JPH11335126A - ガラスびん成形機 - Google Patents

ガラスびん成形機

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JPH11335126A
JPH11335126A JP15831398A JP15831398A JPH11335126A JP H11335126 A JPH11335126 A JP H11335126A JP 15831398 A JP15831398 A JP 15831398A JP 15831398 A JP15831398 A JP 15831398A JP H11335126 A JPH11335126 A JP H11335126A
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Japan
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glass bottle
plate box
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bottle
partition plate
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JP15831398A
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Hideo Hirano
秀雄 平野
Sueji Sato
末治 佐藤
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Toyo Glass Co Ltd
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Toyo Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仕上げ型からデッドプレートボックス側に冷
却風が流入しないようにしたガラスびん成形機を提供す
る。 【解決手段】 仕上げ型２３で成形されたガラスびん２
５をテークアウトメカニズムでデッドプレートボックス
２９上に移載すると共に、仕上げ型２３とデッドプレー
トボックス２９との間に、仕上げ型２３での冷却風がデ
ッドプレートボックス２９側に流入しないように仕切板
３７を備えたものである。この仕切板３７は通常の製び
ん動作時に上昇して、テークアウトメカニズムでガラス
びん２５をデッドプレートボックス２９上に移載する
時、このガラスびん２５のびん底２５ｂの描く軌跡Ａよ
りも下方に降下するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はガラスびん成形機に
係り、特に仕上げ型とデッドプレートボックスとの間に
冷却風の仕切板を備えたガラスびん成形機に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、プレスアンドブロー方式により
ガラスびんを成形する場合には、粗型でパリソンを成形
した後にブロー（圧縮空気の吹き込み）で仕上げ型成形
するのが一般的である。この場合、仕上げ型で成形され
たガラスびんは、テークアウトメカニズムを介してデッ
ドプレートボックス側に移載されるが、この仕上げ型と
デッドプレートボックスとの間には、仕上げ型での冷却
風がデッドプレートボックス側に流入しないように仕切
板が設けられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、テークアウトメカニズムでガラスびんをデッ
ドプレートボックス側に移載する時、このガラスびんの
びん底の描く軌跡よりも前記仕切板を下方に位置させな
くてはならない。
【０００４】従って、この仕切板の位置が低くなり過ぎ
るので、この仕切板の上方を抜けて仕上げ型での冷却風
がデッドプレートボックス側に流入し、この冷却風がデ
ッドプレートボックス側に移載された赤熱軟化状態のガ
ラスびんに当たり、ガラスびんに胴へこみ等の欠点が発
生するという問題がある。
【０００５】これを解消するために、従来、製造される
ガラスびんのびん長に応じて、高さの異なる仕切板を付
け換えているが、製造されるガラスびんの種類が頻繁に
交換される場合には、この付け換え作業が極めて困難に
なる。
【０００６】そこで、本発明の目的は、上述した従来技
術が有する課題を解消し、高さの異なる仕切板を付け換
えることなく、仕上げ型からデッドプレートボックス側
に冷却風を流入させないようにしたガラスびん成形機を
提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１に記載の発明は、仕上げ型で成形されたガ
ラスびんをテークアウトメカニズムでデッドプレートボ
ックス側に移載すると共に、仕上げ型とデッドプレート
ボックスとの間に、仕上げ型での冷却風がデッドプレー
トボックス側に流入しないように仕切板を備えたガラス
びん成形機において、前記仕切板は通常の製びん動作時
に上昇して、前記テークアウトメカニズムでガラスびん
をデッドプレートボックス側に移載する時、このガラス
びんのびん底の描く軌跡よりも下方に降下することを特
徴とするものである。
【０００８】この発明によれば、仕切板は通常の製びん
動作時に上昇するので、仕上げ型からデッドプレートボ
ックス側に流入する冷却風の風量が抑制され、しかも、
テークアウトメカニズムでガラスびんをデッドプレート
ボックス側に移載する時には、仕切板が、ガラスびんの
びん底の描く軌跡よりも下方に降下するので、この仕切
板と移載されるガラスびんのびん底とが干渉することが
ない。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。
【００１０】図１はガラスびん成形機を示している。こ
のガラスびん成形機はゴブ供給装置１から供給され、シ
ャー３で切断されたゴブ（ガラス塊）Ｇを下方に導くた
めのアッパーファンネル５、ゴブデフレクタ７、ロアー
ファンネル９、スクープ１１、トロー１３、デフレクタ
１５等を備えている。このデフレクタ１５の下方には粗
型１７が配置され、この粗型１７に導かれるゴブＧが、
プランジャによってプレスされてパリソンＰが成形され
る。
【００１１】この粗型１７で成形されたパリソンＰは、
その口部が口型１９に掴まれ、この口型１９毎、インバ
ートメカニズム２１により図中時計方向に回動され、仕
上げ型２３にインバートされる。この仕上げ型２３で
は、ブロー成形によってガラスびん２５が成形され、こ
のガラスびん２５はテークアウトメカニズム２７を介し
て揺動・搬送され、冷却用のデッドプレートボックス２
９上に移載される。そして、このデッドプレートボック
ス２９上から押し出され、コンベア３１上に移載され、
このコンベア３１を通じて徐冷炉（図示せず）に送り出
される。
【００１２】図２は、テークアウトメカニズム２７を示
している。このテークアウトメカニズム２７は約１８０
度回動可能なアーム３３を備え、このアーム３３には複
数のガラスびん２５を同時に把持可能にトング３５が取
り付けられている。
【００１３】このテークアウトメカニズム２７は、仕上
げ型２３で成形されたガラスびん２５の口部２５ａをト
ング３５で把持して、デッドプレートボックス２９上に
移載するものであり、この移載は吊り上げ揺動式によっ
て行われる。この場合、ガラスびん２５のびん底２５ｂ
の軌跡Ａは半円弧を描いている。
【００１４】図３は、仕上げ型２３とデッドプレートボ
ックス２９とを示す平面図、図４は、同じく側面図であ
る。仕上げ型２３からガラスびん２５が取り出される場
合には、図３に示すように、仕上げ型２３が半割りで開
かれる。
【００１５】この実施形態によれば、図４に示すよう
に、仕上げ型２３とデッドプレートボックス２９との間
に仕切板３７が設けられ、この仕切板３７はエアーシリ
ンダ３９のシリンダロッド３９ａの先端に連結されてい
る。
【００１６】そして、仕切板３７は通常の製びん動作時
（後述する）に点線で示す位置まで上昇し、テークアウ
トメカニズム２７でガラスびん２５をデッドプレートボ
ックス２９上に移載する時、ガラスびん２５のびん底２
５ｂの描く軌跡Ａよりも下方に位置するように、実線で
示す位置まで下げられる。
【００１７】図５は、フローチャートである。このフロ
ーチャートに従うと、テークアウトメカニズム２７を介
してガラスびん２５をデッドプレートボックス２９上に
移載する場合、まず、仕上げ型２３の冷却が停止され
（Ｓ１）、仕上げ型２３が開かれ（Ｓ２）、仕切板３７
が下げられる（Ｓ３）。
【００１８】ついで、アーム３３が回動され、トング３
５が仕上げ型２３上に移動する（Ｓ４）。そして、トン
グ３５でガラスびん２５の口部２５ａが把持され（Ｓ
５）、アーム３３が回動され、デッドプレートボックス
２９上への移動が開始される（Ｓ６）。この間、仕切板
３７は下がったまゝである。
【００１９】ついで、仕切板３７が上昇し（Ｓ７）、次
のパリソンＰが仕上げ型２３にインバートされる（Ｓ
８）。そして、仕上げ型２３が閉じて（Ｓ９）、仕上げ
型２３の冷却が開始される（Ｓ１０）。この仕上げ型２
３の冷却が行われている間において、仕切板３７は上昇
したまゝである。
【００２０】従って、仕上げ型２３での冷却風は仕切板
３７で遮られるので、デッドプレートボックス２９側に
流入することがなくなり、この冷却風がデッドプレート
ボックス２９上に移載された赤熱軟化状態のガラスびん
２５に当たることがなくなり、ガラスびん２５の胴へこ
み等の欠点の発生が抑制される。しかも、テークアウト
メカニズム２７でガラスびん２５をデッドプレートボッ
クス２９上に移載する時には、仕切板３７が、ガラスび
ん２５のびん底２５ｂの描く軌跡Ａよりも下方に降下す
るので、この仕切板３７と移載されるガラスびん２５の
びん底２５ａとが干渉するようなことはない。
【００２１】以上、一実施の形態に基づいて本発明を説
明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるもの
ではない。例えば、仕切板３７はエアーシリンダ３９で
昇降するものに限定されず、ほかの手段によって昇降し
てもよい。また、図５に示すフロ−チャートは一例であ
って、これに限定されるものではない。所定のタイミン
グで仕切板３７を下げさえすればよい。
【００２２】
【発明の効果】この発明によれば、仕切板は通常の製び
ん動作時に上昇するので、仕上げ型からデッドプレート
ボックス側に流入する冷却風の風量が抑制され、従っ
て、この冷却風がデッドプレートボックス側に移載され
た赤熱軟化状態のガラスびんに当たることがなく、ガラ
スびんの胴へこみ等の欠点の発生が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図１】ガラスびん成形機の一実施形態を示す図であ
る。
【図２】ガラスびん成形機のテークアウトメカニズムの
一実施形態を示す図である。
【図３】仕上げ型とデッドプレートボックスとを示す平
面図である。
【図４】同じく側面図である。
【図５】一実施形態によるフロ−チャートである。
【符号の説明】
１７ 粗型 １９ 口型 ２１ インバートメカニズム ２３ 仕上げ型 ２５ ガラスびん ２７ テークアウトメカニズム ２９ デッドプレートボックス ３３ アーム ３５ トング ３７ 仕切板 ３９ エアーシリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 仕上げ型で成形されたガラスびんをテー
    クアウトメカニズムでデッドプレートボックス側に移載
    すると共に、仕上げ型とデッドプレートボックスとの間
    に、仕上げ型での冷却風がデッドプレートボックス側に
    流入しないように仕切板を備えたガラスびん成形機にお
    いて、 前記仕切板は通常の製びん動作時に上昇して、前記テー
    クアウトメカニズムでガラスびんをデッドプレートボッ
    クス側に移載する時、このガラスびんのびん底の描く軌
    跡よりも下方に降下することを特徴とするガラスびん成
    形機。
JP15831398A 1998-05-22 1998-05-22 ガラスびん成形機 Expired - Lifetime JP3479934B2 (ja)

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