JPH11350962A - ドレン排出装置 - Google Patents

ドレン排出装置

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JPH11350962A
JPH11350962A JP10157089A JP15708998A JPH11350962A JP H11350962 A JPH11350962 A JP H11350962A JP 10157089 A JP10157089 A JP 10157089A JP 15708998 A JP15708998 A JP 15708998A JP H11350962 A JPH11350962 A JP H11350962A
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JP
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drain
water
air
drainage
pipe
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JP10157089A
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Takao Ebara
隆郎 江原
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加圧空気中に水分を含むドレンにおいて、該
ドレン中の水分を確実に分離するとともに、その圧力を
大気圧近傍まで低下せしめることにより、排出される水
分の飛散を防止したドレン排出装置を提供する。 【解決手段】 加圧空気中に水分を含むドレンから水分
を分離する水分分離手段を備えたドレン排出装置におい
て、前記水分分離手段は、前記ドレンが通流されて該ド
レン中の水分を分離するとともにドレンの圧力を大気圧
近傍まで降下させる多孔質のエレメントを備えるととも
に、前記エレメントの上流側に、前記ドレンを衝突させ
る邪魔板を設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排気ガスタービン
過給機と空気冷却器とを備えたディーゼル機関におい
て、エンジンへの給気中のドレンを排出するためのドレ
ン排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は排気ガスタービン過給機(以下過
給機という)と空気冷却器とを備えた4サイクルディー
ゼル機関の給・排気系統図である。
【0003】図3において1はエンジン(ディーゼル機
関)、11は該エンジン1の給気弁、12は排気弁であ
る。3は過給機で、排気ガスにより駆動される排気ター
ビン3a及びこれと同軸に設けられて給気(空気)を加
圧するコンプレッサ3bを備えている。2は前記エンジ
ン1の排気弁12と過給機3の排気ガスタービン3aと
を接続する排気管である。5、7は前記過給機3のコン
プレッサ3b出口とエンジン1の給気弁11とを接続す
る給気管、6は該給気管5、7の途中に設けられた空気
冷却器である。
【0004】81はドレン受で、前記空気冷却器6とエ
ンジン1との間の給気管7の下部に設けられている。8
は該ドレン受81のドレン出口から垂下されたドレン管
で、途中にドレン排出装置10が設けられている。前記
ドレン管8の管端はピット9に接続されている。
【0005】かかるディーゼル機関の運転時において、
エンジン1の排気弁12が開くと、排気ガスZは過給機
3の排気タービン3aを駆動した後、排気管4から外気
へ排出される。該排気タービン3aの回転力はこれと同
軸のコンプレッサ3bに伝達され、該コンプレッサ3b
は吸入空気Yを圧縮して加圧空気Xとして給気管5に送
出する。この加圧空気Xは空気冷却器6にて冷却・降温
された後、給気管7を通って給気弁11に至り、該給気
弁11の開弁とともに燃焼室1a内に供給される。
【0006】かかる作業時において、加圧空気Xが空気
冷却器6にて冷却される際に凝縮水が生成され、これが
加圧空気Xとともにドレン管8を通ってドレン排出装置
10に入り、該ドレン排出装置10にて後述する処理が
なされた後、ピット9内に排出される。
【0007】即ち、かかるディーゼル機関において、ド
レン管8を経て、前記ドレンUをピット9内に排出する
と、凝縮水を含む加圧空気XがドレンUとなって排出さ
れるため、該ドレンUが周辺に飛散する。かかるドレン
の飛散を阻止するために、ドレン排出装置10にて凝縮
水Wと空気Vとの分離処理を行なう。
【0008】図4及び図5はかかるドレン排出装置10
の従来技術の2つの例を示す。図4に示されるものは、
邪魔板式ドレン排出装置10で、図4において、13は
本体である有底円筒状の胴部、14はカバー、15は胴
部13内に設けられた邪魔板である。上記カバー14の
入口フランジ14aにはドレン管8の入口管が接続さ
れ、胴部13の円錐状底部にはドレン管8の出口管が接
続されている。
【0009】前記邪魔板15は前記胴部13に支持脚1
5aを介して固定され、その板面(上面)に、ドレン管
8から流入するドレンUが衝突するようになっている。
即ち、ドレン管8からドレン排出装置10の胴部13内
に落下してきたドレンUは、邪魔板15の板面に衝突す
ることによって水Wと空気Vとに分離される。そして分
離された水Wは静かな流れとなってドレン管8に排出さ
れ、ピット9へと導かれる。
【0010】また、分離された空気Vは減速され、胴部
13の上部外周とカバー14の内周との間に形成された
空気通路10aを通って外部に排出される。この場合
は、邪魔板15によって加圧空気から水(ドレン)を分
離して、静かな流れとして、外部に排出する。
【0011】図5に示されるものは、金網式ドレン排出
装置であり、図4に示す邪魔板15に代えて、胴部13
内の上部及び下部に上部金網19及び下部金網18を夫
々設けている。かかる金網式ドレン排出装置において、
ドレン管8の入口管から胴部13内に導入されたドレン
Uは上部金網19と下部金網18との間の空間13a内
に流出する。
【0012】そして、該ドレンUはそのまま落下して下
部金網18を通る際に水分Wが分離されてドレン管8の
出口管に落下し、空気中の残存水分は上部金網19を通
る際に分離される。該上部金網19を経た空気Vは減速
されて上部の空気通路10aから外部に排出される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図4に示
す邪魔板式ドレン排出装置にあっては、邪魔板15にド
レンを衝突させるのみであるため、空気と水(凝縮水)
とを完全に分離できず、また空気の圧力降下が小さいこ
とから、凝縮水がドレン管8の出口管及び空気通路10
aの2箇所で飛散するという問題点を有している。
【0014】また図5に示す金網式ドレン排出装置にあ
っては、上部金網19及び下部金網18による水分分離
作用及び空気の圧力降下作用は図4に示す邪魔板式より
も大きくなるが、この場合も水分分離作用及び圧力効果
作用が未だ不充分であり、空気通路10aから排出され
る空気中に凝縮水の残存があり、またドレン管8の出口
管からの凝縮水の飛散も完全に阻止できない。
【0015】本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、加
圧空気中に水分を含むドレンにおいて、該ドレン中の水
分を確実に分離するとともに、その圧力を大気圧近傍ま
で低下せしめることにより、排出される水分の飛散を防
止したドレン排出装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するため、その第1発明として、加圧空気中に水分を
含むドレンから水分を分離する水分分離手段を備えたド
レン排出装置において、前記水分分離手段は、前記ドレ
ンが通流されて該ドレン中の水分を分離するとともにド
レンの圧力を大気圧近傍まで降下させる多孔質のエレメ
ントを備えたなることを特徴とするドレン排出装置を提
案する。
【0017】また、第2発明は、前記第1発明におい
て、前記水分分離手段が、前記エレメントの上流側に、
前記ドレンを衝突させる邪魔板を設けてなる。
【0018】かかる発明によれば、水分分離装置に導か
れた加圧空気中に水分を含むドレンは邪魔板への吹当て
によって、第1次の水分の分離と加圧空気の圧力降下が
なされた後、エレメントに導入され、エレメントの曲折
した小通路を通流することによって第2次の水分の分離
がなされるとともに、該エレメント内の通流による圧力
損失及びエレメントから出口空間への流出時の膨張によ
って大気圧近傍までの圧力効果がなされる。
【0019】従って、かかる発明によれば、邪魔板及び
多孔質エレメントによる2段の気水分離作用及び圧力降
下作用によってドレン中の水分が確実に分離されるとと
もに圧力も大気圧近傍まで降下されることにより、排出
されるドレンの飛散が回避されるとともに、排出される
空気中にも水分の残存は無い。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態を例示的に詳しく説明する。但しこの実施
形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、そ
の相対的配置等は特に特定的な記載がないかぎりは、こ
の発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説
明例にすぎない。
【0021】本発明は図3に示されるような過給機及び
空気冷却器を備えた内燃機関(ディーゼル機関)におけ
るドレン排出装置の改良に係るものであり、図3におい
て、1はエンジン(ディーゼル機関)、11は該エンジ
ン1の給気弁、12は排気弁である。
【0022】3は過給機で、排気ガスにより駆動される
排気タービン3a及びこれと同軸に設けられて給気(空
気)を加圧するコンプレッサ3bを備えている。2は前
記エンジン1の排気弁12と過給機3の排気ガスタービ
ン3aとを接続する排気管である。5、7は前記過給機
3のコンプレッサ3b出口とエンジン1の給気弁11と
を接続する給気管、6は該給気管5、7の途中に設けら
れた空気冷却器である。
【0023】81はドレン受で、前記空気冷却器6とエ
ンジン1との間の給気管7の下部に設けられている。8
は該ドレン受81のドレン出口から垂下されたドレン管
で、途中にドレン排出装置10が設けられている。前記
ドレン管8の管端はピット9に接続されている。
【0024】本発明は前記ドレン排出装置10の改良に
係るものであり、図1はその縦断面図、図2は作用説明
図である。図1において、21は入口管、22は胴体、
26はカバーである。前記入口管21の内部には、斜め
に穿けられた複数(1個でもよい)の小孔33aを有す
る邪魔板33が長手方向に2個(1個でも3個以上でも
可)固着されている。25は支持台で、前記入口管21
の外周に固着されており、該支持台25の上部外周に前
記カバー26が固着されている。
【0025】8はドレン受81(図3参照)の下部に接
続されるドレン管、59は該ドレン管8のフランジ、4
9は前記入口管21のフランジであり、前記フランジ5
9、49は、両者の間にパッキン50を挿入してボルト
51により締着されている。34は前記カバー26の取
付座、45は前記胴体22の上部外周に固着された取付
板で、前記カバー26の取付座34に前記取付板45が
ボルト46によって固定されるようになっている。前記
カバーの取付座34には円周方向に複数箇所通気口34
aが開口している。
【0026】30は前記入口管21の下部開口部に設け
られた軸取付座で、複数のドレン通過用の孔30aが穿
設され、中央部に後述するエレメント27支持用の軸2
8がねじ込まれている。前記のように、入口管21、フ
ランジ49、カバー26、カバーの取付座34、支持台
25、邪魔板33及び軸取付座30は溶接によって一体
化されて本体カバー260を構成し、ボルト46によっ
て後述する本体ケース220に着脱可能となっている。
【0027】35は前記胴体22の上部内周に固着され
たブラケット、52は前記胴体22の下部フランジ、4
0は該胴体22の下部内周に固着されたブラケットであ
り、前記胴体22、取付板45、ブラケット35、下部
フランジ52及びブラケット40は溶接によって一体化
され、本体ケース220を構成する。
【0028】36は前記ブラケット35の内周側にボル
ト37により締着されたブラケットである。23は筒状
の下部胴体で、下部が漏斗状に形成されている。24は
該下部胴体23の底部中央に固着された出口管、56は
該出口管24のフランジである。54は前記下部胴体2
3の上部フランジ、43は前記下部胴体23の上部内周
に突出されたブラケット、47は前記下部胴体23の下
部に固着されたスカート、48は該スカート47の下部
に固着された取付用の脚である。
【0029】前記下部胴体23、上部フランジ54、ス
カート47、脚48、出口管24、該出口管用のフラン
ジ56及びブラケット43は溶接によって一体化され、
下部ケース230を構成している。そして該下部ケース
230は、これの上部フランジ54と前記本体ケース2
20の下部フランジ52との間にパッキン53を挿み、
ボルト55によって締め付け、本体ケース220に固着
している。上記のように、本体ケース220と下部ケー
ス230とを分割したことにより、下部ケース230を
取外せばエレメント27の交換が容易にできる。
【0030】27は筒状に形成されたエレメントで、上
端及び下端を取付座29及び31に支持され、中心部に
挿通される軸28及びナット32によって前記入口管2
1の軸取付座30に締付け、固定されている。前記エレ
メント27は多孔性の化学繊維等、水分の分離機能を有
するものを用いる。38は軸ガイドで、前記軸28の下
端部が固定され、周部をボルト39によって前記ブラケ
ット40に固定されている。これによって前記軸28は
その上端部を前記入口管21の軸取付座30に固定さ
れ、下端部を前記軸ガイド38に固定されることとな
り、これによって、前記エレメント27は安定して前記
本体ケース220内に支持される。
【0031】41は有底円筒状のドレンの排出筒で、そ
の筒状部に凝縮水排水用の複数の通路孔41aが穿設さ
れている。42は該排出筒41の取付座で、該排出筒4
1の底板が固定されて一体化されている。そして該排出
筒41及び取付座42は、該排出筒41の下端を下部胴
体23に接触させた状態で、該取付座42の外周部をボ
ルト44によって下部ケース230のブラケット43に
固定される。60は前記ドレン管8の出口管側のフラン
ジ、57はパッキン、58は前記フランジ60と下部ケ
ース230のフランジ56とを締め付けるためのボルト
である。
【0032】かかる構成からなるドレン排出装置10を
備えたディーゼル機関の運転時において、図3に示すよ
うに、エンジン1の排気弁12が開くと、排気ガスZは
過給機3の排気タービン3aを駆動した後、排気管4か
ら外気へ排出される。該排気タービン3aの回転力はこ
れと同軸のコンプレッサ3bに伝達され、該コンプレッ
サ3bは吸入空気Yを圧縮して加圧空気Xとして給気管
5に送出する。この加圧空気Xは空気冷却器6にて冷却
・降温された後、給気管7を通って給気弁11に至り、
該給気弁11の開弁とともに燃焼室1a内に供給され
る。
【0033】かかる作動時において、加圧空気Xが空気
冷却器6にて冷却される際に凝縮水が生成され、ドレン
受81に溜まる。この凝縮水は加圧空気とともに、該ド
レン受81からドレン管8を通って、この実施形態に係
るドレン排出装置10にて後述する処理がなされた後、
ピット9内に排出される。
【0034】次に図1のように構成されたドレン排出装
置10の動作を図1〜図2を参照して説明する。ドレン
管8を経てドレン排出装置10の入口管21に導入され
たドレンは入口管21内の邪魔板33に衝突する。この
際において、ドレンはこれに含まれる加圧空気によって
大きな流速となっているので、凝縮水が前記邪魔板33
への吹当てによって分離されて小孔33aを通って残存
ドレンとともに、図2の矢印Pのように、本体ケース2
20内におけるエレメント27の内部空間27aに落下
する。この実施形態においては、前記邪魔板33は2個
設けているので、2段に亘って前記凝縮水の分離作用が
なされる。
【0035】また前記ドレンは前記邪魔板33への衝突
及び小孔33aを通過するときの圧力損失により、加圧
空気の圧力が降下された状態で本体ケース220の前記
内部空間27aに導入される。本体ケース220内に導
入されたドレンは、エレメント27の内部空間27aを
経てエレメント27内を内周側から外周側へ通過し、こ
こで残存している凝縮水が分離される。そしてドレン中
の加圧空気の圧力は、エレメント27通過中の圧力損失
及びエレメント27通過後における本体ケース220内
空間への流出時の膨張によって降下せしめられる。かか
るエレメント27は大きな表面積を有するとともに、内
部の通路が小さくかつ複雑な曲路となっているため、水
分の分離作用が促進されるとともに、加圧空気の圧力損
失及び前記膨張による圧力降下が大きくなる。
【0036】前記のようにしてエレメント27を通った
ドレンは、水分(凝縮水)と空気とが完全に分離され
る。そして、充分に圧力降下された凝縮水は自然落下に
よって下部ケース230内に溜り、その水位が排出筒4
1の通路孔41aよりも高くなると該通路孔41aを通
り、出口管24から外部(ドレン管8及びピット9)に
排出される。また、エレメント27にて凝縮水を分離さ
れた後の空気は、図2のQ矢印のように、本体ケース2
20内を上方に流れ、カバー26の通気口34aから外
部に排出される。
【0037】従って、かかる実施形態によれば、ドレン
は邪魔板33への吹当てで凝縮水と空気との第1次分離
及び圧力降下がなされた後、エレメント27を通流する
ことによって、凝縮水と空気との第2次分離及び圧力降
下がなされる。かかる2段の気水分離作用及び圧力降下
作用によって、ドレン管8の出口管を通ってピット9に
排出されるドレンは充分な圧力効果がなされており、外
部に飛散することはない。
【0038】また、エレメント27を経た空気は凝縮水
の混入は無く、また圧力も充分に降下されているため緩
やかに通気口34aから外部に排出され、空気とともに
水分が飛散されることは無い。
【0039】
【発明の効果】以上記載のごとく、本発明によれば、加
圧空気中に水分を含むドレンは水分分離手段の邪魔板へ
の吹当て及びエレメント内の通流によって2段の気水分
離作用及び圧力降下作用がなされることにより、ドレン
中の水分を確実に分離することができるとともに、圧力
も大気圧近傍まで低下させることができる。
【0040】これにより、ドレン排出装置から排出され
る水分の飛散を防止することができるとともに排出空気
からは完全に水分を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る過給機及び空気冷却
器付きディーゼル機関用ドレン排出装置の縦断面図であ
る。
【図2】 上記実施形態におけるドレン排出装置の作用
説明図である。
【図3】 本発明が適用される過給機及び空気冷却器付
きディーゼル機関の給気及び排気系の要部構成図であ
る。
【図4】 従来技術に係るドレン排出装置の第1例を示
す縦断面図である。
【図5】 従来技術に係るドレン排出装置の第2例を示
す縦断面図である。
【符号の説明】
6 空気冷却器 8 ドレン管 10 ドレン排出装置 21 入口管 22 胴体 23 下部胴体 26 カバー 27 エレメント 33 邪魔板 41 排出筒 220 本体ケース 230 下部ケース 260 本体カバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧空気中に水分を含むドレンから水分
    を分離する水分分離手段を備えたドレン排出装置におい
    て、 前記水分分離手段は、前記ドレンが通流されて該ドレン
    中の水分を分離するとともに、ドレンの圧力を大気圧近
    傍まで降下させる多孔質のエレメントを備えてなること
    を特徴とするドレン排出装置。
  2. 【請求項2】 前記水分分離手段が、前記エレメントの
    上流側に、前記ドレンを衝突させる邪魔板を設けてなる
    請求項1記載のドレン排出装置。
JP10157089A 1998-06-05 1998-06-05 ドレン排出装置 Withdrawn JPH11350962A (ja)

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