JPH11338286A - 定着部材 - Google Patents

定着部材

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JPH11338286A
JPH11338286A JP11095708A JP9570899A JPH11338286A JP H11338286 A JPH11338286 A JP H11338286A JP 11095708 A JP11095708 A JP 11095708A JP 9570899 A JP9570899 A JP 9570899A JP H11338286 A JPH11338286 A JP H11338286A
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JP
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layer
aluminum oxide
silicone rubber
fixing
fixing member
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JP11095708A
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English (en)
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Bennekom Hans Lochmann Van
ロッチマン ヴァン ベネコム ハンス
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Xerox Corp
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Xerox Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2053Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating
    • G03G15/2057Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating relating to the chemical composition of the heat element and layers thereof
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー定着に必要な高温において、優れた定
着性を有する、特に定着オイルがなくても優れたトナー
剥離を提供し、ロングドエルニップを有し膨張が低減し
た、平滑且つ適応性のある層を有する定着部材を提供す
る。 【解決手段】 基体4、その上に、シリコーンゴム及び
酸化アルミニウム等の充填剤30を含む中間層7、及び
その上に外側ポリマー層5を有する、定着部材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定着部材及びデジ
タルを含む静電写真複写装置でトナー画像を定着させる
方法に関する。定着部材はカラー画像を定着させるのに
特に有用である。より具体的には、本発明は酸化アルミ
ニウムのような金属酸化物充填剤を分散又は含有したシ
リコーンゴム層を有する定着部材を使用してトナー画像
を定着させる装置に関し、好ましい実施の形態では、シ
リコーンゴム及び酸化アルミニウム層は定着部材の中間
層である。好ましい実施の形態では、比較的少量の酸化
アルミニウムをシリコーンゴム層に使用する。特に好ま
しい実施の形態では、定着部材はシリコーンゴム/酸化
アルミニウム充填剤中間層及び外側ポリマー層を含む。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】公知の
定着部材は、白黒画像に対して提供するのと同じ品質を
カラー画像に提供しない。したがって、高画質のプリン
ト又はコピーを生成する、好ましくは加圧部材と組み合
わせた定着部材を提供するのが望ましい。特に、カラー
定着に必要な高温で優れた結果を示す定着部材を提供す
るのが望ましい。ロングドエルニップを有し膨張が低減
した、平滑且つ適応性のある層を有する定着部材を提供
するのがさらに望ましい。さらに、外面に殆ど又は全く
定着オイルを必要とせず優れた剥離を提供する定着部材
を提供するのが望ましい。さらに、完全なトナーの流れ
を提供し光沢が増大した定着部材を提供するのが望まし
い。さらに、定着部材のピンホール欠陥を低減又はなく
すことが望ましい。
【0003】
【課題を解決するための手段】実施の形態において、本
発明は定着部材に関し、該定着部材はa)基体、b)そ
の上に、シリコーンゴム及び中間層の全体積に対して約
0.05〜約5%の量の酸化アルミニウムを含む中間エラス
トマー層、及びその上にc)外側ポリマー層を含む。
【0004】本発明の実施の形態は、記録媒体上に画像
を形成する画像形成装置をさらに含み、該画像形成装置
は、静電潜像を受け取る電荷保持面、トナーを前記電荷
保持面に供給して前記静電潜像を現像し、前記電荷保持
面上に現像画像を形成する現像構成要素、現像画像を前
記帯電保持面からコピー基体へ転写する転写構成要素、
トナー画像を前記コピー基体の表面に定着させる定着部
材を含み、前記定着部材は、a)基体、b)その上に、
シリコーンゴム及び中間層の全体積に対して約0.05〜約
5%の量の酸化アルミニウムを含む中間エラストマー
層、及びその上にc)外側ポリマー層を含む。
【0005】また、実施の形態は、カラートナーを定着
させる定着装置も含み、該定着装置は加圧部材に加圧接
触する定着部材を含み、前記定着部材及び加圧部材の少
なくとも一方は、a)基体、b)その上に、シリコーン
ゴム及び中間層の全体積に対して約0.05〜約5体積%の
量の酸化アルミニウムを含む中間エラストマー層、及び
その上にc)外側ポリマー層及びd)その上に外側界面
活性剤層を含む。
【0006】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、典型的な静電
写真複写装置において、コピーされる原稿の光画像は静
電潜像の形態で感光部材上に記録され、一般にトナーと
称される検電熱可塑性樹脂粒子を塗布することによって
潜像が連続的に可視となる。具体的には、受光体10は
帯電装置12によってその表面が帯電され、電源11か
らの電圧がこの帯電装置に供給されている。次に受光体
は、光学系又は画像入力装置13、例えばレーザ及び発
光ダイオードからの光に像様に露光され、受光体上に静
電潜像を形成する。一般に、静電潜像は、現像剤ステー
ション14からの現像剤混合物に接触させられることに
よって現像される。磁気ブラシ、粉末クラウド又は他の
公知の現像法の使用によって現像を行うことができる。
【0007】トナー粒子が光導電性面に像様に付着した
後、これらのトナー粒子は加圧転写又は静電転写であり
得る転写手段15によってコピーシートに転写される。
或いは、現像画像は中間転写部材に転写され、続いてコ
ピーシートに転写されてもよい。
【0008】現像画像の転写が完了した後、コピーシー
ト16は定着ロール及び加圧ロールとして図1に示され
る定着ステーション19に前進し、ここでコピーシート
16を定着部材20と加圧部材21との間を通過させる
ことによって現像画像をコピーシート16に定着させ、
永久画像を形成する。転写に続いて、受光体10はクリ
ーニングステーション17に前進し、ここで受光体10
に残ったあらゆるトナーがブレード22(図1に示
す)、ブラシ又は他のクリーニング装置の使用によって
クリーニングされる。
【0009】図2を参照すると、適切なベース部材4上
のポリマー面5、任意の適切な金属、例えばアルミニウ
ム、陽極酸化アルミニウム、スチール、ニッケル、銅等
から製造され、シリンダーと同方向に延出し、その中空
部分に配置される適切な加熱素子6を有する中空シリン
ダー又はコアを含む定着ロール20と共に、定着ステー
ション19の実施の形態が示される。定着部材20は、
コア4と外層5との間に位置する接着性、クッション性
又は他の適切な層7を含み得る。バックアップ又は加圧
ロール21は定着ロール20と協働してニップ又は接触
アーク1を形成し、トナー画像24が定着ロール20の
エラストマー面5に接触するようにコピー紙又は他の基
体16は該ニップ又はアークを通過する。図2に示され
るように、バックアップ又は加圧ロール21の実施の形
態は、上にポリマーもしくはエラストマー面又は層3を
有する剛性スチールコア2を有するものとして示され
る。サンプ25はポリマー剥離剤26を含み、該ポリマ
ー剥離剤は室温では固体又は液体であるが、動作温度で
は流体である。加圧部材21は加熱素子(図示せず)を
含んでもよい。
【0010】ポリマー剥離剤26をポリマー又はエラス
トマー面5に塗布する図2に示される実施の形態では、
示される方向に回転可能に取り付けられる二つの剥離剤
運搬ロール27及び28が設けられて剥離剤26をポリ
マー又はエラストマー面5に運搬する。運搬ロール27
はサンプ25に部分的に浸っており、その表面上で剥離
剤をサンプから運搬ロール28に運搬する。計量ブレー
ド29を使用することによって、ポリマー剥離流体から
なる層を、サブマイクロメートル〜数マイクロメートル
の範囲の制御された厚さで、最初に運搬ロール27に塗
布し、続いてポリマー又はエラストマー5に塗布するこ
とができる。したがって、計量装置29によって、好ま
しくは約0.1〜約2マイクロメートル以上の剥離流体を
ポリマー又はエラストマー5の表面に塗布することがで
きる。
【0011】図3は、本発明の好ましい実施の形態の断
面図を示し、この図において定着ロール20は基体4、
シリコーンゴム及び分散又は含有酸化アルミニウム充填
剤30を含む中間面層7及び外側ポリマー面層5を含
む。また、図3は任意の界面活性剤8及び任意の流体剥
離剤層9も示す。
【0012】本明細書中に使用した定着部材とは、定着
ロール、ベルト、フィルム、シート等を含む定着部材、
ドナーロール、ベルト、フィルム、シート等を含むドナ
ー部材、加圧ロール、ベルト、フィルム、シート等を含
む加圧部材、及びデジタルを含む静電写真又はゼログラ
フィックマシーンの定着システムで有用な他の部材のこ
とをいう。本発明の定着部材を広範囲のマシーンに用い
てもよく、本明細書中で示した特定の実施の形態の用途
に特に制限しない。
【0013】任意の適切な基体を定着部材のために選択
してよい。定着部材の基体は、ロール、ベルト、平面、
シート、フィルム又は熱可塑性トナー画像を適切なコピ
ー基体に固定するのに使用する他の適切な形状であって
よい。それは定着部材、加圧部材又は剥離剤ドナー部材
の形態をとってよく、円筒形ロールの形態が好ましい。
典型的には、定着部材は、中空円筒形金属コア、例えば
銅、アルミニウム、ステンレススチール、又は剛性、構
造的な完全性を維持し、ポリマー材料を上に被覆したり
強固に接着したりできるように選択した幾つかのプラス
チック材料からなる。支持基体は円筒形金属ローラであ
るのが好ましい。ある実施の形態では、アルミニウム又
はスチールシリンダーであるコアを溶剤で脱脂し、研磨
洗浄剤で洗浄し、次にダウコーニング(Dow Corning)120
0のようなプライマーを噴霧、刷毛塗り、浸漬によって
下塗し、続いて周囲条件で30分間空気乾燥し、150℃で3
0分間焼く。
【0014】中間層は、適応層を形成するような厚さの
シリコーンゴムを含むのが好ましい。適切なシリコーン
ゴムとして、室温加硫(RTV)シリコーンゴム、高温加硫
(HTV)シリコーンゴム及び低温加硫(LTV)シリコーンゴム
が挙げられる。これらのゴムは公知であり、ダウコーニ
ングからシラスティック(SILASTIC:登録商標)735ブラ
ックRTV及びシラスティック(登録商標)732RTVとし
て、ならびにゼネラルエレクトリック(General Electri
c)から106 RTV Silicone Rubber及び90 RTV Silicone R
ubberとして市販されている。他の適切なシリコーン材
料として、シラン類、シロキサン類(好ましくはポリジ
メチルシロキサン類)、例えばフルオロシリコーン類、
ジメチルシリコーン類、液体シリコーンゴム、例えばビ
ニル架橋熱硬化性ゴム又はシラノール室温架橋材料等が
挙げられる。
【0015】シリコーンゴム材料は、剥離剤が存在する
場合特に定着工程中に膨張する傾向がある。カラートナ
ーを定着させる場合、白黒コピー及びプリントに要求さ
れるよりも多量のカラートナーを必要とするため、剥離
を向上させるために通常比較的多量の剥離剤を必要とす
る。したがって、シリコーンゴムはカラートナーを使用
する装置においてより膨張しやすくなる。酸化アルミニ
ウムを比較的少量添加することによって、膨張を減少さ
せ熱の伝達率を増大させる。カラートナーを定着させる
には、白黒トナーを定着するのに必要な温度(例えば、
約50〜約180℃)に比べて高温(例えば約155℃〜約180
℃)が必要とされるため、この熱伝達率の増大はカラー
トナーを定着させるのに有用な定着部材に好ましい。
【0016】したがって、中間シリコーンゴム層に分散
するか含有させるのは、中間層の全体積の約0.05〜約5
%、好ましくは約0.1〜約5%、特に好ましくは約2.2〜
約2.5%の比較的少量の酸化アルミニウムである。酸化
アルミニウム以外に、他の金属酸化物及び/又は金属水
酸化物を使用してもよい。このような金属酸化物及び/
又は金属水酸化物として、酸化錫、酸化亜鉛、水酸化カ
ルシウム、酸化マグネシウム、酸化鉛、酸化クロム、酸
化銅等、及びこれらの混合物が挙げられる。好ましい実
施の形態において、酸化金属は中間層の全体積の約10〜
約50%、好ましくは約20〜約40%、特に好ましくは約30
〜約35%の量で存在する。好ましい実施の形態では、酸
化アルミニウムに加えて酸化銅をこれらの量で使用す
る。特に好ましい実施の形態では、酸化銅は中間層全体
積の約30〜35%の量で存在し、酸化アルミニウムは約2.
2〜約2.5%の量で存在する。好ましい実施の形態では、
金属酸化物、例えば酸化アルミニウム又は酸化銅の粒子
サイズは約1〜約10ミクロン、好ましくは約3〜約5ミ
クロンである。
【0017】一般に、中間充填シリコーン層は約0.05〜
約10mm、好ましくは約0.1〜約5mm、好ましくは約
1〜約3mmの厚さを有する。より具体的には、中間充
填シリコーン層が加圧部材の上にある場合、約0.05〜約
5mm、好ましくは約0.1〜約3mm、特に好ましくは
約0.5〜約1mmの厚さを有する。定着部材の上にある
場合、中間充填シリコーン層は約1〜約10mm、好まし
くは約2〜約5mm、特に好ましくは約2.5〜約3mm
の厚さを有する。好ましい実施の形態では、加圧部材よ
りも定着部材の方が変形しやすいように、定着部材の中
間層の厚さは加圧部材の中間層の厚さよりも厚い。
【0018】本明細書中の定着部材の適切な外側定着層
の例として、ポリマー類、例えばフルオロポリマーが挙
げられる。本発明の特に有用なフルオロポリマーコーテ
ィングとして、テフロン(TEFLON:登録商標)状材料、例
えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、フッ素化エチ
レンプロピレンコポリマー(FEP)、ペルフルオロビニル
アルキルエーテルテトラフルオロエチレンコポリマー(P
FA TEFLON(登録商標))、ポリエーテルスルホン、これ
らのコポリマー及びターポリマー等が挙げられる。ま
た、米国特許第5,166,031号、第5,281,506号、第5,366,
772号、第5,370,931号、第4,257,699号、第5,017,432号
及び第5,061,965号に詳細に説明されたようなフルオロ
エラストマー類も好ましい。、ビニリデンフルオリド、
ヘキサフルオロプロピレン及びテトラフルオロエチレン
と可能なサイト硬化モノマーとのコポリマー、ターポリ
マー、及びテトラポリマーのクラスからのこれらのフル
オロエラストマー類は、ビトンA(VITON A: 登録商
標)、ビトンE(登録商標)、ビトンE60C(登録商
標)、ビトンE430(登録商標)、ビトン910(登録商
標)、ビトンGH(登録商標)、ビトンGF(登録商標)、
ビトンE45(登録商標)、及びビトンB50(登録商標)
のような種々の名称で一般に知られている。ビトン(登
録商標)の名称は、E.I. DuPont de Numours, Inc.の商
標である。他の市販されている材料として、フルオレル
(FLUOREL)2170(登録商標)、フルオレル2174(登録商
標)、フルオレル2176(登録商標)、フルオレル(登録
商標)2177(登録商標)、及びフルオレルLVS76(登録
商標)が挙げられ、フルオレル(登録商標)は3M社の
商標である。さらなる市販の材料として、アフラス(AFL
AS:登録商標)ポリ(プロピレン−テトラフルオロエチ
レン)及びフルオレルII(登録商標)(LII900)ポリ
(プロピレン−テトラフルオロエチレンビニリデンフル
オリド)が挙げられ、これら両方は3M社から入手可能
であり、さらにFOR−60KIR(登録商標)、FOR−LHF(登
録商標)、NM(登録商標)、FOR−THF(登録商標)、FO
R−TFS(登録商標)、TH(登録商標)、TN505(登録商
標)として指定されるテクノフロン(TECNOFLONS:登録
商標)も挙げられ、これらはMontedison Specialty Che
mical Companyから入手可能である。別の好ましい実施
の形態では、フルオロエラストマーは、例えばE.I. DuP
ont de Numours, Inc.から入手可能なビトンGF(登録商
標)のように、比較的低量のビニリデンフルオリドを有
する。ビトンGF(登録商標)はビニリデンフルオリド35
重量%、ヘキサフルオロプロピレン34重量%、テトラフ
ルオロレチレン29重量%、及びサイト硬化モノマー2重
量%を含む。サイト硬化モノマーは、デュポンから入手
可能な例えば、4−ブロモペルフルオロブテン−1、1,
1−ジヒドロ−4−ブロモペルフルオロブテン−1、3
−ブロモペルフルオロプロペン−1、1,1−ジヒドロ−
3−ブロモペルフルオロプロペン−1、又は任意の他の
適切な公知の市販されているサイト硬化モノマーであ
る。
【0019】外層に特に好ましいポリマーとして、強度
が高くストリッパフィンガが貫通しにくいことから、テ
フロン(登録商標)状材料、例えばポリテトラフルオロ
エチレン(PTFE)、フッ素化エチレンプロピレンコポリマ
ー(FEP)、ペルフルオロビニルアルキルエーテルテトラ
フルオロエチレンコポリマー(PFA TEFLON(登録商
標))が挙げられる。さらに、これらの好ましいポリマ
ーは、実施の形態においてオイル/フィルム制御を提供
するマイクロポロシティを制御する能力を提供する。
【0020】外側ポリマー定着層は、約2〜約25ミクロ
ン、好ましくは約5〜約15ミクロン、特に好ましくは約
7〜約14ミクロンの厚さで被覆されるのが好ましい。
【0021】官能性定着オイルを使用する実施の形態で
は、導電性充填剤を定着部材の外側定着層に分散させて
よい。好ましい充填剤は、剥離剤の任意の官能基と相互
作用することができ、熱可塑性樹脂トナーを剥離しトナ
ーが充填剤の表面材料に付着するのを防ぐ熱安定性フィ
ルムを形成する。この結合によって、剥離を促進するの
に必要なオイルの量を減少させることができる。さら
に、好ましい充填剤は、スカミング又はゲル化の問題を
生じさせずにオイルとの結合を促進する。さらに、硬化
又は外面材料の強度特性に悪影響を及ぼす良くない反応
がポリマー材料と充填剤との間に起こらないように、充
填剤は外側ポリマー材料に対して実質的に非反応性であ
るのが好ましい。
【0022】好ましい実施の形態では、導電性充填剤は
定着部材の外層にない。さらに、追加の導電性充填剤の
ないテフロン(登録商標)状材料と非官能性剥離剤を使
用するか、あるいは外側ポリマー層に定着オイルも導電
性充填剤も使用しないのが好ましい。
【0023】ポリマー材料の完全性に影響を及ぼさない
ならば、他の補助剤及び充填剤を本発明の層に取り込ん
でもよい。このような充填剤はエラストマーの配合に通
常見られるが、このような充填剤として、着色剤、強化
充填剤及び処理助剤が挙げられる。酸化マグネシウムの
ような酸化物及び水酸化カルシウムのような水酸化物は
多くのフルオロポリマーを硬化する際の使用に適してい
る。
【0024】通常の噴霧、浸漬、及びタンブル噴霧技術
を含む任意の手段によって、本発明のポリマー層を定着
部材の基体の上に被覆することができる。"Flow Coatin
g Process for Manufacture of Polymeric Printer Rol
l and Belt Components"というタイトルの1996年6月26
日に出願した米国出願番号第08/672,493号に述べたよう
なフローコーティング装置を、一連の定着ロールを流し
塗りするのに使用することもできる。定着基体に塗布す
る前に、ポリマーを、溶剤、特に環境に優しい溶剤で希
釈するのが好ましい。しかし、"METHOD OF COATING FUS
ER MEMBERS"というタイトルの米国出願番号第09/069,47
6号に述べた方法を含む別の方法を、層を被覆するのに
使用してもよい。
【0025】本発明の好ましい実施の形態では、外面に
界面活性剤を添加することによって外側ポリマー層の表
面エネルギーを低減させることができる。さらに、界面
活性剤を添加することによって、実施の形態では、実際
に欠陥に充填したり該欠陥をならしたりすることによっ
て、ピンホールの欠陥を減少させることができる。さら
に実施の形態では、界面活性剤は、均一な光沢を促進し
マイクロポロシティによるオフセットを防ぐのに役立つ
均一なオイル/フィルムを提供する。
【0026】界面活性剤の例として、アニオン、カチオ
ン、両性イオン、及び両性界面活性剤が挙げられる。カ
チオン界面活性剤、例えばアルキルアミンのようなアミ
ン化合物及びハロゲン化アンモニウムのようなアンモニ
ウム化合物が好ましい。有用な界面活性剤の特定の例と
して、アルキルスルフェート(例えば、Stepan Company
製のステパノール(STEPANOL(登録商標)SLS界面活性
剤)、アルキルトリアンモニウムハライド(例えば、VW
R Scientific Inc.製のCTAB(登録商標)界面活性剤)、
ポリオキシエチレンココアミン(例えば、PPG Industri
es製のマジーン(MAZEEN:登録商標)界面活性剤)、第1
級アルキルアミン(例えば、Akzo Chemical Co.製のア
ルメーン(ARMEEN:登録商標)界面活性剤、その他例えば
アドゲン(ADOGEN:登録商標)180-C10エーテルアミン、
アドゲン(登録商標)183-C13エーテルアミン、アロサ
ーフ(AROSURF:登録商標)MG-70A3イソデシルエーテルア
ミンアセテート、及びアロサーフ(登録商標)MG-70A
5)、ジココジメチルアンモニウムハライド(例えば、Je
tco Chemical Inc.製のジェットクアット(JET QUAT:登
録商標)界面活性剤)、ジ−イソデシルジメチルアンモ
ニウムハライド(例えば、Stpan Company製のアンモニ
ックス(AMMONYX:登録商標)K9界面活性剤)、ジアミノ
エーテルステアレート(例えば、セラシント(CERASYNT:
登録商標)303)を含むカチオン系のもの、両性界面活
性剤、例えばMclntyre Group製ココ両性酢酸ナトリウム
アドゲン(ADOGEN:登録商標)425-50%(トリメチル大豆
油第4級アンモニウムクロリド界面活性剤の50%の水溶
液)ココ両性アセテートナトリウム、Henkelから入手可
能なN−タロウベータ−イミノジプロピオン酸二ナトリ
ウムのデリファット(DERIPHAT:登録商標)154-L、Akzo
Chemicalsからの任意の両性アミン、アニオン界面活性
剤、例えばカリウムスルフェート、ベンゼンスルホネー
ト、エーテルスルホネート、ナトリウムココナッツオイ
ル脂肪モノグリセリドスルフェート及びスルホネート、
脂肪酸とオレフィンスルホネートの反応生成物が挙げら
れる。他の適切な界面活性剤として、魚オイル、例えば
Kellog Companyからのケロックス(KELLOX:登録商標)-3
-Z、アルメーン(ARMEEN:登録商標)Oからのオレイルア
ミン又はAkzo Chemie America製のデュオミーン(DUOMEE
N:登録商標)TDOとして入手可能なN-アルキル-1,3-ジア
ミノプロパンジオレートが挙げられる。
【0027】溶液の形態の定着オイルに添加し続いて単
一のコーティングとして被覆するか公知の方法によって
外層に埋め込む公知の方法によって、適切な界面活性剤
を外側ポリマー層に被覆することができる。界面活性剤
は、コーティングの全体積(コーティングの全体積と
は、オイルと界面活性剤の総体積量を意味する)の約1
〜20ミル/リットル、好ましくは約5〜10ミル/リット
ルの量でオイルに添加されるか又はコーティングの全体
積(界面活性剤のコーティングの総体積)の約1〜20ミ
ル/リットル、好ましくは約5〜約10ミル/リットルの
量でコーティングとして使用される。
【0028】ポリマー流体剥離剤をポリマー外層と組み
合わせて使用して流体剥離剤の層を形成することがで
き、これによって非反応性低表面エネルギー剥離流体を
外側剥離フィルムとして残しつつ定着部材の表面に界面
障壁ができる。適切な剥離剤は、官能性(functional)及
び非官能性(non-functional)両方の流体剥離剤を含む。
公知のポリジメチルシロキサン剥離剤を含む非官能性剥
離剤が好ましい。しかし、官能性剥離剤、例えばアミノ
官能性剥離剤、メルカプト官能性剥離剤、水素化官能性
剥離剤、その他を使用できる。適切なアミノ官能性剥離
剤の特定の例として、米国特許第5,516,361号に開示し
たT-型アミノ官能性シリコーン剥離剤、米国特許第5,53
1,813号に開示したモノアミノ官能性シリコーン剥離
剤、及び米国特許第5,512,409号に開示したアミノ官能
性シロキサン剥離剤が挙げられる。メルカプト官能性剥
離剤の例として、米国特許第4,029,827号及び第5,395,7
25号に開示したものが挙げられる。水素化官能性油の例
は、米国特許第5,401,570号にある。他の官能性剥離剤
として、米国特許第4,101,686号、第4,146,659号及び第
4,185,140号で説明したものが挙げられる。他の剥離剤
として、米国特許第4,515,884号及び第5,493,376号に説
明したものが挙げられる。しかし、本発明の定着部材構
造の非官能性剥離剤を使用するのが好ましい。
【0029】しかし、好ましい実施の形態では、本明細
書中に開示した定着部材によって剥離が増大し表面エネ
ルギーが低減したため定着剥離剤を殆ど又は全く必要と
しない。
【0030】定着部材は、白黒トナー又はカラートナー
を含む多くのトナーと組み合わせで有用である。しか
し、本明細書中の定着部材はカラートナーに特に有用で
ある。適切な公知のカラートナーの例として、米国特許
第5,620,820号、第5,719,002号及び第5,723,245号に開
示したものが挙げられる。
【0031】接着層のような他の層又は他の適切な層
は、外側ポリマー層と中間シリコーンゴム層との間又は
基体と中間シリコーンゴム層との間に組み入れられる。
【0032】本明細書中に開示した定着部材は、デジタ
ルを含むカラー複写及びプリントマシーンに特に有用で
ある。定着部材は、カラー定着において必要な高温、例
えば約150〜約180℃の高温で優れた結果を示す。定着部
材は、ロングドエルニップを有し膨張の少ない平滑な適
応性のある層を有する。さらに、本発明の定着部材の実
施の形態によるカラー現像で使用するトナーの増加に起
因するトナー剥離の向上のために通常必要とされる更な
る剥離剤を必要としない。本明細書中の定着部材は、定
着部材の構成によって完全なトナーの流れ、増大した光
沢を提供する。さらに、ピンホール欠陥が減少又はなく
なり、表面エネルギーが界面活性剤の使用により減少す
る。
【0033】
【実施例】実施例I PTFE外層を有するシリコーン及び金属酸化物中間層 シリコーン樹脂と溶剤とを混合することによって、シリ
コーンエラストマー溶液を調製した。粒子を洗浄し乾燥
した後、シリコーン樹脂の全体積の約2.2%の量の酸化
アルミニウム及び中間層の全体積の約35%の量の酸化銅
を加えた。シリコーンと充填剤の溶液を、接着剤で被覆
したアルミニウムシリンダーの表面に噴霧した。層の厚
さを約3mmと決定した。エラストマー材料を乾燥し加
熱して溶剤を除去した。
【0034】公知の成形法又はスリービング法を使用し
て、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)からなる外層を
シリコーンゴムに被覆し、約327〜約430℃の温度で加熱
した。或いは、成形又はスリービング技術によってシリ
コーンゴム層及びPTFEを同時に被覆し、焼結した。
【0035】好ましい実施の形態では、上述のシリコー
ン/金属酸化物層で被覆した定着部材を広げたPTFEシー
トに対して垂直に向け、定着部材の第1の端部をシート
に対向させて配置した。定着部材の端部をシートに対向
させたままで、定着部材に切れ目なく巻きつけるように
定着部材の第1の端部から第2の端部までをシートの残
りの部分で巻きつけた。巻きつけた定着部材を焼結し、
該焼結は熱及び圧力を印加した加熱管内で行われた。約
320〜約435℃の範囲の温度、約5〜約30PSIの圧力、好
ましくは約340〜約360℃、約10〜約15PSIで加熱を行っ
た。
【0036】外側ポリテトラフルオロエチレン層をアル
メーン(登録商標)で浸したラグで塗布することによっ
て、界面活性剤アルメーン(登録商標)(Akzo Company
から入手可能な第1級アルキルアミン界面活性剤)を外
側ポリマー表面に被覆した。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な静電写真装置を例示した図である。
【図2】本発明の実施の形態による定着システムを例示
した図である。
【図3】本発明の実施の形態の断面図である。
【符号の説明】
4 基体 5 外側ポリマー層 7 中間層 19 定着ステーション 20 定着部材 21 加圧部材 30 酸化アルミニウム充填剤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定着部材であって、a)基体、b)その
    上に、シリコーンゴム及び中間層の全体積に対して約0.
    05〜約5%の量の酸化アルミニウムを含む中間エラスト
    マー層、及びその上にc)外側ポリマー層を含む、定着
    部材。
  2. 【請求項2】 前記酸化アルミニウムは、中間層の全体
    積の約0.1〜約5%の量で存在する、請求項1記載の定
    着部材。
  3. 【請求項3】 前記中間層は、中間層の全体積の約10〜
    約50%の量の酸化銅をさらに含む、請求項1記載の定着
    部材。
JP11095708A 1998-04-29 1999-04-02 定着部材 Pending JPH11338286A (ja)

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