JPH11331253A - データ配布装置 - Google Patents

データ配布装置

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JPH11331253A
JPH11331253A JP13039498A JP13039498A JPH11331253A JP H11331253 A JPH11331253 A JP H11331253A JP 13039498 A JP13039498 A JP 13039498A JP 13039498 A JP13039498 A JP 13039498A JP H11331253 A JPH11331253 A JP H11331253A
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功一 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パケット転送チェック/受信感度チェックデ
ータ配布方式を実現する。 【解決手段】 速度の異なる複数回線を備える送信局装
置1と受信局装置2から構成し、データ送信手段11で
配信準備をし受信側に送信するデータパケットの配信デ
ータの大きさから算出するパケット総数をもとに、パケ
ットチェック指定手段12で受信側で一度にチェックす
るパケット数を指定し受信側に通知する。データ受信手
段24で送信側から当該データパケットを受信すると、
パケットチェック手段23で作成する当該指定数のパケ
ットグループごとに受信状態チェックをする。受信異常
時は当該異常パケットグループ名(番号)の通知をし、
送信側から当該パケットグループの再送をする。回線制
御手段13と22でそれぞれ回線口14と21を介し送
信局装置1と受信局装置2間の回線制御をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は複数通信回線を用
いデータ配布をするデータ配布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば特開平8−251146号公報
に示す従来のデータ配布装置は図8(a)のように、第
1局10から第2局20に対する伝送データパケットを
ブロック化して伝送し、第2局20から第1局10に対
する返送応答データを複数データパケットのブロックご
とに1つの応答パケットとして伝送するデータ伝送制御
方式を採る。第1局10は、パケット形成手段で伝送す
べきデータを含むデータ部にパケット番号等情報をヘッ
ダ部として付けデータパケットを形成する。パケットブ
ロック化手段でパケット形成手段と下記再送パケット決
定手段とによる供給データパケットを複数個まとめヘッ
ダ部に追記するスーパーパケット番号等付加情報をスー
パーパケットとしてブロック化する。パケット高速伝送
手段でパケットブロック化手段によるブロック化データ
パケットを順次パケット単位で高速伝送をする。受信手
段で受信する応答パケットのデータ部に対し、上記再送
パケット決定手段で解読し記載する再送すべきデータパ
ケットを決定する。第2局20は、受信手段で受信する
第1局10による高速伝送データパケットのデータ部に
対し、受信データ判定手段でデータ誤りの有無を判定
し、無いときは受信データをそのまま出力し、有るとき
は当該データパケットヘッダ部情報(スーパーパケット
番号・パケット番号)を出力する。応答パケット形成手
段で受信データ判定手段によるデータ誤り有りと判定さ
れたデータパケットヘッダ部情報をブロック単位で取り
まとめ、パケット低速伝送手段で当該ブロック化応答パ
ケットを順次パケット単位で低速伝送をする。高速伝送
路30と低速伝送路40は、第1局10から第2局20
に対する出力データパケットの高速伝送をし、第2局2
0から第1局10に対する出力応答パケットの低速伝送
をする。またたとえば特開昭60−254855号公報
に示す従来のデータ配布装置は図8(b)のように、ホ
スト計算機中央処理装置(CPU)と、メモリと、チャ
ネル装置(CH)と、通信制御装置(CCU)と、網制
御装置(NCU)と、交換機と、端末装置と、互いに異
なるリンクA、B、Cとから構成し、データ伝送路リン
ク確立後のデータブロック再送回数をたとえば通信制御
装置のファームウェアで計算し、予め指定されている値
との一致を検出すると、当該リンクを切断し新たに決定
するリンクを用い再度同一端末とのデータ通信を続行す
るデータ配信方式を採る。またたとえば特開平4−20
7430号公報に示すデータ配布装置は図9(a)のよ
うに、送信ワークステーション100に複数の受信ワー
クステーション201、202、・・・、20nを同報
機能をもつネットワーク300を介し接続し、データ配
信失敗時に配信失敗パケット番号を格納し、データ配信
終了時に配信失敗パケット番号格納パケットの再送をす
る同報ファイル転送方式を採る。またたとえば特開平5
−63715号公報に示すデータ配布装置は図9(b)
のように、主局と、従局と、分岐点A、Bをもつ基本/
分岐回線とから構成し、主局から自局アドレスを受信し
た従局は、受信信号の異常有無をチェックし、主局に対
し無いときは自局アドレス、有るときは連続番号(論理
1)をそれぞれ送信し、また自局アドレス以外を受信し
た従局は、主局に対し連続番号(倫理1)を送信し、当
該主局で受信フレームと送出アドレスとの一致を確認す
ることにより当該従局の状態を検知する従局障害監視方
式を採る。またたとえば特開平8−8817号公報に示
すデータ配布装置は図10のように、送信時に送信失敗
時再送信回数の増減による検知無線状態に従い自局の無
線送信出力調整をし、さらに受信時に受信レベル検出手
段による検出受信レベルに従い相手局の無線送信出力調
整を要求する無線送信出力制御方式を採る。またたとえ
ば特開平5−160776号公報に示す従来のデータ配
布装置は図11のように、送信局は全同報対象受信局に
対しデータ伝送開始時から所定フレーム数伝送時(所定
時間経過時)まで同一通信チャネルを用いデータ伝送を
しながら測定する回線品質結果と複数の所定回線品質ス
レッショルドレベルとにより分ける当該同報対象受信局
の複数の各グループごとに異なる通信チャネルを用い縦
続してデータ伝送をし、データ伝送完了グループに属す
る同報対象受信局はデータ伝送完了時点で当該送信局と
の通信接続を開放する無線同報データ伝送方式を採る。
またたとえば特開平8−336184号公報に示す従来
のデータ配布装置は図12(a)のように、親機はドキ
ュメントデータを所定数のパケットごとに連続して伝送
する1連続パケット伝送終了ごとに子機によるパケット
再送要求パケットナンバのパケットをまとめて再伝送
し、子機は記憶する親機からの受信不能パケットナンバ
に基づき親機にパケット再送要求送信をし、親機からの
再送信による受信パケットと既受信パケットとを当該パ
ケットナンバ順に組み立て、親機からの再度の受信不能
パケットをその他のパケット受信後に再送要求をし、エ
ラーによる受信不能パケットの再送処理を所定数のパケ
ット伝送終了後に一括してするパーソナルハンディホン
方式を採る。またたとえば特開平7−219874号公
報に示す従来のデータ配布装置は図12(b)のよう
に、送信計算機(図示)は指定した応答計算機(図示し
ない)からの応答がないと同報送信データを再送し、所
定回の再送に対する応答計算機からの応答がないと他の
通信経路を用い再送する同報通信方式を採る。またたと
えば特開平4−318727号公報に示す従来のデータ
配布装置は図13(a)のように、入力データに対し入
力処理部で当該データ内容に応じデータ送信優先順位を
決め格納するデータ分類テーブルによる分類情報に従い
分類し所定送信データキューに登録をし、送信キュー管
理部で送信可能等に当該データ送信優先順位に従い選択
する当該送信データキューの入力データを送信処理部で
送信をするパケット伝送方式を採る。またたとえば特開
平7−152668号公報に示す従来のデータ配布装置
は図13(b)のように、クライアントプログラムから
のデータ要求を子サーバプログラム経由送信する親サー
バプログラムで当該データ要求に含む検索情報に基づい
て二次記憶装置または主メモリから獲得する供給すべき
データに対し、当該データ要求に含む指定情報が品質優
先であればそのまま、時間優先であればネットワーク回
線の混み具合等に応じ選択する圧縮・間引き方法で処理
後、子サーバプログラム経由クライアントプログラムに
転送をする情報処理・通信方式を採る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のデ
ータ配布装置では、データ伝送制御方式/データ配信方
式/同報ファイル転送方式/従局障害監視方式/無線送
信出力制御方式/無線同報データ伝送方式/パーソナル
ハンディホン方式/同報通信方式/パケット伝送方式/
情報処理・通信方式を採るから、つぎのような問題点が
あった。 (1)送信側でパケットをブロック化するため、データ
パケットの構造を変更し作成する独自のプロトコルによ
り、配信データ容量に伴う送信側負荷が高くなる。 (2)所定の再送回数後に再送回線を変更するため、た
とえば使用不能回線を用いる無駄を指定回数再送によ
り、再送効率が悪い。 (3)同報転送可能ネットワーク接続の通信システム技
術であるため、各ワークステーション間に複数ネットワ
ークが存在するときでも常に同じネットワークを使用す
ることにより、効率的にネットワークを使用できない。 (4)従局ごとに障害監視をするため、従局数増加によ
り主局の負荷が高くなり、全従局のチェック時間を増加
する。 (5)送信側に対し受信側から出力レベル調整を要求す
るため、受信側で必要な受信レベルと当該対応要求内容
設定の統一化により、受信側数が多くなるほど設定が複
雑になってしまうし、送信側の機器構成等変更時に必要
になる全受信側の対応要求内容設定の作業量が受信側数
が多くなるほど大きくなる。 (6)受信局を複数グループに分けることにより、受信
局が多くなるほど送信側負荷が大きくなってしまう。 (7)受信側で受信パケットを1つずつ確認するため、
大容量データ受信時の確認パケット数の膨大化により、
時間もかかってしまう。 (8)再送失敗時の他回線使用再送により、一時使用不
能時でも当該回線を使用不能と判断してしまう(衛星回
線のように高速なものほど深刻な問題になる)。 (9)監視度の低いデータをキューに貯め一定時間後一
斉に配信するため、特に衛星回線による配信時のように
貯められた各々のデータ容量が小さい時は、小さなデー
タの複数配信により、効率の悪い配信となってしまう。 (10)特に衛星回線による配信時のようにデータごと
の圧縮時は、小さなデータの複数配信により、効率の悪
い配信となってしまう。
【0004】この発明が解決しようとする課題は、デー
タ配布装置で上記問題点を解消するように、受信側で伝
送の初めにチェックするパケット数を送信側から通知
し、当該パケット数ごとにデータ配布の成功/失敗チェ
ックをする方式(パケット転送チェックデータ配布方
式)または送信側から受信感度チェック用データを付加
する配信データを送付するとともに、受信側から当該受
信局受信感度を通知し、データ配布の当該受信感度チェ
ックをする方式(受信感度チェックデータ配布方式)を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のデータ配布装
置は、速度の異なる複数回線を備える送信局装置と受信
局装置から構成するもので、上記課題を解決するためつ
ぎの手段を設け、パケット転送チェック/受信感度チェ
ックデータ配布方式を採ることを特徴とする。
【0006】パケットチェック指定手段は、送信局装置
で配信データの大きさから算出するパケット総数をもと
に受信側で一度にチェックするパケット数を指定し、当
該受信側に通知する。またはデータ配信失敗時に全受信
局数に対する異常通知受信数と送達確認未着数との和の
割合および再送データ容量の2要素と各所定閾値との大
小判定結果をもとに再送使用回線を指定する。またはデ
ータ受信失敗時にデータ配信終了後算出する当該受信失
敗パケットのパッケージファイル容量をもとに再送使用
回線を指定する。
【0007】パケットチェック手段は、受信局装置で送
信側からの指定された数(1以上)のパケットごとにデ
ータ配布/失敗チェックをする。
【0008】送信側受信感度チェック制御手段は、送信
局装置で受信感度チェック用データを付加する配信デー
タパケットを受信側に送付するとともに受信側から通知
される。または当該配信データパケットを受信側に送付
しないで受信側から定期的に通知される受信局受信感度
をチェックし、当該受信感度が所定閾値より小さいとき
は、送信局送信出力を上げるように指定し、または一定
時間後に再度当該受信感度チェックをし再度所定閾値よ
り小さいときは他の使用回線を指定する。または当該配
信データパケットを受信側に送付しないで受信側から定
期的に通知される受信局受信感度が所定閾値より小さい
ときは一定時間後に送信側から受信側に受信感度要求を
別途送付し、再度当該受信感度チェックをし、再度所定
閾値より小さいときは他の使用回線を指定する。または
配信要求データに付す優先度が所定閾値より小さいとき
は直ぐに配信しないで一定時間間隔で当該配信要求デー
タを1つのファイルにパッケージして、またはパッケー
ジする際、圧縮もしくは暗号化して受信側に送付する。
【0009】受信側受信感度チェック制御手段は、受信
局装置で送信側から当該配信データパケットを受信する
と検出する、または送信側から当該配信データパケット
を受信しないで定期的に検出する受信局受信感度を送信
側に通知する。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施の一形態を示すデ
ータ配布装置は図1のように、送信局装置1でデータ送
信手段11は、指定データの配信準備をし、受信側に当
該データパケットを送信する。パケットチェック指定手
段12は、当該配信データの大きさから算出するパケッ
ト総数をもとにパケットチェック単位(受信側で一度に
チェックするパケット数をいい、パケットグループの大
きさを表す)を指定し、受信側に通知する。回線制御手
段13は、回線口14を介し受信局装置2との回線制御
をする。受信局装置2で回線制御手段22は、回線口2
1を介し送信局装置1との回線制御をする。パケットチ
ェック手段23は、送信側による指定パケットチェック
単位にパケットグループを作成し、当該グループごとに
受信状態チェック(データ配布の成功/失敗チェック)
をする。受信異常時は、当該異常パケットグループ名
(番号)を送信側に通知する。データ受信手段24は、
送信側から当該データパケットを受信する。1以上の指
定数のパケットごとにデータ配布の成功/失敗チェック
をすることにより、受信側の処理能力に応じ効率良くデ
ータ受信を確認できる。また受信側で最初にチェックす
るパケット数の通知後に伝送するデータに対し当該パケ
ット構造(特にヘッダ部とデータ部)を変更しないため
送信側の負荷を軽減でき、パケットごとにすべてチェッ
クするため受信側の負荷を分散できる。
【0011】上記実施の形態のデータ配布装置は、受信
側で伝送の初めにチェックするパケット数を送信側から
通知し、当該パケット数ごとにデータ配布の成功/失敗
チェックをする方式(パケット転送チェックデータ配布
方式)を採る。
【0012】上記形態は図2(a)のように、送信局装
置1において、まずデータ送信手段11による配信デー
タサイズをチェックし、算出パケット総数からパケット
チェック指定手段12で当該パケットグループの大きさ
を決定し、受信側に通知する(以上手順S11とS1
2)。受信局装置2において、つぎにデータ受信手段2
4によるデータパケット受信時にパケットチェック手段
23で当該通知された大きさにパケットグループを作
り、当該パケットグループごとに受信状態をチェックす
る(以上手順S13とS14)。さらに受信異常時は、
受信側から異常パケットグループ名(番号)の通知を
し、送信側から当該パケットグループの再送をする。こ
こでパケットグループの大きさは、当該グループを構成
するパケット数N(自然数)で示す。たとえばN=1の
ときは、1つのパケットで構成するパケットグループご
とにチェックすることになる。なお上記図1に示す発明
の実施の形態は送信側のパケットチェック指定手段12
でパケットグループの大きさを決定するとして説明した
が、受信側のパケットチェック手段23で送信側から受
信する配布データ容量をもとに決定してもよい。上記と
同じ効果を得る。
【0013】なお上記図1に示す発明の実施の形態はパ
ケットチェック指定手段12で図2(b)の手順S21
〜S23のように、データ配信失敗時に全受信局数に対
する異常通知受信数と送達確認未着数との和の割合およ
び再送データ容量の2つの要素に対し、それぞれの所定
閾値との大小を判定し、再送使用回線を決定してもよ
い。ここで各所定閾値は、環境変数、コンフィギュレー
ションファイルおよびデータ配信実行時コマンドオプシ
ョン(優先度が最も高い)で指定する。再送回線として
最も適切な回線を選択することにより、無駄な再送回数
を低減するため回線を有効に使用できる。
【0014】また上記図1に示す発明の実施の形態はパ
ケットチェック指定手段12で図2(c)のように、ま
ず受信局装置2でパケット受信に失敗すると、受信失敗
パケット番号/受信局装置名を内容とする異常通知を送
信局装置に送付する(手順S30)。つぎに送信局装置
1で受信失敗パケット番号を記憶しデータ配信を続行
し、終了した段階で、記憶失敗パケットのパッケージ化
をし、1つのファイルを作成する(同時に圧縮と暗号化
をしてもよい)(以上手順S31〜S33)。さらに当
該パッケージファイルの容量チェックをし、再送使用回
線を決定し、再送と再送受信をしてもよい(以上手順S
34〜S36)。上記図2(b)と同じ効果を得る。
【0015】また上記図1に示す発明の実施の形態は図
3(a)のように、当該データ部に受信感度チェック用
データを挿入する図3(b)に示すパケットを作成し、
送信側回線制御手段13と送信側回線口14を介し受信
局装置2aに送付するとともに、受信局装置2aから受
信する受信局受信感度が所定閾値より小さいときは一定
時間後に再度当該受信感度チェックをし、再度所定閾値
より小さいときは他の使用回線を指定する送信側受信感
度チェック制御手段15と、送信局装置1aから当該パ
ケットを受信すると検出する受信局受信感度を受信側回
線制御手段22と受信側回線口21を介し送信局装置1
aに通知する受信側受信感度チェック制御手段25とを
別途設けてもよい。データ配信前に知り得る受信局受信
感度が低いときは、自動的に送信局送信出力を上げるよ
うに対応することにより、より信頼性の高いデータ配布
ができる。また1つの送信局から複数の受信局にチェッ
ク用データの同時配信をすることにより、当該データ送
付時間が受信局数に依存しない効率的チェックを実現で
きる。また送信側で受信側から受ける受信局受信感度だ
けに応じる動作をすることにより、受信局数が増えても
必要のない当該受信感度の設定作業を削減できる。
【0016】上記実施の形態のデータ配布装置は、送信
側から受信感度チェック用データを付加する配信データ
を送付するとともに、受信側から当該受信局受信感度を
通知し、データ配布の当該受信感度チェックをする方式
(受信感度チェックデータ配布方式)を採る。
【0017】上記形態は図4(a)のように、まず送信
側から送付する図3(b)に示すパケットを受信すると
受信側から通知する受信局受信感度に対し、所定閾値と
の大小を判定する(以上手順S40〜S43)。つぎに
所定閾値より大きいときは配信を開始し、データの送受
信をする(以上S44〜S46)。小さいときは送信局
送信出力を上げ、上記手順S40〜S43を繰り返す
(以上手順S47とS40〜S43)。
【0018】また上記図3(a)に示す発明の実施の形
態は送信側受信感度チェック制御手段15で図4(a)
のように受信局受信感度が所定閾値より小さいときは送
信局送信出力を上げるとして説明したが、図4(b)の
ように一定時間後に再度受信感度チェックをし(以上手
順S52とS40〜S43)、当該受信感度が所定閾値
より大きいときは配信を開始し(手順S44)、再度小
さいときは他回線を使用しデータ配信をしてもよい(以
上手順S51とS53とS46とS47)。データ配布
前に知り得る受信局受信感度が低いときは、一定時間後
に再度受信感度チェックをするように適切な対応をする
ことにより、自然状況等の原因による一時的現象である
場合も少なくないためより一層信頼性の高いデータ配布
ができる。
【0019】また上記図3(a)に示す発明の実施の形
態は送信側受信感度チェック制御手段15で図4(c)
のように、まず受信側受信感度チェック制御手段25か
ら定期的に通知される受信局受信感度に対し所定閾値と
の大小を判定する(以上手順S60〜S62)。つぎに
所定閾値より大きいときは特に動作をしないで、小さい
ときは送信局送信出力を上げて図4(a)または図4
(b)のはじめの手順に戻ってもよい(以上手順S63
〜S65)。図3(a)と同じにデータ配布前に知り得
る受信感度が低いときは、送信局送信出力を上げるよう
に対応することにより、自動的により信頼性の高いデー
タ配布ができる。
【0020】また上記図3(a)に示す発明の実施の形
態は送信側受信感度チェック制御手段15で図5のよう
に、まず受信側受信感度チェック制御手段25から定期
的に通知される受信局受信感度に対し所定閾値との大小
を判定する(以上手順S70〜S72)。つぎに所定閾
値より大きいときは配信を開始し、動作を終了する(以
上手順S73とS74)。小さいときは一定時間後に送
信側受信感度チェック制御手段15から当該データ部に
図5(b)に示す送信側処理テーブルの処理番号等を挿
入する図5(c)に示すパケットを送付し、当該パケッ
トを受信する受信側受信感度チェック制御手段25から
再度通知する受信局感度に対し所定閾値との大小を判定
する(以上手順S75〜S78とS71とS72)。さ
らに所定閾値より大きいときは配信を開始し動作を終了
し(以上S73とS74)、再度小さいときは他回線を
使用してもよい(以上手順S75とS79)。上記図4
(c)と同じ効果を得る。
【0021】また上記図3(a)に示す発明の実施の形
態は送信側受信感度チェック制御手段15で図6の手順
S81〜S88のように、指定回再送を繰り返しても失
敗するときは、再送回線指定アルゴリズムに従い、不使
用回線と再送使用回線から同時に再送を開始してもよ
い。より確実な信頼性の高いデータ配布ができ、通常使
用回線の一時的使用不能時でも回線回復後そのまま使用
できる。
【0022】また上記図3(a)に示す発明の実施の形
態は送信側受信感度チェック制御手段15で図7のよう
に、配信データパッケージ方式アルゴリズムに従い、ま
ず送信局で配信要求を受け取ると、タイマーを起動する
(以上手順S91とS92)。つぎに配信要求データの
配信優先度に対し所定閾値との大小を判定し(以上手順
S91〜S94)、所定閾値より大きいときは通常のデ
ータ配信をし、小さいときは当該配信要求データの格納
後タイムアウトになるまで配信要求を待つ(以上手順S
93〜S98)。配信要求受信時は上記手順S93〜S
98を繰り返す(手順S99)。さらにタイムアウト時
は格納データを1つのファイルにパッキングをし、終了
するとファイルの圧縮、暗号化をし受信局に送信しても
よい(以上手順S100〜S103)。所定閾値より小
さい優先度の配布要求データを直ぐに配布しないで一定
時間間隔でパッケージ化送付をすることにより、同時配
信データごとにかかるオーバヘッドが1つに至るため送
受信局マシンの負荷を軽減し、回線を有効に使用できる
(特に通信衛星配信時に衛星遅延の影響が小さい効率の
良いデータ配布ができる)。またパッケージ化する際の
圧縮/暗号化のためデータ配布の負荷軽減/信頼性向上
を図れる。
【0023】
【発明の効果】上記のようなこの発明のデータ配布装置
では、パケット転送チェック/受信感度チェックデータ
配布方式を採るから、従来の各種方式に比べ各発明ごと
につぎの効果がある。 (1)受信側の処理能力に応じ効率良くデータ受信を確
認できる。また受信側で最初にチェックするパケット数
の通知後に伝送するデータに対し当該データ構造を変更
しないため送信側の負荷を軽減でき、パケットごとにす
べてチェックするため受信側の負荷を分散できる。 (2)無駄な再送回数を低減するため回線を有効に使用
できる。 (3)上記(2)と同じ効果を得る。 (4)受信局数が増えても必要のない当該受信感度の設
定作業を削減できる。 (5)データ配布前に知り得る受信局受信感度が低いと
きは、自然状況等の原因による一時的現象である場合も
少なくないため、より一層信頼性の高いデータ配布がで
きる。 (6)データ配布前に知り得る受信局受信感度が低いと
きは、自動的により信頼性の高いデータ配布ができる。 (7)上記(6)と同じ効果を得る。 (8)より確実な信頼性の高いデータ配布ができ、通常
使用回線の一時的使用不能時でも回線回復後そのまま使
用できる。 (9)同時配信データごとにかかるオーバヘッドが1つ
になるため、送信局マシンの負荷を軽減し、回線を有効
に使用できる。 (10)パッケージ化する際の圧縮/暗号化のため、デ
ータ配布の負荷軽減/信頼性向上を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の一形態を示すデータ配布装
置のシステム構成図。
【図2】 図1に示すパケットチェック指定手段のパケ
ット転送チェック方式と再送回線選択方式と再送方式各
動作アルゴリズムを説明するフロー図。
【図3】 この発明の実施の他の一形態を示すシステム
構成図と当該データパケット構成図。
【図4】 図2に示す送信側受信感度チェック制御手段
の受信感度チェック方式各動作アルゴリズムを説明する
フロー図。
【図5】 図2に示す送信側受信感度チェック制御手段
の他の受信感度チェック方式動作アルゴリズムを説明す
るフロー図と当該送信側処理テーブルと通知データ構成
図。
【図6】 図2に示す送信側受信感度チェック制御手段
の再送回線指定方式動作アルゴリズムを説明するフロー
図。
【図7】 図2に示す送信側受信感度チェック制御手段
の配信データパッケージ方式動作アルゴリズムを説明す
るフロー図。
【図8】 従来の技術を示すデータ配布装置とその他の
一形態を示すシステム構成図。
【図9】 従来の技術を示す他の二形態を示すシステム
構成図。
【図10】 従来の技術を示す他の一形態の動作を説明
するシーケンス図。
【図11】 従来の技術を示す他の一形態の動作を説明
するタイミング図。
【図12】 従来の技術を示す他の二形態を示すシステ
ム構成図。
【図13】 従来の技術を示す他の二形態を示すシステ
ム構成図。
【符号の説明】
1 送信局装置、2 受信局装置、11 データ送信手
段、12 パケットチェック指定手段、13 送信側回
線制御手段、14 送信側回線口、15 送信側受信感
度チェック制御手段、21 受信側回線口、22 受信
側回線制御手段、23 パケットチェック手段、24
データ受信手段、25 受信側受信感度チェック制御手
段。 なお図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 速度の異なる複数回線を備える送信局装
    置と受信局装置から構成するデータ配布装置において、
    前記送信局装置で配信データの大きさから算出するパケ
    ット総数をもとに受信側で一度にチェックするパケット
    数を指定し当該受信側に通知するパケットチェック指定
    手段と、前記受信局装置で送信側からの前記指定された
    数(1以上)のパケットごとにデータ配布の成功/失敗
    チェックをするパケットチェック手段とを設けることを
    特徴とするデータ配布装置。
  2. 【請求項2】 パケットチェック指定手段でデータ配信
    失敗時に全受信局数に対する異常通知受信数と送達確認
    未着数との和の割合および再送データ容量の2要素と各
    所定閾値との大小判定結果をもとに再送使用回線を指定
    することを特徴とする請求項1記載のデータ配布装置。
  3. 【請求項3】 パケットチェック指定手段でデータ受信
    失敗時にデータ配信終了後算出する当該受信失敗パケッ
    トのパッケージファイル容量をもとに再送使用回線を指
    定することを特徴とする請求項1記載のデータ配布装
    置。
  4. 【請求項4】 送信局装置で受信感度チェック用データ
    を付加する配信データパケットを受信側に送付するとと
    もに、受信側から通知される受信局受信感度をチェック
    し、当該受信感度が所定閾値より小さいときは送信局送
    信出力を上げるように指定する送信側受信感度チェック
    制御手段と、受信局装置で送信側から当該配信データパ
    ケットを受信すると検出する前記受信局受信感度を送信
    側に通知する受信側受信感度チェック制御手段とを別途
    設けることを特徴とする請求項1、2または3記載のデ
    ータ配布装置。
  5. 【請求項5】 送信側受信感度チェック制御手段で当該
    受信感度が所定閾値より小さいときは一定時間後に再度
    当該受信感度チェックをし、再度所定閾値より小さいと
    きは他の使用回線を指定することを特徴とする請求項4
    記載のデータ配布装置。
  6. 【請求項6】 送信側受信感度チェック制御手段で当該
    配信データパケットを受信側に送付しないで受信側から
    定期的に通知される受信局受信感度をチェックし、当該
    受信感度が所定閾値より小さいときは送信局送信出力を
    上げるように指定し、受信側受信感度チェック制御手段
    で送信側から当該配信データパケットを受信しないで定
    期的に検出する前記受信局受信感度を送信側に通知する
    ことを特徴とする請求項4または5記載のデータ配布装
    置。
  7. 【請求項7】 送信側受信感度チェック制御手段で当該
    配信データパケットを受信側に送付しないで受信側から
    定期的に通知される受信局受信感度が所定閾値より小さ
    いときは一定時間後に送信側から受信側に受信感度要求
    を別途送付し、再度当該受信感度チェックをし、再度所
    定閾値より小さいときは他の使用回線を指定することを
    特徴とする請求項4記載のデータ配布装置。
  8. 【請求項8】 送信側受信感度チェック制御手段で指定
    回再送失敗時に再送使用回線と不使用回線とを用い同時
    再送指定をすることを特徴とする請求項4記載のデータ
    配布装置。
  9. 【請求項9】 送信側受信感度チェック制御手段で配信
    要求データに付す優先度が所定閾値より小さいときは直
    ぐに配信しないで一定時間間隔で当該配信要求データを
    1つのファイルにパッケージして受信側に送付すること
    を特徴とする請求項4記載のデータ配布装置。
  10. 【請求項10】 当該配信要求データを1つのファイル
    にパッケージする際、圧縮または暗号化することを特徴
    とする請求項9記載のデータ配布装置。
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