JPH11327018A - 防滴カメラの通気部構造 - Google Patents

防滴カメラの通気部構造

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JPH11327018A
JPH11327018A JP13630998A JP13630998A JPH11327018A JP H11327018 A JPH11327018 A JP H11327018A JP 13630998 A JP13630998 A JP 13630998A JP 13630998 A JP13630998 A JP 13630998A JP H11327018 A JPH11327018 A JP H11327018A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
hole
cover
drip
proof camera
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP13630998A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukimasa Kosako
幸聖 小迫
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP13630998A priority Critical patent/JPH11327018A/ja
Publication of JPH11327018A publication Critical patent/JPH11327018A/ja
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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通気孔上の通気性遮水シートから水がカメラ
本体の内部に至る可能性を低減した防滴カメラの通気部
構造を提供すること。 【解決手段】 防滴カメラ12のカバー15の前面でグ
リップゴム26により覆われた箇所には円形の通気孔3
0が貫通形成され、通気孔30を覆うようにカバー15
の前面に通気性遮水シート32が取着されている。カバ
ー15の裏面で前記通気孔30を覆うように遮水板34
が取着されている。遮水板34は水の通過を不能とした
材料で形成され、通気孔30に臨み通気孔30の縁から
離れた遮水板34の箇所に遮水板34を貫通する貫通孔
36が形成されている。貫通孔36の数は単一で通気孔
30と同軸上で円形に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は防滴カメラの通気部
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ズームカメラのように鏡胴がカメラ本体
に対して出没する形式の防滴カメラでは、カメラ本体の
内部が外部に対して完全に密閉された状態では鏡胴の出
没動が円滑になされないことから、カバーに、カメラ本
体の内外を連通する通気孔が形成される。そして、通気
孔から水がカメラ本体の内部に浸入しないように、通気
孔には通気性遮水シートが取着され、この通気性遮水シ
ートを保護するため、これら通気孔および通気性遮水シ
ートは、グリップゴムなどで覆われる箇所に配置される
場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成によ
れば、通常、通気孔からカメラ本体の内部への水の侵入
を防止することができるが、万が一、通気性遮水シート
の耐水圧を超える水圧がかかってしまったような場合
に、水が通気性遮水シートからカメラ本体の内部側にし
み込み、ごく僅かな量ではあるがこのしみ込んだ水がカ
メラ本体の内部に至る可能性がある。本発明は前記事情
に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、万が
一、通気性遮水シートの耐水圧を超える水圧がかかって
しまったような場合に、水がカメラ本体の内部に至る可
能性を低減した防滴カメラの通気部構造を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、カバーに貫通形成された通気孔と、前記カバ
ーの表面で通気孔を覆うように取着された通気性遮水シ
ートとを備える防滴カメラの通気部構造において、前記
カバーの裏面に前記通気孔を塞ぐように遮水板が取着さ
れ、前記通気孔に臨み通気孔の縁から離れた前記遮水板
箇所に遮水板を貫通する貫通孔が形成されていることを
特徴とする。また、本発明は、前記通気孔が円形に形成
され、前記貫通孔の数は単一で前記通気孔と同軸上に形
成されていることを特徴とする。また、本発明は、前記
遮水板が前記カバーと一体に形成されていることを特徴
とする。また、本発明は、前記通気性遮水シートが取着
されたカバーの表面部分はグリップゴムにより覆われて
いることを特徴とする。また、本発明は、前記防滴カメ
ラがカメラ本体から鏡胴が出没する沈胴式であることを
特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明方法の実施の形態を
図面を参照して説明する。図1は通気孔部分の拡大断面
図であって図2のAA線沿った断面図、図2は防滴カメ
ラの斜視図を示す。図2に示すように、防滴カメラ12
はカメラ本体14に対して鏡胴16が出没する沈胴式カ
メラで、カメラ本体14のカバー15の前面にはファイ
ンダ窓18やストロボ窓20が設けられ、カバー15の
上面にはズームボタン22やシャッターボタン24が設
けられ、カバー15の前面の右半部と右側面にわたりグ
リップゴム26が配設されている。
【0006】図1に示すように、カバー15の前面でグ
リップゴム26により覆われた箇所には円形の通気孔3
0が貫通形成され、通気孔30を覆うようにカバー15
の前面に、空気の流通を可能とし且つ水の通過を不能と
した通気性遮水シート32が取着されている。また、カ
バー15の裏面で前記通気孔30を覆うように遮水板3
4が取着されている。遮水板34は水の通過を不能とし
た材料で形成され、通気孔30に臨み通気孔30の縁か
ら離れた遮水板34の箇所に遮水板34を貫通する貫通
孔36が形成されている。本実施の形態では、貫通孔3
6の数は単一で通気孔30と同軸上で円形に形成されて
いる。なお、貫通孔36の内径は通気孔30の内径より
も小さい寸法で形成されている。
【0007】本実施の形態によれば、通気孔30が遮水
板34で覆われているものの、遮水板34は通気孔30
に臨む貫通孔36を有し、カメラ本体14の内外は通気
孔30、貫通孔36を介して連通されているので、ズー
ム動作時などに鏡胴16の出没動が円滑になされる。そ
して、万が一、通気性遮水シート32の耐水圧を超えた
水圧がかかり、水が通気性遮水シート32からカメラ本
体14の内部側にしみ出ても、図1に示すように、この
しみ出た水40は遮水板34によりカバー15の裏側に
移動することが阻止される。詳細には、遮水板34が通
気孔30に臨んでいるので、滲み出た水40は通気孔3
0の内周面上に停滞することになり、やがて蒸発して気
体となる。したがって、本実施の形態によれば、水がカ
メラ本体14の内部に至る可能性を低減することが可能
となる。
【0008】なお、本実施の形態ではカバー15と遮水
板34が別体の場合について説明したが、例えば、カバ
ー15が合成樹脂である場合にはカバー15と遮水板3
4を一体成形することも可能である。また、貫通孔36
の形状や個数は実施例の構造に限定されない。
【0009】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明は、
カバーに貫通形成された通気孔と、前記カバーの表面で
通気孔を覆うように取着された通気性遮水シートとを備
える防滴カメラの通気部構造において、前記カバーの裏
面に前記通気孔を塞ぐように遮水板が取着され、前記通
気孔に臨み通気孔の縁から離れた前記遮水板箇所に遮水
板を貫通する貫通孔が形成されている構成とした。その
ため、万が一、通気性遮水シートの耐水圧を超える水圧
がかかってしまったような場合でも、水がカメラ本体の
内部に至る可能性を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通気孔部分の拡大断面図であって図2のAA線
沿った断面図である。
【図2】防滴カメラの斜視図である。
【符号の説明】
12 防滴カメラ 14 カメラ本体 15 カバー 26 グリップゴム 30 通気孔 32 通気性遮水シート 34 遮水板 36 貫通孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバーに貫通形成された通気孔と、前記
    カバーの表面で通気孔を覆うように取着された通気性遮
    水シートとを備える防滴カメラの通気部構造において、 前記カバーの裏面に前記通気孔を塞ぐように遮水板が取
    着され、 前記通気孔に臨み通気孔の縁から離れた前記遮水板箇所
    に遮水板を貫通する貫通孔が形成されている、 ことを特徴とする防滴カメラの通気部構造。
  2. 【請求項2】 前記通気孔は円形に形成され、前記貫通
    孔の数は単一で前記通気孔と同軸上に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の防滴カメラの通気部構
    造。
  3. 【請求項3】 前記遮水板は前記カバーと一体に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1または2記載の防滴
    カメラの通気部構造。
  4. 【請求項4】 前記通気性遮水シートが取着されたカバ
    ーの表面部分はグリップゴムにより覆われていることを
    特徴とする請求項1、2または3記載の防滴カメラの通
    気部構造。
  5. 【請求項5】 前記防滴カメラはカメラ本体から鏡胴が
    出没する沈胴式であることを特徴とする請求項1乃至4
    に何れか1項記載の防滴カメラの通気部構造。
JP13630998A 1998-05-19 1998-05-19 防滴カメラの通気部構造 Withdrawn JPH11327018A (ja)

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JPH11327018A true JPH11327018A (ja) 1999-11-26

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004064186A1 (ja) * 2003-01-08 2004-07-29 Nikon Corporation 電子機器
US7142373B2 (en) 2005-03-31 2006-11-28 Fujinon Corporation Lens barrel assembly having outer and inner barrels

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004064186A1 (ja) * 2003-01-08 2004-07-29 Nikon Corporation 電子機器
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