JPH11333335A - 塗料が封入されたエアゾール容器の遠隔噴霧操作具 - Google Patents

塗料が封入されたエアゾール容器の遠隔噴霧操作具

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JPH11333335A
JPH11333335A JP10156865A JP15686598A JPH11333335A JP H11333335 A JPH11333335 A JP H11333335A JP 10156865 A JP10156865 A JP 10156865A JP 15686598 A JP15686598 A JP 15686598A JP H11333335 A JPH11333335 A JP H11333335A
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JP
Japan
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aerosol container
paint
head
lever
main body
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Withdrawn
Application number
JP10156865A
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English (en)
Inventor
Haruhisa Kobayashi
晴久 小林
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NST Nihon Teppan Co Ltd
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Nihon Teppan Co Ltd
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Publication of JPH11333335A publication Critical patent/JPH11333335A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
    • B65D83/16Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant characterised by the actuating means
    • B65D83/20Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant characterised by the actuating means operated by manual action, e.g. button-type actuator or actuator caps
    • B65D83/201Lever-operated actuators
    • B65D83/202Lever-operated actuators combined with a hand grip
    • B65D83/203Lever-operated actuators combined with a hand grip comprising an extension rod located between the aerosol container and the hand grip

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
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  • Nozzles (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 母屋材上に溶接固定されたタイトフレームの
溶接箇所のような足元の所望の位置に塗料を塗布する作
業を、作業者が屈むことなく安全に且つ容易に行うこと
ができる塗料が封入されたエアゾール容器の遠隔噴霧操
作具を提供する。 【解決手段】 所定長さを有する胴部1aの先端部に塗料
が封入されたエアゾール容器6を保持せしめるエアゾー
ル容器保持部1bが設けられていると共に該胴部1aの後端
部に把手部1cが設けられている本体1と、該本体1のエ
アゾール容器保持部1b近傍に枢着されており該エアゾー
ル容器保持部1bに保持されたエアゾール容器6のヘッド
6aと係合し該ヘッド6aを押圧せしめるヘッド押圧部2aを
設けられた押圧レバー2と、前記本体1の後端部に揺動
自在に枢着されている操作レバー3と、前記押圧レバー
2と操作レバー3とを連動自在に連結せしめる作動桿4
とを備えた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、母屋材に溶接固定
されたタイトフレームの溶接箇所に塗料を塗布する作業
のような足場が悪い高所等で足元の所望の位置に塗料を
塗布する際に、作業者が屈むこと無く且つ塗料を塗布す
る位置から離れた位置で塗料が封入されたエアゾール容
器を遠隔操作して塗料を噴霧させることができて、安全
に且つ作業者の負担を軽減することのできる塗料が封入
されたエアゾール容器の遠隔噴霧操作具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】工場等の屋根を葺く方法として、金属製
の母屋材にタイトフレームを溶接固定し、このタイトフ
レームに屋根材を固定する方法が広く行われている。
【0003】このような工場等の屋根を葺く方法を実施
する際の母屋材に固定されたタイトフレームに屋根材を
固定する作業は、タイトフレームを母屋材に溶接固定す
る作業者とタイトフレームに屋根材を固定する作業者と
が異なるので、通常タイトフレームを母屋材に溶接固定
してから日を改めて行われている。
【0004】一般にタイトフレームは亜鉛メッキされた
鋼板で構成されているので、金属製の母屋材に溶接固定
されたタイトフレームの溶接箇所は、溶接によってその
亜鉛メッキ層が破壊されているために溶接直後から錆が
発生し易く、更に前記した如く通常屋根材はタイトフレ
ームを母屋材に溶接固定してから日を改めて固定される
ので、タイトフレームが外気に曝される時間が長く気象
条件によっては露が付く場合や更には雨が当る場合もあ
るから錆が発生し易い環境下に長時間曝されるのであ
る。従って、タイトフレームの溶接箇所の錆の発生を防
止するために、タイトフレームを溶接固定した後に直ち
にこの溶接箇所に防錆塗料を塗布する作業を行ってい
た。
【0005】この防錆塗料を塗布する作業は、一般に防
錆塗料と刷毛とを別途準備して刷毛に防錆塗料を付けな
がら塗布することによって行われていたが、作業者は防
錆塗料を入れた容器と刷毛とを持って母屋材上で屈んだ
姿勢で長時間塗布作業を行わなければならず、しかも塗
布面が入り組んだ複雑な凹凸面である場合にはこの作業
は更に手間と時間とを要するために作業者の負担が非常
に大きいという問題点があった。
【0006】そこで、本発明者は塗料が封入されたエア
ゾール容器を使用すれば、防錆塗料を入れた容器と刷毛
という二つを一つの塗料が封入されたエアゾール容器に
代えることができて、作業者は一方の手が空いた状態と
なるので安全性の面で好ましく且つ予め防錆塗料が封入
されたエアゾール容器のヘッドを押すだけで容器内の防
錆塗料を噴霧することができて簡単且つ短時間に塗布作
業を行うことができると考えたが、この防錆塗料が封入
されたエアゾール容器を使用して防錆塗料を塗布する作
業も、作業者は防錆塗料が封入されたエアゾール容器を
手に持ってそのエアゾール容器のヘッドを塗布すべきタ
イトフレームの溶接箇所に近付けて防錆塗料を噴霧し塗
布しなければならないために母屋材上で屈んだ姿勢で作
業を行わなければならないという欠点は解消できなかっ
た。
【0007】特に、前記タイトフレームを溶接固定され
る母屋材としては通常その幅が150〜200mmのものが使用
されており、しかもタイトフレームは高所に固定されて
いるので、屈んだ不安定な姿勢で行う防錆塗料が封入さ
れたエアゾール容器による防錆塗料の塗布作業は非常に
危険であるばかりでなく、塗料を溶かしている溶媒を作
業者が吸い込むと健康上の問題もあるため作業者はエア
ゾール容器のヘッドからできるだけ離れた位置に顔を位
置せしめる必要があることから、作業者にかかる負担が
大きく作業効率が低下するという欠点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術の欠点を解消し、母屋材に溶接固定されたタイトフレ
ームの溶接箇所に塗料を塗布する作業のような足場が悪
い高所等で足元の所望の位置に塗料をエアゾール容器か
ら塗布する際に、作業者が屈むことなく安全に且つ塗料
を吹き付ける位置から離れた位置で容易に行うことがで
きる塗料が封入されたエアゾール容器の遠隔噴霧操作具
を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、鋭意検討し
た結果、所定長さを有する胴部の先端部に塗料が封入さ
れたエアゾール容器を保持せしめるエアゾール容器保持
部が設けられていると共に該胴部の後端部に把手部が設
けられている本体と、該本体のエアゾール容器保持部近
傍に枢着されており該エアゾール容器保持部に保持され
たエアゾール容器のヘッドと係合し該ヘッドを押圧せし
めるヘッド押圧部を設けられた押圧レバーと、前記本体
の後端部に揺動自在に枢着されている操作レバーと、前
記押圧レバーと該操作レバーとを連動自在に連結せしめ
る作動桿とを備えていれば、前記課題を解決することが
できることを究明して本発明を完成したのである。
【0010】そして、押圧レバーのヘッド押圧部がエア
ゾール容器のヘッドから離れる方向へ常時ばね力を付勢
せしめるばねが配備されていると、操作レバーを操作す
るときにのみエアゾール容器のヘッドを確実に押圧する
ことができ、また本体の胴部が筒状を成しており該胴部
内に作動桿が挿通されていると、作動桿が筒状の本体の
胴部により保護され作動桿で器物を引っ掛けることも無
く耐久性及び安全性に優れており、またエアゾール容器
保持部が胴部に着脱自在に固定されていると、エアゾー
ル容器保持部を胴部とは別体として製造できるので安価
に且つ簡単に構成することができると共に可動部分の多
いエアゾール容器保持部の各構成部材を容易に交換する
ことができることも究明して本発明を完成したのであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明に係る塗
料が封入されたエアゾール容器の遠隔噴霧操作具につい
て詳細に説明する。図1は本発明に係る塗料が封入され
たエアゾール容器の遠隔噴霧操作具の1実施例の構造を
示す正面説明図、図2は本発明に係る塗料が封入された
エアゾール容器の遠隔噴霧操作具の他の実施例の構造を
示す正面説明図である。
【0012】図面中、1は所定長さを有する胴部1aの先
端部に塗料が封入されたエアゾール容器6を保持せしめ
るエアゾール容器保持部1bが設けられていると共にこの
胴部1aの後端部に把手部1cが設けられている本体であ
り、前記所定の長さとは作業者が立った状態で把手部1c
を持ったときにエアゾール容器保持部1bに保持されたエ
アゾール容器6のヘッド6aを足元の塗料を吹き付ける位
置近傍に位置せしめることのできる長さである。
【0013】前記エアゾール容器保持部1bとしては、下
端が閉塞されている筒状体より構成されている態様や塗
料が封入されたエアゾール容器6の胴部6bを挾持する帯
状体より構成されている態様等種々の態様を採用するこ
とができ、例えば図示した実施例の如くそれぞれ略半円
状に湾曲せしめられている2つの帯状体1ba,1bbの一方
の端縁同士が蝶番1bdにより枢着されており、また他方
の端縁に締め金1bcが設けられていて、エアゾール容器
6の胴部6bを両帯状体1ba,1bbで挾持して締め金1bcで
締め付けることによりエアゾール容器6を保持せしめる
構成であると、長さの異なる種々の塗料が封入されたエ
アゾール容器6に対応することができて好ましい。
【0014】また、このエアゾール容器保持部1bは、図
1に示す如く塗料が封入されたエアゾール容器6の中心
線を本体1の長手方向に対して直角な方向に保持せしめ
る構成や、図2に示す如く塗料が封入されたエアゾール
容器6の中心線を本体1の長手方向と平行に保持せしめ
る構成等、塗料を塗布する場所に応じて作業し易い状態
にエアゾール容器6を保持することができるように構成
されていることが好ましい。
【0015】2は本体1のエアゾール容器保持部1b近傍
に枢着されておりこのエアゾール容器保持部1bに保持さ
れた塗料が封入されたエアゾール容器6のヘッド6aと係
合してヘッド6aを押圧せしめるヘッド押圧部2aを設けら
れた押圧レバーである。
【0016】3は本体1の後端部に揺動自在に枢着され
ている操作レバー3であり、図示した実施例では本体1
の胴部1aに取り付けられている把手部1cに揺動自在に枢
着されている。
【0017】4は前記押圧レバー2と操作レバー3とを
連動自在に連結せしめている作動桿であり、剛体とみな
せる棒材やワイヤを使用することができ、押圧レバー2
及び操作レバー3のそれぞれ本体1に枢着されている位
置から所定距離だけ離れた位置に係合されていて、操作
レバー3を揺動させたときにその変位量に対応して押圧
レバー2を連動せしめるものである。
【0018】5は押圧レバー2のヘッド押圧部2aがエア
ゾール容器6のヘッド6aから離れる方向へこの押圧レバ
ー2に常時ばね力を付勢せしめるために配備されている
ことが好ましいばねであり、図示した実施例の如く押圧
レバー2と操作レバー3とが剛体とみなせる棒材より成
る作動桿4により連動自在に連結されている場合には、
一端が操作レバー3にまた他端が本体1の把手部1cに係
合されている状態に操作レバー3が枢着されている位置
に配備されているねじりばねとしたり、一端が押圧レバ
ー2にまた他端が本体1に係合されている状態に押圧レ
バー2が枢着されている位置に配備されているねじりば
ねとしたりすることによって押圧レバー2に前記方向へ
常時ばね力を付勢せしめることができ、また図示しない
が作動桿4がワイヤである場合には操作レバー3の変位
量が引張り力により押圧レバー2に伝えられるので、前
記した後者の態様、即ち一端が押圧レバー2にまた他端
が本体1に係合されている状態に押圧レバー2が枢着さ
れている位置に配備されているねじりばねとすることに
よって押圧レバー2に前記方向へ常時ばね力を付勢せし
めることができる。
【0019】このばね5が配備されていると、付勢され
ているばね5のばね力に抗して操作レバー3を操作して
作動桿4を介して押圧レバー2のヘッド押圧部2aがエア
ゾール容器6のヘッド6aに近付く方向に押圧されている
ときはエアゾール容器6のヘッド6aが押圧されて塗料が
噴霧されるのであるが、操作レバー3を放すと付勢され
ているばね5のばね力により押圧レバー2のヘッド押圧
部2aがエアゾール容器6のヘッド6aから離れる方向に移
動して自動的にエアゾール容器6からの塗料の噴霧が直
ちに停止するのである。
【0020】そして、このような構成の本発明に係る塗
料が封入されたエアゾール容器の遠隔噴霧操作具におい
て、本体1の胴部1aが筒状を成しておりこの胴部1a内に
作動桿4が挿通されていると、作動桿4が外面に露出し
ないので、作動桿4が保護され作動桿4で器物を引っ掛
けることも無く耐久性及び安全性に優れているだけでな
く作動桿4に他の物体、例えば作業者のズボン等が引っ
掛かって塗布すべき位置以外で塗料を噴霧することを防
止することができて好ましく、またエアゾール容器保持
部1bが胴部1aに着脱自在に固定されていると、図示した
実施例の如くエアゾール容器保持部1bが蝶番1bdで開閉
される2つの帯状体1ba,1bb及びこの2つの帯状体1b
a,1bbを締め付ける締め金1bcの如き可動部分を有して
いるために損傷し易い各構成部材を容易に交換すること
ができると共にエアゾール容器保持部1bを胴部1aとは別
体として製造できるので安価に且つ簡単に構成すること
ができて好ましい。
【0021】このような構成の本発明に係る塗料が封入
されたエアゾール容器の遠隔噴霧操作具を使用して、足
元の塗料を塗布すべき位置にエアゾール容器6より塗料
を噴霧するには、先ず本体1のエアゾール容器保持部1b
に塗料が封入されたエアゾール容器6を保持せしめるの
であり、図示した実施例の場合にはエアゾール容器6の
ヘッド6aを押圧レバー2のヘッド押圧部2aに係合させ、
エアゾール容器6の胴部6bを本体1の先端に固定されて
いる半円状に湾曲された帯状体1baの内面に当接させる
と共にこの帯状体1baの一端縁に蝶番1bdで枢着されてい
るもう一方の帯状体1bbとで挾持し締め金1bcにより締め
付けることによってエアゾール容器保持部1bにエアゾー
ル容器6を保持せしめる。
【0022】次いで、本体1の把手部1cを持ってエアゾ
ール容器6のヘッド6aを塗料を吹き付ける部位、例えば
母屋材に溶接固定されたタイトフレームの溶接部位に向
ける。この際、本体1の胴部1aは所定の長さを有してい
るので、作業者が屈むこと無く立った状態でエアゾール
容器6のヘッド6aを塗料の吹き付け部位に近付けること
ができる。
【0023】しかる後、本体1の把手部1cと操作レバー
3を握って操作レバー3を把手部1cに近付く方向に操作
させると、作動桿4を介して押圧レバー2のヘッド押圧
部2aが連動せしめられてエアゾール容器6のヘッド6aが
押圧されてエアゾール容器6内の塗料が噴霧されるので
ある。
【0024】
【発明の効果】以上に詳述した如く、本発明に係る塗料
が封入されたエアゾール容器の遠隔噴霧操作具は、所定
長さを有する胴部の先端部に塗料が封入されたエアゾー
ル容器を保持せしめるエアゾール容器保持部が設けられ
ていると共に該胴部の後端部に把手部が設けられている
本体と、該エアゾール容器保持部近傍に枢着されており
該エアゾール容器保持部に保持されたエアゾール容器の
ヘッドと係合し該ヘッドを押圧せしめるヘッド押圧部を
設けられた押圧レバーと、前記本体の後端部に揺動自在
に枢着されている操作レバーと、前記押圧レバーと該操
作レバーとを連動自在に連結せしめる作動桿とを備えて
いるので、作業者が屈むこと無く足元の所望の位置に容
易にエアゾール容器内の塗料を噴霧することができ、塗
料を塗布すべき部位が例えば足場が狭く且つ高所に位置
する母屋材に溶接固定されたタイトフレームの溶接箇所
のような場合であっても作業者は立ったままのバランス
を崩しにくい姿勢で片手のみの操作で作業を行うことが
できるので安全性に優れており、更に作業者は屈んだ不
自然な姿勢を強要されないために作業者にかかる負担が
軽減され作業効率が向上する。
【0025】また、押圧レバーのヘッド押圧部がエアゾ
ール容器のヘッドから離れる方向へ常時ばね力を付勢せ
しめるばねが配備されていると、操作レバーを放したと
きに付勢されているばねのばね力により押圧レバーのヘ
ッド押圧部がエアゾール容器のヘッドから離れる方向に
自動的に移動してエアゾール容器からの塗料の噴霧が直
ちに停止すると共に、操作レバーの揺動に対して応答性
良くエアゾール容器を操作することができる。
【0026】そして、本体の胴部が筒状を成しており、
この胴部内に作動桿が挿通されていると、作動桿が外面
に露出しないから作動桿が保護されるだけでなく、作動
桿に作業者のズボン等の他の物体が引っ掛かって塗布す
べき位置以外で塗料を噴霧することを防止することがで
きる。
【0027】更に、本体のエアゾール容器保持部が胴部
に着脱自在に取り付けられていると、可動部分を有して
いるために損傷し易い各構成部材を容易に交換すること
ができると共にエアゾール容器保持部を胴部とは別体と
して製造できるので安価に且つ簡単に構成することがで
きる。
【0028】このように種々の効果を奏する本発明に係
る塗料が封入されたエアゾール容器の遠隔噴霧操作具
は、その工業的価値の非常に大きなものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る塗料が封入されたエアゾール容器
の遠隔噴霧操作具の1実施例の構造を示す正面説明図で
ある。
【図2】本発明に係る塗料が封入されたエアゾール容器
の遠隔噴霧操作具の他の実施例の構造を示す正面説明図
である。
【符号の説明】
1 本体 1a 胴部 1b エアゾール容器保持部 1ba 帯状体 1bb 帯状体 1bc 締め金 1bd 蝶番 1c 把手部 2 押圧レバー 2a ヘッド押圧部 3 操作レバー 4 作動桿 5 ばね 6 塗料が封入されたエアゾール容器 6a ヘッド 6b 胴部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定長さを有する胴部(1a)の先端部に塗
    料が封入されたエアゾール容器(6)を保持せしめるエア
    ゾール容器保持部(1b)が設けられていると共に該胴部(1
    a)の後端部に把手部(1c)が設けられている本体(1)と、
    該本体(1)のエアゾール容器保持部(1b)近傍に枢着され
    ており該エアゾール容器保持部(1b)に保持されたエアゾ
    ール容器(6)のヘッド(6a)と係合し該ヘッド(6a)を押圧
    せしめるヘッド押圧部(2a)を設けられた押圧レバー(2)
    と、前記本体(1)の後端部に揺動自在に枢着されている
    操作レバー(3)と、前記押圧レバー(2)と該操作レバー
    (3)とを連動自在に連結せしめる作動桿(4)とを備えて
    いることを特徴とする塗料が封入されたエアゾール容器
    の遠隔噴霧操作具。
  2. 【請求項2】 押圧レバー(2)のヘッド押圧部(2a)がエ
    アゾール容器(6)のヘッド(6a)から離れる方向へ常時ば
    ね力を付勢せしめるばね(5)が配備されている請求項1
    に記載の塗料が封入されたエアゾール容器の遠隔噴霧操
    作具。
  3. 【請求項3】 本体(1)の胴部(1a)が筒状を成してお
    り、該胴部(1a)内に作動桿(4)が挿通されている請求項
    1又は2に記載の塗料が封入されたエアゾール容器の遠
    隔噴霧操作具。
  4. 【請求項4】 エアゾール容器保持部(1b)が、胴部(1a)
    に着脱自在に取り付けられている請求項1から3までの
    いずれか1項に記載の塗料が封入されたエアゾール容器
    の遠隔噴霧操作具。
JP10156865A 1998-05-22 1998-05-22 塗料が封入されたエアゾール容器の遠隔噴霧操作具 Withdrawn JPH11333335A (ja)

Priority Applications (1)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102896058A (zh) * 2012-09-20 2013-01-30 河南省电力公司信阳供电公司 杆塔金具喷漆装置
KR20220026717A (ko) * 2020-08-26 2022-03-07 차승훈 이동식 스프레이 캔 분사 장치

Cited By (2)

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CN102896058A (zh) * 2012-09-20 2013-01-30 河南省电力公司信阳供电公司 杆塔金具喷漆装置
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