【発明の詳細な説明】
熱収縮性物品
本発明は、直径２５ｍｍまでの物体のまわりに巻き付けるための熱収縮性物品
に関し、該物品は、例えば自動車配線ハーネスにおいて、環境的汚染からワイヤ
スプライスを保護するのに特に有用である。
プラスチック材料からなる熱収縮性チューブは、多年にわたってそのような目
的のために使用されているが、該チューブは、ワイヤの自由末端から滑らせなけ
ればならず、これは実際には常には好都合ではないという欠点を有する。熱収縮
性プラスチックシートをワイヤスプライスのような小直径物体のまわりに巻き付
けるという試みは、包囲すべき物体のまわりにシートの末端を固定するという困
難性のために過去において工業的に許容されていなかった。大きなケーブルラッ
プアラウンドエンクロージャーによく知られている種類のクランプ器具は小規模
のワイヤスプライスについて使用できず、接着剤によってシートを固定するとい
う試みは、シートが熱収縮時に物体のまわりから非巻き付け状態になろうとする
傾向のために失敗する傾向にある。
本発明は、これら問題を軽減する巧妙でかなり安価な手段を提供することにあ
る。
本発明は、直径が２５ｍｍまでの物体のまわりに巻き付けるための熱収縮性物
品であって、
熱収縮性物品が、
（ｉ）巻き付け方向に延在する熱収縮性繊維を有する布、
（ii）使用時に該物体から外側に面するように布の１つの主表面に積層された
架橋プラスチック材料の可撓性層、および
（iii）使用時に該物体に向かって内側に面するように布の他の主表面に担持
された熱活性化接着剤
を有してなり、物品が、使用時に布の熱回復が、該物体のまわりでおよび該接着
剤を担持する表面に向かって物品をカールさせ、ならびに該接着剤を活性化させ
るようになっている熱収縮性物品を提供する。
可撓性層（ii）および接着剤（iii）は、布に直接に、または布に直接に接触
する他の介在層の上に担持（好ましくは付着）されてよい。
架橋プラスチック材料との２成分ラミネートの内層（使用時）として熱収縮性
布を配置することによって、本発明は、巻き付け作用を強化し、熱収縮時に非巻
き付け状態に向かう傾向に対抗する様相で、収縮時に物品をカールさせるように
巻き付け方向に熱収縮性繊維が収縮することによって、ラミネート中に発生する
非対称的収縮力を有するという利点を有する。驚くべきことに、重なりが収縮時
に初期の重なり幅の５０％までですべる場合にさえ、許容できない開放なく、本
発明の物品は、感圧接着剤を使用した重なりジョイントによって物体のまわりへ
の初期固定の後に回復を残存させることを見いだした。
布は実質的に巻き付け方向にのみ延在する熱収縮性繊維を有することが好まし
い。物品の熱収縮比（即ち、熱収縮前の巻き付け方向における長さと、熱収縮を
完了した後の巻き付け方向の長さの比）が、１．１０：１〜５：１、より好まし
くは１．３：１〜３：１、特に１．５：１〜２：１であることが好ましい。物品
は、ストリップまたはロールの形態で供給されてよく、巻き付け方向に長さ１〜
１０００ｍのものであってよい。そのようなロールまたはストリップは、製造ラ
イン上の比較的小さい物品、例えば配線スプライスを包囲するための自動装着装
置または他の好適な装置に供給されるのが好都合である。あるいは、本発明の物
品は、物品の熱収縮前に使用時に該物体のまわりに巻き付けられる物品を固定で
きる末端領域の少なくとも１つの上に感圧接着剤を担持するプレカットのストリ
ップまたはシートの形態で供給されてよい。
熱収縮性繊維を有する布の種々の形態が、最終使用条件に合致するように選択
でき、本発明の１つの好ましい形態の熱収縮性繊維は高密度ポリエチレン、好ま
しくは照射（特に放射線照射）によって架橋された高密度ポリエチレンから形成
されてよい。布に積層されるプラスチック材料（熱可塑性材料）の層に適した材
料は試行錯誤によって選択でき、好ましい材料は低密度ポリエチレン、好ましく
は布に積層した後に照射によって架橋されている低密度ポリエチレンである。布
は、プラスチック層に積層する前に照射されてよく、積層の後および接着剤で被
覆する前にプラスチックラミネートとともに照射されることが好ましい。
いずれかの熱活性化接着剤を、積層プラスチック材料から離れて面する布の表
面に担持させてよい。好ましい接着剤は、ホットメルト接着剤または熱硬化性接
着剤であり、接着剤は、物品の最終用途に合致するように選択される。物品の材
料、寸法および構造は、最終用途に合致するように選択される。例えば、自動車
配線スプライスのためには、ホットエアーまたは赤外線加熱の適用によって、物
品の外表面で好ましくは２５０〜２７０℃の温度で、３０秒未満、好ましくは２
０秒未満、より好ましくは１０〜１５秒で物品を収縮性にするように選択されて
よい。本発明に好適である接着剤の例は、ＷＯ−Ａ−８７０７７５５、ＧＢ−Ａ
−２１０４８００、ＥＰ−Ａ−０１５７４７８および国際出願ＰＣＴ／ＧＢ９５
／００７３１に記載されている。
好ましくは、製織すること、プラスチック材料ラミネートを適用することおよ
び接着剤を適用することによる布の形成方法は、当業者によく知られている。
布物品は、ＧＢ−Ａ−２１３４３３４に一般的に記載されているが、そこに記
載されている第２プラスチックラミネートおよび金属化マイラー（Ｍylar）ラミ
ネートを省略することが好ましく、熱収縮性繊維および他の繊維からできていて
よい。例えば、布は、直径０．２〜０．３ｍｍの架橋高密度ポリエチレンの収縮
性縦糸繊維を１センチメートル当たり３５．４末端（９０末端／インチ）で、お
よびガラス３ｘ６８ｇ／ｋｍまたは０．１ｍｍのＰＥＴモノフィラメント（２／
ピック）の横糸繊維を１センチメートル当たり３．９ピック（１０ピック／イン
チ）で有する平織物（１オーバーおよび１アンダー）を使用できる。横糸繊維ど
うしは、縦糸繊維の収縮を許容できない程度に妨害しないように離れている。
別の布設計を以下の表に示す。
好ましくは、布物品は、布物品を実質的に非多孔質にする付着性ポリマー材料
、好ましくは付着性ポリマーフイルムラミネート（好ましくはポリエチレンフイ
ルム）を有してよい。例えば、約０．２ｍｍの厚さの低密度ポリエチレンフイル
ムを織り布の１つの面に既知の積層法によって積層してよい。積層の後、フイル
ムおよび布を、温度性能および積層物品の一体結合を向上させるために、（既知
の）通常の手段で、少なくとも１０メガラド、好ましくは少なくとも１２メガラ
ド、特に少なくとも１４メガラドの線量で照射（特に放射線照射）することが好
ましい。好適な照射方法および装置、例えば電子ビームはよく知られている。２
０メガラドを越える線量を使用することは好ましくなく、１５メガラドを越える
線量によってほとんど付加した利点が得られない。布物品は、ＥＰ−Ａ−０３２
４６
３０に記載されている方法を包含する方法によって、物品を「平面緊密」にする
のに通常知られている、布シートの平面におけ液体の透過に対して抵抗性にされ
てよい。
本発明は、上記で記載した物品、および物品の熱収縮の前に使用時に物体のま
わりに巻き付けられる物品を固定するための感圧接着剤を有してなる部品キット
をも提供する。
本発明は、本発明の物品を物体のまわりに巻き付け、物品を熱収縮させること
を特徴とする物体を包囲する方法をも提供する。そのような方法は、物品を熱収
縮させる前に、好ましくは感圧接着剤によって、物体のまわりに巻き付けられた
物品を固定する工程を有することが好ましい。前記のように、本発明は、包囲物
体が電気ワイヤスプライス、特に自動車配線スプライスである場合に、特に適用
できる。包囲される物体の平均直径が、２０ｍｍ未満、より好ましくは５〜１５
ｍｍであることが好ましい。
低い装着温度範囲を有する物品を、現在のところ好ましい高密度ポリエチレン
熱収縮性繊維に代えて、線状低密度ポリエチレン繊維を使用することによって製
造してよい。高温規格は、例えばＧＢ−Ａ−２１３３７４０に記載されているよ
うな当業者が容易に選択することができる高温接着剤およびラミネート材料、な
らびにガラス繊維と組み合わせてよい、回復性繊維としてＰＶＤＦのようなフル
オロポリマーを使用することによって達成することができる。
添付図面を参照して本発明の態様を説明する。
図１は、本発明の物品の構造の概略図である。
図２は、物品の熱収縮性繊維が巻き付け方向にある状態で、配線スプライスの
まわりに巻き付けた本発明の物品を示す図である。
図３Ａ〜３Ｄは、可撓性ラミネート（ii）を有する布（ｉ）の形成を示す図で
ある。
図４Ａおよび図４Ｂは、積層布にホットメルトおよび感圧接着剤を適用する概
略図である。
図５Ａ〜図５Ｅは、接着剤適用、およびワイヤジョイントのまわりへの接着剤
担持熱収縮性物品の巻き付けを詳細に示す図である。
図６は、ワイヤジョイントのまわりでの物品の熱収縮の概略図である。
図１に分解して示されているように、本発明の物品は、巻き付け方向に位置す
る熱収縮性繊維１２を有する布１０、布の一主表面に積層された低密度ポリエチ
レンフイルム層１４、他の主表面上のポリアミドホットメルト接着剤被覆１６か
らなる。図２において物品２０は、重なりジョイント中の感圧接着剤２０によっ
てワイヤ２５のスプライス（見えず。）のまわりに巻き付け形状で固定されてい
る。物品の熱収縮時に、ホットメルト接着剤４０が流動し、冷却時に、固化して
、包囲されたワイヤスプライスを汚染および／または短絡に対して封止する。
図３Ａは、熱収縮性の０．２５ｍｍ直径の高密度ポリエチレン縦糸モノフィラ
メント３０および０．１ｍｍ直径のポリエチレンテレフタレート横糸モノフィラ
メント３２からできている平織布を示す。この布３４においては、図３Ｂに概略
的に示されているように、０．２５ｍｍ厚さの低密度ポリエチレン押出層で１つ
の面が被覆されており、図３Ｃにおいて概略的に示すように、積層物品３５が既
知の手順で電子ビーム３６からの１４メガラドの電離線に曝露されている。次い
で、図３Ｄに示されているように、照射布ラミネート３８を、幅５０ｍｍおよび
長さ１００ｍであるかまたは最終使用条件に合致する他の寸法であるロール３９
に長手方向に切断する。
図４Ａは、図３Ｄにおいて製造されたのと同様のロール４２から供給される布
ラミネートに、既知のポリアミドホットメルト接着剤ストリップ４０および既知
の両面感圧接着剤（ＰＳＡ）テープのストリップ４１を適用することを示してい
る。いずれかの好都合な設計の適用装置が、ＬＤＰＥラミネートから離れた布の
面にホットメルト接着剤およびＰＳＡを付着させるのに充分な熱および圧力を適
用する。得られた構造が図４Ｂにより詳細に示されており、ここにおいて、布４
５は、１つの主表面においてＬＤＰＥラミネート４６を有しており、他の主表面
のほとんどにおいてホットメルト接着剤４７を有しており、縁ストリップは、Ｐ
ＳＡ４８を担持し、ホットメルトを有していない。この熱回復性接着剤被覆物品
の全体の厚さは約０．７ｍｍである。
図５Ａは、ホットメルト接着剤５０、および布／ＬＤＰＥラミネート５２の布
面に適用された感圧接着剤５１を示しており、ホットメルト接着剤５０は、ＰＳ
Ａ５１が適用される布の末端ストリップに隣接して終端している。図５Ｂは、配
線スプライスが上に配置された接着剤担持ラミネート５３を示し、その後、図５
Ｃに示すようにラミネート５３が適当な長さに切断され、図５Ｄにおけるガイド
５５によって示される適当な巻き付け手段にスプライスとともに供給され、ガイ
ド５５は、図５Ｅに示されているように、ＰＳＡ５１との重なり結合によってス
プライス５４のまわりでラミネートを固定する。これら手順は、自動車配線製造
における効率的な使用のため技術者によって容易に自動化できる。図６は配線ス
プライス６０を概略的に示し、熱収縮性接着剤担持布ラミネート６１が、配線ス
プライスのまわりに巻き付けられ固定されており、該ラミネート６１が、配線ス
プライス６０のまわりで巻き付け物品６１を収縮させる既知のベルトヒーターに
供給され、仕上がりの保護された配線アッセンブリ６３を製造する。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION Heat Shrinkable Article The present invention relates to a heat shrinkable article for winding around objects up to 25 mm in diameter, which protects wire splices from environmental contamination, for example in automotive wiring harnesses. Particularly useful for Although heat-shrinkable tubing made of plastic material has been used for such purposes for many years, the tubing must be slid from the free end of the wire, which in practice is not always convenient. There is a disadvantage that there is no. Attempts to wrap a heat shrinkable plastic sheet around a small diameter object such as a wire splice have not been industrially acceptable in the past due to the difficulty of securing the end of the sheet around the object to be enclosed Was. Clamping devices of the type well known for large cable wrap-around enclosures cannot be used for small wire splices, and attempts to secure the sheet with an adhesive will cause the sheet to become unwrapped around the object during heat shrinkage. They tend to fail because of their tendency to be. The present invention seeks to provide a clever and fairly inexpensive means to mitigate these problems. The present invention is a heat-shrinkable article for winding around an object up to 25 mm in diameter, wherein the heat-shrinkable article comprises: (i) a cloth having heat-shrinkable fibers extending in a winding direction; A flexible layer of crosslinked plastic material laminated to one major surface of the fabric so as to face outwardly from the object during use; and (iii) other layers of the fabric facing inwardly toward the object during use. The article comprises a heat-activated adhesive carried on a major surface of the article, wherein in use the heat recovery of the fabric causes the article to curl around the object and toward the surface carrying the adhesive; And a heat-shrinkable article adapted to activate the adhesive. The flexible layer (ii) and the adhesive (iii) may be carried (preferably deposited) directly on the fabric or on other intervening layers that are in direct contact with the fabric. By arranging the heat-shrinkable fabric as the inner layer (when in use) of the two-component laminate with the cross-linked plastic material, the present invention enhances the wrapping action and counteracts the tendency to unwrap during heat-shrinking, The shrinkage of the heat-shrinkable fibers in the winding direction to curl the article upon shrinkage has the advantage of having an asymmetric shrinkage force that occurs during lamination. Surprisingly, even when the overlap slips up to 50% of the initial overlap width upon shrinkage, without unacceptable opening, the article of the present invention allows the initial joint around the object by the overlap joint using a pressure sensitive adhesive. It has been found that recovery remains after fixation. Preferably, the fabric has heat-shrinkable fibers extending substantially only in the winding direction. The article has a heat shrinkage ratio (i.e., a ratio of the length in the winding direction before the heat shrinkage to the length in the winding direction after the completion of the heat shrinkage) of 1.10: 1 to 5: 1, more preferably 1.10: 1. The ratio is preferably from 3: 1 to 3: 1, particularly preferably from 1.5: 1 to 2: 1. Articles may be supplied in the form of strips or rolls and may be 1 to 1000 m long in the winding direction. Such rolls or strips are conveniently supplied to a relatively small article on the production line, such as an automatic loading device or other suitable device for surrounding a wiring splice. Alternatively, the article of the present invention is in the form of a precut strip or sheet carrying a pressure sensitive adhesive on at least one of the distal regions that can secure the article wrapped around the object during use prior to heat shrinking of the article. May be supplied. Various forms of the fabric with the heat-shrinkable fibers can be selected to meet the end use conditions, and one preferred form of the heat-shrinkable fibers of the present invention is high density polyethylene, preferably by irradiation (particularly radiation). It may be formed from crosslinked high density polyethylene. Suitable materials for the layer of plastic material (thermoplastic material) to be laminated to the fabric can be selected by trial and error, the preferred material being low density polyethylene, preferably low density polyethylene which has been laminated to the fabric and then crosslinked by irradiation. . The fabric may be irradiated before lamination to the plastic layer, and is preferably irradiated with the plastic laminate after lamination and before coating with an adhesive. Any heat activated adhesive may be carried on the surface of the fabric facing away from the laminated plastic material. Preferred adhesives are hot melt adhesives or thermoset adhesives, the adhesive being selected to match the end use of the article. The material, dimensions and structure of the article are selected to match the end use. For example, for automotive wiring splices, by the application of hot air or infrared heating, at the outer surface of the article, preferably at a temperature of 250-270 ° C, for less than 30 seconds, preferably for less than 20 seconds, more preferably for 10 to 10 seconds. It may be selected to make the article shrinkable in 15 seconds. Examples of adhesives suitable for the present invention are described in WO-A-8707755, GB-A-2104800, EP-A-0157478 and international application PCT / GB95 / 00731. Preferably, methods of forming a fabric by weaving, applying a plastics material laminate and applying an adhesive are well known to those skilled in the art. Although the fabric article is generally described in GB-A-2134334, it is preferred to omit the second plastic laminate and metallized Mylar laminate described therein, including heat-shrinkable fibers and other Fiber. For example, the cloth may comprise 0.2-0.3 mm diameter crosslinked high density polyethylene shrinkable warp fibers at 35.4 ends per centimeter (90 ends / inch) and glass 3 × 68 g / km or 0.1 mm. Plain fabrics (1 over and 1 under) with PET monofilament (2 / pic) weft fibers at 3.9 picks per centimeter (10 picks / inch) can be used. The weft fibers are separated so that they do not unacceptably interfere with the shrinkage of the warp fibers. Alternative fabric designs are shown in the table below. Preferably, the fabric article may have an adhesive polymer material, preferably an adhesive polymer film laminate (preferably polyethylene film), which renders the fabric article substantially non-porous. For example, a low density polyethylene film having a thickness of about 0.2 mm may be laminated to one side of the woven fabric by a known lamination method. After lamination, the film and fabric are irradiated with conventional (known) means at a dose of at least 10 Mrad, preferably at least 12 Mrad, especially at least 14 Mrad, in order to improve the thermal performance and the integral bonding of the laminated article. (Particularly radiation irradiation). Suitable irradiation methods and devices, such as electron beams, are well known. It is undesirable to use doses above 20 megarads, and doses above 15 megarads provide little additional benefit. Cloth articles are prepared by a method which includes the method described in EP-A-032 4630, which is generally known for making articles "planar tight" against the permeation of liquid in the plane of a cloth sheet. And may be made resistant. The present invention also provides a component kit comprising an article as described above, and a pressure sensitive adhesive for securing the article to be wrapped around the object in use prior to heat shrinkage of the article. The present invention also provides a method of surrounding an object, comprising wrapping the article of the present invention around the object and heat shrinking the article. Such a method preferably comprises the step of fixing the article wrapped around the object, preferably by means of a pressure-sensitive adhesive, before heat shrinking the article. As mentioned above, the present invention is particularly applicable where the surrounding object is an electrical wire splice, especially an automotive wiring splice. Preferably, the average diameter of the enclosed object is less than 20 mm, more preferably 5 to 15 mm. Articles having a low application temperature range may be manufactured by using linear low density polyethylene fibers instead of the currently preferred high density polyethylene heat shrinkable fibers. High temperature specifications include high temperature adhesives and laminating materials that can be readily selected by those skilled in the art, for example, as described in GB-A-2133740, as well as glass fibers, such as PVDF as a recoverable fiber. This can be achieved by using a fluoropolymer. Embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 is a schematic diagram of the structure of the article of the present invention. FIG. 2 is a diagram showing the article of the present invention wound around a wiring splice with the heat-shrinkable fibers of the article in the winding direction. 3A to 3D show the formation of a fabric (i) with a flexible laminate (ii). 4A and 4B are schematic diagrams of applying a hot melt and a pressure-sensitive adhesive to a laminated fabric. 5A-5E show details of the adhesive application and the winding of the adhesive-carrying heat-shrinkable article around the wire joint. FIG. 6 is a schematic diagram of heat shrinkage of an article around a wire joint. As shown in exploded form in FIG. 1, the article of the present invention comprises a fabric 10 having heat-shrinkable fibers 12 located in the winding direction, a low-density polyethylene film layer 14 laminated on one main surface of the fabric, It consists of a polyamide hot melt adhesive coating 16 on the other major surface. In FIG. 2, article 20 is secured in a wrapped configuration around a splice (not visible) of wire 25 by pressure sensitive adhesive 20 in an overlap joint. Upon heat shrinkage of the article, the hot melt adhesive 40 flows and upon cooling, solidifies to seal the enclosed wire splice against contamination and / or short circuits. FIG. 3A shows a plain woven fabric made of heat-shrinkable 0.25 mm diameter high density polyethylene warp monofilament 30 and 0.1 mm diameter polyethylene terephthalate weft monofilament 32. This fabric 34 is coated on one side with a 0.25 mm thick low density polyethylene extruded layer, as shown schematically in FIG. 3B, and as shown schematically in FIG. Laminate article 35 has been exposed to 14 megarads of ionizing radiation from electron beam 36 in a known manner. Then, as shown in FIG. 3D, the irradiated fabric laminate 38 is longitudinally cut into rolls 39 that are 50 mm wide and 100 m long or other dimensions that meet end use conditions. FIG. 4A shows a known polyamide hot melt adhesive strip 40 and a known double sided pressure sensitive adhesive (PSA) tape strip 41 applied to a fabric laminate supplied from a roll 42 similar to that produced in FIG. 3D. It indicates that you want to. An application device of any convenient design applies sufficient heat and pressure to deposit the hot melt adhesive and PSA on the side of the fabric away from the LDPE laminate. The resulting structure is shown in more detail in FIG. 4B, where the cloth 45 has an LDPE laminate 46 on one major surface and a hot melt adhesive 47 on most of the other major surfaces. The edge strip carries the PSA 48 and has no hot melt. The overall thickness of the heat-recoverable adhesive-coated article is about 0.7 mm. FIG. 5A shows a hot melt adhesive 50 and a pressure sensitive adhesive 51 applied to the fabric surface of a fabric / LDPE laminate 52, wherein the hot melt adhesive 50 is an end strip of fabric to which PS A51 is applied. Is terminated adjacent to. FIG. 5B shows the adhesive-carrying laminate 53 with the wiring splices placed thereon, after which the laminate 53 is cut to a suitable length as shown in FIG. Supplied with the splice to the wrapping means, the guide 55 secures the laminate around the splice 54 by an overlapping connection with the PSA 51, as shown in FIG. 5E. These procedures can be easily automated by technicians for efficient use in automotive wiring manufacturing. FIG. 6 schematically illustrates a wiring splice 60 in which a heat-shrinkable adhesive-carrying fabric laminate 61 is wrapped around and secured to the wiring splice, and the laminate 61 wraps the wrapped article 61 around the wiring splice 60. The wiring assembly 63 is supplied to a known belt heater to be contracted, and the finished wiring assembly 63 is protected.
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フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ
// Ｂ２９Ｋ 105:02
105:08
(72)発明者 ロウ，フランク・ジェイムズ
イギリス、エスエヌ５・６イーピー、ウィ
ルトシャー、スウィンドン、グランジ・パ
ーク、サーニー・ドライブ20番──────────────────────────────────────────────────の Continued on the front page (51) Int.Cl. 6 Identification symbol FI // B29K 105: 02 105: 08 (72) Inventor Row, Frank James United Kingdom, SN5.6 EP, Wiltshire, Swindon, Grunge Park, Surney Drive 20