JPH11346752A - 灰 皿 - Google Patents
灰 皿Info
- Publication number
- JPH11346752A JPH11346752A JP35481198A JP35481198A JPH11346752A JP H11346752 A JPH11346752 A JP H11346752A JP 35481198 A JP35481198 A JP 35481198A JP 35481198 A JP35481198 A JP 35481198A JP H11346752 A JPH11346752 A JP H11346752A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner container
- lid
- container
- ashtray
- outer container
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 タバコの火の消火が確実にできると共に、吸
殻の後始末も容易且つ衛生的に行い得ることが可能であ
り、快適な使用感を備えた灰皿を提供する。 【解決手段】 本発明の灰皿は、消火用の液体を収容す
る外容器1と、外容器1内に載置した透水性手段8又は
9を有する内容器2と、少なくとも内容器の上に被せ且
つ内容器2内に吸殻を入れるための投入口3を備えた蓋
体4とから成っている。また、内容器2と蓋体4とが固
定手段11,12によって着脱可能に係止したり、内容
器と蓋体とを一体に形成し、外容器1には液体を入れる
量の目安となる印7を備え、投入口3は紙巻タバコの太
さとほぼ同じ吸殻の投入可能な溝幅を有する細溝に形成
してもよい。
殻の後始末も容易且つ衛生的に行い得ることが可能であ
り、快適な使用感を備えた灰皿を提供する。 【解決手段】 本発明の灰皿は、消火用の液体を収容す
る外容器1と、外容器1内に載置した透水性手段8又は
9を有する内容器2と、少なくとも内容器の上に被せ且
つ内容器2内に吸殻を入れるための投入口3を備えた蓋
体4とから成っている。また、内容器2と蓋体4とが固
定手段11,12によって着脱可能に係止したり、内容
器と蓋体とを一体に形成し、外容器1には液体を入れる
量の目安となる印7を備え、投入口3は紙巻タバコの太
さとほぼ同じ吸殻の投入可能な溝幅を有する細溝に形成
してもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は灰皿に関するもので
ある。
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の灰皿には消火用の水を備え、その
水槽内に吸殻を投入する形態のものがある。この形態の
灰皿はタバコの火を灰皿内で確実に消すことができる
が、通常水が過剰に入れられているため、この灰皿内の
吸殻を捨てるときの灰皿の持ち運びの際に、中の汚れた
水が吸殻投入口などから飛び出して衣服や手などを汚す
不都合があり、また水と吸殻の混ったままの状態で捨て
る後始末も厄介で不衛生であるという問題点があった。
さらに、灰皿の使用中においては、水の中に溜まった吸
殻投入口から目視可能なため、不快感を禁じ得なかっ
た。
水槽内に吸殻を投入する形態のものがある。この形態の
灰皿はタバコの火を灰皿内で確実に消すことができる
が、通常水が過剰に入れられているため、この灰皿内の
吸殻を捨てるときの灰皿の持ち運びの際に、中の汚れた
水が吸殻投入口などから飛び出して衣服や手などを汚す
不都合があり、また水と吸殻の混ったままの状態で捨て
る後始末も厄介で不衛生であるという問題点があった。
さらに、灰皿の使用中においては、水の中に溜まった吸
殻投入口から目視可能なため、不快感を禁じ得なかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記事情に
基づいてなされたものであり、タバコの火の消火が確実
にできると共に、吸殻の後始末も容易且つ衛生的に行い
得ることが可能であり、快適な使用感を備えた灰皿を提
供することを目的とする。
基づいてなされたものであり、タバコの火の消火が確実
にできると共に、吸殻の後始末も容易且つ衛生的に行い
得ることが可能であり、快適な使用感を備えた灰皿を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のうち請求項1記載の発明は、消火用の液体を
収容する外容器と、外容器内に載置した透水性手段を有
する内容器と、少なくとも内容器の上に被せ且つ内容器
内に吸殻を入れるための投入口を備えた蓋体と、から構
成されていることを特徴とする。
の本発明のうち請求項1記載の発明は、消火用の液体を
収容する外容器と、外容器内に載置した透水性手段を有
する内容器と、少なくとも内容器の上に被せ且つ内容器
内に吸殻を入れるための投入口を備えた蓋体と、から構
成されていることを特徴とする。
【0005】ここで、消火用の液体としては、一般的に
水が使用されるが、臭いを分解する効果を有する消臭液
であればさらに望ましい。消臭液としては、天然植物抽
出物を溶剤に溶かしたもの、一般に芳香剤や香水等とし
て用いられる天然香料である植物抽出物又は動物起源を
溶剤に溶かしたもの、合成香料を溶剤に溶かしたもの、
これらの消臭液を水や他の液体と混合させたもの、など
が含まれる。
水が使用されるが、臭いを分解する効果を有する消臭液
であればさらに望ましい。消臭液としては、天然植物抽
出物を溶剤に溶かしたもの、一般に芳香剤や香水等とし
て用いられる天然香料である植物抽出物又は動物起源を
溶剤に溶かしたもの、合成香料を溶剤に溶かしたもの、
これらの消臭液を水や他の液体と混合させたもの、など
が含まれる。
【0006】前記透水性手段とは、外容器内に収容され
た液体が内容器内に入れるための技術的手段をすべて含
み、例えば、容器の周りを網状にしたものや、容器の周
りに小孔をあけたもの、あるいは容器の周りの一部を網
状にし若しくは容器の周りの一部に小孔をあけたもの、
などが挙げられる。
た液体が内容器内に入れるための技術的手段をすべて含
み、例えば、容器の周りを網状にしたものや、容器の周
りに小孔をあけたもの、あるいは容器の周りの一部を網
状にし若しくは容器の周りの一部に小孔をあけたもの、
などが挙げられる。
【0007】蓋体は内容器の上を被い内容器内部を隠蔽
すると共に吸殻を内容器内に投入できる機能を兼ね備え
ておれば足りる。そして蓋体は内容器ばかりでなく外容
器までにわたって被せるものであってもよい。尚、外容
器及び内容器並びに蓋体は、耐熱性の材質例えば金属や
陶磁器あるいはガラスや耐熱性に優れたプラスチックな
どで製造されることが望ましいが、特に銅製で製造した
場合には、銅の作用で、ぬめりや悪臭あるいは雑菌の繁
殖を防止して好適である。
すると共に吸殻を内容器内に投入できる機能を兼ね備え
ておれば足りる。そして蓋体は内容器ばかりでなく外容
器までにわたって被せるものであってもよい。尚、外容
器及び内容器並びに蓋体は、耐熱性の材質例えば金属や
陶磁器あるいはガラスや耐熱性に優れたプラスチックな
どで製造されることが望ましいが、特に銅製で製造した
場合には、銅の作用で、ぬめりや悪臭あるいは雑菌の繁
殖を防止して好適である。
【0008】このように形成すれば、投入口から内容器
内に投入されるタバコの吸殻は、内容器に入り込んでい
る液体によって確実に消火され、しかも吸殻の後始末の
際には内容器を外容器から取り出すことによって消火液
との分離が可能となる。蓋体は少なくとも内容器の上に
載置されておればよいが、請求項2記載の発明のように
内容器と蓋体とが固定手段によって着脱可能に係止した
り、あるいは請求項3の発明のように内容器と蓋体とを
一体に形成しておけば、吸殻の後始末の際に蓋体を持っ
て内容器を一緒に取り出すことが可能となり、外容器か
らの取り出し操作が清潔且つ簡単にできる。ここでいう
固定手段とは、吸殻の溜まっている内容器を蓋体を持っ
て外容器内から引き上げ取り出すことの可能な程度の相
互の係止関係を有する手段をすべて含み、例えば内容器
の上周縁に嵌まり込む蓋体にパッキング材を固着し、前
記上周縁に圧着するパッキング材の弾力を利用して係止
する場合や、ネジによる螺合を利用して係合する場合な
どが挙げられる。
内に投入されるタバコの吸殻は、内容器に入り込んでい
る液体によって確実に消火され、しかも吸殻の後始末の
際には内容器を外容器から取り出すことによって消火液
との分離が可能となる。蓋体は少なくとも内容器の上に
載置されておればよいが、請求項2記載の発明のように
内容器と蓋体とが固定手段によって着脱可能に係止した
り、あるいは請求項3の発明のように内容器と蓋体とを
一体に形成しておけば、吸殻の後始末の際に蓋体を持っ
て内容器を一緒に取り出すことが可能となり、外容器か
らの取り出し操作が清潔且つ簡単にできる。ここでいう
固定手段とは、吸殻の溜まっている内容器を蓋体を持っ
て外容器内から引き上げ取り出すことの可能な程度の相
互の係止関係を有する手段をすべて含み、例えば内容器
の上周縁に嵌まり込む蓋体にパッキング材を固着し、前
記上周縁に圧着するパッキング材の弾力を利用して係止
する場合や、ネジによる螺合を利用して係合する場合な
どが挙げられる。
【0009】また、請求項4記載の発明のように、外容
器に液体を入れる量の目安となる印を備えておけば、タ
バコの吸殻の消火に過不足のない液量を常に入れること
ができる。ここで、消火に必要な液量は、内容器に投入
される吸殻の量との関係で設定され、タバコの吸殻を確
実に消火し且つ内容器内に溜まった吸殻量が適量になっ
たときに吸殻に液がすべて吸収され余分の液が残存して
いない状態の量が最適であり、具体的には容器の50%
〜60%の液量を確保しておけばよい。このような観点
から目安となる印を設けるものであり、印としては例え
ば、外容器の側壁に透明材を嵌め込んだ窓部を設けて中
の液量を目視できるようにすると共に、その透明材に収
容液量の目安となる表示線を形成する場合や、外容器自
体を中の液量を目視できる程度の透明体又は半透明体に
して、中に入れる液量の目安となる表示線を設ける場
合、などが挙げられる。
器に液体を入れる量の目安となる印を備えておけば、タ
バコの吸殻の消火に過不足のない液量を常に入れること
ができる。ここで、消火に必要な液量は、内容器に投入
される吸殻の量との関係で設定され、タバコの吸殻を確
実に消火し且つ内容器内に溜まった吸殻量が適量になっ
たときに吸殻に液がすべて吸収され余分の液が残存して
いない状態の量が最適であり、具体的には容器の50%
〜60%の液量を確保しておけばよい。このような観点
から目安となる印を設けるものであり、印としては例え
ば、外容器の側壁に透明材を嵌め込んだ窓部を設けて中
の液量を目視できるようにすると共に、その透明材に収
容液量の目安となる表示線を形成する場合や、外容器自
体を中の液量を目視できる程度の透明体又は半透明体に
して、中に入れる液量の目安となる表示線を設ける場
合、などが挙げられる。
【0010】さらに請求項5記載の発明のように、紙巻
タバコの太さ(径)とほぼ等しく且つ吸殻の投入可能な
溝幅を有する細溝を前記投入口として形成しておけば、
内容器内に溜まっている吸殻が外から殆んど見えないよ
うになる。
タバコの太さ(径)とほぼ等しく且つ吸殻の投入可能な
溝幅を有する細溝を前記投入口として形成しておけば、
内容器内に溜まっている吸殻が外から殆んど見えないよ
うになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を、図面に基づいて説明する。各図面において、図1及
び図2は灰皿の縦断面図と斜視図であり、図3及び図4
は灰皿の構成部品を示す斜視図ならびに平面図である。
を、図面に基づいて説明する。各図面において、図1及
び図2は灰皿の縦断面図と斜視図であり、図3及び図4
は灰皿の構成部品を示す斜視図ならびに平面図である。
【0012】まず図1に示すように本灰皿は、消火用の
水を収容する外容器1と、外容器1内に載置する透水性
を有する内容器2と、該内容器2及び外容器1の上にか
ぶせ且つ内容器2内に吸殻を入れるための投入口3を備
えた蓋体4と、から成っている。
水を収容する外容器1と、外容器1内に載置する透水性
を有する内容器2と、該内容器2及び外容器1の上にか
ぶせ且つ内容器2内に吸殻を入れるための投入口3を備
えた蓋体4と、から成っている。
【0013】前記外容器1は上方側の開口縁が円形を有
し、その外容器1の側壁に縦長の孔5が穿設されている
と共に該孔5に透明材6が嵌め込まれている。孔5に嵌
め込まれた透明材6には外容器1内に収容する水の目安
となる印7が表示線として刻設されている。ここで消火
に必要とする水量について実験した結果、外容器(内容
器)の容量の約50%〜60%の水量を確保しておけ
ば、タバコの吸殻が満杯になるまで効果的に消火できる
と共に、満杯時にはタバコの吸殻に水が浸み込み残余の
水が殆んど残らない状態になり、後始末に都合がよい。
従って、前記印7は容量の50%〜60%となる高さ位
置に設けておくことが望ましい。
し、その外容器1の側壁に縦長の孔5が穿設されている
と共に該孔5に透明材6が嵌め込まれている。孔5に嵌
め込まれた透明材6には外容器1内に収容する水の目安
となる印7が表示線として刻設されている。ここで消火
に必要とする水量について実験した結果、外容器(内容
器)の容量の約50%〜60%の水量を確保しておけ
ば、タバコの吸殻が満杯になるまで効果的に消火できる
と共に、満杯時にはタバコの吸殻に水が浸み込み残余の
水が殆んど残らない状態になり、後始末に都合がよい。
従って、前記印7は容量の50%〜60%となる高さ位
置に設けておくことが望ましい。
【0014】次に内容器2は上方側が開口した有底円筒
形状をしており、外容器1内に載置した内容器2の開口
縁は外容器1の開口縁と同じ高さ位置で且つ接近した状
態で配置されている。内容器2には透水性を有する手段
として、側周壁の半分の高さ位置から底面の全域にわた
って多数の小孔8が形成してある。透水性を有する他の
手段としては、図5に示すように網状の透水部9にして
もよい。また、透水性を有する部位は側周壁又は底面の
いずれか一方であってもよい。このように形成すれば、
外容器1内の水が内容器2内に入り、内容器2内に投入
される吸殻を確実に消火する。
形状をしており、外容器1内に載置した内容器2の開口
縁は外容器1の開口縁と同じ高さ位置で且つ接近した状
態で配置されている。内容器2には透水性を有する手段
として、側周壁の半分の高さ位置から底面の全域にわた
って多数の小孔8が形成してある。透水性を有する他の
手段としては、図5に示すように網状の透水部9にして
もよい。また、透水性を有する部位は側周壁又は底面の
いずれか一方であってもよい。このように形成すれば、
外容器1内の水が内容器2内に入り、内容器2内に投入
される吸殻を確実に消火する。
【0015】次いで、蓋体4は外容器1内に載置される
内容器2の上方側開口に被せるものであって、蓋体4の
上面側には、周縁に持手10を突設し、蓋体4の下面側
には、内容器2の口縁近傍の内周壁に接近して垂下し且
つ下端に外向きの鍔部を備えた環状保持片11を設ける
と共に、該保持片11によって保持される環状パッキン
グ12を内容器2の前記内周壁と圧接状態を保って設け
てある。このように形成しておけば、蓋体の持手10を
摘んで持ち上げると、吸殻の溜まった内容器2も一緒に
外容器1から取り出すことが可能となり、取り出し後に
内容器2と蓋体4とを分離することができる。また蓋体
4には周縁部分から中央部にかけて彎曲状に窪んだ吸殻
受部13が形成してあり、この吸殻受部13には吸殻の
投入口3が設けてある。該投入口3は、内容器2内に投
入される吸殻が外から容易に見えないように、紙巻タバ
コの太さとほぼ同じであって且つ吸殻の投入に支障のな
い溝幅を有する細溝に形成してある。前記吸殻受部13
に形成する投入口3用の細溝のパターンとしては、他例
として図6の(イ)(ロ)に示すような十文字形状のも
のや、平行する2本の細溝の中間を同じ細溝を直交させ
たもの等、数々のものが挙げられる。
内容器2の上方側開口に被せるものであって、蓋体4の
上面側には、周縁に持手10を突設し、蓋体4の下面側
には、内容器2の口縁近傍の内周壁に接近して垂下し且
つ下端に外向きの鍔部を備えた環状保持片11を設ける
と共に、該保持片11によって保持される環状パッキン
グ12を内容器2の前記内周壁と圧接状態を保って設け
てある。このように形成しておけば、蓋体の持手10を
摘んで持ち上げると、吸殻の溜まった内容器2も一緒に
外容器1から取り出すことが可能となり、取り出し後に
内容器2と蓋体4とを分離することができる。また蓋体
4には周縁部分から中央部にかけて彎曲状に窪んだ吸殻
受部13が形成してあり、この吸殻受部13には吸殻の
投入口3が設けてある。該投入口3は、内容器2内に投
入される吸殻が外から容易に見えないように、紙巻タバ
コの太さとほぼ同じであって且つ吸殻の投入に支障のな
い溝幅を有する細溝に形成してある。前記吸殻受部13
に形成する投入口3用の細溝のパターンとしては、他例
として図6の(イ)(ロ)に示すような十文字形状のも
のや、平行する2本の細溝の中間を同じ細溝を直交させ
たもの等、数々のものが挙げられる。
【0016】図7乃至図9は消火用の水を収容する外容
器1内に載置する内容器2の上部に蓋体4を一体に形成
し、蓋体4を外容器1の開放口に配置した実施形態例を
示す。これらの実施形態例では、内容器2の上周縁がす
ぼまった状態となっており、該上周縁から上向きの斜面
を有する鍔状の蓋体4が連成されている。そして蓋体4
の鍔状の斜面が吸殻受部13の機能を果たしていると共
に、蓋体4の中央部に位置する内容器2のすぼまった上
周縁の開口が吸殻を内容器2内への吸殻の投入口3にな
っている。上記構成される内容器2と一体型の蓋体4に
おいて、図7(イ)(ロ)は蓋体4の外周縁に下向きの
垂下片20を設け、その垂下片20が外容器1の上端開
放口縁21の外面側に嵌め込まれている形態を示し、ま
た図8(イ)(ロ)は、吸殻受部13の領域を広くする
ために鍔状の蓋体4が外容器1の上端開放口縁21に載
った状態で外容器1の外方へ大きく張出している形態を
示し、さらに図9は細長形状にした外容器1と、その外
容器1の上端開放口縁21内に載置される蓋体4を備え
た内容器2を示している。
器1内に載置する内容器2の上部に蓋体4を一体に形成
し、蓋体4を外容器1の開放口に配置した実施形態例を
示す。これらの実施形態例では、内容器2の上周縁がす
ぼまった状態となっており、該上周縁から上向きの斜面
を有する鍔状の蓋体4が連成されている。そして蓋体4
の鍔状の斜面が吸殻受部13の機能を果たしていると共
に、蓋体4の中央部に位置する内容器2のすぼまった上
周縁の開口が吸殻を内容器2内への吸殻の投入口3にな
っている。上記構成される内容器2と一体型の蓋体4に
おいて、図7(イ)(ロ)は蓋体4の外周縁に下向きの
垂下片20を設け、その垂下片20が外容器1の上端開
放口縁21の外面側に嵌め込まれている形態を示し、ま
た図8(イ)(ロ)は、吸殻受部13の領域を広くする
ために鍔状の蓋体4が外容器1の上端開放口縁21に載
った状態で外容器1の外方へ大きく張出している形態を
示し、さらに図9は細長形状にした外容器1と、その外
容器1の上端開放口縁21内に載置される蓋体4を備え
た内容器2を示している。
【0017】尚、前記実施の形態では円形状の灰皿につ
いて説明したが、本発明は灰皿の形状が楕円形状や角形
形状など多様な形態について適用できることは言うまで
もない。
いて説明したが、本発明は灰皿の形状が楕円形状や角形
形状など多様な形態について適用できることは言うまで
もない。
【0018】
【発明の効果】】本発明のうち請求項1,2及び3記載
の発明による灰皿は、タバコの火の消化が確実になると
共に、吸殻と消火液との分離によって吸殻捨てや掃除等
の後始末が容易且つ衛生的に行うことができる。
の発明による灰皿は、タバコの火の消化が確実になると
共に、吸殻と消火液との分離によって吸殻捨てや掃除等
の後始末が容易且つ衛生的に行うことができる。
【0019】また請求項4記載の発明による灰皿は、消
火用の液体を過不足なく入れることが可能となり、余分
の消化液が残存することなく消化した吸殻を捨てること
ができ、より一層都合よく後始末をすることができる。
さらに、請求項5記載の発明による灰皿は、内部に溜め
られている吸殻が使用者に見えないので、不快感を感じ
ることなく気持ちよく使用することができる。
火用の液体を過不足なく入れることが可能となり、余分
の消化液が残存することなく消化した吸殻を捨てること
ができ、より一層都合よく後始末をすることができる。
さらに、請求項5記載の発明による灰皿は、内部に溜め
られている吸殻が使用者に見えないので、不快感を感じ
ることなく気持ちよく使用することができる。
【図1】本発明の灰皿の縦断面図である。
【図2】同じく本灰皿の斜視図である。
【図3】図1に示した灰皿に用いた内容器の斜視図であ
る。
る。
【図4】図1に示した灰皿に用いた蓋体の平面図である
【図5】他の実施の形態における内容器の斜視図であ
る。
る。
【図6】(イ)(ロ)他の実施の形態における蓋体の平
面図である。
面図である。
【図7】(イ)(ロ)内容器と蓋体を一体にした実施形
態を示すもので、(イ)は平面図であり、(ロ)は断面
図である。
態を示すもので、(イ)は平面図であり、(ロ)は断面
図である。
【図8】(イ)(ロ)図7の実施形態の類例を示すもの
で、(イ)は平面図であり、(ロ)は断面図である。
で、(イ)は平面図であり、(ロ)は断面図である。
【図9】内容器と蓋体を一体にした実施形態の変形例を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
1 外容器 2 内容器 3 投入口 4 蓋体 7 印 8 小孔(透水性手段) 9 網状の透水部(透水性手段) 11 保持片(固定手段) 12 パッキング(固定手段)
Claims (5)
- 【請求項1】 消火用の液体を収容する外容器(1)
と、外容器(1)内に載置した透水性手段(8又は9)
を有する内容器(2)と、少なくとも内容器の上に被せ
且つ内容器(2)内に吸殻を入れるための投入口(3)
を備えた蓋体(4)と、から成っている灰皿。 - 【請求項2】 前記内容器(2)と蓋体(4)とが固定
手段(11,12)によって着脱可能に係止している請
求項1記載の灰皿。 - 【請求項3】 透水性手段(8又は9)を有する内容器
(2)の上部に、該内容器(2)内に吸殻を入れるため
の投入口(3)を備えた蓋体(4)を一体に形成し、消
火用の液体を収容する外容器(1)内に、前記蓋(4)
付き内容器(2)を載置し、外容器(1)の開放口に蓋
体(4)を配置したことを特徴とする灰皿。 - 【請求項4】 前記外容器(1)には液体を入れる量の
目安となる印(7)を備えている請求項1,2又は3記
載の灰皿。 - 【請求項5】 前記投入口(3)は紙巻タバコの太さと
ほぼ同じ吸殻の投入可能な溝幅を有する細溝である請求
項1,2,3又は4記載の灰皿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35481198A JPH11346752A (ja) | 1998-04-06 | 1998-12-14 | 灰 皿 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-93463 | 1998-04-06 | ||
JP9346398 | 1998-04-06 | ||
JP35481198A JPH11346752A (ja) | 1998-04-06 | 1998-12-14 | 灰 皿 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11346752A true JPH11346752A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=26434825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35481198A Pending JPH11346752A (ja) | 1998-04-06 | 1998-12-14 | 灰 皿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11346752A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101594487B1 (ko) * | 2014-08-28 | 2016-02-17 | 주식회사 효신디자인 | 차량용 재떨이 |
CN105661643A (zh) * | 2016-03-10 | 2016-06-15 | 蓝海永乐(江苏)新材料有限公司 | 一种新型烟灰缸 |
-
1998
- 1998-12-14 JP JP35481198A patent/JPH11346752A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101594487B1 (ko) * | 2014-08-28 | 2016-02-17 | 주식회사 효신디자인 | 차량용 재떨이 |
CN105661643A (zh) * | 2016-03-10 | 2016-06-15 | 蓝海永乐(江苏)新材料有限公司 | 一种新型烟灰缸 |
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