JPH1149098A - 偶発的なアンロック時に保護される逆スラスト装置 - Google Patents

偶発的なアンロック時に保護される逆スラスト装置

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JPH1149098A
JPH1149098A JP10121120A JP12112098A JPH1149098A JP H1149098 A JPH1149098 A JP H1149098A JP 10121120 A JP10121120 A JP 10121120A JP 12112098 A JP12112098 A JP 12112098A JP H1149098 A JPH1149098 A JP H1149098A
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JP
Japan
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shutter
reverse thrust
thrust device
support
latch
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JP10121120A
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English (en)
Inventor
Patrice Jean-Claude Dhainault
パトリス・ジヤン−クロード・ダイノルト
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Safran Transmission Systems SAS
Safran Nacelles SAS
Original Assignee
Hispano Suiza Aerostructures
Hispano Suiza SA
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Publication date
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    • F02K—JET-PROPULSION PLANTS
    • F02K1/00—Plants characterised by the form or arrangement of the jet pipe or nozzle; Jet pipes or nozzles peculiar thereto
    • F02K1/54—Nozzles having means for reversing jet thrust
    • F02K1/76—Control or regulation of thrust reversers
    • F02K1/766—Control or regulation of thrust reversers with blocking systems or locking devices; Arrangement of locking devices for thrust reversers
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定構造物（10）、補助ラッチ（23）および
シャッタ（12）に生じるであろう過剰な応力を低減する
ことができる、シャッタ（12）の偶発的なアンロック時
に保護される逆スラスト装置（１）を提供する。 【解決手段】 固定構造物（10）、補助ラッチ（23）お
よびシャッタ（12）からなる一組の装置は、シャッタ
（12）によって蓄積される運動エネルギーを放出せずに
吸収するために、塑性変形部品（42）を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空機用の逆スラ
スト装置に関し、特に、主ラッチの偶発的なアンロック
あるいは解錠（deverrouillage）時に補助ラッチによっ
て生じる追加応力（efforts supplementaires）から、
その構造物を保護する逆スラスト装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】航空機用の逆スラスト装置は、航空機を
推進させるガスタービンエンジンによって生じる推進ガ
ス流を前方に送ることによって減速を可能にする周知の
装置である。逆スラスト装置は、ガスタービンエンジン
を囲んでおり、推進ガス流を後方に誘導する環状の流路
をその周囲に形成する薄い環状構造物である。逆スラス
ト装置は特に、複数の径方向の開口部が横断する環状の
固定構造物と、径方向の開口部を開閉する少なくとも一
つの可動シャッタと、シャッタを開閉するための手段
と、該シャッタが閉鎖位置にあるとき固定構造物に各シ
ャッタを結合するラッチとを含む。径方向の開口部が閉
じると、ガスタービンエンジンによって生じる推進ガス
流は、後方に流れて航空機を推進させる。径方向の開口
部が開放されると、推進ガス流は、これらの開口部を通
って前方に偏向され、航空機を減速させる。
【０００３】航空機が離陸段階または飛行中にシャッタ
が偶発的に開くと、大災害となる結果を招くことがある
ため、逆スラスト装置のシャッタのロックあるいは鎖錠
（verrouillage）には相当の安全性を確保しなければな
らない。このような理由から、いわゆる「主」ラッチ
は、この主ラッチが偶発的に開いたり、あるいは壊れた
りしても閉鎖位置にシャッタを保持できる他のロック手
段によって補われている。義務的ではないが通常、第二
の補助ラッチがドアの閉鎖手段に配置されている。ま
た、主ラッチの近傍でシャッタと固定構造物との間の第
二または第三の位置において、いわゆる補助用のもう一
つのラッチを配置している。
【０００４】このラッチは、主ラッチの鎖錠（enclench
ement）を阻止しないように、ボルトおよび受け座の間
に少なからず遊び（jeu）を含まなければならない。こ
うした、必要な遊びは数ミリに達することがある。主ラ
ッチならびに、いま対象にしている補助ラッチの前に作
動しなければならない全ての補助ラッチが、偶発的に開
いてしまったり、あるいは壊れてしまった場合、ドアは
開こうとし、遊びeに比例する運動エネルギーを解放し
てボルトと受け座との間に衝撃を引き起こす。このよう
な衝撃から、補助ラッチが単独で作動する場合に耐えな
ければならない静的応力Ｆoの少なくとも二倍の追加応
力が、この補助ラッチに生じる。こうした追加応力に耐
えるために、固定構造物、シャッタ、およびロック部品
に関して逆スラスト装置の構造物を必要以上に大きくし
なければならず、それによって逆スラスト装置の重量が
増加し、製造および運転コストが高くなる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】解決すべき問題は、シ
ャッタの偶発的なアンロックにより引き起こされる追加
応力から逆スラスト装置の構造物を保護することにあ
る。
【０００６】この問題は、シャッタが、径方向の開口部
に回転式に取り付けられ、開放位置で外部に向かって広
がる「ドア（portes）」型または「ターゲット（targe
t）」型の逆スラスト装置に関して重大である。このよ
うな逆スラスト装置では、ドアは、これを固定する主ラ
ッチが壊れた後でドアによって蓄積される運動エネルギ
ーを著しく増大させる推進ガス圧を受ける。さらに、こ
れによって持ち上げられるドアは、「くみ出し（ecope
r）」すなわち逆スラスト装置の外面を流れる周囲の空
気流を妨害しようとするので、ドアを一層開こうとする
トルクがドアに生じ、その結果、主ラッチが壊れた後で
ドアによって蓄積される運動エネルギーは増大する。
【０００７】問題はまた、シャッタが前方から後方に摺
動するリングである「グリッド（grille）」型の逆スラ
スト装置ならびに、シャッタが同じく径方向の開口部で
回転するように取り付けられ、開放位置で内部に向かっ
て広がる「くみ出し（ecope）」型の逆スラスト装置で
特に提起される。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するため
に、本発明は、固定構造物、補助ラッチおよびシャッタ
からなる一組の装置に、シャッタによって蓄積される運
動エネルギーを放出せずに吸収する機能を持つ塑性変形
部品を配置することを提案する。このようなエネルギー
吸収により、構造物に課される追加応力を低減すること
ができ、所望の保護が得られる。さらに塑性変形（defo
rmation plastique）は、原理的には永続的である。こ
のことから、ドアはその新しい位置でしっかりと固定さ
れ、振動発生源となる虞れはない。これは、弾性変形部
品を用いてエネルギーを放出する場合に得られる結果と
は逆である。
【０００９】こうした解決法は、実施しやすく、コスト
が安いという長所を有する。このように保護される逆ス
ラスト装置は、これまでのように、偶発的なアンロック
から生じる追加応力に耐えるように寸法決定する必要は
なく、従って軽量化できる。
【００１０】塑性変形部品は着脱式すなわち取外し可能
である。この塑性変形部品が再利用できないという事実
は、この場合は欠点ではなく、何故なら偶発的なアンロ
ックに続いて行われるメンテナンス作業の際に交換すれ
ばよいだけである。
【００１１】当業者は、実験室で何回かテストすること
で、塑性変形部品を寸法決定するであろう。この部品
は、シャッタをバウンドさせずにシャッタの運動エネル
ギーを吸収するように十分に可塑的なものとするが、わ
ずかな移動でエネルギーの吸収を行って受入位置にシャ
ッタを保持するように、あまりに可塑的なものであって
はならない。
【００１２】塑性変形部品は、塑性材料からなる少なく
とも一つの円筒壁部を衝撃時の応力に対して軸方向に設
置することにより構成され、該円筒壁部は、閉鎖位置の
近傍でシャッタの軌道にほぼ平行である。このような構
造物は、その変形時に、次式で表される吸収エネルギー
Ｗおよび変形長さＬに対するほぼ一定の反力Ｆに抵抗す
る。
【００１３】Ｗ＝Ｆ×Ｌ かくして所定のエネルギーＷに対して以下を最小化す
る。
【００１４】・ 反力Ｆ、これにより問題がよりよく解
決される。
【００１５】・ 変形の長さＬ、これはナセル室の厚み
内に収容しやすい小型機構とすることができる。
【００１６】塑性変形部品は、逆スラスト装置に組み立
てる前に予め軸方向に一部変形されるのがよく、変形の
小さい領域、すなわち強いがすぐに弱まる力を円筒壁部
が受ける領域をなくし、それによって、変形に対して一
層むらのない力を受ける領域で該塑性変形部品を用いる
ことができる。
【００１７】塑性変形部品を構成するには、好適には航
空産業で他の目的によく用いられている、いわゆる「ハ
ニカム」構造物を用いるものとする。「ハニカム」構造
物は、少なくとも一つの薄い金属板製の台座を含み、同
様に薄い金属板製で概して六角形の断面をもつ筒形で隣
接する複数の巣巣房室を台座に溶接する。このような解
決法には三つの長所がある。
【００１８】・ 実施が簡単で低コストであり、延性の
部品をただ「ハニカム」構造物に切断すればよい。
【００１９】・ 変形力Ｆが一定であり、筒形の巣房室
が相互に支持し合うため、反力Ｆの低下を引き起こす巣
房室の側面変形を避けることができる。
【００２０】・ 一定の応力で大きく変形し得る。
【００２１】受け座は、支持体に関してシャッタの軌道
に平行な方向に支持体上を摺動するのがよく、該受け座
は、シャッタがラッチに及ぼす応力によって、支持体に
結合されたシャッタに対して塑性変形部品を圧縮する。
【００２２】受け座は、支持体に結合する着脱式のカバ
ーによって少なくとも一部が被覆されているのがよく、
塑性変形部品へのアクセスを妨げずに、支持体に塑性変
形部品を閉じ込めることができる。塑性変形部品へのア
クセスは、カバーをはずすことによって簡単に行われ
る。
【００２３】受け座はＴ字形で、その脚部が支持体内を
摺動し、塑性変形部品は、脚部Ｔの両側でＴ字形の各翼
部と、各翼部に対面するように設けられて支持体に結合
された障害物との間にそれぞれ配置された二つのチップ
からなる。このような配置により、簡単かつ小型の機構
が可能になる。また、こうした配置により、受け座に対
してラッチのボルトを極めて自由に位置決めすることが
でき、ボルトを収容するくりぬき部は、Ｔ字形のあらゆ
る箇所に配置可能である。
【００２４】本発明によれば、追加応力Ｆを静的応力Ｆ
oのレベルに戻すことができる。
【００２５】本発明ならびに本発明により得られる長所
は、詳細な実施形態および添付図面を参照することによ
り、一層理解され、明確になるだろう。
【００２６】
【発明の実施の形態】最初に図1を参照する。逆スラス
ト装置1は、ガスタービンエンジン（図示せず）を囲
み、幾何学軸2を持つほぼ環状の構造物である。逆スラ
スト装置1は、ガスタービンエンジンが発生する推進ガ
ス5を後方4に誘導する内壁部3を含む。逆スラスト装置1
はまた外壁部6を含み、これに沿って周囲の空気7が流れ
る。逆スラスト装置1はさらに、ほぼ径方向の複数の開
口部11が横断する固定構造物10を含み、該開口部11は、
ピボット13により固定構造物10に取り付けられた複数の
ふさぎ板あるいはシャッタ（obturateurs）12によって
閉じられる。このタイプの逆スラスト装置において、シ
ャッタ12は、「ドア」とも呼ばれる。
【００２７】シャッタは通常、ジャッキ15によって開閉
動作し、ジャッキの一端は、連結部16によってシャッタ
12に接続され、ジャッキの他端は、玉継手あるいはトグ
ル継手（rotule）17によって固定構造物10に接続されて
いる。シャッタ12が開くと、推進ガス流5は径方向の開
口部11を通過し、偏向板の役割をするシャッタ12によっ
て前方18へ偏向される。これによって所望の逆スラスト
効果が得られる。
【００２８】ドア12が閉じると、ドアは、シャッタ12を
固定構造物10に接続するロック機構19によってこの位置
に保持される。ロックシステム19は、義務的ではないが
通常、シャッタ12の前方に配置され、主ラッチおよび少
なくとも一つの補助あるいは予備ラッチ（verrou de se
cours）（図1では示さず）を含む。
【００２９】次に図2を参照する。補助ラッチ23は、固
定構造物10に結合された円筒体24ならびに円筒体24内を
摺動するボルト（pene）25を含み、該ボルト25は後方に
延長されてピニオン27が係合するラック26となる。ピニ
オン27の回転により、ボルト25は、開放位置と閉鎖位置
との間で作動される。シャッタ12の移動方向28が示され
ているが、ボルト25は該方向28にほぼ直交し、ボルトの
前端25aが受け座（gache）31の穴あるいはくりぬき部
（eviclement）30に入る。該受け座31は、シャッタ12に
結合された支持体32上を摺動するように取り付けられ、
該受け座31はまた、カバーの役割をするプレート33によ
って一部覆われ、該カバー33は、支持体32に結合される
が、止めねじ34によって取外し可能である。受け座31
は、シャッタ12の移動方向28にほぼ平行な方向に支持体
32上を摺動する。矢印28はまたシャッタ12が開く方向を
示す。くりぬき部30は、この実施形態ではフォーク35か
ら構成され、フォークの端部は横棒（barreau）36を保
持する。シャッタ12が偶発的に開く場合、横棒36はボル
ト25の前端25aと接触し、それによってシャッタ12はこ
の位置に固定される。
【００３０】横棒36とボルト25との間に空けられた遊び
をeとする。シャッタ12が偶発的に開く場合、シャッタ1
2は、ガスタービンエンジンが発生する推進気流５の圧
力によって距離eだけ外側に移動し、横棒36がボルト25
と接触するときに補助ラッチ23、固定構造物10およびシ
ャッタ12に大きな応力あるいは力を生ずるところの大き
な運動エネルギーをもたらす。
【００３１】次に図3を参照する。受け座31はほぼＴ字
形で、その脚部38は、支持体32に配置されているレール
39の二つの壁部39aの間を二つの側面38aにより方向28に
沿って摺動する。脚部38の端はフォーク35を含み、フォ
ークの二つの翼部35aは横棒36を保持し、これらの二つ
の翼部35aおよび横棒36は、ボルト25の前端25aが中に入
る受け座31のくりぬき部30を形成する。受け座31は、Ｔ
字形の脚部38の両側に垂直に伸びる二つの翼部40をその
他端に含む。シャッタ12の開放方向28と反対の方向に翼
部40と向き合って、支持体32のレール39の両側に二つの
ショルダ41と、ハニカム構造物の二つの部片あるいはチ
ップ（pastilles）42a, 42bからなる塑性変形部品42が
配置されている。該チップ42a, 42bは、Ｔ字形の翼部40
およびショルダ41からなる各対の間にそれぞれ設けられ
ている。各ショルダ41は、その一端が屈曲した縁43に延
長され、チップ42a, 42bが脚部38から離れないようにし
ている。
【００３２】三つのボス44が支持体32に配置され、各ボ
スはねじ穴45を含むことにより、該ボス44に図2のカバ
ー33をねじ留めすることができる。ボスの一つ44aは、
Ｔ字形の脚部38の開口部46を通過するか、あるいはＴ字
形の頂部47の上に配置され、受け座31を、Ｔ字形の翼部
40によりチップ42a, 42bにちょうど接触して保持するス
トッパの役割を果たす。
【００３３】図4は一例として、止めねじ34によって支
持体32に保持されてＴ字形の受け座31およびチップ42a,
42bを少なくとも部分的に覆うカバー33を示している。
【００３４】次に、図2および図3を同時に参照する。シ
ャッタ12が開放方向28に偶発的に移動すると、受け座31
の横棒36は、ボルト25の前端25aにぶつかり、それによ
って受け座31が支持体32上を摺動し、Ｔ字形の受け座31
の脚部38によって引っ張られる翼部40の動作によって、
障害物の役目をするショルダ41に対してチップ42a, 42b
が押しつぶされる。
【００３５】しかもカバー33は、翼部40およびショルダ
41間にあるチップ42a, 42bを閉じ込めると同時に、支持
体32に対する受け座31の案内を補助するので、平行な壁
部39aの間で案内される長方形断面を脚部38に与えるこ
とができ、このような全体構成は、加工が簡単で受け座
31を配置し易くする。
【００３６】本発明は、記載された実施形態に限定され
るものではなく、それとは逆に、その範囲ならびに思想
から外れることなく実施可能なあらゆる変化形態を含む
ものである。従って、補助ラッチ23の円筒体24をシャッ
タ12に取り付けることができ、一方で受け座31およびそ
の支持体32は、固定構造物10に取付け可能である。また
塑性変形部品42は、たとえば支持体32に代えて、受け座
31に結合された部品を直接構成することができ、この場
合、受け座31を摺動式に取り付ける必要はなくなる。
【００３７】本発明は、逆スラスト装置の開放運動に適
合するように塑性変形部品の配置方向ならびに塑性変形
部品の圧縮手段を変えるだけで、あらゆるタイプの逆ス
ラスト装置に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】逆スラスト装置の一例を示す縦断面図である。
【図２】固定構造物、ラッチ、およびシャッタからなる
組立装置の断面図で、塑性変形部品を、受け座と該受け
座の支持体との間に配置した図である。断面は逆スラス
ト装置に対して横方向である。
【図３】支持体に取り付けたラッチの受け座におけるカ
バーを外した正面図である。
【図４】カバーを取り付けた図３の各部品を示す図であ
る。
【符号の説明】
１ 逆スラスト装置 ３ 内壁 10 固定構造物 12 シャッタ 23 補助ラッチ 25 ボルト 28 シャッタの移動方向 31 受け座 32 支持体 33 プレート 40 翼部 41 ショルダ 42 塑性変形部品 42a、42b チップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 固定構造物（10）と、少なくとも一つの
    主ラッチおよび少なくとも一つの補助ラッチ(23)によっ
    てロックされる少なくとも一つのシャッタ（12）とを備
    えており、前記補助ラッチ(23)が、受け座(31)と協働す
    るボルト(25)を含み、前記シャッタ(12)は軌道(28)に従
    って移動する、偶発的なアンロック時に保護される逆ス
    ラスト装置（１）であって、 ａ）前記受け座(31)が、前記シャッタ(12)の軌道(28)に
    ほぼ平行な方向に関して支持体(32)上を摺動するように
    取り付けられており、 ｂ）前記受け座(31)は、前記シャッタ(12)が開くときに
    前記補助ラッチ(23）に及ぼされる力の作用下で、前記
    支持体(32)に結合されたショルダ(41)に対して塑性変形
    部品(42)を圧縮することを特徴とする逆スラスト装置。
  2. 【請求項２】 前記塑性変形部品（42）が取外し可能で
    あり、それ自体取外し可能なカバー(33)によって支持体
    (32)に閉じ込められていることを特徴とする請求項1に
    記載の逆スラスト装置。
  3. 【請求項３】 ａ）前記受け座（3）はほぼＴ字形で、
    その脚部(38)が支持体(32)内を摺動し、 ｂ）前記塑性変形部品（42）が、Ｔ字形の翼部(40)と、
    翼部(40)に向かい合って支持体（32）に結合されたショ
    ルダ（41）との間にそれぞれ配置された二つのチップ
    （42a, 42b)からなることを特徴とする請求項1または2
    に記載の逆スラスト装置。
  4. 【請求項４】 前記塑性変形部品（42)が、軸方向力を
    受けるハニカム構造物であることを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれか一項に記載の逆スラスト装置。
  5. 【請求項５】 前記塑性変形部品（42）は、円筒壁部が
    より強い反力を受ける変形の小さい領域をなくすよう
    に、逆スラスト装置に組み込む前に軸方向に一部変形さ
    れることを特徴とする請求項4に記載の逆スラスト装
    置。
JP10121120A 1997-04-30 1998-04-30 偶発的なアンロック時に保護される逆スラスト装置 Pending JPH1149098A (ja)

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FR9705339A FR2762875B1 (fr) 1997-04-30 1997-04-30 Inverseur de poussee protege en cas de deverrouillage accidentel
FR9705339 1997-04-30

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EP (1) EP0875674A1 (ja)
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