JPH1146659A - プリント格子板電撃殺虫機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 電撃殺虫機において、電流殺虫に使用してい
た格子電線をプリント格子板に変えて、コンパクトに軽
量化し、使用電源も交流と直流の両用として、さらに太
陽電池による充電から使用できるようにする。 【解決手段】 上部にアール状握り手部１を形成した前
部格子状箱体２と、下部に乾電池ボックス３とアダプタ
ー接続欠成孔４を設けた後部箱体５とを嵌合してなる本
体において、後部箱体５の内部上方に設けた基板７に、
二次電圧発生装置８及び交直電流変換装置９及び充電バ
ッテリー１０を配設し、プリント格子板１１を、後部箱
体５に内設した装置を上部を覆うよう表面に取り付け、
プリント格子板１１のソケット板１４に誘虫灯１５を挿
着し、プリント格子板１１と誘虫灯１５を覆うように後
部箱体５に前部格子状箱体２を取り付け、前部格子状箱
体２または後部箱体５の外壁面に太陽電池パネル１８を
装着した。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は放電殺虫部にプリン
ト格子板用いてコンパクトで軽量化し、使用電源を交流
及び直流の両用並びに太陽電池からの充電で使用できる
ようにして、野外及び室内を自由に持ち運びできるプリ
ント格子板電撃殺虫機に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、電撃殺虫機は誘虫灯の周囲に格子
電線を巻着したもので、使用時の電源も家庭電源１００
Ｖのコンセントから接続し使用していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の電撃殺虫機は誘
虫灯の周囲に格子電線を巻着しているので、誘虫灯の取
り替えがし難く、使用時の電源も家庭電源１００Ｖのコ
ンセントからコードで続して使用していたため、自由に
持ち運びが出来ない問題があった。

【０００４】本発明は、電撃殺虫機において、電流殺虫
に使用していた格子電線をプリント格子板に変えて、コ
ンパクトに軽量化し、野外及び室内で自由に持ち運びが
出来るよう、使用電源も交流と直流の両用として、さら
に太陽電池による充電から使用できるようにしたプリン
ト格子板電撃殺虫機の提供を目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
めに、上部にアール状握り手部を形成した前部格子状箱
体と、下部に乾電池ボックスとアダプター接続欠成孔を
設けた後部箱体とを嵌合してなる本体において、前記後
部箱体の内部上方に設けた基板に、電圧を上げる二次電
圧発生装置及び使用電源を交流と直流の両用とする交直
電流変換装置及び充電バッテリーを配設し、表面に格子
状模様を施し上下にソケット板を設け、裏面下部にアダ
プタージャックを取り付けたプリント格子板を、後部箱
体に内設した装置を上部を覆うよう表面に取り付け、前
記プリント格子板のソケット板に誘虫灯を挿着し、前記
前部格子状箱体の上方の表壁面に電源スイッチを設け、
プリント格子板と誘虫灯を覆うように後部箱体に前部格
子状箱体を取り付け、前部格子状箱体または後部箱体の
外壁面での適宜位置に、太陽電池パネルを装着した手段
を講じたものである。

【０００６】

【発明の実施の形態】前記のような構成により、本体が
コンパクト且つ軽量となり、交直流両用で電源が利用で
き、直流では家庭電源１００ＶからＤＣアダプターで６
Ｖにして使用し、直流では乾電池及び自動車等のシガレ
ットライタージャックでバッテリーから電源を得ること
が出来る、さらに太陽電池を用い充電して利用できるも
ので室内でも、野外でも持ち運びが容易にできるように
なるものである。

【０００７】次に、発明の実施の形態を実施例にもとづ
き図面を参照して説明する。図１において示す実施例で
は、縦長方形状で上部にアール状握り手部１を形成した
前部格子状箱体２と、下部に乾電池ボックス３とアダプ
ター接続欠成孔４を設けた後部箱体５とを嵌合してなる
本体６において、前記後部箱体５の内部上方に取り付け
た基板７に、電圧を９００Ｖまで上げられる二次電圧発
生装置８と、電源を交流と直流の両用にする交直電流変
換装置９とを配設し、その装置基板に近接して充電バッ
テリー１０を取り付け、それら装置の上部を覆うよう
に、表面に格子状模様を施し裏面下部にアダプタージャ
ック２９を設けたプリント格子板１１を、後部箱体５の
内側四隅に設けた取付けネジ孔１２にネジ１３で螺着し
て表面に取り付け、前記プリント格子板１１の格子状表
面の上下に設けたソケット板１４に誘虫灯１５を挿着
し、プリント格子板１１と誘虫灯１５を覆うように、前
部格子状箱体２を後部箱体５の内側四隅に設けた本体嵌
合ネジ孔１６にネジ１３で螺着し、前部格子状箱体２の
上方の表壁面に電源スイッチ１７を設け、前部格子状箱
体２または後部箱体５の外壁面での適宜位置に太陽電池
パネル１８を取り付けている。

【０００８】また、図２において、前部格子状箱体２と
後部箱体５による本体６上部に形成したアール状握り手
部１を平面にして取り去り、その部分にライト１９を設
けるよう円弧ネジ枠２０を形成し、螺着するようになる
円環ネジキャップ２１に表面ガラス２２と反射円錐板２
３を嵌着し、反射円錐板２３の挿入孔２４に電球２５挿
着してライト１９を構成し、前部格子状箱体２の表面下
方を欠成し電源スイッチ１７を設け、後部箱体５を凹状
後部箱体２６に形成し、凹状部分に橋架して握り板２７
を取り付けるようにした。

【０００９】さらにまた、図３に示すように本体６の下
部にトランジスターラジオ２８を添設出来るようにし
た。

【００１０】

【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。

【００１１】流電殺虫部にプリント格子板を設けたこと
で、軽量でコンパクトとなり、使用できる電源も交流で
はＤＣアダプターで６Ｖと、直流では乾電池、そして車
等のシガレットライタージャックでバッテリーから、さ
らに太陽電池等を利用できるので野外でのキャンプ、室
内での移動携帯に手軽に持ち運びが出来て便利なもので
ある。

【００１２】

【図面の簡単な説明】

【図 １】本発明の実施例の要部を分解した斜視図であ
る。

【図 ２】本発明の第二実施例を示す後部からの斜視図
である。

【図 ３】本発明の第三実施例を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ アール状握り手部 ２ 前部格子状箱体 ３ 乾電池ボックス ４ アダプター接続欠成孔 ５ 後部箱体 ６ 本体 ７ 基板 ８ 二次電圧発生装置 ９ 交直電流変換装置 １０ 充電バッテリー １１ プリント格子板 １２ 取付けネジ孔 １３ ネジ １４ ソケット板 １５ 誘虫灯 １６ 本体嵌合ネジ孔 １７ 電源スイッチ １８ 太陽電池パネル １９ ライト ２０ 円弧ネジ枠 ２１ 円環ネジキャップ ２２ 表面ガラス ２３ 反射円錐板 ２４ 挿入孔 ２５ 電球 ２６ 凹状後部箱体 ２７ 握り板 ２８ トランジスターラジオ ２９ アダプタージャック

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 上部にアール状握り手部を形成した前部
   格子状箱体と、下部に乾電池ボックスとアダプター接続
   欠成孔を設けた後部箱体とを嵌合してなる本体におい
   て、前記後部箱体の内部上方に設けた基板に、電圧を上
   げる二次電圧発生装置及び使用電源を交流と直流の両用
   とする交直電流変換装置及び充電バッテリーを配設し、
   表面に格子状模様を施し上下にソケット板を設け、裏面
   下部にアダプタージャックを取り付けたプリント格子板
   を、後部箱体に内設した装置を上部を覆うよう表面に取
   り付け、前記プリント格子板のソケット板に誘虫灯を挿
   着し、前記前部格子状箱体の上方の表壁面に電源スイッ
   チを設け、プリント格子板と誘虫灯を覆うように後部箱
   体に前部格子状箱体を取り付け、前部格子状箱体または
   後部箱体の外壁面での適宜位置に、太陽電池パネルを装
   着したことを特徴とするプリント格子板電撃殺虫機。
2. 【請求項２】 前記前部格子状箱体及び後部箱体の上部
   に形成した握り手部を平面に欠成し、その部分にライト
   を設けたことを特徴とする請求項１記載のプリント格子
   板電撃殺虫機。
3. 【請求項３】 前記後部箱体を凹状に形成し、凹状部分
   に握り板を橋架するように取り付けたことを特徴とする
   請求項１または２記載のプリント格子板電撃殺虫機。
4. 【請求項４】 前記前部格子状箱体と後部箱体とを嵌合
   した本体の下部に、トランジスターラジオを設けたこと
   を特徴とする請求項１または２、３記載のプリント格子
   板電撃殺虫機。