JPH11324430A - 施錠装置 - Google Patents

施錠装置

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JPH11324430A
JPH11324430A JP10135049A JP13504998A JPH11324430A JP H11324430 A JPH11324430 A JP H11324430A JP 10135049 A JP10135049 A JP 10135049A JP 13504998 A JP13504998 A JP 13504998A JP H11324430 A JPH11324430 A JP H11324430A
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pin
knock pin
door body
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施錠個所自体が隠し錠のような状態となって
外部の不心得者にとってはわかりにくいものとするとと
もに、仮に不審者が扉の開放作業を試みた場合には更に
その施錠状態が強化され、且つ既存の窓、扉等であって
も後付けないしは改造が容易に行い得る施錠装置の開発
を課題とした。 【解決手段】 本発明の施錠装置1は、扉本体2と、こ
の扉本体2を閉鎖状態に維持できる対応する他の部材と
の間に閂錠のノックピン11を貫通させ、且つこのノッ
クピン11はそれ自体またはノックピン11を押し込む
押込ピンによって常時ロック方向に偏寄するように付勢
されていることを特徴として成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は窓や玄関扉等の施錠
装置に関する物であって、その防犯効果を高めた構成に
係るものである。
【0002】
【発明の背景】家屋の窓、扉等には、通常少なくとも一
カ所程度施錠装置がついているが、防犯上の観点からは
一カ所の施錠では不充分とされ、更に一つの窓や扉毎に
複数の施錠装置を取り付けることが勧められている。こ
のような増設型の施錠装置は、窓等の場合は多くは外か
らその施錠装置が目視されてしまい、たとえこのような
施錠装置が設けられていたとしても、その施錠装置至近
の部位における窓ガラスが破壊され開錠されてしまう。
また玄関扉等の場合、外出時には最終的に外部から施錠
する操作を行うだけに施錠装置の増設が難しく、また仮
に増設したとしてもその新たな施錠機構自体は目視され
てしまい、充分な対応とは言い切れない。また従来の手
法では施錠装置を破壊することにより扉の開放が可能と
なってしまうものであり、その防犯効果には一定の限度
があることは否めない。
【0003】
【開発を試みた技術的課題】本発明はこのような背景を
考慮してなされたものであって、施錠個所自体が隠し錠
のような状態となって外部の不心得者にとってはわかり
にくいものとするとともに、仮に不審者が扉の開放作業
を試みた場合には更にその施錠状態が強化され、且つ既
存の窓、扉等であっても後付けないしは改造が容易に行
い得る施錠装置の開発を試みたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
施錠装置は、扉本体と、この扉本体を閉鎖状態に維持で
きる対応する他の部材との間に閂錠のノックピンを貫通
させ、且つこのノックピンはそれ自体またはノックピン
を押し込む押込ピンによって常時ロック方向に偏寄する
ように付勢されていることを特徴として成るものであ
る。この発明によれば、施錠装置自体は単なるピン錠の
ノックピンを主要部材としているから、このノックピン
が閂錠に挿入し得る孔を扉本体と扉枠とに形成すること
により簡単な機構の下に施錠装置を構成できる。またノ
ックピン自体は常時ロック方向に付勢されているから、
仮に扉等を揺するような開扉操作を試みても更にそのロ
ック傾向が強化されてゆく。またノックピン状のもので
あり、外部から目立たない位置に形成することができ
る。
【0005】また請求項2記載の施錠装置は、前記請求
項1記載の要件に加え、前記ノックピンの付勢は、ノッ
クピンまたは押込ピンの自重による落下を利用したもの
であることを特徴として成るものである。この発明によ
れば、ロック方向の付勢はノックピンの自重による落
下、すなわちロックピン自体を上下方向あるいは先下が
り方向に設定することによりロック方向への偏寄傾向が
付与される。従って他のスプリング等の付勢部材を必要
とせずに構成できる。
【0006】更に請求項3記載の施錠装置は、前記請求
項1または2記載の要件に加え、前記扉本体と対応する
他の部材は、扉枠であることを特徴として成る。この発
明によれば、例えば玄関扉等に適用するのに好都合な構
成を提供している。
【0007】更にまた請求項4記載の施錠装置は、前記
請求項1または2記載の要件に加え、前記扉本体と対応
する他の部材は、引き違い障子型の扉体における重ね框
であることを特徴として成るものである。この発明によ
れば、引き違い戸形式の窓あるいは玄関扉等に適した構
造が得られる。
【0008】更にまた請求項5記載の施錠装置は、前記
請求項1、2、3または4記載の要件に加え、前記ノッ
クピンまたは押込ピンは磁力による抜き取りができるよ
うに構成されていることを特徴として成るものである。
この発明によれば、格別な道具は必要とせず、また一般
的な道具ではノックピンの排除は全く不可能であり、こ
の点でこれらの開錠用の工具を用意することの多い侵入
者に対しての防御に優れる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明を図示の実施の形態に
基づき説明する。符号1は本発明たる施錠装置であっ
て、このものは図1に示すように家屋の開閉される部分
である扉本体2とこの扉本体2の周辺で保持する扉枠3
との間、あるいは図に示すように扉本体2が引き違い状
の扉である場合には扉本体2相互の間に適用できる。ま
ず扉本体2と扉枠3とを具体的に説明すると、図1に示
す実施の形態は、例えばマンション等の集合住宅におけ
る玄関ドアの一例であり、この扉本体2は一側縁をヒン
ジとした開き扉状のものであり、通常のドアロック20
の近傍にドアノブ21を設けるものである。そしてこの
場合、例えば施錠装置1が扉枠3と扉本体2の自由端側
上縁部等の間に設けられる。なおこの施錠装置1の具体
例については更に後述する。この扉本体2は前記扉枠3
に周囲を保持されるような状態に設けられるものであっ
て、扉枠3は縦枠31及び上枠32、下枠33により扉
本体2を納めるような開口を形成するような形状に構成
されている。
【0010】また図2に示す扉本体2の例は引き違い状
の扉であり、扉本体2は一例として二枚の扉本体2がそ
れぞれ一つの扉枠3に対しスライド自在に支持されてい
る。このような引き違い状の扉本体2にこの場合は扉框
22にガラス23を嵌め込んだものであり、扉框22は
左右二本の縦框22aと下框22b、対向する上框22
cによりほぼ矩形状に構成される。そして縦框22aの
うちの閉鎖状態において重なり合う重ね框にはいわゆる
クレセント状のドアロック20が設けられる。そしてこ
のような引き違い状扉の場合には、本発明の施錠装置1
は扉本体2における扉框22と扉枠3との間、あるいは
扉框22のうち、閉鎖状態において重なり合うそれぞれ
の縦框22aである重ね框の間に設けられる。
【0011】以下この施錠装置1について更に詳しく説
明する。施錠装置1は、それぞれ扉本体2と扉枠3との
間に設けたノックピン挿入孔10にノックピン11が挿
入され、扉本体2の一部と扉枠3との間を閂錠に挿し込
まれるのである。まず図1に示す玄関扉等に多く見られ
る開き扉錠の扉本体2に適用する場合について説明す
る。この場合ノックピン挿入孔10Aは扉本体2の開放
自由端の上方等に設けられ、一方ノックピン挿入孔10
Bは扉枠3の縦框22上方に設けられ、これらは一直線
上に扉本体2側に向かって先下がり状に傾斜するような
方向で穿孔されている。そしてここにピン状のノックピ
ン11を単に挿し込むようにする。このときノックピン
11は比較的細径の金属材料等が適用できるから、扉枠
3の側方に開口したノックピン挿入孔10Bの端部はほ
とんど目立たず、例えばここに線状のグロメットG等を
嵌め込むことにより完全な隠し錠のように構成できる。
そしてこれを抜き取る場合には例えばノックピン11自
体が吸磁力を有するものであれば、例えば図3に示すよ
うな磁石片40を具えた抜取キー4を利用して引き出す
のである。なおこのような玄関扉等の場合には外側から
施錠を行うため、本発明の施錠装置1は室外側に主とし
て設けるものであるが、屋内側に同様に設けることもも
とより差し支えない。
【0012】またこのような構成は図2に示すように引
き違い状の扉本体2にも適用できる。すなわちこの場合
は、扉本体2と扉枠3との間に先に述べたような開き扉
と同様に設けることがまず可能である。もちろんこの挿
し込み方向は扉本体2の面方向に沿った方向と直交方向
とのそれぞれどちらでも差し支えない。要はいずれの構
造が許されるか、扉枠3と扉本体2とのそれぞれの構造
により決定されるのである。なおこのような引き違い状
の扉は例えば窓等に形成されることが多いので、このよ
うな施錠装置1は屋内側から操作できるように設けられ
る。しかしながら外側から操作できるようにしても差し
支えない。
【0013】またこのような引き違い状の扉の場合には
それぞれの扉本体2における閉鎖状態において重なり合
う縦框22aである重ね框の間に設けてもよい。図2に
示すようにこの扉框22における縦框22aを貫いてノ
ックピン挿入孔10A、10Bを設け、ここにノックピ
ン11を挿入するように構成するのである。従ってこの
ような場合、その構造上ノックピン11は扉本体2の面
方向に対し直角方向に挿入される。そしてこれらの場合
においてもノックピン11を引き抜く作業自体は磁石片
40等を利用するのが好ましい。なおこのよう重ね框に
設ける施錠装置1の場合、その設置個所は既存のクレセ
ント等のドアロック20から離れた位置にすることが防
犯上は好ましいのである。
【0014】本発明の施錠装置1は以上述べたような具
体的な構成を有するものであり、これを用いるには扉本
体2を閉鎖状態にした上、ノックピン挿入孔10A、1
0Bを利用してそこに単にノックピン11を挿し込むだ
けでよい。このようにするときにはノックピン11が閂
状に扉本体2と扉枠3、あるいは引き違い状の扉本体2
相互を移動できないようにロックするものであり、施錠
状態が確保できる。もちろんこのときノックピン11の
頭部は扉枠3の面より充分に引き込んだ状態となってい
ることが望ましい。またノックピン11は挿し込み方向
に向かって先下がり状になっているから、それ自体でロ
ック方向へ偏寄傾向を有する。
【0015】そして不心得者がこれを開錠する試みをし
た場合、多くは通常の既存の施錠を解除した後、扉本体
2を開放のために揺するような作業を行うが、このとき
扉本体2を揺するような作業をすると、ノックピン11
はロック方向へ偏寄傾向を有するから、更にそのロック
状態が強固に維持されてゆくのである。そしてピン自体
が挿し込み側のノックピン挿入孔10B側から更に潜り
込むような状態となり、特殊な道具を用意しない限りそ
の抜き取りが不可能となるのである。
【0016】
【他の実施の形態】更に本発明の他の実施の形態として
次のような構造がとり得る。まず先に述べた実施の形態
はノックピン11自体が挿脱されるものであるが、以下
述べる実施の形態は、ノックピン11が例えば扉枠3等
の内部に納まるようにするとともに、その押し込み状態
を別途、押込ピン12を利用して行うようにしてもよ
い。すなわち図4に示す実施の形態は扉枠3内にノック
ピン11を設けておき、これを押込ピン12における先
端の傾斜面12aにより扉本体2側に移動するように押
し込むように構成したものである。そしてこの押込ピン
12自体が例えばやや押し込み方向に向かって下がるよ
うな設定としておき、押込ピン12の自重による落下で
ロック方向にノックピンが変位するように付勢するので
ある。
【0017】もちろん押込ピン12を取り外した際にノ
ックピン11の戻りを促すため、戻しスプリング13を
設けておいたり(図4(a)参照)、あるいはノックピ
ン11自体をロック解除方向に向かって下がるように傾
ける構成(図4(b)(c)参照)にしておいてもよ
い。もちろん戻しスプリング13を用いるときには押込
ピン12の自重による進入傾向が打ち勝つような設定と
なるよう比較的弱い弾力のものとしておくことが望まし
い。この実施の形態の場合にはノックピン11自体は直
接抜き出されず、単に押込ピン12の抜き取りで施錠が
なされる。従ってこの押込ピン12は例えば後加工の場
合には難しいものの、玄関扉等の扉枠3の壁面と同一面
に構成されて側方からの挿入ができないような場合に前
方からの押し込みがし得る点で好ましい。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上述べたような具体的な内容
を有するものであり、極めて簡単な構成の下に隠し錠状
態のものが得られ、且つ通常の工具によっては破壊でき
ず、更に後付けの可能な施錠装置が得られたものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の施錠装置を玄関扉に適用した状態を示
す一部拡大斜視図である。
【図2】本発明の施錠装置を引き違い扉に適用した状態
を示す一部拡大斜視図である。
【図3】本発明の施錠装置を開錠する状態を示す斜視図
である。
【図4】本発明の施錠装置の他の実施の形態を示す一部
拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 施錠装置 2 扉本体 3 扉枠 4 抜取キー 10 ノックピン挿入孔 10A ノックピン挿入孔 10B ノックピン挿入孔 11 ノックピン 12 押込ピン 12a 傾斜面 13 戻しスプリング 20 ドアロック 21 ドアノブ 22 扉框 22a 縦框 22b 下框 22c 上框 23 ガラス 31 縦枠 32 上枠 33 下枠 40 磁石片 G グロメット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
請求項2】 扉本体と、この扉本体を閉鎖状態に維持
できる対応する他の部材とに一連に連なるノックピン挿
入孔を穿孔し、このノックピン挿入孔に対し閂錠のノッ
クピンをスライド移動可能に設け、前記ノックピン挿入
孔に押込ピンを差し込むことにより前記ノックピンを押
し込んで前記扉本体と前記他の部材との間に貫通状態に
位置させて施錠状態とし、前記押込ピンを抜いた状態で
は、前記ノックピンを前記扉本体若しくは前記他の部材
のどちらか一方側に位置させて解錠状態とするととも
に、前記施錠状態において、前記ノックピン及び押込ピ
ンは、前記ノックピン挿入孔の中に隠れた状態であり、
且つ前記押込ピンは常時ロック方向に偏寄するように付
勢されていることを特徴とする施錠装置。
【請求項】 前記ノックピンまたは押込ピンの付勢
は、ノックピンまたは押込ピンの自重による落下を利用
したものであることを特徴とする請求項1または2記載
の施錠装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
施錠装置は、扉本体と、この扉本体を閉鎖状態に維持で
きる対応する他の部材との間に閂錠のノックピンを貫通
させ、このノックピンを施錠状態において前記扉本体及
び前記他の部材との中に隠れた状態とするとともに、更
このノックピンは常時ロック方向に偏寄するように付
勢されていることを特徴として成るものである。この発
明によれば、施錠装置自体は単なるピン錠のノックピン
を主要部材としているから、このノックピンが閂錠に挿
入し得る孔を扉本体と扉枠とに形成することにより簡単
な機構の下に施錠装置を構成できる。またノックピン自
体は常時ロック方向に付勢されているから、仮に扉等を
揺するような開扉操作を試みても更にそのロック傾向が
強化されてゆく。またノックピン状のものであり、外部
から目立たない位置に形成することができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】また請求項2記載の施錠装置は、扉本体
と、この扉本体を閉鎖状態に維持できる対応する他の部
材とに一連に連なるノックピン挿入孔を穿孔し、このノ
ックピン挿入孔に対し閂錠のノックピンをスライド移動
可能に設け、前記ノックピン挿入孔に押込ピンを差し込
むことにより前記ノックピンを押し込んで前記扉本体と
前記他の部材との間に貫通状態に位置させて施錠状態と
し、前記押込ピンを抜いた状態では、前記ノックピンを
前記扉本体若しくは前記他の部材のどちらか一方側に位
置させて解錠状態とするとともに、前記施錠状態におい
て、前記ノックピン及び押込ピンは、前記ノックピン挿
入孔の中に隠れた状態であり、且つ前記押込ピンは常時
ロック方向に偏寄するように付勢されていることを特徴
として成るものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】更に請求項3記載の施錠装置は、前記請求
項1または2記載の要件に加え、前記ノックピンまたは
押込ピンの付勢は、ノックピンまたは押込ピンの自重に
よる落下を利用したものであることを特徴として成る。
この発明によれば、ロック方向の付勢はノックピンまた
は押込ピンの自重による落下、すなわちロックピンまた
は押込ピン自体を上下方向あるいは先下がり方向に設定
することによりロック方向への偏寄傾向が付与される。
従って他のスプリング等の付勢部材を必要とせずに構成
できる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】更にまた請求項4記載の施錠装置は、前記
請求項1、2または3記載の要件に加え、前記扉本体と
対応する他の部材は、扉枠若しくは引き違い障子型の扉
体における重ね框であることを特徴として成る。この発
明によれば、例えば玄関扉等に適用するのに好都合な構
造若しくは引き違い戸形式の窓あるいは玄関扉等に適し
た構造を得られる。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 施錠装置
【特許請求の範囲】
【請求項】 扉本体と、この扉本体を閉鎖状態に維持
できる対応する他の部材とに一連に連なるノックピン挿
入孔を穿孔し、このノックピン挿入孔に対し閂錠のノッ
クピンをスライド移動可能に設け、前記ノックピン挿入
孔に押込ピンを差し込むことにより前記ノックピンを押
し込んで前記扉本体と前記他の部材との間に貫通状態に
位置させて施錠状態とし、前記押込ピンを抜いた状態で
は、前記ノックピンを前記扉本体若しくは前記他の部材
のどちらか一方側に位置させて解錠状態とするととも
に、前記施錠状態において、前記ノックピン及び押込ピ
ンは、前記ノックピン挿入孔の中に隠れ、装置全体が隠
た状態であり、且つ前記押込ピンは常時ロック方向に
偏寄するように付勢されていることを特徴とする施錠装
置。
【請求項】 前記押込ピンの付勢は、押込ピンの自重
による落下を利用したものであることを特徴とする請求
記載の施錠装置。
【請求項】 前記扉本体と対応する他の部材は、扉枠
若しくは引き違い障子型の扉体における重ね框であるこ
とを特徴とする請求項1または2記載の施錠装置。
【請求項】 前記押込ピンは磁力による抜き取りがで
きるように構成されていることを特徴とする請求項1、
または3記載の施錠装置。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は窓や玄関扉等の施錠
装置に関する物であって、その防犯効果を高めた構成に
係るものである。
【0002】
【発明の背景】家屋の窓、扉等には、通常少なくとも一
カ所程度施錠装置がついているが、防犯上の観点からは
一カ所の施錠では不充分とされ、更に一つの窓や扉毎に
複数の施錠装置を取り付けることが勧められている。こ
のような増設型の施錠装置は、窓等の場合は多くは外か
らその施錠装置が目視されてしまい、たとえこのような
施錠装置が設けられていたとしても、その施錠装置至近
の部位における窓ガラスが破壊され開錠されてしまう。
また玄関扉等の場合、外出時には最終的に外部から施錠
する操作を行うだけに施錠装置の増設が難しく、また仮
に増設したとしてもその新たな施錠機構自体は目視され
てしまい、充分な対応とは言い切れない。また従来の手
法では施錠装置を破壊することにより扉の開放が可能と
なってしまうものであり、その防犯効果には一定の限度
があることは否めない。
【0003】
【開発を試みた技術的課題】本発明はこのような背景を
考慮してなされたものであって、施錠個所自体が隠し錠
のような状態となって外部の不心得者にとってはわかり
にくいものとするとともに、仮に不審者が扉の開放作業
を試みた場合には更にその施錠状態が強化され、且つ既
存の窓、扉等であっても後付けないしは改造が容易に行
い得る施錠装置の開発を試みたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
施錠装置は、扉本体と、この扉本体を閉鎖状態に維持で
きる対応する他の部材とに一連に連なるノックピン挿入
孔を穿孔し、このノックピン挿入孔に対し閂錠のノック
ピンをスライド移動可能に設け、前記ノックピン挿入孔
に押込ピンを差し込むことにより前記ノックピンを押し
込んで前記扉本体と前記他の部材との間に貫通状態に位
置させて施錠状態とし、前記押込ピンを抜いた状態で
は、前記ノックピンを前記扉本体若しくは前記他の部材
のどちらか一方側に位置させて解錠状態とするととも
に、前記施錠状態において、前記ノックピン及び押込ピ
ンは、前記ノックピン挿入孔の中に隠れ、装置全体が隠
た状態であり、且つ前記押込ピンは常時ロック方向に
偏寄するように付勢されていることを特徴として成るも
のである。この発明によれば、施錠装置自体は単なるピ
ン錠のノックピン及び押込ピンを主要部材としているか
ら、このノックピン及び押込ピンが閂錠に挿入し得る孔
を扉本体と扉枠とに形成することにより簡単な機構の下
に施錠装置を構成できる。また押込ピンは常時ロック方
向に付勢されているから、仮に扉等を揺するような開扉
操作を試みても更にそのロック傾向が強化されてゆく。
またノックピン状のものであり、外部から目立たない位
置に形成することができる。
0005】また請求項記載の施錠装置は、前記請求
記載の要件に加え、前記ノックピンの付勢は、押込
ピンの自重による落下を利用したものであることを特徴
として成るものである。この発明によれば、ロック方向
の付勢は押込ピンの自重による落下、すなわち押込ピン
自体を上下方向あるいは先下がり方向に設定することに
よりロック方向への偏寄傾向が付与される。従って他の
スプリング等の付勢部材を必要とせずに構成できる。
0006】更に請求項記載の施錠装置は、前記請求
項1または2記載の要件に加え、前記扉本体と対応する
他の部材は、扉枠若しくは引き違い障子型の扉体におけ
る重ね框であることを特徴として成るものである。この
発明によれば、玄関扉等に適用するのに好都合な構造若
しくは引き違い戸形式の窓あるいは玄関扉等に適した構
造を得られる。
0007】更にまた請求項記載の施錠装置は、前記
請求項1、2または3記載の要件に加え、前記押込ピン
は磁力による抜き取りができるように構成されているこ
とを特徴として成るものである。この発明によれば、格
別な道具は必要とせず、また一般的な道具では押込ピン
の排除は全く不可能であり、この点でこれらの開錠用の
工具を用意することの多い侵入者に対しての防御に優れ
る。
0008
【発明の実施の形態】以下本発明を図示の実施の形態に
基づき説明する。なお以下の説明にあたっては、まず隠
し錠たる本発明の施錠装置の基本的な技術思想について
説明し、これの作用態様を説明した上で、次に本発明の
施錠装置について説明する。 〔発明の基本技術思想についての説明〕 符号1は隠し錠
たる施錠装置であって、このものは図1に示すように家
屋の開閉される部分である扉本体2とこの扉本体2の周
辺で保持する扉枠3との間、あるいは図に示すように扉
本体2が引き違い状の扉である場合には扉本体2相互の
間に適用できる。まず扉本体2と扉枠3とを具体的に説
明すると、図1に示す実施の形態は、例えばマンション
等の集合住宅における玄関ドアの一例であり、この扉本
体2は一側縁をヒンジとした開き扉状のものであり、通
常のドアロック20の近傍にドアノブ21を設けるもの
である。そしてこの場合、例えば施錠装置1が扉枠3と
扉本体2の自由端側上縁部等の間に設けられる。なおこ
の施錠装置1の具体例については更に後述する。この扉
本体2は前記扉枠3に周囲を保持されるような状態に設
けられるものであって、扉枠3は縦枠31及び上枠3
2、下枠33により扉本体2を納めるような開口を形成
するような形状に構成されている。
0009】また図2に示す扉本体2の例は引き違い状
の扉であり、扉本体2は一例として二枚の扉本体2がそ
れぞれ一つの扉枠3に対しスライド自在に支持されてい
る。このような引き違い状の扉本体2にこの場合は扉框
22にガラス23を嵌め込んだものであり、扉框22は
左右二本の縦框22aと下框22b、対向する上框22
cによりほぼ矩形状に構成される。そして縦框22aの
うちの閉鎖状態において重なり合う重ね框にはいわゆる
クレセント状のドアロック20が設けられる。そしてこ
のような引き違い状扉の場合には、施錠装置1は扉本体
2における扉框22と扉枠3との間、あるいは扉框22
のうち、閉鎖状態において重なり合うそれぞれの縦框2
2aである重ね框の間に設けられる。
0010】以下この施錠装置1について更に詳しく説
明する。施錠装置1は、それぞれ扉本体2と扉枠3との
間に設けたノックピン挿入孔10にノックピン11が挿
入され、扉本体2の一部と扉枠3との間を閂錠に挿し込
まれるのである。まず図1に示す玄関扉等に多く見られ
る開き扉錠の扉本体2に適用する場合について説明す
る。この場合ノックピン挿入孔10Aは扉本体2の開放
自由端の上方等に設けられ、一方ノックピン挿入孔10
Bは扉枠3の縦框22上方に設けられ、これらは一直線
上に扉本体2側に向かって先下がり状に傾斜するような
方向で穿孔されている。そしてここにピン状のノックピ
ン11を単に挿し込むようにする。このときノックピン
11は比較的細径の金属材料等が適用できるから、扉枠
3の側方に開口したノックピン挿入孔10Bの端部はほ
とんど目立たず、例えばここに線状のグロメットG等を
嵌め込むことにより完全な隠し錠のように構成できる。
そしてこれを抜き取る場合には例えばノックピン11自
体が吸磁力を有するものであれば、例えば図3に示すよ
うな磁石片40を具えた抜取キー4を利用して引き出す
のである。なおこのような玄関扉等の場合には外側から
施錠を行うため、施錠装置1は室外側に主として設ける
ものであるが、屋内側に同様に設けることももとより差
し支えない。
0011】またこのような構成は図2に示すように引
き違い状の扉本体2にも適用できる。すなわちこの場合
は、扉本体2と扉枠3との間に先に述べたような開き扉
と同様に設けることがまず可能である。もちろんこの挿
し込み方向は扉本体2の面方向に沿った方向と直交方向
とのそれぞれどちらでも差し支えない。要はいずれの構
造が許されるか、扉枠3と扉本体2とのそれぞれの構造
により決定されるのである。なおこのような引き違い状
の扉は例えば窓等に形成されることが多いので、このよ
うな施錠装置1は屋内側から操作できるように設けられ
る。しかしながら外側から操作できるようにしても差し
支えない。
0012】またこのような引き違い状の扉の場合には
それぞれの扉本体2における閉鎖状態において重なり合
う縦框22aである重ね框の間に設けてもよい。図2に
示すようにこの扉框22における縦框22aを貫いてノ
ックピン挿入孔10A、10Bを設け、ここにノックピ
ン11を挿入するように構成するのである。従ってこの
ような場合、その構造上ノックピン11は扉本体2の面
方向に対し直角方向に挿入される。そしてこれらの場合
においてもノックピン11を引き抜く作業自体は磁石片
40等を利用するのが好ましい。なおこのよう重ね框に
設ける施錠装置1の場合、その設置個所は既存のクレセ
ント等のドアロック20から離れた位置にすることが防
犯上は好ましいのである。
0013】施錠装置1は以上述べたような具体的な構
成を有するものであり、これを用いるには扉本体2を閉
鎖状態にした上、ノックピン挿入孔10A、10Bを利
用してそこに単にノックピン11を挿し込むだけでよ
い。このようにするときにはノックピン11が閂状に扉
本体2と扉枠3、あるいは引き違い状の扉本体2相互を
移動できないようにロックするものであり、施錠状態が
確保できる。もちろんこのときノックピン11の頭部は
扉枠3の面より充分に引き込んだ状態となっていること
が望ましい。またノックピン11は挿し込み方向に向か
って先下がり状になっているから、それ自体でロック方
向へ偏寄傾向を有する。
0014】そして不心得者がこれを開錠する試みをし
た場合、多くは通常の既存の施錠を解除した後、扉本体
2を開放のために揺するような作業を行うが、このとき
扉本体2を揺するような作業をすると、ノックピン11
はロック方向へ偏寄傾向を有するから、更にそのロック
状態が強固に維持されてゆくのである。そしてピン自体
が挿し込み側のノックピン挿入孔10B側から更に潜り
込むような状態となり、特殊な道具を用意しない限りそ
の抜き取りが不可能となるのである。
0015〔本発明の施錠装置の説明〕以上の本発明
の施錠装置の元となる隠し錠の基本技術思想を踏まえた
上で、次に本発明の施錠装置について詳細に説明する。
まず先に述べた実施の形態はノックピン11自体が挿脱
されるものであるが、以下述べる本発明の施錠装置1の
実施の形態は、ノックピン11が例えば扉枠3等の内部
に納まるようにするとともに、その押し込み状態を別
途、押込ピン12を利用して行うようにするものであ
。すなわち図4に示す実施の形態は扉枠3内にノック
ピン11を設けておき、これを押込ピン12における先
端の傾斜面12aにより扉本体2側に移動するように押
し込むように構成したものである。そしてこの押込ピン
12自体が例えばやや押し込み方向に向かって下がるよ
うな設定としておき、押込ピン12の自重による落下で
ロック方向にノックピンが変位するように付勢するので
ある。
0016】もちろん押込ピン12を取り外した際にノ
ックピン11の戻りを促すため、戻しスプリング13を
設けておいたり(図4(a)参照)、あるいはノックピ
ン11自体をロック解除方向に向かって下がるように傾
ける構成(図4(b)(c)参照)にしておいてもよ
い。もちろん戻しスプリング13を用いるときには押込
ピン12の自重による進入傾向が打ち勝つような設定と
なるよう比較的弱い弾力のものとしておくことが望まし
い。この実施の形態の場合にはノックピン11自体は直
接抜き出されず、単に押込ピン12の抜き取りで施錠が
なされる。従ってこの押込ピン12は例えば後加工の場
合には難しいものの、玄関扉等の扉枠3の壁面と同一面
に構成されて側方からの挿入ができないような場合に前
方からの押し込みがし得る点で好ましい。
0017
【発明の効果】本発明は以上述べたような具体的な内容
を有するものであり、極めて簡単な構成の下に隠し錠状
態のものが得られ、且つ通常の工具によっては破壊でき
ず、更に後付けの可能な施錠装置が得られたものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本技術思想を具える隠し錠たる施錠
装置を玄関扉に適用した状態を示す一部拡大斜視図であ
る。
【図2】同上施錠装置を引き違い扉に適用した状態を示
す一部拡大斜視図である。
【図3】同上施錠装置を開錠する状態を示す斜視図であ
る。
【図4】本発明の施錠装置を玄関扉に適用した状態を示
す一部拡大斜視図である。
【符号の説明】 1 施錠装置 2 扉本体 3 扉枠 4 抜取キー 10 ノックピン挿入孔 10A ノックピン挿入孔 10B ノックピン挿入孔 11 ノックピン 12 押込ピン 12a 傾斜面 13 戻しスプリング 20 ドアロック 21 ドアノブ 22 扉框 22a 縦框 22b 下框 22c 上框 23 ガラス 31 縦枠 32 上枠 33 下枠 40 磁石片 G グロメット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉本体と、この扉本体を閉鎖状態に維持
    できる対応する他の部材との間に閂錠のノックピンを貫
    通させ、且つこのノックピンはそれ自体またはノックピ
    ンを押し込む押込ピンによって常時ロック方向に偏寄す
    るように付勢されていることを特徴とする施錠装置。
  2. 【請求項2】 前記ノックピンの付勢は、ノックピンま
    たは押込ピンの自重による落下を利用したものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の施錠装置。
  3. 【請求項3】 前記扉本体と対応する他の部材は、扉枠
    であることを特徴とする請求項1または2記載の施錠装
    置。
  4. 【請求項4】 前記扉本体と対応する他の部材は、引き
    違い障子型の扉体における重ね框であることを特徴とす
    る請求項1または2記載の施錠装置。
  5. 【請求項5】 前記ノックピンまたは押込ピンは磁力に
    よる抜き取りができるように構成されていることを特徴
    とする請求項1、2、3または4記載の施錠装置。
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