JPH11344153A - 埋設管布設装置 - Google Patents

埋設管布設装置

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JPH11344153A
JPH11344153A JP10148804A JP14880498A JPH11344153A JP H11344153 A JPH11344153 A JP H11344153A JP 10148804 A JP10148804 A JP 10148804A JP 14880498 A JP14880498 A JP 14880498A JP H11344153 A JPH11344153 A JP H11344153A
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JP
Japan
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work
gripping mechanism
cylinder
buried pipe
body member
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Pending
Application number
JP10148804A
Other languages
English (en)
Inventor
Michinori Mori
道典 毛利
Koichi Murota
耕一 室田
Motohisa Takiguchi
幹久 滝口
Shuichi Shimizu
秀一 清水
Haruo Imamura
晴夫 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyushu Electric Power Co Inc
Komatsu Ltd
Komatsu Engineering Corp
Original Assignee
Kyushu Electric Power Co Inc
Komatsu Ltd
Komatsu Engineering Corp
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Publication date
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Publication of JPH11344153A publication Critical patent/JPH11344153A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L1/00Laying or reclaiming pipes; Repairing or joining pipes on or under water

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既設プレハブ多孔管に新設プレハブ多孔管を
簡単に嵌合して布設できるようにする。 【解決手段】 作業車両Aのアームに連結されるベース
部材20と、このベース部材20に取付けた本体部材2
1と、この本体部材21に取付けた固定把持機構22と
可動把持機構23と、この可動把持機構23を移動する
移動機構24を備えた埋設管布設装置である。これによ
って、可動把持機構23で、新設プレハブ多孔管81を
クランプし、この状態で固定把持機構22で既設プレハ
ブ多孔管81をクランプして両方のプレハブ多孔管81
を同心状とし、移動機構24で新設プレハブ多孔管81
を既設プレハブ多孔管81に嵌合して連結することで布
設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配電線地中化工事
においてプレハブ多孔管を溝内に布設する際に用いる埋
設管布設装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プレハブ多孔管は長手方向一端部に雄部
を有すると共に、長手方向他端部に雌部を有する形状で
ある。このプレハブ多孔管を溝内に布設するには地表に
置いてある新設のプレハブ多孔管をクレーン等で吊り上
げ、その吊り上げた新設のプレハブ多孔管の雄部又は雌
部を溝内に布設された既設のプレハブ多孔管の雌部又は
雄部に嵌合して既設のプレハブ多孔管と新設のプレハブ
多孔管を連結している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように雄部と雌
部を嵌合して連結するには既設のプレハブ多孔管と新設
のプレハブ多孔管を正確に芯合せすること、芯合せした
状態で新設のプレハブ多孔管を既設のプレハブ多孔管に
向けて真直ぐに移動することが必要である。
【0004】しかしながら、新設のプレハブ多孔管をク
レーン等で吊り上げた状態で芯合せすることは困難であ
るし、真直ぐに移動するとは困難であるばかりか、クレ
ーン等を操作するクレーン作業者と溝内で新設のプレハ
ブ多孔管を手で押えながら雄部と雌部を目視しながらク
レーン作業者に合図を送る作業者の複数の作業者が必要
である。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした埋設管布設装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】第1の発
明は、本体部材21と、この本体部材21に取付けた固
定把持機構22と、前記本体部材21に移動自在に取付
けた可動把持機構23と、前記可動把持機構23を固定
把持機構22に向けて移動する移動機構24を備え、前
記固定把持機構22と可動把持機構23を埋設管を同心
状にクランプする形状としたことを特徴とする埋設管布
設装置である。
【0007】第1の発明によれば、可動把持機構23で
新設埋設管をクランプすると共に、固定把持機構22で
既設埋設管をクランプすることで、新設埋設管が既設埋
設管に同心状に位置決めされる。この状態で新設埋設管
とともに可動把持機構23を移動機構24により既設埋
設管に向けて移動することによって、新設埋設管が既設
埋設管に嵌合して連結される。
【0008】このようであるから、既設埋設管に新設埋
設管を簡単に嵌合して連結して順次布設できる。
【0009】第2の発明は、第1の発明において、固定
把持機構22と可動把持機構23は、埋設管の両側外面
に合致した形状の凹陥部62を有する一対のワークホル
ダ53を備えている埋設管布設装置である。
【0010】第2の発明によれば、一対のワークホルダ
53の凹陥部62で埋設管の両側外面をクランプするこ
とで既設埋設管と新設埋設管を高精度に同心状とするこ
とができる。
【0011】第3の発明は、第1の発明において、可動
把持機構23でクランプした新設埋設管を移動するワー
クプッシャ73と、このワークプッシャ73を移動する
プッシャ用シリンダ74で移動機構24とした埋設管布
設装置である。
【0012】第3の発明によれば、プッシャ用シリンダ
74でワークプッシャ73を移動することで、新設埋設
管とともに可動把持機構23を移動できる。
【0013】第4の発明は、第1の発明において、ベー
ス部材20にワイヤ40を垂れ下げて取付け、このワイ
ヤ40に本体部材21を連結した埋設管布設装置であ
る。
【0014】第4の発明によれば、ベース部材20に対
して本体部材21が任意方向に移動可能であるから、固
定・可動保持機構22,23を既設埋設管、新設埋設管
に上から嵌め込む際に固定・可動把持機構22,23と
既設埋設管、新設埋設管の位置ずれに応じて固定・可動
把持機構22,23が変位して既設埋設管、新設埋設管
に嵌まり込むので、その操作が容易となる。
【0015】第5の発明は、第4の発明において、ベー
ス部材20にワイヤ40を垂れ下げて取付け、このワイ
ヤ40に本体部材21を連結し、前記ベース部材20に
ワイヤ40を上下に移動するワイヤ移動用のシリンダ3
9を取付けて本体部材21をベース部材20にロック可
能とした埋設管布設装置である。
【0016】第5の発明によれば、シリンダ39により
ワイヤ40を上方、下方に移動することでベース部材2
0に本体部材21をロックしたり、ベース部材20に対
して本体部材21を任意方向に移動可能に吊り下げ支持
できる。
【0017】これによって、ベース部材20を移動して
新設埋設管、既設埋設管の上に移動する時には本体部材
21をベース部材20にロックして移動し易くできる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1に示すように、走行体1を備
えた下部車体2と、この下部車体2に旋回機構3で旋回
自在に取付けた上部車体4で車体5としてある。この上
部車体4に第1アーム6が上下揺動用シリンダ7を伸縮
することで上下揺動するように取付け、この第1アーム
6に第2アーム8を左右揺動自在に取付け、この第2ア
ーム8に揺動体9が左右揺動自在に取付けてある。この
揺動体9と第1アーム6に亘って左右揺動用シリンダ1
0とロッド11を連結して左右揺動用シリンダ10を伸
縮すると揺動体9が左右に平行移動するようにしてあ
る。
【0019】前記揺動体9に取付けブラケット12が上
下揺動用シリンダ13を伸縮すると上下に揺動するよう
に取付ける。この取付けブラケット12に第3アーム1
4を摺動自在に設け、この第3アーム14と取付けブラ
ケット12に伸縮用シリンダ15を連結してテレスコピ
ックアーム16とする。この第3アーム14に作業用シ
リンダ17を取付け、その作業用シリンダ17に第1・
第2リンク18,19を連結し、第1リンク18を第3
アーム14に連結する。
【0020】前述のように、走行体1を備えた車体5
と、この車体5に上下揺動自在に取付けたアームで作業
車両Aを形成している。
【0021】前記第3アーム14の先端部に埋設管布設
装置Bが取付けてある。この埋設管布設装置Bはベース
部材20と、このベース部材20に吊り下げた本体部材
21と、この本体部材21に取付けた固定把持機構2
2、可動把持機構23と、可動把持機構23を本体部材
21に対して移動するための移動機構24を備えてい
る。そして、ベース部材20が第3アーム14に取付け
られている。
【0022】前記ベース部材20は図2と図3に示すよ
うに、横向部材30の上面における長手方向中央部に旋
回機構31を介して連結用ブラケット32を縦軸回りに
旋回自在に取付けてある。旋回機構31は横向部材30
に固着した外側リング体33に沿って内側リング体34
を回転自在に取付け、この内側リング体34に取付けた
旋回用モータ35で図示しないピニオンを回転し、その
ピニオンを外側筒体33に固着したリングギヤに噛合し
た形状で、その内側リング体34に連結用ブラケット3
2が固着してある。
【0023】連結用ブラケット32が図1に示すように
第3アーム14に上下揺動自在に連結され、第2リンク
19が連結用ブラケット32に連結してあり、作業用シ
リンダ17を伸縮するとベース部材20は第3アーム1
4に対して上下に揺動し、旋回用モータ35を駆動する
と横向部材30が第3アーム14に対して旋回する。
【0024】前記横向部材30の長手方向両端部には図
2、図3、図4に示すようにワイヤ移動用プレート36
がガイド杆37、ガイド38によって長手方向に移動自
在にそれぞれ設けられ、このワイヤ移動用プレート36
はシリンダ39で移動される。前記ワイヤ移動用プレー
ト36に連結した一対のワイヤ40がプーリ41を介し
て横向部材30よりも下方に垂れ下げてあり、この各ワ
イヤ40が本体部材21の長手方向両端部にそれぞれ連
結してある。
【0025】前記本体部材21はベース部材20とほぼ
同一の平面大きさで、前述のようにワイヤ40でベース
部材30に吊り下げ支持してある。これによって、本体
部材21はベース部材30に対して前後、左右方向に揺
動変位可能である。
【0026】前記ベース部材20の下面長手方向両端部
寄りには一対の係合凹部42がそれぞれ設けてあり、前
記本体部材21の上面長手方向両端寄りには一対の係合
突部43がそれぞれ設けてある。シリンダ39でワイヤ
移動用プレート36を移動してワイヤ40により本体部
材21を引き上げると係合突部43が係合凹部42に係
合して本体部材21がベース部材20に固定される。つ
まり、係合凹部42と係合突部43でロック機構44を
形成している。
【0027】前記固定把持機構22と可動把持機構23
は、横フレーム50の長手方向中間に一対のワーククラ
ンプ51を取付け、このワーククランプ51の両側部に
一対のラフガイド52と一対のワークホルダ53をそれ
ぞれ取付けてある。
【0028】前記各ワーククランプ51は図5と図6に
示すように、横フレーム50に固着したガイド54に沿
って摺動するガイド杆55に連結してあり、第1シリン
ダ56を伸縮することでクランプ方向、アンクランプ方
向に摺動し、そのワーククランプ51のクランプ面には
ゴム等の弾性材製のパット57が固着してある。
【0029】前記ラフガイド52は図5と図7に示すよ
うに、横フレーム50に横突出材58を介して固着して
あり、このラフガイド52はほぼくの字形状で、対向し
た2つのラフガイド52はハ字形状となっている。
【0030】前記ワークホルダ53は図5と図8に示す
ように、横フレーム50に固着したガイド59に沿って
摺動するガイド杆60に連結してあり、第2シリンダ6
1を伸縮することでクランプ方向、アンクランプ方向に
摺動し、そのワークホルダ53のクランプ面にはクラン
プするワークのクランプ面形状と同一の凹陥部62が形
成してある。一方のワークホルダ53のガイド杆60と
対向してストッパ63が図9に示すように横フレーム5
0に固着され、一方のワークホルダ53のクランプ方向
のストロークを規制している。なお、左側の2つのワー
クホルダ53を1つの第2シリンダ61で移動し、右側
の2つのワークホルダ53を1つの第2シリンダ61で
移動するようにしても良い。
【0031】前記固定把持機構22はブラケット64で
本体部材21に固着してある。本体部材21の下面には
図2と図10に示すように、一対のガイド杆70が長手
取付け向けて平行に取付けてある。可動把持機構23の
横フレーム50に固着した摺動体71がガイド杆70に
沿って摺動自在に支承してあり、この摺動体71と横フ
レーム21に亘って移動用シリンダ72が取付けてあ
る。
【0032】前記一対のガイド杆70に沿ってワークプ
ッシャ73が摺動自在に支承され、このワークプッシャ
73と本体部材21に亘ってプッシャ用シリンダ74が
取付けてある。このワークプッシャ73の下部にはガイ
ド杆75に沿ってワーク押片76が長手方向に移動自在
に取付けてあり、このワーク押片76はスプリング77
で突出付勢保持してある。
【0033】次に図1に示すように、溝80内にプレハ
ブ多孔管81を布設する作業を説明する。プレハブ多孔
管81は図1に示すように、雄部82と雌部83を有
し、その雄部82と雌部83を嵌合して連結することで
溝80内に順次布設される。
【0034】作業車両Aのオペレータが第1アーム6を
上方に揺動すると共に、揺動体9を左右に移動し、伸縮
用シリンダ15で第3アーム14を上方に移動して可動
把持機構23を地表に置いてあるプレハブ多孔管81
(以下新設プレハブ多孔管81という)の上方に位置さ
せる。
【0035】この状態で図示しない自動釦をONしてシ
リンダ39に圧油を供給するシリンダ用切換弁を縮み位
置としてシリンダ39を縮み作動し、ワイヤ移動用プレ
ート36を図2の位置としてベース部材20に本体部材
21をワイヤ40で吊り下げ支持する。この後に伸縮用
シリンダ15に圧油を供給する伸縮用切換弁を伸び位置
に切換え、伸縮用シリンダ15を伸び作動して第3アー
ム14を下方に移動することでベース部材20、本体部
材21を下方に移動し、図11に示すように一対のラフ
ガイド52の斜面52aを新設プレハブ多孔管81の両
側外面に接して位置修正しながら可動把持機構23の一
対のワーククランプ51、一対のワークホルダ53を前
述の新設プレハブ多孔管81の両側に位置させる。
【0036】前述のように、本体部材21はベース部材
20に対してワイヤ40を振れ動かすことで新設プレハ
ブ多孔管81の両側外面方向に自由に動くことができる
し、一対のラフガイド52で可動把持機構23を位置修
正して一対のワーククランプ51、一対のワークホルダ
53を新設プレハブ多孔管81の両側に位置させるの
で、前述のように作業車両Aのオペレータが操作して可
動把持機構23を新設プレハブ多孔管81の上方に位置
させる際に、一対のワーククランプ51、ワークホルダ
53を新設プレハブ多孔管81の両側方向の位置決めは
ラフな位置決めで良い。
【0037】可動把持機構23の横フレーム50の下面
が図12に示すように新設プレハブ多孔管81の上面に
均一に接すると、図5に示すようにその横フレーム50
の下面における長手方向両側にそれぞれ設けた短手方向
一対の第1リミットスイッチ84がONする。
【0038】前述の4つの第1リミットスイッチ84が
ONした後に若干の時間が経過してワイヤ40が弛んだ
ところで伸縮用切換弁を中立位置として伸縮用シリンダ
17を停止し、可動把持機構23を停止する。
【0039】この後に各第2シリンダ61に圧油を供給
する第2シリンダ用切換弁を縮み位置として第2シリン
ダ61を縮み作動して一対のワークホルダ53で新設プ
レハブ多孔管81の両側面をクランプする。
【0040】一方のワークホルダ53はストッパ63で
ストロークが規制されているから、一方のワークホルダ
53のクランプ位置は常に一定となるし、一対のワーク
ホルダ53は新設プレハブ多孔管81の両側外面と同一
の凹陥部62を有するので、新設プレハブ多孔管81を
可動把持機構23の短手方向に位置決めしてクランプす
ることができる。
【0041】一対のワークホルダ53が新設プレハブ多
孔管81をクランプすると第2リミットスイッチ85が
ONし、第2シリンダ用切換弁が中立位置となり、第1
シリンダ56に圧油を供給する第1シリンダ用切換弁を
縮み位置として一対のワーククランプ51をクランプ方
向に移動し図13に示すように新設プレハブ多孔管81
の両側面をクランプする。これにより、第3リミットス
イッチ86がONする。
【0042】第3リミットスイッチ86のON信号でシ
リンダ39に圧油を供給するシリンダ用切換弁が伸び位
置となり、シリンダ39が伸び作動してワイヤ40を介
して本体部材21が上方に移動する。これにより係合突
部43が係合凹部42に係合して本体部材21がベース
部材20にロックされる。これにより、図2に示す第4
リミットスイッチ87がONする。
【0043】第4リミットスイッチ87がONすると伸
縮用切換弁が縮み位置となって伸縮用シリンダ15が縮
み作動し、第3アーム14とともにベース部材20、本
体部材21が上昇し新設プレハブ多孔管81の取込みが
完了し、取込み自動運転が終了する。
【0044】作業車両のオペレータが第1アーム6を下
方に揺動すると共に、揺動体9を左右に揺動して埋設管
布設装置Bを溝80内に入れ、固定把持機構22の一対
のラフガイド52を溝80内に布設されているプレハブ
多孔管81(以下既設プレハブ多孔管81という)の上
方にラフに位置決めする。この動作の時にベース部材2
0と本体部材21がロックされているから、固定把持機
構22の位置決めが容易である。また、旋回機構31で
ベース部材20を第3アーム14に対して旋回できるの
で、固定把持機構22の位置決めがより一層容易である
し、新設プレハブ多孔管81の地表に置いてある向きと
溝内に布設してある既設プレハブ多孔管81の向きが異
なっていても固定把持機構22を既設プレハブ多孔管8
1に位置決めできる。
【0045】この後にオペレータが自動釦をONし、前
述と同様にして固定把持機構22の一対のワーククラン
プ51で既設プレハブ多孔管81をクランプする。これ
により、新設プレハブ多孔管81が既設プレハブ多孔管
81に同心状に位置決めされる。
【0046】前述のように固定把持機構22の一対のワ
ーククランプ51が既設プレハブ多孔管81をクランプ
すると、第3リミットスイッチ86がONする。この第
3リミットスイッチ86のONによって移動用シリンダ
72に圧油を供給する切換弁が浮き位置となって移動用
シリンダ72は外力で伸縮するフリー状態となる。
【0047】この後にプッシャ用シリンダ74に圧油を
供給する切換弁が縮み位置となり、プッシャ用シリンダ
74が縮み作動してワークプッシャ73が新設プレハブ
多孔管81に向けて移動し、ワーク押片76が新設プレ
ハブ多孔管81に接触して可動把持機構23とともに新
設プレハブ多孔管81が移動し、その雄部82が既設プ
レハブ多孔管81の雌部83内に接触する。
【0048】この後更に移動して押込み抵抗が発生する
と、ワーク押片76がスプリング77に抗して移動して
スプリング77がたわみ始める。新設プレハブ多孔管8
1の押し込み力までスプリング77がたわむと新設プレ
ハブ多孔管81の雄部82が既設プレハブ多孔管81の
雌部83に押し込みされて嵌合する。
【0049】このように、スプリング77のたわみによ
って新設プレハブ多孔管81が既設プレハブ多孔管81
に嵌合するので、必要以上に大きな力が両方のプレハブ
多孔管81にかかることがなく、両方のプレハブ多孔管
81が破損することがない。
【0050】新設プレハブ多孔管81が既設プレハブ多
孔管81に嵌合して連結完了すると第5リミットスイッ
チ88がONし、前述の切換弁が伸び位置となってプッ
シャ用シリンダ74が伸び作動する。これによって、ワ
ークプッシャ73が移動してワーク押片76が新設プレ
ハブ多孔管81から離れて原位置に復帰し、第6リミッ
トスイッチ89がONする。
【0051】第6リミットスイッチ89のONによって
移動用シリンダ72に圧油を供給する切換弁が中立位置
となって移動用シリンダ72は外力で伸縮しない状態と
なる。この後に固定把持機構22、可動把持機構23の
第1・第2シリンダ56,61に圧油を供給する第1・
第2シリンダ用切換弁が伸び位置となってワーククラン
プ51、ワークホルダ53がアンクランプ方向に移動し
て既設プレハブ多孔管81、新設プレハブ多孔管81を
アンクランプする。
【0052】この後に伸縮用切換弁が縮み位置となって
伸縮用シリンダ15が縮み作動し埋設管布設装置Bを上
昇し、上限まで上昇すると停止する。この後に前述のよ
うにシリンダ39が伸び作動して本体部材21が上昇し
て係合突起43が係合凹部42に係合して本体部材21
をベース部材20にロックする
【0053】この後に、移動用シリンダ72に圧油を供
給する切換弁が伸び位置となって移動用シリンダ72が
伸長して可動把持機構23が原位置に復帰して嵌合自動
運転が終了する。
【0054】次に固定把持機構22、可動把持機構23
のワーククランプ51、ワークホルダ53をクランプ・
アンクランプ動作する構造の他の例を説明する。図14
に示すように、一対のワーククランプ51、一対のワー
クホルダ53をそれぞれリンク機構100でクランプ・
アンクランプ動作する。前記リンク機構100は図1
5、図16に示すように、横フレーム50の下部にブラ
ケット101を固定し、このブラケット101に一対の
第1リンク102と、第2リンク103を揺動自在に連
結し、この第1リンク102と第2リンク103をワー
ククランプ51、ワークホルダ53にそれぞれ連結して
平行リンクとする。一対第1リンク102間にシリンダ
104を連結すると共に、同期して作動するようにリン
ク105を連結する。
【0055】このようであるから、シリンダ104を縮
み作動すれば図15、図16に実線で示すように一対の
ワーククランプ51、ワークホルダ53が離隔する方向
(アンクランプ方向)に同期して揺動し、シリンダ10
4を伸び作動すれば図15、図16に仮想線で示すよう
に一対のワーククランプ51、ワークホルダ53が接近
する方向(クランプ方向)に同期して揺動してワークを
クランプする。
【0056】したがって、固定把持機構22でクランプ
したワークと可動把持機構23でクランプしたワークは
同心状となる。
【0057】図17と図18に示すように、長手方向に
設けたワークホルダ53内にワーククランプ機能を設
け、前述の2つのリンク機構100でクランプ、アンク
ランプ方向に揺動しても良い。
【0058】また、図19と図20に示すように、ワー
ククランプ51の長手方向両端寄りにワークホルダ53
をそれぞれ一体的に設け、1つのリンク機構100でク
ランプ、アンクランプ方向に揺動しても良い。
【0059】図15、図16、図18、図20において
横フレーム50には押えプレート106が取付けてあ
り、この押えプレート106に第1リミットスイッチ8
4が取付けられる。
【0060】以上の説明ではプレハブ多孔管の布設につ
いて述べたが、他の管の布設にも適用できることは勿論
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】作業車両に埋設管布設装置を取付けた全体側面
図である。
【図2】埋設管布設装置の詳細側面図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】ワイヤ移動部分の斜視図である。
【図5】固定・可動把持機構の平面図である。
【図6】一対のワーククランプ部分の縦断面図である。
【図7】一対のラフガイド部分の縦断面図である。
【図8】一対のワークホルダ部分の縦断面図である。
【図9】図5のC−C断面図である。
【図10】ワークプッシャと可動把持機構の移動部分の
平面図である。
【図11】ラフガイドの機能説明図である。
【図12】ワークホルダの機能説明図である。
【図13】ワーククランプの機能説明図である。
【図14】固定・可動把持機構の第2の例を示す側面図
である。
【図15】ワーククランプを揺動する部分の正面図であ
る。
【図16】ワークホルダを揺動する部分の正面図であ
る。
【図17】固定・可動把持機構の第3の例を示す部分の
側面図である。
【図18】ワーククランプ・ワークホルダを揺動する部
分の正面図である。
【図19】固定・可動把持機構の第4の例を示す側面図
である。
【図20】ワーククランプ、ワークホルダを揺動する部
分の正面図である。
【符号の説明】
1…走行体 5…車体 6…第1アーム 8…第2アーム 9…揺動体 14…第3アーム 15…伸縮用シリンダ 16…テレスコピックアーム 20…ベース部材 21…本体部材 22…固定把持機構 23…可動把持機構 24…移動機構 31…旋回機構 36…ワイヤ移動用プレート 39…シリンダ 40…ワイヤ 42…係合凹部 43…係合突部 44…ロック機構 50…横フレーム 51…ワーククランプ 52…ラフガイド 53…ワークホルダ 56…第1シリンダ 57…パット 61…第2シリンダ 62…凹陥部 63…ストッパ 70…ガイド杆 71…摺動体 72…移動用シリンダ 73…ワークプッシャ 74…プッシャ用シリンダ 76…ワーク押片 77…スプリング 80…溝 81…プレハブ多孔管 82…雄部 83…雌部 100…リンク機構 101…ブラケット 102…第1リンク 103…第2リンク 104…シリンダ 105…リンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 室田 耕一 福岡県福岡市東区千早2丁目5番21号 (72)発明者 滝口 幹久 神奈川県横浜市旭区さちが丘144−1−604 (72)発明者 清水 秀一 神奈川県川崎市高津区新作6−3−39 (72)発明者 今村 晴夫 神奈川県平塚市根板間187−8

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部材(21)と、この本体部材(2
    1)に取付けた固定把持機構(22)と、前記本体部材
    (21)に移動自在に取付けた可動把持機構(23)
    と、前記可動把持機構(23)を固定把持機構(22)
    に向けて往復移動する移動機構(24)を備え、前記固
    定把持機構(22)と可動把持機構(23)を埋設管を
    同心状にクランプする形状としたことを特徴とする埋設
    管布設装置。
  2. 【請求項2】 固定把持機構(22)と可動把持機構
    (23)は、埋設管の両側外面に合致した形状の凹陥部
    (62)を有する一対のワークホルダ(53)を備えて
    いる請求項1記載の埋設管布設装置。
  3. 【請求項3】 可動把持機構(23)でクランプした新
    設埋設管を移動するワークプッシャ(73)と、このワ
    ークプッシャ(73)を移動するプッシャ用シリンダ
    (74)で移動機構(24)とした請求項1記載の埋設
    管布設装置。
  4. 【請求項4】 ベース部材(20)にワイヤ(40)を
    垂れ下げて取付け、このワイヤ(40)に本体部材(2
    1)を連結した請求項1記載の埋設管布設装置。
  5. 【請求項5】 ベース部材(20)にワイヤ(40)を
    垂れ下げて取付け、このワイヤ(40)に本体部材(2
    1)を連結し、前記ベース部材(20)にワイヤ(4
    0)を上下に移動するワイヤ移動用のシリンダ(39)
    を取付けて本体部材(21)をベース部材(20)にロ
    ック可能とした請求項4記載の埋設管布設装置。
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