JPH11504102A - バルブ装置 - Google Patents

バルブ装置

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JPH11504102A
JPH11504102A JP8532440A JP53244096A JPH11504102A JP H11504102 A JPH11504102 A JP H11504102A JP 8532440 A JP8532440 A JP 8532440A JP 53244096 A JP53244096 A JP 53244096A JP H11504102 A JPH11504102 A JP H11504102A
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カールソン,ペル
ペルソン,レンナルト
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エービービー スタル アクチボラゲット
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Abstract

(57)【要約】 媒体の過圧された流れに影響を及ぼすためのバルブ装置は、媒体の流れを制御するための制御バルブ(10)と、完全に開かれ、あるいは、完全に閉じられるかのいずれかをして流れを停止させる閉止バルブ(13)とを有している。バルブは共通したバルブハウジング(1)内に配備されているとともに互いに独立して共通した弁座(5)に密封することができる。弁座(5)は出口側(7)を備えており、該出口側(7)はバルブ装置の出口チャンネル(3)を形成している。それにより、バルブ装置をコンパクトにすることができ、媒体の流れの再指向に必要な数を最小化する。

Description

【発明の詳細な説明】 バルブ装置発明及び従来技術の分野 本発明は、過圧された媒体の流れに影響を及ぼすためのバルブ装置であって、 共通したバルブハウジングに配備されている制御バルブと閉止バルブとを有して いてチャンネル部分を形成しているとともに出口チャンネル及び入り口チャンネ ル、及びバルブハウジングに配備された共通の弁座を有しており、該弁座は入り 口側と出口側とを有しており、前記制御バルブはチャンネル部分を通る流れを制 御するよう配備されているとともに、前記閉止バルブは概ね閉ざされた位置ある いは概ね開いた位置のいずれかをとるよう配備されており、バルブのうちの一方 は、弁座に向かって変位可能な第1の円錐状本体を有しており、他方のバルブは 第2の円錐状本体を有しており、該第2の円錐状本体は弁座に向かって変位可能 であるとともに、第1の円錐状本体の外側の弁座に、第1の円錐状本体の位置と は無関係に当接できるよう設計されているバルブ装置に関する。 例えば、蒸気タービン又は蒸気低減コンダクト(conducts)への蒸気の流れを 制御するために、開いて蒸気の流れを絞る制御バルブは、蒸気タービンの回転速 度を制御するために必要とされており、また、制御エラー時、あるいは、ある他 の外的障害時、完全に開いた位置から完全に閉じた位置に、0.2s程度の非常 に短い時間内で移動して蒸気の流れを完全に停止させることができる高速閉止バ ルブが必要とされている。高速閉止バルブと制御バルブとは互いに無関係に制御 されており、即ち、高速閉止バルブは制御バルブの位置とは無関係に閉じた状態 になることができなければならない。 従来技術によれば、これらのバルブは蒸気流チャンネルのそれぞれのバルブハ ウジング内に配備することができ、前記高速閉止バルブは制御バルブの上流側に 配備されている。高速閉止バルブのバルブハウジング、並びに、制御バルブのバ ルブハウジングは蒸気流れチャンネルの直角曲げ部を形成しており、即ち、流れ は90°だけ2度再指向されている。蒸気ふるいは高速閉止バルブのまわりに共 軸線的に配備されている。蒸気ふるいは、それのタスクとして、蒸気をふるいに 掛けなければならず、また、タービンを傷つけるかも知れない粒子を分離しなけ ればならない。この構造は以下のごとき欠点を有している。先ず第1に、構造体 は2つのバルブハウジングを必要としているので、その構造体は高価になってし まう。また、これらの2つのバルブハウジングには空間が必要とされ、従って、 それらの2つのバルブハウジングはタービンのまわりに多くの空間を占めてしま う。更に、蒸気の流れが2度再指向されるために、圧力が低下するという重大な こととなってしまい、また、流れが損失を受け、ノイズレベルが高くなってしま うという重大なこととなってしまう。 SE−B−第411636号には、蒸気タービン構成のための組み合わされた 高速閉止及び制御バルブが示されている。高速閉止及び制御バルブ本体は、共通 したハウジング内に配備されているとともに、それぞれのアクチュエータにより 、それぞれのスピンドルを介して互いに無関係に制御可能になっている。更に、 それらは共通した弁座の共軸の、隣接した密封面に向かって変位することができ るよう配備されている。高速閉止バルブ本体はベルとして設計されているととも に、制御バルブ本体はそのベルの内方ルームに共軸的に突出している。また、こ の解決策によれば、蒸気の流れは90°だけ2度再指向されなければならない。 それにより、高速閉止バルブ本体は流れ経路内に突出し、また、閉止時、弁座に 向かって上から下流側にもちきたされる。制御バルブ本体はスピンドルに堅く接 続されており、該スピンドルは弁座を介して上に延在しており、即ち、そのスピ ンドルは流れ経路内に延在している。この解決策でも、流れは2度再指向される ので、重大な流れの損失が生じてしまう。更に、その流れの損失は、制御バルブ 本体が弁座を介して上流側に延在しているという事実により、重要になってくる 。制御バルブ本体のスピンドルによって占められる領域を補償するために、弁座 の通路開口は広くしなければならない。更に、その構造体は、バルブのアクチュ エータがバルブハウジングのそれぞれの側に置かれているため、より多くの空間 を必要としている。 DE−A−第2533519号には、蒸気流のための入り口室と出口室と備え た蒸気タービンのためのバルブの別の形式が示されており、共通のバルブハウジ ングは、高速閉止バルブと、それに接続されたアウトブローバルブと、制御バル ブとを有しており、それらバルブのバルブ本体は共軸的に配備されている。この バルブは、高速閉止バルブとアウトブローバルブとのためのアクチュエータを備 えており、そのアクチュエータにはスピンドルが備えられている。高速閉止バル ブが開かれると、アウトブローバルブは閉じられ、また、高速閉止バルブが閉じ られると、アウトブローバルブは開かれるようになっている。更に、高速閉止バ ルブのバルブ本体は、ベルとして設計されている制御バルブの内方空間に挿入さ れるよう配備されている。また、この構造体は蒸気の流れを90°だけ2度再指 向させているとともに、蒸気の流れに非常に不都合な設計状態をしている。更に 、バルブ本体の制御スピンドルは弁座を通って、即ち、蒸気の流れを通って延在 している。それ故、この構造体でも、流れの損失が重大であり、また、圧力が低 下するという重大なことになってしまう。更に、2つのアクチュエータの故に、 また、ハウジングの複雑な設計体の故に、その構造体には空間が要求されてしま う。 DE−A−第2523297号には、蒸気タービンのための組み合わされた高 速閉止及び制御バルブが示されており、それらバルブのバルブ本体は共通したバ ルブハウジング内に共軸的に配備されている。バルブ本体は共通した弁座のそれ ぞれの側から作用するとともに、それぞれのアクチュエータ及び別のアクチュエ ータによりそれぞれのスピンドルを介して互いに無関係に制御されており、前者 のアクチュエータには制御バルブのためのスピンドルが備えられている。この場 合も、流れは90°だけ2度再指向されており、それにより、流れの損失は重大 になっており、また、バルブのアクチュエータがバルブハウジングのそれぞれの 側に配備されているが為に、空間が必要となってくる。発明の概要 それ故、本発明の目的は上述した欠点を改善することであり、また、コンパク トで価格の点でも好都合であり、且つ、改良された流れ特性を有している構造を 備えたバルブ装置を完成させることである。 この目的は最初に述べたバルブ装置により達成され、前記バルブ装置は、弁座 の出口側がバルブハウジングの出口チャンネルを形成しており、該出口チャンネ ルが円錐状本体から自由に延在していることを特徴としている。弁座の出口側が バルブハウジングの出口チャンネルを形成しているので、媒体の流れは、弁座を 通過した後に再指向させる必要がなく、流れ損失を低くし、また、低いノイズレ ベルに導く。また、このことは、バルブハウジングの設計を比較的簡単に且つコ ンパクトにすることができるという利点も有している。 有利なことには、バルブ装置は制御バルブを制御するための第1の手段と、閉 止バルブを制御するための第2の手段とを備えている。第1の実施例によれば、 これらの手段が弁座の入り口側から遠ざかる同じ方向に延在するよう、従って、 出口側の全く外側に置かれるようそれら手段は配備されている。これにより、弁 座を介しての流れ媒体の自由な流れは、その流れが内側に突出しているバルブス ピンドル等により消極的に成し遂げることなく達成される。別の実施例によれば 、第2の制御手段は流れ媒体の過圧により閉止バルブを制御するよう構成されて いる。制御手段のかような設計により、スピンドルを備えるアクチュエータは、 閉止バルブを制御することが必要とされない。これにより、重要な空間が倹約さ れる。 別の実施例によれば、出口チャンネル及び入り口チャンネルは、バルブハウジ ングを介しての流れがたった1回再指向されるように、互いに角度を形成してい る。このことは、流れの損失が低く保たれ、また、ノイズレベルも低いレベルに 保つことができるということを意味している。同時に、このことにより、可能な 限り、バルブハウジングが簡単でコンパクトな設計にもなる。 更に別の実施例によれば、第1の円錐状本体は制御バルブの円錐状本体を形成 し、第2の円錐状本体は閉止バルブの円錐状本体を形成し、従って、該円錐状本 体は制御バルブの上流側に置かれている。 有利なことには、第2の制御手段はチャンネル部材を有しており、該チャンネ ル部材は閉止バルブの上流側のチャンネル部分に開口しているとともに、開位置 にある際、閉止バルブが少なくとも部分的に突出される空間まで延在している。 かようなチャンネル部材により、媒体の流れの過圧は閉止バルブの後ろで達成す ることができるとともに、その閉止バルブの閉鎖に用いることができる。有利な ことには、第1のパイロットバルブがチャンネル部材内に配備されているととも に、第1の位置で、空間とチャンネル部分との間の接続部を開放するよう構成さ れていて空間内に過圧を確立しているとともに、閉止バルブの閉止を成し遂げ、 また、第2の位置で、空間とチャンネル部分との間の接続部を閉じ且つ空間と低 圧点との間の接続部を開いて、空間内の過圧を除去し、また、閉止バルブの開放 を達成するよう構成されている。一実施例によれば、この閉止バルブの制御は、 バルブ装置が中央軸線を備えており、該中央軸線のまわりに第1の円錐状本体及 び第2の円錐状本体が配備されており、この軸線と法線を形成する面に対して投 影される際の空間内の第2の円錐状本体の面積は、少なくとも、円錐状本体が閉 位置にある時、この面に投影される際のチャンネル部分における第2の円錐状本 体の自由面積よりも大きいという事実により可能とされている。これにより、閉 止バルブの円錐状本体に対して、過圧により生じせしめられる力は開方向でのよ りも閉方向でより大きくなる。閉止バルブに作用する閉止力を高めるため、有利 なことには、スプリングが空間に置かれていてもよく、また、第2の円錐状本体 に作用するようになっていてもよい。別の実施例によれば、この閉止バルブの制 御は、バルブ装置が中央軸線を備えており、その中央軸線のまわりに第1の円錐 状本体及び第2の円錐状本体が配備されており、該第2の円錐状本体が段状設計 状態をしていて、この軸線と法線を形成する面に対して投影される際の空間内の 第2の円錐状本体の面積が、この面に投影される際のチャンネル部分における第 2の円錐状本体の自由面積よりも実質的に大きいという事実により可能とされて いる。かような第2の円錐状本体の設計形態により、空間に配備されたスプリン グ無しに、十分に大きな閉止力も確実にすることができる。 別の実施例によれば、第2の円錐状本体はリング形状をしており、また、内方 空間を包囲しており、第1の円錐状本体は、第2の円錐状本体により包囲される ようにその内方空間に挿入可能にされている。かような円錐状本体の設計形態に より、全くコンパクトなバルブ構造体が得られる。好ましくは、第2のリング形 状をした円錐状本体は底部の無いリング形状のスリーブによって作られており、 第2の円錐状本体が突出できる空間もリング形状をしている。これにより、バル ブをコンパクトにする可能性が更に高められる。 別の実施例によれば、閉止バルブが閉位置にある際閉止バルブの内方空間と閉 止バルブの上流側のチャンネル部分との間に接続部を確立するようにチャンネル はリング形状をした第2の円錐状本体の壁に配備されていて、制御バルブが閉じ られる際、内方空間に過圧力を達成しており、もって、閉止バルブが開くのを許 している。これにより、制御バルブが閉じられる際、その閉止バルブのみを確実 に開くことができる。このことは、安全性の見地から重要である。有利なことに は、第2のパイロットバルブがチャンネルに配備されているとともに、リング形 状の空間が低圧点に接続される際、チャンネルを開くよう構成されており、また 、リング形状の空間がチャンネル部分に接続される際、チャンネルを閉じるよう 構成されている。このように、誰かが閉止バルブを開放することを望む際にのみ チャンネルが開放されるのが達成される。もって、媒体の流れがチャンネルを介 して連続して流れ、また、損失及びノイズを発生させることが除かれる。 別の実施例によれば、第1の制御手段はリング形状の空間により囲繞されるス ピンドルを有している。このように、制御バルブ全体は閉止バルブの内側に配備 されていて、バルブ装置がコンパクトになる。 別の実施例によれば、蒸気ふるいはバルブの円錐状本体のまわりに配備されて おり、該ふるいは、媒体の流れを弁座の内側に向かって案内する案内部材を備え ている。かような蒸気ふるいにより、バルブハウス及び弁座を介しての流れが改 良され、媒体の流れを制御弁で制御する可能性が改良され、また、バルブ装置か らのノイズが軽減される。図面の簡単な説明 さて、本発明を、図に示された異なる実施例により、より詳細に述べる。 図1は、高速閉止バルブが開いた状態でのバルブ装置を通る断面を示している 。 図2は、高速閉止バルブが閉じた状態でのバルブ装置を通る断面を示している 。 図3は、別の実施例によるバルブ装置を通る断面を示している。 図4は、更に別の実施例によるバルブ装置を通る断面を示している。様々な実施例の詳細な説明 図1及び図2は、例えば蒸気タービン又は蒸気低減コンダクトへの蒸気流を制 御し、且つ、閉止するためのバルブ装置を示している。バルブ装置は、入り口チ ャンネル2と、出口チャンネル3と、これらチャンネル2及び3間に置かれたチ ャンネル部分4とを備えたバルブハウジング1を有している。バルブハウジング 1は、更に、入り口側6及び出口側7を備えた弁座5を有している。同心円状中 央軸線8を備えている弁座5は、該弁座5の出口側7がバルブハウジング1の出 口チャンネル3を形成するようにバルブハウジング1の出口チャンネル3に配備 されている。下流側では、出口チャンネル3は、蒸気流れ過程における次の装置 、例えば、蒸気タービンに、直接、例えば、フランジ9により取り付けられるの が許されるよう設計されている。もって、蒸気の流れは、弁座5の入り口側6か ら真っ直ぐに蒸気タービンに、例えば、再指向される必要なく、直線に沿って流 れることができる。 バルブ装置は制御バルブを備えており、該制御バルブはバルブハウジング1内 に配備されているとともに、制御バルブ円錐状本体10と、それに接続されたス ピンドル11とを有している。バルブハウジング1の外側に置かれた他端では、 スピンドル11は継手12を介して図示されていないアクチュエータ12に接続 されている。該アクチュエータにより、制御バルブは、バルブハウジング5の入 り口側6に近付く方向及びそのバルブハウジング5の入り口側6から遠ざかる方 向に、中央軸線8に沿って変位可能である。 バルブ装置は、更に、閉止弁を備えており、該閉止弁はバルブハウジング1に 配備されているとともに、リング形をした底の無いスリーブとして設計されてい るバルブ円錐状本体13を有している。図示実施例では、閉止バルブはいわゆる 高速閉止バルブを形成しており、該高速閉止バルブは、制御エラー時、あるいは 、何らかの他の外的障害時、非常に高速に、即ち、約0.2s内に、蒸気の流れ を止めることができ、そのように、例えば蒸気タービンを緊急に停止させること ができる。リング形のバルブ円錐状本体13の中央軸線は中央軸線8に一致して おり、また、該バルブ円錐状本体13は弁座5の入り口側6に対して近付く方向 及び離れる方向に変位可能に、リング形空間14内に配備されている。リング形 バルブ円錐状本体13は、制御バルブの円錐状本体10のまわりの、且つ、その 制御バルブの円錐状本体10の外側の弁座5に載っている(図2参照)。かくて 、リング形バルブ円錐状本体13は制御バルブ円錐状本体10の上流の蒸気の流 れを停止させる。 バルブ装置は、更に、リング形の蒸気スリーブ15を備えており、該蒸気スリ ーブ15は、好ましくは、リング形バルブ円錐状本体13の外側に同心円関係を なして配備されている。蒸気ふるい15は案内ビーム16を備えており、該案内 ビーム16は、入り口チャンネル2から、弁座5の入り口側6に向かう方向に蒸 気の流れを案内する。 チャンネル17はチャンネル部分4からパイロットバルブ18まで延在してお り、一方、パイロットバルブ18からリング形空間14までチャンネル19が延 在しており、他方、チャンネル20も延在しており、該チャンネルはパイロット バルブ18を低圧点に、例えば、蒸気タービンの下流側の低圧点に接続している 。パイロットバルブ18はバルブ円錐状本体21を有しており、該バルブ円錐状 本体21は、第1の端部位置で、チャンネル20を閉じ、且つ、チャンネル17 を開き、また、第2の端部位置で、チャンネル20を開き、且つ、チャンネル1 7を閉じるようになっている。従って、第1の端部位置では、チャンネル部分4 はリング形空間14に接続状態にあって、チャンネル部分4に存在する同じ高圧 もリング形空間14に存在する。バルブ円錐状本体21の第2の端部位置では、 リング形空間14は低圧点に接続状態にあり、チャンネル部分4内の圧力に比較 して実質的に低い圧力がリング形空間14に存在する。 図示された例では、パイロットバルブ18はバルブ装置のバルブハウジング1 に配備されている。しかし、該パイロットバルブ18はバルブ装置からある距離 のところに配備することもでき、また、圧力導管によりリング形空間14及びチ ャンネル部分4に接続することもできる(図4参照)。更に、図示された例では 、チャンネル17は蒸気ふるい15の内側のチャンネル部分4を開放し、それに より、何等の塵粒子もパイロットバルブ18に、あるいは、リング形空間14に 侵入することができないよう確実にされている。しかし、例えば、バルブハウス 1内の空間を本当に節約するために、蒸気ふるい15の上流側にチャンネル17 を接続することもできる。 リング形バルブ円錐状本体13は、該リング形バルブ円錐状本体13が閉位置 にある時、中央軸線8と法線を形成する面に対して投影された際のリング形空間 14の第1の自由区域A1と、前記面に投影された際の、チャンネル部分4にお ける第2の自由区域A2とを備えている。第1の自由区域A1は第2の自由区域 A2よりも大きい。それにより、リング形バルブ円錐状本体は、バルブ円錐状本 体21が第1の端部位置にある限り、閉位置から開位置へ移動することはできな いことが確実にされている。更に、圧縮バネ22は上方限定壁23とリング形バ ルブ円錐状本体13との間のリング形空間14に配備されている。圧縮バネ22 のスプリング力はリング形バルブ円錐状本体13に、閉止方向に作用する。リン グ形バルブ円錐状本体が開位置にある際、前記面に投影された際のチャンネル部 分4の自由区域は、正に、第1の自由区域A1と同様に大きい。従って、チャン ネル部分4内のリング形バルブ円錐状本体13の自由区域に対して、チャンネル 部分4内の圧力により生じせしめられる力はスプリング力よりも大きく、また、 リング形バルブ円錐状本体13がそれの開位置にあり、且つ、パイロットバルブ 18が第2の端部位置にある時、圧力はチャンネル部分4におけるよりもリング 形空間14においてかなり低いので、この力はリング形バルブ円錐状本体13の 閉止に反作用するのに十分である。 リング形のスリーブ状バルブ円錐状本体13は、少なくともそれの閉位置にあ る時、チャンネル部分4の上方限界壁24と共に、内方空間25を包囲している 。制御バルブ円錐状本体10はこの内方空間25に収容することができ、即ち、 リング形のバルブ円錐状本体13は、制御バルブ円錐状本体10の位置とは無関 係に、閉じることができる。また、制御バルブ円錐状本体10がそれの閉位置に ある時、内方空間25は、図2に見られるごとく、入り口チャンネル2及び出口 チャンネル3から完全に閉じられている。かくて、リング形バルブ円錐状本体1 3を開けることを可能にするためには、十分に大きな圧力を、リング形のバルブ 円錐状本体13の、内方空間25から近付き得る第2の自由区域A2により内部 空間25に作ってスプリング22のスプリング力に打ち勝たねばならない。それ に対し、チャンネル26はリング形のバルブ円錐状本体13の壁に配備されてい る。それにより、内方空間25と入り口チャンネル2とには同じ圧力が存在する ことができる。チャンネル26のわずかな断面により、制御バルブ円錐状本体1 0は、閉位置において、かような圧力均等化が生ずるのを可能にしなければなら ない。このことは、例えば、蒸気タービンプラントでの重要な安全見地である。 最も簡単な実施例においては、チャンネル26は、単に、穴によって形成されて おり、 該穴はリング形のバルブ円錐状本体13の壁を通って延在しているとともに、リ ング形のバルブ円錐状本体13が閉じられる際、チャンネル部分4に置かれ、リ ング形のバルブ円錐状本体13が開かれる際、リング形空間14に隠れるような 高さのものである。チャンネル26を通る漏れを回避するために、第2のパイロ ットバルブ27をリング形のバルブ円錐状本体13に配備することができる。第 2のパイロットバルブ27はバルブ円錐状本体28を備えており、該バルブ円錐 状本体28は凹所29内に変位可能に配備されており、該凹所29は中心軸線8 に平行に延在している。チャンネル26は入り口部と出口部とを備えており、該 入り口部は凹所29をチャンネル部分4に接続しており、該出口部は凹所29を 内方空間25に接続している。バルブ円錐状本体28は、凹所29内に配備され たスプリング30により、弁座に向かって予め応力が掛けられていてチャンネル 26を閉じることができる。更に、第2のパイロットバルブ27のバルブ円錐状 本体28は、リング形空間14に、通路31を介して接続されていて、それによ り、リング形空間14に高圧が存在する場合、バルブ円錐状本体28は弁座に押 圧されるようになっている。更に、バルブ円錐状本体28は、凹所29の壁に載 っているピストン状部と、該ピストン状部から突出している部分とを備えている とともに、凹所29の弁座に密封するようになっている。それにより、空間は、 第2のパイロットバルブ27が閉じられる際、凹所29内に形成され、その空間 にチャンネル26の入り口部が開口している。 リング形の円錐状本体13が閉位置にある時、入り口チャンネル2内と、リン グ形空間14と、凹所29の空間とには同じ圧力が存在する。それにより、第2 のパイロットバルブ27のバルブ円錐状本体は、上から、即ち、リング形空間か ら高圧側に近接可能な区域が、下から、即ち、凹所29の空間から近接可能な区 域よりも大きくなるよう設計されている。それにより、蒸気流の圧力は第2のパ イロットバルブ27のバルブ円錐状本体に、閉止方向に作用する。この閉止作用 は、スプリング30により増幅することができる。パイロットバルブ18が第1 の端部位置から第2の端部位置に持って来られる際、リング形空間14内の過圧 は消える。かくて、凹所29の空間内の過圧は、たぶんスプリング30の力に打 ち勝つことによってもバルブ円錐状本体28を開位置へ変位させる。それ故、制 御バルブ10が閉じた場合、チャンネル26を介して内方空間25内に圧力を作 ることができる。この圧力が作られると、その圧力は自由区域A2に作用し、リ ング形バルブ円錐状本体13を、リング形空間14に押し、かくて、閉止バルブ 13を開ける。 図3に示された実施例では、圧縮スプリング22は省かれている。その代わり 、リング形のバルブ円錐状本体は段状のデザインをしていて、自由区域A1が自 由区域A2よりも実質上大きくなっている。それにより、パイロットバルブ18 が第1の端部位置にあり、且つ、チャンネル部分4及びリング形の空間14に同 じ圧力が存在している場合、圧力は常に閉方向に作用する。段状のデザインの故 に、リング形空間14の壁とリング形円錐状本体13の壁との間には閉空間32 が形成される。この閉空間32は、図示されていないチャンネルにより、低圧点 に接続されていて閉空間に、たぶん、確立される圧力を停止してリング形のバル ブ円錐状本体13の閉止を阻止することができる。更に、チャンネル26は、第 2のパイロットバルブ無しに示されている。しかし、かようなものを第1の実施 例と同じ態様で配備することができる。 かくて、図3による実施例において、自由区域A2に比較して、実質的に大き いものである区域A1に作用する圧力は、パイロットバルブ18が第1の端部位 置にある時、閉方向に作用する。パイロットバルブ18が第2の端部位置へ変位 され、リング形空間14内の高圧が消えると、チャンネル部分4から近付くこと ができる区域は閉止バルブ13を開けるのに十分であり、そして、それを開いた 状態に保っている。 図4は別の実施例を示しており、該別の実施例は、パイロットバルブ18がバ ルブハウジング1からある距離のところに配備されており、リング形バルブ円錐 状本体13が制御バルブ円錐状本体10のスピンドル11に直接、変位可能に、 配備されており、リング形空間14がバルブハウジング1とスピンドル11との 間に形成されている点で、他の実施例と異なっている。リング形バルブ円錐状本 体13をスピンドル11上で案内するために、ブッシュ33がそれらの間に配備 されている。更に、詳細には図示されていない密封体がスピンドル11とリング 形円錐状本体13との間に配備されている。 全ての実施例において、複数個の密封用リング34がリング形空間14とリン グ形バルブ円錐状本体13との間でバルブハウジングに配備されていて、リング 形空間14とチャンネル部分4との間の故意でない圧力均等化を阻止している。 図示された全ての実施例において、仮に入り口チャンネル2の長手方向軸線及 び出口チャンネル3の長手方向軸線が互いに直角をなして配備されていても、鈍 角であり、また、鋭角である他の角度も可能である。特に、これらのチャンネル の長手方向軸線は互いに関連して鈍角で配備されていて流れの状態を更に改良し 、また、圧力の降下を低減するようになっていてもよい。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年5月7日 【補正内容】 請求の範囲 1.媒体の過圧された流れに影響を及ぼすためのバルブ装置にして、共通バル ブハウジング(1)内に配備されていて、チャンネル部分(4)を形成している とともに出口チャンネル(3)及び入り口チャンネル(2)を有している制御バ ルブ(10)及び閉止バルブ(13)と、前記バルブハウジング(1)内に配備 されていて、入り口側(6)と出口側(7)とを有している共通弁座(5)とを 有しており、前記制御弁(10)は前記チャンネル部分(4)を通る流れを制御 するよう構成されており、前記閉止バルブ(13)は概ね閉ざされた位置あるい は概ね開いた位置のいずれかを取るよう構成されており、前記開位置にある際、 前記閉止バルブ(13)は空間(14)に少なくとも部分的に挿入されており、 該空間(14)は、チャンネル部材(17、19)を介して、前記閉止バルブ( 13)の上流側で前記チャンネル部分(4)に接続されており、前記制御バルブ は、前記弁座(5)に向かって変位可能な第1の円錐状本体(10、13)を有 しており、前記閉止バルブは第2の円錐状本体(10、13)を有しており、該 第2の円錐状本体(10、13)は前記弁座(5)に向かって変位可能であると ともに前記第1の円錐状本体の外側で、且つ、該第1の円錐状本体の位置とは無 関係に該弁座(5)に載ることができるよう設計されており、前記弁座(5)の 前記出口側(7)は前記バルブハウジングの前記出口チャンネル(3)を形成し ており、該出口チャンネルは前記円錐状本体(10、13)から自由に延在して いるバルブ装置において、前記チャンネル部材(17、19)には第1のパイロ ットバルブ(18)が備えられており、該第1のパイロットバルブ(18)は、 第1の位置において、前記空間(14)と前記チャンネル部分(4)との間の接 続部を開けて該空間(14)内に過圧を確立しているとともに前記閉止バルブ( 13)の閉止を成し遂げており、また、第2の位置において、前記空間(14) と前記チャンネル部分(4)との間の接続部を閉じ、且つ、該空間(14)と低 圧点との間の接続部を開け、もって、前記空間(14)内での過圧を除去してい るとともに前記閉止バルブ(13)の開を成し遂げるよう構成されていることを 特徴とするバルブ装置。 2.請求の範囲第1項記載のバルブ装置であって、前記制御バルブを制御する ための手段(11、12)を特徴とするバルブ装置。 3.請求の範囲第2項記載のバルブ装置において、前記制御手段(11、12 )及び前記チャンネル部材(17、18、19)は、それらが前記弁座(5)の 前記入り口側(6)から遠ざかる同じ方向に延在するよう配備されており、従っ て、前記制御手段(11、12)及び前記チャンネル部材(17、18、19) は前記出口側(7)の完全に外側に位置していることを特徴とするバルブ装置。 4.請求の範囲第2項あるいは第3項記載のバルブ装置において、前記チャン ネル部材(17、18、19)は、媒体の流れの過圧により前記閉止バルブ(1 3)を制御するよう構成されていることを特徴とするバルブ装置。 5.前掲請求の範囲のいずれかに記載のバルブ装置において、前記出口チャン ネル(3)及び前記入り口チャンネル(2)は、前記バルブハウジング(1)を 通る流れが1回だけ再指向されるよう互いに角度を形成していることを特徴とす るバルブ装置。 6.前掲請求の範囲のいずれかに記載のバルブ装置において、該バルブ装置は 中央軸線(8)を備えており、前記第1の円錐状本体(10)及び前記第2の円 錐状本体(13)は該中央軸線(8)のまわりに配備されており、この軸線と法 線を形成する面に対して投影された際の前記空間(14)内の前記第2の円錐状 本体(13)の面積は、少なくとも前記円錐状本体がそれの閉位置にある時、こ の面に投影された際の前記チャンネル部分(4)における前記第2の円錐状本体 (13)の自由面積よりも大きいことを特徴とするバルブ装置。 7.前掲請求の範囲のいずれかに記載のバルブ装置において、前記空間(14 )にはスプリング(22)が置かれており、該スプリングは前記第2の円錐状本 体(13)を閉方向にもたらしていることを特徴とするバルブ装置。 8.請求の範囲第1項乃至第5項のいずれか1つに記載のバルブ装置において 、該バルブ装置は中央軸線(8)を備えており、前記第1の円錐状本体(10) 及び前記第2の円錐状本体(13)はその中央軸線(8)のまわりに配備されて おり、前記第2の円錐状本体(13)は段状設計状態をしており、該段状設計状 態により、この軸線と法線を形成する面に対して投影された際の前記空間におけ る 前記第2の円錐状本体(13)の面積が、この面に投影される際の前記チャンネ ル部分(4)の前記第2の円錐状本体(13)の自由面積よりも実質的に大きく されていることを特徴とするバルブ装置。 9.前掲請求の範囲のいずれかに記載のバルブ装置において、前記第2の円錐 状本体(13)はリング形をしているとともに内方空間(25)を包囲しており 、前記第1の円錐状本体(10)は該内方空間(25)に挿入可能にされていて 該内方空間を、前記第2の円錐状本体により包囲された状態にしていることを特 徴とするバルブ装置。 10.請求の範囲第9項記載のバルブ装置において、前記第2のリング形の円錐 状本体(13)は底部の無いリング形のスリーブにより形成されており、前記第 2の円錐状本体が挿入可能な前記空間(14)はリング形をしていることを特徴 とするバルブ装置。 11.請求の範囲第9項及び第10項のいずれかに記載のバルブ装置において、 チャンネル(26)が、前記閉止バルブ(13)の上流側の前記チャンネル部分 (4)と、前記閉止バルブが前記閉位置にある際の該閉止バルブの前記内方空間 (25)との間に接続部を確立して前記制御バルブ(10)が閉じられる際、該 内方空間(25)に過圧を確立するように前記チャンネル(26)が前記リング 形の第2の円錐状本体(13)の壁に配備されており、もって、前記閉止バルブ (13)の開を許していることを特徴とするバルブ装置。 12.請求の範囲第11項記載のバルブ装置において、前記チャンネル(26) には第2のパイロットバルブ(27)が配備されており、該第2のパイロットバ ルブ(27)は、前記リング形の空間(14)が低圧点に接続される際、前記チ ャンネル(26)を開き、該リング形の空間(14)が前記チャンネル部分(4 )に接続される際、前記チャンネル(26)を閉じるよう構成されていることを 特徴とするバルブ装置。 13.請求の範囲第9項乃至第12項のいずれかに記載のバルブ装置において、 前記制御手段は、前記リング形の空間(14)によって囲繞されたスピンドル( 11)を有していることを特徴とするバルブ装置。 14.前掲請求の範囲のいずれかに記載のバルブ装置において、前記バルブ円錐 状本体(10、13)のまわりには蒸気ふるい(15)が配備されており、該蒸 気ふるい(15)は案内部材(16)を備えていて媒体の流れを、前記弁座(5 )の入り口側(6)に向けて案内していることを特徴とするバルブ装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.媒体の過圧された流れに影響を及ぼすためのバルブ装置にして、共通バル ブハウジング(1)内に配備されていて、チャンネル部分(4)を形成している とともに出口チャンネル(3)及び入り口チャンネル(2)を有している制御バ ルブ(10)及び閉止バルブ(13)と、前記バルブハウジング(1)内に配備 されていて、入り口側(6)と出口側(7)とを有している共通弁座(5)とを 有しており、前記制御弁(10)は前記チャンネル部分(4)を通る流れを制御 するよう構成されており、前記閉止バルブ(13)は概ね閉ざされた位置あるい は概ね開いた位置のいずれかを取るよう構成されており、前記バルブのうちの一 方は前記弁座(5)に向かって変位可能な第1の円錐状本体(10、13)を有 しており、他方のバルブは第2の円錐状本体(10、13)を有しており、該第 2の円錐状本体(10、13)は前記弁座(5)に向かって変位可能であるとと もに前記第1の円錐状本体の外側で、且つ、該第1の円錐状本体の位置とは無関 係に該弁座(5)に載ることができるよう設計されている前記バルブ装置におい て、前記弁座(5)の前記出口側(7)は前記バルブハウジングの前記出口チャ ンネル(3)を形成しており、該出口チャンネルは前記円錐状本体(10、13 )から自由に延在していることを特徴とするバルブ装置。 2.請求の範囲第1項記載のバルブ装置であって、前記制御バルブを制御する ための第1の手段(11、12)、及び、前記閉止バルブを制御するための第2 の手段(17、18、19)を特徴とするバルブ装置。 3.請求の範囲第2項記載のバルブ装置において、前記第1の制御手段(11 、12)及び前記第2の制御手段(17、18、19)は、それらが前記弁座( 5)の前記入り口側(6)から遠ざかる同じ方向に延在するよう配備されており 、従って、前記第1の制御手段(11、12)及び前記第2の制御手段(17、 18、19)は前記出口側(7)の完全に外側に位置していることを特徴とする バルブ装置。 4.請求の範囲第2項あるいは第3項記載のバルブ装置において、前記第2の 制御手段(17、18、19)は、媒体の流れの過圧により前記閉止バルブ(1 3)を制御するよう構成されていることを特徴とするバルブ装置。 5.前掲請求の範囲のいずれかに記載のバルブ装置において、前記出口チャン ネル(3)及び前記入り口チャンネル(2)は、前記バルブハウジング(1)を 通る流れが1回だけ再指向されるよう互いに角度を形成していることを特徴とす るバルブ装置。 6.前掲請求の範囲のいずれかに記載のバルブ装置において、前記第1の円錐 状本体(10)は前記制御バルブの円錐状本体を形成しており、前記第2の円錐 状本体(13)は前記閉止バルブの円錐状本体を形成しており、従って、該第2 の円錐状本体は前記制御バルブの上流側に置かれていることを特徴とするバルブ 装置。 7.請求の範囲第2項及び第6項記載のバルブ装置において、前記第2の制御 手段はチャンネル部材(17、19)を有しており、該チャンネル部材(17、 19)は前記閉止バルブ(13)の上流側で前記チャンネル部分(4)に開口し ているとともに空間(14)まで延在しており、前記閉止バルブ(13)は、そ れの開位置にある時、少なくとも部分的に該空間(14)に挿入されていること を特徴とするバルブ装置。 8.請求の範囲第7項記載のバルブ装置において、前記チャンネル部材(17 、19)には第1のパイロットバルブ(18)が備えられ、該第1のパイロット バルブ(18)は、第1の位置で、前記空間(14)と前記チャンネル部分(4 )との間の接続を開にして該空間(14)内に過圧を確立しているとともに前記 閉止バルブ(13)の閉を成し遂げるよう構成されており、また、第2の位置で 、前記空間(14)と前記チャンネル部分(4)との間の接続を閉じているとと もに該空間(14)と低圧点との間の接続を開にしていて該空間(14)内の過 圧を取り除いており、また、前記閉止バルブ(13)の開を成し遂げるよう構成 されていることを特徴とするバルブ装置。 9.請求の範囲第8項記載のバルブ装置において、該バルブ装置は中央軸線( 8)を備えており、前記第1の円錐状本体(10)及び前記第2の円錐状本体( 13)は該中央軸線(8)のまわりに配備されており、この軸線と法線を形成す る面に対して投影された際の前記空間(14)内の前記第2の円錐状本体(1 3)の面積は、少なくとも前記円錐状本体がそれの閉位置にある時、この面に投 影された際の前記チャンネル部分(4)における前記第2の円錐状本体(13) の自由面積よりも大きいことを特徴とするバルブ装置。 10.請求の範囲第7項、第8項あるいは第9項記載のバルブ装置において、前 記空間(14)にはスプリング(22)が置かれており、該スプリングは前記第 2の円錐状本体(13)を閉方向にもたらしていることを特徴とするバルブ装置 。 11.請求の範囲第8項記載のバルブ装置において、該バルブ装置は中央軸線( 8)を備えており、前記第1の円錐状本体(10)及び前記第2の円錐状本体( 13)はその中央軸線(8)のまわりに配備されており、前記第2の円錐状本体 (13)は段状設計状態をしており、該段状設計状態により、この軸線と法線を 形成する面に投影された際の前記空間における前記第2の円錐状本体(13)の 面積が、この面に投影された際の前記チャンネル部分(4)の前記第2の円錐状 本体(13)の自由面積よりも実質的に大きくされていることを特徴とするバル ブ装置。 12.請求の範囲第1項記載のバルブ装置において、前記第2の円錐状本体(1 3)はリング形をしているとともに内方空間(25)を包囲しており、前記第1 の円錐状本体(10)は該内方空間(25)に挿入可能にされていて該内方空間 を、前記第2の円錐状本体により包囲された状態にしていることを特徴とするバ ルブ装置。 13.請求の範囲第12項記載のバルブ装置において、前記第2のリング形の円 錐状本体(13)は底部の無いリング形のスリーブにより形成されており、前記 第2の円錐状本体が挿入可能な前記空間(14)はリング形をしていることを特 徴とするバルブ装置。 14.請求の範囲第7項乃至第11項及び第12項あるいは第13項のいずれか に記載のバルブ装置において、チャンネル(26)が、前記閉止バルブ(13) の上流側の前記チャンネル部分(4)と、前記閉止バルブが前記閉位置にある際 の該閉止バルブの前記内方空間(25)との間に接続部を確立して前記制御バル ブ(10)が閉じられる際、該内方空間(25)に過圧を確立するように前記チ ャンネル(26)が前記リング形の第2の円錐状本体(13)の壁に配備されて おり、もって、前記閉止バルブ(13)の開を許していることを特徴とするバル ブ装置。 15.請求の範囲第8項及び第14項記載のバルブ装置において、前記チャンネ ル(26)には第2のパイロットバルブ(27)が配備されており、該第2のパ イロットバルブ(27)は、前記リング形の空間(14)が低圧点に接続される 際、前記チャンネル(26)を開き、該リング形の空間(14)が前記チャンネ ル部分(4)に接続される際、前記チャンネル(26)を閉じるよう構成されて いることを特徴とするバルブ装置。 16.請求の範囲第12項乃至第15項のいずれかに記載のバルブ装置において 、前記第1の制御手段は、リング形の空間(14)によって囲繞されたスピンド ル(11)を有していることを特徴とするバルブ装置。 17.前掲請求の範囲のいずれかに記載のバルブ装置において、前記バルブ円錐 状本体(10、13)のまわりには蒸気ふるい(15)が配備されており、該蒸 気ふるい(15)は案内部材(16)を備えていて媒体の流れを、前記弁座(5 )の入り口側(6)に向けて案内していることを特徴とするバルブ装置。
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