JPH11322583A - 毒素除去食品及び該食品を形成する方法 - Google Patents

毒素除去食品及び該食品を形成する方法

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JPH11322583A
JPH11322583A JP10148291A JP14829198A JPH11322583A JP H11322583 A JPH11322583 A JP H11322583A JP 10148291 A JP10148291 A JP 10148291A JP 14829198 A JP14829198 A JP 14829198A JP H11322583 A JPH11322583 A JP H11322583A
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toxin
wafer
food
dry
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A Stang Michael
エイ. スタング マイケル
A Sieg Jeffrey
エイ. ジーク ジェフリー
L Strutz Brian
エル. ストルーツ ブライアン
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De Novo Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人間に摂取された毒素を除去する解毒食品で
あって、小さい子供でさえ解毒食品の摂取を誘い且つ勧
めるために十分な美味さを表すものを提供する。 【解決手段】 ユーザの胃腸管への摂取のための毒素除
去食品において、ユーザの前記胃腸管への摂取のために
該ユーザによって噛まれることに適応した実質的に乾質
でもろいウェーハからなり、該乾質でもろいウェーハ
は、毒素に対して初期吸着値を有する第1の所定の重み
の吸収微粒子状組成物と、実質的に非干渉な第2の所定
の重みの風味付け結合組成物とを混合することによって
形成されたウエーハ混合組成物を含んでおり、吸収微粒
子状組成物の初期吸着値は、ウェーハ混合組成物内に実
質的に保持されているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】活性炭(activated charcoal)
を含む対象となる解毒食品(antidotal food product)
は、通常、摂取される(ingested)かもしれない種々の有
毒物質の除去(decontamination) のために、中毒被害者
(poisoning victims) に投与(administered)すべき解毒
物質に向けられる。より詳細には、活性炭を含む解毒食
品は、小さい子供にさえ経口投与(oral administratio
n) することを可能にするために、視覚的外観及び物質
的特性を有した経口投与される解毒物質である。
【0002】
【従来の技術】毒素物質(toxic substance) の摂取によ
る中毒は、歴史的に、今日でも重要な問題として続いて
いる。商用の家庭食品の広範な多様性が急増中であるこ
とに伴って、平均的な家庭において今日ではまさに、過
度の毒素物質を常に入手することができる。目立ったラ
ベリング、防タンパ(tamper-proof)密封対策、子供の薬
の瓶のタブレットの数の制限、及び協定情報プログラム
(concerted informational program) のような近年の努
力の成果が、毎年発生する中毒事件の数の急激な増加の
防止に成功してきた。その一方で、かなり多くの中毒事
件が連続して発生しており、それら事件の圧倒的な割合
が住宅で発生し、被害者の大多数は小さい子供である。
毒制御センタの毒素摘発監視システムのアメリカの機関
(the American Association of Poison Control Center
s Toxic Exposure Surveillance System) の1993年
報告によれば、1993年単独で、例えば、認定毒セン
タに報告された中毒ケースは1,751,476人であ
り、その90%以上は住宅で発生した。6歳以下の子供
は、これらの場合の被害者の約56%もある。実際にア
メリカの人口の約70%がその時に研究の認定毒センタ
にアクセスすることを考慮すると、1993年に実際に
発生した事件の数は、これらの数が示すよりもかなり多
く、より現実的なケースの全体数は250万のオーダと
なりそうである。
【0003】中毒被害者の非常用処置(emergency treat
ment) において、被害者の一般的支援及び安定化と、被
害者の毒素除去(decontamination) との2つの主目的に
対して集中して努力される。毒素除去及び処置は、この
ような非常用中毒学(toxicologic emergencies) におい
てすぐに始めなければならないが、しばし患者の全体的
に且つ完全な臨床情報のためになるものではなく、実質
的に自由に所望されないものが患者に投与されるいずれ
か薬又は治療物質が、不測の合併症又は死までも生じる
という影響があるということは特に重要である。これに
対して、患者の胃腸管に入れられたときに、分解に抵抗
し且つ患者による最終的な排泄物(eventual excretion)
に至るまで摂取された毒素を吸着する吸収剤が、毒素除
去に用いられている。これら吸収剤において活性炭は、
毒素除去の選択肢として非常用毒物学処置の分野の中で
出てきた。中毒被害者の処置に定常的に用いられるもの
は、1980年代まで普及していなかったが、中毒被害
者へのその投与は、今日、1つの最も重要な毒物学処置
手段としてイカペックのシロップの投与を上回ってい
る。
【0004】活性炭は、無味、無臭且つ無毒な、きめ細
かく、黒く且つ粉状の物質である。活性炭は、通常、
木、泥炭又は他の有機材料で行われる制御された燃焼処
理から出てきた燃焼残留物の酸化(活性化)によって形
成される。酸化及び制御された燃焼の工程は、通常90
0〜2000m2 /gの範囲のかなり大きい内部表面面
積を与える極端に多孔の粒子からなる物質をもたらすた
めに結合する。そのかなりの表面面積のために、活性炭
は非常に大きい吸着度を表しており、従って中毒患者の
胃腸管内に十分な量を取り入れたときに毒素除去として
完全な効果をもって提供される。胃腸管での大きい吸着
度の活性化カーボン粒子は、胃腸管内の中身だけでな
く、胃腸管に供給する血管を通る(「腸透析(intestina
l dialysis)」による)血流からも毒を吸着することを
可能にする。活性炭にここで結合した毒素は、糞便とし
て排泄される。
【0005】活性炭は、現在、中毒患者に経口投与すべ
きいくつかの形状で利用されている。最も広く用いられ
る形状として、活性炭が、商用のアクチドーズ水(Actid
oseAqua) 及びチャーコエイド2000浮遊液(Charcoai
d 2000 suspensions)のような浮遊液(liquid suspensio
n) に含まれている。活性炭はまた、摂取より前に飲む
ことができる液体内で混合するために、単にパウダー状
か又は顆粒状の形状で、ヨーロッパ、及び米国のより限
定された地域で広く利用されている。更に、他の形状と
して、活性炭が、ガスの処置及び胃の不調(upset) に対
してヨーロッパで広く利用されている全面対(over-the-
counter)タブレット又はカプセル内に含まれている。し
かしながら、毒物学処置の毒素除去のためのこれらタブ
レット又はカプセルの使用は、容易にはうまくいかな
い。たとえ活性炭以外の全活性化成分(all active ingr
edients)がそれらから取り除かれたとしても、多くの中
毒事件で必要とされる比較的多い投与量(dosage)は、多
くのタブレット又はカプセルのようなものの摂取を必要
とし、平均的な小さい子供はもちろんのこと、平均的な
大人でさえ怯んでしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】胃腸管へ送られ、液体
内で浮遊し、タブレット又はカプセル内に圧縮され、又
は単に生のパウダー状態である活性炭を形成する何もの
においても、活性炭は、人命救助でなく、即ち中毒患者
の胃腸管に必要な量を正確に送ることができるならば、
中毒被害者に非常に有益な効果を有することになる。毒
物学処置における毒素除去としての活性炭の最適な利用
に対して、1つの最も大きな障害がその中にある。活性
炭が経口摂取に利用できる現在の入手できる形状の各々
は、十分に食べる気にさせるものではなく、被害者によ
って活性炭の十分な効果の適切な摂取を少なくとも勧め
る。本質的に、(摂取のためのそれ自身の障害を表す)
タブレット又はカプセル形状を除いて、解毒物質が極端
に口に合わず且つ実際に完全に有毒である。活性炭を含
む液体の解毒物質は、使い古されたエンジンのクランク
ケースオイルに著しく似ており、且つ、理論的に、個々
の摂取を、人々が摂取するその感じの悪い外観、歯ごた
え及び硬さを瞬間的に忘れさせるであろう美味しい味を
欠いている、黒く、砂のような液体を形成する。
【0007】解毒剤を含む活性炭の有毒性は、成人(his
or her)のかなり重い状態にならずに耐えられる程度で
些細に不快に表されるであろう、成熟した大人の中毒被
害者に対して、小さい子供の被害者にとっては、ほとん
どこのような些細な問題ではない。状況の重大さを完全
に認識するための心理的又は感情的な許容量を欠いてお
り、そのために与えられる解毒剤を摂取のにがい経験か
ら思うようにできない小さい子供又はその他の被害者に
とって、外観及び風味の両方で解毒剤が口に合うこと
は、摂取経験がどのように感じ良いかで決まるだけでな
く、部分的に、最初の発生した場所でその摂取が行われ
たかどうか実際に決まる。活性炭及び毒物学処置の比較
的リスクがない効果が、1993年以前に十分に非常時
管理提供者によって広く認められたにもかかわらず、1
993年に報告された1,751,476件の中毒事件
に対して、活性炭はその年わずかに127,857人の
被害者に投与されたと説明された。突然に中毒になる多
くの弱い個人分類にあり、実際に中毒事件の被害者の多
数を占める子供、特にかなり小さい子供は、現在提供さ
れている種々の形状の活性炭を摂取することをひどく嫌
う。
【0008】この事実は、対象となる経験的研究によっ
て、及び一方で習熟した非常時保険管理専門家の経験に
よって確証されている。例えば、1987年の研究でグ
ルビッチらによる「家庭における炭の投与」Vet. Hum.
Toxicology第29版第458頁(1987年)におい
て、著者は、入院処置を必要としない量の毒素物質を実
際に摂取した後で、1gm/kgの活性炭を含む浮遊液
を与えた1歳から5歳までの間の6人の子供のケースを
研究した。これらの子供において成人に与えられた完全
な量の浮遊液を誰も摂取できず、わずかに1人が与えら
れた量のほとんど半分を摂取するだけであった。著者
は、「全ての親が、炭を飲ませるために子供に与えるこ
との難しさと、将来的な中毒事件において経口毒素除去
のこの方法を選択できないことも最も示す」ということ
に気付いた。緊急時の部屋での経験は、これらの親の経
験と大きく違わない。最も多くの保険管理提供者が、活
性炭の解毒剤の幾分かの量を摂取するために小さい子供
の中毒被害者をおだて、ごまかし、又はその他の方法で
駆り立てて、極めて運良くなることを現在考えている。
【0009】この障害に直面し、摂取を強制すること
は、選択的に実行できるものではない。そのモラル及び
法律に関する密接な関係から離れて強制された摂取は、
本質的に副作用の身体へのリスクとなる問題を持ち出す
であろう。活性炭療法の直接的な身体へリスクは、例え
あるとしても名ばかりであるが、1つの間接的なリスク
として、幾つかのケースで報告されている事件に被害者
によって活性炭を吸気(aspiration)することがある。吸
気のリスクが物質のいずれの口からの摂取に伴うもので
あることの一方で、物質の摂取がその摂取に本能的に抵
抗する非協力的な子供において強いられるということ
で、そのリスクがかなり増大する。リスクは、一般的な
中毒事件を取り巻く急迫した、成人が理解できない興
奮、動揺又は当惑された状態にある子供の親、保護者、
又は摂取が子供と個人的な関係を有する他の個人によっ
て強いられることになる。
【0010】活性炭が非協力的な患者に投与されなけれ
ばならないケースにおいて、経鼻胃(nasogastric) 又は
orosogastricチューブを通してそれを導入することを選
択しない。しばしば、この製造者は患者を身体的に拘束
することを必要とする。そして、口、咽頭、食道及び胃
に外傷のリスクを生じる。気管気管樹支状構造(tracheo
-bronchial tree)に不注意な配置は、結果としてこれら
領域への外傷だけでなく、致命的となり得る大量の炭を
吸気することになり得る。
【0011】より口にあう活性炭解毒剤の現在入手でき
る形状にしようと努力されるが、これらの成果は、幾分
有毒となるであろう解毒剤だけに最ももたらされるが、
特に小さい子供の口には確かに合わない。更に、これら
効果は、しばしば活性炭の吸着度を実際に減らす成分の
解毒剤内に導入され、それにより、解毒剤の1つの本質
的な作用を害する。
【0012】それゆえ、現在必要とされるものは、小さ
い子供の口に合う十分な量の活性炭を含み、活性炭の吸
着度が実質的な手段において減らされない解毒食品であ
る。解毒食品が成人の口にそれを入れ且つ平均的な小さ
い子供を誘うに十分に口に合うだけでなく、快く飲み込
むように子供を誘うに十分に口に合い且つ比較的大量の
それらを快く飲み込むことを続けるということは、絶対
的な本質である。
【0013】本発明の活性炭を含む解毒食品は、従来技
術の解毒剤でこれまでにない、口に合う必要性を独自に
提供する解毒食品である。その好ましい実施形態におい
て、対象となる解毒食品は、クリーム状の中味(fillin
g) を挟み込んだ一対の黒いウェーハのクッキーサンド
ウィッチとすぐに認識できる形状である。この形状の対
象となる解毒食品は、非常に一般的で且つ人気のあるク
ッキー態様(cookie treats) の外観、重み及び感触を有
する。従って、平均的な小さい子供にとって、対象とな
る解毒食品は、成人が食べ慣れた美味しいクッキーと見
分けがつかない。
【0014】対象となる解毒食品はまた、一般に入手で
きるクッキー態様のそれと違わない美味しい風味及び歯
ごたえを与える多くの成分組成物を結合する。従って、
子供は、成人の口に対象となる解毒食品を入れるように
誘われるだけでなく、食品をその後で噛み且つ飲み込む
ように実際に誘うであろう。美味しい味は、必要とされ
る活性炭投薬量で必要とされるならば、食品の追加の部
分でそのように摂取するために子供に誘うであろう。
【0015】活性炭又は毒物学処置における他の毒素除
去剤の適切な使用における重要な要素は、被害者によっ
て十分な服用の摂取に加えて、その摂取が迅速性を生じ
ることである。理想的には、摂取された毒素が血管内に
広く吸収される前に、不注意な摂取に続いてすぐに中毒
事件が発生したその場所(最も多いケースは被害者の
家)で活性炭を投与すべきである。今なお、口に合わな
いことが生じる活性炭を投薬することの難しさのため
に、現在入手できる活性炭解毒剤は、不注意な毒素の摂
取の後で時間がないのに多くの貴重な分において、ほと
んど医療施設内で投薬されている。対照して、本来口に
合うならば、対象となる解毒食品が、家、即ち医療施設
の外の他の施設内で容易に投薬できる。ここで対象とな
る解毒食品は、毒素除去として活性炭の使用を拡大する
だけでなく、その使用の効果を意味のある方法で実際に
高めることになるであろう。
【0016】対象となる解毒食品は、活性炭の毒素除去
作用を減らすことなく、これまでにない口に合うことを
もたらすために結合する他の成分組成物と活性炭とを結
合する。それは、活性炭の特性及び特徴のために、適切
な組み合わせを開発するは簡単な作業ではないことを認
識しなければならない。1つは、有用な解毒食品を形成
するために、美味しい味の組成物と活性炭とを単に混合
することができないことである。多くの物質は、活性炭
粒子と混合する度合を変化させようとし、その吸着度が
完全に無効となるほど大きく減少する。結果として食品
は、毒素除去許容量の欠乏か、又は実際の使用にかなり
大量の摂取を必要とすることになる。
【0017】対象となる解毒食品を本質的に形成する成
分組成物の独自の組み合わせの実現は、広範なテスト及
び研究の結果である。そのテスト及び研究は、以下の節
により詳細に説明されている。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の主な目的は、人
間に摂取された毒素を除去する解毒食品を提供すること
にある。
【0019】本発明の他の目的は、小さい子供でさえ対
象となる解毒食品の摂取を誘い且つ勧めるために十分な
美味さを表す解毒食品を提供することにある。
【0020】本発明の他の目的は、ユーザの胃腸管の中
又はその周りに含まれた毒素を吸着するために、多量の
吸収組成物と結合する解毒食品を提供することにある。
【0021】本発明の他の目的は、多量の活性炭組成物
と結合する解毒食品を提供することにある。
【0022】本発明の他の目的は、多量の活性炭組成物
を含むが、一般に子供に消費されるクッキー態様と実質
的に同じ外観、歯ごたえ及び風味を表す解毒食品を提供
することにある。
【0023】本発明の他の目的は、活性炭組成物の吸着
度を実質的に減らさない風味付け組成物をそれらの中で
結合した活性炭素組成物と共混合した解毒食品を提供す
ることにある。
【0024】また、本発明の他の目的は、風味付けた組
成物を混合した多量の活性炭組成物を各々結合する一対
のウェーハ部分と、それらの間に挟み込まれた風味付け
たクリーム状の中味部分とを有する解毒食品を提供する
ことにある。
【0025】本発明の他の目的は、医療施設外の場所で
手ごろに保管され且つ安全に投与できる解毒食品を提供
することにある。
【0026】これら及び他の目的は、本人によって摂取
された毒素をユーザから除去するために、そのユーザに
よる摂取に適応しており、味、歯ごたえ及び外観におい
てすぐに同一物と認識できる(identifiable)食品をまね
た、対象となる解毒食品によって達成される。解毒食品
は、同一物と認識できる食品の外形に実質的に等しい固
形ウェーハ部分を含む。該ウェーハ部分は、同一物と認
識できる食品が特性とする、外側の歯ごたえ及びもろさ
にも実質的に等しいことを特徴とする。ウェーハ部分は
また、同一物と認識できる食品の風味に実質的に等しい
風味と、解毒剤に加える吸収組成物とを混合した風味付
けられた結合組成物を含む。この風味付けられた組成物
は、吸収組成物の所定の吸着度を実質的に弱めることな
しに、従ってそれらに干渉する(interfering) ことなし
に、吸収組成物を混合するようにする。
【0027】好ましい実施形態において、解毒食品の吸
収組成物は、およそ2,000m2/gの内部表面面積
を有する活性炭組成物である。好ましい実施形態におけ
る風味付けられた結合組成物は、コーンシロップ固形組
成物と、縮み蔗糖組成物(compressible sucrose compon
ent)と、チョコレートクリーム風味組成物と、バニラド
ライ風味組成物と、甘味組成物とを含む。
【0028】ウェーハ部分の少なくとも一対は、好まし
い実施形態において、すぐに同一視できるクッキー態様
に似せるために、それらの間に挟み込まれた風味付けら
れたクリーム状の中味部分に沿って含まれる。該中味部
分は、パウダー状の砂糖組成物と、高果糖コーンシロッ
プ組成物と、バニラ風味の組成物と、塩組成物とを含
む。
【0029】
【発明の実施の形態】好ましい実施形態において、対象
となる解毒食品は、通常、小さい子供に一般に消費され
且つかなり人気のあるクッキーサンドウィッチ態様の形
状で提供される。該食品は、このようなクッキーサンド
ウィッチ態様で一般に特徴とする外観、歯ごたえ、もろ
さ及び甘味風味を表している。従って、ここに記載され
たような全体的な発明の概念に従って形成された1つの
解毒食品は、一対のビスケットのようなウェーハと、ク
リーム状で、好ましくは白色でそれらの間に挟み込まれ
た中味とからなるのが好ましい。該ウェーハは、商用に
販売されている食品のような人気のクッキー又はウェー
ハに似た色合いを有しており、本発明の解毒食品を食べ
るように、小さい子供を明らかに誘惑するそれとすぐに
同一物と認識されるのが好ましい。各ウェーハは、表1
に示された実質的な重み範囲の割合の、活性炭、コーン
シロップ固形物、縮み蔗糖、チョコレートクリーム風味
料、バニラドライ風味料及び甘味料を含む。
【0030】 (表1) 組成物 実質的な重み割合範囲 好ましい重み割合 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 活性炭 20.0% 〜60.0% 40.0% コーンシロップ固形物 0.0%〜78.0% 28.8% 縮み蔗糖 0.0%〜78.0% 28.8% チョコレートクリーム風味料 0.5%〜2.0% 1.0% バニラドライ風味料 0.5%〜2.0% 1.0% 添加甘味料 0.1%〜1.0% 0.3%
【0031】好ましくは、円盤形状の黒いウェーハの一
対は、表1に示された割合に従って形成されている。該
ウェーハは、子供にかなり人気があるクッキー態様の部
類のものに類似する、圧縮された顆粒状(compressed gr
anular) の歯ごたえ及びもろさ具合を表している。もろ
さ具合は、ウェーハがかなり小さい子供ですら有する平
均的な噛む力によって容易に砕かれるくらいにする。も
ろさ具合はまた、その後、砕かれたウェーハがその小さ
い子供が有する連続する噛む動作によって実際に分解さ
れるようにすることが好ましいようにする。
【0032】それら成分組成物の重み割合の許容範囲を
条件として、ウェーハは、それらが全麦のクラッカのよ
うなもろい歯ごたえを伴う味の良い甘い風味具合を表
す。該ウェーハの甘い風味がユーザの胃腸管に摂取され
る前に、本質的に噛むことを十分に促すことが重要であ
る。
【0033】両方のウェーハの甘い風味を高め、すぐに
クッキー態様と見分けがつかないものとなるくらいに高
めるために、クリーム状の白色の中味は一対のウェーハ
の間に挟み込まれる。中味の硬さ、色及び風味の正確さ
は、本発明に重要ではない。しかしながら、中味は一般
に消費されるクッキーのサンドウィッチ態様に見られる
ものと同じ硬さからなり、その色は一般に消費されるク
ッキーのサンドウィッチ態様の既成のものであり、その
風味はウェーハの甘い風味を追加し又は増すために十分
な甘味成分を表すことが好ましい。成分組成物と、この
ような属性を表す1つの適切な中味組成物の対応する割
合の重みとが、表2に示されている。
【0034】 (表2) 組成物 実質的な重み割合範囲 好ましい重み割合 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― パウダー状砂糖 70% 〜90% 76.34% 高果糖コーンシロップ 10% 〜30% 22.90% バニラ風味料 0%〜2% 0.63% 塩 0%〜1% 0.13%
【0035】前述した各ウェーハに対する表1に表され
た成分組成物の各々について、好ましい吸収組成物は、
高い内部表面面積をその粒子に与える多孔性で特徴付け
られた、黒いパウダー状物質の活性炭である。この活性
炭の薬効は、種々のレベルの内部表面面積を示すそれぞ
れの形状において、世界中の限られた数の製造者から商
用に入手できる。1つの系列の薬効活性炭は、200
0、1400及び900m2 /gの特徴的な表面面積を
それぞれ有する、呼称Aスープラ、Bスープラ及びUS
P XXIIを有するアメリカンノリット会社によって
製造されている。一様に大きい内部表面面積で特徴付け
られた薬効活性炭は、米国では昔に利用されていたが、
現在では商用には利用されていない。いずれの薬用活性
炭も、対象となる組成物で用いられるのが好ましい。A
スープラが米国で現在商用に入手できる最大表面面積の
活性炭を代表するために、これが好ましい実施形態にお
いて選択されていた。これは、必要とされる少量の炭製
品に置き換えられるのが好ましい。
【0036】研究所は、より大きい表面面積の活性炭
が、それらの単位グラム当たり大きい吸着度を表すこと
を確かめるテストをした。それゆえ、広範な可能性に対
して、最大表面面積の活性炭が対象となるウェーハに結
合されるのが好ましい。これは、より大きい割合量の他
の風味を高める組成物との結合を可能にするために、各
ウェーハで必要な最小重み割合を減少しようとするだけ
でなく、所与の量の摂取された毒素の除去のために摂取
されなければならない適用量を単に減らすことにもな
る。
【0037】対象となるウェーハにおける活性炭に添加
する他の組成物を参照して、いくつかの要素がそれらの
選択において最高の重み(paramount importance)とな
る。第1に、添加組成物は、そうでなければ無風味で砂
のような活性炭を、もろく、更に噛むことができる歯ご
たえと、同一物でなくてもクッキー態様の甘い風味をし
のばせるほどよい具合を提供しなければならない。添加
組成物は、活性炭の吸着度を十分に弱めることなく、即
ちそれらに干渉することなく、このような特質を提供し
なければならない。以下の節に説明されるように、これ
は些細な問題でなく、対象となるウェーハの初期のプロ
トタイプ内に結合された多数の成分組成物は、活性炭の
全体の吸着度を意味ある方法で突然に減少することがわ
かっていた。表1に表された成分組成物は、指示された
割合量で組み合わされたときに、わずかに6%だけ純粋
に形成した活性炭の全体の吸着度を減少することがわか
った。これは、ウェーハに達成された特別な風味、歯ご
たえ、もろさ具合を与える満足と交換するように決定さ
れる。
【0038】コーンシロップ固形組成物は、通常、D−
グリコースと、マルトースと、種々の酸性及び酵素の活
性からコーンスターチの加水分解によって引き出される
バクガデキストリンとの混合物であるコーン又はグルコ
ースシロップの固形形状になる。組成物は、縮み固形物
(compressed solid)と一緒に活性炭粒子を結合する甘味
料及び結合作用剤としての両方を提供する。特別なタイ
プのコーンシロップ固体組成物は、本発明に重要でな
く、商用に入手できる種々のコーンシロップのいずれか
1つが利用できるのが好ましい。
【0039】縮み蔗糖組成物もまた、甘味及び結合作用
剤の両方を提供する。商用に入手でき且つDi−Pac
として公知のタイプであるのが好ましい。表1に示され
たように、縮み蔗糖組成物及びコーンシロップ固形組成
物の両方を含むことが必要でないとはいえ、ウェーハが
クッキー又はビスケットの外観及び手触りを容易に保つ
ことができないように砕けるように、望まない大きいも
ろさ具合を表したその結合作用剤のような縮み蔗糖だけ
を結合することがわかった。それら結合作用剤としての
コーンシロップ固体だけを結合するウェーハは、小さい
子供に堅すぎて楽に噛むことができないような、望まな
いもろくない具合を表すことがわかる。しかしながら、
実質的に等しい量の2つの組成物の混合は、もろさ及び
風味の両方の所望の具合を表すことがわかった。実質的
に等しい量の縮み蔗糖及びコーンシロップ固形組成物を
結合する結果物のウェーハは、ウェーハの角が早すぎて
砕けることを避けるために、密着した十分なウェーハで
結合された縮み蔗糖の風味の特性の中で贅沢さを表して
いる。
【0040】表1の残りの組成物、即ちチョコレートク
リーム風味料、バニラドライ風味料及び添加甘味料は、
人気のあるクッキー食品の味の模倣を最適にするために
含まれた商用に入手できる風味を高めるものである。チ
ョコレートクリーム風味と、バニラドライ風味と、添加
甘味料とは治療的活性(therapeutically active)ではな
いけれども、それらは、全体的に解毒食品の重要な作用
を提供する。それら組み合わせ態様は、小さい子供が非
常状態において解毒食品を摂取し、それによって効果を
得るために治療的活性の構成要素(ingredients) をもた
らすという可能性を最適にする。従って、このような構
成要素は、それらが特別の環境において、治療的活性の
構成要素作用をするために、全体の概念において重要と
なる。他の最適な風味付け組成物は、この目的を提供す
るために結合されるのが好ましい。しかし、活性炭に対
して吸着干渉の予期しないレベルの発生を妨げるため
に、表1に示された低レベルでこのような風味を高める
ものの割合量を維持することが重要である。従って、注
意することは、その干渉特性によって、吸着度のある活
性炭に干渉しようとする過度の傾向を表すある程度の量
の風味組成物をウェーハに挿入しないようにしなければ
ならない。例えば、風味を高めるものとしての溶解チョ
コレートの結合が顕著な減少を生じた対象となるウェー
ハの初期のプロトタイプで理解される。これは、炭粒子
に付着し、入手できる吸着表面面積をそれによってある
程度減少するための細穴を塞ぐために、溶解チョコレー
トの固有の傾向のために適当である。
【0041】表2に表された中味組成物の成分組成物と
みなして、このように長時間に渡ってウェーハを噛むた
めに、ユーザをそれらによって刺激しようとする、ウェ
ーハの幾分の薄めた甘味で、乾きを補う甘いクリーム状
の中味を形成するように示された割合で組み合わせるこ
とが重要である。この増やされた噛む時間は、よりウェ
ーハが噛まれ、より活性炭が散らされるために重要であ
る。以下の節に説明されたように、種々のウェーハのプ
ロトタイプを伴って行われた運動テスト(kinetics test
s)は、活性炭のより広い散乱が毒素吸着の無視できない
ほどの早い速度にすることに効果があることを示す。
【0042】多数の他のテストからの観測は、中味の成
分組成物がウェーハに含まれた活性炭の吸着度に不十分
なおそれが存在することを示す。従って、成分組成物と
それらそれぞれの重み割合との選択は、結果物の中味の
硬さ、色及び風味に影響を及ぼす範囲で本発明で重要と
なる。成分組成物とそれらの対応する重み割合との特別
な選択は、これらの検討によって主に決定される。表2
に表された成分組成物は、干渉テストの観点から望まし
い特徴である脂肪成分が各々欠けている。種々の成分組
成物用の干渉テストは、脂肪を含む成分が明らかにウェ
ーハ内に含まれた活性炭に干渉することを示している。
【0043】対象となる毒素除去食品用になされたテス
トをここで参照して、広範なテストが、従来技術の欠点
を克服する加工できる除去食品を実現する処理において
開発された40個以上のプロトタイプの各々で行われ
た。所与のプロトタイプが毒素.吸着する速度を決定す
るための運動テストと、所与のプロトタイプの吸着能力
を決定するための平衡吸着テストと、必要ならば、分離
した成分組成物が所与のプロトタイプの活性炭の吸着度
を減少しがちになることによる程度を決定するための干
渉テストとの比較は、模擬実験状態の下で各プロトタイ
プについて行われた。それらの成分組成物及び対応する
割合量の広く変化したテストプロトタイプと、得られた
テスト結果の最も教育的(most instructive)なものとが
は、以下の節で説明される。
【0044】全てのテストは、ストック溶液(stock sol
ution)の所定量のテスト物質を混合することによって、
ビトロ(vitro) 内で処理される。各テストにおいて用い
られたビトロストック溶液は、2.0g/LのNaCl
と、7.0mL/Lの12Nの強濃縮HCLと、蒸留水
とからなる模擬胃液溶液(simulated gastric fluid sol
ution)内で分解された1g/Lのナトリウムサリチル酸
塩からなる。模擬胃液は、1.2のpHレベルでこの形
態において特徴付けられる。このpHレベルのサリチル
酸塩は、非分解されたサリチル酸塩酸の形態の99.9
9%以上となり、アスピリン又はアセチルサリチル酸に
その特質において非常に似ている。
【0045】平衡状態を達成することをもたらすなら
ば、所与のテスト物質が潜在的に吸着してもよいサリチ
ル酸塩の全体量を決定するための平衡吸着テストは、以
下の手続きで処理される。第1に、テストすべき所定の
量の物質が、ガラス小瓶内に入れられ、ストック溶解の
20mLがその小瓶に加えられる。小瓶は、その後、約
15時間の振動テーブル上に配置され連続して震わせら
れる。これは、活性炭が、ストック溶液内にサリチル酸
塩を有する、達成された実質的に完全な吸着平衡をそれ
ら内に含ませられるようにテスト物質を完全に分解させ
る。
【0046】運動テストは、通常、以下の工程を行うこ
とによって処理される。約500mLのストック溶液
が、1リットルのグラス容器に注がれる。次に、所定量
の所与のテスト物質が、ガラス容器の溶液内に導かれ
る。次に、その容器は、振動テーブル上に配置され、6
0サイクル/分の発振周波数で該テーブル上によって振
り動かされる。
【0047】表2に従って明確にされた中味を挟み込ん
だ、表1に示された好ましい組み合わせに従った製剤形
態にされた一対のウェーハで挟み込むことによって形成
されたクッキー食品についての運動テスト結果との比較
が、図1に表されている。このテストについて、重み
6.80gのクッキー(5.15gのウェーハと、1.
65gの中味)は、テストを個々に行うことによって活
発に噛まれ、次に所与の容量のストック液体内に入れら
れる。重み40%のウェーハについて約2.06gのA
スープラ活性炭がそれによって液体に入れられる。曲線
10によって表されたように、溶液内のサリチル酸塩の
濃度が、溶液内へのクッキーの導入の後で2.5分で
1.0g/Lから0.2g/Lに減少した。この劇的な
初期減少の後で、サリチル酸塩濃度のレートは、平衡状
態が達成されるまで通常減退して減少する(図示な
し)。
【0048】曲線10が、一般に利用できる従来技術の
活性炭浮遊液の中に入れられた上にサリチル酸塩濃度の
減少をプロットする曲線20と比較されるときに、対象
となる除去食品の高位の吸着効率が表される。曲線20
は、ミネソタのミネアポリスのパラドック研究所会社に
よって、商用に販売されている浮遊液を、11gのアク
チドーズ水を入れることによって得られた。アクチドー
ズ水の量は、曲線10がそれから導き出されたクッキー
のサンプル内に含まれるように、およそ等しい量の活性
炭を含むように決定される。2つの曲線の比較は、本発
明に従って形成されたクッキーが、かなり早い速度で実
験された胃溶液内でサリチル酸塩濃度を減少するだけで
なく、アクチドーズ水浮遊液の比較量よりもその濃度の
かなり大きい全体の減少をもたらすことを示している。
5分の時点で、例えば対象となるクッキーの挿入におけ
るサリチル酸塩濃度は、0.1g/Lよりもわずかに少
なくなり、一方、溶液内へのアクチドーズ水の挿入にお
けるサリチル酸塩は、その時に0.5g/Lよりもわず
かに少なくなるように観測される。30分後、サリチル
酸塩濃度は、約0.03g/Lの対象となるクッキーに
減らされ、一方、約0.15g/Lのアクチドーズ水の
レベルオフで始められる。
【0049】曲線10に対応するクッキーサンプルの活
性炭の吸着度を有する干渉の度合は、適量の1つの同じ
活性炭の吸着効率と比較することによって決定されるの
が好ましい。その吸着効率は、約2.0gの純度Aスー
プラの活性炭パウダーをストック溶液内に入れることに
よって出された曲線30によって指示される。曲線10
及び30の比較は、炭の吸着度を伴う干渉の大きさを示
している。一方で、図1の曲線の分析は、干渉の大きさ
の量を示すために十分でなく、別々に指示された平衡吸
着テストは、該干渉がかなりのレベルにないことを表し
ている。純度Aスープラ活性炭で行われたそれら平衡吸
着テストは、対象となるクッキーのサンプルで得られた
68.5%の吸着度と比較して、約75%の吸着度をも
たらした。それは、結果としてサリチル酸塩の約6.5
%の吸着度の減少と等しくなる。対象となる除去食品の
誘う風味及びもろさから引き出された極めて重大な利益
の観点から、吸着度のコストは、全く意味のない最も多
い毒物学処理専門家によって見つけれられることにな
る。
【0050】追加の成分組成物によって各ウェーハに入
れられた好ましい風味は、ウェーハに含まれた活性炭を
散乱することによって吸着運動を高める。徹底的に且つ
完全に噛むことを促すだけでなく、炭散乱におけるより
直接的な影響も有する。好ましい風味は、このような美
味しい風味なしに別な方法で出させるよりも、より唾液
を出させるためにユーザの唾液腺を誘発する。戻って、
追加の唾液は、炭粒子のより効果的な散乱に対する媒体
として提供する。
【0051】表1に戻って参照して、Aスープラ活性炭
が40%の重み割合で各ウェーハに結合されるのが好ま
しい。Aスープラ活性炭の重み割合の減少は、結果物の
クッキーの対応する吸着度の減少に導く。これは、6
1.1%から64.9%の範囲の吸着値が観測される点
で、30%重み割合のAスープラパウダー状ウェーハで
行われた平衡吸着テストにおいて支持される。20%重
み割合のAスープラパウダー状ウェーハサンプルを有す
るテストにおいて、観測された吸着値の範囲が44.9
%から46.3%に減少される。
【0052】40%を越えるAスープラの重み割合の増
加分と、一方で過度に有害でない可能性とは、結果物の
ウェーハの風味及びもろさに影響する。甘味の欠けた食
品を避ける老人の消費者よりも、より小さい子供の口に
あうウェーハにすることを減らすことは決してない。
【0053】活性炭組成物と他に、各ウェーハの他の主
組成物と、コーンシロップ固形物(CSS)と、DiP
ac組成物とは、それら割合量で変化させるのが好まし
い。これら2つの組成物は、風味付けた結合組成物の主
組成物と、結合組成物が結果物のウェーハの風味及びも
ろさに特に影響するそれら相対割合量の変化物とを形成
するために組み合わせる。しかしながら、表3に表すよ
うに、CSS及びDiPac組成物の相対的割合は、活
性炭の吸着度に影響することを表していない。
【0054】 (表3) 相対的割合 吸着されたサリチル酸塩の割合 ――――――――――――――――――――――――――――― 100% CSS 、 0% DiPac 68.49% 75% CSS、 25% DiPac 68.49% 50% CSS、 50% DiPac 68.22% 0% CSS 、 100% DiPac 68.49%
【0055】表3に表された各結合組成物製剤形態に起
因するウェーハの比較評価は、コーンシロップ固形成分
がDiPac成分よりも大きい結合作用剤であることを
示す。従って、100%のCSS−0%のDiPac製
剤形態を結合するウェーハは、75%のCSS−25%
のDiPac製剤形態を結合するウェーハであるより
も、指剥離(finger-abration) でより抵抗(resistant)
され、従って、50%のCSS−50%のDiPac製
剤形態を結合するウェーハか、又は0%のCSS−10
0%のDiPac製剤形態を結合するウェーハよりも指
剥離でより抵抗する。50%のCSS−50%のDiP
ac製剤形態と、0%のCSS−100%のDiPac
製剤形態とを結合するウェーハの剥離に対する抵抗は、
少なくとも質的に見分け(indistinguishable) がつかな
い。
【0056】表3に表された製剤形態を結合するウェー
ハの風味付け評価を比較して、できれば、100%のC
SS−0%のDiPac製剤形態を結合するウェーハが
甘い風味を少なくすることを示す。75%のCSS−2
5%のDiPac製剤形態を結合するウェーハは、マイ
ルドな甘味で、微妙にチョコレート風味を有する。50
%CSS−50%のDiPac製剤形態を結合するウェ
ーハは、より定められた甘いチョコレート風味を有して
おり、0%のCSS−100%のDiPacを結合する
ウェーハは、更に別の甘いチョコレート風味を有する。
従って、50%のコーンシロップ固形物−50%のDi
Pac結合組成物製剤形態を各ウェーハ内に結合するた
めに、もろさレベル及び風味の最適な組み合わせにする
のが好ましい。
【0057】表2に従って製剤形態された中味組成物
は、ウェーハの風味を追加及び増加する濃い砂糖風味を
提供する。しかしながら、しばしば、消費されるクッキ
ーサンドウィッチ態様は、中味から少なくとも1つのウ
ェーハに分けることによって、サンドウィッチを最初に
分解する子供によって部分毎に消費される。従って、t
oto内よりもむしろ連続して分けられた部分を消費し
始める。従って、それら内及びそれらのウェーハは、平
均の小さい子供の味覚で所望すべき十分な風味を表すウ
ェーハが、分離し、中味組成物から離されることも好ま
しい。
【0058】対象となる除去食品の各ウェーハに対する
表1に表された成分組成物の組み合わせは、成分組成物
の広い変化と、広い割合量とを結合する多数の製剤形態
の広範なテストの後でのみ得られた。コーンシロップ固
形物及びDiPac組成物の代わりに考えられた1つの
好ましい結合作用剤は、タブレット作用剤であるマルト
リン700として商用に販売されている組成物である。
しかしながら、Aスープラ活性炭のサンプルを有するマ
ルトリン700を組み合わせることによって行われた吸
着テストは、マルトリン700が活性炭の吸着度でかな
り干渉することを示した。それらのテストにおいて、
0.0203gのAスープラ活性炭は、0.0779g
のマルトリン700と組み合わされ、所望量のストック
溶液に入れられる。分離0.0203のサンプルのAス
ープラ活性炭は、同じストック溶液の第2の分離サンプ
ル内へ入れられる。ストック溶液の第3の分離サンプル
において、タブレット状ウェーハ内に結合され且つ圧縮
された0.0203gのAスープラ活性炭と0.077
9gのマルトリン700とが、ウェーハが十分に砕けた
後で入れられる。得られた比較吸着度結果が表4に表さ
れている。
【0059】 (表4) テスト物質 吸着されたサリチル酸塩の割合 相対的効率 ―――――――――――――――――――――――――――――――― 純粋なAスープラ活性炭 58.24% 100.0% Aスープラ活性炭及び 51.92% 89.1% マルトリン700 タブレット型ウェーハ形状の 40.50% 69.5% Aスープラ活性炭及びマルトリン700
【0060】表4の結果のように、約11%だけの活性
炭の吸着度に干渉したAスープラパウダーを伴って単に
混合させたときのマルトリン700を表す。より重要な
ことは、対象となる除去食品のタブレットウェーハの形
状になるであろうAスープラ活性炭パウダーで完全に混
合され、密に圧縮したときのマルトリン700は、警告
30%以上で干渉される。マルトリン700は、多数の
他の可能性のある組成物となるように、このベースにお
いて好ましい成分組成物として取り除かれる。
【0061】テストされた多くのプロトタイプウェーハ
製剤形態の間は、成分組成物とそれらの割合量とが表5
に表されたようになる。このプロトタイプウェーハ製剤
形態について行われた平衡吸着テストは、予期されたよ
りも十分に小さい吸着度の大きさをもたらした。干渉テ
ストは、減らされた吸着度の原因を絶縁するために活性
炭の外側に成分の各々について行われた。これらのテス
トは、吸着度の減少が、Dur−Loとして商用に販売
される製剤形態で用いられる、溶解チョコレート及び乳
化剤組成物に属する干渉の過度のレベルの結果になるこ
とを示した。
【0062】目的と比較して、プロトタイプウェーハ
は、表6及び7にそれぞれ表されているように、第1に
溶解チョコレート組成物無しに、次に溶解チョコレート
及びDur−Lo乳化剤組成物とのいずれもなしに製剤
形成される。平衡吸着テストは、各プロトタイプ製剤形
態に対して行われる。(表5、表6及び表7の)これら
プロトタイプウェーハの製剤形態に対する等温線(isoth
erms) は、それぞれ曲線100、110及び120とし
て図2に表されている。表5の溶解チョコレート組成物
は、チョコレート風味が用いられた製剤形態に関わら
ず、結果物のウェーハの所望の特性となるように、ココ
アパウダー組成物を有する表6及び表7のプロトタイプ
に置き換えられる。
【0063】(表5) 成分組成物 量(g) ―――――――――――――――――― 顆粒状砂糖 0.550 無脂肪無水ミルク 0.175 塩 0.050 ベイキングソーダ 0.075 モノカルシウムリン酸塩 0.025 バニラ風味 0.100 ソルビトール 2.600 グリセリン 1.300 溶解チョコレート 0.700 ケーキ粉 1.300 Dur-Lo乳化剤 0.400 Aスープラ活性炭 2.025
【0064】(表6) 成分組成物 量(g) ―――――――――――――――――――― 顆粒状砂糖 0.550 無脂肪無水ミルク 0.175 塩 0.050 ベイキングソーダ 0.075 モノカルシウムリン酸塩 0.025 バニラ風味 0.100 ソルビトール液 2.600 グリセリン 1.300 ブラウンココアパウダー 1.400 ケーキ粉 1.300 Dur-Lo乳化剤 0.400 Aスープラ活性炭 2.025
【0065】(表7) 成分組成物 量(g) ――――――――――――――――――――― 顆粒状砂糖 0.550 無脂肪無水ミルク 0.175 塩 0.050 ベイキングソーダ 0.075 モノカルシウムリン酸塩 0.025 バニラ風味 0.100 ソルビトール液 2.600 グリセリン 1.300 ブラウンココアパウダー 1.400 ケーキ粉 1.300 Aスープラ活性炭 2.025
【0066】図2を参照して、(表6に対応する)等温
線110は、溶解チョコレートはないがDur−Loの
使用を有するものは、(表5に対応する)等温線100
に関して得られるときに、観測された吸着度の十分な増
加を与えることを明らかに表している。Dur−Lo無
し及び溶解チョコレート無しの等温線120は、更に、
テストされたウェーハの溶解チョコレート及びDur−
Lo乳化剤の両方とも無いものは、等温線100の吸着
度以上の観測された吸着度で一層大きい増加を与える。
なぜ干渉のこのマークされた増加は、過度の大きさが他
の成分組成物のせいで干渉のレベルに関係するように、
溶解チョコレート及びDur−Lo乳化剤組成物のせい
となるかは、容易に表されていない。溶解チョコレート
及びある大きさのDur−Lo成分の独自の物理的特性
が、別の方法で大きい内部表面面積を各活性炭に与える
多くの細穴を中味して、活性炭粒子と結合させようとす
る。従って、所与の活性炭の吸着度は、幾分削減され
る。
【0067】図3を参照して、その好ましいクッキーサ
ンドウィッチ形状において、本発明の除去食品を形成す
るための好ましい方法を表している。活性炭210、コ
ーンシロップ固形物211、Di−Pac212、チョ
コレートクリーム風味料213、バニラドライ風味料2
14及び甘味料215の表1のおよその重み割合範囲に
おけるベースウェーハ成分のおよその量は、ペースト内
に工程220で平等に混ぜ合わされる。必要なものとし
て、限定された量のウェーハ216は、ペーストの打ち
延ばしを促すために、ペースト内で混ぜ合わせられ、そ
れによって混合して得られた同質性を高める。十分な混
合の後で、ペーストは、約12時間、約70°Fの温度
のルームで、工程230で乾燥することができ、結果と
してドライペースト組成物となる。乾燥されたペースト
240は、好ましくは20又は40のメッシュスクリー
ンを用いるWileyミルの工程250で擦り砕かれ
る。擦り砕き準備は、工程260で圧縮され、好ましく
は、1インチ穿孔及び打ち抜きが、1.0″径ウェーハ
が圧縮された際に少なくとも15,000psi圧力が
加えられ、1.75″径のオーダのより大きいウェーハ
が用いられる際に40,000psiの圧力が加えられ
るように設定する。複数のウェーハは、前述の工程で形
成される。
【0068】ウェーハは、ユーザにギュッと握られたと
きの活性炭の汚れを最小にするために活性炭粒子をカバ
ーするために工程262でちり防止スプレー薄皮でスプ
レされるのが好ましい。スプレー薄皮は、カプセルで包
んで形成するために、蔗糖又はブドウ糖等の組成物から
形成された砂糖薄皮である。
【0069】中身は、次に、好ましくは6倍の顆粒パウ
ダー状砂糖270、高果糖コーンシロップ271、バニ
ラ風味料272及び塩273の適量を工程280で混ぜ
合わせ且つまんべんなく混合することによって準備され
る。適量の結果物のクリーム状混合物は、次にクッキー
サンドウィッチ除去食品を工程300で組み立てるため
に一対のウェーハの間に置かれる。
【0070】この発明は、特別の形状及びそれらの実施
形態の点において説明しているが、前述した以上に種々
の修正が本発明の技術的思想又は見地からそれることな
く頼りにされることで認識されるであろう。例えば、機
能上等価な構成要素が、表現され且つ説明されたそれら
の記述に対して置き換えられ、表現され且つ説明された
構成要素の適切な量が変更され、説明された組成方法工
程において、特別の工程が特許請求の範囲に規定された
本発明の技術的思想又は見地から全くそれることなく、
置き換えられ又は挿入されことも好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の毒素除去食品の好ましい実施形態につ
いての、吸着運動テストデータのグラフである。
【図2】対象となる毒素除去食品の好ましい実施形態の
開発中にテストされた、組成物の干渉効果を説明する平
衡吸着テストデータのグラフである。
【図3】対象となる毒素除去食品の好ましい実施形態を
形成する好ましい方法の工程のシーケンスを説明するブ
ロック図である。
【符号の説明】
210 活性炭 211 コーンシロップ固形物 212 DI−PAC 213 チョコレートクリーム風味料 214 バニラドライ風味料 215 甘味料 220 混ぜ合わされた混合物(ぺースト) 216 水 230 乾燥 240 乾質なペースト 250 擦り砕き 260 圧縮(穿孔+打ち抜き) 262 ちり防止スプレー薄皮 270 パウダー状砂糖(6倍) 271 高果糖コーンシロップ 272 バニラ風味料 273 塩 280 混合+混ぜ合わせ 300 クッキーサンドウィッチの組立
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェフリー エイ. ジーク アメリカ合衆国, カンザス 66502, マンハッタン, ウィートランド サーク ル, 8834番地 (72)発明者 ブライアン エル. ストルーツ アメリカ合衆国, カンザス 66503, マンハッタン, プルマン ランディン グ, 3709番地

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの胃腸管への摂取のための毒素除
    去食品において、 前記ユーザの前記胃腸管への摂取のために該ユーザによ
    って噛まれることに適応した実質的に乾質でもろいウェ
    ーハからなり、該乾質でもろいウェーハは、毒素に対し
    て初期吸着値を有する第1の所定の重みの吸収微粒子状
    組成物と、実質的に非干渉な第2の所定の重みの風味付
    け結合組成物とを混合することによって形成されたウエ
    ーハ混合組成物を含んでおり、前記吸収微粒子状組成物
    の前記初期吸着値は、前記ウェーハ混合組成物内に実質
    的に保持されていることを特徴とする毒素除去食品。
  2. 【請求項2】 前記吸収組成物は、活性炭を含むことを
    特徴とする請求項1に記載の毒素除去食品。
  3. 【請求項3】 前記活性炭は、実質的に2,000m2
    /gの内部表面面積であることを特徴とする請求項2に
    記載の毒素除去食品。
  4. 【請求項4】 前記乾質でもろいウェーハは、実質的に
    該ウェーハの20.0%から60.0%の重み範囲の前
    記活性炭を含んでいることを特徴とする請求項3に記載
    の毒素除去食品。
  5. 【請求項5】 前記乾質でもろいウェーハは、実質的に
    該ウェーハの0%から78.0%の重み範囲のコーンシ
    ロップ固形組成物を含むことを特徴とする請求項4に記
    載の毒素除去食品。
  6. 【請求項6】 前記乾質でもろいウェーハは、実質的に
    該ウェーハの0%から78.0%の重み範囲の縮み蔗糖
    組成物を含むことを特徴とする請求項5に記載の毒素除
    去食品。
  7. 【請求項7】 前記乾質でもろいウェーハは、実質的に
    該ウェーハの0.5%から2.0%の重み範囲のチョコ
    レートクリーム風味組成物を含むことを特徴とする請求
    項6に記載の毒素除去食品。
  8. 【請求項8】 前記乾質でもろいウェーハは、実質的に
    該ウェーハの0.5%から2.0%の重み範囲の微粒子
    状バニラ風味組成物を含むことを特徴とする請求項7に
    記載の毒素除去食品。
  9. 【請求項9】 前記乾質でもろいウェーハは、実質的に
    該ウェーハの0.1%から1.0%の重み範囲の甘味料
    添加組成物を含むことを特徴とする請求項8に記載の毒
    素除去食品。
  10. 【請求項10】 前記乾質でもろいウェーハの少なくと
    も一対と、該ウェーハの間に挟み込まれた風味付け中味
    部分とを含んでおり、該中味部分はクリーム状の硬さで
    あることを特徴とする請求項9に記載の毒素除去食品。
  11. 【請求項11】 前記中味部分は、 (a)前記中味部分の実質的に76.34%の重み割合
    のパウダー状砂糖組成物と、 (b)前記中味部分の実質的に22.90%の重み割合
    の高果糖コーンシロップ組成物と、 (c)前記中味部分の実質的に0.63%の重み割合の
    バニラ風味組成物と、 (d)前記中味部分の実質的に0.13%の重み割合の
    塩組成物とを含むことを特徴とする請求項10に記載の
    毒素除去食品。
  12. 【請求項12】 ユーザの胃腸管への摂取のための毒素
    除去クッキー食品において、 (a)前記ユーザの前記胃腸管への摂取のために該ユー
    ザによって噛まれることに適応した実質的に乾質でもろ
    いウェーハの少なくとも一対と、 (b)前記乾質でもろいウェーハの風味を増加し且つ追
    加するために前記乾質でもろいウェーハの間に挟み込ま
    れた風味付け中味部分とを含んでおり、 各前記乾質でもろいウェーハは、毒素に対して初期吸着
    値を有する第1の所定の重みの吸収微粒子状組成物と、
    実質的に非干渉な第2の所定の重みの風味付け結合組成
    物とを混合することによって形成されたウエーハ混合組
    成物を含んでおり、 前記中味部分は、クリーム状の硬さを有することを特徴
    とする毒素除去クッキー食品。
  13. 【請求項13】 前記吸収組成物は、活性炭を含むこと
    を特徴とする請求項12に記載の毒素除去クッキー食
    品。
  14. 【請求項14】 前記活性炭は、実質的に2,000m
    2 /gの内部表面面積であることを特徴とする請求項1
    3に記載の毒素除去クッキー食品。
  15. 【請求項15】 各前記乾質でもろいウェーハは、実質
    的に該ウェーハの20.0%から60.0%の重み範囲
    の前記活性炭を含んでいることを特徴とする請求項14
    に記載の毒素除去クッキー食品。
  16. 【請求項16】 各前記乾質でもろいウェーハは、実質
    的に該ウェーハの0%から78.0%の重み範囲のコー
    ンシロップ固形組成物を含むことを特徴とする請求項1
    5に記載の毒素除去クッキー食品。
  17. 【請求項17】 各前記乾質でもろいウェーハは、実質
    的に該ウェーハの0%から78.0%の重み範囲の縮み
    蔗糖組成物を含むことを特徴とする請求項16に記載の
    毒素除去クッキー食品。
  18. 【請求項18】 各前記乾質でもろいウェーハは、実質
    的に該ウェーハの0.5%から2.0%の重み範囲のチ
    ョコレートクリーム風味組成物を含むことを特徴とする
    請求項17に記載の毒素除去クッキー食品。
  19. 【請求項19】 各前記乾質でもろいウェーハは、実質
    的に該ウェーハの0.5%から2.0%の重み範囲の微
    粒子状バニラ風味組成物を含むことを特徴とする請求項
    18に記載の毒素除去クッキー食品。
  20. 【請求項20】 各前記乾質でもろいウェーハは、実質
    的に該ウェーハの0.1%から1.0%の重み範囲の甘
    味料添加組成物を含むことを特徴とする請求項19に記
    載の毒素除去クッキー食品。
  21. 【請求項21】 前記中味部分は、 (a)前記中味部分の実質的に76.34%の重み割合
    のパウダー状砂糖組成物と、 (b)前記中味部分の実質的に22.90%の重み割合
    の高果糖コーンシロップ組成物と、 (c)前記中味部分の実質的に0.63%の重み割合の
    バニラ風味組成物と、 (d)前記中味部分の実質的に0.13%の重み割合の
    塩組成物とを含むことを特徴とする請求項20に記載の
    毒素除去クッキー食品。
  22. 【請求項22】 ユーザの胃腸管への摂取のための毒素
    除去食品を形成する方法において、 (a)ペースト混合組成物を形成するために、毒素に対
    して初期吸着値を有する第1の所定の重みの吸収微粒子
    状組成物と、実質的に非干渉な第2の所定の重みの風味
    付け結合組成物とを混合する工程と、 (b)乾質の混合組成物を形成するために、所定の乾燥
    温度で所定の乾燥時間で前記ペースト混合組成物を加熱
    する工程と、 (c)粉状に砕かれた混合組成物を形成するために、前
    記乾質の混合組成物を擦り砕く工程と、 (d)乾質でもろいウェーハを形成するために実質的に
    少なくとも15,000psiの圧縮圧力で前記粉状に
    砕かれた混合食品を圧縮する工程とを含んでおり、 前記吸収微粒子組成物の初期吸収値が前記ペースト混合
    組成物内に実質的に保持されていることを特徴とする毒
    素除去食品を形成するための方法。
  23. 【請求項23】 前記吸収微粒子状組成物は、活性炭を
    含むことを特徴とする請求項22に記載の毒素除去食品
    を形成するための方法。
  24. 【請求項24】 前記活性炭は、実質的に2,000m
    2 /gの内部表面面積であることを特徴とする請求項2
    3に記載の毒素除去食品を形成するための方法。
  25. 【請求項25】 前記ペースト混合組成物は、実質的に
    該組成物の20.0%から60.0%の重み範囲の前記
    活性炭を含むことを特徴とする請求項24に記載の毒素
    除去食品を形成するための方法。
  26. 【請求項26】 前記風味付け結合組成物は、実質的に
    前記ペースト混合組成物の0%から78.0%の重み範
    囲のコーンシロップ固形組成物を含むことを特徴とする
    請求項25に記載の毒素除去食品を形成するための方
    法。
  27. 【請求項27】 前記風味付け結合組成物は、実質的に
    前記ペースト混合組成物の0%から78.0%の重み範
    囲の縮み蔗糖組成物を含むことを特徴とする請求項26
    に記載の毒素除去食品を形成するための方法。
  28. 【請求項28】 前記風味付け結合組成物は、実質的に
    前記ペースト混合組成物の0.5%から2.0%の重み
    範囲のチョコレートクリーム風味組成物を含むことを特
    徴とする請求項27に記載の毒素除去食品を形成するた
    めの方法。
  29. 【請求項29】 前記風味付け結合組成物は、実質的に
    前記ペースト混合組成物の0.5%から2.0%の重み
    範囲の微粒子状バニラ風味組成物を含むことを特徴とす
    る請求項28に記載の毒素除去食品を形成するための方
    法。
  30. 【請求項30】 前記風味付け結合組成物は、実質的に
    前記ペースト混合組成物の0.1%から1.0%の重み
    範囲の甘味料添加組成物を含むことを特徴とする請求項
    29に記載の毒素除去食品を形成するための方法。
  31. 【請求項31】 前記所定の乾燥温度は、カ氏140゜
    であることを特徴とする請求項30に記載の毒素除去食
    品を形成するための方法。
  32. 【請求項32】 前記所定の乾燥時間は、12時間であ
    ることを特徴とする請求項31に記載の毒素除去食品を
    形成するための方法。
  33. 【請求項33】 更に、 (a)前記乾質でもろいウェーハの少なくとも一対を形
    成する工程と、 (b)中味混合組成物を形成するために、所定の重みの
    パウダー状砂糖組成物、高果糖コーンシロップ組成物、
    バニラ風味組成物及び塩組成物を一緒に混合する工程
    と、 (c)前記乾質でもろいウェーハの間で前記中味混合組
    成物を挟み込む工程とを含むことを特徴とする請求項3
    0に記載の毒素除去食品を形成するための方法。
  34. 【請求項34】 前記中味混合組成物は、 (a)前記中味混合組成物の実質的に76.34%の重
    み割合の前記パウダー状砂糖組成物と、 (b)前記中味混合組成物の実質的に22.90%の重
    み割合の前記高果糖コーンシロップ組成物と、 (c)前記中味混合組成物の実質的に0.63%の重み
    割合の前記バニラ風味組成物と、 (d)前記中味混合組成物の実質的に0.13%の重み
    割合の塩組成物とを含むことを特徴とする請求項31に
    記載の毒素除去食品を形成するための方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006036734A (ja) * 2004-07-30 2006-02-09 Toa Eiyo Ltd 経口投与用活性炭製剤

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