JPH1138115A - 位置通報システム - Google Patents

位置通報システム

Info

Publication number
JPH1138115A
JPH1138115A JP19892397A JP19892397A JPH1138115A JP H1138115 A JPH1138115 A JP H1138115A JP 19892397 A JP19892397 A JP 19892397A JP 19892397 A JP19892397 A JP 19892397A JP H1138115 A JPH1138115 A JP H1138115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
position information
base station
wireless terminal
gps
mobile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19892397A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyuugo Fukushima
州吾 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP19892397A priority Critical patent/JPH1138115A/ja
Publication of JPH1138115A publication Critical patent/JPH1138115A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 GPSから計測された正確な位置情報を定期
的に送信することにより、人間の手を介さずに正確な位
置情報をリアルタイムに通報できる位置通報システムを
提供する。 【解決手段】 移動体無線端末1及び複数の基地局無線
端末2のプレストーク通話システムの送受信機10,2
0にGPS受信機15,25を付加し、基地局側でGP
Sの誤差を算出して位置情報と誤差とを移動体側に送信
し、移動体側で複数の基地局から受信した位置情報で、
最も近傍の基地局を特定し、特定された基地局から送信
された誤差でGPSから得られる位置情報を補正して、
特定された基地局側に送信し、基地局側で位置情報を蓄
積記憶するとする位置通報システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空機と管制塔と
の間等で用いられる位置通報システムに係り、特に移動
体側の正確な位置情報をリアルタイムに通報できる位置
通報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の位置通報システムについて、航空
機と管制塔との間で用いられる位置通報システムを例に
とって図4を使って説明する。図4は、従来の位置通報
システムの構成ブロック図である。
【0003】従来航空機と管制塔との間で用いられてい
る情報交換の方法は、移動体である航空機の操縦室に設
けられた送受信機と、基地局である航空管制室に設けら
れた送受信機との間で、パイロットと管制官とが、それ
ぞれ音声を送信したいときに、各送受信機の通話器のボ
タンを押して(プレス)、音声を発する(トーク)方法
であるプレストークによって情報交換を行う、プレスト
ーク通話システムである。
【0004】そして、航空機の位置を管制塔に知らせる
従来の位置通報システムは、位置計測装置から得られた
航空機の現在位置(緯度、経度、高度)を、パイロット
が前述のプレストーク通話システムによる送受信機を使
って、管制官に伝達するようになっていた。
【0005】従来の位置通報システムの構成は、図4に
示すように、大きく移動体(航空機)内に設置した移動
体送受信機10と、基地局(航空管制室)内に設置した
基地局送受信機20とから構成される。
【0006】そして、移動体送受信機10内部は、移動
体搭乗者(パイロット)のプレスによる音声の授受を行
う通話部12と、通話部12からの音声を送信し、受信
した音声を通話部12に出力する送受信部11と、電波
の送受信を行うアンテナ13より構成されている
【0007】また、基地局送受信機20内部も同様に、
管制官のプレスによる音声の授受を行う通話部22と、
通話部22からの音声を送信し、受信した音声を通話部
22に出力する送受信部21と、電波の送受信を行うア
ンテナ23より構成されている。
【0008】従来の位置通報システムの動作は、移動体
送受信機10の通話部12でプレスされて入力された移
動体搭乗者の音声による位置情報が、送受信部11で変
調されて、アンテナ13から送信される。
【0009】そして、基地局送受信機20のアンテナ2
3を介して受信した音声による位置情報が、送受信部2
1で復調されて通話部22から音声出力されるようにな
っている。
【0010】また、自動車のナビゲーションシステムに
代表されるGPS(Global Positioning System )を利
用して、現在位置情報を知ることができる装置(GPS
装置)がある。このGSP装置は、地球上空を周回する
24個のGPS衛星のうち3個以上を利用し、そのGS
P衛星からの位置や時間情報をもつ電波を受信すること
により、現在位置や高度を知ることができる。
【0011】そして、このGSPにより得た情報を、C
D−ROM等により予め記憶されている地図情報と照ら
し合わせることにより、現時点の位置を地図上に表示で
きるシステムとなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の位置通報システムでは、移動体搭乗者が計器から読
みとった位置をプレストークにより音声で通報するの
で、リアルタイム性に欠け、また移動体搭乗者が通報す
る動作を行わなければ管制室に位置が通報されず、トラ
ブルや事故等が発生すると、位置情報が得られなくなっ
てしまうという問題点があった。
【0013】また受信側の管制官も、送信されてくる音
声による位置情報を記憶又は記録しなければならず不便
であり、後から移動径路を割り出すのが困難であるとい
う問題点があった。
【0014】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、GPSから計測された正確な位置情報を定期的に送
信することにより、人間の手を介さずに正確な位置情報
をリアルタイムに通報できる位置通報システムを提供す
ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、位置通報システム
において、複数の基地局無線端末機が、GPSを用いて
位置情報を取得し、前記位置情報と予め設定された位置
情報との誤差を算出し、前記予め設定された位置情報と
前記算出された誤差とをプレストーク通話システムを利
用して移動体無線端末機に送信し、前記移動体無線端末
機が、GPSを用いて位置情報を取得し、前記複数の基
地局無線端末機から送信された位置情報に基づいて最も
近傍の基地局無線端末機を特定し、前記特定された基地
局無線端末機から送信された誤差を用いて前記取得した
位置情報を補正し、前記補正された位置情報をプレスト
ーク通話システムを利用して前記特定された基地局無線
端末機に送信し、前記基地局無線端末機が受信した位置
情報を記憶することを特徴としており、既存のプレスト
ークによる送受信機を用いて、GPSから得られた正確
な位置情報をリアルタイムに通報できる。
【0016】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、位置通報システムにおいて、基地局
無線端末機が、予め設定された前記基地局無線端末機の
位置情報と、移動体無線端末機から送信された前記移動
体無線端末機の位置情報とを記憶する記憶部と、プレス
トークによって移動体無線端末機との送受信を行う基地
局送受信機と、GPS衛星からの電波を受信して位置情
報を算出し、前記算出された位置情報と前記記憶部に記
憶された位置情報とから誤差を算出し、前記記憶された
位置情報と前記算出された誤差とを前記基地局送受信機
から移動体無線端末機に送信し、前記基地局送受信機が
受信した前記移動体無線端末機の位置情報を前記記憶部
に格納するGPS受信機を有し、移動体無線端末機が、
プレストークによって前記基地局無線端末機との送受信
を行う移動体送受信機と、GPS衛星からの電波を受信
して位置情報を算出し、複数の前記基地局無線端末機か
ら送信された位置情報と誤差とを受信し、前記複数の位
置情報に基づいて最も近傍の基地局無線端末機を特定
し、前記特定された基地局無線端末機からの誤差を用い
て前記算出した位置情報を補正し、前記補正された位置
情報を前記移動体送受信機から前記特定された基地局無
線端末機に送信するGPS受信機を有することを特徴と
しており、既存のプレストークによる送受信機を用い
て、GPSから得られた正確な位置情報をリアルタイム
に通報できる。
【0017】
【発明の実施の形態】請求項に係る発明について、その
実施の形態を図面を参照しながら説明する。本発明に係
る位置通報システムは、移動体側及び基地局側のプレス
トーク通話システムの送受信機にGPS受信機を付加
し、基地局側でGPSによる位置情報と予め設定された
位置情報との誤差を算出して、位置情報と誤差とを移動
体側に送信し、移動体側で複数の基地局から受信した位
置情報によって最も近い基地局を特定し、特定された基
地局からの誤差情報を用いて、GPSから得られる移動
体の位置情報を補正して、特定された基地局側に送信
し、基地局側で位置情報を蓄積記憶するものなので、既
存のプレストークによる送受信機を使って人間の手を介
さずにGPSによる正確な位置情報を通報し、受信側で
蓄積することにより、正確な位置情報をリアルタイムに
通報できるものである。
【0018】まず、本発明に係る位置通報システムの構
成について図1を使って説明する。図1は、本発明に係
る位置通報システムの構成ブロック図である。尚、図4
と同様の構成をとる部分については同一の符号を付して
説明する。
【0019】本発明の位置通報システムは、大きく移動
体(航空機)内に設置した移動体無線端末機1と、複数
の基地局(航空管制室)内に設置した基地局無線端末機
2とから構成される。
【0020】そして、本発明の移動体無線端末機1は、
従来と同様の移動体送受信機10に加えて、本発明の特
徴部分としてGPS受信機15が設けられており、移動
体送受信機10の内部は、従来と同様に送受信部11、
通話部12、アンテナ13より構成され、GPS受信機
15の内部は、制御部16、GSP受信部17、モニタ
18、GSP用アンテナ19より構成されている。
【0021】また、本発明の基地局無線機2は、従来と
同様の基地局送受信機20に加えて、本発明の特徴部分
としてGPS受信機25と、管制用機器30が設けられ
ており、基地局送受信機20の内部は、従来と同様に送
受信部21、通話部22、アンテナ23より構成され、
GSP受信機25の内部は、制御部26、GSP受信部
27、GSP用アンテナ29より構成される。
【0022】次に、移動体無線機1内の各部について説
明するが、移動体送受信機10については従来と同様で
あるので説明を省略し、特徴部分について説明する。移
動体無線機1のGPS受信機15内のGPS受信部17
は、地球の上空を旋回している24個のGPS衛星の中
で、最も受信しやすい4個のGPS衛星からの電波を受
信して、その伝搬遅延時間を測定するものであり、その
測定結果から正確な位置と高度とを算出することができ
る。
【0023】制御部16は、通話部12におけるプレス
の状態によって移動体無線機1内の制御を行うもので、
プレスされている状態では、従来と同様の送受信機とし
て動作するように、通話部12から入力された音声を送
受信部11に出力して送信し、その間位置検出を行う。
【0024】そして、プレスがされなくなると、複数の
基地局から送信された基地局の位置情報とGPSの誤差
データとを受信して、基地局の位置情報に基づいて自己
に最も近い基地局を特定し、特定された基地局の誤差デ
ータを用いて自己の位置情報の補正を行って正確な位置
情報を基地局に送信するようになっている。
【0025】移動体無線機1内の制御部16の動作につ
いて、図2を使って説明する。図2は、本発明の位置通
報システムの移動体側の制御部16の処理の流れを示す
フローチャート図である。移動体側の制御部16の処理
は、通話部12においてプレスされているか判断し(1
00)、プレスされている場合(Yes)は、通話部1
2と送受信部11を接続し(102)、位置検出の動作
として、GPS受信部17からGPS衛星の電波の測定
結果(GPS情報)を読込(104)、測定結果から位
置情報を算出し(106)、処理100に戻る。
【0026】そして、処理100においてプレスされて
いない場合(No)は、通話部12と送受信部11とを
切断し(110)、送受信部11を介して複数の基地局
側からの位置情報と誤差データとを受信し(112)、
移動体に最も近い基地局を特定し(113)、特定され
た基地局から送信された誤差データを用いて位置情報を
補正し(114)、補正後の位置情報を送受信部11に
出力して送信し(116)、位置情報をモニタ18に表
示し(118)、処理100に戻る。
【0027】次に、基地局無線端末機2内の各部につい
て説明するが、基地局送受信機20については従来と同
様であるので説明を省略し、特徴部分について説明す
る。管制用機器30は、汎用のパーソナルコンピュータ
(パソコン)等であり、制御部31と、メモリ等の記憶
部32と、汎用ディスプレイである表示部33とマウス
等の入力部34から構成されている。尚、記憶部32内
には、予め入力部34から設定された基地局の正確な位
置情報が記憶されている。
【0028】基地局無線機2のGPS受信機25内のG
PS受信部27は、地球の上空を旋回している24個の
GPS衛星の中で、最も受信しやすい3個のGPS衛星
からの電波を受信して、その伝搬遅延時間を測定するこ
とによって正確な位置を測定するものである。
【0029】制御部26は、通話部22におけるプレス
の状態によって基地局無線機2内の制御を行うもので、
プレスされている状態では、従来と同様の送受信機とし
て動作するように、通話部22から入力された音声を送
受信部21に出力して送信し、その間位置検出を行って
GPSの誤差データを算出し、プレスがされなくなる
と、移動体に対して記憶部32内に記憶されている正確
な位置情報と誤差データとを送信し、移動体側から正確
な位置情報を受信すると表示及び記憶するようになって
いる。
【0030】基地局無線機2内の制御部26の動作につ
いて、図3を使って説明する。図3は、本発明の位置通
報システムの基地局側の制御部26の処理の流れを示す
フローチャート図である。基地局側の制御部26の処理
は、通話部22においてプレスされているか判断し(2
00)、プレスされている場合(Yes)は、通話部2
2と送受信部21を接続し(202)、位置検出の動作
として、GPS受信部27からGPS衛星の電波の測定
結果(GPS情報)を読込(204)、測定結果から位
置情報を算出し(206)、誤差データを算出して(2
08)、処理200に戻る。
【0031】ここで、誤差データの算出は、管制用機器
30の記憶部32に記憶されている予め設定された基地
局の正確な位置情報と、GPSの測定結果から算出され
た位置情報との差分をとることによって行う。
【0032】そして、処理200においてプレスされて
いない場合(No)は、通話部22と送受信部21とを
切断し(210)、記憶部32に記憶されている正確な
位置情報と、誤差データとを送受信部21に出力して送
信し(212)、送受信部21を介して移動体から位置
情報を受信したか判断し(214)、受信してない場合
(No)は処理200に戻り、受信した場合(Yes)
は管制用機器30の制御部31に位置情報を出力して表
示部33に表示させ(216)、記憶部32に記憶させ
て(218)、処理200に戻る。
【0033】次に、本発明の位置通報システムの動作に
ついて、図1を使って説明する。本発明の位置通報シス
テムは、移動体の搭乗者(パイロット等)と、基地局の
管制官とがプレストークによって情報交換を行う場合
は、従来と同様に通話機12及び通話機22のプレスト
ークにより送受信機11及び送受信機21間で音声の送
受信が行われる。
【0034】そして、プレストークされている間は、移
動局無線端末機1では、GPS衛星からの電波をGPS
用アンテナ19を介してGPS受信部17が受信し、制
御部16で位置情報が算出される。
【0035】一方、基地局無線端末機2では、GPS衛
星からの電波をGPS用アンテナ29を介してGPS受
信部27が受信し、制御部26で位置情報が算出され、
管制用機器30の記憶部32に記憶されている基地局の
正確な位置情報から誤差データが算出される。
【0036】そして、プレストークが終了すると、複数
の基地局無線端末機2の制御部26によって、複数の基
地局送受信機20から位置情報と誤差データとが移動体
無線端末機1に送信され、移動体無線端末機1の移動体
送受信機10によって複数基地局の位置情報と誤差デー
タとが受信され、制御部16で複数の基地局の中から最
も移動体の位置に近い基地局が特定され、特定された基
地局からの誤差データを使って移動体の位置情報が補正
され、補正後の位置情報が、移動体送受信機10を介し
て特定された基地局の基地局無線端末機2に送信され
る。
【0037】移動体の位置情報を受信した基地局無線端
末機2では、受信した位置情報が制御部26から管制用
機器30の制御部31に出力され、表示部33に表示さ
れ、記憶部32に記憶されるようになっている。
【0038】尚、上記説明では、航空機の送受信機(F
M帯送受信機)にGPS受信機を接続した例を示した
が、自動車等の他の移動体送受信システムに対してもG
PS受信機を付加装置として接続し、位置通報システム
として利用可能である。
【0039】本発明の位置通報システムによれば、移動
体のプレストーク通話システムにGPS送受信機を付加
し、GPSから算出した位置情報をプレストーク通話シ
ステムで通話が行われていない時に定期的に基地局側に
送信するので、人間の手を介さずに定期的に位置情報を
通報できる効果がある。
【0040】また、本発明の位置通報システムによれ
ば、基地局のプレストーク通話システムにGPS送受信
機を付加し、予め設定された正確な位置情報を記憶し、
GPSから算出した位置情報と記憶されている位置情報
との誤差を算出し、記憶されている位置情報と当該誤差
とを移動体無線機1に送信し、移動体無線機1では、受
信した複数基地局からの位置情報から最も近い基地局を
特定し、特定された基地局からの誤差データでGPSか
ら算出した位置情報を補正し、補正された位置情報を特
定された基地局無線機2に送信するので、GPSを用い
た正確な位置情報を通報でき、特に基地局のサービスエ
リアの境界付近であっても高精度の位置通報を行うこと
ができる効果がある。
【0041】また、本発明の位置通報システムは、既存
のプレストーク通話システムの送受信機に、GSP受信
装置を付加した構成であるので、既存の送受信機及びそ
のシステム全体に与える負荷を低減できる効果がある。
【0042】また、基地局無線機2において移動体の位
置情報を蓄積記憶するので、記憶されている地図情報デ
ータの上に移動体無線機の位置を表示したり、また移動
体の移動径路を表示できる効果がある。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、複数の基
地局無線端末機が、GPSを用いて位置情報を取得し、
取得した位置情報と予め設定された位置情報との誤差を
算出し、予め設定された位置情報と算出された誤差とを
プレストーク通話システムを利用して移動体無線端末機
に送信し、移動体無線端末機が、GPSを用いて位置情
報を取得し、複数の基地局無線端末機から送信された位
置情報に基づいて最も近傍の基地局無線端末機を特定
し、特定された基地局無線端末機から送信された誤差を
用いて取得した位置情報を補正し、補正された位置情報
をプレストーク通話システムを利用して特定された基地
局無線端末機に送信する位置通報システムとしているの
で、既存のプレストーク通話システムを用いて、GPS
から得られた正確な位置情報をリアルタイムに通報でき
る効果がある。
【0044】請求項2記載の発明によれば、基地局無線
端末機が、予め設定された位置情報を記憶部に記憶し、
GPS受信機でGPSを用いて位置情報を取得し、記憶
部の位置情報と取得した位置情報とから誤差を算出し、
記憶部の位置情報と算出された誤差とを基地局送受信機
で移動体無線端末機に送信し、移動体無線端末機が、G
PS受信機でGPSを用いて位置情報を取得し、複数の
基地局無線端末機から送信された位置情報と誤差とを受
信し、複数の位置情報に基づいて最も近傍の基地局無線
端末機を特定し、特定された基地局無線端末機から送信
された誤差を用いて取得した位置情報を補正し、補正さ
れた位置情報をGPS受信機で特定された基地局無線端
末機に送信する位置通報システムとしているので、既存
のプレストーク通話システムを用いて、GPSから得ら
れた正確な位置情報をリアルタイムに通報できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る位置通報システムの構成ブロック
図である。
【図2】本発明の位置通報システムの移動体側の制御部
の処理の流れを示すフローチャート図である。
【図3】本発明の位置通報システムの基地局側の制御部
の処理の流れを示すフローチャート図である。
【図4】従来の位置通報システムの構成ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1…移動体無線端末機、 10…移動体送受信機、 1
1…送受信部、 12…通話部、 13…アンテナ、
15…GPS受信機、 16…制御部、 17…GSP
受信部、 18…モニタ、 19…GSP用アンテナ、
20…基地局送受信機、 21…送受信部、 22…
通話部、 23…アンテナ、 25…GPS受信機、
26…制御部、 27…GSP受信部、 29…GSP
用アンテナ、 30…管制用機器、 31…制御部、
32…記憶部、 33…表示部、34…入力部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基地局無線端末機が、GPSを用
    いて位置情報を取得し、前記位置情報と予め設定された
    位置情報との誤差を算出し、前記予め設定された位置情
    報と前記算出された誤差とをプレストーク通話システム
    を利用して移動体無線端末機に送信し、前記移動体無線
    端末機が、GPSを用いて位置情報を取得し、前記複数
    の基地局無線端末機から送信された位置情報に基づいて
    最も近傍の基地局無線端末機を特定し、前記特定された
    基地局無線端末機から送信された誤差を用いて前記取得
    した位置情報を補正し、前記補正された位置情報をプレ
    ストーク通話システムを利用して前記特定された基地局
    無線端末機に送信し、前記基地局無線端末機が受信した
    位置情報を記憶することを特徴とする位置通報システ
    ム。
  2. 【請求項2】 基地局無線端末機が、予め設定された前
    記基地局無線端末機の位置情報と、移動体無線端末機か
    ら送信された前記移動体無線端末機の位置情報とを記憶
    する記憶部と、プレストークによって移動体無線端末機
    との送受信を行う基地局送受信機と、GPS衛星からの
    電波を受信して位置情報を算出し、前記算出された位置
    情報と前記記憶部に記憶された位置情報とから誤差を算
    出し、前記記憶された位置情報と前記算出された誤差と
    を前記基地局送受信機から移動体無線端末機に送信し、
    前記基地局送受信機が受信した前記移動体無線端末機の
    位置情報を前記記憶部に格納するGPS受信機を有し、
    移動体無線端末機が、プレストークによって前記基地局
    無線端末機との送受信を行う移動体送受信機と、GPS
    衛星からの電波を受信して位置情報を算出し、複数の前
    記基地局無線端末機から送信された位置情報と誤差とを
    受信し、前記複数の位置情報に基づいて最も近傍の基地
    局無線端末機を特定し、前記特定された基地局無線端末
    機からの誤差を用いて前記算出した位置情報を補正し、
    前記補正された位置情報を前記移動体送受信機から前記
    特定された基地局無線端末機に送信するGPS受信機を
    有することを特徴とする位置通報システム。
JP19892397A 1997-07-24 1997-07-24 位置通報システム Pending JPH1138115A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19892397A JPH1138115A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 位置通報システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19892397A JPH1138115A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 位置通報システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1138115A true JPH1138115A (ja) 1999-02-12

Family

ID=16399218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19892397A Pending JPH1138115A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 位置通報システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1138115A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2406998B (en) * 2003-10-08 2008-04-30 Terence Halliwell The use of mobile phone (cell phone) communication technology in air traffic control
US8121620B2 (en) 2007-03-22 2012-02-21 International Business Machines Corporation Location tracking of mobile phone using GPS function

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2406998B (en) * 2003-10-08 2008-04-30 Terence Halliwell The use of mobile phone (cell phone) communication technology in air traffic control
US8121620B2 (en) 2007-03-22 2012-02-21 International Business Machines Corporation Location tracking of mobile phone using GPS function
US9020530B2 (en) 2007-03-22 2015-04-28 International Business Machines Corporation Location tracking of mobile phone using GPS function

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100553305B1 (ko) 이동국 위치 픽스를 유효화하는 방법 및 시스템
US5914675A (en) Emergency locator device transmitting location data by wireless telephone communications
US5355511A (en) Position monitoring for communicable and uncommunicable mobile stations
US8868330B2 (en) Method for estimating location and apparatus using the same
EP1145035B1 (en) Method and system for using altitude information in a satellite positioning system
US20070109186A1 (en) Position measuring method and mobile communication terminal
US6154656A (en) Wireless communication device and system incorporating location-determining means
CA2441764A1 (en) Methods and apparatus for mobile station location estimation
US6546333B2 (en) Car navigation apparatus, traffic information providing apparatus, program recording medium for car navigation apparatus, and program recording medium for traffic information providing apparatus
JP2002039751A (ja) 高さ位置を決定する通信機器と通信機器の高さを決定する方法
US6901260B1 (en) Differential GPS and/or glonass with wireless communications capability
US8150389B2 (en) Portable communication terminal device and response message transmitting method
US20020008643A1 (en) Mobile system and mobile management system
KR20100065964A (ko) 휴대 단말기 위치 추정 방법 및 시스템
JPH0942981A (ja) 位置検出装置
KR100529023B1 (ko) 이동통신 단말기의 위치측위 및 위치정보 전송 방법
JPH10311874A (ja) 位置通報システム
JPH1138115A (ja) 位置通報システム
US20040053628A1 (en) Radio communications system and method for determining the position of at least one user device
KR20010091987A (ko) 이동국 위치 검출 시스템과 그 방법
JP2012015910A (ja) 無線品質情報の有効性を判定する通信装置、携帯端末、システム、プログラム及び方法
JPH099339A (ja) 移動通信システムを用いた測位方式及び移動通信システムの呼出方式
JPH0836044A (ja) 携帯電話システムを利用したgps装置
JP2000308114A (ja) 位置特定システム
JPH07128428A (ja) 移動体位置管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20040624

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050621

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050816

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20051213

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02