JPH11502681A - Ａｃ信号及びｒｆ信号のタップへの分配 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本願発明は、ヘッドエンドユニット（１２）から加入者にマルチメディア信号を分配するための方法及びシステムに関する。マルチメディア信号は、ＲＦ（１３０−１３６）信号及びＡＣ（３８）信号からなる複合信号としてネットワークメディアに伝達される。受動ユニットは、ＲＦ信号からＡＣを分離するコネクターを有する回路にによってグレードアップされる。前記信号は、グレードアップされた受動ユニットにおいて分割される。ＡＣ信号は、ＡＣ出力信号を生成する電力分配ユニット（２２）に供給される。電力分配ユニットは、サージの発生から保護され、ＲＦを除去し、電流を制限する。ＲＦ信号とＡＣ出力信号とは、分離して顧客インターフェースユニット（２４）に供給される。顧客インターフェースユニットでは、ＲＦ信号がデコードされ、加入者に伝達される。ＡＣ及びＲＦ信号を同じユニットで分離する受動ユニットを設けることによって、電力を加入者機器に供給するためにＡＣ信号が要求されるとき、電力分配ユニット（２２）で前記システムをグレードアップすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 ＡＣ信号及びＲＦ信号のタップへの分配発明の背景 本願発明は、広帯域の信号を加入者に分配するための方法及び装置に関する。 特に、本願発明は、同じメディア上で生じているＲＦ（無線周波数）信号とＡＣ （交流）電力信号とを分割し、次いで、これら分割された信号を加入者のホーム 、すなわち加入者宅に分配するシステムに関する。 映像信号のような無線周波数（ＲＦ）信号をケーブルを通じて分配するとき、 ＲＦ信号と単相のＡＣ電力信号とを同じ同軸ケーブルを通じて同時に伝達するこ とが一般的に行われている。 これらＲＦ信号は、「ヘッドエンド（ｈｅａｄｅｎｄ）」と一般的に呼ばれて いる中央位置から生じる。ＲＦ信号を伝えるために使用されるメディア、典型的 には同軸ケーブルは、本来、損失特性を備えている。したがって、増幅器ステー ションを、ケーブルに沿って適切な位置に取り付け、これによって、その損失を 補い、ＲＦ信号のレベルをヘッドエンドにあったときのレベルにできるだけ近づ けなければならない。増幅器ステーションを作動させるために、米国では一般的 に６０Ｈｚの単相ＡＣ電力信号が必要となっている。 ピーク電力信号は、ＲＦ信号と同時にケーブルに沿って送られる。ＡＣ電力信 号の電力レベルは、ＲＦ信号のものよりも、典型的に５０，０００倍大きくなっ ている。増幅器ステーションを作動するために、異なった別の回路が使用される 。そのため、ＡＣ電力信号は、増幅器ステーションの各々でＲＦ信号から分離さ れなければならない。 前述の増幅器ステーションに加え、加入者の要求に応じて、他の機器が、ＲＦ 信号を分離して加入者宅に分配するために、ケーブル分配において使用される。 （タップとも呼ばれる）受動装置のような他の一定の機器は、その作動のために 、単相ＡＣ電力信号を必要としない。受動装置は、ケーブル分配システムから送 られてきたＲＦ信号を分割し、そして、分割されたＲＦ信号を種々の加入者用の 機 器に供給している。対話式テレビジョンの出現によって、これら受動装置もまた 、他の受動装置や増幅器（下流側）に送られるＡＣ電力信号やＲＦ信号を妨害す ることなしに、加入者宅からヘッドエンド（上流側）にＲＦ信号を送らなければ ならない。しかしながら、受動装置は、また、ＲＦ信号に関係する種々の作動を 妨害することなしに、ＡＣ電力信号を下流側に送りそして分配しなければならな い。 今日の分配ネットワークにおいて、ネットワークインターフェースユニット（ ＮＩＵ）や顧客インターフェースユニット（ＣＩＵ）のような他の一定の機器は 、加入者宅に連結されて、音声（すなわち、電話通信）、映像、データ（すなわ ち、モデム及びファクシミリ伝送）のような加入者サービスを加入者に提供して いる。ＮＩＵやＣＩＵは、その作動のために、単相のＡＣ（交流）電力信号や受 動装置からの別のＲＦ信号を必要としている。ＮＩＵやＣＩＵには電話通信系が 引かれているので、停電の場合、加入者宅に信号を供給しなければならない。そ のため、ＮＩＵやＣＩＵは、遮断されない、すなわち非遮断式の電力を受けなけ ればならない。 不運にも、従来のシステムが初めから取り付けられているとき、既存の受動装 置からＮＩＵやＣＩＵに別のＡＣ電力信号を供給するための設備がない。したが って、分配式ネットワークをグレードアップしてこの機能を受動装置全体に設け るためには、別のＡＣ電力信号をＮＩＵやＣＩＵに供給する新しい受動装置に取 り換えなければならない。また、別のＡＣ電力信号をＮＩＵとＣＩＵに供給する とき、ＮＩＵやＣＩＵがショートした場合にネットワークの故障を防止するため に、新しい受動装置の電流を制限しなければならない。受動装置をＡＣ電力を供 給するものに取り換え、電流を制限する機能加えると、ネットワークをグレード アップするコストが増加する。 加入者は、現行の需要を満たすためにＮＩＵやＣＩＵを必要としないかもしれ ない。したがって、後で、ＮＩＵやＣＩＵによって提供される追加のサービスか ら収入が生じるときまで、電流を制限する機能を付け加えることが必要ないかも しれない。これらのマーケットの要求の結果、ネットワークオペレーターは、か れらのシステムをグレードアップする性能を所望するかもしれない。しかし、オ ペレーターは、そのグレードアップのためのコストを直ちに負うことを望まない 。 従来のタップは、典型的には、映像データや音声データを伝えるＲＦ信号を、 ヘッドエンドと呼ばれる中央位置から複数の加入者に分配している。典型的には 、これらのタップは、ゼロから５５０ＭＨｚの周波数領域を備えている。これら のタップは、ヘッドエンドから信号を受信する入力端子と、受信した信号を下流 側へ他のタップに分配する出力端子とを備えている。タップをグレードアップし てより高い周波数をサポートするとき、タップ内の回路を取り外さなければなら ない。タップを取り外すと、一時的に下流側への供給が遮断されてしまう。映像 を供給するとき、供給が遮断しても短時間の場合、加入者はそれを許容する。し かしながら、タップは、今や電話通信信号を送信し受信するための使用されてい る。そのような場合、供給の遮断は、一時的であっても容認することはできない 。発明の概要 本願発明によれば、ケーブルや電話通信システムで使用するための改良された システムが開示されている。ケーブルや電話通信システム通じて、ＲＦ信号とＡ Ｃ信号とが伝達され、分配される。ＲＦ／ＡＣ複合信号からＲＦ信号を分離する 既存の受動装置のカバープレートの代わりに、ＲＦ信号からＡＣ信号を分離する 回路を含むカバープレートが使用されている。ＡＣ信号とＲＦ信号とは、新しい カバープレート上のコネクターに別々に供給される。ＲＦ信号は、次いで、加入 者またはインターフェースユニットに供給される。システムがグレードアップさ れるとき、分離されたＡＣ信号は、電力分配ユニットに供給される。電力分配ユ ニットは、ＡＣ信号電流を制限し、この制限された電流を供給することにより、 インターフェースユニットに電力を供給している。 この発明の目的は、音声情報、データ情報、または映像情報を伝えるＲＦ信号 及びＡＣ信号を加入者に分配するための改良された方法及び装置を提供すること である。 また、本願発明の目的は、ＲＦ信号をＡＣ信号から分割しこれら分割された信 号を面板に設けられたコネクターに供給して、要求に応じて加入者に分配できる ようにした回路によって、既存の受動装置をグレードアップすることである。 本願発明の他の目的は、電流が制限されたＡＣ電力を加入者に後で供給すると きに、分配ユニットと結合できる受動装置を使用することによって、加入者にＲ Ｆ信号を供給することである。 本願発明の他の目的は、ＲＦ信号と、必要なときに電流が制限されたＡＣ信号 とを供給できるシステムによって、既存の受動システムをグレードアップする方 法を提供することである。 本願発明の他の目的は、電力分配ユニットを既存のタップに接続して、下流側 への供給を遮断することなく前記タップをグレードアップできるようにすること である。 本願発明の別の目的は、ＲＦラインから生じる電力を加入者に分配するユニッ トに、内蔵型電力／ＲＦ分配ユニットを設けることである。 本願発明のさらに別の目的は、電力分配ユニットに電力を供給するために使用 できる受動装置から、ネットワークインターフェースユニットに電力を供給する ことである。 本願発明の他の目的は、マルチメディア情報をヘッドエンドユニットから加入 者に分配するシステムを提供することである。前記システムは、合成または複合 されたＡＣ電力信号及びＲＦ信号を分配するように作動するネットワークメディ アを備えている。ＲＦ信号は、ヘッドエンドから生じるマルチメディア情報を含 んでいる。前記システムは、また、タップを備えている。前記タップは、複合入 力端子を備えている。前記複合入力端子は、前記複合信号を受信できるように前 記ネットワークメディアに連結されている。前記タップは、前記複合入力端子に よって受信されたＲＦ信号が供給される複数のＲＦ出力端子と、前記複合入力端 子によって受信されたＡＣ信号が分配されるＡＣ出力端子とを備えている。 電力分配ユニットが前記タップに接続されている。電力分配ユニットは、入力 端子を備えている。この入力端子は、電力ラインを介して前記ＡＣ出力端子に接 続されており、また、前記電力ライン上の前記ＡＣ電力信号を受信できるように なっている。前記タップは、前記受信されたＡＣ電力信号が供給される複数のＡ Ｃ出力端子と；前記ＡＣ出力端子に供給されるＡＣ電力信号の最大出力電流を制 限する、前記電力分配ユニット内に配置されたリミッタとを備えている。 本願発明の好適な実施例においては、ネットワークメディアを通じて伝達され た複合されたＡＣ及びＲＦ信号、すなわちＡＣ及びＲＦ複合信号を分配するため の装置が、提供されている。前記装置は、リヤプレートを有するタップを備えて いる。前記リヤプレートは、前記ネットワークメディアに連結された複合入力端 子を備えている。前記ネットワークメディアを通して、前記複合信号が受信され る。前記タップは、複合出力端子を備えている。前記複合出力端子を通して、前 記複合信号は、前記ネットワークメディアに分配される。ＲＦ回路が、前記複合 入力端子に電気的に連結されている。前記ＲＦ回路の作動により、前記ＲＦ信号 が、前記複合信号から分割される。前記タップは、面板を備えている。前記面板 は、ＲＦ出力端子が接続されたリヤプレートに係合可能となっている。前記分割 されたＲＦ信号は、前記ＲＦ出力端子に供給される。電力分配ユニット（ＰＤＵ ）が、前記リヤプレートと前記面板との間に配置されている。前記ＰＤＵは、電 力分配回路を備えている。前記電力分配回路は、前記入力端子に連結されており 、前記複合信号から前記ＡＣ電力信号を分割する。前記ＰＤＵは、また、前記Ａ Ｃ電力信号が供給される複数のＡＣ出力端子と、前記電力分配ユニット内に配置 されたリミッタとを備えている。前記リミッタの作動により、前記ＡＣ出力端子 に供給される前記ＡＣ電力信号の最大出力電流が制限できるようになっている。 本願発明それ自身はもちろん本願発明の前記目的や他の目的も、添付した図面 と共に下記の説明を読むことにより、完全に理解できる。図面の簡単な説明 図１は、本願発明に係わる、ヘッドエンドユニットから加入者ホーム（すなわ ち、加入者宅）に映像信号や電話通信信号を分配するためのシステムのブロック 図である。 図２は、本願発明に係わる、ヘッドエンドユニットから加入者宅に映像信号や 制御された電話通信信号を分配するためのシステムのブロック図である。 図３は、図１及び図２に示された受動ユニットの略線図である。 図４は、図１に示された電力分配ユニットの略線図である。 図５は、図１に示された顧客インターフェースユニットのブロック図である。 図６ａは、従来の受動ユニットの斜視図であり、図６ｂは、従来の受動ユニッ トの正面図である。 図７ａは、図１及び図２に示された受動ユニットの斜視図であり、図７ｂは、 図１及び図２に示された受動ユニットの正面図である。 図８は、図１、図２、図７ａ、及び図７ｂに示された受動ユニット用の面板の 背面図である。 図９Ａ及び図９Ｂは、タップに接続された電力分配ユニットの好適な実施例の 分解図である。 図１０は、図９に示された電力分配ユニットの側断面図である。 図１１は、図１０に示された電力分配ユニットの正面図である。 図１２は、図１１に示された電力分配ユニットの側断面図である。 図１３は、電力分配ユニットとタップとの斜視図である。好適な実施例の詳細な説明 図１を参照すると、一般的にマルチメディア情報と呼ばれるデータ情報、音情 報、及び映像情報をヘッドエンドユニット１２から加入者宅１４ａ及び１４ｂに 分配するための分配システム１０が示されている。ヘッドエンドユニット１２は 、典型的に、衛星、ケーブル、光ファイバーネットワーク、マイクロウェーブ、 ＶＨＦ、ＵＨＦ、または他のソースからのマルチメディア情報を伝えるＲＦ信号 を受信し、これらの信号を、分配ネットワーク１６を介して、加入者ホーム、す なわち、加入者宅１４に伝達する。分配ネットワーク１６は、ハイブリッドファ イバー（Ｈｙｂｒｉｄ Ｆｉｂｅｒ）または同軸ケーブル（Ｃｏａｘ）ネットワ ーク１８を備えている。ハイブリッドファイバーまたは同軸ケーブルネットワー クは、ヘッドエンドユニット１２を、以下タップ２０として参照する受動装置に 接続している。 図３に詳細に示されたタップ２０は、ＲＦ信号成分とＡＣ信号成分とが組合わ された信号（以下、複合信号という）をネットワーク１８から受信する。複合信 号は、入力ポートすなわち入力端子５０で受信される。複合信号は、タップ２０ の出力端子５２から出力される。出力端子５２では、複合信号は、ネットワーク １８の下流側に設けられた他の装置にケーブル２７を通して供給される。タップ ２０は、複合信号を複数のＲＦ信号と１つのＡＣ信号とに分割している。タップ ２０は、ＡＣ信号を電力分配ユニット（ＰＤＵ）２２に供給している。電力分配 ユニット２２の詳細は、後で、図４に基づいて説明する。ＰＤＵ２２は、タップ ２０から分離して示されている。しかしながら、ＰＤＵ２２は、タップ２０内に 組み入れて、図９−図１２に示されるように、ユニット式のマルチメディアタッ プ２３を形成することが好ましい。 分割または分配されたＲＦ信号は、タップ２０の端子１３０−１３６から出力 され、典型的に、加入者宅１４の横に設けられた顧客インターフェースユニット （ＣＩＵ）２４にそれぞれ供給される。複合信号は、ネットワーク同軸ケーブル ２５通じてタップ２０に供給され、また、タップ２０を出てネットワーク同軸ケ ーブル２７に供給される。タップ２０は、随意に電力端子３８を含めることがで きる。同軸ケーブル２６Ａを使用することによって、ＡＣ信号は、電力端子３８ からＰＤＵ２２Ａに供給できる。この実施例において、ＡＣ信号は、ＰＤＵ２２ Ａ内の（図示しない）端子から出力され、同軸ケーブルとより線対からなる複合 引き込みケーブル２８Ａのより線対部分を通してＣＩＵ２４に分配される。映像 、データ、電話通信を伝えるＲＦ信号は、同軸ケーブル２８Ａを通して、タップ ２０の端子１３２及び１３６からＣＩＵ２４に供給される。 本願発明の好適な実施例において、ＡＣ信号は、ＰＤＵ２２の回路基板２３に 供給される。回路基板２３は、コネクター端子１４０を含んでいる。コネクター 端子１４０は、タップ２０に係合する（図９−図１２参照）。ＡＣ電力を伝える ＡＣ信号は、ＰＤＵ２２Ｂの端子１４２−１４８から出力され、同軸ケーブルと より線対からなる複合引き込みケーブル２８Ａのより線対部分を通してＣＩＵ２ ４に供給される。映像、データ、及び電話通信を伝えるＲＦ信号は、ＣＩＵ２４ に直接的に向かう同軸ケーブル２８Ｂを通して、タップ２０の端子１３２及び端 子１３６からＣＩＵ２４に供給される。 タップ２０は、ＰＤＵ２２を通じて、ＡＣ信号をＣＩＵ２４に直接的に供給す るように示されているが、タップ２０は、電力をＣＩＵ２４に直接的に供給する ことができるし、ＲＦ信号のみをＣＩＵ２４に供給することができる。ＣＩＵ２ ４は、図５に示された回路を含んでいる。この回路は、ＲＦ信号を、加入者の種 々のマルチメディア機器により使用できる信号に変換する。 図２を参照すると、ヘッドエンドユニット１２から加入者宅１４ａ及び１４ｂ にマルチメディア情報を供給するための他のシステム３０が示されている。シス テム３０において、電話通信マルチメディア情報は、ファイバーループ（ｆｉｂ ｅｒ ｌｏｏｐ）３４を通じて、ヘッドエンドユニット１２から引込み側（ｃｕ ｒｂｓｉｄｅ）のネットワークインターフェースユニット（ＮＩＵ）３２に供給 される。他のマルチメディア情報を含んでいる複合信号は、ネットワーク同軸ケ ーブル２５を通じファイバー／同軸ケーブルからなるハイブリッドのネットワー ク１８を経由して、タップ２０に供給される。ＡＣ信号は、タップ２０に設けら れた電力端子３８を通してＮＩＵ３２に供給される。同軸ケーブルとより線対か らなる複合引き込みケーブルによって、ＮＩＵ３２及びタップ２０は、加入者宅 １４ａ及び１４ｂに接続されている。ＡＣ信号は、ケーブル４０を通してＮＩＵ ３２に供給される。ＲＦ信号は、タップ２０に設けられたＲＦ端子１３０−１３ ６から出力され、複合引き込みケーブルの同軸ケーブル部分を使用して、加入者 宅１４ａ及び１４ｂに供給される。ＮＩＵ３２は、複合引き込みケーブル４２の より線対のケーブル部分を通して、電話通信情報を加入者宅に供給している。 ＮＩＵ３２のタイプの装置は、電話通信信号を加入者宅に供給する産業におい て周知である。ＮＩＵ３２のタイプの装置は、アドレス可能な電話通信情報を、 光学的信号からアナログ音声信号に変換し、次いで、アナログ音声信号をアドレ スされた加入者宅に転送する回路を典型的に備えている。ＮＩＵ３２は、また、 前記ファイバーループ（ｆｉｂｅｒ ｌｏｏｐ）上でヘッドエンドユニット１２ に伝達できるように、加入者宅からの電話通信信号を変換する回路を備えている 。 図３を参照すると、タップ２０の例が示されている。タップ２０は、チョーク ４９と並列に接続されたカプラー５８を備えている。チョーク４９は、入力端子 ５０から出力端子５２にＡＣ電力信号を送る。チョーク４９は、入力端子５０上 の複合信号内のＲＦ信号を除去する。好適なタップは、１９９４年８月２６日に 出願された米国特許出願番号０８／２９７，７２４に開示されている。この出願 を参照することによって、該米国特許出願番号０８／２９７，７２４の内容は、 本願明細書に組み入れられている。また、ジャンパ（ｊｕｍｐｅｒ）４７が入力 端子に接続されている。インダクタンスコイル５１が、ジャンパ４７を通して入 力端子に接続されている。これによって、ＡＣ信号がＡＣ電力端子３８に送られ る。ジャンパ４７はスイッチとして機能しており、これにより、電力端子３８と 回路２０との間が開閉される。分路コンデンサー５５が、インダクタンスコイル ５１の接合点とアースとの間に接続されている。電力端子３８とアースとの間に は、分路コンデンサー５７が接続されている。 カプラー５８は、コンデンサー５４を通して入力端子５０に連結されており、 コンデンサ５６を通して出力端子５２に連結されている。コンデンサー５４及び ５６は、入力端子５０及び出力端子５２上のＡＣ信号を遮断している。カプラー ５８は、一次巻線６２と二次巻線６４とを備えている。一次巻線６２と二次巻線 ６４の各々は、所定の数の巻線を備えている。 カプラー５８は、アースされた中央タップ６６を備えている。一次巻線６２の 作動により、入力端子５０上のＲＦ信号が出力端子５２に送られ、また、ＲＦ信 号は二次巻線６４に結合される。二次巻線６４の一端は、並列接続されたコンデ ンサー６８と抵抗器７０とを通ってアース接続されている。二次巻線６４の他端 は、コンデンサー７２とコンデンサー７４とを通ってアースされている。コンデ ンサー７２とコンデンサー７４の接合点は、分配器（スプリッター）７６に接続 されている。 分配器７６は、一次巻線７８と二次巻線８０とを備えている。一次巻線７８と 二次巻線８０の各々は、コンデンサー８４を通してアースされた中央タップ８２ を備えている。一次巻線７８の一端は、コンデンサー７２とコンデンサー７４と の接合点に接続されている。一次巻線７８の他端は、アースされている。分配器 ７６の二次巻線８０は、分配器８８に接続された第１の端子８３と、分配器９０ に接続された第２の端子８５とを備えている。コンデンサー９２と、抵抗器９４ と、コンデンサー９６とが、第１の端子８３と第２の端子８５との間に直列に接 続されている。 分配器８８は、一次端子９８と、二次端子１０２と、中央タップ１０６とを備 えている。分配器９０は、一次端子１００と、二次端子１０４と、中央タップ１ ０８とを備えている。中央タップ１０６は、コンデンサー１１３を通してアース されている。中央タップ１０８は、コンデンサー１１５を通してアースされてい る。分配器８８は、一次巻線９８に供給される信号を二次巻線１０２に結合して いる。分配器９０は、一次巻線１００に供給される信号を二次巻線１０４に結合 している。分配器８８は、二次巻線に接続された出力端子１１０及び１１２を備 えている。分配器９０は、二次巻線に接続された出力端子１１４及び１１６を備 えている。コンデンサー１１８と抵抗器１２０は、出力端子１１０と出力端子１ １２との間で直列に接続されている。コンデンサー１２２と抵抗器１２４は、出 力端子１１４と出力端子１１６との間で直列に接続されている。ＲＦタップ１３ ０、１３２、１３４、及び１３６は、それぞれ、デカップリング（ｄｅｃｏｕｐ ｌｉｎｇ）コンデンサー１４２、１４４、１４６、及び１４８を通して、出力端 子１１０、１１２、１１４及び１１６に接続されている。４タップ回路２０が図 ３に示されているが、２タップ、８タップ、１６タップ構造のような他のタップ 構造をシステム１０または３０において使用するようにしてもよい。 図４を参照すると、電力分配ユニット２２の略線図が示されている。電力分配 ユニット２２は、コネクター端子１４０を備えている。コネクター端子１４０は 、入力端子１４１とアース端子１４３とを備えている。アース端子１４３は、ア ースされたタップのリヤプレート２３４に電気的に接続されている。入力端子１ ４１は、ＲＦフィルター１５０と正の温度係数を有する抵抗器１９２とを通して 出力端子１４２に接続されている。また、入力端子１４１は、ＲＦフィルター１ ５０と正の温度係数を有する抵抗器１９４とを通して出力端子１４４に接続され ている。また、入力端子１４１は、ＲＦフィルター１５０と正の温度係数を有す る抵抗器１９６とを通して出力端子１４６に接続されている。さらに、入力端子 １４１は、ＲＦフィルター１５０と正の温度係数を有する抵抗器１９８とを通し て出力端子１４８に接続されている。ＰＤＵ２２のＡＣ出力端子は、各々、正端 子と負端子とを備えている。出力端子１４２−１４８の正端子と負端子の前後に は、サージ保護回路１５２、１５４、１５６、及び１５８がそれぞれ接続されて いる。 ＲＦフィルター１５０の入力は入力端子１４１に接続されており、ＲＦフィル ター１５０の出力は制限回路１５２−１５８に接続されている。ＲＦフィルター １５０の入力端子とアースとの間には、コンデンサー１７０及び１７２が接続さ れている。コンデンサー１７０及び１７２は、コネクター端子１４０に供給され るＡＣ信号上の高周波数を除去する。入力端子１４１と制限回路１５２−１５８ との間には、インダクタンスコイル１７４が直列接続されている。インダクタン スコイル１７４は、コネクター端子１４０から端子１４２−１４８に高周波数成 分が流れるのを防止すると共に、端子１４２−１４８からコネクター端子１４０ に高周波数成分が流れるのも防止する。コンデンサー１７６及び１７８が、並列 に、インダクタンスコイル１７４の接合点と回路１５２−１５８との間でアース に接続されている。 バリスタと呼ばれる正の温度係数を有する抵抗器１９２−１９８は、端子１４ ２−１４８へ流れる最大電流を制限する。正の温度係数を有する抵抗器１９２− １９８を通る電流が増加するとき、インピーダンスが大変大きくなる。端子１４ ２−１４８を通る電流が所定の電流レベル、好ましくは室温で３００ミリアンペ ア（ｍＡＭＰＳ）を越えたとき、正の温度係数を有する抵抗器１９２−１９８は 有効なオープン（開）回路となる。 サージ保護回路１５２、１５４、１５６、及び１５８は、サイダック（Ｓｉｄ ａｃ）１６０、１６２、１６４、及び１６８とそれぞれ直列接続された抵抗器１ ８２−１８８を含んでいる。サイダック１６０−１６８とそれらに関連した抵抗 器１８２−１８８とを組み合わせることにより、コネクター１４２−１４８の前 後に高電圧が生じた場合、有効にショートさせることができる。 図５を参照すると、ＣＩＵ２４が示されている。ＣＩＵ２４は、ＡＣ信号を受 信するための入力端子２０２と、ＲＦ信号を受信するための端子２０４とを備え ている。ＲＦ信号は、変換回路２００に送られる。変換回路２００は、出力端子 ２０６に転送するために、ＲＦ信号を、適切な形式（すなわち、適切なフォーマ ット）の、映像信号、電話通信信号、及びデータ信号に変換する。次いで、その マルチメディア信号は、出力端子２０６から加入者に供給される。マルチメディ ア信号は、また、出力端子２０６を通して加入者から受信され、そして、変換器 ２００に供給される。変換器は、当該技術で一般的に公知であり、上述したよう に、加入者から受信されたマルチメディア信号を、他の加入者に分配するために ＲＦ形式（ＲＦフォーマット）に変換する。ＲＦ信号は、ケーブル２８で端子２ ０４ を介して供給されている。変換器２００ＡＣ電力を供給するために、ＡＣ信号が 入力端子２０２を介して受信される。 図６Ａ、図６Ｂ、及び図８を参照すると、従来のタップ２１０が示されている 。タップ２１０は、取り外し可能な面板２１２を備えている。ＲＦコネクター２ ２０、２２２、２２４、及び２２６が、面板２１２に取り付けられている。これ らのタップは、当該技術において広く公知になっており、ＧＡ（ジョージア州の ）のＮｏｒｃｒｏｓｓに所在するＳｃｉｅｎｔｉｆｉｃ−Ａｔｌａｎｔａ社から 入手できる。タップ２１０は、入力端子２３０と出力端子２３２とを備えている 。入力端子２３０及び出力端子２３２を通して、同軸ケーブルが供給され、複合 信号を送ることができるようになっている。タップ２１０の取外し可能なリヤパ ネル２３４が、面板２１２の後ろに取り付けられている。回路基板２６０（図８ ）が、ＲＦコネクター２２０、２２２、２２４、及び２２６に電気的に接触でき るようになっており、面板２１２とリヤプレート２３４との間に挟持されている 。 それぞれの面板とリヤプレートとを備えた好適なタップが、発明者として掲載 されているＢａｒ Ｓｐｒｉｅｓｔｅｒ及びＪａｍｅｓ Ｌ．Ｄａｌｅによって １９９５年３月２１日に出願された同時係属中の米国特許出願に開示されている 。この出願は、Ｓｃｉｅｎｔｉｆｉｃ−Ａｔｌａｎｔａに譲渡されている。この 米国出願を参照することによって、当該米国出願の内容は、本願に組み入れられ ている。 図７ａ及び図７ｂを参照すると、取り外し可能な面板２４０を有する電力送出 用のタップ２０が示されている。ＲＦ端子１３０，１３２、１３４、及び１３６ が、面板２４０に取り付けられている。ＡＣ端子３８を含むＡＣ電力端子すなわ ちコネクター２４２が、また、面板２４０に取り付けられている。タップ２０は 、また、同軸ケーブルが供給される出力端子５２及び入力端子５０を備えている 。 図８を参照すると、面板２４０の背面が示されている。回路２０を含む回路基 板２６０が、面板２４０の背面に取り付けられている。回路基板２６０は、受容 器２４８及び２５０を含んでいる。受容器２４８及び２５０は、リヤパネル２３ ４に設けられた２つの内部プラグ３１０及び３１２（図９Ｂ）に嵌合する。リヤ パネル２３４に設けられた２つのプラグ３１０及び３１２は、各々、継ぎ手を備 えている。継ぎ手は、入力端子２３０を通して供給されるネットワーク同軸ケー ブル２５と、出力端子２３２を通して供給されるネットワーク同軸ケーブル２７ とを受ける。プラグは、回転可能となっており、これにより、端子２３１及び２ ３３（図６Ｂ及び図７Ｂ）を通して供給される同軸ケーブルを受けることができ るようになっている。 タップ２１０からタップ２０にグレードアップすることを所望するとき、ねじ ２５０、２５２、及び２５４を取り外すことによって、面板２１２はハウジング ２３４から取り外される。取り外されると、新しい面板及びフロントパネル２４ ０が、古い面板の代わりに取り付けられる。次いで、ねじ２５０、２５２、及び ２５４が取り付けられて、図７Ａ及び７Ｂに示されたタップ２０が形成される。 次いで、ＲＦ信号を加入者宅に供給するために、同軸ケーブルがＲＦ端子１３０ −１３６に接続される。次いで、ＡＣ端子３８は、ＣＩＵ２４に電力を分配する ためにＰＤＵに接続される。最後に、端子３８からのＡＣ信号は、ＮＩＵ３２に 接続される。 図９−図１３を参照すると、電力分配ユニット２２Ｂの好適な実施例が示され ている。電力分配ユニット２２Ｂは、ＰＤＵ頂部アセンブリ３００と、ＰＤＵ底 部アセンブリ３０２と、ＰＤＵ頂部アセンブリ３００とＰＤＵ底部アセンブリ３ ０２との間に挟持された回路基板３０４とを備えている。図９Ａ及び９Ｂを参照 すると、ＰＤＵ頂部アセンブリ３００とＰＤＵ底部アセンブリ３０２とは、開口 部３１４を備えている。開口部３１４は、その周囲を伸長する壁３１６−３１９ を備えている。面板２１２が、開口部３１４の一端を覆い、ＰＤＵ頂部アセンブ リ３００と係合している。リヤプレート２３４が、開口部３１４の他端を覆い、 ＰＤＵ底部アセンブリ３０２と係合している。ＰＤＵ頂部アセンブリ３００は、 ねじ２９０−２９２でＰＤＵ底部アセンブリ３０２に取り付けられている。 細長いＰＤＵローター３０６及び３０８が、回路基板３０４を通って伸長して いる。ＰＤＵローター３０６及び３０８の一端は、ばね性のレセプタクルを備え ている。ＰＤＵローター３０６の一端は、リヤプレート２３４の内部プラグすな わち入力端子３１０を受けるようになっている。ＰＤＵローター３０８の一端は 、リヤプレート２３４の内部プラグすなわち出力端子３１２を受けるようになっ て いる。ＰＤＵローター３０６及び３０８の他端は、面板２１２に設けられたレセ プタクル２４８及び２５０（図８）と嵌合するプラグとなっている。ＰＤＵロー ター３０６及び３０８は、回路基板３０４のリヤプレート側で端子１４１及び１ ４３にはんだ付けされる。 ＰＤＵローターホルダー３２２が、回路基板３０４のフロントプレート側に取 り付けられている。ＰＤＵローターホルダー３２２は、その両端に隣接した位置 に、円筒形の２つの開口部３２０及び３２１（図１１）を備えている。また、Ｐ ＤＵローターホルダー３２２は、ＰＤＵローター３０６及び３０８を支持してい る。ＰＤＵローターホルダー３２２は、その中央部付近に開口部３２３を備えて いる。リテーナ（保持器）３２４が、開口部３２３を通って伸長している。リテ ーナ３２４は、頂部係合面と４つの脚部とを備えている。４つの脚部は、内側に 曲がってＰＤＵローターホルダー３２２の底面に係合する。リテーナ３２４は、 ＰＤＵローターホルダー３２２の開口部３２３で摺動自在となっている。細長い 長方形のメタルプレート（金属製のプレート）３２６が、リテーナ３２４とＰＤ Ｕローターホルダー３２２との間に配置されている。メタルプレート３２６は、 適所に保持されている。そして、リテーナ３２４がＰＤＵローターホルダー３２ ２に係合するとき、メタルプレート３２６の一部が開口部３２３内に伸長する。 メタルプレート３２６の一部が、開口部３２３とＰＤＵローター３０６及び３０ ８との間で、ＰＤＵローターホルダー３２２の表面３２５に載置されている。メ タルプレート３２６の両端は、湾曲して、ＰＤＵローター３０６及び３０８に係 合可能となっている。突起３２８（図８）が、面板２１２から伸長している。そ の通常の非係合位置においては、メタルプレート３２６は、ＰＤＵローター３０ ６及び３０８に係合している。ＰＤＵアセンブリ２２Ｂがリヤプレート２３４に 取り付けられたとき、入力端子５０と出力端子５２との間が、ショートする。 タップ２０がＰＤＵ頂部アセンブリ３００に係合したとき、リテーナ２４８及 び２５０がＰＤＵローター３０６及び３０８に係合する。続いて、突起３２８が リテーナ３２４の頂面に係合し、これによって、リテーナ３２４の中央部が開口 部３２３内に強制的に押し下げられる。リテーナ３２４が開口部３２３内に強制 的に押し下げられたとき、メタルプレート３２６の両端とＰＤＵローター３０６ 及び３０８との係合が外れ、これによって、メタルプレート３２６により引き起 こされたショートが解除される。しかしながら、ネットワーク２５上の複合信号 は、タップ２０の回路基板に供給される。 修理、グレードアップ、またはメンテナンスのために、タップ２０がＰＤＵ頂 部アセンブリ３００から取り外されるとき、突起３２８とリテーナ３２４の頂面 との係合が外され、メタルプレート３２６のばね力により、リテーナ３２４の中 央部が開口部３２３で上昇する。リテーナ３２４が上昇したとき、メタルプレー ト３２６の両端がＰＤＵローター３０６及び３０８に係合し、これにより、ＰＤ Ｕローター３０６とＰＤＵローター３０８との間が、続いて、入力端子５０と出 力端子５２との間が、電気的にショートする。タップ２０がさらに取り外された とき、リテーナ２４８及び２５０とＰＤＵローター３０６及び３０８との係合が 外れる。しかしながら、タップ２０が取り外されている間ずっと、入力端子５０ と出力端子５２との間の電気的接続が維持され、これによって、下流側の顧客へ の供給の遮断が防止される。ＰＤＵローター３０６及び３０８に対するリテーナ ３２４及びメタルプレート３２６の作動の詳細は、１９９５年３月２１日に出願 された上記同時係属中の出願に説明されている。ＰＤＵ底部アセンブリ３０２は 、突起３７０を含んでいることが好ましい。突起３７０は、そこから直交する方 向に且つそこから離れる方向に伸長し、前記同時係属中の出願に説明されている ように、リヤプレート２３４に設けられたリテーナに係合可能となっている。 回路基板３０４は、端子１４２−１４８を有するＡＣ電力分配パネル３４０を 支持している。端子１４２−１４８を通って、ＡＣ電力が下流側に分配される。 ＡＣ電力分配パネル３４０は、ＰＤＵ頂部アセンブリ３００の開口部３４２に挿 入される。カバー３４４が開口部３４２を閉じ、これによって、環境からＡＣ電 力分配パネル３４０を保護している。電力ライン（図示せず）が、カバー３４４ とＰＤＵ頂部アセンブリ３００との間のガスケットを通ってＡＣ電力分配パネル ３４０内に伸長している。電力ラインは、ＰＤＵ頂部アセンブリ３００の穴また は切欠き（図示せず）を通って、ＡＣ電力分配パネル３４０内に伸長しているこ とが好ましい。 ＰＤＵ頂部アセンブリ３００及び３０２は、非磁性のメタル材料から構成する ことが好ましい。ＰＤＵ頂部アセンブリ３００、ＰＤＵ底部アセンブリ３０２、 面板２１２、及びリヤプレート２３４は、当該技術で公知なように、プラスチッ ク製材料やゴム製材料のガスケットを備えている。前記ガスケットは、前記アセ ンブリが互いに接触する該アセンブリの表面に取り付けられており、これによっ て、水漏れが防止できるようになっている。ＥＭＩ（電磁障害）用の材料からな るガスケットを前記プラスチック製材料やゴム製材料のガスケットに隣接して位 置決めすることにより、ＲＦＩ（電磁妨害雑音）漏れを防止できる。 本願発明の原理は図示された実施例で明瞭になっている。一方、具体的な環境 や作動要件に適合させるために、本願発明を実施するために使用される構成部分 、要素、材料、及び構成成分に多くの変更を本願発明の原理を離れることなしに 別な方法で加えることは、当業者にとって直ちに行えるであろう。そのため、添 付した請求項は、本願発明の正確な精神及び範囲内におけるそのような変更も包 含している。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】１９９６年９月９日 【補正内容】 【図１】 【図４】 【図２】 【図５】 【図３】 【図６】 【図７】 【図８】 【図１０】 【図９】 【図９】 【図１３】 【図１１】 【図１２】

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＡＭ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，Ｃ Ａ，ＣＮ，ＣＺ，ＥＥ，ＦＩ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＴ，ＬＶ， ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＲＯ，Ｒ Ｕ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＺ ，ＶＮ (72)発明者 ハーマン，グレゴリー・エル アメリカ合衆国ジョージア州30030，デカ ーター，サウス・キャンドラー・ストリー ト 556 (72)発明者 コルマス，ロバート・エス アメリカ合衆国ジョージア州30202，アル ファレッタ，ウインドクリーク・オーヴァ ールック 11795 (72)発明者 デイル，ジェームズ・エル アメリカ合衆国ジョージア州30243，ロー レンスヴィル，ウォーターロック・コート 164

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ヘッドエンドユニットから加入者にマルチメディア情報を分配するためのシ ステムであって、前記システムは、 １）ＡＣ電力信号及びＲＦ信号からなる複合信号を分配可能なネットワークメデ ィアを備えており、前記ＲＦ信号は、前記ヘッドエンドから生じるマルチメディ ア情報を含んでおり、 ２）前記システムは、また、タップを備えており、前記タップは、 ａ）前記ネットワークメディアに連結され、前記複合信号を受信するための 複合入力端子と、 ｂ）前記複合入力端子によって受信された前記ＲＦ信号が供給される複数の ＲＦ出力端子と、 ｃ）前記複合入力端子によって受信された前記ＡＣ信号が分配されるＡＣ出 力端子とを備えており、 ３）前記システムは、さらに、電力分配ユニットを備えており、前記電力分配ユ ニットは、 ａ）電力ラインを通じて前記ＡＣ出力端子に接続され、前記電力ライン上の 前記ＡＣ電力信号を受信する入力端子と、 ｂ）前記受信されたＡＣ電力信号を供給する複数のＡＣ出力端子と、 ｃ）前記電力分配ユニット内に配置され、前記ＡＣ出力端子に供給される前 記ＡＣ電力信号の最大出力電流を制限できるリミッタとを備えたことを特徴とす るシステム。 ２．請求項１に記載のシステムにおいて、さらに、 前記ＲＦ出力端子に連結され、前記ＲＦ信号を分配するためのＲＦ加入者メデ ィアと、 前記ＡＣ出力端子に連結され、前記ＡＣ電力信号を分配するためのＡＣ加入者 メディアと、 前記加入者宅と、前記ＡＣ加入者メディアと、前記ＲＦ加入者メディアとに連 結された顧客インターフェースユニットとを備えており、 前記顧客インターフェースユニットは、前記タップ上の前記出力端子の１つか ら前記ＲＦ信号を受信するためのＲＦ入力端子を備えており、また、前記顧客イ ンターフェースユニットは、前記ＡＣ電力信号を受信するＡＣ入力端子を備えて おり、前記顧客インターフェースユニットは、前記ＲＦ信号を加入者信号にデコ ードすると共に、種々の複数の加入者伝達ラインに前記ＲＦ信号を再伝達するこ とを特徴とするシステム。 ３．請求項１に記載のシステムにおいて、さらに、前記タップは、面板と、リヤ プレートとを備えており、前記電力分配ユニットは、前記面板と前記リヤプレー トとの間で前記タップに取り外し可能に接続されていることを特徴とするシステ ム。 ４．ネットワークメディアを通じて伝達されるＡＣ信号とＲＦ信号とからなる複 合信号を分配するための装置であって、前記装置は、 １）タップを備えており、前記タップは、 ａ）前記ネットワークメディアに連結された複合入力端子を有するリヤプレ ートを備えており、前記ネットワークメディアを通して前記複合信号は受信され ており、前記リヤプレートは、また、複合出力端子を備えており、前記複合出力 端子を通して前記複合信号は前記ネットワークメディアに分配されており、 ｂ）前記タップは、また、前記複合入力端子に電気的に連結され、前記複合 信号から前記ＲＦ信号を分割可能なＲＦ回路と、 ｃ）前記リヤプレートに係合可能な面板とを備えており、前記面板は、また 、該面板に接続されたＲＦ出力端子を備えており、前記ＲＦ信号は、前記ＲＦ出 力端子に供給されており、 ２）前記装置は、また、前記リヤプレートと前記面板との間に配置された電力分 配ユニット（ＰＤＵ）を備えており、前記ＰＤＵは、 ａ）前記入力端子に連結され、前記複合信号から前記ＡＣ電力信号を分割す る電力分配回路と、 ｂ）前記ＡＣ電力信号が供給される複数のＡＣ出力端子と、 ｃ）前記電力分配ユニット内に配置され、前記ＡＣ出力端子に供給される前 記ＡＣ電力信号の最大出力電流を制限可能なリミッタとを備えていることを特徴 とする装置。 ５．請求項４に記載の装置において、前記ＲＦ回路は前記面板に取り付けられて いることを特徴とする装置。 ６．請求項４に記載の装置において、前記ＰＤＵは、該ＰＤＵと前記面板とを取 り外し可能に係合できる複数のコネクターを含んでいることを特徴とする装置。 ７．請求項６に記載の装置において、さらに、前記ＰＤＵに取り付けられた手段 であって、前記タップと前記ＰＤＵとの係合が外されたときに、前記複合入力端 子を前記複合出力端子に電気的に接続するための手段を備えていることを特徴と する装置。 ８．請求項７に記載の装置において、さらに、前記タップが前記ＰＤＵと再係合 されたときに、前記複合入力端子を前記複合出力端子から切り離すための手段を 備えていることを特徴とする装置。