ”を照射するビームを生成する。スポットのための一般的な衛星ビームパターン は所定の包囲パターンに配置された多数のビームを具備する。概して、各ビーム は、各々が異なる周波数帯域を占有する共通の地理的領域を包囲する多数のいわ ゆるサブビームを具備する。 通常のスペクトル拡散通信システムにおいては、一組のあらかじめ選択された 擬似ランダムノイズ(PN)符号系列が、通信信号としての送信のためのキャリ ア信号への変調に先立って、所定のスペクトル帯域に渡る情報信号を変調(すな わち拡散)するために用いられる。PN拡散、すなわち、当分野においてよく知 られたスペクトル拡散送信方法は、データ信号よりもはるかに大きな帯域を有す る送信のための信号を生成する。ゲートウェイ−サブスクライバ間通信リンクに おいては、異なるビームに渡ってゲートウェイによって送信される信号を、ある いはマルチパス信号を区別するために、PN拡散符号あるいは2進系列が用いら れる。これらの符号は概してビーム内のすべての通信信号によって共有される。 一般的なCDMAスペクトル拡散システムにおいては、フォワードリンク(す なわち、ゲートウェイからサブスクライバユニットへのリンク)に関して衛星ビ ーム内で送信されるサブスクライバ信号を区別するためにチャネライジング(ch annelizing)符号が用いられる。すなわち、各サブスクライバユニットは独自の チャネライジング直交符号を用いることによってフォワードリンク上に提供され る自身の直交チャネル(以下トラフィックチャネルと呼ぶ)を有している。チャ ネライジング符号を実行するためにウォルシュ関数が概して用いられる。このと きの通常の長さは地上システムの場合は64符号チップの大きさであり、衛星シ ステムの場合は128符号チップの大きさである。 米国特許第4901307号に開示されているような一般的なCDMAスペク トル拡散通信システムは、フォワードリンクサブスクライバユニット通信のため のコヒーレント変調及び復調の使用を考慮している。この方法を用いる通信シス テムにおいては、”パイロット”搬送信号(以下”パイロット信号”と呼ぶ)が ゲートウェイ−サブスクライバリンクのためのコヒーレントな位相基準として用 いられる。すなわち、概してデータ変調を含まないパイロット信号は包囲領域に 渡ってゲートウェイによって送信される。単一のパイロット信号は概して用いら れる各周波数に対して各ゲートウェイによって送信される。これらのパイロット 信号は当該発信元からの信号を受信する全てのサブスクライバによって共有され る。 パイロット信号は概してデータ変調を用いないので、それらは実質的にキャリ ア周波数上に変調されるPN拡散符号からなる。パイロット信号は通信システム に渡って同じPN拡散符号を用いることができるが、各ビームに対して異なる相 対的符号タイミングオフセットとなる。このことは、簡略化されたアクイジショ ンとトラッキングを提供するとともに、互いに容易に区別できる信号を提供する 。他方、各パイロット信号は異なるPN符号を用いて生成される。 パイロット信号は初期のシステム同期と、送信された信号の時間、周波数、位 相の追跡を獲得するためにサブスクライバシステムによって用いられる。パイロ ット信号キャリアの追跡から得られる位相情報は、他のシステムあるいはトラフ ィック信号のコヒーレントな復調のためのキャリア位相基準として用いられる。 この技術は、多くのサブスクライバ信号キャリアが位相基準として共通のパイロ ット信号を共有することを可能にし、より安価でより効率的なトラッキング機構 を提供する。 衛星通信システムにおいては、信号送信に利用可能なパワーの量は衛星のパワ ー生成能力によって制限される。このパワーの使用を最適化するために、パワー はトラフィック信号とパイロット信号間で慎重に割り当てられなければならない 。パイロット信号により少ないパワーが割り当てられた場合は、サブスクライバ ユニットはレシーバをゲートウェイに同期させるのに十分なエネルギを蓄積しな ければならない。一方、より多くのパイロット信号が送信されると、トラフィッ ク信号に利用可能なパワーの量、すなわち、サポートできるサブスクライバの数 は減少してしまう。それゆえ、衛星に関するサブスクライバ容量を最大にするた めには、送信されるパイロット信号パワーの量を正確に制御することが必要であ る。 パイロット信号に加えて、通信システムにおいて用いられる他の共有資源が存 在する。システムオーバヘッド情報及びサブスクライバユニット特有メッセージ をサブスクライバユニットに送信するためにページング信号が用いられる。通信 システムはいくつかのページング信号を有している。時間同期を確立するために 有用なシステム情報を送信するために同期信号が用いられる。これら全ての信号 はパイロット信号と同様に共有資源として用いられる。このような信号は衛星、 あるいは他のパワー限定あるいはパワー制御通信システムにおけるパワー消費に 影響を与える。さらに、干渉を低減してシステム容量を増大するためにこれらの 信号に存在するエネルギの量を最小にすることが望ましい。 したがって、サポートされるサブスクライバの数を最大にするために衛星通信 システムにおけるパイロット信号などの共有資源信号のための信号強度を制御す る方法及び装置が必要となる。 発明の要約 本発明は衛星通信システムにおける共有資源信号の信号強度を制御するための システム及び方法に関する。例えば、共有資源信号はページング信号あるいは同 期信号である。好ましい実施形態においては、共有資源信号は低軌道(LEO) 衛星を介してフォワードリンク上に送信されるパイロット信号である。フォワー ドリンクはゲートウェイを始点としサブスクライバユニットで終点となる通信経 路である。パイロット信号は時間、周波数、位相同期のためにサブスクライバユ ニットによって用いられる共有資源を表す。 本発明の好ましい実施形態において、衛星通信システムは、共有資源信号を含 む通信信号を送信するためのゲートウェイと、少なくとも1つのサブスクライバ ユニット(例えば電話)に上記信号を中継するための衛星トランスポンダと、上 記信号を受信するための少なくとも1つのサブスクライバユニットとを具備する 。本発明の方法は、衛星トランスポンダを介して、各サブスクライバユニットで 共有資源信号を受信する工程と、各サブスクライバユニットで受信した共有資源 信号に対する信号強度を測定する工程と、測定した信号強度を上記ゲートウェイ に送信する工程と、測定した信号強度に基づいて上記衛星トランスポンダによて 送信される上記共有資源信号の強度を調整する工程とを具備する。本発明の好ま しい実施形態においては、上記受信した共有資源信号の強度はその信号対ノイズ 比を決定することによって測定される。 本発明のさらなる側面において、信号対ノイズ比はサブスクライバユニットに よって受信された共有信号に対する信号流束密度を計算するために用いられる。 決定された信号流束密度は、選択されたサブスクライバユニットを所定のレベル の流束密度で照射するために共有資源信号のパワーを調整するための基準として 用いられる。選択されたサブスクライバは概してクリアパスサブスクライバと呼 ばれ、そのようなサブスクライバユニットに通信信号品質のための所望の余裕を 提供するために所定の流束密度レベルが選択される。 本発明の好ましい実施形態の1つの利点は、衛星通信システムにおいて共有資 源信号強度を正確に閉ループ制御できることである。 本発明のさらなる特徴及び利点、本発明の種々の構成及び作用について添付の 図面を参照して以下に説明する。 図面の簡単な説明 本発明は、同じ参照番号は同一あるいは機能的に類似の要素を示す図面を参照 することによりよく理解することができる。さらに、参照番号の一番左の桁は参 照番号が図面に最初に現れる図を示している。 図1は一般的な衛星通信システムを示している。 図2はサブスクライバユニット106において用いられる一般的なトランシー バ200のブロック図である。 図3はゲートウェイ102で用いられる一般的な送信及び受信装置300のブ ロック図である。 図4は本発明の好ましい実施形態による衛星通信システムの作用を示すフロー チャートである。 好ましい実施形態の詳細な説明 本発明は衛星通信システムにおける共有資源信号の信号強度を制御するための システム及び方法に関する。共有資源信号は例えばページング信号あるいは同期 信号である。本発明の好ましい実施形態において、共有資源信号は低軌道(LE O)衛星を介してフォワードリンクに送信されるパイロット信号である。フォワ ードリンクはゲートウェイで開始されサブスクライバユニットで終了する通信経 路である。パイロット信号は時間、周波数、位相同期のためにサブスクライバユ ニットによって用いられる共有資源を表す。ページング及び同期信号などの他の 共有信号はサブスクライバユニットに所望の通信、送信オーバヘッド情報を通知 にして時間同期を提供するのに用いられる。 特定の工程、構成及び配置についてのみ説明するが、これは説明を簡単にする ためであり、当業者であれば本発明の精神及び範囲から逸脱することなしに他の 工程、構成、配置を用いてもよいことを容易に認識するであろう。 ワイヤレスデータあるいは電話システムなどの一般的なCDMAスペクトル拡 散通信システムにおいて、所定の地理的領域(セルと呼ばれる)は各々、システ ムサブスクライバに対する通信信号を処理するために変調器/復調器ユニットあ るいはスペクトル拡散モデムを使用する。各スペクトル拡散モデムは概してデジ タルスペクトル拡散送信変調器と、少なくとも1つのデジタルスペクトル拡散デ ータレシーバと、少なくとも1つのサーチャレシーバとを用いる。一般的な動作 において、基地局のモデムは、割り当てられたサブスクライバとともに通信信号 の送信を提供することが必要になったとき、各サブスクライバあるいはサブスク ライバユニットに対して割り当てられる。ダイバーシチ処理を提供するために多 数のサブスクライバを使用することができる。衛星トランスポンダを用いる通信 システムのために、レシーバ、変調器、トランスミッタは、衛星トランスポンダ を介して信号を送信することによってサブスクライバと通信するゲートウェイと して概して基地局内に配置される。システム全体に渡るトラフィック制御及び信 号同期を維持するために、衛星あるいはゲートウェイと通信する他の関連制御セ ンターが存在する。 上記した特許文書に開示されたような、典型的なスペクトル拡散型通信システ ムは、直接系列擬似ノイズスペクトル拡散キャリアに基づいた波形を使用する。 すなわち、1つのベースバンドキャリアは所望の拡散効果を得るために、擬似ラ ンダムノイズ(PN)2進系列、あるいは一対の系列を用いて変調される。ゲー トウェイ−サブスクライバリンクに渡って送信される全ての信号のスペクトルを 拡散して、異なるビームに渡るゲートウェイによって送信されるすべての信号を 識別するために、かつ、マルチパス信号を識別するために、PN符号が用いられ る。そのようなPN系列はときとして”拡散”符号と呼ばれる。 各PN系列は、拡散されるベースバンド通信信号よりもはるかに高い周波数で のあらかじめ選択されたPN符号周期に渡って発生する一連の”チップ”からな る。衛星システムに対する一般的なチップレートは約1.2288MHzであり 、PN符号系列長は1024チップである。しかしながら、本発明は当業者にと って明らかであることだが、他のチップレート及び符号長でも有用である。例え ばいくつかの地上セルラーシステムは215=32678チップを有する拡散符号 を使用する。各通信システム設計は当分野においてよく知られた要因に従って通 信システム内における拡散符号の型及び分布を特定している。これらの系列に対 する一般的な発生回路は米国特許第5228054号(発明の名称:高速なオフ セット調整を有する2長(two length)擬似ノイズ系列発生器、1993年7 月13日発行)に開示されている。この米国特許は本発明の譲り受け人に譲渡さ れており、本発明でも参照文献として用いられている。 単一のPN符号系列あるいは一対の系列は概して通信システムにおける拡散機 能のために用いられる。異なるビームに対する信号は概して、近傍に対する各ビ ームのための基本的なPN符号系列の時間オフセットを異ならせることによって 区別される。すなわち、所定のビームのサービスエリア内で動作するサブスクラ イバユニットは単一のPN拡散符号時間オフセットを共有し、他のビームは同じ PN符号の異なるオフセットを使用する。所定の周波数に関して用いられるサブ スクライバに対する各ゲートウェイによって確立される基本的な信号タイミング は同一である。一方、ビームは各ビームに対して異なるPN符号系列を提供する ことによって区別することができる。 システムサブスクライバに送信されるべき情報信号は概して、基本的なデジタ ル通信信号を生成するために、必要に応じてデジタル化され、符号化され、イン タリーブされる。特定のサブスクライバに宛てられた信号はそのサブスクライバ のフォワードリンクに割り当てられた付加的な別個の直交拡散関数によって変調 される。すなわち、セルあるいはビーム内で異なるサブスクライバ信号を区別す るために独自の直交符号系列が使用される。そのような直交系列はときとしてチ ャネライジング符号と呼ばれ、概して上記した最終的なPN拡散符号に先立って 印加される。所定のキャリア周波数のフォワードリンクに関するこのような符号 化はトラフィック信号と呼ばれるサブスクライバ信号を生成する。 結果的に得られるPN拡散及び直交符号化された出力信号は次に概して帯域ろ 過されてRFキャリア上で変調される。これは、加算により単一の通信信号にな る直交対の正弦波を2相位相変調することによって概して達成される。結果的に 得られる信号はさらに増幅されてろ過され、その後、他のフォワードリンク信号 と加算されてゲートウェイに向けてアンテナによって放射される。ろ過、増幅、 及び変調動作は当分野においてよく知られている。この主の送信装置の動作に関 するさらなる説明は米国特許第5103459号(1992年4月7日発行、発 明の名称:CDMAセルラ電話における信号波形を生成するシステム及び方法) に記載されている。この米国特許は本発明の譲り受け人に譲渡されており、この 明細書に参考文献として記載されている。 1つのタイプの直交チャネライジング符号は、本発明の好ましい実施形態にお いて用いられているウォルシュ符号である。ウォルシュ符号の変形例は米国特許 第5103459号(発明の名称:CDMAセルラ電話における信号波形を生成 するシステム及び方法)に記載されている。この米国特許は本発明の譲り受け人 に譲渡されており、この明細書に参考文献として記載されている。 上記したように、現在のCDMAスペクトル拡散型ワイヤレスあるいはセルラ 電話システムにおける各ゲートウェイはパイロットキャリア信号(以下パイロッ ト信号と呼ぶ)を送信する。パイロット信号は初期のシステム同期を得るために サブスクライバユニットによって用いられる。パイロット信号はデータ変調を含 まず、実質的に通信システムにおいて用いられるPN拡散関数あるいは符号を表 す。概して、各ゲートウェイは使用される各周波数に対して1つのパイロット信 号を送信する。各パイロット信号は特定の周波数でそのゲートウェイからトラフ ィック信号を受信する全てのサブスクライバによって共有される。 衛星通信システムにおける主要な拘束の1つは、信号送信のために衛星で利用 可能なパワーの量が制限されていることである。このため、各トラフィック信号 の信号強度は受信可能なトラフィック信号の品質を維持しながら消費される衛星 パワーが最小になるように個々に制御される。しかしながら、パイロット信号な どの共有資源信号の信号強度を制御しているときには、その資源を共有している ずべてのユーザを合わせて考慮する必要がある。 衛星リピータシステムでは、パイロット信号は各衛星ビーム周波数内で送信さ れ、通信リンクのために使用される衛星あるいは衛星ビームに従ってゲートウェ イから発生する。しかしながら、パイロット信号はまた、当業者にとって明らか なように、種々の衛星、ゲートウェイ、あるいは基地局を用いて、ビーム及びサ ブビームの種々の組み合せに渡る共有資源として送信される。本発明の教義は通 信システムにおける特定のパイロット送信方法に限定されず、また、使用される 共有資源の型によっても限定されない。 概して通信システム内の各パイロット信号は異なる符号タイミングオフセット を有する同一のPN符号を用いて生成される。一方、各パイロット信号は異なる PN符号を用いて生成される。このことは、簡略化されたアクイジション及びト ラッキングを提供しながら、互いに容易に区別できる信号を提供する。ゲートウ ェイ識別、システムタイミング、サブスクライバページング情報、種々の他の制 御信号などのスペクトル拡散変調情報を送信するために、他の信号が用いられる 。 衛星通信システムにおいて、信号送信に利用可能なパワーの量は衛星のパワー 生成能力によって制限される。このパワーの使用を最適化するためには、パワー をトラフィック信号とパイロット信号との間で慎重に割り当てることが必要であ る。より少ないパワーがパイロット信号に対して割り当てられた場合、サブスク ライバユニットはレシーバをゲートウェイに同期させるために十分なエネルギを 蓄積することができない。一方、より多くのパイロット信号のパワーが送信され た割り当てられた場合は、トラフィック信号に利用可能なパワーの量、すなわち 、サポート可能なサブスクライバの数は減少してしまう。したがって、衛星に関 するサブスクライバを最大にするために、送信されるパイロット信号パワーの量 は正確に制御されなければならない。 この問題を解決するための1つの方法は、開ループパイロット信号のパワー制 御である。この方法においては、ゲートウェイは、フォワードリンク、すなわち 、ゲートウェイ内の変調器から衛星トランスポンダを通ってサブスクライバユニ ットまでにおけるパスゲインの開ループ推定を行なう。ゲートウェイは、当該ゲ ートウェイによって送信されたパイロット信号パワーを制御して、衛星トランス ポンダによって送信されるパイロット信号パワーを制御するためにこの推定を使 用する。この方法を用いた場合の重大な不具合は、この開ループ推定は衛星トラ ンスポンダ電子的ゲインにおける不確実さを含むパスゲインの不確実さ、衛星ト ランスポンダの高パワー増幅器のゲイン圧縮、アンテナゲイン、降雨減衰などの 大気的影響によるパス損失の不確実さによる誤差を含むことである。 パイロット信号パワー制御に対する第2の方法は、部分的には閉ループパイロ ット信号のパワー制御である。この方法では、測定装置、例えばキャリブレイテ ッドサブスクライバユニットは共にゲートウェイに配置されている。キャリブレ イテッドサブスクライバユニットは受信したパイロット信号の強度を測定してゲ ートウェイ制御プロセッサに送信する。ゲートウェイはゲートウェイによって送 信されたパイロット信号のパワーを制御する、すなわち、衛星トランスポンダに よって送信されたパイロット信号パワーを制御するためにこの推定を使用する。 しかしながら、以下の少なくとも2つの理由によりこれらの測定値は信頼性がな い。第1は、ゲートウェイを照射するビームが失敗したとき、ゲートウェイはル ープを閉じることができない。第2に、ゲートウェイを照射する単一のビームに 対する測定は、ビーム間、あるいはローカルのサブスクライバ環境及びパワー損 失により、他のビームにおけるパイロット信号のレベルを正確に反映していない 。例えば、電子的ゲインはビームが異なるごとに異なる。あるいはゲートウェイ を照射するビームは大気的影響を受けて実質的な測定誤差を生じてしまう。すな わち、ゲートウェイにおいて測定された単一の測定値は他の位置での干渉のレベ ルの良い予測器とはなり得ない。閉ループパイロット信号トラッキングで使用さ れるべき信頼性のある測定を行なうために、パイロット信号の強さ測定は衛星包 囲領域全体に渡って分配しなければならない。 本発明の好ましい実施形態において、各サブスクライバユニットは受信したパ イロット信号、あるいは他の共有資源信号に対する信号強度を測定して、この情 報をゲートウェイに戻す。本発明の好ましい実施形態において、受信共有資源信 号の強度はその信号対ノイズ比を決定することによって測定される。サブスクラ イバユニットはシステムの制御されないユーザでもあるし、戦略的に配置された キャリブレイテッドユニットあるいはパイロット信号の強度(又は品質)測定を 専門に行なう電話である。ゲートウェイ制御プロセッサはこれらの測定値を用い て送信のためのパイロット信号パワーの最適なレベルを決定する。 図1は一般的な衛星通信システム100を示す。衛星通信システム100はゲ ートウェイ102、衛星トランスポンダ103、サブスクライバユニット106 を具備する。サブスクライバユニット106は、概して永久的な構造に取り付け られる固定サブスクライバユニット106A、概して移動体に取り付けられる移 動サブスクライバユニット106B、概して手に持って操作される携帯サブスク ライバユニット106Cの3種類である。ゲートウェイ102は衛星トランスポ ンダ103を介してサブスクライバユニット106と通信する。 サブスクライバユニット106で用いるための一般的なトランシーバ200を 図2に示す。トランシーバ200は通信信号を受信するための少なくとも1つの アンテナ210を用いる。前記通信信号はアナログレシーバに送信されてダウン コンバートされ、増幅され、デジタル化される。デュプレクサ要素212は概し てアンテナが送信と受信機能を持つことを可能にするものである。しかしながら 、いつかのシステムは異なる周波数で動作するために個別のアンテナを用いる。 アナログレシーバ213により出力されるデジタル通信信号は少なくとも1つの デジタルデータレシーバ216Aと少なくとも1つのサーチャレシーバに送信さ れる。また、当業者にとって明らかなように、ユニットの複雑さの許容レベルに 応じて、信号ダイバーシチの所望のレベルを得るために付加的デジタルデータレ シーバ216B〜216Nが使用される。 少なくとも1つの制御プロセッサ220はサーチャレシーバ218とともに、 デジタルデータレシーバ216A−216Nに結合される。制御プロセッサ22 0は他の機能とともに、基本的信号処理、タイミング、パワー及びハンドオフ制 御または調整を提供する。制御プロセッサ220によってしばしば実行される他 の基本的な制御機能は通信信号の波形を処理するのに用いられるPN符号系列ま たは直交関数の選択または操作である。制御プロセッサ220の信号処理は相対 的信号強度の決定及び種々の関連する信号パラメータの算出を含む。いくつかの 実施形態においては、信号強度の算出は、測定の効率または速度を増大させるた め、あるいは制御処理資源の割り当てを改善するために、受信パワー要素221 などの付加的または個別回路の使用を含む。 デジタルデータレシーバ216A−216Nに対する出力はサブスクライバユ ニット内のデジタルベースバンド回路222に結合されている。ユーザデジタル ベースバンド回路222はサブスクライバユニットユーザに対する情報の交換を 行なうのに用いられる処理及びプレゼンテーション要素を具備する。すなわち、 推移的あるいは長期的デジタルメモリなどの信号又はデータ記憶要素、表示スク リーン、スピーカ、キーパッド、端末、ハンドセットなどの入出力装置、A/D 要素、ボコーダ及び他の音声及びアナログ信号処理要素、などはすべて、当技術 分野においてよく知られた要素を用いるサブスクライバベースバンド回路の一部 を構成する。ダイバーシチ信号処理が用いられるときは、ユーザデジタルベース バンド222はダイバーシチ結合器及びデコーダを具備する。これらの要素のい くつかは制御プロセッサ220の制御下で、あるいは制御プロセッサ220と協 同して動作する。 音声又は他のデータが他のメッセージ又はサブスクライバユニットから発生す る通信信号である場合には、ユーザデジタルベースバンド回路222が送信すべ き所望のデータを受信し、記憶し、処理し、準備するのに使用される。ユーザデ ジタルベースバンド回路222はこのデータを制御プロセッサ220の制御の下 で動作する送信変調器226に送信する。送信変調器226の出力はデジタル送 信パワーコントローラ118に送信される。このデジタル送信パワーコントロー ラ118はアンテナ210からゲートウェイへの出力信号の最終的送信のために 、アナログ送信パワー増幅器230に出力パワー制御を提供する。受信通信信号 または、1つ以上の共有資源信号に対する測定信号強度に関する情報は当分野に おいてよく知られた種々の技術を用いてゲートウェイに送信される。例えば、情 報は、データ信号として送信されるか、あるいは、ユーザデジタルベースバンド 回路222によって用意された他のメッセージに添付される。一方、情報は制御 プロセッサ220の制御の基に送信変調器226あるいは送信パワーコントロー ラ228によってあらかじめ定められた制御ビットとして挿入される。 アナログレシーバ213は受信信号のパワーまたはエネルギを示す出力を提供 する。一方、受信パワー221はアナログレシーバ213の出力をサンプリング し、当分野でよく知られた処理を実行することによってこの値を決定できる。こ の情報は、サブスクライバユニット送信信号を調整するために、送信パワー増幅 器230または送信パワーコントローラ228によって直接使用される。この情 報は又、制御プロセッサ220によっても用いられる。 デジタルレシーバ216A−N及びサーチャレシーバ218は特定の信号を復 調して迫跡するために信号相関要素とともに構成される。サーチャレシーバ21 8はパイロット信号を探索するために用いられ、デジタルレシーバ216A−N は検出されたパイロット信号に関連する他の信号(トラフィック)を復調するの に用いられる。したがって、これらのユニットの出力はパイロット信号または他 の共有資源信号におけるエネルギを決定すべく監視される。これは受信パワー要 素221又は制御プロセッサ220を用いて達成される。 ゲートウェイ102において用いられる一般的な送信及び受信装置300を図 3に示す。図3に示すゲートウェイ102の一部は、当分野で良く知られた種々 の方法を用いてダウンコンバートされ、増幅され、デジタル化される通信信号を 受信するためにアンテナ310に結合された1つ以上のアナログレシーバ314 を有している。いくつかの通信システムにおいては多重アンテナ310が使用さ れる。アナログレシーバ314によって出力されるデジタル化信号は概して32 4の点線で示された少なくとも1つのデジタルレシーバモジュールに入力として 供給される。 各デジタルレシーバモジュール324は、ある種の変形が当分野において知ら れているが、1つのサブスクライバユニット106とゲートウェイ102との間 の通信を監視するのに用いられる信号処理要素に対応する。1つのアナログレシ ーバ314は多くのデジタルレシーバモジュール324のための入力を提供し、 多数のそのようなモジュールはすべての衛星ビームと適当な時に処理される考え 得るダイバーシチモード信号を供給するためにゲートウェイ102において概し て使用される。各デジタルレシーバモジュール323は1つ以上のデジタルデー タレシーバ316とサーチャレシーバ318を有する。サーチャレシーバ318 は概してパイロット信号以外の信号の適当なダイバーシチモードを探索する。通 信システムにおいて実行されるとき、多重デジタルデータレシーバ316A−3 16Nはダイバーシチ信号受信のために使用される。 デジタルデータレシーバ316の出力は当分野においてよく知られているがこ こでは示されていない装置からなる次のベースバンド処理要素322に供給され る。一般的なベースバンド装置は各サブスクライバに対してマルチパス信号を1 つの出力に結合するためにダイバーシチ結合器及びデコーダを含む。一般的なベ ースバンド装置はさらに出力データを例えばデジタルスイッチ又はネットワーク に供給するためのインタフェース回路を含む。ボコーダ、データモデム、デジタ ル交換及び記憶要素などの種々の、しかしながらそれらに限定されない他の知ら れた要素はベースバンド処理要素322の一部を構成する。これらの要素は1つ 以上の送信モジュール334へのデータ信号の送信を制御あるいは行なうべく動 作する。 サブスクライバユニットに送信されるべき信号は各々1つ以上の適当な送信モ ジュール334に結合されている。一般的なゲートウェイは多数のこのような送 信モジュール334を用いて、ある時はいくつかの衛星に対してサービスを提供 する。またある時は、いくつかの衛星及びビームにサービスを提供する。ゲート ウェイによって用いられる送信モジュール334の数は、システムの複雑さ、視 界にある衛星の数、サブスクライバ容量、選択されたダイバーシチの度合いなど を含む、当分野でよく知られた要因によって決定される。 各送信モジュール334は送信のためにデータをスペクトル拡散変調する送信 変調器326を含む。送信変調器326は、出力されるデジタル信号に用いられ る送信パワーを制御するデジタル送信パワーコントローラ328に結合された出 力を有する。デジタル送信パワーコントローラ328は干渉低減及び資源割り当 てのために最小レベルのパワーを印加する。しかしながら、送信パス及び他のパ ス送信特性における減衰を補償する必要があるときには適当なレベルのパワーを 印加する。PN発生器332は信号を拡散するにあたって送信変調器326によ って使用される。この符号生成はゲートウェイ102で用いられる1つ以上の制 御プロセッサ又は記憶要素の機能的部分を構成する。 送信パワーコントローラ328は加算器336に送信されて他の送信パワー制 御回路からの出力と加算される。これらの出力は、同じ周波数でかつ送信パワー コントローラ328の出力と同じビーム内における他のサブスクライバユニット に送信するための信号である。加算器336の出力はデジタル/アナログ変換、 適当なRFキャリア周波数への変換、さらには増幅、サブスクライバ106への 放射のための1つ以上のアンテナ330への出力のためにアナログ送信器338 に供給される。アンテナ310及び330はシステムの複雑さ及び構成によって は同じアンテナとすることができる。 少なくとも1つのゲートウェイ制御プロセッサ320はレシーバモジュール3 24、送信モジュール334、ベースバンド回路322、に結合されている。こ れらのユニットは概して互いに物理的に分離される。制御プロセッサ320は、 信号処理、タイミング信号の生成、パワーコントロール、ハンドオフコントロー ル、ダイバーシチ結合、システム干渉など、しかしながらこれに限定されない機 能を実行するためにコマンド及び制御信号を提供する。さらに、制御プロセッサ 320はPN拡散符号、直交符号系列、サブスクライバ通信に用いられる特定の トランスミッタ及びレシーバを割り当てる。 制御プロセッサ320はパイロット、同期、ページングチャネル信号の発生及 びパワー、及び送信パワーコントローラ328に対する結合を制御する。パイロ ット信号は単にデータによって変調されない信号であり、送信モジュレータ32 6に対して一定値またはトーンタイプの入力を使用して、PN発生器332から 印加されるPN拡散符号のみを効果的に送信する。 制御プロセッサ320は送信モジュール324または受信モジュール334な どのモジュールの要素に直接結合されるが、各モジュールは概して、当該モジュ ールの要素を制御する送信プロセッサ330または受信プロセッサ321などの 、モジュール特定プロセッサを含む。すなわち、好ましい実施形態においては、 制御プロセッサ321は図3に示すように、送信プロセッサ330及び受信プロ セッサ321に結合されている。このようにして、単一の制御プロセッサ320 は多数のモジュール及び資源の動作をより効率的に制御することができる。 送信プロセッサ330はパイロット、同期、ページング信号、及びトラフィッ クチャネル信号の発生及び信号パワーを制御するとともに、パワーコントローラ 328への個々の結合を制御する。レシーバプロセッサ321は、探索、復調の ためのPN拡散符号、及び受信パワーの管理を制御する。 上記したように、受信パワー要素324はデジタルデータレシーバ316の出 力のエネルギを監視することによって信号のパワーを検出するのに用いられる。 このパワー情報は、パス減衰の大きな変化に対して補償するために出力パワーを 調整すべく送信パワーコントローラ328に供給される。すなわち、これらの要 素はパワー制御フィードバックループを構成する。このパワー情報はまた、要求 があればレシーバプロセッサ321又は制御プロセッサ320にも供給される。 パワー制御機能の一部はまた、受信プロセッサ321内に内蔵される。 本発明の共有資源パワー制御の場合は、ゲートウェイ102は通信信号におけ る、サブスクライバユニット106からの受信信号強度または信号対ノイズ比に 関する情報を受信する。この情報は受信プロセッサ321によってデータレシー バ316の復調された出力から引き出される。一方、この情報は、制御プロセッ サ320又は受信プロセッサ321によって監視され、制御プロセッサ320に 送信される信号における所定の位置で発生するものとして検出される。制御プロ セッサ320は(後述するように)この情報を用いて送信パワーコントローラ3 28を用いる共有資源信号に用いられるパワーの量を制御する。 図4は本発明の好ましい実施形態による衛星通信システム100の動作を示す フローチャートである。本発明の好ましい実施形態を図1及び図4を参照して詳 細に説明する。ゲートウェイ102はステップ402で示すようにパイロット信 号を送信する。衛星トランスポンダ104はパイロット信号を受信してこのパイ ロット信号をステップ404で示すようにサブスクライバユニット106に一斉 に送信する。ステップ406において、サブスクライバユニット106は放送パ イロット信号を受信する。次にステップ408に示すように、各サブスクライバ ユニット106は受信したパイロット信号に対する信号対ノイズ比を計算し、こ の比を衛星トランスポンダ104を介してゲートウェイ102に送信する(ステ ップ410)。 フェージング、妨害あるいは不適当な動作のために、いくつかのサブスクライ バユニット106は(信号対ノイズ比によって示されるように)信号品質が低下 してしまう。このようなサブスクライバユニットは、通信信号の品質の問題を克 服するために、パイロット信号を含むより多くのフォワードリンク信号パワーを 必要としてしまう。残念なことに、そのようなサブスクライバからのより多くの パワーに対する拘束されない入力または要求を許可することはパワー資源の大き な流出を招いてしまう。拘束がない場合、妨害されたあるいは極度に減衰された フォワードリンクパスは、所望の信号品質レベルを得ることなしに通信システム の容量を大きく減少してしまう。すなわち、あるサブスクライバユニットに対し て信号状態は単に信号パワーを増加させるだけでは改善できなくなってしまう。 これらのサブスクライバユニット106に対するパイロット信号の強さを制御 することは有意義なことではないので、ステップ412に示すように、所定のし きい値に満たない場合は信号対ノイズ比は廃棄される。このしきい値は、当業者 にとって明らかなように、システムユーザに対する所定の所望のレベルの品質サ ービスを提供することと、維持すべき最小のシステム容量との間のトレードオフ に基づいて通信システムオペレータによって選択される。許容できる信号品質を 有するサブスクライバユニット106に対して、ゲートウェイ102はステップ S414に示すように、サブスクライバユニットのアンテナを放射するパイロッ ト信号の流束密度を計算する。この計算は、レシーバパフォーマンス、アンテナ パターン、パス損失(距離)などの異なる既知の特性に起因するサブスクライバ ユニットの種類(例えば、固定、移動あるいは携帯)を考慮に入れる。 パイロット信号強さの制御に対する計算を行なうときの不確かさの数を最小に するために、これらの計算は衛星トランスポンダ104へのクリアパスを有する サブスクライバユニットに対して実行される。アンテナを放射する最大の平均パ イロット流束密度を有するサブスクライバユニットは衛星トランスポンダへのク リアパスを有している。したがって、ステップ416において、ゲートウェイ1 02は最大の平均パイロット流束密度によって放射されたサブスクライバユニッ ト106を選択する。当業者にとって明らかなように、流束密度測定の平均化は サブスクライバユニット又はゲートウェイにおいて実行される。さらに、平均化 間隔の長さは設計事項であり、本発明の精神及び範囲から逸脱することなしに変 更される。 最後に、ゲートウェイ102は、ステップ416で選択されたサブスクライバ ユニット106がステップS418に示すように、所定のパイロット信号の流束 密度によって放射されるように、パイロット信号の強さを調整する。パイロット 信号レベルは、衛星を介してのパスの変化を補償するために、又は、ビーム中の 全てのサブスクライバが高品質の信号を有するかあるいは衛星ビームの好ましい 位置(より高いゲイン)にあるときに、衛星パワーを保存するために、ゆっくり (例えば秒の単位で)調整される。パス内の変化は衛星移動による分離距離の変 化、ローカル環境(雨、葉等)のフェージング特性の変化、ローカル地形の変化 、障害物を含む。しかしながら、これらの変化はまた、熱負荷、ドライブ依存ゲ イン、他の既知の要因による衛星の送信特性の変化を含む。この所定のパイロッ ト信号の流束密度は、クリアパスサブスクライバが、高 K Riceanフェ ージング、鏡反射、小さなパス封鎖、および衛星ビームのロールオフ(すなわち 、ビーム端部近くの高減衰率)による信号の通常の変化に対して対処するのに十 分な余裕を有するように設定される。当業者にとって明らかなように、本発明の 方法はビームロールオフ及びサブスクライバの位置が既知の場合はパス損失に対 して補償できるように拡張することが可能である。 本発明は大きな負荷(すなわち、システムが多数のサブスクライバを有してい る)から小さい負荷(すなわち、システムが少数のサブスクライバを有している )までのすべての負荷状態において機能することができる。信号送信に対する衛 星トランスポンダ104に関して利用可能なパワーの量は限られているので、ゲ ートウェイはサブスクライバ容量とサービス品質を均衡させなければならない。 本発明は、システムが利用可能な多数の測定値により大きな負荷を有していると きに、より正確なパイロット信号強度の制御を実現することができる。逆に、本 発明はシステムが利用可能な少数の測定値により負荷が小さいときには正確さは 小さくなる。幸運なことに、システムの負荷が大きいときに正確な制御が最も望 まれ、ゲートウェイが付加的なシステム容量とサービス品質を交換することを可 能にする。これは例えばパイロット信号のパワーを減少させ、かつ、サブスクラ イバ又はトラフィック信号パワーを増大させることによって達成される。逆に、 システムの負荷が小さいときには、ゲートウェイはサービス品質を改善するため にパイロット信号に余裕を付加することができる。さらに本発明の分配パイロッ ト信号測定は、隣接するゲートウェイ又は競合システムによる高干渉の領域を検 出ずることができる。ゲートウェイはこれらの状況におけるサービス品質を維持 するためにパイロット信号パワーを増大することができる。すなわち、本発明は これらの状況においても十分に機能することができる。 本発明のさらなる特徴として、本発明の概念は衛星に関するパイロット信号の パワー消費を統計的に推定するように拡張することができる。例えば、サブスク ライバユニットのパイロット信号の測定は上記したように流束密度に変換するこ とができ、さらに、サブスクライバタイプ、衛星アンテナパターン、サブスクラ イバ位置が既知の場合は、衛星で消費されるパイロット信号パワーの測定に変換 することができる。このとき衛星で計算された最大のRFパイロット信号パワー はそのサブビームに対するパイロット信号のパワー推定である。 パイロット信号のパワー推定は秒の時間スケールで取られたサンプルの現行平 均である。推定の正確さはフォワード衛星対サブスクライバリンクの統計と、サ ブスクライバユニットの動作に依存する。そのような統計はパス損失、品質、障 害物の欠如、レシーバ特性、あるいは一般的に受ける干渉のタイプ、などを意味 している。システム内の適切に制御された固定サブスクライバユニットの存在は 、そのようなサブスクライバユニットは移動あるいは携帯サブスクライバユニッ トのような多くの信号変化を被らないので、推定の不確かさを減少させる。さら に推定の正確さは各サブスクライバユニットによって受信された干渉の知識に 依存する。 本発明のさらなる特徴として、この概念はさらにサブビームによって衛星に関 して消費された全RFパワーを推定することに拡張することができる。このRF パワーはパイロット信号に対するパワー消費推定とサブビームを占有しているす べてのトラフィック信号とを加算することによって推定可能である。トラフィッ ク信号によって消費されたパワーもまた推定可能である。なぜなら、ゲートウェ イ変調器またはパワー制御要素におけるトラフィック信号ゲインに対するパイロ ット信号ゲインの比率は衛星でのトラフィック信号パワーに対するパイロット信 号の比率を決定するからである。 上記のプロセスは、当業者に明らかなように、上で議論したページング信号あ るいは同期信号などの、他の共有資源信号と関連して用いることができる。この 場合、これらの信号の信号対ノイズ比はサブスクライバユニットを受信すること によって測定でき、ゲートウェイへと返信される。低い品質の信号を示すサブス クライバユニットから到来する情報は資源の余分な無駄使いを防止するべく廃棄 される。上記したように、クリアパスのサブスクライバユニットを提供するため に、共有資源信号の流束密度が計算され、信号の強さが調整される。 上記した記載を読むことにより、当業者が他の実施形態を用いて本発明を実現 することが可能である。本発明の種々の実施形態が説明されたが、それらは単な る例であり、本発明は上記の例に限定されない。すなわち、本発明の広さと範囲 は上記の例に限定されるものではなく、以下の請求の範囲及びそれと同等の記載 によってのみ規定される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP ,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU, LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI ,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ, VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.共有資源信号を送信するゲートウェイと、衛星トランスポンダと、少なくと も1つのサブスクライバユニットとを有する衛星通信システムにおいて、前記衛 星トランスポンダによって中継される前記共有資源信号の強度を制御するための システムであり、 前記衛星トランスポンダを介してサブスクライバユニットで前記共有資源信号 を受信するための受信手段と、 各サブスクライバユニットで、前記受信した共有資源信号に対する信号強度を 測定するための測定手段と、 各サブスクライバユニットで、前記信号強度の測定値を前記ゲートウェイに送 信するための送信手段と、 前記信号強度の測定値に基づいて、前記衛星トランスポンダによって送信され る前記共有資源信号のパワーを調整するための調整手段と、 を具備するシステム。 2.前記測定手段は前記受信した共有資源信号に対する信号対ノイズ比を測定す るための手段を含む請求の範囲第1項に記載のシステム。 3.前記調整手段は、 所定のしきい値よりも小さい値をもつ前記信号対ノイズ比の測定値を廃棄する ための廃棄手段と、 各サブスクライバユニットに対して、前記信号対ノイズ比に基づいて、前記共 有資源信号の流束密度に対する平均値を算出するための算出手段と、 最大の平均値に関連するサブスクライバユニットを選択するための選択手段と 所定の共有資源信号の流束密度で前記選択されたサブスクライバユニットのア ンテナを照射するために、前記衛星トランスポンダによって中継された前記共有 資源信号のパワーを調整する手段と、 を含む請求の範囲第2項に記載のシステム。 4.共有資源信号を送信するゲートウェイと、前記共有資源信号を中継する衛星 トランスポンダとを有する衛星通信システムにおいて、 前記衛星トランスポンダを介して前記共有資源信号を受信するための受信手段 と、 前記受信した共有資源信号に対する信号の強度を測定するための測定手段と、 前記共有資源信号の強度を制御ずるために、前記信号強度の測定値を前記ゲー トウェイに送信するための送信手段と、 を具備するサブスクライバユニット。 5.前記測定手段は、前記受信した共有資源信号に対する信号対ノイズ比を測定 するための手段を含む請求の範囲第4項に記載のサブスクライバユニット。 6.共有資源信号を送信するゲートウェイと、この共有資源信号を中継するため の衛星トランスポンダと、少なくとも1つのサブスクライバユニットとを有する 衛星通信システムにおいて、 前記衛星トランスポンダによって中継される前記共有資源信号の強度を制御す る方法であって、 (a)各サブスクライバユニットで、前記衛星トランスポンダを介して前記共 有資源信号を受信する工程と、 (b)前記受信した共有資源信号に対する信号強度を測定する工程と、 (c)前記信号強度の測定値を前記ゲートウェイに送信する工程と、 (d)前記信号強度の測定値に基づいて、前記衛星トランスポンダによって中 継された前記共有資源信号のパワーを調整する工程と、 を具備する方法。 7.前記工程(b)は、 (i)前記受信した共有資源信号に対する信号対ノイズ比を測定する工程を含 む請求の範囲第6項に記載の方法。 8.前記工程(d)は、 (i)所定のしきい値よりも小さい値をもつ前記信号対ノイズ比の測定値を廃 棄する工程と、 (ii)各サブスクライバユニットに対して、前記信号対ノイズ比に基づいて 、前記共有資源信号の流束密度に対する平均値を算出する工程と、 (iii)前記最大の平均値に関連する前記サブスクライバユニットを選択す る工程と、 (iv)所定の共有資源信号の流束密度で、前記選択されたサブスクライバユ ニットのアンテナを照射するために、前記衛星トランスポンダによって送信され た前記共有資源信号のパワーを調整する工程と、 を含む請求の範囲第7項に記載の方法。
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