JPH11501715A - 低漏洩雌継手 - Google Patents

低漏洩雌継手

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JPH11501715A JP9519755A JP51975597A JPH11501715A JP H11501715 A JPH11501715 A JP H11501715A JP 9519755 A JP9519755 A JP 9519755A JP 51975597 A JP51975597 A JP 51975597A JP H11501715 A JPH11501715 A JP H11501715A
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Abstract

(57)【要約】 雌継手部材20は本体部分31、本体部分内に設置された摺動可能なスリーブ52およびスリーブ52と密封係合し得る軸線方向に延在するステム弁64を備えている。ステム弁64に対するスリーブ52の軸線方向移動は雌継手部材20を流体流に対して開放する。ステム弁64は、そこに取付けられる雄部材の突出ノーズを受入れる大きさのキャビティを備えている。摺動可能なスリーブ52およびステム弁64は、平坦な入端部12および突出ノーズ27を備え、分離の際最少の空気混入および最少の流体流出で、雄継手部材を受入れるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】 低漏洩雌継手 発明の背景 多くの用途に対して、対向する雄および雌継手が雌継手内への雄継手の単純な 軸線方向運動によって容易に一緒に結合されるように、流体導管の一端に取付け られた雄継手部材および対向する流体導管の一端に取付けられた雌継手部材より なる急速分離継手を利用することが望まれる。典型的には雌継手部材は軸線方向 に摺動するリリースカラーを有し、そのカラーは、カラーが引込められた時の半 径方向外方位置から、カラーがその前方位置に押された時の半径方向内方位置へ 、戻り止めボールの半径方向運動を制御する。戻り止めボールがそれらの半径方 向外方位置にあるとき、雄部材は容易に自由に雌継手に出入し、戻り止めボール がそれらの半径方向内方位置にあるとき、それらは雌継手内に位置する雄部材に 係合しかつ保持する。雌継手部材に添えられた雄継手部材を保持するために軸線 方向に摺動可能なカラーと共働する戻り止めボールを利用する流体継手の従来技 術の例は、本願の譲受人に譲渡された米国特許第4892117号明細書および 同5179976号明細書を参照することによって得られ、ここに参照のため引 用する。またそのような急速作動継手の寸法および必要条件を記載した、198 7年4月1日に国際標準化機構(International Organization for Standardiza tion)から発行された、“液圧流体動力急速作動継手Q”と称する国際標準IS O7241−1第1部も参照されたい。 多くの工業流体流用途に対して、雄継手が雌継手に接合されるときまたはそこ から除去されるとき発生する流体損失を最少量にしまた空気の混入を最少量にす ることが望ましい。雄および雌継手部材が連結、分離されるときの流体損失を最 少にする戻り止めボールおよび戻り止めボールを制御する軸線方向に移動可能な カラーを備えた押込み連結特性を有する継手の従来技術の一つの型は、そのFD 49シリーズ平面液圧工具継手として本発明の譲受人によって市販されている。 この継手の詳細はエアロクイップ・コーポレーション・ブレティン(Aeroquip Corporation Bulletin)JB27および米国特許第4614348号明細書に記 載されている。エアロクイップFD49継手は勝れた継手であり、かつ各部材の 連結、分離の際の流体損失を最少にしかつ空気混入を最少にするのに好適である が、雄継手部分ならびに雌継手部分が平坦面を備えることが必要である。流体損 失を最少にしかつ空気混入を最少にすることのない多くの継手が現在商業的に使 用されており、それらは流体損失を最少にしかつ空気混入を最少にすることを望 まれる多くの用途に使用されている。現在流体損失を最少にしまたは空気混入を 最少にすることに適していないこのような継手の従来技術の型の中には、前記国 際標準ISO7241−1に示されたようなまたはFD45シリーズもしくはF D48シリーズ継手の雄半部として前記エアロクイップ・コーポレーション・ブ レティンJB27に示されたような、雄継手部材の本体部分を越えて延在する中 央ノーズを有するものがある。 雌継手部材ならびに雄継手部材を変換する必要があるいかなる変換もかなりの 費用を要することが認められる。 発明の要約 本発明によれば、突出するノーズを備えた型の平坦でない面を有する雄部材と ともに使用されるように構成された雌部材が得られ、それにより流体損失を最少 にしかつ空気混入を最少にして連結される雄部材および雌部材が得られる。 したがって、本発明の目的は、相互連結される雄/雌継手の組合わせを流体損 失、空気混入型継手から流体損失が最少かつ空気混入が最少の継手に変換するた め、現存の突出ノーズ型雄継手部材とともに使用するのに適した雌継手部材を得 ることである。 本発明による雌継手部材は、中に軸線方向に摺動可能なスリーブが設置された 本体部分およびスリーブのうけ入れ端部から外方に延在しかつ対応する雄継手部 材のノーズをうけ入れる大きさの成形されたうけ入れ端部を備えた拡大ヘッドを 有する中央ステム弁を備えている。本体は内向きの環状シールを有する。本体、 スリーブおよび弁ステムは、雄継手部材に対して、過剰な量の空気が雄継手部材 と雌継手部材の間に捕捉されるのを阻止し、また(1)そのような部材が一緒に結 合されまたは分離されるとき過大な流体損失を阻止し、(2)シールがそのような 部材の間に設置されるのに先立って流体の流通を阻止するように形成されている 。雌継手部材は別の実施例において、雌継手部材を開閉するため軸線方向に摺動 可能なスリーブと共働する軸線方向に摺動可能な中央ステム弁を備えている。 図面において 図1は、広範囲に商業的に使用されている型の雄継手部材から分離された、本 発明の雌継手部材を示す断面正面図。 図1Aは、図1の線1A−1Aに沿う断面図。 図2は、雄継手部材が雌継手部材内に部分的に設置されているが、しかし完全 には連結されていない、雄継手部材ならびに雌継手部材が閉鎖位置にある、図1 と同様の図。 図3は、雌継手部材に完全に係合し、その各部材および生じた相互連結継手が 開放位置にある図1および図2と同様の図。 図4は、雄継手部材から分離された雌継手部材の変形実施例を示す断面正面図 。 図4Aは、図4の線4A−4Aに沿う断面図。 図5は、各部材が図2のように設置された図4の変形実施例の図。 図6は、各部材が図3のように完全に係合した図4の実施例の図。 図6Aは、各部材が図6のように完全に係合した別の実施例を示す破断断面図 。 図7は、雄継手部材から分離された雌継手部材のさらに別の実施例を示す断面 正面図。 図7Aは、図7の線7A−7Aに沿う断面図。 図8は、各部分が図2のように設置された図7の実施例の図。 図9は、各部分が図3のように完全に係合した図7の実施例の図。 図10は、雄継手部材から分離された雌継手部材のさらに別の実施例を示す断 面正面図。 図10Aは、図10の線10A−10Aに沿う断面図。 図11は、各部分が図2のように設置された図10の実施例の図。 図12は、各部分が図3のように完全に係合した図10の実施例の図。 図13は、雄継手部材から分離された雌継手部材のなお別の実施例を示す断面 正面図。 図13Aは、図13の線13A−13Aに沿う断面図。 図14は、各部分が図2のように設置された図13の実施例の図。 図15は、各部分が図3のように完全に係合した図13の実施例の図。 発明の詳細な説明 図1から図3を参照すると、全体的に符号10で指示された雄継手部材は、平 坦面を有する挿入端部12から外端部13まで軸線Aに沿って延在する本体部分 11を有する。本体部分の外面は、挿入端部12から当接部14へ延在している 外向きテーパ付き先端ランプ14Aへ延在する円筒壁面9を備えている。外向き 環状溝15が当接部14の反対側に設置されている。内部に、本体部分11は中 央円筒壁部分16および円筒壁部分16から平坦な挿入端部12へ延在する内向 きテーパ壁部分17を有する。円筒壁部分16に隣接して内向き溝18が設けら れている。もし望むならば、流体流通管に固定するための内ねじ19を外端部1 3から内向き溝18に近い位置へ延在させることができる。他の公知の連結手段 が雄継手部材10を流体流通管に固定するため利用可能である。 本体部分11には、複数の縦方向に延在する通路22を有するスパイダ21が 設置されている。スナップリング23が内向き溝18に設置され、外端部13に 向かうスパイダの運動を阻止するためスパイダ21に当接している。スパイダ2 1内には、中央通路を有する案内スリーブ24が設置されている。ステム弁25 は突出するノーズ部分27を備えた拡大ヘッド26を有し、そのノーズ部分は挿 入端部12から軸線方向外方に延在し、軸ステム29はヘッド26から案内スリ ーブ24の通路を通って延在している。拡大ヘッド26はテーパ壁部分17に密 封係合する大きさの環状シール28を設けられている。軸ステム29は案内スリ ーブ24に対して摺動可能である。圧縮ばね30は、案内スリーブ24および軸 ステム29を囲み、かつ環状シール28がテーパ壁17に密封係合するような位 置にステム弁25を弾性的に押すため、一端がスパイダ21に係合し他端が拡大 ヘッド26に係合している。拡大ヘッド26はノーズ部分27と環状シール28 との間の区域においてテーパ付きで軸線Aに対して角度をなし、その角度はテー パ壁部分17の角度と同じで、その大きさのため環状シール28の密封係合部に 続いてテーパ壁部分17に係合し、それにより環状シールに隣接する拡大ヘッド 部分が圧縮ばね30によって本体部分11から押出されるのを阻止している。 雌継手部材20は軸線Aに沿って受入れ端部32から反対側端部33まで延在 する本体31を有する。本体31は受入れ端部32から反対側端部33まで延在 する軸線方向通路34を有する。好適には断面円形の、複数の孔35が受入れ端 部32から僅かに離れた位置に本体の周りに円周方向に設置されている。孔35 はその中に複数の戻り止めボール36を受入れるような大きさである。本体31 は、雄継手部材10の当接部14を受入れるのに十分な大きさの直径を有する受 入れ端部32から延在する第1内向き円筒壁部分37、および挿入端部12と当 接部14の先端ランプ14Aとの間の円筒壁面9を受入れるため少し小さい第2 内向き円筒壁部分38を有する。この技術分野において周知のように、孔35は 第1内向き壁部分37によって画定された内面においてボール36の直径より小 さく、外面においてボール36の直径より大きい。 内向きテーパ壁部分39は第1内向き円筒壁部分37と小径の第2内向き円筒 壁部分38とを結合している。テーパ壁部分39のテーパ角度は、好適には、雄 継手部材10が雌継手部材20に完全に係合したとき(図3参照)、ランプ14 Aがテーパ壁部分39と全体で接触するように雄継手部材10のランプ14Aの テーパ角度とほぼ同じである。 第2内向き円筒壁部分38は内向き環状溝40を有し、その中に雄継手部材の 円筒壁面9を密に受入れる大きさの開口を有する平坦な、実質的に剛性のテフロ ン(商標名)または他の適当なプラスチック製リング41が設置されている。溝 40内には、挿入端部12に隣接する雄部材10のその円筒壁面9に密に係合す る大きさを有する環状弾性シールリング42も設置されている。図2から分かる ように、溝40は、シールリング42が流体流通路が開放するのとほぼ同時にま たはそれに先立ってその円筒壁面9に係合しかつシールするように、軸線方向に 設置されている。 本体31の一体の部分として、軸線A上にある中央に設置された孔44および 中央孔44の周囲に設置された複数の5流通路45を有する、有孔ウェブ43が 形成されている(図1A参照)。 第2内向き円筒壁部分38と有孔ウェブ43との間の本体31の部分は、外向 きテーパ壁部分46、肩部47、内向きテーパ壁部分48、および有孔ウェブ4 3へ延在する第3内向き円筒壁部分49を備えている。内ねじ付き部分50また は他の流体流通管に取付けるための適当な取付け手段が、有孔ウェブ43と反対 側端部33との間に設けられている。 軸線方向に移動可能なスリーブ52が、通路34内に設置されている。スリー ブ52は、面接触して雄継手部材10の挿入端部12を受入れる大きさの実質的 に平坦な当接端部53および反対側のばね係合端部54を有する。スリーブ52 は、本体31の第2円筒壁部分38と摺動係合する大きさの外向き円筒壁部分5 5を有する。円筒壁部分55は外向き環状溝56を有し、その中に、スリーブ5 2が図1および図2に示された位置にあるとき第2円筒壁部分38に密封係合す る弾性環状シール57、および高圧をうけたとき環状シール57の飛出しを阻止 するように作用するテフロン(商標名)製バックアップリング58が設置されて いる。スリーブ52は、環状溝56とばね係合端部54との間に設置された中に 金属保持リング60が設置される第2外向き環状溝を有する。スリーブ52はま た、保持リング60の溝とばね係合端部54との間に外向きの内向きテーパ付き 壁部分61を有する。スリーブ52は、中に環状シールリング62が設置される 内向き溝を有する。環状シールリング62を受入れる内向き溝に隣接して、大き さの小さい開口を画定する肩部69が設けられている。 圧縮ばね59がウェブ43とスリーブ52の端部54との間に設置され、スリ ーブ52を本体31の受入れ端部32に向かって押すように作用する。 軸線方向に延在するステム弁64が、有孔ウェブ43に固定して取付けられて いる。ステム弁64は、中央孔44を通って延在する部分および本体31の一定 位置においてステム弁64を保持する有孔ウェブ43の反対側の拡大肩部65を 有する。ステム弁64の反対側端部は、スリーブ52の環状シールリング62に 密封係合する大きさの端部68に隣接する外向き面67を備えた外向きに拡大す る壁を有する。端部68に隣接する区域における拡大ヘッド66の大きさは、環 状シールリング62に隣接する肩部69におけるスリーブ62の開口の大きさよ りも大きく、したがって、ばね59の押圧に応じて受入れ端部32に向かうスリ ーブ52の軸線方向移動を制限する手段を形成するが、しかしながら、このよう な受入れ端部32に向かうスリーブ52の軸線方向前方移動を制限する主要な手 段は、テーパ壁部分46に対して保持リング60が係合することである。しかし て、(1)スリーブ52および保持リング60を収容するその対応する溝に対する ステム弁64および拡大ヘッド66の、(2)本体31とそのテーパ壁46の、相 対的大きさは、拡大ヘッド66の外向き壁67が流体密シールを得るのに十分な 力、約4.53kg(約10ポンド)程度の力で、環状シールリング62に係合す るようなものである。スリーブ52が、環状シールリング62が外向き壁67に 密封係合するように軸線方向に設置されるとき、保持リング60はばね59の押 圧に応じてスリーブ52が受入れ端部32に向ってそれ以上移動することを事実 上阻止するため、本体31のテーパ壁部分46に係合する。しかして、保持リン グ60は過大な力が肩部69とステム弁64の拡大ヘッド66との間に発生する のを阻止するのに役立つ。 ばね59の弾性作用に抗して受入れ端部32から離れるスリーブ52の軸線方 向移動量は、本体の内向きテーパ壁部分48に対してスリーブの内向きテーパ壁 部分61が係合することによって制限される。その様な係合は、ばね59が底付 きを起こす程遠くに、スリーブ52が反対側端部33に向かって動かされる可能 性を排除する。なぜならば、ばねの底付きはばねに過大な疲労を与え、早期の破 損を生ずるからである。 拡大ヘッド66は雄継手部材10のノーズ27を密接関係で受入れる大きさお よび形状を有するとともに、雄継手部材10の挿入端部12がスリーブ52の当 接端部に面接触するのを可能にする、端部68に隣接して形成されたキャビティ 70を有する。しかして、とくに図2から分かるように、雄継手部材10が雌継 手部材20の挿入端部32に挿入されるとき、その平坦な挿入端部12はスリー ブ52の平坦な当接端部53に係合し、また同時に、ノーズ27は実質的にステ ム弁64の拡大ヘッド66のキャビティ70に嵌合する。この位置にあるとき、 雄継手部材10ならびに雌継手部材20は、本体部分11のテーパ壁部分17に 密封係合し続ける雄継手部材10の環状シール28により、またスリーブ52の 環状シールリング62に密封係合するステム弁の拡大ヘッド66の外向き壁67 によって、閉鎖されたままであることが認められるであろう。この位置において 、 挿入端部12と当接部14のテーパ付き部分14Aとの間の雄継手部材10の円 筒壁面9は、雌継手部材20の環状シールリング42に密封係合する。さらに、 そして重要なことであるが、係合した雄継手部材10と雌継手部材20との間に は、空気が混入するためのきわめて小さい空間しか存在せず、好適には、事実上 まったく存在しない。 雌継手部材20内に雄継手部材10が連続して移動すると、本体部分11の挿 入端部12を圧縮ばね59の弾性作用に抗してスリーブ52の当接端部53に押 付ける。ステム弁64が有孔壁43へのその連結によって一定位置に維持される ため、スリーブ52のこのような軸線方向移動は、環状シールリング62と拡大 ヘッドの外向き壁67との間に通路を開放する。同様に、雄継手部材10のこの ような連続移動は、固定されたステム弁64をして圧縮ばね30の弾性作用に抗 して雄継手部材10の軸ステム弁29を引込ませ、拡大ヘッド26の環状シール 28をテーパ壁部分17との係合から変位せしめ、それにより結合された雄継手 部材10および雌継手部材20を開放し、流体流を貫流させる。端部68に隣接 するステム弁64の拡大ヘッド66の大きさは雄継手部材10の開口より小さく 、そこから拡大ヘッド66がステム弁64を引込めるため雄継手部材10の本体 内へのその移動を妨害しないように突出する。 この技術分野において周知であるように、環状カラー72が設けられ、カラー は圧縮ばね73の前方押圧作用に抗して引込められ、それにより、戻り止めボー ル36が、ボールからの妨害なしに雄継手部材10の挿入を許すため半径方向外 向きに移動することを可能にする。これは図2に示された位置である。図3に示 された位置への雄継手部材10の完全な挿入に続いて、カラー72は、戻り止め ボール36を溝15内に押す圧縮ばね73による押圧に応動して挿入端部に向か って前方に移動することが可能になり、それにより雄継手部材10を雌継手部材 20に係合したまま保持する。 図2および図3から容易に認識し得るように、雌継手部材20から雄継手部材 10をリリースする際、ステム弁25ならびにステム弁64は、挿入端部12に 隣接する雄継手部材10の円筒壁9からのシール42の分離に先立って又はそれ と同時に流体流に対して閉鎖される。これはノーズ部分27と拡大ヘッド67と の間に空間がほとんど又はまったく存在しないこと、および係合した平坦な挿入 端部12と平坦な当接端部53との間に空間がほとんど又はまったく存在しない ことと組合わせて、流体の漏洩または排出がほとんど又はまったく存在しない分 離を可能にするものである。 さて図4から図6の実施例を参照すると、図示された雌継手部材120は、図 1から図3の実施例において記載された雌継手部材20の本体部分31と実質的 に同じ本体部分131を有する。図4から図6の実施例の本体部分131と図1 から図3の実施例の本体部分31との間の唯一の重大な相違点は、図4から図6 の実施例の本体部分131が図1から図3の実施例の有孔ウェブ43のような一 体に形成された有孔ウェブを有しないことである。本体部分131は、本体13 1の縮小区域151に設置された別体に形成されたウェブ部材またはスパイダ1 43を備えている。縮小区域151とねじ付き部分150との間の内向き溝16 3は、スパイダ143に係合しその反対側端部133に向かう移動を制限するた め設置されたスナップリング101を受入れている。本体部分131も同様にス パイダ143に係合しその受入れ端部132に向かう移動を制限するため設置さ れた半径方向内方に延在する肩部176を備えている。 スパイダ143は軸線A上にあるハブ146によって画定された中央に設置さ れた孔144、およびハブ146の周りに設置されたウイング147によって分 離された複数の3流通路145を有する(図4A参照)。 軸線方向に延在するステム弁164が、スパイダ143の中央に設置された孔 144に取付けられ、かつスパイダ143の反対側にそれをスパイダ143の一 定位置にかつ本体131の一定位置に保持する拡大肩部165を有する。 雄継手部材10が雌継手部材120の受入れ端部132に挿入されるとき、拡 大ヘッド166は雄継手部材10のノーズ27をキャビティ170内に受入れ、 平坦な挿入端部12は、シールリング142がその挿入端部12に隣接する円筒 壁面9に密封係合した後、スリーブ152の当接端部153に係合する。図5に 示されたように、雄継手部材10および雌継手部材120が図5の部分的に連結 され位置に、その後図6の完全に係合した位置に動かされるとき、空気が捕捉さ れる空間は実質的に存在しない。雄継手部材10が図6の完全に係合した位置へ のその移動を完了したとき、スリーブ152は固定ステム弁164の外向き壁1 67との係合から軸線方向に変位せしめられ、雄継手部材10の軸線方向ステム 弁25は固定ステム弁164によってばね30の弾性作用に抗して引込められ、 ステム弁25の環状シール28をテーパ壁17との係合から分離し、それにより 結合された雄継手部材10および雌継手部材120を貫流する流体流に対して開 放する。 さて図6Aを参照すると、雌継手部材120の本体131′の別の実施例が示 されている。この実施例において、シールリング142′と外向きテーパ壁部分 146′との間の第2内向き円筒面部分138′のその部分は、図6から図8の 実施例の第2内向き円筒壁部分138の対応する部分より軸線方向の長さが長い 。軸線方向の長さがこのように長いため、スリーブ152′の環状シール157 ′は、雄継手部材10が雌継手部材120′に完全に係合するときならびにそれ がそこから分離するとき、第2内向き円筒壁部分138′との密封係合を維持す る。 さて図7から図9の実施例を参照すると、図示された雌継手部材220は、一 体に形成されたウェブ243を備えた本体部分231を有する。ウェブ243は 中央孔244および複数の5流通路245を有する。内ねじ付き挿入片202が 中央孔244に設置されかつ所望の固定手段によってそこに保持されている。 本体231は受入れ端部232から反対側端部233へ延在し、かつ受入れ端 部232から反対側端部233へ延在する軸線方向通路234を有する。ここに 記載されたものを除き、本体部分231は図1から図3の実施例の本体31と実 質的に同じである。この実施例において、第2内向き円筒壁部分238は、テー パ壁部分239から反対側端部233に向かって延在して内向き肩部203に終 わり、肩部は第2内向き円筒壁部分238を第2内向き円筒壁部分238の直径 より小さい直径を有する第3内向き円筒壁部分204に結合している。第3内向 き円筒壁部分204は他の半径方向内向き肩部205へ延在し、肩部は第3内向 き円筒壁部分204の直径より小さい直径を有する第4内向き円筒壁部分206 に結合するため内方に延在している。第4内向き円筒壁部分206はウェブ24 3へ延在している。テーパ壁部分239から短い距離離れた内向き溝240は、 プラスチックリング241および環状シールリング242をその中に設置されて いる。 軸線方向に移動可能なスリーブ252が通路234内に設置されている。スリ ーブ252は、雄継手部材10の挿入端部12を面接触して受入れる大きさの実 質的に平坦な当接端部253および反対側端部254を有する。 スリーブ252は、当接端部253において第2内向き円筒壁部分238に摺 動可能に受入れられる大きさを有する。当接端部253に隣接した区域において 、スリーブ252は外向き環状溝を有し、その中に(1)内向き円筒壁部分238 と密封係合する環状シール209および(2)テフロン(商標名)または同様の剛 性プラスチック製リング296が設置されている。半径方向内向きのたな207 は、第2内向き円筒壁部分238に係合するスリーブの部分を、本体231の第 4内向き円筒壁部分206に摺動可能に受入れられる大きさの直径が縮小した円 筒部分208に連結している。第4内向き円筒壁部分206は内向き環状溝を有 し、その中に縮小した円筒壁部分208と密封係合する環状シールガスケット2 10が設置されている。テフロン(商標名)または同様の剛性プラスチック製リ ング211も溝内に設置されている。 スリーブ252はまた当接端部253から短い距離離れた内向き溝を有する。 環状シールリング262がその溝の中に設置されている。肩部269は、環状シ ールリング262の反対側に溝のその側から当接端部253まで内方に延在して いる。 圧縮ばね259が本体231の肩部205とスリーブ252の肩部207との 間に設置され、スリーブ252を本体231の受入れ端部232に向かって弾性 的に押圧している。 ステム弁264は、ねじ付き挿入部202のねじに螺合している。ステム弁2 64の反対側端部はその端部268に隣接した外向き面267を有する外向き拡 大壁を備えた拡大ヘッド266を有し、外向き面はスリーブ252の環状シール リング262に密封係合する大きさである。端部268に隣接する区域における 拡大ヘッド266の大きさは、環状シールリング262に隣接する肩部269に おけるスリーブ252の開口の大きさより大きく、したがってばね259の押圧 に応動して受入れ端部232に向かうスリーブ252の軸線方向移動を制限する 手段を形成している。 拡大ヘッド266はその端部268にキャビティ270を有する。図8および 図9から分かるように、雄継手部材10が雌継手部材220に挿入されるとき、 ノーズ27は実質的に拡大ヘッド266のキャビティ270に嵌合する。(1)雄 継手部材10の端部12における平坦面がスリーブ252の端部253における 平坦面に係合すること、および(2)先端部12に隣接する雄継手部材10の円筒 壁面9が、雄継手部材10のステム弁25もしくは雌継手部材220のステム弁 264のいずれかの開放に先立って又はそれと同時に環状シールリング242と 密封係合することとの組合わせは、雄継手部材10の結合および図9に示された 完全に係合した開放位置へ引続いて移動する間、空気混入の可能性を、または雄 継手部材10が分離するときの漏洩の可能性を最少にまで減少する。 本体231は、スリーブ252が完全に係合する位置に向う雄継手部材10の 移動により反対側端部233に向って動かされ、またその結果、ばね259が設 置されるキャビティの大きさが減少するとき、圧力の発生を阻止するため、通気 路215を備えている。 さて図10から図12を参照すると、雌継手部材320は受入れ端部332か ら内ねじ付き取付け端部333へ延在する本体331を備えている。本体は貫通 して延在する軸線方向通路334を有する。本体331は第1内向き円筒壁部分 337、第1内向き円筒壁部分337より小径の第2内向き円筒壁部分338に 結合する内向き肩部302を備えている。内向き環状溝が第2円筒壁部分338 に形成され、その中に環状シールリング303が設置されている。外向きに延在 する肩部304は、第2内向き円筒壁部分338を第3内向き円筒壁部分305 に結合している。第3内向き壁部分305は外向き肩部306へ延在し、その肩 部は連結端部333に隣接するねじ付き部分へ延在する第4内向き円筒壁部分3 07に結合している。 プラグ310が本体331の連結端部333に螺合している。プラグはウェブ として作用する横壁311を備えている。横壁311は軸線A上にある中央に設 置された孔344および中央孔344の周りに設置された複数の5流通路345 を有する。ブッシュ313が中央に設置された孔344に強固に係合している。 環状シール314がプラグ310と本体331のその肩部306との間に設置さ れている。 軸線方向に移動可能なスリーブ352が通路334内に設置されている。スリ ーブ352は、雄継手部材10の挿入端部12が係合する当接端部353および 反対側端部354を有する。当接端部353は、中に環状シールが設置される環 状凹所395を備えている。凹所は、中に環状シール396が摩擦的に保持され かつ当接端部353から外方に突出するように、環状シールの厚さの半分(すな わちその断面の直径の半分)より僅かに大きい深さを有するのが好適である。ス リーブ352は、第1内向き円筒壁部分337から離れた関係のかつ第2内向き 円筒壁部分338と摺動可能に係合するような大きさの、外向き壁部分355を 有する。外向き円筒壁部分355から外方に、第3内向き円筒壁部分305に摺 動可能に係合するフランジ391が延在している。フランジは反対側端部354 から肩部へ延在し、肩部はスリーブ352が図10に示すような受入れ端部33 2にもっとも近い最前方位置にあるとき本体331の肩部304に当接する。 スリーブ352は、中に環状シールリング362が設置される内向き溝を有す る。環状シールリング362を受入れる内向き溝に隣接して、縮小した大きさの 開口を画定する肩部369が設けられている。スリーブ352は反対側端部35 4から離れた内部肩部390を有する。圧縮ばね359が、スリーブ352を受 入れ端部332に向って弾性的に押すため、壁311と肩部390との間に設置 されている。 第1内向き円筒壁部分337とスリーブ352の外向き筒壁壁部分355との 間の空間には、保持リング316および圧縮ばね317が設置されている。保持 リング316は圧縮ばね317によって戻り止めボール336と整合する最前方 位置に向かって弾性的に押され、雄継手部材10が雌継手部材320から離され るとき、戻り止めボール336が内方に移動しないように保持するように作用す る。雌継手部材320内への雄継手部材10の移動の際、当接部14のテーパ付 き部分14Aは保持リング316に係合して、雄継手部材10の溝15に係合さ せるため戻り止めボール336を釈放するために、うけ入れ端部332から軸線 方向に押しやる。保持リング316の利用は、孔335が本体331の壁の厚さ 全体に亘って同じ大きさをもつことを可能にしている。 ブッシュ313には、ねじ付き係合端部363から拡大ヘッド366へ延在す る、軸線方向に延在するステム弁364が摺動可能に設置されている。ステム弁 は中央孔344を通って延在し、ねじ付き係合端部は拡大ヘッド366とは横壁 311の反対側に設置されている。端部キャップ318がねじ付き端部363に 係合している。端部キャップ318は孔344より大きく、ステム弁364が最 前方位置にあるとき壁311に係合し(図10)、それによりステム弁364が 本体331の受入れ端部332に向かって軸線方向に移動し得る距離を制限して いる。ステム弁364はその両端の間のほぼ真中に拡大当接部319を備えてい る。拡大当接部319は壁311に係合し、それによりステム弁364が受入れ 端部332から離れる引込み方向に移動し得る距離を制限している。 ステム弁364はスリーブ352を通って延在している。拡大ヘッド366は その先端368に、雄継手部材10のステム弁25におけるノーズ27をぴった り受入れるような大きさのキャビティ370、および閉鎖位置にあるとき環状シ ール362が密封係合する外向き壁367を有する。係合端部332に向かうス リーブ352の前方移動に対する制限は、本体331の肩部304に係合するス リーブの端部354における外方に延在するフランジとの係合から生ずる。 認識し得るようにまた図11から分かるように、雌継手部材320内への雄継 手部材10の最初の移動は、摺動可能なスリーブ352ならびに軸線方向に移動 可能なステム弁364の双方を受入れ端部332から押離し、その結果、雌継手 部材320ならびに雄継手部材10は閉鎖位置に止まる。ステム弁364の外向 き壁367は、環状シール362を圧縮してスリーブ352の肩部369に係合 させ、その結果、受入れ端部332から離れるスリーブ352の移動はいずれの 場合にもそれとともにステム弁364を搬送する。しかしながら、ステム弁36 2を移動させる主要な力は、雄継手部材10のノーズからのものである。ステム 弁364がさらに引込められる軸線方向移動が横壁311に対する拡大当接部3 19の係合によって停止せしめられるまで、受入れ端部332から離れるスリー ブ352の移動はステム弁364の開放をもたらさない。いまやウェブ343に 対して停止せしめられた固定ステム弁364の作用に抗する雌部材320内への 雄継手部材10の引き続く移動は、雄継手部材10のステム弁25を挿入端部1 2から引離して開放位置に移動せしめる。 図11および図12から分かるように、雄継手部材10が雌継手部材320内 に挿入されるとき、ノーズ27は実質的にキャビティ370に嵌合し、平坦な挿 入端部12は環状シール396に係合しかつ圧縮してそれと密封係合する。好適 には、環状シール396が当接端部353の平坦な部分から外方に延在する距離 は、挿入端部12によって圧縮される際、その挿入端部が当接端部353に接触 しそれにより空気混入量を最少に減少するのに十分小さい量である。さらに雄継 手部材10および雌継手部材320の各ステム弁25および364の開放と実質 的に同時にまたはそれに先立って、挿入端部12に隣接する雄継手部材10の円 筒面9が環状シールリング342に密封係合する。 図13から図15を参照するとさらに別の実施例が示され、雌継手部材420 は受入れ端部432からねじ連結端部433へ延在する本体431を備えている 。本体431は、第1内向き壁部分437、第1内向き円筒壁部分437を第2 の大きい内向き壁部分438に結合する外向きに延在する肩部439を有する。 第2外向き延在肩部404は、第2内向き円筒壁部分438を第3のさらに大き い内向き円筒壁部分405に結合する。第3内向き円筒壁部分405は、ねじ付 き連結端部433のねじへ延在している。 図10から図12の実施例におけるように、プラグキャップ410は本体43 1のねじ付き端部433に螺合している。プラグ410は、ウェブとして作用す る横壁411を有する。横壁411は中央孔444および複数の5流通路を備え ている。 軸線方向に延在するステム弁464は、中央孔444内に摺動可能に設置され かつ受入れ端部432から端壁443の反対側に中央孔444を通って延在する ねじ付き端部463を備えている。ねじ付きキャップ418はそのねじ付き端部 463に係合している。キャップは中央孔444より大きさが大きくかつ横壁4 11に係合しそれによりステム弁464が受入れ端部432に向かって軸線方向 に移動し得る距離を制限するよう作用する。 ステム弁464は拡大ヘッド466および中央孔444より大きさが大きい拡 大当接部419を有する。拡大当接部419はステム弁464が係合端部432 から引込み得る距離を制限するように作用する。 軸線方向に移動可能なスリーブ452が、本体431の受入れ端部に設置され ている。スリーブ452は、雄継手部材10の挿入端部12および反対側端部4 54と係合するため当接端部453から延在している。スリーブ452は、当接 端部453から延在しかつ本体431の第1内向き壁部分437から離れた関係 にある第1内向き円筒壁部分480を有する。外向き延在肩部481は、第1外 向き円筒壁部分480を本体431の第2内向き円筒壁部分438から離れた関 係にある第2のかつそれより大きい内向き円筒壁部分438に結合している。外 向き拡大フランジ483は、第2外向き壁部分483から延在しかつ本体431 の第3内向き円筒壁部分405と摺動接触する大きさである。 スリーブ452は内部に、内向き肩部484、中に環状シール462が設置さ れる環状溝および内向きに延在する保持フランジ469を備えている。ステム弁 464は外面467を備えた拡大ヘッド466を有し、外面は環状シール462 に密封係合しかつ雄継手部材10のノーズ27を受入れるため端部468のキャ ビティ470を有する。 圧縮ばね459は、スリーブ452を受入れ端部432に向かって弾性的に押 すため、プラグ410の横壁411とスリーブ452の肩部484との間に設置 されている。その外面467が拡大ヘッド466および環状シール462および 肩部469に係合するため、スリーブ452のその前方移動はそれとともにステ ム弁464をその前方位置に搬送する。スリーブ452の外向きフランジ483 は肩部404に係合し、スリーブ452が受入れ端部432に向かって押される 距離を制限するよう作用する。 ボール保持部材416が、スリーブ第1ボールスリーブ480と本体第1内向 き円筒壁部分437との間の空間に設置されている。圧縮ばね417が、スリー ブ452の第2外向き壁482と本体431の第2内向き壁483との間の空間 に設置されている。圧縮ばね417は、一端がフランジに係合しまた他端がボー ル保持リング416に係合している。ボール保持リング416は、中には第1環 状シール490が設置される外向き溝および中に第2環状シール491が設置さ れる内向き溝を画定する、外向きに延在するフランジ493および494および 軸線方向に延在するウェブ495を備えている。しかして、環状シールはそれぞ ぞれ通路からの流体排出を阻止するように作用する。はね417は、雄継手部材 10がそこから離されるとき、それらを各孔435から落下しないように保持す るため、通常、戻り止めボール436上にくる前方位置に、保持リング416を 押す。雌継手部材420内への雄継手部材10の移動の際、当接部14のランプ 14Aは保持リング416に係合し、かつそれを圧縮ばね417の弾性による押 圧に抗して受入れ端部432からそれとともに保持リング416を搬送する。 図10から図12の実施例の場合のように、雌継手部材420内への雄継手部 材10の移動は、ステム弁464を引込ませるが、スリーブ弁452がステム弁 464とともに係合端部432から搬送されるその最初の移動の間、(1)雄継手 部材10の挿入端部を押すことにより、また(2)ステム弁464の拡大ヘッド4 66とフランジ469との干渉によって、開放することはない。ステム弁464 の拡大当接部419がプラグ410の壁411に係合するまで、スリーブ452 がその軸線方向移動を継続する間、係合端部432からさらに軸線方向に移動す ることは阻止され、弁は開かない。 他の実施例もこの技術に通じた人々には容易に明らかになるであろう。したが って、本出願の範囲は特許される請求項の記載によってのみ決定されるべきであ る。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年5月13日 【補正内容】 きテーパ壁部分46、肩部47、内向きテーパ壁部分48、および有孔ウェブ4 3へ延在する第3内向き円筒壁部分49を備えている。内ねじ付き部分50また は他の流体流通管に取付けるための適当な取付け手段が、有孔ウェブ43と反対 側端部33との間に設けられている。 軸線方向に移動可能なスリーブ52が、通路34内に設置されている。スリー ブ52は、面接触して雄継手部材10の挿入端部12を受入れる大きさの実質的 に平坦な当接端部53および反対側のばね係合端部54を有する。スリーブ52 は、本体31の第2円筒壁部分38と摺動係合する大きさの外向き円筒壁部分5 5を有する。円筒壁部分55は外向き環状溝56を有し、その中に、スリーブ5 2が図1および図2に示された位置にあるとき第2円筒壁部分38に密封係合す る弾性環状シール57、および高圧をうけたとき環状シール57の飛出しを阻止 するように作用するテフロン(商標名)製バックアップリング58が設置されて いる。スリーブ52は、環状溝56とばね係合端部54との間に設置された中に 金属保持リング60が設置される第2外向き環状溝を有する。スリーブ52はま た、保持リング60の溝とばね係合端部54との間に外向きの内向きテーパ付き 壁部分61を有する。スリーブ52は、中に環状シールリング62が設置される 内向き溝を有する。環状シールリング62を受入れる内向き溝に隣接して、大き さの小さい開口を画定する肩部69が設けられている。 圧縮ばね59がウェブ43とスリーブ52の端部54との間に設置され、スリ ーブ52を本体31の受入れ端部32に向かって押すように作用する。 軸線方向に延在するステム弁64が、有孔ウェブ43に固定して取付けられて いる。ステム弁64は、中央孔44を通って延在する部分および本体31の一定 位置においてステム弁64を保持する有孔ウェブ43の反対側の拡大肩部65を 有する。肩部65は有孔ウェブ43の厚さより僅かに大きい距離離されている。 このことはステム弁が、シールリング62とステム弁64の外向き壁67との間 を確実にシールするためウェブ43とスリーブ62との間の種々の要素の公差の 集積を補償するために軸線方向に浮動することを可能にする。公差の集積はステ ム弁64の長さ、外向き壁67の角度、スリーブ62の長さ、外向きテーパ壁部 分46の位置およびテーパ角度および保持リング60が設置される溝の位置を含 んでいる。ステム弁64の反対側端部は、スリーブ52の環状シールリング62 に密封係合する大きさの端部68に隣接する外向き面67を備えた外向きに拡大 する壁を有する。端部68に隣接する区域における拡大ヘッド66の大きさは、 環状シールリング62に隣接する肩部69におけるスリーブ62の開口の大きさ よりも大きく、したがって、ばね59の押圧に応じて受入れ端部32に向かうス リーブ52の軸線方向移動を制限する手段を形成するが、しかしながら、このよ うな受入れ端部32に向かうスリーブ52の軸線方向移動を制限する主要な手段 は、テーパ壁部分46に対して保持リング60が係合することである。しかして 、(1)スリーブ52および保持リング60を収容するその対応する溝に対するス テム弁64および拡大ヘッド66の、(2)本体31とそのテーパ壁46の、相対 的大きさは、拡大ヘッド66の外向き壁67が流体密シールを得るのに十分な力 、約4.53kg(約10ポンド)程度の力で、環状シールリング62に係合する ようなものである。スリーブ52が、環状シールリング62が外向き壁67に密 封係合するように軸線方向に設置されるとき、保持リング60はばね59の押圧 および内圧に応じてスリーブ52が受入れ端部32に向ってそれ以上移動するこ とを事実上阻止するため、本体31のテーパ壁部分46に係合する。しかして、 保持リング60は過大な力が肩部69とステム弁64の拡大ヘッド66との間に 発生するのを阻止するのに役立つ。各部分は外向き壁67が高圧を受るとき肩部 に係合し、それにより環状シールリングの飛出しを阻止するように形成されてい る。 ばね59の弾性作用に抗して受入れ端部32から離れるスリーブ52の軸線方 向移動量は、本体の内向きテーパ壁部分48に対してスリーブの内向きテーパ壁 部分61が係合することによって制限される。その様な係合は、ばね59が底付 を起こす程遠くに、スリーブ52が反対側端部33に向かって動かされる可能性 を排除する。なぜならば、ばねの底付はばねに過大な疲労を与え、早期の破損を 生ずるからである。 拡大ヘッド66は雄継手部材10のノーズ27を密接関係で受入れる大きさお よび形状を有するとともに、雄継手部材10の挿入端部12がスリーブ52の当 接端部に面接触するのを可能にする、端部68に隣接して形成されたキャビティ 70を有する。しかして、とくに図2から分かるように、雄継手部材10が雌継 手部材20の挿入端部32に挿入されるとき、その平坦な挿入端部12はスリー ブ52の平坦な当接端部53に係合し、また同時に、ノーズ27は実質的にステ ム弁64の拡大ヘッド66のキャビティ70に充満する。この位置にあるとき、 雄継手部材10ならびに雌継手部材20は、本体部分11のテーパ壁部分17に 密封係合し続ける雄継手部材10の環状シール28により、またスリーブ52の 環状シールリング62に密封係合するステム弁の拡大ヘッド66の外向き壁67 によって、閉鎖されたままであることが認められるであろう。この位置において 、挿入端部12と当接部14のテーパ付き部分14Aとの間の雄継手部材10の 円筒壁面9は、雌継手部材20の環状シールリング42に密封係合する。さらに 、そして重要なことであるが、係合した雄継手部材10と雌継手部材20との間 には、空気が混入するためのきわめて小さい空間しか存在せず、好適には、事実 上まったく存在しない。図1で見たときの右側の肩部65(すなわち、受入れ端 部32の方を向いた肩部)とノーズ27の先端を受入れるキャビティ70の底部 との間の距離は、雄継手部材10の開放を最大にするようなものである。 雌継手部材20内に雄継手部材10が連続して移動すると、本体部分11の挿 入端部12を圧縮ばね59の弾性作用に抗してスリーブ52の当接端部53に押 付ける。ステム弁64が有孔壁43へのその連結によって一定位置に維持される ため、スリーブ52のこのような軸線方向移動は、環状シールリング62と拡大 ヘッドの外向き壁67との間に通路を開放する。同様に、雄継手部材10のこの ような連続移動は、固定されたステム弁64をして圧縮ばね30の押圧作用に抗 して雄継手部材10の軸ステム弁29を引込ませ、拡大ヘッド26の環状シール 28をテーパ壁部分17との係合から変位せしめ、それにより結合された雄継手 部材10および雌継手部材20を開放し、流体流を貫流させる。端部68に隣接 するステム弁64の拡大ヘッド66の大きさは雄継手部材10の開口より小さく 、そこから拡大ヘッド66がステム弁64を引込めるため雄継手部材10本体内 へのその移動を妨害しないように突出する。 この技術分野において周知であるように、環状カラー72が設けられ、カラー は圧縮ばね73の前方押圧作用に抗して引込められ、それにより、戻り止めボー ル36が、ボールからの妨害なしに雄継手部材10の挿入を許すため半径方向外 向きに移動することを可能にする。これは図2に示された位置である。図3に示 された位置への雄継手部材10の完全な挿入に続いて、カラー72は、戻り止め ボール36を溝15内に押す圧縮ばね73による押圧に応動して挿入端部に向か って前方に移動することが可能になり、それにより雄継手部材10を雌継手部材 20に係合したまま保持する。 図2および図3から容易に認識し得るように、雌継手部材20から雄継手部材 10をリリースする際、ステム弁25ならびにステム弁64は、挿入端部12に 隣接する雄継手部材10の円筒壁9からのシール42の分離に先立って又はそれ と同時に流体流に対して閉鎖される。これはノーズ部分27と拡大ヘッド67と 請求の範囲 1.(1)軸線方向通路と連通する開口を画定する環状面を備えた挿入端部を備 えた本体部分および(2)閉鎖位置と開放位置との間で前記軸線方向通路内で軸線 方向に移動可能な軸線方向に延在するステム弁を有し、前記ステム弁は前記ステ ム弁が前記閉鎖位置にあるとき前記開口を通りかつ前記環状面から外方に延長す るノーズを備えた雄継手部材とともに使用するための雌継手部材が、 (a) 受入れ端部から反対側端部まで軸線に沿って延在する通路を有し、前記受 入れ端部が(1)前記雄継手部材の本体部分を受入れる大きさでありかつ(2)前記通 路への開口を画定する本体と、 (b) 前記受入れ端部付近の前方位置から前記反対側端部に一層近い引込んだ位 置へ軸線方向に中で移動するため前記通路内に設置された係合端部および反対側 端部を有するスリーブと、 (c) 前記本体に取付けられかつ前記スリーブを通って延在しまた前記スリーブ に密封係合し得る拡大ヘッドを有するステム弁であって、前記スリーブおよびス テム弁が係合した閉鎖位置と開放位置との間で相対的に移動可能であり、前記拡 大ヘッドは前記雄継手部材の挿入端部が前記スリーブの係合端部に係合するとき 前記ノーズを受入れる大きさのキャビティを有する前記ステム弁と、 (d) 前記スリーブを前記前方位置に向かって弾性的に押すばねとを有し、 前記雌継手部材内への前記雄継手部材の移動が前記環状面を前記スリーブ係合 端部にそして前記ノーズを前記キャビティに係合させその後前記スリーブを前記 ステム弁との係合から軸線方向に変位せしめ、前記雌継手部材が前記スリーブを 前記開放位置に軸線方向に変位せしめるのに先立って前記係合端部に対する前記 環状面の係合が前記環状面および前記拡大端部の区域における結合された雄継手 部材および雌継手部材のそれらの部分を前記雄継手部材の本体およびステム弁に よってまた前記雌継手部材の本体、スリーブおよびステム弁によって実質的に流 体が蓄積するいかなる離れた空間もなしに実質的に完全にその場所を占めるよう に形成された雌継手部材。 2.前記雄継手部材の本体部分を密封して受入れる大きさの前記受入れ端部付 近の前記通路内に半径方向内方に延在する環状シールをさらに備えた、請求項1 に記載された雌継手部材。 3.前記環状シールは前記環状面が前記スリーブの係合端部に係合するのと同 時にまたはそれに先立って前記雄継手部材の本体部分に密封係合すべく設置され た、請求項2に記載された雌継手部材。 4.前記ステム弁が前記本体に固定して取付けられた、請求項1に記載された 雌継手部材。 5.前記ステム弁が前記スリーブの軸線方向移動距離より短い距離前記本体内 で軸線方向に移動すべく取付けられた、請求項1に記載された雌継手部材。 6.前記本体が前記スリーブと前記反対側端部との間に前記軸線の横方向に延 在する壁を備えまた前記ステム弁が前記壁に固定された、請求項1に記載された 雌継手部材。 7.前記本体が前記スリーブと前記反対側端部との間に前記軸線の横方向に延 在する壁を備え、前記壁が孔を備え、前記ステム弁が前方位置と前記反対側端部 に一層近い引込んだ位置との間で軸線方向に移動すべく前記孔に摺動可能に受入 れられまた前記ステム弁を前記前方位置に向かって弾性的に押す手段をさらに備 えた、請求項1に記載された雌継手部材。 8.前記スリーブと前記本体との間のシールを形成するシールガスケットをさ らに備え、また前記シールガスケットと前記スリーブの反対側端部との間に軸線 方向に設置された前記本体の通気孔をさらに備えた、請求項1に記載された雌継 手部材。 9.前記雄継手部材は前記挿入端部から離れる方向に延在する外向き円筒壁部 分および当接部へ前記軸線に対して鋭角で外向きに延在するテーパ壁部分を備え 、また前記雌継手部材の本体は前記受入れ端部から軸線方向内方に延在しかつ前 記当接部がそこを貫通して移動するのを許す大きさの第1内向き円筒壁部分、前 記雄継手部材の円筒壁部分を密接関係で受入れる大きさを有する第2内向き円筒 壁部分および前記第1および第2内向き円筒壁部分を結合する内向きテーパ壁部 分を備え、前記内向きテーパ壁部分は前記ノーズが前記ステム弁の拡大ヘッドに おけるキャビティに受入れられるとき実質的に面接触する関係で前記雄継手部 材のテーパ壁部分を受入れるため設置されかつ角度をなして配置された、請求項 1に記載された雌継手部材。 10.前記ステム弁の開放に先立ってまたはそれと同時に前記雄継手部材の外向 き円筒壁部分と密封係合するため軸線方向に設置された前記第2内向き円筒壁部 分から内方に延在する環状シールリングをさらに備えた、請求項9に記載された 雌継手部材。 11.前記本体が前記第2内向き円筒壁部分と前記反対側端部との間に直径が縮 小した円筒壁部分を備え、また前記スリーブが(1)前記第2内向き円筒壁と係合 し得る前記係合端部付近のシールガスケットおよび(2)前記本体の前記直径が縮 小した円筒壁部分に摺動可能に受入れられる外向き円筒壁面を備え、前記本体が 前記シールガスケットと前記直径が縮小した円筒壁部分との間に軸線方向位置に 設置された通気孔を有する、請求項9に記載された雌継手部材。 12.前記雌継手部材の本体が前記第2内向き円筒壁部分から外方に前記反対側 端部に向かって軸線方向外方に延在するテーパ付き断面をさらに備え、前記スリ ーブが前記受入れ端部に向かう前記スリーブの軸線方向移動を制限するため前記 テーパ付き部分と係合し得る環状リングを備えた、請求項9に記載された雌継手 部材。 13.前記雌継手部材が前記テーパ付き部分と前記反対側端部との間に設置され た前記反対側端部に向かって軸線方向に延在する内向きテーパ壁部分をさらに備 え、また前記スリーブが前記本体の内向きテーパ壁部分と係合し得る当接面を備 えた、請求項12に記載された雌継手部材。 14.前記スリーブが一体の部材である、請求項1に記載された雌継手部材。 15.前記本体が前記受入れ端部から延在する主要ユニットおよび前記反対側端 部において前記主要ユニットに固定される閉鎖ユニットを備え、前記閉鎖ユニッ トが前記軸線の横方向に延在する壁を備えた、請求項1に記載された雌継手部材 。 16.前記壁が孔および軸線方向に一定の厚さを有し、また前記ステム弁が(i) 前記孔を通って延在し、かつ(ii)前記壁の反対側に前記孔を通って外方に延在す る肩部を有し、前記肩部が前記ステムの軸線方向方向移動を可能にするため前記 一定の厚さより大きい距離離されている請求項15に記載された、雌継手部材。 17.前記壁が中央孔を備え、前記ステム弁が前記孔に摺動可能に受入れられる 、請求項15に記載された雌継手部材。 18.実質的に平坦な環状挿入端部、前記挿入端部から延在する円筒壁部分を備 えた本体部分、および前記挿入端部から外方に延在するノーズを備えた軸線方向 に移動可能な弁を有する雄継手部材とともに使用するための雌継手部材であって 、該雌継手部材が、 (a) 前記雄部材を受入れる受入れ端部を有する本体部分と、 (b) 前記受入れ端部から前後に移動するため前記本体部分内に設置され、前記 挿入端部に係合する大きさの実質的に平坦な当接端部を有する軸線方向に摺動可 能なスリーブと、 (c) 前記スリーブを前記受入れ端部に向かって弾性的に押す装置と、 (d) 前記雄継手部材の円筒壁部分に密封係合するように設置され、かつそのよ うな大きさの前記本体部分における環状シールと、 (e) 前記本体部分内に設置されたステム弁であって、前記スリーブに密封係合 可能な、そして(1)前記本体の受入れ端部に面し、また(2)前記雄継手部材のノー ズを受入れる形状のキャビティを備えた自由端部を有する前記ステム弁とを有し 、 前記雌継手部材に対する前記雄継手部材の係合が前記軸線方向に摺動可能なス リーブを前記受入れ端部からまた前記ステム弁との密封係合から押し離し、かつ 前記雄継手部材の環状挿入端部によって画定された実質的に平坦な環状部および 前記結合された雄継手部材のノーズおよび前記ステム弁の自由端部を囲む前記ス リーブ当接部を、前記スリーブを前記ステム弁との係合から押離すのに先立って 、係合した雄継手部材および雌継手部材の部分が前記平坦な環状部によってかつ それに隣接して実質的に流体の存在のためのいかなる離れた区域もなしに囲まれ るように形成する雌継手部材。 19.前記ステム弁が軸線方向に一定の位置に取付けられた、請求項18に記載 された雌継手部材。 20.前記ステム弁が制限された軸線方向移動をするように取付けられた、請求 項18に記載された雌継手部材。 21.前記スリーブが前記接触端部から離れた内向き環状シールを有しまた前記 ステム弁が前記自由端部に拡大ヘッドを有し、前記拡大ヘッドが前記環状シール ならびに前記環状シールに隣接した前記スリーブに係合し得る、請求項18に記 載された雌継手部材。 22.(1)軸線方向通路と連通する開口を画定する環状面を備えた挿入端部、前 記挿入端部に隣接した外向き円筒壁部分および前記挿入端部から離れた外方に延 在する当接部を備えた本体部分および(2)閉鎖位置と開放位置との間で前記軸線 方向通路内で軸線方向に移動可能な軸線方向に延在するステム弁を有し、前記ス テム弁は前記ステム弁が前記閉鎖位置にあるとき前記開口を通りかつ前記環状面 から外方に延在するノーズを備えた雄継手部材とともに使用するための、雌継手 部材であって、該雌継手部材が、 (a) 受入れ端部から反対側端部まで軸線に沿って延在する通路を有し、前記受 入れ端部が(1)前記雄継手部材の本体部分を受入れる大きさであり(2)前記通路へ の開口を画定し、また前記受入れ端部から軸線方向内方に延在しかつ前記当接部 がそこを貫通して移動するのを可能にする大きさの第1内向き円筒壁部分、前記 雄継手部材の円筒壁を密接関係で受入れる大きさを有する第2内向き円筒壁部分 および前記第2内向き円筒壁部分から外方に前記反対側端部に向かって軸線方向 に延在するテーパ付き部分を有する本体部分と、 (b) 前記受入れ端部付近の前方位置から前記反対側端部に一層近い引込んだ位 置まで中で軸線方向に移動するため前記通路内に設置された係合端部および反対 側端部を有するスリーブであって、前記スリーブが受入れ端部に向かう前記スリ ーブの軸線方向移動を制限するため前記テーパ付き部分と係合し得る環状リング を有するスリーブと、 (c) 前記本体に取付けられかつ前記スリーブを通って延在しまた前記スリーブ に密封係合し得る拡大ヘッドを有するステム弁であって、前記スリーブおよび前 記ステム弁が係合した閉鎖位置と開放位置との間で相対的に移動可能であり、前 記拡大ヘッドは前記雄継手部材の挿入端部が前記スリーブの係合端部に係合する とき前記ノーズを受入れる大きさのキャビティを有する前記ステム弁と、 (d) 前記スリーブを前記前方位置に向かって弾性的に押すばねとを有し、 前記雌継手部材内への前記雄継手部材の移動が前記環状面を前記スリーブの係 合端部にそして前記ノーズを前記キャビティに係合せしめ、その後前記スリーブ を前記ステム弁との係合から軸線方向に分離する雌継手部材。 23.前記雌継手部材の本体が前記テーパ付き壁部分と反対側端部との間に設置 された前記反対側端部に向かって軸線方向に延在する内向きテーパ壁部分をさら に備え、また前記スリーブは前記本体の前記内方にテーパ付きの部分と係合しう る当接面を備えた、請求項22に記載された雌継手部材。 24.前記雌継手部材が前記開放位置への前記スリーブおよび前記ステム弁の相 対的移動に先立って前記係合端部に対する前記環状面の係合が前記環状面および 前記係合端部の区域における結合された雄継手部材および雌継手部材のそれらの 部分が前記雄継手部材の本体および軸線方向に延在するステム弁の各部分により また前記雌継手部材の本体、スリーブおよびステム弁の各部分によって実質的に 流体蓄積のための離れた空間なしに実質的に完全にその場所を占めるような形状 にされた、請求項22に記載された雌継手部材。 25.前記スリーブの係合端部がそこから軸線方向外方に延在する環状シールを 備えた、請求項1,2,4,5,6,7,8,9,10,11,14,18,2 2または23に記載された雌継手部材。 26.(1)軸線方向通路と連通する開口を画定する環状面を備えた挿入端部を備 えた本体部分および(2)閉鎖位置と開放位置との間で前記軸線方向通路内で軸線 方向に移動可能な軸線方向に延在するステム弁を有し、前記ステム弁は前記ステ ム弁が前記閉鎖位置にあるとき前記開口を通りかつ前記環状面から外方に延在す るノーズを備えた雄継手部材とともに使用するための雌継手部材であって、該雌 継手部材が、 (a) 受入れ端部から反対側端部まで軸線に沿って延在する通路を有し、前記受 入れ端部が(1)前記雄継手部材の本体部分を受入れる大きさであり(2)前記通路へ の開口を画定しまた前記受入れ端部から離れかつ外向きテーパ壁部分に終わる内 向き円筒壁部分を有し、前記外向きテーパ壁部分が内向き環状溝の一部を画定す る本体と、 (b) 前記受入れ端部付近の前方位置から前記反対側端部に一層近い引込んだ位 置へ前記内向き円筒壁部分に沿って軸線方向に移動するため前記通路内に設置さ れた係合端部および反対側端部を有するスリーブであって、前記スリーブが外向 き環状溝および前記スリーブとともに移動するため前記外向き環状溝内に設置さ れたリングを有し、前記リングが前記本体の内向き環状溝内に半径方向外向きに 延在しかつ前記前方位置に向かう前記スリーブの移動を制限するため前記テーパ 壁部分と係合し得る前記スリーブと、 (c) 前記本体に取付けられかつ前記スリーブを通って延在しまた前記スリーブ に密封係合し得る拡大ヘッドを有するステム弁であって、前記スリーブおよび前 記ステム弁が係合した閉鎖位置と開放位置との間で相対的に移動可能であり、前 記拡大ヘッドは前記雄継手部材の挿入端部が前記スリーブの係合端部に係合する とき前記ノーズを受入れる大きさのキャビティを有する前記ステム弁と、 (d) 前記スリーブを前記前方位置に向かって弾性的に押すばねとを有し、 前記雌継手部材内への前記雄継手部材の移動が前記環状面を前記スリーブの係 合端部にそして前記ノーズを前記キャビティに係合せしめ、その後前記スリーブ を前記ステム弁との係合から軸線方向に変位せしめる雌継手部材。 27.前記雌継手部材が前記開放位置へ前記スリーブを軸線方向に変位せしめる のに先立って前記係合端部に対する前記環状面の係合が前記環状面および前記係 合端部の区域における結合された雄継手部材および雌継手部材のそれらの部分を 前記雄継手部材の本体の一部およびステム弁によりまた前記雌継手部材の本体、 スリーブおよびステム弁の一部によって実質的に流体が蓄積するための離れた空 間なしに実質的に完全にその場所を占めるような形状にされた、請求項26に記 載された雌継手部材。 28.前記ステム弁が前記スリーブの軸線方向移動距離より短い距離前記本体内 で移動するため取付けられた、請求項26に記載された雌継手部材。 29.前記スリーブ上の前記外向き溝および前記溝内に設置されかつ前記本体の 第2内向き円筒壁部分に係合する環状シールをさらに備えた、請求項26に記載 された雌継手部材。 30.前記環状シールが前記前方位置から前記引込んだ位置までの前記スリーブ の軸線方向移動の間中前記本体の内向き円筒壁に係合する、請求項29に記載さ れた雌継手部材。 31.前記スリーブが前記係合端部から離れた内向き環状シールを有しまた前記 ステム弁拡大ヘッドが前記環状シールならびに前記環状シールに隣接した前記ス リーブに係合し得る、請求項26に記載された雌継手部材。 32.(1)軸線方向通路と連通する開口を画定する環状面を備えた挿入端部を備 えた本体部分および(2)閉鎖位置と開放位置との間で前記軸線方向通路内で軸線 方向に移動可能な軸線方向に延在するステム弁を有し、前記ステム弁は前記弁が 前記閉鎖位置にあるとき前記開口を通りかつ前記環状面から外方に延在するノー ズを備えた雄継手部材とともに使用するための雌継手部材であって、該雌継手部 材が、 (a) 受入れ端部から反対側端部まで軸線に沿って延在する通路を有し、前記受 入れ端部が(1)前記雄継手部材の本体部分を受入れる大きさであり(2)前記通路へ の開口を画定する本体と、 (b) 前記受入れ端部付近の前方位置から前記反対側端部に一層近い引込んだ位 置へ中で軸線方向に移動するため前記通路内に設置された係合端部および反対側 端部を有するスリーブであって、前記係合端部が前記雄継手部材の挿入端部と密 封係合するため軸線方向外方に延在する環状シールを有する前記スリーブと、 (c) 前記本体に取付けられかつ前記スリーブを通って延在しまた前記スリーブ に密封係合し得る拡大ヘッドを有するステム弁であって、前記スリーブおよび前 記ステム弁が係合した閉鎖位置と開放位置との間で相対的に移動可能であり、前 記拡大ヘッドは前記雄継手部材の挿入端部が前記スリーブの係合端部に係合する とき前記ノーズを受入れる大きさのキャビティを有する前記ステム弁とを有し、 (d) 前記雄継手部材の挿入端部および前記スリーブ環状シールによって画定さ れた実質的に平坦な環状部が前記接合された雄継手部材ノーズおよび前記ステム 弁自由端部を、前記スリーブを前記ステム弁との係合から押離すのに先立って、 係合した拡大雄継手部材および雌継手部材の各部分が前記平坦な環状部によって かつそれに隣接して実質的に流体のための離れた空間なしに囲まれるように形成 する雌継手部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(1) 軸線方向通路と連通する開口を画定する環状面を備えた挿入端部を備 えた本体部分および(2)閉鎖位置と開放位置との間で前記軸線方向通路内で軸線 方向に移動可能な軸線方向に延在するステム弁を有し、前記ステム弁は前記ステ ム弁が前記閉鎖位置にあるとき前記開口を通りかつ前記環状面から外方に延在す るノーズを備えた雄継手部材とともに使用するための雌継手部材が、 (a) 受入れ端部から反対側端部まで軸線に沿って延在する通路を有し、前記受 入れ端部が(1)前記雄継手部材の本体部分を受入れる大きさでありかつ(2)前記通 路への開口を画定する本体と、 (b) 前記受入れ端部付近の前方位置から前記反対側端部に一層近い引込んだ位 置へ軸線方向に中で移動するため前記通路内に設置された係合端部および反対側 端部を有するスリーブと、 (c) 前記本体に取付けられかつ前記スリーブを通って延在しまた前記スリーブ に密封係合し得る拡大ヘッドを有するステム弁であって、前記スリーブおよびス テム弁が係合した閉鎖位置と開放位置との間で相対的に移動可能であり、前記拡 大ヘッドは前記雄継手部材の挿入端部が前記スリーブの係合端部に係合するとき 前記ノーズを受入れる大きさのキャビティを有する前記ステム弁と、 (d) 前記スリーブを前記前方位置に向かって弾性的に押すばねとを有し、 前記雌継手部材内への前記雄継手部材の移動が前記環状面を前記スリーブの係 合端部にそして前記ノーズを前記キャビティに係合させその後前記スリーブを前 記ステム弁との係合から軸線方向に変位せしめる雌継手部材。 2.前記雄継手部材の本体部分を密封して受入れる大きさの前記受入れ端部付 近の前記通路内に半径方向内方に延在する環状シールをさらに備えた、請求項1 に記載された雌継手部材。 3.前記環状シールは前記環状面が前記スリーブの係合端部に係合するのと同 時にまたはそれに先立って前記雄継手部材の本体部分に密封係合すべく設置され た、請求項2に記載された雌継手部材。 4.前記ステム弁が前記本体に固定して取付けられた、請求項1に記載された 雌継手部材。 5.前記ステム弁が前記スリーブの軸線方向移動距離より短い距離前記本体内 で軸線方向に移動すべく取付けられた、請求項1に記載された雌継手部材。 6.前記本体が前記スリーブと前記反対側端部との間に前記軸線の横方向に延 在する壁を備えまた前記ステム弁が前記壁に固定された、請求項1に記載された 雌継手部材。 7.前記本体が前記スリーブと前記反対側端部との間に前記軸線の横方向に延 在する壁を備え、前記壁が孔を備え、前記ステム弁が前方位置と前記反対側端部 に一層近い引込んだ位置との間で軸線方向に移動すべく前記孔に摺動可能に受入 れられまた前記ステム弁を前記前方位置に向かって弾性的に押す手段をさらに備 えた、請求項1に記載された雌継手部材。 8.前記スリーブと前記本体との間のシールを形成するシールガスケットをさ らに備え、また前記シールガスケットと前記スリーブの反対側端部との間に軸線 方向に設置された前記本体の通気孔をさらに備えた、請求項1に記載された雌継 手部材。 9.前記雄継手部材は前記挿入端部から離れる方向に延在する外向き円筒壁部 分および当接部へ前記軸線に対して鋭角で外向きに延在するテーパ壁部分を備え 、また前記雌継手部材の本体は前記受入れ端部から軸線方向内方に延在しかつ前 記当接部がそこを貫通して移動するのを許す大きさの第1内向き円筒壁部分、前 記雄継手部材の円筒壁部分を密接関係で受入れる大きさを有する第2内向き円筒 壁部分および前記第1および第2内向き円筒壁部分を結合する内向きテーパ壁部 分を備え、前記内向きテーパ壁部分は前記ノーズが前記ステム弁の拡大ヘッドに おけるキャビティに受入れられるとき実質的に面接触する関係で前記雄継手部材 のテーパ壁部分を受入れるため設置されかつ角度をなして配置された、請求項1 に記載された雌継手部材。 10.前記ステム弁の開放に先立ってまたはそれと同時に前記雄継手部材の外向 き円筒壁部分と密封係合するため軸線方向に設置された前記第2内向き円筒壁部 分から内方に延在する環状シールリングをさらに備えた、請求項9に記載された 雌継手部材。 11.前記本体が前記第2内向き円筒壁部分と前記反対側端部との間に直径が縮 小した円筒壁部分を備え、また前記スリーブが(1)前記第2内向き円筒壁と係合 し得る前記係合端部付近のシールガスケットおよび(2)前記本体の前記直径が縮 小した円筒壁部分に摺動可能に受入れられる外向き円筒壁面を備え、前記本体が 前記シールガスケットと前記直径が縮小した円筒壁部分との間の軸線方向位置に 設置された通気孔を有する、請求項9に記載された雌継手部材。 12.前記雌継手部材の本体が前記第2内向き円筒壁部分から外方に前記反対側 端部に向かって軸線方向に延在するテーパ付き断面をさらに備え、また前記スリ ーブが前記受入れ端部に向かう前記スリーブの軸線方向移動を制限するため前記 テーパ付き部分と係合し得る環状リングを備えた、請求項9に記載された雌継手 部材。 13.前記雌継手部材が前記テーパ付き部分と前記反対側端部との間に設置され た前記反対側端部に向かって軸線方向に延在する内向きテーパ壁部分をさらに備 え、また前記スリーブが前記本体の内向きテーパ壁部分と係合し得る当接面を備 えた、請求項12に記載された雌継手部材。 14.前記スリーブが一体の部材である、請求項1に記載された雌継手部材。 15.前記本体が前記受入れ端部から延在する主要ユニットおよび前記反対側端 部において前記主要ユニットに固定された閉鎖ユニットを備え、前記閉鎖ユニッ トが前記軸線の横方向に延在する壁を備えた、請求項1に記載された雌継手部材 。 16.前記ステム弁が前記壁に固定された、請求項15に記載された雌継手部材 。 17.前記壁が中央孔を備え、前記ステム弁が前記孔に摺動可能に受入れられる 、請求項15に記載された雌継手部材。 18.実質的に平坦な環状挿入端部、前記挿入端部から延在する円筒壁部分を備 えた本体部分、および前記挿入端部から外方に延在するノーズを備えた軸線方向 に移動可能な弁を有する雄継手部材とともに使用するための雌継手部材であって 、該雌継手部材が、 (a) 前記雄部材を受入れるための受入れ端部を有する本体部分と、 (b) 前記受入れ端部から前後に移動するため前記本体部分内に設置され、前記 挿入端部に係合する大きさの実質的に平坦な当接端部を有する軸線方向に摺動可 能なスリーブと、 (c) 前記スリーブを前記受入れ端部に向かって弾性的に押す装置と、 (d) 前記雄継手部材の円筒壁部分に密封係合するように設置され、かつそのよ うな大きさの前記本体部分における環状シールと、 (e) 前記本体部分内に設置されたステム弁であって、前記スリーブに密封係合 可能な、そして(1)前記本体の受入れ端部に面し、また(2)前記雄継手部材のノー ズを受入れる形状のキャビティを備えた自由端部を有する前記ステム弁とを有し 、 前記雌継手部材に対する前記雄継手部材の係合が前記軸線方向に摺動可能なス リーブを前記受入れ端部からまた前記ステム弁との密封係合から押し離す雌継手 部材。 19.前記ステム弁が軸線方向に一定の位置に取付けられた、請求項18に記載 された雌継手部材。 20.前記ステム弁が制限された軸線方向移動をするように取付けられた、請求 項18に記載された雌継手部材。 21.(1)軸線方向通路と連通する開口を画定する環状面を備えた挿入端部、前 記挿入端部に隣接する外向き円筒壁部分および前記挿入端部から離れた外方に延 在する当接部を備えた本体部分および(2)閉鎖位置と開放位置との間で前記軸線 方向通路内で軸線方向に移動可能な軸線方向に延在するステム弁を有し、前記ス テム弁は前記ステム弁が前記閉鎖位置にあるとき前記開口を通りかつ前記環状面 から外方に延在するノーズを備えた雄継手部材とともに使用するための、雌継手 部材であって、該雌継手部材が、 (a) 受入れ端部から反対側端部まで軸線に沿って延在する通路を有し、前記受 入れ端部が(1)前記雄継手部材の本体部分を受入れる大きさであり(2)前記通路へ の開口を画定し、また前記受入れ端部から軸線方向内方に延在しかつ前記当接部 がそこを貫通して移動するのを可能にする大きさの第1内向き円筒壁部分、前記 雄継手部材の円筒壁を密接関係で受入れる大きさを有する第2内向き円筒壁部分 および前記第2内向き円筒壁部分から外方に前記反対側端部に向かって軸線方向 に延在するテーパ付き部分を有する本体部分と、 (b) 前記受入れ端部付近の前方位置から前記反対側端部に一層近い引込んだ位 置まで中で軸線方向に移動するため前記通路内に設置された係合端部および反対 側端部を有するスリーブであって、前記スリーブが前記受入れ端部に向かう前記 スリーブの軸線方向移動を制限するため前記テーパ付き部分と係合し得る環状リ ングを有する前記スリーブと、 (c) 前記本体に取付けられかつ前記スリーブを通って延在しまた前記スリーブ に密封係合し得る拡大ヘッドを有するステム弁であって、前記スリーブおよび前 記ステム弁が係合した閉鎖位置と開放位置との間で相対的に移動可能であり、前 記拡大ヘッドは前記雄継手部材の挿入端部が前記スリーブの係合端部に係合する とき前記ノーズを受入れる大きさのキャビティを有する前記ステム弁と、 (d) 前記スリーブを前記前方位置に向かって弾性的に押すばねとを有し、 前記雌継手部材内への前記雄継手部材の移動が前記環状面を前記スリーブの係 合端部にそして前記ノーズを前記キャビティに係合せしめ、その後前記スリーブ を前記ステム弁との係合から軸線方向に分離する雌継手部材。 22.前記雌継手部材の本体が前記テーパ付き壁部分と反対側端部との間に設置 された前記反対側端部に向かって軸線方向に延在する内向きテーパ壁部分をさら に備え、また前記スリーブは前記本体の前記内方にテーパ付きの壁部分と係合し うる当接面を備えた、請求項21に記載された雌継手部材。 23.前記スリーブの係合端部がそこから軸線方向外方に延在する環状シールを 備えた、請求項1,2,4,5,6,7,8,9,10,11,14,18,2 1,または22に記載された雌継手部材。
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