JPH11339062A - 画像合成システム - Google Patents

画像合成システム

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JPH11339062A
JPH11339062A JP14339998A JP14339998A JPH11339062A JP H11339062 A JPH11339062 A JP H11339062A JP 14339998 A JP14339998 A JP 14339998A JP 14339998 A JP14339998 A JP 14339998A JP H11339062 A JPH11339062 A JP H11339062A
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JP14339998A
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Sachio Yamato
佐知男 山戸
Daisaku Yamane
大作 山根
Masaji Ishikawa
正司 石川
Koji Kashiwade
孝二 柏手
Toshiharu Mimura
俊治 三村
Kengo Toeda
賢吾 戸枝
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Japan Radio Co Ltd
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Japan Radio Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】3次元のボリュームデータをディスプレイ上に
高速描画処理することのできるハードウエア化された画
像合成システムを提供することを目的とする。 【解決手段】全ボリュームデータ32を、小立方体を構
成する8個のボリュームデータを単位とした立方体形デ
ータに区分し、当該立方体形データを単位としてメモリ
操作が可能なように蓄積したボリュームメモリ12と、
メモリ制御部20、傾斜計算部22、輝度計算部24、
合成計算部26、座標変換部28からなる画像処理装置
14と、画面表示メモリ16と、表示装置18とを備
え、ボリュームメモリ12から、小立方体を構成する8
個のボクセルを単位として当該ボリュームデータを読み
出し、傾斜計算部22にて傾斜計算を行い、輝度計算部
24で輝度を計算し、合成計算部26において、全ボリ
ュームデータ32に対して任意に設定される仮想的な視
線が通過するボクセルに沿って、合成計算を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元空間で定義
された数値データ(ボリュームデータ)をディスプレイ
画面上に可視化する上で重要な役割を担うボリュームレ
ンダリング技術に関し、更に詳細には、ディスプレイ画
面上に3次元ボリュームデータを高速描画処理すること
の可能なハードウエア化された画像合成システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】3次元空間で定義された数値データ(ボ
リュームデータ)により表される3次元の立体モデルを
ディスプレイ装置の画面上に可視化する技術は、ボリュ
ームレンダリング等と称され、例えば、医学分野におい
ては、CTスキャナやMRIなどの計測機械から得られ
た人体内の数値データ(ボリュームデータ)をディスプ
レイなどに画像表示する際に用いられる他、様々な分野
で利用されている。
【0003】3次元の立体モデルを表すボリュームデー
タは様々な方法で表現されるが、2次元平面上の図形が
2次元格子点上に配置された小正方形の画素(ピクセ
ル)の集合で表されるのと同様に、3次元格子上に配置
された小立方体(ボクセル)の集合で表現する方法が存
在する。
【0004】このボクセル表現により3次元の立体モデ
ルを表現する技術は、データ量が膨大ではあるが、デー
タ構造が簡単で、集合演算をきわめて容易に行うことが
でき、人工的、規則的な立体モデルでなく、自然界に存
在する非常に不規則な形状を表す場合に適するという特
徴がある。
【0005】また、CGによるレンダリング手法の1つ
に、レイキャスティング法ないしはレイトレーシング法
と言われる技術が知られている。このレイキャスティン
グ法では、メモリ空間上に定義された仮想3次元空間に
ボクセルにより構成される対象3次元モデルが配置さ
れ、各ボクセルには、対象3次元モデルの内部情報を表
す数値データがボリュームデータとして与えられる。レ
イキャスティング法によれば、対象3次元モデルの様々
な内部情報を目的に応じて自由に可視化することができ
るため、生体を始めとする3次元立体モデルの新たな可
視化技術(ボリュームビジュアリゼーション)として近
年注目を集めている。
【0006】このようなボリュームデータは、3次元格
子上の点(ボクセル)にフィールドデータと呼ばれるデ
ータを持つ。フィールドデータは、例えば、色値、透明
度などのデータであり、CTスキャナでは、フィールド
データとして生体内組織の密度が用いられ、この密度に
応じてボクセルに色付けして画面上にボリュームデータ
を表示(可視化)することで、データ全体の様子を理解
しやすくすることができる。
【0007】ボリュームデータの可視化方法としては、
従来、大別して2種類の方法がある。第1の方法とし
て、ボリュームデータの中で等しいデータを持つボクセ
ルを繋ぎ合わせた等値面を形成し、この等値面に対して
面や線などのプリミティブを割り当てて表示するサーフ
ェスレンダリング法がある。第2の方法として、ボリュ
ームデータをレイキャスティング法などを使用して直接
表示する方法がある。
【0008】サーフェスレンダリング法を使用する場合
は、等しいボリュームデータを結んでできる等値面(2
次元の等高線を拡張したもの)を作りあげ、この等値面
に対して面やパッチをあててサーフェスグラフィックス
でレンダリングすることで表示を行っている。すなわ
ち、この方法はスライス・バイ・スライス法とも呼ば
れ、その詳細は、次の文献(A)に開示されている。 (A)Drebin,R.A., Carpenter,L., and Hanrahan,P.,
“Volume Rendering, ”Computer Graphics, Vol.22, N
o.4, pp.65-74, 1988. レイキャスティング法を用いる場合は、表示する面(デ
ィスプレイ上の面)の視点(ピクセル)から各セルを通
るレイ(視線)を発生させ、このレイに沿ってボリュー
ムデータを積分していく方法が取られる。実際には、積
分する代わりに、レイに沿ったいくつかのサンプリング
点での値を用いた数値積分により近似計算する。
【0009】サンプリングの方法として、レイに沿って
等間隔にサンプリングしていく方法と、レイとセルとの
交点をサンプリング点として評価していく方法とがあ
る。対象とするデータは、前者では直交構造格子、後者
では非構造格子上で定義されるボリュームデータであ
る。これらの詳細については、次の文献(B)、(C)
に開示されている。 (B)Levoy, M.,“Display of Surefaces from Volume
Data,” IEEE ComputerGraphics and Applications, V
ol.8, No.3, pp.29-37, 1988. (C)Garrity, M. P., “Raytracing Irregular Volum
e Data, ” Computer Graphics, Vol.24, No.5, pp.35-
40, 1990.
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のボリュームレンダリングの手法により、高度な
表示機能を実現しようとすると、いずれの手法も莫大な
計算時間を必要とするのが現状であった。
【0011】これは、2次元サーフェスレンダリングの
場合、処理高速化のための専用プロセッサが開発され、
エンジニアリングワークステーションの主要な構成要素
として市場に提供されているのに比べ、3次元では、以
下のような理由から、高速処理の可能なハードウエア化
された装置が提供されていなかったことに起因してい
る。
【0012】すなわち、第1には、3次元空間のボリュ
ームデータを蓄積するためには、大容量メモリが必要で
あり、また、ボリュームデータをリアルタイムに演算処
理するためには、当該大容量メモリに蓄積されたデータ
を高速に読み出す必要があるが、これを容易に解決する
適切なメモリおよびメモリインタフェースがなく、ハー
ドウエア化の障害となっていたことが挙げられる。
【0013】第2には、3次元可視化を実現するために
は、3次元空間全体にわたってボリュームデータからデ
ータサンプリングする必要があり、サンプリングしたボ
リュームデータを演算する際、その計算の途中経過を蓄
積するための大容量メモリを必要とするため、ハードウ
エア化することが困難であり、従来は主としてソフトウ
エアにより実現されてきたことに起因していた。
【0014】このため、従来、3次元空間のボリューム
データを可視化する装置においては、処理時間が多く必
要となり、視点や対象物体が仮想3次元空間上で移動す
る場合に、その動きを反映した画像をリアルタイムに合
成することが困難であるという不都合が存在していた。
【0015】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、3次元のボリュームデータを
ディスプレイ上に高速描画することのできるハードウエ
ア化された画像合成システムを提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明においては、ボリ
ュームメモリから小立方体を構成する8個のボリューム
データを単位として読み出し、傾斜計算部において、中
心ボクセルのボリュームデータと、当該中心ボクセルに
隣接するボクセルのボリュームデータとに基づいて傾斜
計算を行い、順次中心ボクセルを移動させて傾斜計算を
行いつつ、次の傾斜計算に必要なボリュームデータをボ
リュームメモリから読み出し、その傾斜計算結果を順
次、合成計算部において累積するため、ボリュームデー
タの表示に必要な計算処理をソフトウエアによらず、ハ
ードウエアにより高速に処理することができる。
【0017】また、この画像合成システムにおいて、メ
モリ制御部は、ボリュームメモリに連続して格納された
複数の立方体形データの1列分を読み出し、当該読み出
された立方体形データの1列分をそのまま格納する複数
の第1レジスタと、前記立方体形データの1面を構成す
るボリュームデータの1列分を格納する複数の第2レジ
スタとを備えたものである。
【0018】更に、メモリ制御部は、複数の第1レジス
タおよび第2レジスタに格納されたボリュームデータか
ら、傾斜計算部における傾斜計算処理の中心ボクセル
と、当該中心ボクセルに隣接するボクセルのボリューム
データを選択して、傾斜計算部に供給するセレクタを備
えたものである。
【0019】従って、傾斜計算の処理の中心ボクセルが
1つ上に上がる度に、すなわち、横1列分の傾斜計算処
理を行っている間に、次の傾斜計算処理に必要になる横
1列分の立方体形データをボリュームデータ蓄積部から
読み出せばよく、スライスパラレルで傾斜計算や合成計
算を行う際、画像処理装置において途中の計算結果を保
持する必要がない。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明に係る画像合成システムに
ついて、その実施形態を挙げ、添付の図面を参照しなが
ら以下詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明に係る3次元ボリュームレ
ンダリングを実施する画像合成システムの概略構成を示
すシステム構成図である。
【0022】本実施形態の画像合成システム10は、3
次元空間上のモデルを表すボリュームデータを蓄積する
ボリュームデータ蓄積部12aと合成計算結果を蓄積す
る合成計算結果蓄積部12bとからなる高速データ転送
バスメモリで構成されるボリュームメモリ12と、メモ
リ制御部20、傾斜計算部22、輝度計算部24、合成
計算部26および座標変換部28から構成される画像処
理装置14と、画面表示メモリ16と、CRTディスプ
レイ等の表示装置18と、メモリバス30とから構成さ
れている。
【0023】ボリュームメモリ12は、例えば、Rambus
社の提唱する仕様に沿った高速データ転送が可能なバス
メモリであり、詳細は以下の文献(D)に開示されてい
る。 (D)直野典彦、“Direct Rambus 1999年のパソコン主
記憶をねらう(上)、(下)” NIKKEI ELECTRONICS, N
o.708, pp.139-152, 1998, No.710, pp.163-176,1998. このボリュームメモリ12は、ボリュームデータ蓄積部
12aに、処理対象とする3次元空間上のモデルを表す
ボリュームデータを格納するとともに、合成計算結果蓄
積部12bに、画像処理装置14における合成計算部2
6の計算の途中結果を格納する。
【0024】本実施形態において、ボリュームデータ
は、図2A、図2Bに示されるように、小立方体34を
形成する8個のボクセル0〜7を単位として、3次元空
間上に定義される全ボリュームデータ32がボリューム
データ蓄積部12aに格納され、メモリ制御部20の制
御により、画像処理装置14との間で読み出し、書き込
みが行われる。
【0025】この構成により、1度に読み出せるボリュ
ームデータ数を増やして読み出し速度を向上させるばか
りでなく、後述する傾斜計算部22において、傾斜計算
に必要なデータを少ない回数で読み出すことを可能に
し、計算に必要な前後のボリュームデータを蓄えておく
ことを不要とすることができる。
【0026】ここで、本発明における3次元空間上のモ
デルを構成するボリュームデータの一例は、医療分野に
おいて使用される超音波診断装置による計測データであ
り、超音波を生体にあて、反射波データから生体内組織
の情報を得て3次元で蓄積し、画像表示して生体内組織
の状況を様々な角度から観察するために使用される。従
って、この例におけるボリュームデータは、例えば、生
体内組織の密度であり、1個のボリュームデータ(図2
Bのボクセル0〜7の各々)は、例えば8ビットの数値
データとして表されるものである。
【0027】図3は、ボリュームメモリ12に格納され
たボリュームデータを概念的に示す図である。ボリュー
ムデータにより構成される全ての小立方体34のボクセ
ル、すなわち、各8個のボクセル0〜7のそれぞれ8ビ
ットのデータは、図3のメモリ素子13a〜13nに示
すように、画像処理装置14にメモリバス30を介して
接続されたボリュームデータ蓄積部12aに格納されて
いる。
【0028】本実施形態の画像処理装置14における計
算処理は、スライスパラレル処理によって行われる。ス
ライスパラレル処理とは、図4に示すように、全ボリュ
ームデータ32を構成する各小立方体34のボリューム
データを最前面の小立方体34から順に、1面分のデー
タを処理し、1面分の処理が終わったら、次の1面分の
データを処理するというように、矢印Aの方向に、面毎
にデータを順次処理していく方法である。この場合、メ
モリ制御部20の制御により、ボリュームデータ蓄積部
12aからボクセルデータの読み出し処理が行われる。
【0029】傾斜計算部22においては、図5に示すよ
うに、処理対象とするボクセルをmとすると、このボク
セルmを中心として、その前に位置するボクセルe、後
ろに位置するボクセルf、左に位置するボクセルa、右
に位置するボクセルb、上に位置するボクセルd、下に
位置するボクセルcのボリュームデータから、傾斜を求
める傾斜計算を行う。
【0030】この傾斜計算において、前述のスライスパ
ラレルでデータ処理を行う場合、左右のボクセルa、b
は、処理対象とするボクセルmのすぐ隣にあるが、上下
のボクセルd、cは、ボクセルmの1ビーム分(横方向
1本)前か、後ろのデータであり、前後のボクセルe、
fは、1スライス分(1面)前か、後ろのデータである
ので、もしも、ボリュームデータのメモリからの読み出
しが、1面ずつの平板なデータ列を読み出す構成である
ならば、傾斜計算部22における傾斜計算のためには、
処理対象とするボクセルmを含む面のデータの他に、前
後2面分のデータを格納しておくメモリが必要となる。
【0031】本実施形態による画像合成システム10に
おいては、ボリュームデータを小立方体34を単位とす
る8個のボクセル0〜7に区分したデータ構造とし、高
速データ転送の可能なバスメモリをボリュームメモリ1
2として用いたことにより、以下の説明から理解できる
ように、スライスパラレル処理による傾斜計算における
前後2面分のデータ格納用メモリを不要としている。
【0032】図6A、図6Bは、全ボリュームデータ3
2における小立方体S1〜S6を単位とするボリューム
データの並びを示す図である。図6Aに示す小立方体S
1〜S6のそれぞれは、図6Bに示すように、1個の小
立方体34を構成する8個のボクセル0〜7を単位と
し、奥行き方向に連続して配列されている。ボリューム
メモリ12のボリュームデータ蓄積部12aには、全ボ
リュームデータ32から、立方体形のデータ(小立方体
S1を構成するボクセル0〜7の8個を単位としたデー
タを言う)が連続して読み出せるように、図6Aの矢印
Bの視線方向に並べて蓄積されている。
【0033】すなわち、本実施形態におけるボリューム
データは、例えば、縦、横、奥行き方向にそれぞれ25
6個、計256×256×256のボリュームデータが
蓄積され、小立方体S1〜S6として示される立方体形
データ(8個のボクセル0〜7)を単位として読み出さ
れる。
【0034】図7は、画像処理装置14のメモリ制御部
20の構成を示す図であり、メモリ制御部20は、レジ
スタ70a〜70eおよびセレクタ72を有しており、
ボリュームレンダリングが開始されると、まず、ボリュ
ームメモリ12のボリュームデータ蓄積部12aから横
1列分の立方体形データが読み出され、図7のレジスタ
70a〜70eのいずれかに格納される。
【0035】ボリュームメモリ12から読み出したボリ
ュームデータをレジスタ70a〜70eのいずれに格納
するかは、レジスタ70a〜70eから傾斜計算部22
へのボリュームデータの読み出しと、ボリュームメモリ
12からレジスタ70a〜70eへの書き込みが競合し
ないよう、一般的な順序器(図示せず)を使用して制御
される。
【0036】レジスタ70a〜70eは、それぞれ、奥
行き方向に256個のボリュームデータ、すなわち、図
6Bに示されるように並べられたボリュームデータが格
納できる。そして、レジスタ70a〜70cには、ボク
セル0〜7までの立方体形データの全てである4×25
6のボリュームデータが格納でき、レジスタ70d、7
0eには、立方体形データの片側の0、2、4、6、ま
たは、1、3、5、7の2×256のボリュームデータ
が格納できる構成となっている。
【0037】なお、このレジスタ70a〜70eは、本
実施形態の場合、画像処理装置14が、後述するよう
に、複数のASICで構成され、複数同時に動作するた
め、実際の奥行きは、256/ASIC数のボリューム
データを格納するように構成されている。
【0038】立方体形データを単位としてデータが処理
されるのは、ボリュームデータが蓄積されたボリューム
メモリ12と、画像処理装置14におけるメモリ制御部
20との間であり、メモリ制御部20に読み出された段
階で、立方体形データはボリュームデータに分解され、
以降の処理は、傾斜計算における中心ボクセルmを基準
として、傾斜計算に必要な隣接ボクセルを単位として計
算処理が行われ、スライスパラレルで順次処理される。
【0039】すなわち、ボリュームメモリ12からメモ
リバス30(高速データ転送バス)を通じてボリューム
データが読み出され、レジスタ70a〜70eに格納さ
れると、メモリ制御部20は、傾斜計算部22において
必要となるボリュームデータを、図7のセレクタ72に
より選択して、当該傾斜計算部22に供給する。
【0040】この際、レジスタ70a〜70eは、セレ
クタ72により、傾斜計算の中心となる小立方体をM、
小立方体Mに対してそれぞれ隣接する上方の小立方体
U、下方の小立方体D、前方の小立方体F、後方の小立
方体Bに割当てて出力する。
【0041】図8A、図8Bは、傾斜計算において必要
となる中心の小立方体Mとそれに隣接する小立方体U、
D、F、Bの間の関係を示す図であり、図8Aは斜視
図、図8Bは正面図である。傾斜計算の中心となるボク
セルがM0の場合およびM1の場合の計算に必要な隣接
ボクセルを黒丸で示しており、R、Lは、中心の小立方
体Mのそれぞれ右側、左側に位置する小立方体を示して
いる。
【0042】傾斜計算の中心ボクセルがM0またはM1
の場合、その中心ボクセルの下方の立方体Dの隣接する
ボクセルD2、D3、前方の小立方体Fの隣接するボク
セルF4、F5、左方の小立方体Lまたは右方の小立方
体Rの隣接するボクセルR1、R0の各ボリュームデー
タが計算に必要となり、傾斜計算の中心ボクセルがM0
またはM1以外のM2〜M7の場合にも、同様に、それ
ぞれの中心ボクセルに隣接する小立方体M、U、D、
F、B内の各ボクセルが傾斜計算に必要となり、それぞ
れのレジスタ70a〜70eから傾斜計算部22に供給
される。
【0043】傾斜計算に必要なボリュームデータが、ス
ライスパラレルで処理される様子が図9A〜図9Hに模
式的に示されている。図9A〜図9Hは、図6A、図6
Bに示された小立方体S1〜S6を例に、傾斜計算の中
心ボクセルと、傾斜計算に必要となる隣接ボクセル、す
なわち、中心ボクセルに隣接する上下、左右のボクセル
を黒丸で示した正面図で、傾斜計算処理の方向を図9A
〜図9Hの順に示したものである。
【0044】傾斜計算処理の中心ボクセルは、そこを中
心とした傾斜計算が、図9A〜図9Hの紙面の奥行き方
向に対する処理が終わる毎に、1ボクセルずつ上に移動
していく。図9A〜図9Hから、傾斜計算の処理の中心
ボクセルが1つ上に上がる度に、新たに、立方体形デー
タの横1列分をボリュームデータ蓄積部12aから読み
出せば、次の傾斜計算処理ができることが容易に理解さ
れよう。すなわち、横1列分の傾斜計算処理を行ってい
る間に、次の傾斜計算処理に必要になる横1列分の立方
体形データをボリュームデータ蓄積部12aから読み出
せばよいことを示している。
【0045】傾斜計算部22により計算された結果は、
輝度計算部24において、計算結果に応じた輝度データ
が計算され、合成計算部26に供給される。レイキャス
ティング法によるボリュームレンダリングにおいては、
図10に模式的に示すように、全ボリュームデータ32
内において、視点302から発生した視線Cに沿って
(視線Cが通過する)ボクセル301の合成計算を行
う。図10において、丸印は、視線Cが通過するボクセ
ル301のみを図示してある。
【0046】合成計算処理では、視線Cが通過する各ボ
クセル301毎の輝度計算結果を1つずつ蓄積していく
処理が行われる。合成計算結果蓄積部12bには、1つ
前のボクセル301までの合成計算結果が蓄積されてお
り、視線Cの方向によって、合成計算に必要な計算結果
が読み出される。
【0047】すなわち、図11Aの斜視図に示すよう
に、全ボリュームデータ32の視点302に近い方のス
ライス面から計算が開始され、順次、奥の面が計算され
ていくが、合成計算部26における合成計算は、それま
でに通過したボクセルの累積を計算する処理である。
【0048】従って、合成計算部26において、処理中
である全ボリュームデータ32のスライス面が図11A
に示す面Sである場合、図11Bの側面図に示すよう
に、その面Sまでの累積計算結果により、次の合成計算
先を示すベクトル群Vが定まる。このように、全ボリュ
ームデータ32のある面Sについて合成計算処理を行う
ためには、1つ前の面までの累積計算結果が必要であ
る。
【0049】このため、本実施形態の合成計算部26に
おいては、全ボリュームデータ32の特定の面Sについ
ての合成計算結果は、ボリュームメモリ12の合成計算
結果蓄積部12bに格納される。この格納された合成計
算の結果は、次の面の合成計算処理において読み出さ
れ、順次累積計算が行われる。
【0050】ここで、傾斜計算部22、輝度計算部2
4、合成計算部26等からなる画像処理装置14(AS
IC)はパイプライン処理が可能な構造であり、ボリュ
ームメモリ12の処理能力は、画像処理装置14のパイ
プライン処理の能力の4倍程度ある。
【0051】このため、画像処理装置14のパイプライ
ン処理により、ボリュームデータの横1列分のボクセル
を処理している間に、ボタュームメモリ12に対し、
次のボリュームデータの横1列分の読み出し、合成計
算結果の読み出し、合成計算結果の退避書き込みの3
つの処理を割り振ることができ、ボリュームデータ蓄積
部12aと合成計算結果蓄積部12bとを外付けする構
成としても、画像処理装置14のパイプライン動作を休
みなく実行させることができる。
【0052】本実施形態のメモリ制御方法においては、
前述の傾斜計算において、図12A〜図12Dに示すよ
うに、同じボクセル301を、後面、中央前側、中央後
側、前面として4回使用することになり、画像処理装置
14内にメモリを持たないため、その都度ボリュームメ
モリ12のボリュームデータ蓄積部12aから同じデー
タを読み出す必要があるが、高速なデータ転送バスを採
用することにより、メモリサイクルを高速化することで
これを可能とし、画像処理装置14内のメモリを不要と
している。
【0053】次に、全ボリュームデータ32とボリュー
ムメモリ12および画像処理装置14(ASIC)の構
成についてその詳細を説明する。
【0054】図13は、ボリュームメモリ12および画
像処理装置14(ASIC)の接続構成を示す図であ
る。画像処理装置14を構成する各ASIC素子13a
〜13n、ASIC0〜ASIC7にはそれぞれ2つの
メモリバス30が接続され、1個のASIC当たりの処
理パイプライン数は4つで、8個のASICが同時に動
作する構成となっているため、32の並列の処理が行わ
れ、メモリバス30は16の並列で動作することとな
る。
【0055】前述したように、全ボリュームデータ32
は、縦、横、奥行き方向にそれぞれ256個、計256
×256×256のボクセルからなり、このボクセル
が、図14Aに示される32×32×32のボリューム
32aを単位とする512個(8×8×8)のデータか
ら構成され、図14Bに示す全ボリュームデータ32と
してボリュームメモリ12に蓄積される。
【0056】図13において、メモリ素子13a〜13
nの中、000〜FFFの数字は、8個のボクセルから
構成される小立方体34のボリュームデータ、すなわ
ち、立方体形データを表し、この立方体形データは、0
00〜FF1の数字で示されるように、スキューをかけ
られてボリュームメモリ12に蓄積されている。
【0057】ここで、データは、ボリューム32aの内
部においてスキューがかけられて蓄積されているが、2
56×256×256の全ボリュームデータ32を構成
しているボリューム32a群の間ではスキューはかかっ
ていない。画像処理装置14を構成する8つのASIC
0〜ASIC7は、ボリュームデータの左下から順に3
2個のボクセルを同時に読み出し処理していくため、読
み出してきたデータにはスキューがかかっているが、そ
のときの読み出しアドレスは、すべてのASICにおい
て同じとなる。
【0058】データ(Data)は、元のボリュームデ
ータの座標をx、y、zとしたとき、それぞれの下位4
ビットアドレスに対応したix 、iy 、iz の結合、D
ata=〔ix ,iy ,iz 〕で表されるとすると、あ
るデータが16本のメモリバス30のうちのどれに入る
データかは、メモリバスチャネル番号をkとすると次の
式で求められる。
【0059】k=(x+y+z)mod16(x+y+
zを16で割った余り) ボリュームレンダリングの実行時に、主軸の向きにより
16本の各メモリバス30に与えられるメモリバスチャ
ネルのアドレスは次式のようになる。
【0060】Z主軸 iz =Z,iy =Y,ix =(k
−z−y+32)mod16 Y主軸 iz =(k−x−y+32)mod16,iy
=Y,ix =X X主軸 iz =Z,iy =(k−x−z+32)mod
16,ix =X このようにして、主軸が変わっても、横方向に並んだボ
リュームデータを同時に得ることができる。主軸変更時
のボリュームデータの読み出し例を図15に示す。図1
5において、kは16本のメモリバス30のメモリバス
チャネル番号である。
【0061】以上の如くして合成計算部26により合成
計算された計算結果は、座標変換部28において座標変
換され、画面表示メモリ16に出力される。表示装置1
8は、画面表示メモリに蓄積された画像データに従っ
て、その表示部に目的とする画像を表示することができ
る。
【0062】次に、図16に示すように、全ボリューム
データ32を蓄積するボリュームメモリ12の構造を5
12×512×1024とし、8並列のASICにメモ
リバス30を2チャネルずつ接続し、各メモリバスチャ
ネルには、18Mbit のメモリ(DRAM)6個ずつ接
続して全ボリュームデータ32を蓄積する場合のアドレ
スマップの例を示すと、図17A〜図17Cの如くな
る。
【0063】図17A〜図17Cにおいて、CSはDR
AMのチップセレクト、BはDRAM内のバンクセレク
ト、Cはカラム、Rはロー、PSはASICの選択、P
はパケット内のデータ選択の各々のアドレスであり、
X、Y、Zはボリュームデータの座標系を表す。
【0064】本実施形態の場合、前述したように、立方
体形データを単位としたボリュームデータにはスキュー
がかかっていないため、図18に示すように、ボリュー
ムデータの読み出し時に、視線方向により主軸が変化す
ると、小立方体34を回転させて、画像処理装置14の
メモリ制御部20に読み出されるデータの対応を変える
処理が必要となる。
【0065】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る画像合成シ
ステムによれば、ボリュームメモリから、小立方体を構
成する8個のボクセルを単位としてボリュームデータを
読み出し、傾斜計算部において、中心ボクセルのボリュ
ームデータと、当該中心ボクセルに隣接するボクセルの
ボリュームデータとに基づいて傾斜計算を行い、順次中
心ボクセルを移動させて傾斜計算を行いつつ、次の傾斜
計算に必要なボリュームデータをボリュームメモリから
読み出し、その傾斜計算結果を順次、合成計算部におい
て累積するため、ボリュームデータの表示に必要な計算
処理をソフトウエアによらず、ハードウエアにより、高
速に処理することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る3次元ボリュームレンダリングを
実施する画像合成システムの概略構成を示すシステム構
成図である。
【図2】図2Aはボリュームデータ全体を示し、図2B
は図2Aのボリュームデータを構成する小立方体を1単
位としたボクセルの概念を示す図である。
【図3】ボリュームメモリに格納されたボリュームデー
タを示す概念図である。
【図4】スライスパラレル処理によるボリュームデータ
の処理方法を説明するための図である。
【図5】傾斜計算部におけるボリュームデータの傾斜計
算を説明するための図である。
【図6】図6Aは、ボリュームデータにおける小立方体
を単位とするボリュームデータの並びを示し、図6Bは
図6Aの小立方体のそれぞれの8個のボクセルの配列を
示す図である。
【図7】画像処理装置におけるメモリ制御部の構成を示
す図である。
【図8】傾斜計算において必要となる、中心ボクセルと
それに隣接するボクセルの間の関係を示す図であり、図
8Aは斜視図、図8Bは正面図である。
【図9】図9A〜図9Hは傾斜計算に必要なボリューム
データが、スライスパラレルで処理される様子を示す模
式図である。
【図10】レイキャスティング法による合成計算処理を
説明するための模式図である。
【図11】合成計算部における合成計算処理を説明する
ための図であり、図11Aは斜視図、図11Bは側面図
である。
【図12】傾斜計算におけるボリュームデータの読み出
しを説明するための図であり、図12Aは後面、図12
Bは中央前側、図12Cは中央後側、図12Dは前面を
示す図である。
【図13】ボリュームメモリおよび画像処理装置(AS
IC)の接続構成を示す図である。
【図14】ボリュームデータの構成を示す図であり、図
14Aは32×32×32のボリュームデータを説明す
る図、図14Bはボリュームデータの全体を示す図であ
る。
【図15】主軸変更時のボリュームデータの読み出し例
を示す図である。
【図16】ボリュームデータを蓄積する512×512
×1024からなるボリュームメモリの構造を示す図で
ある。
【図17】図17A〜図17Cは図16のメモリ構成の
場合のアドレスマップの例を示す図である。
【図18】ボリュームデータの読み出し時の説明図であ
る。
【符号の説明】
10…画像合成システム 12…ボリュー
ムメモリ 12a…ボリュームデータ蓄積部 12b…合成計
算結果蓄積部 14…画像処理装置 16…画面表示
メモリ 18…表示装置 20…メモリ制
御部 22…傾斜計算部 24…輝度計算
部 26…合成計算部 28…座標変換
部 30…メモリバス 32…全ボリュ
ームデータ 34…小立方体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柏手 孝二 東京都三鷹市下連雀5丁目1番1号 日本 無線株式会社内 (72)発明者 三村 俊治 東京都三鷹市下連雀5丁目1番1号 日本 無線株式会社内 (72)発明者 戸枝 賢吾 東京都三鷹市下連雀5丁目1番1号 日本 無線株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3次元空間上の数値データで定義される複
    数のボクセルから構成されたボリュームデータを、小立
    方体を構成する8個のボリュームデータを単位とした立
    方体形データに区分し、当該立方体形データを単位とし
    てメモリ操作が可能なように蓄積したボリュームメモリ
    と、 前記ボリュームメモリから、小立方体を構成する8個の
    ボリュームデータを単位として読み出すメモリ制御部、 前記メモリ制御部により読み出したボリュームデータか
    ら、中心ボクセルのボリュームデータと、当該中心ボク
    セルに隣接するボクセルのボリュームデータとに基づい
    て、傾斜計算を行う傾斜計算部、 前記傾斜計算部の計算結果に基づいて輝度計算を行う輝
    度計算部、 前記ボリュームデータに対して任意に設定される仮想的
    な視線が通過するボクセルに沿って、前記輝度計算部の
    計算結果に基づいて合成計算を行う合成計算部、およ
    び、 前記合成計算部の計算結果を座標変換する座標変換部、 からなる画像処理装置と、 前記ボリュームメモリと前記画像処理装置とを接続する
    メモリバスと、 前記画像処理装置から出力される画像データを格納する
    画面表示メモリと、 前記画面表示メモリに格納された画像データに基づいて
    ボリュームデータを表示する表示装置と、 から構成されることを特徴とする画像合成システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像合成システムにおい
    て、 前記メモリ制御部は、前記ボリュームメモリに連続して
    格納された複数の立方体形データの1列分を読み出し、
    当該読み出された立方体形データの1列分をそのまま格
    納する複数の第1レジスタと、前記立方体形データの1
    面を構成するボリュームデータの1列分を格納する複数
    の第2レジスタとを備えたことを特徴とする画像合成シ
    ステム。
  3. 【請求項3】請求項2記載の画像合成システムにおい
    て、 前記メモリ制御部は、前記複数の第1レジスタおよび第
    2レジスタに格納されたボリュームデータから、前記傾
    斜計算部における傾斜計算処理の中心ボクセルと、当該
    中心ボクセルに隣接するボクセルのボリュームデータを
    選択して、前記傾斜計算部に供給するセレクタを備える
    ことを特徴とする画像合成システム。
  4. 【請求項4】請求項1記載の画像合成システムにおい
    て、 前記画像処理装置は、並列動作する複数の素子から構成
    され、前記各素子は、それぞれ複数の前記メモリバスを
    介して前記ボリュームメモリを構成する複数のメモリ素
    子に接続され、前記ボリュームデータは、前記メモリバ
    スの数に応じたスキューを持って当該ボリュームメモリ
    に格納されることを特徴とする画像合成システム。
JP14339998A 1998-05-25 1998-05-25 画像合成システム Pending JPH11339062A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14339998A JPH11339062A (ja) 1998-05-25 1998-05-25 画像合成システム
US09/315,379 US6369817B1 (en) 1998-05-25 1999-05-18 Image synthesis system
CA002272985A CA2272985A1 (en) 1998-05-25 1999-05-20 Image synthesis system
EP99304010A EP0961223A3 (en) 1998-05-25 1999-05-24 Image synthesis system
KR1019990018717A KR100318044B1 (ko) 1998-05-25 1999-05-24 화상합성시스템

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ID=15337872

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016167260A (ja) * 2015-03-09 2016-09-15 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft ボリュームレンダリングに基づく3d画像フィルタリング及びリアルタイムシネマティックレンダリングの方法及び装置
US9984493B2 (en) 2015-03-09 2018-05-29 Siemens Healthcare Gmbh Method and system for volume rendering based on 3D image filtering and real-time cinematic rendering

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016167260A (ja) * 2015-03-09 2016-09-15 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft ボリュームレンダリングに基づく3d画像フィルタリング及びリアルタイムシネマティックレンダリングの方法及び装置
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