JPH1132971A - 衣服の汚れ落とし器 - Google Patents

衣服の汚れ落とし器

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JPH1132971A
JPH1132971A JP19016997A JP19016997A JPH1132971A JP H1132971 A JPH1132971 A JP H1132971A JP 19016997 A JP19016997 A JP 19016997A JP 19016997 A JP19016997 A JP 19016997A JP H1132971 A JPH1132971 A JP H1132971A
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JP
Japan
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clothes
washing
container
case
heater
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JP19016997A
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Akira Nagaoka
明 長岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な洗浄力を有し、洗浄後続けて衣服を着
用でき、かつ繰り返し使用できる携帯型の衣服の汚れ落
とし器を提供する。 【解決手段】 円筒型のケース11に、吐出ポンプ機構
12付きの洗剤液容器13、電動ブラシ14、ヒータ1
5、ファン16、充電池17および洗剤液吸引具18な
どを収納した汚れ落とし器10の、電動ブラシ14のブ
ラシ部14aを衣服の洗浄部に押し当てて洗浄し、洗浄
後、ヒータ15を作動させて、衣服の濡れた部分を乾燥
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型の衣服の汚
れ落とし器に関する。
【0002】
【従来の技術】外出中や仕事中あるいは旅行中などに、
たとえば食事の際に調味料や食べ物をこぼしたり、イン
クや塗料がついたり、泥がついたりして、衣服が部分的
に汚れることがある。このような場合、汚れたままでは
自分が恥ずかしいだけでなく、仕事の相手先やお客に対
して失礼であり、また、長い時間そのままにしておく
と、後から洗濯しても汚れが落ちにくくなる。
【0003】そこで、外出中などに衣服が汚れたとき
に、その場で汚れを落とすための携帯型の汚れ落とし器
が提案されている。たとえば特開昭60−215344
号公報には、ポケット型容器に、洗剤液を充填した内部
カプセルと、容器の内部に連通する灯心材によって構成
することにより、使い捨てのできるポケット型汚点クリ
ーナが開示されており、また、実開昭63−2795号
公報には、衣類の汚れ部分を挟んで全面的に面合する2
個の器部材のうち一方に洗浄液を密封収容し、衣服の局
部的な汚れに対し、簡便に汚れを落とすことができる簡
易汚れ落とし器が開示されている。このような携帯型の
汚れ落とし器を常時携帯していれば、衣服が汚れたとき
に、その場で応急的に汚れを落とすことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開昭60−215344号公報に記載の汚点クリーナ
は、洗剤液を浸透させた灯心材により汚れを洗浄するも
のであり、いかに応急的なものとはいえ、洗浄力が不充
分で、ごく小さな汚れや泥付着などの軽い汚れなどに対
しては効果があるが、たとえば醤油や油などが付着した
ときなどは、これらを目立たない程度に洗浄することは
難しい。また、使い捨てを前提に作られたものであっ
て、繰り返して使用するには適していない。
【0005】また、実開昭63−2795号公報に記載
の汚れ落とし器は、洗浄液入りの器部材の開口部間で衣
類の汚れ部分を挟み、洗浄液を衣服の生地に通して洗浄
するものであるから、洗浄液が衣服の広い部分に広が
り、洗浄後は広範囲に濡れた部分ができて、そのまま続
けてその衣服を着用することはできないという問題があ
る。また、洗浄液は一回の洗浄で使い切ってしまうの
で、繰り返して使用することはできない。なお、密封蓋
を再使用できる構造とした場合は、器部材に再度洗浄液
を入れれば汚れ落とし器として再使用することはできる
が、この場合でも、別途洗浄液の予備を持ち合わせてい
ない限り、外出中などに繰り返して使用することはでき
ない。
【0006】本発明の目的は、携帯型の衣服の汚れ落と
し器において、十分な洗浄力を有し、洗浄後続けて衣服
を着用でき、かつ繰り返し使用できる携帯型の衣服の汚
れ落とし器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の衣服の汚れ落と
し器は、携帯型ケースのなかに、液体容器、電動ブラ
シ、ヒータ、ファンおよび電池を収納したことを特徴と
する。さらに、前記電動ブラシの作動と連動する液体吸
引機構を併設することもできる。
【0008】本発明の衣服の汚れ落とし器は、外出時に
持ち歩き、外出先で衣服を汚した場合に、その場で汚れ
を落とすことができるように、全体の大きさが持ち歩き
に便利で、かつケースごと手にもって使用可能な大きさ
であり、ケース内に汚れを落とすのに必要な道具類を収
納したものである。
【0009】携帯型ケースは、合成樹脂製または金属製
のケースで、好ましくは筒型のケース本体の両端側を着
脱容易なキャップで覆う構造とする。このケース内に、
汚れ落としに必要な道具類のうち一部は取り出し可能
に、一部はケースに固定して収納する。
【0010】液体容器は、洗浄に必要な洗剤液(洗剤の
水溶液)を収容する容器、または水と洗剤をそれぞれ収
容する容器であり、好ましくは軟質合成樹脂製の容器と
し、必要量を少量づつ滴下させることができる容器とす
る。これらの容器は前記ケースに固定してもよく、また
使用時や液の補充時にケースから取り出すことができる
ようにしてもよい。
【0011】電動ブラシは、電池で回転駆動され、洗剤
液または洗剤と水を滴下した衣服の汚れ部分に押し当て
て、ブラシの回転または往復動により汚れを落とすもの
である。ブラシの構造、形状はとくに限定されるもので
はなく、たとえば歯磨き用の電動ブラシのような構造、
形状としてもよい。この電動ブラシは、ケースの一端側
のキャップを外したときにブラシ部分がケース本体の外
側に位置するように、電動ブラシの本体をケース内に固
定する。
【0012】ヒータとファンは、洗浄後の衣服の濡れた
部分を早く乾かすためのものである。ヒータは、ケース
本体の端部内側に電熱線を設けたものとし、このヒータ
により加熱された空気をファンにより衣服の濡れた部分
に吹き付ける構造とする。ここで、携帯中に誤ってヒー
タに通電することがないように、ヒータのスイッチをロ
ックする機構を設けることが望ましい。
【0013】電池は充電池または乾電池のいずれでもよ
いが、ヒータ使用による電池の消耗が大きいので、充電
池のほうが好ましい。充電池の場合は、常時充電型の充
電池をケース内に固定し、充電のための端子をケース本
体に設けるようにしてもよく、また、別途充電器により
充電するようにしてもよい。乾電池の場合は、電池出し
入れ用の開閉蓋をケース本体に設け、随時交換できるよ
うにする。
【0014】液体吸引機構は、余分な洗剤液が衣服に広
がるのを防止するためのもので、電動ブラシの作動と連
動して、洗浄部分の洗剤液を吸引する機構とする。たと
えば、伸縮自在の容器を圧縮した状態から伸長させる動
作と電動ブラシのスイッチオンを連動させて、ブラシで
洗浄している部分の洗剤液を吸引ノズルで吸い取るよう
な機構とする。
【0015】本発明の衣服の汚れ落とし器は、以上の道
具類を携帯型ケースのなかに収納したことにより、この
汚れ落とし器を外出時に携帯していれば、食事中に食べ
物をこぼしたり、泥がはねたりして衣服が汚れたとき
に、ただちに洗浄して汚れを落とすことができる。とく
に、電動ブラシを用いることにより汚れをきれいに落と
すことができ、また、ヒータとファンにより濡れた部分
を手早く乾燥することができるので、洗浄後そのまま続
けて衣服を着用することができる。また、液体吸引機構
を設けた場合は、余分な洗剤液が衣服に広がるのを防止
することができる。洗剤液や洗剤、水の使い残りがあれ
ば繰り返して使用することができるので、長期間の出張
や旅行などに携帯するのに最適である。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施形態に
おける衣服の汚れ落とし器の内部構造を示す図である。
本実施形態の汚れ落とし器10は、円筒型のケース11
に、吐出ポンプ機構12付きの洗剤液容器13、電動ブ
ラシ14、ヒータ15、ファン16、充電池17および
洗剤液吸引具18などの汚れ落としに必要な道具類一式
を収納したものである。
【0017】ケース11は、合成樹脂製のケースで、一
端側にネジ11aを介して洗剤液容器13が着脱可能に
取り付けられており、他端側には進退可能な補助筒11
bが設けられ、この補助筒11bに着脱容易なキャップ
11cが取り付けられている。図では補助筒11bはネ
ジ式になっているが、ロック機構付きのスライド式とし
てもよい。また、図示していないが、充電池17の出し
入れ用の開閉蓋がケース11に設けられている。さら
に、後述する洗剤液吸引具18の蛇腹容器18aの縮小
作動と電動ブラシ14のスイッチを兼ねたレバー18c
の把手がケース11の外面に突出するようになってい
る。
【0018】洗剤液容器13は軟質合成樹脂製の容器
で、ケース11にネジ11aを介して取り付けられてい
る。洗剤液容器13の開口端には、洗剤液を少量吐出さ
せるための吐出ポンプ機構12がネジ13aを介して取
り付けられている。この吐出ポンプ機構12は、洗剤容
器や化粧品容器などに取り付けられている従来公知の吐
出機構であり、ノズル12aを上方から押すことによ
り、洗剤液容器13中の洗剤液が吐出ノズル12aから
吐出されるものである。洗剤液容器13に洗剤液を補充
するときは、吐出ポンプ機構12を取り外して補充す
る。なお、図中一点鎖線で示す符号12bはキャップで
ある。
【0019】電動ブラシ14は、ケース11のキャップ
11cを外し、補助筒11bを本体側にねじこむか、ま
たは押し込んだときにブラシ部14aがケース11の外
側に位置するように、ケース11に固定されている。こ
の電動ブラシ14は充電池17により回転駆動され、ブ
ラシ部14aを洗剤液を滴下した衣服の汚れ部分に押し
当て、ブラシ部14aの回転により汚れ部分を洗浄す
る。電動ブラシ14の作動スイッチ14bは、後述する
洗剤液吸引具18の作動レバー18cの押し下げと連動
して作動するようになっている。
【0020】ヒータ15とファン16はセットにして、
ヒータ15がケース11の端部に位置するように、ケー
ス11に固定されている。このヒータ15は充電池17
を電源とし、ファン16は電動ブラシ14と同時回転
し、洗浄が終わった後、ヒータ15により加熱された空
気をファン16により衣服の濡れた部分に吹き付けて乾
燥させる。ヒータ15の作動スイッチ15aはキャップ
11の外面に設けられており、携帯中に誤ってヒータに
通電することがないように、スイッチをロックする機構
(図示せず)が設けられている。
【0021】洗剤液吸引具18は、蛇腹容器18aと吸
引ノズル18bとからなり、断面ドーナツ状の蛇腹容器
18aが電動ブラシ14の胴体部を包囲するかたちでケ
ース本体11に固定されている。蛇腹容器18は、伸長
する方向に付勢するスプリング(図示せず)を備え、汚
れ落とし器10を使用する前は、蛇腹容器18aは図示
のように伸長した状態にある。この洗剤液吸引具18を
作動させるときは、ケース11の外側に突出した操作端
18cの把手を操作して作動レバー18cを押し下げる
ことにより、蛇腹容器18aを縮小させる。操作端18
cの把手から手を離すと、蛇腹容器18aは図示しない
スプリングの力により伸長し、吸引ノズル18bから汚
れ部分の余分な洗剤液を吸引する。このとき、スプリン
グ18eの作用により、蛇腹容器18aの伸長はゆっく
りと行われる。吸引ノズル18bの基部には逆止弁(図
示せず)が設けられていて、吸引した洗剤液が逆流しな
いようになっており、また、吸引後容器内に溜まった洗
剤液を排出する排出口18dが設けられている。
【0022】この作動レバー18cの押し下げと連動し
て電動ブラシ14の作動スイッチが作動するようになっ
ているので、衣服の汚れ部分に洗剤液を滴下した後、作
動レバー18cを押し下げると、電動ブラシ14が作動
して汚れ落としを開始し、同時に吸引ノズル18bの先
端開口から余分な洗剤液を吸引することになる。
【0023】以上の構成の汚れ落とし器10を使用する
際は、まずキャップ12bを外し、吐出ポンプ機構12
のノズル12aから洗剤液を衣服の汚れ部分に適量滴下
し、キャップ12bを閉める。つぎにキャップ11cを
外し、補助筒11bを本体側に寄せ、洗剤液吸引具18
の操作端18cの把手を操作して蛇腹容器18aを縮小
させるとともに、電動ブラシ14を作動させる。そし
て、図2に示すように汚れ落とし器10を手に持って、
電動ブラシ14のブラシ部14aを衣服Mの洗浄部に押
し当てる。ブラシ部14aの回転により汚れ落としが開
始されるとともに、吸引ノズル18bの先端開口から余
分な洗剤液が吸引され、吸引された洗剤液は蛇腹容器1
8内に溜まっていく。
【0024】このとき、先に取り外したキャップ11c
を図示のように洗浄部の裏側に当てておくと、電動ブラ
シ14のブラシ部14aで洗浄部を押し付けたときに、
キャップ11cで洗浄部が支持され、また、キャップ1
1cの段差11dにより洗浄部が動きにくくなり、洗浄
動作が円滑に行われる。
【0025】洗浄が終わったらブラシ部14aが洗浄部
から離れるように汚れ落とし器10を少し持ち上げ、補
助筒11bを本体側から引き出して固定し、補助筒11
bの先端を洗浄部に押し当てた状態でヒータ15を作動
させて、衣服の濡れた部分を乾燥させる。ファン16は
電動ブラシ14の回転軸に取り付けられて回転してお
り、ヒータ15で加熱された空気を衣服Mの濡れた部分
に吹きつけて乾燥させる。乾燥後は、そのまま衣服の着
用を続けることができる。使用後の汚れ落とし器10
は、キャップ11cを閉め、必要により洗剤液の補充を
行い、また、蛇腹容器18内に溜まった洗剤液を排出し
て、つぎの使用に備える。
【0026】本実施形態の汚れ落とし器10によれば、
外出時などに衣服が汚れたときに、ただちに洗浄して汚
れを落とすことができる。とくに、電動ブラシ14を用
いることにより汚れをきれいに落とすことができ、ま
た、ヒータ15とファン16により濡れた部分を手早く
乾燥することができるので、洗浄後そのまま続けて衣服
を着用することができる。また、洗剤液吸引具18を設
けたことにより、余分な洗剤液が衣服に広がるのを防止
することができる。洗剤液の使い残りがあれば繰り返し
て使用することができるので、長期間の出張や旅行など
に携帯するのに最適である。
【0027】図3は本発明の第2の実施形態における衣
服の汚れ落とし器を示す一部切欠斜視図である。本実施
形態の汚れ落とし器20は、偏平な筒型のケース21
に、洗剤容器22、水容器23、電動ブラシ24、ヒー
タ25、ファン26、充電池27および洗剤液吸引具2
8などの汚れ落としに必要な道具類一式を収納したもの
である。
【0028】ケース21は、合成樹脂製のケースで、ケ
ース本体21aの両端に着脱容易なキャップ21b,2
1cが取り付けられている。また、図示していないが、
充電池27の出し入れ用の開閉蓋がケース本体21aの
背面側に設けられている。さらに、後述する洗剤液吸引
具28の蛇腹容器28aの伸縮作動と電動ブラシ24の
スイッチを兼ねたレバー28bの操作端28cがケース
本体21aの正面側に突出するようになっている。
【0029】洗剤容器22と水容器23はともに軟質合
成樹脂製の容器で、ケース21に出し入れ自在であり、
使用する際はケース21から取り出し、先端のキャップ
22a,23aを外して必要量を少量づつ滴下させる。
使用により残量が少なくなったら、適宜補充する。
【0030】電動ブラシ24は、ケース21のキャップ
21bを外したときにブラシ部24aがケース本体21
aの外側に位置するように、ケース本体21aに固定さ
れている。この電動ブラシ24は充電池27により回転
駆動され、ブラシ部24aを洗剤と水を滴下した衣服の
汚れ部分に押し当て、ブラシ部24aの回転により汚れ
部分を洗浄する。電動ブラシ24の作動スイッチ(図示
せず)は、後述する洗剤液吸引具28の作動レバー28
aのロック解除と連動して作動するようになっている。
【0031】ヒータ25とファン26はセットにして、
ヒータ25がケース本体21の端部に位置するように、
ケース本体21aに固定されている。このヒータ25と
ファン26は充電池27を電源とし、ヒータ25により
加熱された空気をファン26により衣服の濡れた部分に
吹き付けて乾燥させる。ヒータ25とファン26の作動
スイッチ(図示せず)はケース本体21aの正面側に設
けられており、携帯中に誤ってヒータに通電することが
ないように、スイッチをロックする機構が設けられてい
る。
【0032】洗剤液吸引具28は、蛇腹容器28aと吸
引ノズル28dとからなり、電動ブラシ24に隣接して
蛇腹容器28aがケース本体21aに固定されている。
蛇腹容器28aは、伸長する方向に付勢するスプリング
(図示せず)を備え、作動前は図示のように縮小した状
態にある。この洗剤液吸引具28を作動させるときは、
ケース本体21aの外側に突出した操作端28cを操作
して作動レバー28bのロック(図示せず)を解除する
ことにより、スプリング(図示せず)の力により蛇腹容
器28aを伸長させる。吸引ノズル28dの基部には逆
止弁(図示せず)が設けられていて、吸引した洗剤液が
逆流しないようになっており、また、容器内に溜まった
洗剤液を排出する排出口(図示せず)が設けられてい
る。
【0033】この作動レバー28bのロック解除と連動
して電動ブラシ24が作動するようになっているので、
衣服の汚れ部分に洗剤と水を滴下した後、作動レバー2
8bのロックを解除すると、電動ブラシ24が作動して
汚れ落としを開始し、同時に吸引ノズル28dの先端開
口から余分な洗剤液を吸引することになる。
【0034】以上の構成の汚れ落とし器20を使用する
際は、まずキャップ21cを外して洗剤容器22と水容
器23を取り出し、衣服の汚れ部分に洗剤と水を適量滴
下し、洗剤容器22と水容器23をもとの位置に戻して
キャップ21cを閉める。つぎにキャップ21bを外
し、ケース21を片手で持って、電動ブラシ24のブラ
シ部24aを汚れ部に押し当て、作動レバー28bのロ
ックを解除する。これにより、電動ブラシ24のブラシ
部24aが回転して汚れ落としを開始し、同時に吸引ノ
ズル28dの先端開口から余分な洗剤液を吸引する。吸
引された洗剤液は蛇腹容器28a内に溜まっていく。
【0035】洗浄が終わったら電動ブラシ24のスイッ
チをオフにし、ついで、ヒータ25とファン26を作動
させて、衣服の濡れた部分を乾燥させる。乾燥後は、そ
のまま衣服の着用を続けることができる。使用後の汚れ
落とし器20は、キャップ21bを閉め、必要により洗
剤や水の補充を行い、また、蛇腹容器28a内に溜まっ
た洗剤液を排出して、つぎの使用に備える。
【0036】本実施形態の汚れ落とし器20の場合も図
1の汚れ落とし器10と同様に、電動ブラシ24とヒー
タ25、ファン26により、汚れ落としと乾燥を手早く
行うことができる。また、洗剤液吸具28の使用より、
余分な洗剤液が衣服に広がるのを防止することができ
る。
【0037】
【発明の効果】本発明により以下の効果を奏することが
できる。
【0038】(1)携帯型ケースのなかに、液体容器、
電動ブラシ、ヒータ、ファンおよび電池を収納したこと
により、外出時などに衣服が汚れたときに、ただちに洗
浄して汚れを落とすことができる。とくに、電動ブラシ
を用いることにより汚れをきれいに落とすことができ、
また、ヒータとファンにより濡れた部分を手早く乾燥す
ることができるので、洗浄後そのまま続けて衣服を着用
することができる。洗剤液の使い残りがあれば繰り返し
て使用することができるので、長期間の出張や旅行など
に携帯するのに最適である。
【0039】(2)電動ブラシの作動と連動する液体吸
引機構を併設した場合は、余分な洗剤液が衣服に広がる
のを防止することができる。
【0040】(3)洗剤液または洗剤、水を補充するこ
とにより、繰り返して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態における衣服の汚れ
落とし器の内部構造を示す図である。
【図2】 図1の汚れ落とし器の使用状態を示す斜視図
である。
【図3】 本発明の第2の実施形態における衣服の汚れ
落とし器を示す一部切欠斜視図である。
【符号の説明】
10 汚れ落とし器 11 ケース 11a ネジ 11b 補助筒 11c キャップ 11d 段差 12 吐出ポンプ機構 12a 吐出ノズル 12b キャップ 13 洗剤液容器 13a ネジ 14 電動ブラシ 14a ブラシ部 14b 作動スイッチ 15 ヒータ 16 ファン 17 充電池 18 洗剤液吸引具 18a 蛇腹容器 18b 吸引ノズル 18c レバー 18d 排出口 18e スプリング 20 汚れ落とし器 21 ケース 21a ケース本体 21b,21c キャップ 22 洗剤容器 22a,23a キャップ 23 水容器 24 電動ブラシ 24a ブラシ部 25 ヒータ 26 ファン 27 充電池 28 洗剤液吸引具 28a 蛇腹容器 28b レバー 28c 操作端 28d 吸引ノズル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯型ケースのなかに、液体容器、電動
    ブラシ、ヒータ、ファンおよび電池を収納した衣服の汚
    れ落とし器。
  2. 【請求項2】 前記電動ブラシの作動と連動する液体吸
    引機構を併設した請求項1記載の衣服の汚れ落とし器。
  3. 【請求項3】 前記液体容器が洗剤液を収容する容器ま
    たは洗剤と水とを別個に収容する容器である請求項1ま
    たは2記載の衣服の汚れ落とし器。
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