JPH1139249A - プラグアンドプレイ装置 - Google Patents

プラグアンドプレイ装置

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JPH1139249A
JPH1139249A JP9196095A JP19609597A JPH1139249A JP H1139249 A JPH1139249 A JP H1139249A JP 9196095 A JP9196095 A JP 9196095A JP 19609597 A JP19609597 A JP 19609597A JP H1139249 A JPH1139249 A JP H1139249A
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JP
Japan
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plug
play
play device
value
bit
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JP9196095A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Yasuda
浩之 保田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラグアンドプレイ装置に与えられた論理番
号を容易に判別できるようにする。 【解決手段】 最初に分離過程で使用される2ビットの
値を制御するためのスイッチ1,2を設け、ユーザがそ
れらのスイッチの切り替えによって2ビットの値を設定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ISA(Industry
Standard Architecture)バスやSCSI(Small Comp
uter System Interface )バス等の共通バス方式の基準
的な拡張バスに接続されるプラグアンドプレイ(Plug a
nd Play:PnP )装置に関し、特に、与えられた論理番号
を容易に判別できるプラグアンドプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、ホストシステム50に従来の一
例のプラグアンドプレイ装置19,20,21を接続す
る場合の接続系のブロック図である。上記ホストシステ
ム50では、中央処理部(以下、CPUと言う)11配
下にローカルバスとしてPCI(Peripheral Component
Interconnect )バス15を使用し、拡張バスとしてI
SAバス17を使用している。なお、ホストシステム5
0では、12はCPUバス、13はCPU−PCIバス
ブリッジとメモリ制御回路を内蔵するCPU周辺制御回
路部、14はメインメモリ、16はPCIバス15にI
SAバス17を接続するPCI−ISAブリッジであ
る。ISAバス17のデータバス(16本)はそれぞれ
抵抗18によりプルアップされている。
【0003】上記ホストシステム50のISAバス17
には、プラグアンドプレイをサポートするプラグアンド
プレイ装置19,20,21が接続されている。ISA
バス17は、接続されている全プラグアンドプレイ装置
19,20,21に同一の信号を接続する共通バス方式
であり、プラグアンドプレイ装置を個別に接続する信号
線が存在しない。ホストシステム50は、スイッチなど
のハードウェア設定なしで、接続されているプラグアン
ドプレイ装置19,20,21を自動的に認識して、各
プラグアンドプレイ装置19,20,21に必要なアド
レスと、割り込みレベルと、DMA(Direct Memory Ac
cess)チャンネルなどのリソースを割り当てる。
【0004】このようなプラグアンドプレイを実現する
ためには、ごく少数の専用のIO(Input Output)アド
レスのみを使用して複数のプラグアンドプレイ装置の自
動認識とリソースの設定を可能とするための専用の回路
と操作手順が必要である。各プラグアンドプレイ装置1
9(またはプラグアンドプレイ装置20,21)は、P
nP制御回路上にROM(Read Only Memory)などの形
で、図6に示すように、9バイトのデータを記録する。
最初の2バイト(Byte0 およびByte1 )に製造元である
ベンダーの記号、次の2バイト(Byte2 およびByte3 )
にそのプラグアンドプレイ装置の種別を表す製品番号、
次の4バイト(Byte4 からByte7)にそのプラグアンド
プレイ装置に対してユニークに割り当てられるシリアル
番号、最後の1バイト(Byte8 )にそれらの9バイトの
チェックサムコードが記録されている。なお、各プラグ
アンドプレイ装置19,20,21には、これら9バイ
トに記録されている値を確認するためにシリアル識別子
が設けられている。
【0005】ホストシステム50がISAバス17のI
Oアクセスにより、各プラグアンドプレイ装置のシリア
ル識別子を1ビットずつ確認して接続されている全プラ
グアンドプレイ装置の存在を検知する手順を分離過程と
よぶ。図7を用いてこの分離過程の原理を説明する。ま
ず、CPU11が、プラグアンドプレイ装置19,2
0,21のPnP用のリードポート(以下、PnPリー
ドポートと言う)をアクセスするIO命令を発行する。
すると、CPU周辺制御部13は、PCI−ISAブリ
ッジ16を経て、1)ISAアドレスバス用にPnPリ
ードポートのアドレスを送信した上でIORD(Input
Outpur Read )信号をアサートする。このとき、2)そ
の時点で確認しようとしているシリアル識別子のビット
(以下、現シリアル識別子ビットと言う)の値が“1”
であるプラグアンドプレイ装置は、ISAデータバスの
下8ビットに1回目のIOリードアクセスでは“55
h”次には“AAh”なるデータを出力する。このデー
タはオープンコレクタのドライブで出力されるため、同
時に複数のデバイスの現シリアル識別子ビットの値が
“1”の場合でも、同一の出力データがWired-ORされ
て、結局同じデータとなる。最後に、3)現シリアル識
別子ビットの値が“0(zero)”であるプラグアンドプ
レイ装置は、自分ではなにもデータを出力せずに、IS
Aバス17上のデータを検出し、“55h”および“A
Ah”を検出した場合に同一バス上に自分より上位の
(シリアル識別子を数値としてみたときの値より大き
い)プラグアンドプレイ装置が接続されていると認識す
る。これと同時に、CPU11は、ISAバス17上の
データを読み取った上でIORD信号をディアサートす
る。
【0006】ホストシステム50は、この読み取ったデ
ータが“55h”および“AAh”であるときは、現シ
リアル識別子ビットの値が“1”であるプラグアンドプ
レイ装置が存在するものと判断する。また、この時点で
分離過程に参加しているプラグアンドプレイ装置で現シ
リアル識別子ビットの値が“0”のものしかない場合
や、すでに分離過程に参加しているプラグアンドプレイ
装置が存在しない場合は、データを出力するプラグアン
ドプレイ装置が無く、全データビットがプルアップされ
ているため読み取りデータは“FFh”となる。
【0007】図8は、上記分離過程によるプラグアンド
プレイ装置の認識とリソース設定の手順を示すフローチ
ャートである。CPU11がPnP用のIOアドレスへ
のアクセスで分離過程の初期化指示を行うと、この時点
でカード番号(以下、論理番号またはCard Select Numb
er: CSNと言う)が設定されていない状態にあるプラ
グアンドプレイ装置は現シリアル識別子ビットをそれぞ
れのシリアル識別子の最初のビットに設定して初期化す
る。この後、ホストシステム50は、上述の手順で現シ
リアル識別子ビットの値が“1”であるプラグアンドプ
レイ装置の有無を判定し、記憶する。プラグアンドプレ
イ装置は、自分より上位のプラグアンドプレイ装置があ
った場合、すなわち、自分の現シリアル識別子ビットの
値が“0”でかつISAバス17上に“55h”および
“AAh”が検出した場合は、一旦分離過程からはず
れ、次の初期化指示を待つ。そうでなかったプラグアン
ドプレイ装置はシリアル識別子を、図6に示す矢印の方
向に1ビットシフトして次のビットを現シリアル識別子
ビットとする。
【0008】このようにして、ホストシステム50が、
プラグアンドプレイ装置の9バイト分のシリアル識別子
を分離し、その全てのビットの値が“0”であった場合
はもう論理番号が設定されていないプラグアンドプレイ
装置が存在しないものと判断する。一方、“0”の値の
ビットがあり、かつサムチェックが正常な場合は、その
時点でたった1つだけのプラグアンドプレイ装置が分離
過程に参加していることになるため、ホストシステム5
0は、そのプラグアンドプレイ装置にユニークな論理番
号を割り当てる。この論理番号はプラグアンドプレイ装
置のメモリなどに記録される。そして、論理番号が与え
られたプラグアンドプレイ装置は以降の分離過程には参
加しない。
【0009】この一連の動作を繰り返して接続されてい
る全てのプラグアンドプレイ装置に論理番号を設定した
後、それぞれのプラグアンドプレイ装置が必要とするリ
ソースの情報を全て読み取って、割り当てを決定し、そ
れぞれのプラグアンドプレイ装置のメモリなどに記録す
る。ここでは、ISAバス17におけるPnPの実現方
法についてのみを説明したが、SCSIにおいてプラグ
アンドプレイを実現するSCAM(SCSI Configured Au
tomatically )が、SCSI−3規格の一部として提案
されている。これは、現在のSCSIにおいて、必要と
なるデバイス毎のSCSI−IDの設定などを不要とす
るためのものであり、各デバイスに固有のシリアル番号
を持たせてこれを共通バス上で1ビットずつ順番に確認
して接続デバイスを分離するという点で、ISAバスの
プラグアンドプレイと基本的な原理は全く同じである。
従って、このISA,SCSIのどちらの方式において
も、プラグアンドプレイで論理的に割り当てられる番号
(ISAPnPでは、論理番号)は、各デバイスが内部
に持っているシリアル識別子の大小のみで決定されるた
め、実際のデバイスの物理的なISAのスロット番号や
SCSIの接続順とは全く関連がない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
ISA,SCSIなどの共通バス方式におけるプラグア
ンドプレイでは、接続されている各プラグアンドプレイ
装置が内部に持っているシリアル識別子の大小のみでプ
ラグアンドプレイで論理的に割り当てられる番号が決定
されるため、実際のプラグアンドプレイ装置の物理的な
ISAのスロット番号やSCSIの接続順とは全く関連
がない。このため、同一バス上に特定メーカの同一な製
品(ベンダー記号と製品番号が同じで、シリアル番号の
み異なる)を複数接続した場合に、それらのうちの特定
のプラグアンドプレイ装置にどの論理番号が設定されて
いるかを判別するのが困難である。
【0011】このため、例えば、ホストシステム50の
ISAバススロットに複数の同一製品のLAN(Local
Area Network)カードを挿入してそれぞれを別系統のL
ANに接続する場合は、ホストシステム50のユーティ
リティソフトウェアでそれぞれを接続するLAN系統別
に、それらのLANカードに対しての各種の設定を個別
に行う必要がある。しかし、それらのLANカードが挿
入されているISAの物理的なスロット番号と、ユーテ
ィリティソフトウェアが認識する論理番号の間に直接の
関係がないため、それらのLANカードのうちどの論理
番号のカードにどの設定を行えばよいかが解らない。ま
た、どのスロット番号のカードにどのような設定が行わ
れておりどの系統のLANに接続すればよいかが解らな
い。また、ISAバス上に同一製品の複数のSCSIカ
ードを挿入した場合、さらに、同一SCSIバス上に同
一製品の複数のHDD(Hard Disc Drive )を接続した
場合などにも同様の問題が生じる。
【0012】この問題を解決するために、現状では、通
常10桁程度のシリアル番号を印字したシールをプラグ
アンドプレイ装置に貼り付け、このシリアル番号の大小
により論理番号の判断をユーザにさせるようなことや、
ユーティリティソフトウェア上で論理番号とシリアル番
号の対応を表示してユーザにプラグアンドプレイ装置に
貼られたシリアル番号と比較させるようなことが行われ
ている。しかし、プラグアンドプレイ機能は、ユーザへ
の負担を極力軽減するためのものであるのに対して、こ
のような操作を行うためには手間がかかる問題点があ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明は、シリアル番号を記録するメモリと、前記
メモリ中の最初に分離過程で使用される少なくとも1ビ
ットの値を所定の値に設定するためのスイッチとを具備
することを特徴とするプラグアンドプレイ装置を提供す
る。
【0014】上記プラグアンドプレイ装置では、最初に
分離過程で使用される例えば1ビットまたは2ビットの
値を対応するスイッチの切り替えによって制御すること
により、ユーザは、各プラグアンドプレイ装置にどの順
番で論理番号を与えるのかを指定できることとなる。な
お、1ビットの値を制御することにより、1個のプラグ
アンドプレイ装置に与えられる論理番号を指定できるか
ら、2個のプラグアンドプレイ装置の順位を指定できる
ことが可能となる。また、2ビットの値を制御すること
により、4個のプラグアンドプレイ装置に与えられる論
理番号を指定できるから、5個のプラグアンドプレイ装
置の順位を指定できることが可能となる。
【0015】上記構成のプラグアンドプレイ装置におい
て、前記スイッチを、ユーザに対してアクセス容易な箇
所に設けることが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施の形態により
本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発
明が限定されるものではない。 −第1の実施形態ー 図1は、ホストシステム50に本発明の第1の実施の形
態のプラグアンドプレイ装置29,30,31を接続す
る場合の接続系のブロック図である。
【0017】上記ホストシステム50では、CPU11
配下にローカルバスとしてPCIバス15を使用し、拡
張バスとしてISAバス17を使用している。なお、ホ
ストシステム50では、12はCPUバス、13はCP
U−PCIバスブリッジとメモリ制御回路を内蔵するC
PU周辺制御回路部、14はメインメモリ、16はPC
Iバス15にISAバス17を接続するPCI−ISA
ブリッジである。ISAバス17のデータバス(16
本)はそれぞれ抵抗18によりプルアップされている。
【0018】上記ホストシステム50のISAバス17
には、プラグアンドプレイをサポートするプラグアンド
プレイ装置19,20,21が接続されている。ISA
バス17は、接続されている全プラグアンドプレイ装置
29,30,31に同一の信号を接続する共通バス方式
であり、プラグアンドプレイ装置を個別に接続する信号
線が存在しない。ホストシステム50は、スイッチなど
のハードウェア設定なしで、接続されているプラグアン
ドプレイ装置29,30,31を自動的に認識して、各
プラグアンドプレイ装置29,30,31に必要なアド
レスと、割り込みレベルと、DMAチャンネルなどのリ
ソースを割り当てる。
【0019】図2は、発明のプラグアンドプレイ装置2
9(またはプラグアンドプレイ装置30,31)のIS
AカードのPnP制御ロジック部の構成図である。この
PnP制御ロジック部60は、スイッチ1,2と、シリ
アル識別子3とを具備して構成されている。なお、スイ
ッチ1,2は、ユーザに対して、容易にアクセスできる
箇所に設けられている。
【0020】上記シリアル識別子3は、ROMなどの形
で9バイトのデータを記録する。最初の2バイト(Byte
0 およびByte1 )に製造元であるベンダーの記号、次の
2バイト(Byte2 およびByte3 )にそのプラグアンドプ
レイ装置の種別を表す製品番号、次の4バイト(Byte4
からByte7)にそのプラグアンドプレイ装置に対してユ
ニークに割り当てられるシリアル番号、最後の1バイト
(Byte8 )にそれらの9バイトのチェックサムコードが
記録されている。なお、各プラグアンドプレイ装置2
9,30,31には、これら9バイトに記録されている
値を確認するためにシリアル識別子が設けられている。
【0021】上記スイッチ1をオンまたはオフ状態にす
ることにより、シリアル番号のLSB(Least Signific
ant Bit )である最下位の1ビットの値を制御すること
ができ、上記スイッチ2をオンまたはオフ状態にするこ
とにより、シリアル番号の最下位の1ビットより上位の
1ビットの値を制御することができる。なお、シリアル
識別子の最後の1バイト(Byte8 )のチェックサムの値
は、スイッチ1,2の設定よって変化するため、固定値
として記録することができない。そこで、チェックサム
の値を、分離過程でシリアル識別子を1ビットずつシフ
トさせていく際にPnP制御ロジック部60内で演算に
より求める。
【0022】スイッチのオン状態を“1”で表してオフ
状態を“0”で表すと、スイッチ1,2のオンまたはオ
フ状態によって、「00」、「01」、「10」、「1
1」の4通りの設定が可能となる。そこで、例えば、
「11」−「10」−「01」−「00」の順により小
さい論理番号を与えるように設定する。そこで、例え
ば、同一製品のISAカード2枚を同一のISAバスに
接続するときは、1枚目のISAカードのスイッチ1を
オンにスイッチ2をオフに設定し、2枚目のISAカー
ドのスイッチ1をオフにスイッチ2をオフに設定すれ
ば、1枚目のISAカードの値は「01」となり、2枚
目のISAカードの値は「00」となるため、1枚目の
ISAカードにはより大きい論理番号が与えられ、2枚
目のISAカードにはより小さい論理番号が与えられ
る。
【0023】LANカードの場合は、それそれの設定の
LANカードを別系統のLANに予め接続した上で、ユ
ーティリティソフトウェアでどの論理番号のカードにど
の設定を行うべきかを、容易に判断することができるよ
うになる。上記第1の実施の形態のプラグアンドプレイ
装置によれば、ユーザがプラグアンドプレイ装置に与え
られる論理番号を指定できるようになるから、どのプラ
グアンドプレイ装置にどの論理番号が与えられているか
判別するために手間がかからなくなる。
【0024】上記では、2個のスイッチによりシリアル
番号の2ビットの値を制御するように説明したが、スイ
ッチを2個以上設けて多数ビットの値を制御するように
してもよい。また、上記では、スイッチによるシリアル
番号のLSBの最下位のビットの値を制御するように説
明したが、中位のビットまたは上位のビットの値を制御
するようにしてもよい。 −第2の実施形態ー 本発明の第2の実施の形態におけるプラグアンドプレイ
装置をホストシステム50に接続する場合の接続系は上
記図1と同様であるためその説明を省略する。
【0025】図2は、発明のプラグアンドプレイ装置の
ISAカードのPnP制御ロジック部の構成図である。
このPnP制御ロジック部70は、発光ダイオード8,
9,10と、CSNレジスタ7とを具備して構成されて
いる。なお、発光ダイオード8,9,10は、ユーザに
対して、容易に確認できる箇所に設けられている。
【0026】上記CSNレジスタ7は、ISAバス17
を介して送信されてきた論理番号を記録する。上記発光
ダイオード8,9,10は、CSNレジスタ7の最下位
の3ビットに記録されている値に基づいてオンまたはオ
フ状態になるように設定されている。例えば、CSNレ
ジスタの1ビットの値が“1”なら対応する発光ダイオ
ードがオンとなり、CSNレジスタの1ビットの値が
“0”なら対応する発光ダイオードがオフ状態になる。
【0027】そこで、例えば、同一製品のISAカード
2枚を同一のISAバスに接続したときに、1枚目のI
SAカードの発光ダイオード8,9,10それぞれが例
えば「オン,オフ,オフ」で、2枚目のISAカードの
発光ダイオード8,9,10それぞれが例えば「オン,
オン,オフ」ならば、ユーザは、1枚目のISAカード
の論理番号が「001」で、2枚目のISAカードの論
理番号が「011」であることを発光ダイオードの点灯
を見て判別する。
【0028】LANカードの場合は、それそれの設定の
LANカードを別系統のLANに予め接続した上で、そ
れらのカードに与えられた論理番号を発光ダイオードで
確認しておけば、ユーティリティソフトウェアでどの論
理番号のカードにどの設定を行うべきかを、容易に判断
することができるようになる。上記第2の実施の形態の
プラグアンドプレイ装置によれば、ユーザが発光ダイオ
ードのオンまたはオフ状態を確認するだけでプラグアン
ドプレイ装置に与えられる論理番号を判別できるから、
どのプラグアンドプレイ装置にどの論理番号が与えられ
ているか判別するために手間がかからなくなる。
【0029】なお、ISAバス17に接続されるカード
数は最大でも5枚程度であり、それが論理番号の最大値
となる。この論理番号のうち下位3ビット程度を発光ダ
イオードで表示すれば、論理番号を判別することが可能
となる。このため、上記では、3個の発光ダイオードに
より論理番号の3ビットの値を表示するように説明した
が、実際には発光ダイオード3個以上設けて3ビット以
上の値を表示するするようにしてもよい。 −第3の実施形態ー 本発明の第3の実施の形態におけるプラグアンドプレイ
装置をホストシステム50に接続する場合の接続系は上
記図1と同様であるためその説明を省略する。
【0030】図4は、第3の実施の形態のプラグアンド
プレイ装置による分離過程の手順を表すフローチャート
である。CPU11がPnP用のIOアドレスへのアク
セスで分離過程の初期化指示を行うと、この時点で論理
番号がが設定されていない状態にあるプラグアンドプレ
イ装置は現シリアル識別子ビットをそれぞれのシリアル
識別子の最初のビットに設定して初期化する。
【0031】本発明の第3の実施の形態のプラグアンド
プレイ装置は、これ以前の時点ですでに自身の論理番号
を発光ダイオードで表示するための値、すなわち、発光
ダイオード設定値を初期化しているものとし、分離過程
での初期化指示ではこの値が変更されないように設定さ
れている。次に、ホストシステム50は、上述の手順で
現シリアル識別子ビットの値が“1”であるプラグアン
ドプレイ装置の有無を判定し、記憶する。プラグアンド
プレイ装置は、自分より上位のプラグアンドプレイ装置
があった場合、すなわち、自分の現シリアル識別子ビッ
トの値が“0”でかつISAバス17上に“55h”お
よび“AAh”を検出した場合は、一旦分離過程からは
ずれ、次の初期化指示を待つ。そうでなかったプラグア
ンドプレイ装置はシリアル識別子を1ビットシフトして
次のビットを現シリアル識別子ビットとする。
【0032】このようにして、ホストシステム50が、
シリアル識別子の特定のベンダー記号と製品番号までの
分離が終了した場合、その時点で分離過程に参加してい
る全てのプラグアンドプレイ装置は同一製品である。そ
こで、それぞれのプラグアンドプレイ装置は現シリアル
識別子ビットがシリアル識別子ビットとなった時点か
ら、自身が実際に分離されるまでに分離過程の途中では
ずれる場合、すなわち、同一製品でより上位のシリアル
番号を持つプラグアンドプレイ装置が存在した場合にそ
の発光ダイオード設定値をカウントアップまたはシフト
させる。
【0033】そして、最終的に自身が分離された時点で
その発光ダイオード設定値に基づいて、備えている発光
ダイオードをオンまたはオフ状態にする。これにより、
同一製品のプラグアンドプレイ装置複数を同一のISA
バスに接続された場合、それぞれのプラグアンドプレイ
装置にどの順番で論理番号が設定されたかを発光ダイオ
ードの表示で確認することができる。
【0034】例えば、4枚の同一製品のプラグアンドプ
レイ装置をISAバスに接続された場合、各プラグアン
ドプレイ装置に備えている複数(例えば4個)の発光ダ
イオードのうちの1個すつオンさせるようにすれば、1
番目の発光ダイオードがオンのプラグアンドプレイ装置
には最下位の論理番号、4番目の発光ダイオードがオン
のプラグアンドプレイ装置には最上位の論理番号が与え
られていることは、ユーザが、発光ダイオードの点灯を
見て判別することができる。
【0035】LANカードの場合は、それそれのLAN
カードを別系統のLANに予め接続した上で、それらの
カードに備えた発光ダイオードの表示を確認しておけ
ば、ユーティリティソフトウェアでどの何番目の発光ダ
イオードがオンのカードにどの設定を行うべきかを、容
易に判断することができるようになる。上記第3の実施
の形態のプラグアンドプレイ装置によれば、ユーザが発
光ダイオードのオンまたはオフ状態を確認するだけでプ
ラグアンドプレイ装置に与えられる論理番号を判別でき
るから、どのプラグアンドプレイ装置にどの論理番号が
与えられているか判別するために手間がかからなくな
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、最初
に分離過程で使用されるビットの値を制御するスイッチ
を設けた。このため、ユーザがプラグアンドプレイ装置
に与えられる論理番号を指定できるようになるから、ど
のプラグアンドプレイ装置にどの論理番号が与えられて
いるか判別するために手間がかからなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラグアンドプレイ装置をホストシス
テムに接続する場合の接続系のブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態のプラグアンドプレイ装
置のPnP制御ロジック部の構成図である。
【図3】本発明の第2実施形態のプラグアンドプレイ装
置のPnP制御ロジック部の構成図である。
【図4】本発明の第3実施形態のプラグアンドプレイ装
置による分離過程の手順を表すフローチャートである。
【図5】従来のプラグアンドプレイ装置をホストシステ
ムに接続する場合の接続系のブロック図である。
【図6】従来のプラグアンドプレイ装置のシリアル識別
子のフォーマットの説明図である。
【図7】従来のプラグアンドプレイ装置による分離過程
の手順を表す説明図である。
【図8】従来のプラグアンドプレイ装置による分離過程
の手順を表すフローチャートである。
【符号の説明】
50 ホストシステム 29,30,31 プラグアンドプレイ装置 11 CPU 12 CPUバス 13 CPU周辺制御部 14 メインメモリ 15 PCIバス 16 PCI−ISAブリッジ 17 ISAバス 60,70 PnP制御ロジック部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリアル番号を記録するメモリと、前記
    メモリ中の最初に分離過程で使用される少なくとも1ビ
    ットの値を所定の値に設定するためのスイッチとを具備
    することを特徴とするプラグアンドプレイ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプラグアンドプレイ装
    置において、前記スイッチを、ユーザに対してアクセス
    容易な箇所に設けたことを特徴とするプラグアンドプレ
    イ装置。
  3. 【請求項3】 与えられた論理番号を記憶するレジスタ
    と、前記レジスタ中の少なくとも1ビットの値をユーザ
    に対して表示する表示手段とを具備したことを特徴とす
    るプラグアンドプレイ装置。
  4. 【請求項4】 与えられた論理番号を記憶するレジスタ
    と、自身と同一のベンダー記号および製品番号を持つプ
    ラグアンドプレイ装置が接続されているか否かを検出す
    る検出手段と、自身と同一のベンダー記号および製品番
    号を持つプラグアンドプレイ装置が接続されている場合
    にそれらプラグアンドプレイ装置に与えられた論理番号
    と自身に与えられた論理番号に基づいて自身の順位を決
    定する順位決定手段と、自身の前記順位をユーザに対し
    て表示する表示手段とを具備したことを特徴とするプラ
    グアンドプレイ装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項5に記載のプラグ
    アンドプレイ装置において、前記表示手段を、ユーザに
    対して確認容易な箇所に設けたことを特徴とするプラグ
    アンドプレイ装置。
  6. 【請求項6】 請求項3から請求項5に記載のプラグア
    ンドプレイ装置において、前記表示手段は発光ダイオー
    ドであることを特徴とするプラグアンドプレイ装置。
JP9196095A 1997-07-22 1997-07-22 プラグアンドプレイ装置 Pending JPH1139249A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100408289B1 (ko) * 2001-06-26 2003-12-03 삼성전자주식회사 입출력 포맷 코드를 이용한 플러그 앤 플레이 시스템 및그 처리 방법
US7143200B2 (en) 2003-06-25 2006-11-28 Hitachi, Ltd. Semiconductor integrated circuit

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