JPH11332996A - ステントクリンピング工具及び使用方法 - Google Patents

ステントクリンピング工具及び使用方法

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JPH11332996A
JPH11332996A JP8024099A JP8024099A JPH11332996A JP H11332996 A JPH11332996 A JP H11332996A JP 8024099 A JP8024099 A JP 8024099A JP 8024099 A JP8024099 A JP 8024099A JP H11332996 A JPH11332996 A JP H11332996A
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stent
cams
groove
crimping
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Gregg A Jackson
エイ ジャクソン グレッグ
Stephen A Morales
エイ モラレス スティーヴン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステントをバルーンカテーテルへしっか
りと且つ均一にクリンピングするためのステントクリン
ピング工具を提供する。 【解決手段】 ステントクリンピング工具は、共通ベー
ス上に回転可能に取付けられた3つの直交配列された半
円形カムで構成される。2つカムは水平方向に並んで配
置され、1つのカムは垂直方向に配置される。3つのカ
ムの回転は、各カムの相互作用するラックによって同期
される。各カムの外周に溝が形成され、3つのカムは溝
を含んだベース上に配列されて、ステント−カテーテル
組立体を挿入する軸線方向空間を集合的に形成する。カ
ムの回転はクリンピングされていないステント及びカテ
ーテルを軸線方向空間に引込み、ステントは軸線方向空
間内でカム及びベースの溝によって及ぼされる圧縮力に
よってバルーンカテーテルへクリンピングされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステントのような
管状移植体を、例えば経皮経管冠動脈形成(PTCA)
法又は経皮経管血管形成(PTA)法に使用される種類
のカテーテル組立体の遠位端に着座させるための装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】典型的なPTCA法では、案内カテーテ
ルを患者の上腕又は大腿の動脈から心臓血管系に経皮的
に導入し、案内カテーテルの遠位端が心門に至るまで案
内カテーテルを脈管系の中を通して前進させる。案内ワ
イヤ及び遠位端にバルーンを有する膨張カテーテルを案
内カテーテルから導入し、案内ワイヤは膨張カテーテル
内を摺動する。案内ワイヤを先ず、案内カテーテルから
患者の冠状脈管系内に前進させ、膨張カテーテルを予め
前進させておいた案内ワイヤ上で前進させて、ついには
膨張カテーテルを動脈の病巣に適確に位置決めする。い
ったん病巣に位置決めしたら、可撓性で膨張可能なバル
ーンを比較的高圧の放射線不透過性液体で所定の大きさ
まで膨らませて、病巣のアテローム斑を動脈壁の内側に
向って半径方向に圧縮し、それにより、動脈管腔を拡張
させる。次いで、バルーンを小輪郭までしぼませ、その
結果、拡張カテーテルを患者の脈管系から引き抜き、拡
張させた動脈の中を通る血流を再開させることができ
る。当業者によって認識されるべきであるように、上述
の方法は典型的であるけれども、それが血管形成に使用
される唯一の方法ではない。
【0003】上で参照した種類の血管形成法では、動脈
の再狭窄が長い間に発生することがあり、再狭窄は別の
血管形成法、外科的バイパス手術、又は領域を修復又は
強化するいくつかのその他の方法を必要とすることがあ
る。再狭窄をおこすおそれを減少させ且つ領域を強化す
るために、医師は、脈管の開通性を維持するための、通
常ステントとして知られている血管内補装具を病巣の動
脈の内側に移植する。ステントはカテーテルのバルーン
部分へしっかりとクリンピングされ、患者の脈管系の中
を通って送出し直径で移送される。展開部位では、ステ
ントは、しばしばカテーテルのバルーン部分を膨らませ
ることによって大直径まで拡張される。ステントは自己
拡張型のものでも良い。
【0004】カテーテル及びステントは患者の脈管系の
中を通って、そしておそらく冠状動脈の中を通って移動
するので、ステントは小さい送出し直径でなければなら
ず、医師がまさにステントを移植しようとするまでカテ
ーテルにしっかりと取付けられていなければならない。
かくして、ステントを、送出しを妨げないようにカテー
テルに着座させなければならず、ステントは移植される
までカテーテルから外れてはならない。
【0005】ステントをカテーテルのバルーン部分の上
に配置する方法では、ステントの直径を縮小し、且つカ
テーテルを患者の脈管系の中を通して前進させるときに
ステントがカテーテルから滑り落ちることを防止するた
めに、ステントをバルーン部分へクリンピングする必要
がある。不均一なクリンピングにより、クリンピングさ
れたステントの今では平らでない面に沿って形成された
鋭利な刃になってしまうことがある。その上、不均一な
ステントのクリンピングはステント及びカテーテル組立
体について所望の最小輪郭を達成できない。ステントが
カテーテルへ確実にクリンピングされていない場合、ス
テントはカテーテルから早期に滑り落ち、解放された異
物として患者の脈管系に滑り込むことがあり、異物は、
多分、血栓を含む脈管系内血塊、閉塞した動脈を生じさ
せる。従って、均一且つ確実な仕方でステントをカテー
テルへ確実に適確にクリンピングすることが重要であ
る。
【0006】このクリンピングはしばしば手で行われ、
これには、重大な危険を患者に与えるむらのあるクリン
ピング即ちゆるく嵌ったステントにする、力の不均一な
付与の理由で満足できない。加えて、均一且つ確実なク
リンピングが施されても目で判断しにくい。
【0007】いくつかの自己拡張型ステントは、カテー
テルのような送出し装置に手で着座させにくい。その
上、ステントを多数取扱えば取扱うほど、人間にありが
ちな間違いのおそれも高くなり、それは適確にクリンピ
ングされたステントと著しい対照をなすであろう。よっ
て、ステントをカテーテルへ確実にクリンピングするた
めの装置の要望が当該技術にある。
【0008】ステントをバルーン送出しカテーテルへク
リンピングするための工具を考案する試みがあった。そ
のような工具の例が、互いに対して直線で移動する実質
的に平らで平行な面をもった一連の板を有する。ステン
トを支持するカテーテルがこれらの面間に配置され、面
がステントを面の相対運動及び付与圧力によってカテー
テルの外側へクリンピングする。板は多自由度を有し、
ステントのクリンピング中、カテーテルに付与された力
を測定し且つ指示する力−指示変換器を有するのが良
い。
【0009】他のステント着座工具設計はブラダーを収
容する管状部材からなる。管状部材及びブラダーは、バ
ルーンカテーテル組立体へクリンピングすべきステント
を保持するように構成される。ステントをカテーテルの
バルーン部分上に配置する際、着座工具内の弁を作動さ
せて、ブラダーを膨らませる。ブラダーはステントをカ
テーテルのバルーン部分へ縮径まで半径方向内方に圧縮
して、滑り嵌めを達成する。この仕方では、ステントは
最小の人間の取扱いでバルーンカテーテルの遠位端にク
リンピングされる。前述のステントクリンピング工具
は、例えばウィリアムズ(Williams)等の米国特許第5,43
7,083号及び同第5,546,646号に開示されている。
【0010】更に他のステントクリンピング工具がC.
R.バード(Bard)社によって製造されたBARD XT
として当該技術で知られており、これは、実際には、ス
テント着座機である。着座機は剛い管状本体で構成さ
れ、その一端のボールが、管状本体を貫通する複数の長
くて薄いストリップに連結される。クリンピングされて
いないステントを、ステントを拡張状態で保持する複数
の長くて薄いストリップの上に配置する。カテーテルの
バルーン部分を、複数のストリップによって形成された
円筒形空間に挿入する。使用者が管状本体をステントに
押し付けて保持しながらボールを引くとき、ストリップ
はステントの下から滑り抜け、ステントはバルーン部分
の上に載せかえられる。
【0011】更に他の在来のステントクリンピング工具
がジョンソン&ジョンソン(Johnson& Johnson)社によっ
て製造されており、それはヒンジ付きのクルミ割りと同
じように見える。詳細には、工具は、一端がヒンジ連結
され且つ反対側の端が手の平で把持される2つの手動レ
バーからなる。クリンピング管を保持する円筒形開口
が、バルーンカテーテルに着座したステントを受入れる
ために工具の中央部分を貫通して設けられる。クリンピ
ング操作は使用者によって行われ、使用者はハンドルを
握り締め、それにより、クリンピング管を押し付けてス
テントをバルーンカテーテルへ締付ける。
【0012】従来技術の装置はステントをバルーンカテ
ーテルへクリンピングするのに適しているけれども、不
均一なクリンピングにする不均一なクリンピング力のよ
うな問題を抱えている。その結果、これらの装置は、ス
テントをバルーンカテーテルへクリンピングすることを
望むカテーテル導入研究室の医師による使用に適してい
ない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段】血管又は冠状動脈の狭窄又は損傷を治療する
際、PTCA法とPTA法は両方ともありふれたものと
なった。これらの方法の約35%乃至約40%において、血
管の開通性を戻すための更なる血管形成法、アテローム
切除術又はバイパス法を必要とする再狭窄をおこすこと
がある。再狭窄のおこりを防止するのを助けるために、
血管内ステントが、今、PTCA法、PTA法の後、及
びアテローム切除術の後、展開されている。重要なこと
には、カテーテルのバルーン部分に取付けられたそのよ
うなステントは、低輪郭の送出し直径を得るために、且
つバルーンを膨張させ、ステントを血管内に移植するま
でステントをバルーンに確実にとどめるために、しっか
りとクリンピングされなければならない。本発明は、カ
テーテルのバルーン部分でのステントの低輪郭直径を確
保し且つバルーンを膨張させることによってステントを
血管内に移植するまでステントがしっかりと取付けられ
たままであることを確保するための、均一且つ堅固なク
リンピングを繰返し行うことができるクリンピング工具
に向けられる。
【0014】更に詳細には、本発明は、中央溝を有する
ベースと共通の水平平面内で並んで回転する第1及び第
2半円形カムとを有し、カムはカム間の最小距離に位置
する平行な第1及び第2接線を含み、各カムはベース上
方の重なり位置で回転可能に支持され、各カムはそれぞ
れの外周に溝を有する、ステントをバルーンへクリンピ
ングするための工具に向けられる。本発明のクリンピン
グ工具は、第1及び第2カムを含む水平平面と交差する
垂直平面内に含まれる垂直方向に配置された第3カムを
更に含み、第3カムは、第1及び第2カムから最小距離
に位置する第1及び第2接線と平行な第3接線を含み、
ベースに回転可能に取付けられ、ベースの上に位置し、
円周で第1及び第2カムに更に係合する。第3カムは
又、外周に溝を含む。
【0015】本発明のクリンピング工具は、カム及びベ
ースの溝が平行な第1、第2、第3接線と同延の軸線方
向空間を集合的に形成することを更に提供し、それによ
り、バルーンカテーテルに着座したステントが軸線方向
空間に挿入され、カムの回転によりステントをカテーテ
ルへ集合的にクリンピングさせる。
【0016】好ましい実施形態では、第1及び第2カム
の各々は頂面の円周に歯付きカムを有し、第3カムは一
方の側及び反対側の円周に歯付きラックを含む。第3カ
ムの一方の側の歯付きラックは第1カムの歯付きラック
に噛合い、反対側の歯付きラックは第2カムの歯付きラ
ックに噛合い、その結果、3つのカムは同期運動する。
【0017】よって、ステントが軸線方向空間を構成す
るそれぞれの溝の中を通って入るとき、本発明のカムの
組合せ回転はステントをバルーンカテーテルへクリンピ
ングする。並んだ水平方向カムの2つは、水平方向カム
を使用者の親指及び人差し指で選択的に駆動することが
できるように間隔を隔てられる。変形例では、水平方向
カムを第3垂直カムの指の圧力によって駆動しても良
い。言い換えれば、第3カムはギヤ付きであって、第3
カムは第1の2つの並んだカムによって駆動され、そう
でなければその逆である。
【0018】カムは、好ましくは、互いに直交して位置
決めされる。又、2つの水平カムは、好ましくは、月形
であり、半円形縁に上述した溝を有する。
【0019】各カムの外周及びベースの溝又はスロット
は、好ましくは、横断面輪郭が4分の1円である。3つ
のカム及びベースの部分的な溝をカム及びベースの交差
部で組合わせるとき、これらの横断面は互いに補足して
完全な円を集合的に形成する。この交差部は、各カムの
平行な接線が最小距離だけ離れているところであり、交
差部は、ステントのクリンピング及びステントの仕上げ
の寸法決めが起こる軸線方向空間と合致する。
【0020】本発明は、好ましくは、以下の工程で使用
される。クリンピングしていないステントを、クリンピ
ングしようとする僅か遠位のところでバルーンカテーテ
ルへ置く。最も多い場合、これは約1乃至約1.5ミリ
メートルである。クリンピング工程が始まる前に、マン
ドレルをバルーンカテーテルに配置する。次に、バルー
ンカテーテル及びステントを、カムの溝及びベースの隆
起溝の交差部によって形成された軸線方向空間に向って
一緒に前進させる。カムの上の使用者の指で感じられる
最も僅かな抵抗は、ステントがカムと噛合い、変形し始
めたことを指示する。
【0021】次に、一方の手でカテーテル及びステント
を保持している使用者は、他方の手で、カムの最も外方
の縁を互いにはさみ続け、更にそれらを回転させる。こ
の回転はバルーンカテーテル及びステントを、クリンピ
ングされていないステントよりも小さい直径を有する軸
線方向空間内に前進させる。ステント−カテーテル組立
体を軸線方向空間に引込む間に各カムが半径方向圧縮圧
力をステントに付与するとき、使用者は、バルーンカテ
ーテルへクリンピングされ即ち締付けられるステントを
見ることができる。
【0022】カムを回転させ、ついにはバルーンカテー
テル及びステントが軸線方向空間を完全に通過して、自
由に運動することができる。自由運動は、ステント表面
がカム表面、更に適確にはカムの溝面ともはや接触状態
にないことを知らせる。かくして、ステントクリンピン
グ工程は完了する。
【0023】もちろん、クリンピング工程を何回も繰り
返すことができる。軸線方向空間のステント−カテーテ
ル組立体の各通過はステントの均一且つ堅固なクリンピ
ングを確実にする。ステントを軸線方向空間の中を通し
て押し引きする間、ステントをその長手方向軸線を中心
に回転させても良い。
【0024】変形の実施形態では、組立体が軸線方向空
間を通過するとき、向い合ったカムを互いに賦勢して、
クリンピング力をステント及びバルーンカテーテルに連
続的に付与するのが良い。ばねコンプライアンス機構を
有するこの変形の実施形態では、向い合ったカムを互い
に賦勢する引張り又は圧縮ばね、ねじりばね、又は弾性
バンドからの力により、クリンピング圧力は連続であ
る。締付けているカムの間の軸線方向空間のそのような
繰返しの通過は、ステントの直径をカムの溝の半径より
も小さい直径まで連続的に変形させ且つ縮小させる。半
径方向力が、更なる変形及びその結果としてのステント
直径の減少に抵抗するマンドレルと遭遇するとき、限界
に達する。
【0025】かくして、本発明の工具はステントをバル
ーンカテーテルへ均一且つ適確にクリンピングすること
ができる。そのようなクリンピング工具は、例えば、心
臓病専門医又は放射線専門医に大変有益である。そのよ
うな医師は、患者内でのステントの適確な展開に常にか
かわっており、しっかりと確実にクリンピングされたス
テントを有することが望ましい。その上、ステントクリ
ンピング法をかなり効率的に且つ迅速に実施することが
できるので、本発明の工具は時間を節約する。実際、本
発明のこれらの及びその他の利点が、添付の例示図面と
関連させるとき、以下の本発明の詳細な説明から明らか
になろう。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、送出しカテーテル11に
取付けられた血管内ステント10を図示する。ステント
10は、一般的には、ほぼ同軸に配置された複数の半径
方向に拡張可能な円筒形要素12からなり、円筒形要素
12は、隣接した円筒形要素12の間に配置された部材
13によって相互連結される。送出しカテーテル11
は、ステント10を冠状動脈15又は伏在静脈、頚動脈
のようなその他の血管内で拡張させるための膨張可能部
分即ちバルーン14を有する。冠状動脈15は、図1に
示すように、動脈路の一部分を閉塞した解離内層16を
有する。
【0027】ステント10を取付けた送出しカテーテル
11は、本質的には、血管形成法用の在来のバルーン膨
張カテーテルと同じである。バルーン14はポリエチレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ナ
イロン及びその他同様なポリマーのような適当な材料で
形成される。動脈15内の損傷部位への送出し中、ステ
ント10がバルーン14上の適所にとどまるために、ス
テント10をバルーン14上へ圧縮させる。この圧縮段
階はクリンピングとして知られている。
【0028】ステント10が送出しカテーテル11のバ
ルーン14上の適所に更に確実にとどまるようにし且つ
所望の動脈箇所への送出し中、ステント10の開放面に
よる身体管腔の擦傷を防止するために、選択的に引っ込
め可能な保護送出しスリーブ20を設けるのが良い。バ
ルーン14の作動部分即ち円筒形部分の端にカラー又は
リッジを設けるような、ステント10をバルーン14へ
固着するためのその他の手段を使用しても良い。
【0029】ステント10を移植するために、ステント
を先ず、送出しカテーテル11の遠位端の膨張バルーン
14に取付ける。ステント10をバルーン14へクリン
プして、低輪郭を確保する。本発明はこのクリンピング
方法を扱う。
【0030】カテーテル−ステント組立体を当該技術で
知られている方法により患者の脈管系に導入することが
できる。簡単に言えば、血管形成又はアテローム切除術
が行われ、引き続いてのステント法を必要とする動脈部
分に案内ワイヤ18を配置する。ある場合には、動脈壁
内層を剥離していることがあるので、案内ワイヤ18を
剥離即ち解離した内層16を通り越して前進させ、カテ
ーテル−ステント組立体を、ステント10が剥離内層1
6の直下に至るまで動脈15内で案内ワイヤ18上を前
進させる。バルーン14の膨張に先立って、送出しスリ
ーブ20を引っ込めて、ステント10を露出させる。使
用される特定のバルーン及びステント組立体に応じて、
送出しスリーブは不必要である。次いで、送出しカテー
テル11のバルーン14を、膨張流体を使用して膨らま
せる。バルーン14の膨張はステント10を動脈15に
向って拡張させる。次いで、バルーン14をすぼませ、
カテーテル11を引き抜いて、ステント10を残し、損
傷した動脈部分を支持する。上述したように、バルーン
14上でのステント10の適確な着座を確保し且つ動脈
15内の損傷部位でのステント10の適確な展開を確保
するために、ステントのクリンピング方法は重要であ
る。
【0031】図2は本発明のステントクリンピング工具
22の好ましい実施形態の斜視図である。この斜視図で
認識されるように、ステントクリンピング工具22は、
平らな基板上に直交配列された3つのカムによって特徴
づけられる。詳細には、ステントクリンピング工具22
は第1及び第2水平カム24、26と第3垂直カム28
とからなり、すべてベース30の上方で重なり関係をな
して配列される。本構成は、以下に説明する相互作用面
の使用によってカム24、26、28の同調回転を可能
にする。
【0032】図5A、図5Bはそれぞれ、第1水平カム
24の好ましい実施形態の側面図、平面図を表す。第1
水平カム24及び第2水平カム26は、好ましくは、同
一である。図2でわかるように、カム24、26は両方
とも共通の水平平面内にある。
【0033】図5A及び図5Bで最も良くわかるよう
に、第1水平カムは自由選択の半円形縁32を含んだほ
ぼ半円形状を有する。事実、変形の実施形態では、半円
形縁32を面取りしても良いし、或いは斜めにしても良
い。図5Cの拡大詳細図に図示されている溝34が第1
外円周の縁32と合致する。溝34は、好ましくは、ク
リンピングしていないステントの外径に係合するように
なっている4分の1円輪郭を有する。
【0034】ラック36が第1水平カム24の片側にあ
る。ラック36はより短い半径を有する第2円周に配置
される。ラック36は、自由選択として、同様の設計の
別のラックと噛合うギヤ歯19で作られる。ギヤ歯19
の特定の構成は従来技術で知られている。変形の実施形
態では(図示せず)、ギヤ歯19を、向い合ったカムの
粗面と摩擦係合する粗面で置換えても良い。
【0035】好ましくは、第1水平カム24の中心点即
ち焦点には、カム24をベース30に取付けるのに使用
される貫通孔38がある。図2でわかるように、各水平
カム24、26は、直立支柱40、42を孔38、44
に通すことによってベース30に取付けられる。図6は
直立支柱40、42を示すベース30の正面図を表す。
クロスバー46が直立支柱40、42に連結される。ク
ロスバー46及び直立支柱40、42は一部品で製造さ
れるか別部品で製造されるかのいずれでも良く、別部品
は、次いで、示したように組立てられる。
【0036】クロスバー46を図2に示すような自由選
択の第3垂直カム28を支持するのに使用することがで
きる。第3垂直カム28は、図5A及び図5Bに示すよ
うに、第1水平カム24と同様の構造を有する。もちろ
ん、第3垂直カム28は、クロスバー46が通る孔48
を有する。第3垂直カム28は又、好ましくは、半円形
状を有し、そして、外周に図5Cの詳細図と同様の4分
の1円輪郭を有する溝50を更に含む。
【0037】第3垂直カム28を水平カム24、26と
区別する特徴はラック52、54の存在である。3つの
すべてのカム24、26、28はそれぞれの支持体に回
転可能に取付けられ、自由に回転する。一方、第3垂直
カム28のラック52、54はそれぞれ、第1水平カム
のラック36及び第2水平カムのラック56に係合す
る。この機械的係合を通じて、3つのすべてのカム2
4、26、28の運動は同期し、その結果、1つのカム
の回転により他の2つのカムを回転させる。3つのすべ
てのカム24、26、28は、図6に示す支持構造体の
使用によってベース30に取付けられる。
【0038】図7は、図6に示したベース30の簡単化
した平面図である。クロスバー46は明瞭にするために
図から省略されている。この平面図では、曲線58、6
0、62、64が、各カムの半径によって決定される図
2に示した第1水平カム24の外縁32及び第2水平カ
ム26の外縁66の位置と合致する。従って、図7の平
面図では、曲線58、60、62、64は、並んで取付
けられる第1及び第2水平カム24、26の間の隙間の
指示を与える。
【0039】好ましい実施形態では、接線68が第1水
平カムと第2水平カムとの間の最小距離で第1及び第2
水平カムの接線と合致する。(接線68と同延の)水平
カム24、26間の最小距離即ち隙間を、支柱40、4
2を移動させて調整しても良いし、それぞれのカムの半
径を変えることによって調整しても良い。
【0040】図6は又、溝72を有する隆起部分70を
図示し、溝72は隆起部分に延びる。よって、図2でわ
かるように、カム24、26、28は、接線68と合致
する溝72に沿って配向される。前述したように、溝が
カム24、26、28の各々の外縁即ち円周に形成さ
れ、カムの各々の溝は(溝72と一緒に)3つのカムの間
の最小距離にまたがる軸線方向空間76(図3)を集合的
に形成する。軸線方向空間76は又、3つのカム24、
26、28の仮想交差部に相当する。各溝は、好ましく
は、4分の1円の横断面輪郭を有し、それにより、完全
な円を軸線方向空間に形成する。
【0041】図9A及び図9Bは、各カムの溝の種々の
他の横断面輪郭の例示の実施形態である。詳細には、図
9Aはテーパ溝を示し、図9Bはモットルド(mottled)
溝を示す。モットルド溝は隆起した輪郭又は出っ張りを
有する。溝は、クリンピングされていないステント10
をバルーンカテーテル11へ締付けるのに使用されるの
で、クリンピング工程中、図9A及び図9Bに示したよ
うな表面構造又は輪郭をステント10に伝えることがで
きる。図9A及び図9Bに示した以外の形態及び輪郭が
可能であり、且つ考えられる。更に、溝の湾曲部によっ
て構成される弧は、例えば、6−カム構成のための60
度から2−カム構成のための180度までの範囲にある
のが良い。又、各カムの溝はゴムのようなエラストマー
材料で被覆又は内張りされるのが良い。
【0042】図3及び図4A乃至図4Cは、クリンピン
グ工具22を利用するための好ましいクリンピング方法
を図示する。図3はクリンピング工具22の平面図であ
り、クロスバー46及び第3垂直カム28は図を明瞭に
するために省略されている。この平面図では、ステント
クリンピング工具22を、第1及び第2水平カム24、
26を押す使用者の指で操作する。前述したように、水
平カム24、26の運動はラック36、56及びそれら
と垂直カム28のラック52、54との係合を介して制
御され、その結果、3つのすべてのカムが同調回転す
る。図7に示した接線68と合致するベース30の溝7
2が示される。溝72は軸線方向空間76を貫通する。
使用者はクリンピングされていないステントを送出しカ
テーテル11に取り付け、ステント−バルーン組立体を
円で図3に示した軸線方向空間76に向って前方にゆっ
くりと進める。
【0043】図4Aは、水平カム24、26の外周と係
合する直前のステント−カテーテル組立体を示す部分的
な平面図である。実際には、それぞれのカムの溝がステ
ント10に係合する。しかしながら、溝は明瞭にするた
めに図から省略されている。
【0044】図4Bは、ステント−カテーテル組立体
が、クリンピングされていないステントよりも小さい直
径を有する軸線方向空間76に入るときのクリンピング
工程を示す。その結果、第1及び第2水平カム24、2
6はステント10を水平平面においてバルーン14へ締
付ける。
【0045】重要なことには、クリンピングしたステン
ト10を下面から支持するために、クリンピング工程の
前にマンドレル(図示せず)をバルーン14内の案内ワイ
ヤ内腔(図示せず)に置くべきである。クリンピングした
ステント10の仕上げ直径は、水平カム24、26によ
って付与された圧力の量及び内部マンドレルの直径によ
って決定される。
【0046】図4Cは、第1及び第2水平カム24、2
6が血管内ステント10の全体長さをクリンピングし、
更にステント−カテーテル組立体が軸線方向空間76を
ほぼ完全に通過したところを持続するクリンピング方法
を示す。図4A乃至図4Cの矢印は、ステント−カテー
テル組立体を軸線方向空間76の中を通過させるための
第1及び第2水平カム24、26の回転方向を指示す
る。
【0047】ステント−カテーテル組立体が図4Cに示
す位置にある場合、カム24、26の逆回転によって、
ステント−カテーテル組立体を軸線方向空間76の中を
通過させて反対方向に引出すことができる。かくして、
ステント10をバルーン14へ両方向でクリンピングす
ることができる。その上、ステント−カテーテル組立体
が軸線方向空間76内でクリンピングされるとき、均一
な円周方向のクリンピングを確保するために、組立体を
使用者によって組立体の長手方向軸線を中心に手で回転
させることができる。
【0048】図2に示した例示の実施形態では、第1及
び第2水平カム24、26は0度と180度の位置でス
テント10に圧力を付与し、第3垂直カム28及び溝7
2を含んだ隆起部分70は90度と270度の位置でス
テント10に圧力を付与する。種々の角度位置での半径
方向力の付与は例示に過ぎない。半径方向力を異なる又
は追加の角度位置から付与するためにカムを再配置した
り、より多くのカムを追加すべきことが考えられる。
【0049】図8A乃至図8Dは本発明の変形の実施形
態の簡単化した図式的な図面である。図8Aでは、向い
合った第1及び第2水平カム24、26が、この平面図
で見られるような直線ばね78、80、ねじりばね、弾
性バンド等によって互いに向って賦勢される。ステント
−カテーテル組立体を軸線方向空間76に挿入すると
き、カム24、26の回転及びばね78、80からの伸
長力はカム24、26をステント10に押し込み、その
結果、ステント10をバルーン14へクリンピングす
る。この運動は図8Bの正面図で見られる。
【0050】図8Cは、第3垂直カム28を第4逆作用
垂直カム82に沿って示した変形の実施形態の正面図を
表す。カム28、82は、ステント10を中心にして9
0度及び270度の位置から半径方向力を付与し、ステ
ント10を中心にして0度及び180度の位置から圧縮
力を付与するように同時に作用する。重要なことには、
水平平面内でカム24、26によって且つ垂直平面内で
カム28、82によってクリンピング力を付与する方法
は、続けて又は同時に起こるのが良い。
【0051】図8Dの正面図でわかるように、4つのす
べてのカム24、26、28、82が完全に一点に集ま
るとき、カムは軸線方向空間76を形成し、溝はステン
ト−カテーテル組立体に完全に外接する。この最後の図
から、本発明がステント10を、ステント−カテーテル
組立体に完全に外接させることによってバルーン14に
均一且つ均質にクリンピングすることができることが明
らかである。カム24、26、28、82又は少なくと
も向い合った一組が同調回転することを憶えておくなら
ば、均質且つ均一なクリンピングを更に確保するため
に、ステント−カテーテル組立体を軸線方向空間76に
数回通過させても良い。
【0052】この変形の実施形態では、図2に示した実
施形態のように相互作用するラック/ギヤ歯装置を使用
するのが良い。各カムを、図2に示した構造と同様のベ
ース84上で支持するのが良い。
【0053】クリンピング工具22は、好ましくは、射
出成形プラスチックで製造され、又は商品名デルリン(D
ELRIN)又はテフロン(TEFLON)の下で販売されているポリ
マーを含む種々のポリマーから機械加工される。変形の
実施形態では、ゴム製カムを使用しても良い。高い生産
速度の厳しさに耐えるように、クリンピング工具をステ
ンレススチール、真鍮、アルミニウム等で構成しても良
い。携帯式ユニットには、より軽い金属又は高強度の硬
質プラスチックを使用しても良い。
【0054】クリンピング工具22を、いずれもが定常
状態に保持され又は時間と共に変化する種々の圧力及び
温度の流体に浸漬することができる。もちろん、工具は
自動化に容易に適用できる。
【0055】例示の実施形態は、クリンピング方法を実
施するために、3つ乃至4つの直交配列のカムに基づい
て説明したけれども、クリンピング方法を連続して又は
同時に実施するために、より少ない又はより多いカムを
使用することを考えても良い。その上、垂直方向に向け
られたカムを、図2又は図8Cに示した直角でなく斜め
の角度で水平カムに係合するように僅かに傾けても良
い。例えば、6−カム構成(図示せず)は、2つの水平カ
ムとすべてを60度の間隔で隔てた残りの4つのカムと
を有する。加えて、1又は2以上のカムは、自由選択し
て積重ねた歯付きラックを有しても良いし、カムを相互
回転させる摩擦係合ラックを有しても良い。
【0056】更に他の実施形態(図示せず)では、ステン
ト−カテーテル組立体を回転カム内に整列し且つ案内す
るのを助けるために、自由選択の漏斗状クリップ等を図
2に示した実施形態の軸線方向空間76の入口でベース
30に取付けても良い。クリップを使用すれば、使用者
の手の片方は他の仕事を自由に行う。
【0057】本発明は滅菌され、そして訓練された技術
者又は心臓病専門医によってカテーテル導入実験室内で
使用されるものである。更に詳細には、当業者によって
認識されるように、クリンピング工具22は、医師によ
るカテーテル導入実験室内での単一用途又は高容量製造
設備の滅菌環境での多用途の両方のために設計される。
滅菌状態が存在するそのような製造設備では、ステント
クリンピング工具22を、機構が摩耗するまで、ステン
トをバルーンへクリンピングするのに繰り返し使用する
ことができる。かくして、本発明の繰り返しの使用が、
カテーテル導入実験室者によって操作されるときの単一
用途のように、制御された滅菌環境について考えられ
る。
【0058】その上、本発明のクリンピング工具を、送
出し装置なしに放出される任意のステントと共に使用し
ても良い。又、設計が多使用に耐えるに十分丈夫なの
で、クリンピング工具を単体で販売しても良い。
【0059】その他の変更を、本発明の範囲から逸脱す
ることなしに本発明に対して行うことができる。詳細な
寸法、方法段階、構成材料は例示として与えられ、本発
明から逸脱しない代替例が容易に考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】送出しカテーテル上にクリンピングされ且つ血
管内に配置されたステントを示す、部分的に分割した側
面図である。
【図2】直交配列した3つのカムを使用する本発明のス
テントクリンピング工具の好ましい実施形態の斜視図で
ある。
【図3】2つの並んだ向い合ったカムの動作を明瞭にす
るために垂直カムを省略した、ステントのクリンピング
前の平面図である。
【図4A、4B及び4C】バルーンカテーテルに着座さ
せたステントを示し、且つステント−カテーテル組立体
を溝によって形成された軸線方向空間内に通過させる平
面図である。
【図5A及び5B】それぞれ好ましい実施形態の側面図
及び平面図である。
【図5C】好ましい実施形態の溝の拡大詳細図である。
【図6】隆起溝を示す、好ましい実施形態の溝の側面図
である。
【図7】図6に示したベースの平面図である。
【図8A、8B、8C及び8D】本発明のステントクリ
ンピング工具の変形の実施形態を図示する。
【図9A及び9B】テーパした横断面及びモットルドの
横断面を有する変形の実施形態のカム溝の部分的な横断
面図である。
【符号の説明】
10 ステント 11 送出しカテーテル 14 バルーン 20 保護送出しスリーブ 22 クリンピング工具 24 第1水平カム 26 第2水平カム 28 第3垂直カム 30 ベース 34 溝 36 ラック 40 直立支柱 42 直立支柱 46 クロスバー 50 溝 52 ラック 54 ラック 56 ラック 70 隆起部分 72 溝 76 軸線方向空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スティーヴン エイ モラレス アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94041 マウンテン ヴィュー イースト ダナ ストリート 811

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステントをバルーンカテーテルへクリ
    ンピングするための工具であって、 中央溝を有するベースと、 共通の水平平面内で並んで回転する第1及び第2半円形
    カムと、を有し、前記カムは、該カム間の最小距離に配
    置される各カムの平行な第1及び第2接線を含み、各カ
    ムは前記ベース上方の重なり位置に回転可能に支持され
    且つそれぞれの円周に溝を有し、 前記第1及び第2カムを含む水平平面と交差するほぼ垂
    直平面内に含まれる垂直に配置された第3カムを更に有
    し、該第3カムは前記第1及び第2接線から最小距離に
    位置する第1及び第2接線と平行な第3接線を含み、前
    記ベースに回転可能に取付けられ、その上に位置し、円
    周で前記第1及び第2カムに係合し、 前記カム及び前記ベースの溝は、平行な前記第1、第2
    及び第3接線と同延の軸線方向空間を集合的に形成し、 それにより、バルーンカテーテルに着座したステントは
    軸線方向空間に挿入され、前記カムの回転は前記ステン
    トを前記カテーテルへ集合的にクリンピングする、前記
    クリンピング工具。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2カムは各々頂面上の
    円周に歯付きラックを有し、前記第3カムは一方の側及
    び逆側の円周に歯付きラックを含み、前記第3カムの一
    方の側の歯付きラックは前記第1カムの歯付きラックに
    噛合い、逆側の歯付きラックは前記第2カムの歯付きラ
    ックに噛合う、 請求項1に記載のクリンピング工具。
  3. 【請求項3】 前記第3カムは半円形状を有する、請
    求項1に記載のクリンピング工具。
  4. 【請求項4】 前記ベースの中央溝は前記ベースの頂
    面から隆起する、請求項1に記載のクリンピング工具。
  5. 【請求項5】 各カムは、面取りされた噛合い面を含
    む、請求項1に記載のクリンピング工具。
  6. 【請求項6】 前記ステント及びカテーテルはスリー
    ブに覆われる、請求項1に記載のクリンピング工具。
  7. 【請求項7】 各カムのスロットは4分の1円の横断
    面輪郭を有する、請求項1に記載のクリンピング工具。
  8. 【請求項8】 少なくとも1つの前記溝はテーパす
    る、請求項1に記載のクリンピング工具。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つの前記溝はモットルド
    である、請求項1に記載のクリンピング工具。
  10. 【請求項10】 前記第1及び第2カムは互いに賦勢さ
    れる、請求項1に記載のクリンピング工具。
  11. 【請求項11】 前記ベースは、前記第3カムと同一平
    面上の第4半円形カムを垂直向きに含み、前記第4カム
    は、前記ベースの隆起溝と整列した溝を外周に含む、請
    求項1に記載のクリンピング工具。
  12. 【請求項12】 前記垂直平面は前記水平平面と直角に
    交差する、請求項1に記載のクリンピング工具。
  13. 【請求項13】 前記垂直平面は前記水平平面と斜めの
    角度で交差する、請求項1に記載のクリンピング工具。
  14. 【請求項14】 ステントをバルーンカテーテルへクリ
    ンピングするための工具であって、 第1及び第2直立支柱から間隔を隔てた隆起した中央溝
    を有するベースと、 外周に形成された溝を有し、水平向きに前記第1支柱に
    回転可能に取付けられた第1半円形カムと、 外周に形成された溝を有し、水平向きに前記第2支柱に
    回転可能に取付けられた第2半円形カムと、を有し、前
    記第1及び第2カムは共通平面内に向けられ、前記カム
    の間の最小距離で平行な接線を有し、 前記第1支柱を前記第2支柱に連結する、前記ベース上
    に位置する水平方向クロスバーと、 ほぼ垂直向きに前記クロスバーに回転可能に取付けら
    れ、外周に溝を含んだ第3カムと、を更に有し、該第3
    カムは、前記カムの接線と平行で且つ前記第1及び第2
    カムから最小の距離で前記第3カムに配置された接線を
    有し、且つ前記第1及び第2カムに係合し、 各カムからの最小距離に各カムの溝によって集合的に形
    成された軸線方向空間を更に有し、 それにより、前記カテーテルに着座した前記ステントを
    軸線方向空間に挿入するとき、前記ステントを前記カテ
    ーテルへクリンピングする、前記クリンピング工具。
  15. 【請求項15】 前記カムの各溝は大きくても180度
    の弧によって構成される、請求項14に記載のクリンピ
    ング工具。
  16. 【請求項16】 各カムは、ステンレススチール、真
    鍮、アルミニウムからなる群から選択された金属からな
    る、請求項14に記載のクリンピング工具。
  17. 【請求項17】 隆起溝を有するベースを準備し、 外周に溝を有する第1及び第2の同一平面上のカムを準
    備し、 前記カムを所定距離で並べて向け、 外周に前記隆起溝と整列した溝を有するほぼ垂直方向に
    向けられた第3カムを準備し、前記第3カムは前記第1
    及び第2カムと係合し、前記第3カムの溝及び前記隆起
    溝は軸線方向空間を形成し、 ステントをバルーンカテーテルへ着座させ、 前記ステント及び前記バルーンカテーテルを軸線方向空
    間に部分的に配置し、 前記第3カムを回転させて、前記第1及び第2カムを回
    転させ、 前記ステント及びカテーテルを軸線方向空間に前方に引
    込み、 前記ステントを、前記ステントに向っての前記カムの回
    転方向圧力によって前記カテーテルへクリンピングす
    る、ことからなる、 ステントをバルーンカテーテルへクリンピングする方
    法。
  18. 【請求項18】 前記ベース及び前記隆起溝は、外周に
    前記第3カムの溝と整列した溝を有する第4の垂直方向
    に向けられたカムからなる、請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記ステントは前記第1及び第2カム
    によってクリンピングされ、次いで、前記第3及び第4
    カムによってクリンピングされる、請求項18に記載の
    方法。
  20. 【請求項20】 前記ステントは前記第1、第2、第3
    及び第4カムによって同時にクリンピングされる、請求
    項18に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記方法は更に、前記第1及び第2カ
    ムを互いに賦勢する段階からなる、請求項17に記載に
    方法。
  22. 【請求項22】 前記方法は更に、前記ステント及び前
    記バルーンカテーテルを軸線方向空間の中を前後に通す
    段階からなり、前記3つのカムはそれぞれ正逆回転す
    る、請求項17に記載の方法。
  23. 【請求項23】 ステントをバルーンカテーテルへクリ
    ンピングするための工具であって、 隆起した中央溝を有するベースと、 各々が外周に形成された溝を有し、前記ベースに回転可
    能に取付けられた複数の半円形カムと、を有し、前記カ
    ムは、その間の最小距離で平行な接線を有するように配
    向され、 各カムに取付けられたラックを更に有し、該ラックは前
    記カムと同期回転可能に隣接したカムのラックに係合
    し、 前記隆起した中央溝と最小距離の各カムの溝によって集
    合的に形成された軸線方向空間を更に有し、 それにより、前記カテーテルに着座した前記ステントを
    軸線方向空間に挿入し、カムを回転させ、前記ステント
    を前記カテーテルへクリンピングする、 前記クリンピング工具。
  24. 【請求項24】 前記工具は少なくとも3つのカムを含
    む、請求項23に記載のクリンピング工具。
  25. 【請求項25】 前記工具は少なくとも4つのカムを含
    む、請求項23に記載のクリンピング工具。
  26. 【請求項26】 前記工具は4つよりも多くのカムを含
    む、請求項23に記載のクリンピング工具。
  27. 【請求項27】 前記工具は第2カムよりも大きな直径
    を有する第1カムを含む、請求項23に記載のクリンピ
    ング工具。
  28. 【請求項28】 前記カムは前記溝にエラストマー被覆
    を含む、請求項23に記載のクリンピング工具。
  29. 【請求項29】 前記カムは溝にゴム被覆を含む、請求
    項23に記載のクリンピング工具。
  30. 【請求項30】 前記ラックは、隣接したラックの摩擦
    面と係合する摩擦面を含む、請求項23に記載のクリン
    ピング工具。
  31. 【請求項31】 前記カムは異なる寸法で製造される、
    請求項23に記載のクリンピング工具。
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