JPH11331944A - 移動通信システムおよびこの移動通信システムに用いられる基地局装置と移動端末装置 - Google Patents
移動通信システムおよびこの移動通信システムに用いられる基地局装置と移動端末装置Info
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- JPH11331944A JPH11331944A JP10133317A JP13331798A JPH11331944A JP H11331944 A JPH11331944 A JP H11331944A JP 10133317 A JP10133317 A JP 10133317A JP 13331798 A JP13331798 A JP 13331798A JP H11331944 A JPH11331944 A JP H11331944A
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Abstract
図り、これにより移動局における待ち受け時の消費電力
を低減することを可能とする。 【解決手段】 基地局装置1では短期間送信指示手段1
3aにより、移動局からのデータ伝送のためのリバース
トラフィックチャネルのうちで使用不能となっているチ
ャネル数をカウントし、これが所定数以上であるとき
に、自局の管理対象となっている移動端末装置2に対
し、アクセスプローブの短期間伝送の実施を指示する。
また、移動端末装置2では短期間送信手段25aによ
り、アクセスプローブの短期間伝送の実施が指示されて
いるときには、シンボル繰り返しを省略したり、あるい
は転送レートを高めることによってアクセスプローブの
送信に要する期間を短縮する。
Description
式を使用して移動局による通信を可能とする無線通信シ
ステムおよびこの移動通信システムに用いられる基地局
装置と移動端末装置に関する。
通信方式の一つとして、干渉や妨害に強いスペクトル拡
散通信方式が注目されており、このスペクトル拡散通信
方式を用いたCDMA通信システムの規格として米国T
IA標準のIS−95AやIS−95Bが知られてい
る。
の移動局は、アクセスチャネルを使って、レジストレー
ションや、ページングスロットに対する応答などを示し
た、いわゆるアクセスプローブを基地局に対して頻繁に
送信することとなっている。
めに用いられるアクセスチャネルは、干渉量が大きい場
合であっても基地局での受信が確実に行えるように、シ
ンボルレートが4800spsと低速に固定されてい
る。従って、アクセスプローブの伝送も4800sps
という低速度で行われるものとなっている。
響によってバースト的にデータが欠落した場合であって
も、残りの部分から正しい情報を取り出すことが可能な
ように、同一の情報を複数回繰り返して挿入するものと
なっている。従って、アクセスプローブのサイズが、実
際に伝送すべきデータのサイズに比べて大きくなってい
る。
の時間を要するものとなっている。しかもアクセスプロ
ーブは、必要とされるパワーより低いパワーで送信を開
始し、正しく受信されるまでその送信電力を徐々に上げ
ていきながら、必要最小限のパワーを見つけだすことを
目的としているので、同一内容のアクセスプローブを複
数回に渡って繰り返し送信することになる。
の直行化はロングコードにのみ依存しているため、フォ
ワードリンクのようにウオルッシュ符号により完全に直
行化する場合に比べて、他チャネルとの相互干渉が比較
的大きい。このため、基地局において誤り無くデータが
受信されるためには、できるだけ各移動局からのアクセ
スプローブ同士の衝突、すなわち基地局に多数のアクセ
スプローブが同時に到達しないことが望ましい。しかし
ながら、アクセスプローブ前述のようには低速で伝送さ
れるためにメッセージのフレーム長が長く、干渉を受け
る可能性が高くなってしまっている。そのために基地局
では正しく受信データを認識することができず、移動局
に対してACQを返送することができないために、この
点においても数回に渡る繰り返し送信を行う必要が生じ
ている。このようなことから、待ち受け時間におけるア
クセスプローブの送信期間の割合が大きくなっており、
待ち受け時における消費電力の増大を招いていた。
移動局が待ち受け中に基地局に向けて送信するデータ
は、アクセスチャネルを介して低速で伝送されるものと
なっていたため、待ち受け中におけるデータ送信期間の
割合が大きくなり、待ち受け時における消費電力の増大
を招くという不具合があった。
たものであり、その目的とするところは、待ち受け中に
おけるデータ送信期間の短縮を図り、これにより移動局
における待ち受け時の消費電力を低減することができる
移動通信システムおよびこの移動通信システムに用いら
れる基地局装置と移動端末装置を提供することにある。
めに本発明は、基地局(基地局装置)に、移動局からの
データ伝送のためのリバーストラフィックチャネルのう
ちで使用不能となっているチャネル数が所定数以上であ
るときに、自局の管理対象となっている移動局に対し、
前記通知情報の短期間伝送の実施を指示する短期間送信
指示手段を備えた。
期間送信指示手段によって前記通知情報の短期間伝送の
実施が指示されているときには、例えば1タイミングで
の前記通知情報の繰り返し送信回数を減少したり、転送
レートを高めることによって前記通知情報の送信に要す
る期間を短縮する短期間送信手段を備えた。
ーストラフィックチャネルのうちで使用不能となってい
るチャネル数が所定数以上であるときに限られるが、移
動局による通知情報の送信に要する期間が短縮され、こ
の結果、移動局の待ち受け時における消費電力が低減さ
れる。
ちで使用不能となっているチャネル数が多い場合には、
リバーストラフィックチャネルの干渉量が低下している
から、1タイミングでの前記通知情報の繰り返し送信回
数を減少したり、転送レートを高めることによって前記
通知情報の送信に要する期間を短縮しても、基地局側で
前記通知情報を正常に受信できる可能性が高い。
期間送信手段に、前記通知情報の繰り返し送信回数を減
少することによって前記通知情報の送信に要する期間を
短縮する例えば繰り返し省略モードなどの第1モード
と、転送レートを高めることによって前記通知情報の送
信に要する期間を短縮する例えば高レートモードなどの
第2モードとを持たせるとともに、前記短期間送信指示
手段を、待ち受け中の移動局の数が所定数よりも少ない
ときには前記第1モードを、また待ち受け中の移動局の
数が所定数以上であるときには前記第2モードをそれぞ
れ選択し、その選択したモードを前記短期間伝送の実施
の指示とともに前記移動局に対して通知するものとし、
さらに前記短期間送信手段を、前記短期間送信指示手段
により通知されたモードで前記通知情報の送信に要する
期間を短縮するものとした。
情報の送信に要する期間を短縮する際、待ち受け中の移
動局の数が所定数よりも少ないとき、すなわち待ち受け
中の移動局が送信する通知情報どうしの衝突が生じる確
率が低いときには、高速のクロックを使用することがな
く低消費電力な第1モードが、また待ち受け中の移動局
の数が所定数以上であるとき、すなわち待ち受け中の移
動局が送信する通知情報どうしの衝突が生じる確率が高
いときには、このような衝突に強い第2モードがそれぞ
れ使用される。従って、通知情報の送信に要する期間を
短縮するための処理を、より効率的に行うことが可能と
なる。
実施形態につき説明する。図1は本実施形態に係る移動
通信システムにおいて基地局として用いられる基地局装
置および移動局として用いられる移動端末装置の構成を
示す機能ブロック図である。
基地局装置であり、また符号2を付してあるのが移動端
末装置である。基地局装置1は、CDMA通信ユニット
11、信号処理ユニット12および基地局制御ユニット
13を有している。
送受信部、変復調部あるいはCDMA信号処理部などを
有した周知の構成のものであり、移動端末装置2との間
でCDMA方式での無線通信を行うため各種の処理を行
う。また、このCDMA通信ユニット11は、逆拡散の
際に積分処理を行うための積分ダンプフィルタ11aも
有するが、この積分ダンプフィルタ11aは、基地局制
御ユニット13からの指示に応じて積分期間を変化させ
ることが可能となっている。
部側の制御局などとの間で、移動端末装置2が授受する
トラヒックデータや基地局制御ユニット13が授受する
制御データなどの送受信を行う。
ユニット11および信号処理ユニット12の動作を制御
するとともに、移動端末装置2や制御局との間で制御デ
ータの授受を行うことで移動端末装置2による通信を可
能とする。
イクロコンピュータを主体としてなるものであり、ソフ
トウエア処理によって各種の制御手段を実現する。そし
て、この基地局制御ユニット13が有する制御手段とし
ては、基地局装置における周知の一般的なものに加え
て、短期間送信指示手段13aを含んでいる。
ラフィックリンクの状態や待ち受け中の移動端末装置2
の状態などが措定の条件を満たすときに、アクセスプロ
ーブを通常よりも短期間で送信するように移動端末装置
2に対して指示する。
ニット21、信号処理ユニット22、操作部23、表示
部24および移動端末制御ユニット25を有する。CD
MA通信ユニット21は、例えば無線送受信部、変復調
部あるいはCDMA信号処理部などを有したものであ
り、基地局装置1との間でCDMA方式での無線通信を
行うため各種の処理を行う。
およびハンドセットなどのPCM符号処理部などの音声
処理部や、データ伝送プロトコル処理部、データ処理部
およびデータ表示部などのデータ通信部などを有した周
知の構成のものである。
ルなどを有してなり、ユーザによる移動端末制御ユニッ
ト25に対する各種の指示入力を受け付ける。表示部2
4は、例えば液晶表示器を有してなり、ユーザに対して
各種の情報を報知するための表示を移動端末制御ユニッ
ト25の制御の下に行う。
信ユニット21および信号処理ユニット22の動作を制
御するとともに、基地局との間で制御データの授受を行
うことで移動端末装置2としての動作を実現する。
マイクロコンピュータを主体としてなるものであり、ソ
フトウエア処理によって各種の制御手段を実現する。そ
して、この移動端末制御ユニット25が有する制御手段
としては、移動端末装置における周知の一般的なものに
加えて、短期間送信制御手段25aを含んでいる。
装置1からアクセスプローブの短期間での送信が指示さ
れたことに応じて、CDMA通信ユニット21を制御
し、アクセスプローブを通常よりも短期間で送信する。
通信ユニット21の要部構成を示すブロック図である。
この図に示すようにCDMA通信ユニット21は、セレ
クタ31、フレーム構成部32、テールビット付加回路
33、畳み込み符号化器34、シンボル繰り返し回路3
5、セレクタ36、インタリーブ回路37および直交変
調器38を有している。
準的なシンボルレート4800spsに対応した速度を
もつ標準クロックと、この標準クロックの2倍の速度を
もつ倍速クロックとのいずれかを移動端末制御ユニット
25の制御の下に選択し、この選択したクロックをフレ
ーム構成部32、テールビット付加回路33、畳み込み
符号化器34、シンボル繰り返し回路35、インタリー
ブ回路37および直交変調器38のそれぞれに供給す
る。
gital Signal Processor)を用いてなり、基地局装置1
に向けて送信するアクセスプローブなどの所定のメッセ
ージを作成する。なおこのフレーム構成部32は、移動
端末制御ユニット25の制御の下に、アクセスプローブ
の出力速度を変化させる機能を有している。
成部32からの出力データの各フレームに対して所定の
テールビットを付加する周知の構成のものである。畳み
込み符号化器34は、テールビット付加回路33からの
出力データを畳み込み符号化する周知の構成のものであ
る。
号化器34で符号化されたのちのデータを、図3に示す
ように1シンボル毎に2回繰り返して出力する周知の構
成のものである。
らの出力データおよびシンボル繰り返し回路35からの
出力データのいずれかを移動端末制御ユニット25の制
御の下に選択し、このデータをインタリーブ回路37に
与える。
らの出力データにおける各シンボルを、図3に示すよう
に並べ替える周知の構成のものである。直交変調器38
は、インタリーブ回路37からの出力データを直交変調
する周知の構成のものである。
テムの動作につき説明する。まず本実施形態では、基地
局装置1と移動端末装置2との間での無線通信のための
方式は、米国TIA標準(IS−95B)に準拠した方
式をベースとする。
クチャネルを束ねての高速データ伝送をフォワードリン
クのみで行い、リバースリンクは1チャネル毎を使用す
るasymmetric形式である。
のようなasymmetric形式での高速データ伝送を許容はし
ているものの、フォワードトラフィックチャネルおよび
リバーストラフィックチャネルを1チャネルずつ使用し
ての音声通話を可能とすることがおおもとになってい
る。このことから、フォワードトラフィックチャネルお
よびリバーストラフィックチャネルは、図1に示すよう
に同数(Nチャネル)ずつが設定されるものとなってい
る。
のが8kbpsの伝送容量をもつフォワードトラフィッ
クチャネルが例えば8チャネル束ねられて64kbps
の伝送容量の高速データチャネルが構成されるが、この
高速データチャネルに対してリバーストラフィックチャ
ネルが1チャネルだけ使用される。
データチャネルを1チャネル構成すると、リバーストラ
フィックチャネルが7チャネル分、対応するフォワード
トラフィックチャネルが存在しない状態で残ることにな
る。そしてIS−95Bにおいては、このようなリバー
ストラフィックチャネルを用いて片方向のデータ伝送を
行うことはしないので、これらのチャネルは使用不能チ
ャネルとなる。
高速データチャネルの設定数が多くなれば、多数発生す
ることになる。例えば図4に示すように、64kbps
の高速データチャネルが3本設定されている場合には、 (8−1)*3=21 で、21チャネルもの使用不能チャネルが発生してい
る。
している状態について着目すると、リバースリンク全体
の干渉レベルはかなり低下していると言える。すなわ
ち、フォワードリンクでは高速データ転送を行っている
こともあり、特定のチャネルに対する各チャネルの干渉
量は図5に示すように非常に大きくなっている。しかし
ながらリバースリンクでは、多くのリバーストラフィッ
クチャネルが使用不能チャネルとなっていて、実際のデ
ータ伝送には用いられていないので、特定のチャネルに
対する各チャネルの干渉量は図5に示すように低下して
いる。
中のリバーストラフィックチャネルで伝送される信号が
干渉を受ける量が減るため、基地局へ良好な品質で到達
することになる。この結果、基地局は、移動局からの送
信信号レベルが一定以上の受信品質を維持するのには十
分すぎる判断し、クローズドループパワーコントロール
により移動局の送信電力を低下させる傾向にあり、全体
の干渉レベルはさらに下がることが予想される。
ーションや、ページングスロットに対する応答などを示
したアクセスプローブが頻繁に伝送されるが、1回のア
クセスプローブによって送信されるフレームはせいぜい
数十フレーム程度であり、非常に短い。このため、長い
時間の平均でその干渉量を考慮すると、アクセスチャネ
ルによる影響はあまり考える必要がない程度に小さい。
の移動局が行っている場合には、リバースリンクはほと
んど干渉が存在しない通信路となる。ここで、アクセス
チャネルにおけるシンボルレートは図7に示すように、
リバーストラフィックの干渉量が最大である時における
リバースリンクの干渉量を、基地局での逆拡散後のエネ
ルギーが上回るように、4800spsに固定されてい
た。
行っており、前述のようにリバースリンクの干渉量が十
分に低下している状態にあっては、図7に示すように9
600spsで伝送された際の逆拡散後のエネルギーで
あっても、十分にリバースリンクの干渉量を上回る。
量が十分に低下している状態にあっては、バースト状の
欠落も発生しづらくなる。本実施形態は、このような点
に着目し、高速データ伝送を多数の移動局が行ってお
り、前述のようにリバースリンクの干渉量が十分に低下
している状態にあっては、アクセスプローブのシンボル
レートを上昇させたり、あるいはデータの繰り返しを省
略したりすることで移動局でアクセスプローブの送信に
要する時間の短縮を図るものである。
ず、基地局装置1で基地局制御ユニット13は、リバー
ストラフィックチャネルのうちで使用不能となっている
チャネルの数をカウントし、これが所定の第1しきい値
以上となっているか否かの監視を行っている。また基地
局制御ユニット13は、自装置が担当するセル内に位置
する待ち受け中の移動端末の数をカウントし、これが所
定の第2しきい値以上となっているか否かの監視を行っ
ている。なお、第1しきい値は、それ以上の使用不能チ
ャネルがあれば、リバーストラフィックの干渉量が図7
に示す高速データ伝送時として示したもののように十分
に小さくなる値に設定される。また第2しきい値は、そ
れ以上の待ち受け中端末が存在すると、それらの端末か
ら送信されるアクセスプローブの衝突が頻繁に生じるよ
うになるという値に設定される。
視の結果に基づいてアクセスプローブ転送モードを、図
8に示す対応関係に基づいて設定する。すなわち、使用
不能チャネル数が第1しきい値よりも小さいのであれ
ば、基地局制御ユニット13は待ち受け端末数に拘わら
ずに、アクセスプローブ転送モードを標準モードに設定
する。また、使用不能チャネル数が第1しきい値以上で
あって、かつ待ち受け端末数が第2しきい値よりも小さ
いのであれば、基地局制御ユニット13はアクセスプロ
ーブ転送モードを繰り返し省力モードに設定する。そし
て、使用不能チャネル数が第1しきい値以上であって、
かつ待ち受け端末数が第2しきい値以上であれば、基地
局制御ユニット13はアクセスプローブ転送モードを高
レートモードに設定する。
うに設定したアクセスプローブ転送モードを、図9に示
すようなビットをページングチャネル上のメッセージ
(例えばアクセスパラメータメッセージ)の中のフィー
ルドに付加することで、移動端末装置2に対して通知す
る。
25が、待ち受け時においては、このようにページング
チャネル上のメッセージに付加されるビットを監視し、
設定されているアクセスプローブ転送モードを認識す
る。
セスプローブの送信時には、CDMA通信ユニット21
におけるセレクタ31、フレーム構成部32およびセレ
クタ36のそれぞれを、設定されているアクセスプロー
ブ転送モードに応じて図10に示すような状態に設定し
た上で、フレーム構成部32にアクセスプローブを発生
させる。
合、移動端末制御ユニット25は、セレクタ31に標準
クロックを選択させるとともに、セレクタ36にシンボ
ル繰り返し回路35の出力データを選択させる。そして
移動端末制御ユニット25は、フレーム構成部32に、
アクセスプローブを生成させ、これを標準速(4.4k
bps)で出力させる。
出力されるビットレート4.4kbpsのデータは、テ
ールビット付加回路33によりテールビットが付加され
てビットレート4.8kbpsのデータとされる。さら
にこのデータは、畳み込み符号化器34にてレート1/
3、拘束長9の畳み込み符号化が施され、シンボルレー
ト14.4kspsのデータとされる。
ル繰り返し回路35の出力データを選択しているから、
シンボル繰り返し回路35が有効となっている。そこで
シンボルレート14.4kspsのデータは、シンボル
繰り返し回路35によって2回の繰り返しがなされ、シ
ンボルレート28.8kspsのデータとされる。
sのデータは、インタリーブ回路37でインタリーブが
なされた上で、直交変調器38にて64−aryの直交
変調が施されることによって、シンボルレート4.8k
spsのデータとされる。
ルレートが4.8kspsで、図11(a)に示すよう
にシンボル繰り返しが2回であるデータ、すなわちIS
−95Bに準拠したアクセスプローブとなる。
この場合、移動端末制御ユニット25は、セレクタ31
に標準クロックを選択させるとともに、セレクタ36に
畳み込み符号化器34の出力データを選択させる。そし
て移動端末制御ユニット25は、フレーム構成部32
に、アクセスプローブを生成させ、これを高速(9.2
kbps)で出力させる。
出力されるビットレート9.2kbpsのデータは、テ
ールビット付加回路33によりテールビットが付加され
てビットレート9.6kbpsのデータとされる。さら
にこのデータは、畳み込み符号化器34にてレート1/
3、拘束長9の畳み込み符号化が施され、シンボルレー
ト28.8kspsのデータとされる。
み符号化器34の出力データを選択しているから、シン
ボル繰り返し回路35がバイパスされている。そこでシ
ンボルレート28.8kspsのデータは、シンボル繰
り返しの処理がなされることなしに、インタリーブ回路
37に与えられる。
sのデータは、インタリーブ回路37でインタリーブが
なされた上で、直交変調器38にて64−aryの直交
変調が施されることによって、シンボルレート4.8k
spsのデータとされる。
ルレートが4.8kspsで、図11(b)に示すよう
にシンボル繰り返しがないデータ、すなわち図11
(a)に示す標準のものに対して長さが1/2であるア
クセスプローブとなる。
準拠したアクセスプローブに対してシンボル繰り返しが
ないだけのものであるので、基地局装置1では当該アク
セスプローブを、IS−95Bに準拠したアクセスプロ
ーブに対するのと全く同じ処理によって受信することが
できる。
場合、移動端末制御ユニット25は、セレクタ31に倍
速クロックを選択させるとともに、セレクタ36にシン
ボル繰り返し回路35の出力データを選択させる。そし
て移動端末制御ユニット25は、フレーム構成部32
に、アクセスプローブを生成させ、これを高速(9.2
kbps)で出力させる。
出力されるビットレート9.2kbpsのデータは、テ
ールビット付加回路33によりテールビットが付加され
てビットレート9.6kbpsのデータとされる。さら
にこのデータは、畳み込み符号化器34にてレート1/
3、拘束長9の畳み込み符号化が施され、シンボルレー
ト28.8kspsのデータとされる。
ル繰り返し回路35の出力データを選択しているから、
シンボル繰り返し回路35が有効となっている。そこで
シンボルレート28.8kspsのデータは、シンボル
繰り返し回路35によって2回の繰り返しがなされ、シ
ンボルレート57.6kspsのデータとされる。
sのデータは、インタリーブ回路37でインタリーブが
なされた上で、直交変調器38にて64−aryの直交
変調が施されることによって、シンボルレート9.6k
spsのデータとされる。
ルレートが9.6kspsで、図11(c)に示すよう
にシンボル繰り返しが2回であるデータ、すなわち図1
1(a)に示す標準のものに対して長さが1/2である
アクセスプローブとなる。
たっては、図12に示すように積分時間は通常の半分で
ダンプを行う必要がある。そこで基地局装置1において
基地局制御ユニット13は、アクセスプローブ転送モー
ドを高レートモードに設定した場合には、積分ダンプフ
ィルタ11aの積分時間は通常(その他のモードの設定
時)の半分に設定しておく。
ータ伝送があまり行われておらず、使用不能チャネル数
が少ないのであれば、リバーストラフィックの干渉量が
大きい可能性があるので、このような干渉に耐え得るよ
うにIS−95Bに準拠した通常のアクセスプローブを
転送する。
れており、使用不能チャネル数が多くなっているのであ
れば、シンボル繰り返しを省略するか、あるいはレート
を2倍にすることによって長さを1/2としたアクセス
プローブを転送する。従って、移動端末装置2において
アクセスプローブの送信期間が1/2に短縮され、その
ための消費電力が低減される。
セスプローブの長さが短縮されているのであるから、こ
のアクセスプローブの衝突が生じる確率を低下させるこ
とができる。
合には、バースト的な欠落が発生すると基地局装置1側
で正しい情報を取り出すことができなくなるが、使用不
能チャネル数が多く、前述のようにリバーストラフィッ
クの干渉量が大幅に低下しているのだから、バースト的
な欠落は発生しづらく、ほとんど問題とならない。
基地局装置1での逆拡散後のエネルギーが低下するが、
使用不能チャネル数が多く、前述のようにリバーストラ
フィックの干渉量が大幅に低下しているのだから、アク
セスプローブを識別できる。
く、これらの移動端末装置2が送出するアクセスプロー
ブの衝突が生じてしまうと、繰り返し省略モードでは基
地局装置1側で正しい情報を取り出すことができなくな
るおそれがある。また、高レートモードでは、繰り返し
省略モードに比べて2倍の速度のクロックを使用しなけ
ればならないことから、繰り返し省略モードに比べて消
費電力が大きくなってしまうおそれがある。
端末装置2がある程度多く、アクセスプローブの衝突が
生じてしまうおそれのあるときにのみ高レートモードに
設定し、その他のときには繰り返し省略モードを設定す
ることとしているので、上記の不具合を回避し、効率よ
く、かつ正確なアクセスプローブ転送を行うことが可能
となっている。
ものではない。例えば上記実施形態では、アクセスプロ
ーブの転送についてのみ説明しているが、移動端末装置
2からアクセスチャネルを介して基地局装置1転送され
る他のデータに関しても本発明の適用が可能である。
ドと高レートモードとを選択的に用いるものとしている
が、いずれか一方のみを用いるようにしても良い。この
ほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施
が可能である。
動局からのデータ伝送のためのリバーストラフィックチ
ャネルのうちで使用不能となっているチャネル数が所定
数以上であるときに、自局の管理対象となっている移動
局に対し、前記通知情報の短期間伝送の実施を指示する
短期間送信指示手段を備えた。
期間送信指示手段によって前記通知情報の短期間伝送の
実施が指示されているときには、例えば1タイミングで
の前記通知情報の繰り返し送信回数を減少したり、転送
レートを高めることによって前記通知情報の送信に要す
る期間を短縮する短期間送信手段を備えた。
受け中におけるデータ送信期間の短縮を図り、これによ
り移動局における待ち受け時の消費電力を低減すること
ができる移動通信システムおよびこの移動通信システム
に用いられる基地局装置と移動端末装置を提供できる。
おいて基地局として用いられる基地局装置および移動局
として用いられる移動端末装置の構成を示す機能ブロッ
ク図。
ユニット21の要部構成を示すブロック図。
の様子を示す図。
図。
図。
拡散後のエネルギーとの関係を示す図。
図。
ビット割り当て例を示す図。
タ31、フレーム構成部32およびセレクタ36の状態
を示す図。
アクセスプローブの様子を示す図。
する図。
Claims (7)
- 【請求項1】 基地局と移動局との間でスペクトル拡散
方式による無線通信を行って、前記基地局を含んだ移動
通信網を介して前記移動通信端末が通信を行うことを可
能とするものであって、前記移動局は、待ち受け中には
所定の通知情報をアクセスチャネルを介して前記基地局
へと所定のタイミングで送信することとした移動通信シ
ステムにおいて、 前記基地局に設けられ、前記移動局からのデータ伝送の
ためのリバーストラフィックチャネルのうちで使用不能
となっているチャネル数が所定数以上であるときに、自
局の管理対象となっている移動局に対し、前記通知情報
の短期間伝送の実施を指示する短期間送信指示手段と、 前記移動局に設けられ、前記短期間送信指示手段によっ
て前記通知情報の短期間伝送の実施が指示されていると
きには、前記通知情報の送信に要する期間を短縮する短
期間送信手段とを具備したことを特徴とする移動通信シ
ステム。 - 【請求項2】 前記移動局は、1タイミングで前記通知
情報を複数回繰り返し送信するものであって、前記短期
間送信手段は、前記通知情報の繰り返し送信回数を減少
することによって前記通知情報の送信に要する期間を短
縮することを特徴とする請求項1に記載の移動通信シス
テム。 - 【請求項3】 前記短期間送信手段は、転送レートを高
めることによって前記通知情報の送信に要する期間を短
縮することを特徴とする請求項1に記載の移動通信シス
テム。 - 【請求項4】 前記短期間送信手段は、前記通知情報の
繰り返し送信回数を減少することによって前記通知情報
の送信に要する期間を短縮する第1モードと、転送レー
トを高めることによって前記通知情報の送信に要する期
間を短縮する第2モードとを有し、 前記短期間送信指示手段は、待ち受け中の移動局の数が
所定数よりも少ないときには前記第1モードを、また待
ち受け中の移動局の数が所定数以上であるときには前記
第2モードをそれぞれ選択し、その選択したモードを前
記短期間伝送の実施の指示とともに前記移動局に対して
通知し、 さらに前記短期間送信手段は、前記短期間送信指示手段
により通知されたモードで前記通知情報の送信に要する
期間を短縮することを特徴とする請求項1に記載の移動
通信システム。 - 【請求項5】 前記基地局装置は、前記通知情報の逆拡
散を行うものであって、転送レートを高めることによっ
て送信に要する期間を短縮した前記通知情報の受信を行
うときには、前記逆拡散のための積分処理の期間を前記
転送レートの上昇率に応じた割合で短縮する逆拡散手段
を備えることを特徴とする請求項3または請求項4に記
載の移動通信システム。 - 【請求項6】 基地局と移動局との間でスペクトル拡散
方式による無線通信を行って、前記基地局を含んだ移動
通信網を介して前記移動通信端末が通信を行うことを可
能とするものであって、前記移動局は、待ち受け中には
所定の通知情報をアクセスチャネルを介して前記基地局
へと所定のタイミングで送信することとし、しかも前記
移動局が、前記通知情報の短期間伝送の実施が指示され
ているときには、前記通知情報の送信に要する期間を短
縮する短期間送信手段を有する移動通信システムにて前
記基地局として用いられる基地局装置おいて、 前記移動局からのデータ伝送のためのリバーストラフィ
ックチャネルのうちで使用不能となっているチャネル数
が所定数以上であるときに、自局の管理対象となってい
る移動局に対し、前記通知情報の短期間伝送の実施を指
示する短期間送信指示手段を備えたことを特徴とする基
地局装置。 - 【請求項7】 基地局と移動局との間でスペクトル拡散
方式による無線通信を行って、前記基地局を含んだ移動
通信網を介して前記移動通信端末が通信を行うことを可
能とするものであって、前記移動局は、待ち受け中には
所定の通知情報をアクセスチャネルを介して前記基地局
へと所定のタイミングで送信することとし、しかも前記
基地局が、前記移動局からのデータ伝送のためのリバー
ストラフィックチャネルのうちで使用不能となっている
チャネル数が所定数以上であるときに、自局の管理対象
となっている移動局に対し、前記通知情報の短期間伝送
の実施を指示する短期間送信指示手段を有した移動通信
システムにて前記移動局として用いられる移動端末装置
において、 前記短期間送信指示手段によって前記通知情報の短期間
伝送の実施が指示されているときには、前記通知情報の
送信に要する期間を短縮する短期間送信手段とを備えた
ことを特徴とする移動端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13331798A JP3828280B2 (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 移動通信システムおよびこの移動通信システムに用いられる基地局装置と移動端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13331798A JP3828280B2 (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 移動通信システムおよびこの移動通信システムに用いられる基地局装置と移動端末装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11331944A true JPH11331944A (ja) | 1999-11-30 |
JP3828280B2 JP3828280B2 (ja) | 2006-10-04 |
Family
ID=15101872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13331798A Expired - Lifetime JP3828280B2 (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 移動通信システムおよびこの移動通信システムに用いられる基地局装置と移動端末装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3828280B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009010988A (ja) * | 2001-05-08 | 2009-01-15 | Agere Systems Guardian Corp | ネットワークシステム |
JP2011097649A (ja) * | 2006-06-09 | 2011-05-12 | Kyocera Corp | 基地局、移動局及び移動通信方法 |
WO2012063368A1 (ja) * | 2010-11-12 | 2012-05-18 | 富士通株式会社 | 基地局、移動局、制御方法、設定方法および通信システム |
-
1998
- 1998-05-15 JP JP13331798A patent/JP3828280B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009010988A (ja) * | 2001-05-08 | 2009-01-15 | Agere Systems Guardian Corp | ネットワークシステム |
JP2011097649A (ja) * | 2006-06-09 | 2011-05-12 | Kyocera Corp | 基地局、移動局及び移動通信方法 |
JP2012075159A (ja) * | 2006-06-09 | 2012-04-12 | Kyocera Corp | 基地局、移動局及び移動通信方法 |
JP2012120198A (ja) * | 2006-06-09 | 2012-06-21 | Kyocera Corp | 基地局、移動局及び移動通信方法 |
WO2012063368A1 (ja) * | 2010-11-12 | 2012-05-18 | 富士通株式会社 | 基地局、移動局、制御方法、設定方法および通信システム |
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JP5590141B2 (ja) * | 2010-11-12 | 2014-09-17 | 富士通株式会社 | 基地局、移動局、制御方法および通信システム |
US9265054B2 (en) | 2010-11-12 | 2016-02-16 | Fujitsu Limited | Base station, mobile station, control method, setting method, and communication system |
Also Published As
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---|---|
JP3828280B2 (ja) | 2006-10-04 |
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