JPH11324615A - タ―ビンエンジンのための侵入抵抗性ファンケ―シング - Google Patents

タ―ビンエンジンのための侵入抵抗性ファンケ―シング

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JPH11324615A
JPH11324615A JP11111860A JP11186099A JPH11324615A JP H11324615 A JPH11324615 A JP H11324615A JP 11111860 A JP11111860 A JP 11111860A JP 11186099 A JP11186099 A JP 11186099A JP H11324615 A JPH11324615 A JP H11324615A
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JP
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cover
woven fabric
fan casing
debris
support case
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JP11111860A
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English (en)
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Mark W Costa
ダヴリュー.コスタ マーク
Andrew S Foose
エス.フォース アンドリュー
Nathan D Korn
ディー.コーン ナサン
Jan B Kowza
ビー.コウザ ジャン
Wendy P Lopardi
ピー.ロパルディー ウェンディー
Douglas A Welch
エイ.ウェルチ ダグラス
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Raytheon Technologies Corp
Original Assignee
United Technologies Corp
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    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D25/00Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
    • F01D25/24Casings; Casing parts, e.g. diaphragms, casing fastenings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
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    • F01D21/04Shutting-down of machines or engines, e.g. in emergency; Regulating, controlling, or safety means not otherwise provided for responsive to undesired position of rotor relative to stator or to breaking-off of a part of the rotor, e.g. indicating such position
    • F01D21/045Shutting-down of machines or engines, e.g. in emergency; Regulating, controlling, or safety means not otherwise provided for responsive to undesired position of rotor relative to stator or to breaking-off of a part of the rotor, e.g. indicating such position special arrangements in stators or in rotors dealing with breaking-off of part of rotor
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    • F02C7/04Air intakes for gas-turbine plants or jet-propulsion plants
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2240/00Components
    • F05D2240/10Stators
    • F05D2240/14Casings or housings protecting or supporting assemblies within
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タービンエンジンのための侵入抵抗性ファン
ケーシングを提供する。 【解決手段】 本発明は、ファンブレード(16)の分
離した破片を収容するための侵入抵抗性のタービンエン
ジン用ファンケーシング(12)に関する。このケーシ
ングは、容易に侵入される支持体ケース(14)と、支
持体カバー(34)の衝撃領域(I)を取り囲み、衝撃
領域からオフセットした侵入可能カバー(32)とを備
える。収容カバー(36)は、侵入可能カバー(32)
と支持体カバー(34)の双方を取り囲んでいる。好適
な実施例では、カバーは、芳香族ポリアミドファイバ織
布とされ、支持体カバーは、集合体セルアレイとされて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空機用ガスター
ビンエンジンのファンケーシングに関し、より詳細に
は、ファンブレードの破片を収容する侵入抵抗性ファン
ケーシングに関する。
【0002】
【従来の技術】近代の航空機は、多くの場合空力的な流
線型ナセル内に収容されたガスタービンエンジンを含む
推進システムにより駆動されている。主要なエンジン部
品としては、回転可能なハブと、このハブから径方向に
突出した列となったファンブレードと、このブレード列
を取り囲むファンケーシングと有するファン領域を有し
ている。エンジン運転中には、ファンブレードは、ハブ
から離脱したり、又は実質的に完全なブレードからなる
ブレードの一部がブレードの残りの部分から分離するこ
とがある。ファンケーシングの1つの機能は、これらの
危険性を有する破片を収容することにある。
【0003】小径のエンジンにおいては、適切な収容能
力は通常、ブレード破片の侵入に対向するに充分なだけ
厚い金属ケースによって達成されている。しかしなが
ら、大径のエンジンでは、侵入に対して充分に抵抗する
に充分なだけ厚い金属ケースは、用いられない程度に重
い。したがって、大径エンジンの製造者は通常では、軽
量、高強度のケブラー(Kevlar;DuPont社の登録商標)と
いった高弾性織布を比較的薄い侵入されやすい支持体ケ
ースの周りに多重に巻き付け、織布ラップされた収容シ
ステムを用いている。運転中には、分離したブレード破
片は、支持体ケースに侵入し、織布を衝撃する。この織
布は、径方向に変形して、少なくとも織布層のいくつか
は完全なままとされて破片を捕獲し、保持するように構
成されている。
【0004】織布巻き付け型収容システムは、金属容体
ケースよりも遙かに重量効率に勝るが、エンジンに対し
ては大きな重量を加える。
【0005】さらに、織布が過剰に変形すると、織布に
取り囲まれたブレード破片は、ナセルの内側部を衝撃し
て損傷させてしまうことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、収容能力
又はナセルに損傷を与えるリスクを損なうことなく、重
量を低減させるようにした方法により、支持体ケースに
織布を使用することが望まれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、支持体
ケースの衝撃領域の周りに巻き付けられた侵入可能カバ
ーと、支持体ケースの周りに巻き付けられ衝撃領域から
は軸方向にオフセットされた支持体カバーと、侵入可能
カバー及び支持カバーの双方の周りに巻き付けられた侵
入抵抗性収容カバーを有している。支持体ケースを高い
エネルギーを有するブレード破片が引き裂く様な場合で
も、侵入可能カバーは、収容カバーが停止させることが
できるよう、そのエネルギーを変形させることにより低
減させる。この収容カバーはその後変形した破片を停止
させて所定の径方向の形状へと保持する。
【0008】本発明の構成によれば、侵入可能カバー
は、実質的に張力を加えられずにケースの周囲に巻き付
けられた織布カバーとされており、支持体カバーは、集
合体カバーとされ、収容カバーは、侵入可能カバー及び
集合体カバーの双方の周りに所定の張力で巻き付けられ
た織布カバーとされている。その作用においては、分離
したブレード破片の衝突エネルギーは、収容織布に衝突
して集合体カバーを平坦化させ、収容織布に瞬間的にた
るみを生じさせる。このたるみは、部分的に又は一時的
に収容織布から張力を除き、その侵入抵抗性を向上させ
る。
【0009】本発明の詳細な実施例においては、この侵
入可能織布及び収容織布は、ケブラーといった芳香族ポ
リアミド織布とされている。収容織布の前部端及び後部
端は、侵入可能織布及び集合体カバーを超えて軸方向に
延ばされており、それぞれの端部は、周方向に延びた接
着剤による接合により支持体ケースにアンカーされてい
る。運転の間に分離したブレード破片の衝撃エネルギー
は、接合部の少なくとも1つにおける局所的なセクタを
引き裂いて、対応する収容織布の対応するセクタを支持
体ケースから分離させ、衝撃サイトに向かって軸方向に
引張る。接合部の局所的な引き裂きは、収容織布をたる
ませてその侵入抵抗性を増加させる。接合部は、引き裂
かれたセクタの他はそのまま保持されていて、剥離した
織布端部の軸方向への移動を規制して、支持体ケースの
引き裂部を露出させてエンジンから2次的破片を離脱を
可能とさせるだけですむ程度に端部の移動をさせないよ
うになっている。
【0010】本発明は、エンジンに対して過剰な重量を
付加させずに高エネルギーのファンブレード破片を確実
に保持する点で効果的である。本発明はまた、収容織布
の変形を制限することによりナセルの損傷リスクを低減
する。
【0011】本発明の上述の特徴及び効果及びその作用
については、図面を持ってする後述の発明の実施の形態
の説明により明らかとされよう。
【0012】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、航空機用ガス
タービンエンジンのファンケーシング12は、ブレード
16により示されている列となったファンブレードを取
り囲むリブ付のアルミニウム支持体ケース14を有して
いるのが示されている。前部及び後部ノイズ低減パネル
18a,18bは、ケースの径方向内側面に固定されて
おり、研磨性ラブストリップ22は、ファンブレードの
外側部のノイズ低減パネルの間において軸方向に延ばさ
れている。新たなエンジン又は新たに再生されたエンジ
ンが最初に運転される場合には、ブレード先端部はラブ
ストリップへとトレンチを形成する(図示せず)。その
後、ブレード先端部は、エンジン運転中に延びたトレン
チ内に収容され、ブレード先端部付近での空気の漏れを
最低化させている。アイスシールド24は、後方ノイズ
減衰パネルがブレードによりふるい落とされた堆積した
氷くずによりいかなる衝撃損傷も生じないようにさせて
いる。ファンブレードの破片がブレードの残りの部分か
ら分離された場合には、この破片は、軸方向に延びた衝
撃領域Iに位置する衝撃サイト26において、支持体ケ
ースを衝撃する。
【0013】薄いアルミニウムフェースシート28は、
支持体ケースの外側のリブに連結されており、侵入可能
カバー32は、このフェースシートの周りに巻き付けら
れていて、この侵入可能カバーが支持体ケース14の衝
撃領域Iを取り囲むようにされている。侵入可能カバー
は、ケブラーといった芳香族ポリアミドファイバーの織
布による連続ベルトとされており、この連続ベルトは、
支持体ケースをたて糸ファイバーが周方向に延び、よこ
糸(fill fiber)が軸方向に延びるようにして巻き付け
られている。織布特性は、厚さが0.070から0.0
87インチ(1.78〜2.21mm)であり、単位面
積あたりの重量が約32.1〜33.5オンス/平方ヤ
ード(1090〜1138g/cm2)であり、たて糸
方向について最低破断強度が約1175ポンド/1イン
チ幅(210kg/1センチ幅)、よこ糸方向について
の最低破断強度が約2600ポンド/1インチ幅(46
5kg/1センチ幅)とされている。この織布の6層が
織布に実質的な張力を加えずに連続して支持体ケース上
に巻き付けられている。
【0014】軽量の支持体カバー34は、衝撃領域から
軸方向にオフセットしていると共に支持体ケースを取り
囲んでいる。この支持体カバー34は、フェノールコー
トされたファイバー性アラミドベースセルアレイによ
り、SAE(航空材料規格;Aerospace Material Speci
fication)3711Bに適合する集合体カバーとされて
いることが好ましい。この航空材料規格は、オートモー
ティブエンジニア協会、400コモンウエールスドライ
ブ、ワレンデール、PA15096(400 Commonwealth
Drive, Warrendale, PA 15096)から購入することができ
る。
【0015】侵入抵抗性収容カバー36は、侵入可能カ
バー32及び支持体カバー34の双方を取り囲んでい
る。収容カバーは、ケブラーといった芳香族ポリアミド
ファイバの連続ベルトとされており、たて糸が周方向に
延び、よこ糸が軸方向に延ばされている。収容織布の特
性は、侵入可能織布32の特性とは異なっている。特に
単位面積あたりの収容織布の重量は、約6.2〜7.2
オンス/平方ヤード(210〜244g/cm2)であ
り、侵入可能織布の単位面積あたりの重量よりも著しく
低くされている。この収容織布特性は、厚さが約0.0
11〜0.015インチ(0.28〜0.38mm)で
あり、たて糸方向及びよこ糸方向について、最低破断強
度が約600ポンド/1インチ幅(107kg/1cm
幅)とされている。織布50層が織布の軸方向長さLに
わたって約10ポンド/インチ(1.8kg/cm)の
所定の周方向張力で支持体ケースの周りに連続して巻き
付けられている。例えば、図示されている収容織布の軸
方向長さLは、約43インチ(109cm)とされ、織
布が約430ポンド(196kg)の張力が加えられる
ようにされている。
【0016】収容織布36は、侵入可能織布及び集合体
カバーを軸方向に超えて位置決めされた前部端及び後部
端36a,36bを備えている。前部端36aは、侵入
可能織布32の軸方向前方に位置決めされており、後方
端部36bは、集合体カバー34の後方側に位置決めさ
れている。少なくとも1つ、好ましくは双方の端部36
a,36bは、エポキシ接着剤42により固定された周
方向に連続した接合部38a,38bにより支持体ケー
ス14へとアンカーされていることが好ましい。この接
合部は、エンジン組立及び運転中に織布が軸方向にクリ
ープしてしまわないようにしている。好適な接着剤とし
ては、デクスターコーポレーションのハイソルディビジ
ョン(Dexter Corporation’s Hysol Division)、ピッツ
バーグ、CAから市販されているタイプEA9628接
着剤、及び3M接着剤アンドコーティングスアンドシー
ラズディビジョン(3M’s Adhesives, Coatings, and Se
alers Division)、セントポール、MNから市販のタイ
プAF163K接着剤を挙げることができる。接着剤の
薄いコーティングは、また収容織布の外側面にも施さ
れ、硬化が行われて耐水性表皮層44が形成されてい
る。この表皮層は、収容織布及び侵入可能織布への水分
の侵入を防止する環境シールとされている。このような
シールを用いない場合には、各織布は水分を吸収し、検
出可能な程度の水分を保持する(例えば、雨又は水蒸気
といった湿潤した空気による)ので、無視できない重量
をエンジンに加えてしまうことになる。
【0017】ケーシング12はまた、周方向に延びたシ
リコーンゴム製のフィラーウエッジ46(最も良好に図
2に示されている)を備えており、このウエッジ46
は、支持体ケース14のコーナ48内に重ねられて、ケ
ース14と収容織布36の間に径方向にトラップされて
いる。このフィラーウエッジは、収容織布36を支持体
ケースのリブの形成された部分とより薄いフランジの設
けられた延長部14aの間の径方向の段差を横切って保
持している。フィラーウエッジはまた、接着剤がシリコ
ーンゴムに接着せず、したがって収容織布がウエッジの
外側面に接着しないように接着部38aの軸方向の伸び
を制限している。
【0018】ファンケーシング12を有するガスタービ
ンエンジンが航空機に装着される場合には、エンジンは
推進システムの一部を形成し、この推進システムは、空
力的に流線型のナセル52を有している。このナセルの
前方部分は、周方向に延ばされているとともに、ケーシ
ングからは径方向に離間している。ケーシングとナセル
の間の径方向の離間Sは、可能な限り小さくされていて
推進システムの重量と大きさとを最低化させていること
が好ましい。
【0019】上述したファンケーシングは、実質的に完
全なブレードがファンが高い回転速度で運転されている
場合に離脱してもブレード破片の衝撃に耐えるように設
計されている。このような場合には、ブレード破片は、
衝撃領域I内の軸方向にある衝撃サイト26において支
持体ケース及びフェースシートを引き裂く。破片は、そ
の後侵入可能織布32を通して侵入して行く。この侵入
可能織布は、この破片を停止させ、又はそうでなければ
塑性変形を生じさせて破片の鋭い端部を鈍らせ、織布と
接触する破片の表面領域を増加させる。このため、侵入
可能な織布32は、破片が収容織布36に損傷を与える
可能性を低減させることになる。
【0020】侵入可能織布を完全に変形された破片が通
過した後、この破片は、侵入抵抗性収容織布36により
停止される。この破片は、典型的には多くの又はほとん
どの収容織布層を切断するが、しかしながら、少なくと
も1層が完全に残されるようにされている。この完全な
層は、鎖線56によって示されているように伸張され径
方向外側へと変形を受けて停止し、ナセル52の内側面
58により境界づけられる所定の径方向形状において変
形した破片を保持する。この結果、織布により包囲され
た破片は、ナセルを衝撃して損傷しないようにされてい
る。
【0021】この収容織布の侵入抵抗性は、集合体セル
アレイ34によって向上される。ブレード破片が収容織
布を衝撃する場合には、織布は衝撃力F1のいくらかを
集合体アレイに伝達するための媒体として作用するが、
これが図3に示されている。このように伝達された力F
2は、セルアレイに作用して、又は収容織布を径方向に
支持するセルアレイの能力にうち勝って支持体ケース1
4に対してセル壁を平坦化させる。径方向の支持を失う
ことにより、収容織布にある程度のたるみが発生して瞬
間的に織布への張力が低減され、その侵入抵抗性が向上
される。この効果は、緊張した膜に弾頭が捕捉されるの
に類似している。この膜が弾頭により衝撃された僅か後
ゆるめられると、膜の破断なく弾頭を捕捉できることに
類似している。
【0022】接合された接合部38a,38bはまた、
接合織布の侵入抵抗性に寄与する。図1に示されるよう
に、接合部38aのセクタθは、収容織布へと加えられ
る衝撃力F1により引き裂かれる。収容織布の剥がれた
端部64は、衝撃サイトに向かって軸方向に引っ張ら
れ、一時的に及び部分的に収容織布の張力を減少させ、
その侵入抵抗性を向上させる。接合部38aは、セクタ
θの外側では保持されていて、剥離した端部の衝撃領域
Iの前部端の軸方向後部への移動を防止して、2次的破
片が支持体ケースの破断サイトの隙間から離脱するよう
にさせている。実際的には、接合部38a,38bの一
方は他は双方が局所的に引き裂かれて、収容織布の張力
を低下させるようにされている。
【0023】本発明の上述の説明及びその作用を鑑みれ
ば、開示されたファンケーシングのさらなる詳細につい
て理解されよう。侵入可能織布32は、張力を加えなが
らではなく、実質的に張力を加えずに支持体ケースに巻
き付けられていて、侵入可能織布の侵入抵抗性を最大化
させている。上述したように、この侵入抵抗性は、高い
エネルギーの破片を捕捉するために適切なようには意図
されていない。しかしながら、侵入可能な織布の侵入抵
抗性は、低エネルギーの破片の捕捉が可能である。より
重要なことには、侵入抵抗性は、織布の能力に対して破
片を塑性変形させる点で寄与しており、このようにしな
いと、いかなる許容される変形をも生じさせずに高い張
力の加えられた織布を切断してしまうことになる。
【0024】これとは逆に、収容織布には、張力により
織布の侵入抵抗性が僅かに減少するにもかかわらず、小
さなあるいは全く張力を加えずにではなく、張力が意図
的に加えられて装着されている。この張力は、張力が加
えられていない織布がブレード破片により衝撃された場
合に過剰に変形して、破片を捕捉した織布がナセル52
の内側面を衝撃して損傷を与えないように加えられてい
る。図示されたファンケーシングにおいては、軸方向の
長さLあたり10ポンド/インチの所定の張力が選択さ
れ、収容織布がナセルに損傷を与えないように過剰な径
方向離間Sを必要とすることなく侵入に対して抵抗する
ようにされている。
【0025】フィラーウエッジ46は、ファンケーシン
グの侵入抵抗性を接着接合部38aの軸方向伸張を制限
することにより改善している。ウエッジが存在していな
い場合には、未硬化の接着剤42は、コーナ48へとケ
ーシングの取付の際に漏れだす。この結果、取り付けら
れたケーシングにおいてウエッジによって支持されてい
る収容織布のストリップ66は、支持体ケースの領域6
8に接合されてしまうことになり、織布の伸張の程度を
減少させてしまうことになる。このような減少した伸張
性は、織布に対して余分な張力を生じさせてしまい、そ
の可能な侵入抵抗性を低下させる。フィラーウエッジは
また、支持体ケースのリブ付き部分とフランジの付けら
れた前方延長部14aの間の径方向のステップをブリッ
ジさせており、収容織布36は、織布が伸張する際にこ
のステップ部をスムースに横切って滑動する。図示して
いるケーシングでは、後方接合部38bの軸方向伸張を
制限するようにはされていないが、この理由は、接合部
が前方接合部よりも衝撃領域から離れており、したがっ
て織布の伸張性能に認めうる影響を与えないためであ
る。
【0026】集合体支持カバー34は、ファンケーシン
グ12の侵入抵抗性に寄与するが、用いなくとも良い。
しかしながら、これを用いない場合には、ケーシングの
収容能力が減少するか、そうでなければこれを補うため
にケーシングに別の構成要素を用いることになる。例え
ば、収容織布36の取付張力を低減させると、集合体支
持カバーを用いない場合には織布の変形が増大するの
で、離間Sを増加させることがこれをおぎなうために必
要である。しかしながら、ナセル直径を増加させること
は航空機のエンジン取付において使用できる空間が制限
されているので好ましくない。これとは別に、この集合
体支持カバーを用いないことを補うために織布層を追加
することは、エンジン重量を増加させてしまうといった
不利益を生じることになる。
【0027】本発明は、上述した実施例に限定されるも
のではない。例えば、ケブラー織布以外の織布もまた好
適である。さらには、非織布材料もまずブレード破片を
変形させ、その後続いてこの変形した破片を停止させ
て、所定の径方向形状内に収めるために用いることがで
きる。これらの変形、変更、及び適合化は、本発明の請
求項に記載された発明の範囲内において行うことが可能
であることが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の侵入抵抗性ファンケーシングの一部切
り欠き斜視図である。
【図2】図1に示したファンケーシングのフィラーウエ
ッジの部分斜視図である。
【図3】収容カバーから集合体カバーへと伝達される力
を示した概略図である。
【符号の説明】
12…ファンケーシング 14…支持体ケース 16…ブレード 18a,18b…ノイズ低減パネル 22…ラブストリップ 26…衝撃サイト 28…アルミニウムフェースシート 32…侵入可能カバー 34…支持体カバー 36…侵入抵抗性収容カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドリュー エス.フォース アメリカ合衆国,コネチカット,エリント ン,アパートメント 8,ピネイ ストリ ート 26 (72)発明者 ナサン ディー.コーン アメリカ合衆国,コネチカット,ポートラ ンド,オールド カントリー ウェイ 8 (72)発明者 ジャン ビー.コウザ アメリカ合衆国,コネチカット,コヴェン トリー,フランダース リヴァー ロード 329 (72)発明者 ウェンディー ピー.ロパルディー アメリカ合衆国,コネチカット,トルラン ド,クック ロード 168 (72)発明者 ダグラス エイ.ウェルチ アメリカ合衆国,コネチカット,ポートラ ンド,ハイ ストリート 140

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に延びた衝撃領域を有する支持体
    ケースと、 前記衝撃領域を周方向に取り囲む侵入可能カバーと、 前記支持体ケースを周方向に取り囲み、前記衝撃領域か
    ら離間した支持体カバーと、 前記侵入可能カバー及び前記支持体カバーを周方向に取
    り囲む収容カバーとを備える分離したブレード破片を収
    容するためのタービンエンジンファンケーシング。
  2. 【請求項2】 前記侵入可能カバーは、前記分離した破
    片を変形させ、前記収容カバーは侵入に対して抵抗して
    前記変形破片を所定の径方向位置に保持することを特徴
    とする請求項1に記載のファンケーシング。
  3. 【請求項3】 前記所定の径方向位置は、前記ケーシン
    グを取り囲み前記ケーシングから離間したナセル面とさ
    れていることを特徴とする請求項2に記載のファンケー
    シング。
  4. 【請求項4】 前記侵入可能カバーは、第1の特性値の
    組合せを有する芳香族ポリアミドファイバ織布から構成
    され、前記収容カバーは、第2の特性の組合せを有する
    芳香族ポリアミドファイバ織布から構成され、前記支持
    体カバーは、集合体カバーとされていることを特徴とす
    る請求項1に記載のファンケーシング。
  5. 【請求項5】 前記侵入可能カバー織布の特性は、単位
    面積あたりの重量を含み、前記収容カバー織布の特性は
    単位面積あたりの重量を含み、前記収容カバー織布の単
    位面積あたりの重量は、前記侵入可能カバー織布の単位
    面積あたりの重量よりも小さくされていることを特徴と
    する請求項4に記載のファンケーシング。
  6. 【請求項6】 前記侵入可能カバー織布は、たて糸方向
    のファイバーとよこ糸方向のファイバーとを含んでお
    り、前記侵入可能カバー織布の特性は、前記たて糸方向
    の破断強度とよこ糸方向の破断強度とを有していて、よ
    こ糸方向の破断強度は、たて糸方向の破断強度よりも大
    きくされており、前記収容カバー織布は、低強度の前記
    たて糸方向ファイバーが実質的に周方向に配列され、高
    強度の前記よこ糸方向のファイバーが軸方向に延びるよ
    うにして配列されていることを特徴とする請求項4に記
    載のファンケーシング。
  7. 【請求項7】 前記侵入可能カバー織布は、実質的に張
    力が加えられずに前記支持体ケースの周りに巻き付けら
    れ、前記収容カバー織布は前記侵入可能カバー織布及び
    前記集合体カバーの周りに前記収容カバーが前記ブレー
    ド破片による侵入に抵抗して、所定の径方向位置に前記
    破片を収容する様な所定張力で巻き付けられていること
    を特徴とする請求項4に記載のファンケーシング。
  8. 【請求項8】 前記収容カバー織布は、軸方向の長さを
    有しており、前記所定張力は、軸方向の長さについて、
    略10ポンド/インチとされていることを特徴とするw
    請求項7に記載のファンケーシング。
  9. 【請求項9】 前記集合体カバーは、セルアレイとされ
    ていることを特徴とする請求項4に記載のファンケーシ
    ング。
  10. 【請求項10】 前記集合体カバーは、SAE航空材料
    規格3711Bを満たすことを特徴とする請求項4に記
    載のファンケーシング。
  11. 【請求項11】 前記収容カバー織布は、前記侵入可能
    カバー織布の軸方向前方に位置決めされた前部端と、前
    記集合体カバーの軸方向後方に位置決めされた後方端部
    とを備え、前記各端部の少なくとも一方は、接着剤によ
    る接合部により前記支持体ケースへとアンカーされてい
    ることを特徴とする請求項4に記載のファンケーシン
    グ。
  12. 【請求項12】 前記支持体ケースは、該支持体ケース
    のコーナ部に重ね合わされ周方向に延び、かつ前記支持
    体ケースと前記収容カバー織布の間において径方向にト
    ラップされたフィラーウエッジを備えていることを特徴
    とする請求項11に記載のファンケーシング。
  13. 【請求項13】 前記接着剤は、エポキシ接着剤である
    ことを特徴とする請求項11に記載のファンケーシン
    グ。
  14. 【請求項14】 前記接合部は、周方向に連続している
    ことを特徴とする請求項11に記載のファンケーシン
    グ。
  15. 【請求項15】 分離した前記ブレード破片は、衝撃サ
    イトにおいて前記衝撃領域に侵入して前記支持体ケース
    を破断させ開孔を形成し、かつ前記接合部の破断したセ
    クタを形成して、前記収容カバー織布の剥離した端部
    は、前記衝撃サイトに向かって少なくとも前記収容カバ
    ー織布が破断せずに止まるまで軸方向に制限された距離
    だけ引き出されることを特徴とする請求項11に記載の
    ファンケーシング。
  16. 【請求項16】 軸方向に延びた衝撃領域を有する支持
    体ケーシングと、 前記衝撃領域を周方向に取り囲み、分離した前記ブレー
    ド破片を変形させるための侵入可能カバーと、 前記侵入可能カバーを周方向に取り囲み、所定の径方向
    位置に変形した前記ブレード破片を収容するための収容
    カバーとを備える分離したブレード破片を収容するため
    のタービンエンジンファンケーシング。
  17. 【請求項17】 軸方向に延びた衝撃領域を有する支持
    体ケーシングと、 前記衝撃領域を周方向に取り囲み実質的に張力を加えら
    れていない芳香族ポリアミドの侵入可能織布と、 前記支持体ケースを周方向に取り囲み、前記衝撃領域か
    ら軸方向にオフセットした集合体セルアレイと、 前記侵入可能織布と前記セルアレイとを所定の張力で周
    方向に取り囲み、前端と後端とが前記侵入可能織布と前
    記セルアレイを軸方向に超えて延ばされ、前端及び後端
    がそれぞれ接着剤による接合により前記支持体ケースに
    アンカーされた芳香族ポリアミド製の侵入抵抗性収容織
    布と、 前記支持体ケースのコーナに折り重ねられ、前記支持体
    ケースと前記収容織布の間において径方向にトラップさ
    れた周方向に延びるフィラーウエッジとを備え、 前記侵入可能カバーは、分離した前記ブレード破片を変
    形させることにより損傷を生じさせるエネルギーを低減
    させ、前記収容カバーは、前記変形破片の侵入に対して
    抵抗性を有していて前記破片を所定の径方向位置に保持
    することを特徴とするファンケーシングを衝撃する分離
    したブレード破片を収容するためのタービンエンジンフ
    ァンケーシング。
  18. 【請求項18】 前記接着剤による前記接合部は少なく
    とも1つのセクタが破壊され、前記セルアレイは、前記
    支持体ケースを貫通して前記侵入可能織布を衝撃する前
    記ブレード破片により押しつぶされて前記収容織布の前
    記侵入抵抗性を向上させることを特徴とする請求項17
    に記載のファンケーシング。
  19. 【請求項19】 損傷を与えるエネルギーを低減させる
    ために分離したブレード破片を予め処理し、 予備処理された前記破片を変形された破片の侵入に対し
    て抵抗するように張力を加えた材料により停止させて前
    記破片を所定の径方向位置に収容するように停止させる
    ことを特徴とするタービンエンジン内で分離したファン
    ブレードを破片を収容するための方法。
  20. 【請求項20】 前記破片を予備処理するステップは、
    前記破片を塑性変形させることを特徴とする請求項19
    に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記破片を停止させるステップは、少
    なくとも前記張力が加えられた材料をたわませることを
    含む請求項20に記載の方法。
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