JPH11355337A - スパニング・ツリーにおけるバイパス・ルート構築方法及びシステム - Google Patents

スパニング・ツリーにおけるバイパス・ルート構築方法及びシステム

Info

Publication number
JPH11355337A
JPH11355337A JP10164722A JP16472298A JPH11355337A JP H11355337 A JPH11355337 A JP H11355337A JP 10164722 A JP10164722 A JP 10164722A JP 16472298 A JP16472298 A JP 16472298A JP H11355337 A JPH11355337 A JP H11355337A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
node
bypass
port
spanning tree
route
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10164722A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Sato
壮 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP10164722A priority Critical patent/JPH11355337A/ja
Publication of JPH11355337A publication Critical patent/JPH11355337A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ツリーの起点(頂点)付近の負荷の増大とを回
避し、送信元から到達ノードまでに経由するノード数が
増加によるパケット到達時間に遅延の発生を回避するバ
イパス構築方法の提供。 【解決手段】スパニング・ツリーにより構成されたネッ
トワークにおいて、ブロッキング状態になったポートを
有するノードが該ポートを用いて、接続先のノードが保
持している指定ルートのルーティング情報を得、この情
報を基に、ルーティングテーブルを書き換えることで、
ブロッキング状態となったポートを用いたバイパス・ル
ートによるデータ転送を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローカルエリアネ
ットワーク(LAN)の相互接続技術に関し、特に、ス
パニング・ツリー・プロトコルにより構成されたネット
ワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】LAN間を接続する場合、ループによる
データの輻輳やトラフィックの増加による遅延が発生す
るのを防ぐために、ブリッジ(ノード)においてスパニ
ング・ツリープロトコルを起動させ、複数のLAN上で
ツリー構造を持つループ無しのネットワークを構成す
る。
【0003】このスパニング・ツリー・プロトコルによ
り構成されたネットワークでは、ルーティングループが
起こらないようにするため、指定ポート及びルートポー
トのみをパケット送受信可能な状態としている。このた
め、ネットワーク構造によっては、物理的にポートが存
在しても、ブロッキング状態の(パケット転送が行われ
ない)ポート(図1の141)が発生する。
【0004】また、起点ノード(図1の10)から最短の
隣接ノードを順次選択していくため、ツリーの起点(頂
点)付近の負荷が増大する傾向にあり、また送信元(図
1のセンダー16)によっては、到達ノード(図1のレシ
ーバー18)までに経由するノード数(14−>11−>10−
>12−>15−>17)が多くなり、パケット到達時間に遅
延が発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のスパニング・ツリープロトコルにより構成されたネッ
トワークにおいては、下記記載の問題点を有している。
【0006】第1の問題点は、ツリーの起点(頂点)付
近の負荷が増大する傾向にある、ということである。
【0007】第2の問題点は、送信元によっては到達ノ
ードまでに経由するノード数が多くなり、パケット到達
時間に遅延が発生する、ということである。
【0008】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、ツリーの起点
(頂点)付近の負荷の増大を回避し、送信元から到達ノ
ードまでに経由するノード数が増加によるパケット到達
時間に遅延の発生を回避する、バイパス構築方法及びシ
ステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、スパニング・ツリーにより構成されたネ
ットワークにおいて、ブロッキング状態になったポート
を有するノードが該ポートを用いて、接続先のノードが
保持している指定ルートのルーティング情報を得、この
情報を基に、ルーティングテーブルを書き換えること
で、ブロッキング状態となったポートを用いたバイパス
・ルートによるデータ転送を行う、ことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。まず、本発明の原理について以下に説明する。前
述したように、スパニング・ツリーにより構成されたネ
ットワークでは、ルーティング・ループが起こらないよ
うにするため、指定ポート及びルートポートのみをパケ
ット送受信可能な状態としており、このため、ネットワ
ーク構造によっては、物理的なポートが存在しても、ブ
ロッキング状態の(パケット転送が行われない)ポート
が発生する。
【0011】本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、図1を参照すると、スパニング・ツリーにより構成
されたネットワークにおいて、ブロッキング状態になっ
たポート(141)を使用して、接続先のノード(15)が
保持している指定ルート(152)に対するルーティング
情報を得る。そして、この情報を基に、ノード(14)
は、ルーティングテーブルを書き換えることにより、ブ
ロッキング状態となったポート(141)を用いたバイパ
ス・ルートによるデータ転送を開始する。
【0012】送信元(Sender;センダー16)によって
は、到達ノード(Receiver;レシーバー18)までに経由
するノード数(14−>15−>17)となり、起点ノード
(10)を経由していた従来のネットワーク構成における
経由ノード数(14−>11−>10−>12−>15−>17)よ
りも、そのパケットの到達時間が特段に低減されてい
る。
【0013】これにより、起点ノード(10)付近での負荷
が増大するという問題を解消するとともに、パケットの
到達時間の問題を解消する。
【0014】本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、スパニング・ツリーによるネットワーク構築後、ブ
ロッキング状態になったポートを有するノードは、該切
り離したポートを用いて、接続先ノードに対して、バイ
パス・ルートのリクエスト(「バイパスリクエスト」と
いう)(図2の30)を送出し、バイパスリクエストを受
信したノードは、スパニング・ツリーにより構成された
自ノードの指定ポートに関するルーティング情報をバイ
パスレスポンス(図2の31)に格納して該ポートから返
送し、これを受け、ブロッキング状態になったポートを
有するノードは、バイパスレスポンスのルーティング情
報を基に、自ノードのルーティング・テーブルを書き換
え、接続相手先へ前記ポートを経由したルートを通るこ
とでデータ転送を行う。
【0015】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図2は、本発明を適用したスパニング・ツリ
ープロトコルによるネットワーク構成の一実施例を示す
図である。
【0016】スパニング・ツリーによってネットワーク
を構成した場合、ノード(Node)E(15)のポート(Por
t)E3が切り離されたとする。このため、ノードC12のポ
ートC3と、ノードE15のポートE3は、ブロッキング状態
となり、このルート(点線)は使用されないことにな
る。
【0017】スパニング・ツリーが構成された後、デー
タ転送が開始されるが、各ノードは通常のフォワーディ
ング処理と同時に切り離されたポートが存在するノード
E15は、ブロッキング状態のポートE3を用いて、接続先
のノードC12に対して、指定ポートのルーティング情報
(バイパスリクエスト(BypassRequest)30)を送出す
る。
【0018】このルーティング情報(バイパスリクエス
ト30)は、スパニング・ツリーにより構成された指定ポ
ートであるポートE2(LAN7に接続)に関するルーティ
ング情報のみが格納されている。
【0019】このルーティング情報(バイパスリクエス
ト30)を受信したノードC12は、スパニング・ツリーに
よるルーティング・テーブルとバイパスリクエスト30
のルーティング情報とを比較し、送信先が一致するルー
ト情報のみを、バイパスリクエスト30の情報にルーティ
ング・テーブルを書き換える。そして、これ以降、書き
換えたルーティングテーブルを使用してフォワーディン
グ処理を行う。
【0020】また、ノードC12は、バイパスレスポンス3
1に自ノードのスパニング・ツリーにより構成された指
定ポートC2、ポートC3に関するルーティング情報のみを
格納して、ノードE15の送信する。
【0021】これにより、ノードE15は、このルーティ
ング情報を基に、ルーティング・テーブルを書き換え
る。
【0022】例えば、送信元(Sender;センダー)16か
ら受信先(Receiver;レシーバー)13に送信されたデー
タは、スパニングツリーだけを使用した場合のネットワ
ークでは、起点ノードであるノードA10を経由してのル
ート20を通ることになるが、ノードC12とノードE15との
ルート(バイパスルート)を有効にした場合の本実施例
のネットワークでは、ポートC3とポートE3を経由したル
ート21を経由したデータ転送を可能としている。
【0023】次に本発明の一実施例の動作について説明
する。図3及び図4は、スパニング・ツリーのネットワ
ーク構成に本発明を適用した一実施例のバイパス・ルー
ト構築を説明するための図である。
【0024】図3において、ネットワークを構成してい
るノード(ノードA10、ノードB11、ノードC12、ノードD
13、ノードE14、ノードF15、ノードG16)について、ス
パニングツリープロトコルによって構成された場合のル
ートが実線、ブロッキング状態となったルートが破線で
示してある。また、メトリック(metric)値は、1つの
ノードを通過する度に1加算することにより距離を計算
しているものとする。
【0025】図3は、バイパス・ルート(ポートB3とポ
ートC3を繋いだルート)が1つしかないノード(ノード
B11、 ノードC12)についての動作を説明するための図
である。
【0026】スパニング・ツリー・プロトコルによっ
て、ノードC12のポートC3を論理的に切り離したとす
る。この場合、ノードC12は、スパニング・ツリー構築
後、切り離したポート(ポートC3)を使用して、相手先
ノード(ノードB11)に対し、ユニキャストで定期的に
バイパス・ルートの要求バイパスリクエスト30を送出す
る。このリクエスト30は、自ノード(ノードC12)のス
パニング・ツリーにより構成された指定ポートPortC2に
関するルーティング情報が格納されている。
【0027】このリクエスト要求を受信したノード(ノ
ードB11)は、スパニング・ツリーにより構成された指
定ポートB2、B3に関するルーティング情報をバイパスレ
スポンス31に格納して、バイパスリクエストを要求した
ノードC12にユニキャストで応答を返す。
【0028】また、バイパスリクエスト30を受信したノ
ードB11は、自ノードのルーティングテーブルを参照し
て、相手先ネットワークに、バイパスリクエスト30に格
納されているルーティング情報と、送信先が一致するも
のがあれば、次に転送するノード(Next Node;「次ノ
ード」ともいう)をバイパス・ルートに繋がっているノ
ードC12に変更する。この時、変更した部分のスパニン
グ・ツリーの情報に関しては、バイパス・ツリーが異常
になった場合とスパニングツリープロトコル上で使用す
る他のノードとのルーティング情報の交換を考えて、変
更内容を保持しておく。
【0029】バイパスレスポンス31を受信したノードC1
2は、自ノードのルーティングテーブルを参照して、相
手先ネットワークがバイパスレスポンス31に格納されて
いるルーティング情報と一致するものがあれば、次に転
送するノード(Next Node;次ノード)をバイパス・ル
ートに繋がっているノードB11に変更する。この時、変
更した部分のスパニング・ツリーの情報について、バイ
パス・ツリーが異常になった場合とスパニングツリープ
ロトコル上で使用する他のノードとのルーティング情報
の交換を考えて、変更内容を保持しておく。
【0030】ルーティングテーブルを変更する場合は、
変更前に、チェック動作が必要である。チェック動作と
は、各ノードにおいて、ある一定時間内に、バイパスリ
クエスト30及びバイパスレスポンス31の受信を監視し、
複数ポートから受信した場合は、相手先(接続先)のノ
ードが同一のツリー上に並んでいないかをチェックす
る。この動作については図4を参照して後述する。
【0031】ルーティングテーブルの変更について、図
5を参照して説明する。説明を簡略とするためネットマ
スクに関する情報については省略する。また、ルーティ
ング種別及びインタフェースの項目についても、説明
上、必要がないので省略する。
【0032】図5は、図3のノードC12におけるバイパ
ス・ルートによるルーティング・テーブルの変更を記載
したものである。ノードC12は、最初、図5(a-1)に示
すように、スパニングツリープロトコルに従ったルーテ
ィングテーブルを構築する。
【0033】この後に、上記した手順により、ポートC3
をバイパスルートとして使用可能とし、バイパスルート
を含めたルーティングテーブル(図5(a-2)参照)に
変更する。この場合、ノードB11の指定ポートB2、ポー
トB3に関する情報のみが変更されるため、LAN3、LAN4の
次ノード(next node)は変更されることになる。
【0034】その際、変更される前の情報は変更内容保
持エリア(図5(a-3)参照)に記録しておく。
【0035】変更したルーティングテーブルは、この保
持エリアを参照して本来のスパニングツリーのルーティ
ングテーブルに戻す。ルーティング情報を戻す必要があ
るのは、バイパス・ルートに異常が発生した場合と、他
のノードとルーティング情報の交換を行う場合である。
バイパス・ルートに異常があった場合、即座にバイパス
・ルートを切り離し、本来のスパニングツリーでのデー
タ転送ができるようにするためである。
【0036】異常の検出方法は、定期的に送信されるバ
イパスリクエスト30に対するバイパスレスポンス31の受
信を監視することによって行う。また、ノードB11で
は、バイパスリクエスト30の受信を監視することによっ
て異常を検出する。
【0037】なお、スパニング・ツリーのテーブルに変
更があった場合は、バイパス・ルートの情報をすべて消
去して最初から構築し直す。
【0038】このように構成したことにより、例えば、
送信元(Sender;センダー)14から到達ノード(Receiv
er;レシーバー)13に対しデータ転送した場合、本来の
スパニングツリープロトコルにネットワークでは、ノー
ドA10を経由することになるが、バイパス・ルートを構
築することにより、ノードC12は直接ノードB11に転送す
ることが可能となる。
【0039】図4は、1つのノード(図ではノードE1
4)に対し、バイパス・ルートが複数ある場合について
の動作を説明するための図である。ここでは、上記に記
述したルーティングテーブルを変更する前のチェック動
作について説明する。図6(b-1)、図6(b-2)は、ス
パニング・ツリー・プロトコルによるノードE14のルー
ティングテーブルの一例、及びバイパスルート構築後の
ノードE14のルーティングテーブルの内容の一例に示す
図であり、図7(b-3)はノードE14の変更内容保護エリ
アの内容の一例を示す図である。
【0040】ノードE14に着目した場合、バイパス・ル
ートが4つ発生することになる。ノードD13、ノードF1
5、ノードG16が同一のツリー上に並ぶため、ノードE14
では、各ノードからのルーティング情報において、相手
先ネットワークのルーティング情報に重複が発生する。
【0041】図7(b-4)〜図8(b-7)は、ノードB1
1、ノードD13、ノードF15、ノードG16の各ノードから通
知されるバイパスルートのルーティング情報を示したも
のである。
【0042】この情報から、NodeE14のルーティング・
テーブルを更新することになるが、更新する前にチェッ
ク動作が必要となる。ここで、チェック動作とは、最初
に、ルーティング情報を、バイパスリクエスト30又はバ
イパスレスポンス31によって受信するが、この時の送信
元と次に転送するノード(next node;次ノード)をチ
ェックし、重複したノードがないかを調べる。例えば、
ノードB11の場合、他のノードからのルーティング情報
の次に転送するノード(next node;次ノード)にノー
ドB11が存在しないこと、また、自ノード(ノードB11)
の次ノード(next node)に他のノード(ノードD13、ノ
ードF15、ノードG16)が存在しないことより、同一ツリ
ー上にないと判断し、LAN2へのルーティング情報を更新
する。しかし、ノードD13、ノードF15、ノードG16につ
いては、重複していることが分かる。
【0043】これら各ノードからのルーティング情報を
基に、ノードD13の配下に、ノードF15が存在し、ノード
F15の配下にノードG16が存在することが分かる。これに
より、LAN10については、ノードD13へ転送し、LAN11に
ついてはノードF15へ転送し、LAN12については、ノード
G16へ転送すれば良いものと判断し、LAN6、LAN7、LAN1
0、LAN11、LAN12に対するルーティングテーブルの変更
を開始する。変更したルーティング・テーブルは、図6
(b-2)に示すようなものとなる。
【0044】これにより、例えば、送信元(Sender;セ
ンダー)18から受信先(Receiver;レシーバー)17に対
しデータ転送した場合、本来のスパニングツリープロト
コルにネットワークでは、ノードA10を経由することに
なるが、バイパス・ルートを構築することにより、ノー
ドG16は直接ノードE14に転送することが可能となる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スパニング・ツリーにより構成されたネットワークにお
いて、ブロッキング状態になったルートを使用して接続
先のノードが保持している指定ルートに対するルーティ
ング情報を得、この情報を基にして、ルーティングテー
ブルを書き換えることにより、ブロッキング状態となっ
たポートを使用したバイパス・ルートによるデータ転送
を開始することにより、起点ノード付近での負荷とパケ
ットの到達時間の問題を解消する、という効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明するための図であ
る。
【図2】本発明の一実施例を説明するための図である。
【図3】本発明の一実施例の動作を説明するための図で
ある。
【図4】本発明の一実施例の動作を説明するための図で
ある。
【図5】本発明の一実施例を説明するための図であり、
スパニングツリープロトコルによるノード、バイパスル
ート構築後のルーティングテーブル、及びその変更内容
の一例を示す図である。
【図6】本発明の一実施例の説明するための図であり、
スパニングツリープロトコルによるノード、バイパスル
ート構築後のルーティングテーブルの一例を示す図であ
る。
【図7】本発明の一実施例の説明するための図であり、
ノードのルーティングテーブルの変更内容及び受信した
ルーティング情報の一例を示す図である。
【図8】本発明の一実施例の説明するための図であり、
ノードで受信したルーティング情報の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10〜18 ノード 20、21 ルート 30 バイパスリクエスト 31 バイパスレスポンス

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スパニング・ツリーにより構成されたネッ
    トワークにおいて、ブロッキング状態になったポートを
    有するノードが該ポートを用いて、接続先のノードが保
    持している指定ルートのルーティング情報を得、この情
    報を基に、ルーティングテーブルを書き換えることで、
    ブロッキング状態となったポートを用いたバイパス・ル
    ートによるデータ転送を行う、ことを特徴とするスパニ
    ング・ツリーにおけるバイパス・ルート構築方法。
  2. 【請求項2】(a)スパニング・ツリーによるネットワ
    ーク構築後、ブロッキング状態になったポートを有する
    ノードは、該切り離したポートを用いて、該ポートを介
    して対向するノードに対して、バイパス・ルートのリク
    エスト(「バイパスリクエスト」という)を送出し、 (b)前記バイパスリクエストを受信した前記対向ノー
    ドは、スパニング・ツリーにより構成された自ノードの
    指定ポートに関するルーティング情報をバイパスレスポ
    ンスに格納し、前記バイパスレスポンスを、前記ポート
    から、前記ブロッキング状態になったポートを有するノ
    ードに返送し、 (c)前記ブロッキング状態になったポートを有するノ
    ードは、前記バイパスレスポンスを受信し、前記バイパ
    スレスポンスに格納されたルーティング情報を基に、自
    ノードのルーティング・テーブルを書き換え、接続相手
    先へ、前記ポートを経由したルートを通ることでデータ
    転送を行う、 ことを特徴とするスパニング・ツリーにおけるバイパス
    ・ルート構築方法。
  3. 【請求項3】前記バイパスレスポンスを受信した前記ノ
    ードは、ルーティング情報を格納した自ノードのルーテ
    ィングテーブルを参照して、相手先のネットワークが前
    記バイパスレスポンスに格納されているルーティング情
    報と一致するものがあれば、前記自ノードのルーティン
    グ・テーブルにおいて、次に転送するノードを前記バイ
    パス・ルートに繋がっているノードに変更する、ことを
    特徴とする請求項2記載のスパニング・ツリーにおける
    バイパス・ルート構築方法。
  4. 【請求項4】前記バイパスリクエストが、前記バイパス
    リクエストを発した、前記ブロッキング状態になったポ
    ートを有するノードのスパニング・ツリーにより構成さ
    れた指定ポートに関するルーティング情報を含む、こと
    を特徴とする請求項2記載のスパニング・ツリーにおけ
    るバイパス・ルート構築方法。
  5. 【請求項5】前記変更した部分のスパニング・ツリーの
    情報に関しては、バイパス・ツリーが異常になった場合
    とスパニングツリープロトコル上で使用する他のノード
    とのルーティング情報との交換のために備えて、その変
    更内容を記憶手段に保持しておく、ことを特徴とする請
    求項2記載のスパニング・ツリーにおけるバイパス・ル
    ート構築方法。
  6. 【請求項6】ブロッキング状態になったポートを複数有
    するノードにおいて、各ノードから受信したバイパスレ
    スポンスのルーティング情報間に重複があり、前記各ノ
    ードが同一ツリー上に配置されている場合には、前記ル
    ーティング情報から、複数のポートに接続する各ノード
    について該ノードと宛先ネットワークとの接続関係を求
    め、ルーティング・テーブルを変更する、ことを特徴と
    する請求項2記載のスパニング・ツリーにおけるバイパ
    ス・ルート構築方法。
  7. 【請求項7】前記ポートを用いて接続するノード間で、
    定期的に送信されるバイパスリクエストに対するバイパ
    スレスポンスの受信を監視することで異常発生をチェッ
    クし、異常がない場合に、前記ルーティング・テーブル
    の変更が行われる、ことを特徴とする請求項2記載のス
    パニング・ツリーにおけるバイパス・ルート構築方法。
  8. 【請求項8】前記バイパスリクエスト及び前記バイパス
    レスポンスが、前記ポートを介して対向接続するノード
    間でのユニキャスト転送で送受信される、ことを特徴と
    する請求項2乃至7のいずれか一に記載のスパニング・
    ツリーにおけるバイパス・ルート構築方法。
  9. 【請求項9】スパニング・ツリーにより構成されたネッ
    トワークにおいて、 スパニング・ツリー構築後、ブロッキング状態になった
    ポートを有するノードが、該ポートを用いて、接続先ノ
    ードに対して、バイパス・ルートのリクエスト(「バイ
    パスリクエスト」という)を送出する手段と、 前記接続先ノードからバイパスレスポンスを受信し、前
    記バイパスレスポンスのルーティング情報を基に、自ノ
    ードのルーティング・テーブルを書き換える手段と、 を備え、 前記バイパスリクエストを受信したノードは、スパニン
    グ・ツリーにより構成された自ノードの指定ポートに関
    するルーティング情報をバイパスレスポンスに格納して
    前記バイパスリクエストを送信したノードに前記ポート
    を介して返送する手段を備え、 接続相手先へ前記ポートをバイパスルートとして経由す
    ることでデータ転送を行う、ことを特徴とするネットワ
    ーク制御システム。
JP10164722A 1998-06-12 1998-06-12 スパニング・ツリーにおけるバイパス・ルート構築方法及びシステム Pending JPH11355337A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10164722A JPH11355337A (ja) 1998-06-12 1998-06-12 スパニング・ツリーにおけるバイパス・ルート構築方法及びシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10164722A JPH11355337A (ja) 1998-06-12 1998-06-12 スパニング・ツリーにおけるバイパス・ルート構築方法及びシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11355337A true JPH11355337A (ja) 1999-12-24

Family

ID=15798660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10164722A Pending JPH11355337A (ja) 1998-06-12 1998-06-12 スパニング・ツリーにおけるバイパス・ルート構築方法及びシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11355337A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003087290A (ja) * 2001-09-17 2003-03-20 Fujitsu Ltd スイッチ及びブリッジド・ネットワーク
KR100452053B1 (ko) * 2002-05-09 2004-10-08 윈스로드 주식회사 셀룰러 ip 접속망에서 이동 호스트의 데이터 패킷 전달방법
AU779296B2 (en) * 2000-09-04 2005-01-13 Nec Corporation Dynamic routing control system and method for radio access network
US7072952B2 (en) 2002-01-22 2006-07-04 Fujitsu Limited Spanning tree bypassing method and apparatus
KR100861593B1 (ko) 2006-12-01 2008-10-07 한국전자통신연구원 포워딩 테이블 제어 장치 및 방법
US7596101B2 (en) 2002-01-28 2009-09-29 Fujitsu Limited Device, network, and system for forwarding frames between geographically dispersed user networks
US7872992B2 (en) 2005-12-09 2011-01-18 Panasonic Corporation Network system and relay device
JP2015520558A (ja) * 2012-05-10 2015-07-16 ソノズ インコーポレイテッド ネットワークのノード間においてダイレクトルーティングを行う方法および装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU779296B2 (en) * 2000-09-04 2005-01-13 Nec Corporation Dynamic routing control system and method for radio access network
US7110367B2 (en) 2000-09-04 2006-09-19 Nec Corporation Dynamic routing control system and method for radio access network
JP2003087290A (ja) * 2001-09-17 2003-03-20 Fujitsu Ltd スイッチ及びブリッジド・ネットワーク
JP4651244B2 (ja) * 2001-09-17 2011-03-16 富士通株式会社 スイッチ及びブリッジド・ネットワーク
US7072952B2 (en) 2002-01-22 2006-07-04 Fujitsu Limited Spanning tree bypassing method and apparatus
US7596101B2 (en) 2002-01-28 2009-09-29 Fujitsu Limited Device, network, and system for forwarding frames between geographically dispersed user networks
KR100452053B1 (ko) * 2002-05-09 2004-10-08 윈스로드 주식회사 셀룰러 ip 접속망에서 이동 호스트의 데이터 패킷 전달방법
US7872992B2 (en) 2005-12-09 2011-01-18 Panasonic Corporation Network system and relay device
KR100861593B1 (ko) 2006-12-01 2008-10-07 한국전자통신연구원 포워딩 테이블 제어 장치 및 방법
JP2015520558A (ja) * 2012-05-10 2015-07-16 ソノズ インコーポレイテッド ネットワークのノード間においてダイレクトルーティングを行う方法および装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3963728B2 (ja) スパニングツリーのバイパス方法および装置
JP4057067B2 (ja) 多層スイッチング・ネットワーク要素中でパケット・フィールドを置換するための機構
US6717950B2 (en) Method and apparatus for priority-based load balancing for use in an extended local area network
US7646733B2 (en) System and method for generating symmetrical spanning trees
US8774063B2 (en) Method of data delivery across a network
US8672566B2 (en) Node apparatus and communication method
KR20080089285A (ko) 이더넷 링 네트워크에서의 보호 절체 방법
US20100232322A1 (en) Node, network system, frame transfer method, and frame transfer program
JP2002507364A (ja) 多層分散ネットワーク要素におけるパケット・フィールド置換のための機構
JPH0652899B2 (ja) パケット通信網の相互接続方法
WO2009014967A1 (en) Preventing loops in networks operating different protocols to provide loop-free topology
JP4959792B2 (ja) 保証された決定性の説明を有する、フレーム交換ネットワークにおける仮想リンクの経路指定のための方法
US20150023362A1 (en) Forwarding inter-switch connection (isc) frames in a network-to-network interconnect topology
JP2002508123A (ja) マルチレイヤ・ネットワーク要素用のシステムおよび方法
US6950424B2 (en) OSPF autonomous system with a backbone divided into two sub-areas
JPH11355337A (ja) スパニング・ツリーにおけるバイパス・ルート構築方法及びシステム
JP4388464B2 (ja) パケット中継装置およびパケット通信ネットワーク
WO2022012145A1 (zh) 一种负载均衡方法、装置和系统
Cisco IPX Enhanced IGRP Commands
Cisco IPX Enhanced IGRP Commands
Cisco IPX Enhanced IGRP Commands
Cisco Configuring DECnet
Cisco IPX Enhanced IGRP Commands
Cisco IPX Enhanced IGRP Commands
Cisco Configuring DECnet

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010403