JPH11335189A - 環境保全型のリン酸肥料とその施肥方法 - Google Patents
環境保全型のリン酸肥料とその施肥方法Info
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- JPH11335189A JPH11335189A JP11047065A JP4706599A JPH11335189A JP H11335189 A JPH11335189 A JP H11335189A JP 11047065 A JP11047065 A JP 11047065A JP 4706599 A JP4706599 A JP 4706599A JP H11335189 A JPH11335189 A JP H11335189A
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Abstract
ン酸肥料の提供 【解決手段】ク溶性リン酸を主体とした水溶性リン酸を
含む緩効性リン酸肥料であって、ク溶性リン酸の含有量
が30重量%以上、水溶性リン酸の含有量が0.2〜5.
0重量%であり、本田移植前の育苗期に施用することを
特徴とする環境保全型のリン酸肥料
Description
を高め、施肥作業の負担を軽減すると共に、リン酸の流
失を抑制した環境保全型のリン酸肥料とその施肥方法に
関する。本発明のリン酸肥料は主に水稲の育成に有用で
ある。
に必要な最小量の化成肥料(窒素、リン酸、カリ含有)を
施して苗を成育し、この苗を予め秋施肥(主にリン酸肥
料)した本田または代掻き前に施肥した本田に移植し、
稲の生育に応じて追肥を与えていた。しかし、このよう
な施肥方法では、本田への施肥後から秋の収穫期までの
間に降雨などによって多量の肥料が流失するので肥効が
極めて低い。しかも流失した肥料が環境汚染の原因にな
る等の問題を招いていた。特に、水溶性リン酸は流失が
著しく、これが河川に流入してリン酸富化の原因を生じ
ている。
に本田に施肥する方法に代えて、本田移植前の育苗期に
施肥する方法が検討され一部で実施されている。この方
法は有機材料(ポリオレフィン系材料等)で被覆すること
により初期溶出を抑制した窒素系肥料等を用い、本田で
施肥する代わりに育苗期に上記被覆肥料を給与する方法
である。しかし、リン酸肥料については育苗期に施肥す
ることは従来行われておらず、リン酸が流失する問題は
解決されていない。また、被覆肥料は肥料成分を有機材
料で被覆するためコスト高であり、しかも溶出時期を調
整するのが難しいと云う問題がある。すなわち、育苗期
に溶出が過剰であると苗の徒長や枯死を招くので、初期
溶出を確実に抑制する必要がある反面、本田での生育期
には充分な肥料を供給するため本格的な溶出時期が本田
での成育期間に合致していることが必要である。このよ
うな条件に適する被覆材料を用いなければならずコスト
高であり、しかも溶出時期が完全に調整するのは難し
い。
リン酸肥料の上記問題を解決するものであり、育苗期に
施肥してもリン酸が実質的に流失せず、従って、施肥効
果が高く、環境汚染を招かず、しかも施肥作業の負担が
軽減される環境保全型のリン酸肥料とその施肥方法を提
供することを目的とする。
性リン酸を主体とした水溶性リン酸を含む緩効性リン酸
肥料であって、ク溶性リン酸の含有量が30重量%以
上、水溶性リン酸の含有量が0.2〜5.0重量%であ
り、本田移植前の育苗期に施用することを特徴とする環
境保全型のリン酸肥料に関するものである。
む。 (2) ク溶性リン酸の含有量が35重量%以上であっ
て、水溶性リン酸の含有量が0.2〜4.5重量%である
上記(1)に記載するリン酸肥料。 (3) ク溶性リン酸および水溶性リン酸と共にク溶性
苦土を3.0〜8.0重量%含有する上記(1)または(2)に
記載するリン酸肥料。 (4) ク溶性リン酸として、CaNaPO4、Ca5N
a2(PO4)4、α-Ca3(PO4)2、β-Ca3(PO4)2、
CaHPO4、CaHPO4・2H2O、MgHPO4の1
種または2種以上を含有する請求項1〜3の何れかに記
載するリン酸肥料。 (5)水溶性リン酸として、NaH2PO4・2H2O、N
a2HPO4・7H2O、Ca(H2PO4)2、Ca(H2P
O4)2・H2O、Mg(H2PO4)2・nH2O(nは2〜4の
整数)の1種または2種以上を含有する上記(1)〜(4)の
何れかに記載するリン酸肥料。
以下の施肥方法に関する。 (6)本田でのリン酸肥料の施用に代えて育苗期に上記
(1)のリン酸肥料を施用することを特徴とする施肥方
法。 (7)苗箱において、種籾の播種域の2倍の深さより上
側に上記リン酸肥料を施用する上記(6)に記載する施肥
方法。 (8)育苗期の上記リン酸肥料の施肥量が催芽種籾1g
当たり1.07〜1.76gである上記(6)または(7)に記
載する施肥方法。
する。(I)リン酸肥料 本発明のリン酸肥料は、水田稲作において、本田でリン
酸肥料を施すことに代え、本田移植前の育苗期に施肥さ
れるリン酸肥料であり、ク溶性リン酸成分を主体とし水
溶性リン酸成分を含み、必要に応じてク溶性苦土を含む
ものである。
aPO4、Ca5Na2(PO4)4、α-Ca3(PO4)2、β-
Ca3(PO4)2、CaHPO4、CaHPO4・2H2O、
MgHPO4などであり、本発明のリン酸肥料はこれら
を1種または2種以上を含有する。これらのク溶性リン
酸成分は、その一部がおのおの焼成リン肥や苦土重焼リ
ン肥の主成分である。ク溶性リン酸成分の含有量は30
重量%以上が適当であり、35重量%以上が好ましい。
ク溶性リン酸量がこれより少ないと長期肥効が低下す
る。
溶性のものであり、具体的な化合物としては、NaH2
PO4・2H2O、Na2HPO4・7H2O、Ca(H2P
O4)2、Ca(H2PO4)2・H2O、Mg(H2PO4)2・nH
2O(nは2〜4の整数)などであり、本発明のリン酸
肥料はこれらを1種または2種以上を含有する。水溶性
リン酸の含有量は、0.2〜5.0重量%が適当であり、
0.2〜4.5重量%が好ましい。水溶性リン酸量が5.
0重量%より多いと苗箱で根が生理障害を生じて枯死
し、茶褐色に変色する「根焼け」を引き起こす場合があ
る。一方、水溶性リン酸成分が上記範囲よりも少ないと
生育初期に必要なリン酸量が不足する。
び水溶性リン酸と共に、必要に応じてク溶性苦土を含
む。ク溶性苦土成分は主にMgHPO4、MgSO4・n
H2O、MgOなどである。ク溶性苦土の含有量は、3.
0〜8.0重量%が適当である。ク溶性苦土の量が3.0
重量%よりも少ないと、その効果が低く、また8.0重
量%を上回ると高塩基によるカリ(K)の吸収が悪影響を
受ける。
えて、育苗期に上記リン酸肥料、即ち、0.2〜5.0重
量%の水溶性リン酸と共に30重量%以上のク溶性リン
酸を含む初期溶出を抑制した緩効性リン酸肥料を施肥す
ることを特徴とする方法である。本発明の施肥方法は本
田での施肥に代えて育苗期に施肥する方法であり、従っ
て、移植後は本田にリン酸肥料を施肥する必要はない。
0.5アール(1箱)当たり140〜170g/0.5aである
ので、育苗期における上記リン酸肥料の施肥量は1アー
ル当たり0.3〜0.6kg/a(催芽種籾1g当たり1.0
7〜1.76g)が適当である。この施肥量は本田に給
与される従来のリン酸肥の約8割程度であり、従来の施
肥量よりも少ない量である。
を示した。苗箱10において、床土11に種籾12を播
き、種籾12の近傍に上記リン酸肥料13を散布し、そ
の上に覆土14を被せる。ここで、リン酸肥料13を施
す深さは、種籾12が播かれている領域の深さLに対し
て少なくとも2倍の深さMより上側が適当であり、播種
域Lと同領域が好ましい。播種域Lの範囲に施肥した状
態としては、床土表面に蒔いた種籾に対して、その直下
の床土表面付近に施肥した状態(籾下施肥)、種籾直上の
覆土に施肥した状態(籾上施肥)、あるいは床土表面の種
籾間に施肥した状態などがある。本発明のリン酸肥料は
ク溶性リン酸成分を主体とし、水溶性リン酸成分は従来
のものより大幅に少なく、リン酸成分の初期溶出が抑制
されているので以上のような種籾近傍への施肥が可能で
ある。
すなわち床土中に施肥したものは、肥料から分解した水
溶性リン酸成分がこの領域に溜まるので土壌中のリン酸
量が著しく増加して根焼け等の濃度障害を生じる虞があ
る。溶出したリン酸成分は土壌に吸着されるが、このリ
ン酸成分からカルシウムやマグネシウムなどが遊離して
土壌のpHが適正域より高くなり、葉の黄化現象などの
発育不良を招く。一般に、稲の生育等では土壌のpHは
5.5〜6.5のやや酸性域が適正であることが知られて
いるが、後述の試験例に示すように、播種域Lよりも深
く床土全体に施肥したものは床土のpHが7.3以上に
増加し、アルカリ障害による生育不良を招く場合がある
ので好ましくない。
酸の含有量が従来のリン酸肥料よりも大幅に少ない一方
でク溶性リン酸成分を格段に多く含む。この水溶性リン
酸成分は育苗期あるいは本田移植後の初期に溶出して稲
苗に吸収されるが、この水溶性リン酸の含有量は従来よ
りも少なく、リン酸成分の初期溶出が抑制されているの
で、水稲の育苗期に施肥しても肥料枯れを生じることが
なく、また接触施肥が可能である。
が、作物の根から出る酸や有機物の分解によって生じる
有機酸などにより徐々に溶出する緩効性の施肥効果を有
しており、育苗期間および本田移植後の水稲栽培の全期
間を通じて長期のリン酸供給源となる。従って、水稲栽
培の全期間を通じて適度にリン酸が供給されるので施肥
効果が高い。また、育苗期に施肥してもリン酸の流失量
が格段に少なく、環境汚染を実質的に招かない。
ン酸に頼っていたが、本発明のリン酸肥料は水溶性リン
酸の含有量が大幅に少ないにもかかわらず育苗期の成育
状態は従来のリン酸肥料と変わらず、しかも、従来のリ
ン酸肥料と同様の施肥量を苗箱に給与して生育させた本
田移植前の苗のリン酸含有量は慣行栽培の場合よりも約
2倍程度多く、従来の通念とは異なる予想外の施肥効果
を発揮する。
で、従来のリン酸の施肥量よりも少ない量で同等の成育
状態と収穫量を得ることができる。さらに、本発明のリ
ン酸肥料は育苗期に施肥するだけで良く、本田に施肥す
る必要がない。
箱分)を育成して稚苗とし、これを試験圃場(細粒グライ
土)の本田に機械移植する方法により、以下の施肥試験
区について水稲栽培試験を行った。 (1)慣行栽培区:従来の本田施肥による栽培 (2)溶成リン肥区:本田施肥に代えて溶成リン肥を苗箱
に施肥した栽培 (3)苦土重焼リン肥区:本田施肥に代え苦土重焼リン肥
を苗箱に施肥して栽培 溶成リン肥としては信越化学工業社製品(ク溶性リン酸2
0wt%)を用いた。苦土重焼リン肥としては、本発明のリ
ン酸肥料(苦土重焼リン肥区A)と、比較例として水溶性
リン酸量が多いものとを用いた(苦土重焼リン肥区B)。
苦土重焼リン肥区Aのリン酸成分はク溶性リン酸35wt
%および水溶性リン酸3.2wt%(小野田化学工業社製
品:苦土重焼リン特号)であり、苦土重焼リン肥区Bの
リン酸肥料の成分は水溶性リン酸5.3wt%である。な
お、上記栽培において、苦土重焼リン肥区と溶成リン肥
区では、苗箱の床土の上に種籾を蒔き、その種籾の上に
施肥して覆土を被せた。育苗期の苗箱におけるリン酸肥
料の施肥量、成育期の本田での施肥量を表1に示した。
また、苗箱での成育経過を表2に示し、本田での成育経
過および収穫結果を表3、表4に示した。
土重焼リン肥区A,Bでは苗箱にリン酸肥料を各々0.4
kg/a施肥し、苗を移植した本田ではリン酸肥料を施用し
ていない。一方、慣行区では苗箱には施肥せず、本田で
窒素およびカリ肥料と共にリン酸肥料0.4kg/aを施用
した。
数、一本あたりの重量は各試験区において実質的に同等
であるが、本発明の試験区では最長根の長さが短くて発
根数が多く、特に根毛数が格段に多い点に特徴がある。
また、窒素含有量は同水準であるが、リン酸含有量が飛
躍的に高い。ここで、根毛数は1本あたりの根に生じて
いる1mm以上の根毛数の平均値である。窒素およびリン
酸の含有量は根より上側の茎と葉の部分の含有率であ
り、乾燥物重量における重量%である。なお、苦土重焼
リン肥区Bは水溶性リン酸量の含有量が多いため、苗箱
で根焼けを生じ、生育不良であった。
外見上は各試験ともほぼ同等であるが、本発明の試験区
(苦土重焼リン肥区A)では窒素およびリン酸の含有量が
他の試験区よりも高く、施肥効果が優れている。しか
も、収穫された玄米中の窒素含有率は味の良否を示す基
準1.2%以下に適合しており、美味しい米を得ること
ができる。
施肥量の80wt%)とした以外は実施例1と同様にして
供試品種の水稲を栽培した。この結果を表5に示した。
同表に示すように、本実施例の苗箱および本田での成育
は、リン酸含有率を除き、実施例1の本発明試験区とほ
ぼ同等である。一方、リン酸含有率は実施例1の慣行試
験区および溶リン試験区と実質的に変わらず、従来より
も少ない施肥量で同等の施肥効果が得られている。
囲に水稲(品種:コシヒカリ)の催芽種籾300g/a(1箱0.5aの
育苗箱2箱分)を蒔き、これにリン酸肥料を施肥して育
成し、その肥効を調べた。リン酸肥料は水溶性リン酸の
含有量が0.4wt%、1.1wt%、3.0wt%の苦土重焼
リン肥3種(A,B,C)を用い、P2O5換算で0.4kg/aを施
肥した。施肥位置は籾の直上と籾の直下および床土(床
土全体に混和)とし、加温して出芽を揃えた。なお、何
れの試験区も床土には硫安(N:0.16g)と塩カリ(K2O:0.2
g)を混合した。播種後の育苗期間は約30日、育苗箱の
温度は昼25〜26℃、夜15℃である。この育苗結果
を土壌のpHおよび水溶性リン酸量と共に表6に示し
た。なお、比較基準としてリン酸肥料を施肥せずに育苗
した例(慣行区)を示した。
B,C)についても、施肥位置が籾上と籾下の各試験区にお
いては、土壌のpHが全て4.6〜6.6の適正域であ
り、葉の黄化や根枯れなどの障害を生じることがなく、
順調な生育状態を示し、慣行区を上回る乾物量を達成し
た。一方、床土全体にリン酸肥料を混和した試験区(混
和区)では、何れのリン酸肥料についても土壌pHは7.
3以上であり、土壌中の水溶性リン酸濃度も格段に高
く、葉が黄化して生育が著しく遅延する障害が発生し
た。このことから、本発明のリン酸肥料は種籾の播種域
Lの範囲(籾上、籾下)に施肥するのが好ましいことが確
認された。
びその施肥方法によれば、苗の発根数が多く根毛が著し
く発達するので、リン酸の吸収に顕著な効果を示す。従
って、本田における活着を高め、従来よりも施肥量を減
少してもリン酸吸収量が変わらず、少量のリン酸肥料で
収穫量の増収を図ることができる。また、本田にリン酸
肥料を施肥する必要がないので、リン酸の流失が少な
く、従って、環境汚染を防止することができ、さらに施
肥作業の負担を軽減することができる。さらに、本発明
のリン酸肥料は肥料成分を被覆したものではないので、
従来の被覆肥料のようなコスト高を招くことがない。し
かも、本発明のリン酸肥料は初期溶出が抑制されるの
で、直肥ないし接触施肥しても発芽障害や肥焼けを生じ
ない。
図
肥料、14−覆土、L−播種域、M−播種域Lの2倍の
深さ
Claims (8)
- 【請求項1】ク溶性リン酸を主体とした水溶性リン酸を
含む緩効性リン酸肥料であって、ク溶性リン酸の含有量
が30重量%以上、水溶性リン酸の含有量が0.2〜5.
0重量%であり、本田移植前の育苗期に施用することを
特徴とする環境保全型のリン酸肥料。 - 【請求項2】ク溶性リン酸の含有量が35重量%以上で
あって、水溶性リン酸の含有量が0.2〜4.5重量%で
ある請求項1に記載するリン酸肥料。 - 【請求項3】ク溶性リン酸および水溶性リン酸と共にク
溶性苦土を3.0〜8.0重量%含有する請求項1または
2に記載するリン酸肥料。 - 【請求項4】ク溶性リン酸として、CaNaPO4、C
a5Na2(PO4)4、α-Ca3(PO4)2、β-Ca3(P
O4)2、CaHPO4、CaHPO4・2H2O、MgHP
O4の1種または2種以上を含有する請求項1〜3の何
れかに記載するリン酸肥料。 - 【請求項5】水溶性リン酸として、NaH2PO4・2H2
O、Na2HPO4・7H2O、Ca(H2PO4)2、Ca(H
2PO4)2・H2O、Mg(H2PO4)2・nH2O(nは2〜4
の整数)の1種または2種以上を含有する請求項1〜4
の何れかに記載するリン酸肥料。 - 【請求項6】本田でのリン酸肥料の施用に代えて育苗期
に請求項1のリン酸肥料を施用することを特徴とする施
肥方法。 - 【請求項7】苗箱において、種籾の播種域の2倍の深さ
より上側に上記リン酸肥料を施用する請求項6に記載す
る施肥方法。 - 【請求項8】育苗期の上記リン酸肥料の施肥量が催芽種
籾1g当たり1.07〜1.76gである請求項6または
7に記載する施肥方法。
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JP04706599A JP3826212B2 (ja) | 1998-03-27 | 1999-02-24 | 環境保全型のリン酸肥料とその施肥方法 |
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JP8097198 | 1998-03-27 | ||
JP10-80971 | 1998-03-27 | ||
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Publication Number | Publication Date |
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JPH11335189A true JPH11335189A (ja) | 1999-12-07 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010189238A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Furuta Sangyo:Kk | リン酸肥料 |
JP2013014496A (ja) * | 2011-06-06 | 2013-01-24 | Koei Kagaku Kogyo Kk | 水稲用肥料及び水稲栽培方法 |
CN104938267A (zh) * | 2015-06-02 | 2015-09-30 | 江苏沿江地区农业科学研究所 | 氮肥减量高效施用植稻方法 |
JP2018139516A (ja) * | 2017-02-27 | 2018-09-13 | 井関農機株式会社 | 育苗方法 |
-
1999
- 1999-02-24 JP JP04706599A patent/JP3826212B2/ja not_active Expired - Fee Related
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