JPH1133131A - 肺力吸引形ホースマスク用の補助送風装置とホースマスク用ホースとの接続装置 - Google Patents

肺力吸引形ホースマスク用の補助送風装置とホースマスク用ホースとの接続装置

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Publication number
JPH1133131A
JPH1133131A JP9194349A JP19434997A JPH1133131A JP H1133131 A JPH1133131 A JP H1133131A JP 9194349 A JP9194349 A JP 9194349A JP 19434997 A JP19434997 A JP 19434997A JP H1133131 A JPH1133131 A JP H1133131A
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JP
Japan
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hose
mask
lung
opening
force
Prior art date
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Pending
Application number
JP9194349A
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English (en)
Inventor
Yoshio Shigematsu
宣雄 重松
Yukio Okubo
幸夫 大久保
Yasuhito Hagiwara
康仁 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shigematsu Works Co Ltd
Original Assignee
Shigematsu Works Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な装置の接続によって着用者は少なくとも
自己の肺力による外気の取り込みが保証された、給気マ
スクに要求される最も基本的な安全性基準が保証された
送風補助装置を接続した肺力吸引形ホースマスクの提
供。 【構成】携帯電力手段により駆動され空気を取り込む電
動ファンを持つ補助送風装置11を接続する開口8、肺
力吸引形ホースマスクに接続されるホースマスク用ホー
ス4を接続する開口7、及び前記各開口の間の所定圧以
下になった時肺力により外気を取り込めるように設定さ
れている逆止弁13が取り付けられた開口9とを有する
ことを特徴とする電動ファンを持つ補助送風装置とホー
スマスク用ホースとを接続する肺力吸引形ホースマスク
用の接続装置

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、肺力吸引形ホー
スマスクに補助送風装置を設けて使用する際の、補助送
風装置とホースマスク用ホースとの接続装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来から、作業区域外から呼吸に必要な空
気をホースを介して供給する形式の給気式保護具として
ホースマスクがあり、該ホースマスクには、着用者の肺
力のみで給気する肺力吸引形と、電動又は手動の送風機
を用いて送風した空気を中間の送風調整装置を介して給
気する送風機形とがある。肺力吸引形ホースマスクは肺
力のみで給気するため簡易に使用できるという利点があ
るが、給気用空気を送るホースが長いのでその間の空気
抵抗は大きく着用者の肺力の負担は大きいという難点が
ある。そこで、送風気形のようにホースの先端に強制的
に送風する装置を設ければ、ホースマスクの着用者は肺
力に負担がかからずに給気できるという利点があるが、
大きな電力と大がかりな送風設備が必要である。また、
該送風設備が作働しなかったり、送風が十分でない場合
には直ちに給気量が不足して、着用者に不測の事態をも
たらす場合が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者は、大
がかりな設備を必要とすることなく、上記の問題を解決
すべく種々検討した結果本発明を完成したもので、本発
明は通常のホースマスク着用者の肺力によっても充分な
呼吸ができるようにした、補助送風装置と肺力吸引形ホ
ースマスクのホースとの接続装置を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明の
要旨は、携帯電力手段により駆動され空気を取り込む電
動ファンを持つ補助送風装置を接続する開口、肺力吸引
形ホースマスクに接続されるホースマスク用ホースを接
続する開口、及び前記各開口間に所定圧以下になった時
肺力により外気を取り込めるように設定されている逆止
弁が取り付けられた逆止弁取付開口を有することを特徴
とする電動ファンを持つ補助送風装置とホースマスク用
ホースとを接続する肺力吸引形ホースマスク用の接続装
置であり、請求項2の発明の要旨は、請求項1に記載の
肺力吸引形ホースマスク用の接続装置をホースマスク用
ホースリールのホース巻き取りドラム内部に設置した、
ホースリールと組み合わせた肺力吸引形ホースマスク用
の接続装置であり、請求項3に記載の発明の要旨は、請
求項2のホースリールと組み合わせた構成を具体化した
ものであり、ホースリールのホース巻き取りドラムの一
部に切り抜き部を設け、該ホース巻き取りドラムの中空
内部に接続装置に配置した肺力吸引形ホースマスク用の
接続装置であり、ホースマスク用ホースとの接続を前記
ホース巻き取りドラムの切り抜き部を介して行えるよう
にしたものであり、そして請求項4の発明の要旨は、請
求項1に記載の肺力吸引形ホースマスク用の接続装置を
ホースマスク用ホースと接続する開口がホースマスク用
ホースリールのホース巻きドラム外部に露出するように
ホース巻き取りドラム内部に取り付けた肺力吸引形ホー
スマスク用の接続装置である。
【0005】このように、電動ファンを持つ補助送風装
置を接続する開口とホースマスク用ホースを接続する開
口との間に設けられた開口に所定圧以下になった時肺力
により外気を取り込めるように設定された逆止弁を取り
付けた接続装置で、補助送風装置とホースマスク用ホー
スを接続すれば、着用者の呼吸が大きくなって電動ファ
ンの能力以上の空気の供給が必要になった場合、および
電池及びバッテリーが切れて電動ファンが作動しなくな
った場合においても、着用者は通常の肺力によって呼吸
ができる。また、電動ファンに要求される送風量は、そ
の電力として携帯電力手段である電池及びバッテリーな
どで駆動でき電動ファンを使用すれば十分であるから、
従来の給気式保護具、特に肺力吸引形の装置に対してほ
んの少しの容積及び重量の増加で肺力吸引形ホースマス
クの機能性を向上させることができるものである。
【0006】
【発明の実施の態様】本発明について図面を参照して詳
細に述べる。図1は、面体1、ホースマスク用ホース
4、本発明の接続装置6及び補助送風装置11の接続の
態様と補助送風機付き肺力吸引形ホースマスクの構成部
品構成を示している。面体1の図の右側には面体の側面
図及び排気弁の構成図が示されている。面体1の左右に
は吸気弁3が、その中間の口の下に対応する部分には排
気弁2が設けられており、肺力吸引形マスクには吸気弁
3を介してホースマスク用ホース4の一端が接続されて
いる。面体1はゴム製である。該ホースマスク用ホース
4は、例えば内径19mmの強化ビニルホースからな
り、着用者に固定する腰バンド5を介して伸び、その先
端には、例えば内側にネジが切られた接続金具10が取
り付けられており、該金具により本発明の接続装置6の
ホースの接続開口7と螺合接続される。
【0007】電動ファンを持つ補助送風装置11は、例
えばネジ切りされたファンの接続部12により接続装置
6の内側にネジが切られたファンの接続開口8に螺合接
続される。接続装置6には、前記ファンの接続開口8と
ホースの接続開口7との間に、所定圧以下になった時肺
力により外気を取り込めるように設定されている逆止弁
を取り付けることができる逆止弁取付開口9が設けられ
ており、該開口9には、例えば所定圧以下になった時肺
力により外気を取り込めるように設定されているゴム製
の逆止弁13が弁座14と共に止めネジ15で取り付け
られる。したがって、接続装置6は3つの接続開口を持
つ三つ又構造をなしており、金属及び合成樹脂等で作ら
れるている。逆止弁13、弁座13及び止めネジ15
は、例えば各部品符号の上の拡大図の構造を持ってい
る。肺力による外気取り込み口となる止め金具15には
肺力に負担にならない程度フィルタ−を取り付けること
もできる。
【0008】図2は、ホースリール16のリールドラム
17に、その一部を切り抜いた切り抜き部18が設けら
れており、該リールドラム内に配置された本発明の接続
装置6とホースマスク用ホース4の先端に取り付けられ
た接続金具10との接続は、前記切り抜き部18からホ
ースマスク用ホース4の先端を挿入して行えるようにな
っている。ホースリール及び電動ファンを接続した接続
装置6は、例えば切り抜き部にホースマスク用ホースを
固定する部材を設けてることにより固定される。
【0009】図3は、ホースリール16のリールドラム
17内に本発明の接続装置6を設けた別の態様を示すも
ので、接続装置6のホースマスク用ホース4の先端の接
続金具と接続されるホース接続開口7がリールドラム1
7の外部に露出するように該リールドラムに取り付けら
れたものであり、リールドラム17内に取り付けられた
接続装置6にホースマスク用ホース4の先端を接続金具
10により接続し該ホースマスク用ホースをリールドラ
ムに巻き取り収納した状態を示す。図4は接続装置6を
送風方向の軸と逆止弁取付開口の中心軸を含む切断面で
切断した逆止弁取付開口部のみを示しており、4−1
は、電動ファンがホースマスク着用者に不足なく送風し
ている状態で逆止弁が閉じている状態を示し、4−2
は、ホースマスク着用者の吸気量が多くなり電動ファン
の送付量では不十分となり逆止弁13を肺力で開いて給
気量を補充している状態を示す。
【0010】本発明の接続装置によって、簡単な装置の
接続によって着用者は少なくとも自己の肺力による外気
の取り込みが保証されるので、この種の護具で要求され
る最も基本的な基準を満たした吸気マスクを実現するこ
とができたものである。また、2及び3図のように、接
続装置6をホースリールのドラム17内に取り付けた構
造とすることにより、従来ホースマスク用ホース先端の
空気取り込み口を、固定用スタンドなどで固定する必要
であったが、該固定用スタンドなどを省略できるという
作用・効果がもたらされるのである。
【0011】
【発明の効果】以上の構成により、軽量で簡単な本発明
の接続装置の接続によって着用者は少なくとも自己の肺
力による外気の取り込みが保証された、補助用送風装置
を取り付けた肺力吸引形ホースマスクが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】補助送風装置付き肺力吸引形ホースマスク部品
構成図。
【図2】切り抜き部を設けたリールドラムの中空部に接
続装置6を配置した構成を示す。
【図3】接続装置をリールドラムの中空部に、ホースマ
スク用のホースの接続開口をリールドラム外部に露出す
るように配置した構成を示す。
【図4】接続装置の、逆止弁閉成時と逆止弁開成時の断
面構造を示す。
【符号の説明】
1 面体 2 排気弁 3 吸気弁 4
ホースマスク用ホース 5 腰バンド 6 接続装置 7 ホースの接
続開口 8 ファンの接続開口 9 逆止弁取付開口
10 接続金具 11 補助送風装置 12 ファンの接続部
13 逆止弁 14 弁座 15 止めネジ 16 ホースリ
ール 17 リールドラム 18 切り抜き部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯電力手段により駆動され空気を取り込
    む電動ファンを持つ補助送風装置を接続する開口、肺力
    吸引形ホースマスクに接続されるホースマスク用ホース
    を接続する開口、及び前記各開口の間の所定圧以下にな
    った時肺力により外気を取り込めるように設定されてい
    る逆止弁が取り付けられた逆止弁取付開口とを有するこ
    とを特徴とする電動ファンを持つ補助送風装置とホース
    マスク用ホースとを接続する肺力吸引形ホースマスク用
    の接続装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の肺力吸引形ホースマスク
    用の接続装置をホースマスク用ホースリールのホース巻
    き取りドラムの中空内部に配置したことを特徴とする肺
    力吸引形ホースマスク用の接続装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の肺力吸引形ホースマスク
    用の接続装置をホースマスク用ホースの先端の接続金具
    を挿入できる切り抜き部を設けたホースマスク用ホース
    リールのホース巻き取りドラムの中空内部に配置したこ
    とを特徴とする肺力吸引形ホースマスク用の接続装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の肺力吸引形ホースマスク
    用の接続装置をホースマスク用ホースと接続する開口が
    ホースマスク用ホースリールのホース巻きドラム外部に
    露出するようにホース巻き取りドラム中空内部に取り付
    け配置したことを特徴と肺力吸引形ホースマスク用の接
    続装置。
JP9194349A 1997-07-18 1997-07-18 肺力吸引形ホースマスク用の補助送風装置とホースマスク用ホースとの接続装置 Pending JPH1133131A (ja)

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JPH1133131A true JPH1133131A (ja) 1999-02-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014528287A (ja) * 2011-09-30 2014-10-27 ザ・ボーイング・カンパニーTheBoeing Company 航空機のためのパルス状補給酸素発生システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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