JPH11321371A - 動力取出しユニット - Google Patents

動力取出しユニット

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JPH11321371A
JPH11321371A JP7626699A JP7626699A JPH11321371A JP H11321371 A JPH11321371 A JP H11321371A JP 7626699 A JP7626699 A JP 7626699A JP 7626699 A JP7626699 A JP 7626699A JP H11321371 A JPH11321371 A JP H11321371A
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JP
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housing
power take
gear
shaft
input
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JP7626699A
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English (en)
Inventor
David T Sadanowicz
デイヴィド、ティー、サダノヴィッチ
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Dana Inc
Original Assignee
Dana Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
    • B60K17/28Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or type of power take-off

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動力取出しユニットと従動付属装置との占め
る物理的空間の大きさを減少させ、動力取出しユニット
に対する従動付属装置の位置決めの融通性を増加させる
ことにある。 【解決手段】 動力取出しユニット10の入力軸23
は、ハウジング20に支えられ、エンジン、変速機又は
その他の回転エネルギー源により回転可能に駆動される
のに適する入力ギヤ25を支える。アイドラ軸33は、
ハウジングに支えられ、入力ギヤにかみ合うアイドラ・
ギヤ35を支える。出力軸46の第1及び第2端部は、
ハウジングに一体に形成した内方に引っ込んだ側壁20
e及びハウジングの第2側壁に固定した軸受キャプ43
にそれぞれ支えられる。アイドラ・ギヤ35を出力軸に
選択的に連結するクラッチ・アセンブリ50を設ける。
取付けフランジ51を側壁20eのまわりに形成し、従
動付属装置11のハウジングへの直接取付けを容易にす
る。従動付属装置11の入力軸が出力軸46に確実に同
軸になるように、環状の段付きくぼみ55を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にエンジン駆動車
両に設けた従動付属装置(driven access
ory)に回転動力を選択的に送る動力取出しユニット
(powertake−off unit)に関する。
ことに本発明は、このような動力取出しユニットに従動
付属装置を取付ける新規な構造に関する。
【0002】
【従来の技術】動力取出しユニットは、従動付属装置を
回転可能に駆動するように、車両エンジン及び変速機の
ような回転エネルギー源に協働して一般的に使われるよ
く知られた機械的装置である。たとえば動力取出しユニ
ットは、プラウ、廃棄物突固め機、つり上げ機構、ウィ
ンチ及び類似物のような従動流体圧装置を作動する流体
圧ポンプを作動するように工業用及び農業用の種種の車
両に一般的に使われる。
【0003】典型的な動力取出しユニットは、車両の変
速機のケースに取付けた剛性のハウジングを備える。動
力取出しユニットのハウジングと、変速機のケースとの
互いに組合う表面は比較的大きい貫通穴を形成してあ
る。動力取出しユニットのハウジングは、入力ギヤと、
この入力ギヤにかみ合う出力ギヤと、従動装置に連結さ
れるのに適する出力軸とを回転できるように支える。動
力取出しユニットの入力ギヤは、ハウジング内に回転で
きるように支えられ、この入力ギヤの一部が、形成され
た穴を貫いて外方に延び、車両エンジンにより絶えず駆
動される変速機ギヤのうちの1個のギヤにかみ合うよう
にしてある。従って動力取出しユニットの入力ギヤ及び
出力ギヤは変速機ギヤ従って車両のエンジンにより絶え
ず駆動される。
【0004】若干の例では出力ギヤは、出力軸に直接連
結され、この出力軸も又絶えず駆動されるようにしてあ
る。しかし他の例では、出力ギヤを出力軸に選択的に連
結するクラッチア・センブリを設け、従動付属装置を間
欠的に作動できるようにしてある。或いは種種の寸法の
複数個の入力ギヤ及び出力ギヤを、動力取出しユニット
のハウジング内に支えて、クラッチ・アセンブリを係合
させたときに入力ギヤ及び出力軸の間に複数種類の減速
比が得られるようにしてある。
【0005】入力ギヤは通常、動力取出しユニットのハ
ウジング内に納めた回転できない入力軸に回転できるよ
うに支えられている。回転できない入力軸の各端部は、
それぞれ動力取出しユニットのハウジングを貫いて形成
した各穴内に支えられている。しかし回転できる出力軸
の各端部は、動力取出しユニットのハウジングに支えた
環状軸受に回転できるように支えられている。組立て及
び保守が容易になるように、動力取出しユニットのハウ
ジングの互いに対向する側部を除き、そしてこのハウジ
ングの開いた側部を閉じるようにねじファスナにより、
各軸受キャップは、ハウジングに固定される。各軸受キ
ャップは、これを貫いて形成した中心穴を備えている。
これ等の中心穴内にはそれぞれ環状軸受を支える。この
ようにして出力軸の各端部は、動力取出しユニットのハ
ウジングに回転できるように支えられる。
【0006】従動付属装置自体は、動力取出しユニット
のハウジングに、この動力取出しユニットにより作動さ
れるように支えられる。このために軸受キャップのうち
の一方のキャップの外面に、複数の貫通穴を形成した扁
平な取付面を形成してある。複数の貫通穴を形成した対
応する扁平な取付面は、従動付属装置に設けた取付けフ
ランジに形成してある。若干の例では従動付属装置は、
この従動付属装置の取付け面を軸受キャップの取付け面
に直接係合した状態に配置することにより、動力取出し
ユニットのハウジング上に支えられ、次いで各穴を貫い
て延びるねじファスナによりこれ等両取付面を互いに締
付ける。有効ではあるがこの構造では、軸受キャップと
従動付属装置の取付けフランジとの各取付面が実質的に
互いに同じ形状を持つ必要がある。従って軸受キャップ
取付面の与えられた構造は、従動付属装置の単一の構造
にだけしか適合できない。
【0007】従動付属装置取付面に対する広範囲の種類
の構造の使用が容易になるように中間の取付けフランジ
・アダプタは通常、軸受キャップの取付面と従動付属装
置の取付面との間に連結される。この取付けフランジ・
アダプタは、軸受キャップの取付面に協働するように構
成した第1の取付面と、従動付属装置の取付面に協働す
るように構成した第2の取付面とを備える。複数の比較
的安価な取付けフランジ・アダプタは、種種の従動付属
装置の広範囲の種類の取付けフランジ構造を、動力取出
しユニットの軸受キャップに迅速容易に支えられるよう
に設けることができる。
【0008】前記したように動力取出しユニットは、エ
ンジン駆動車両に支えた従動付属装置に回転動力を選択
的に送るようにエンジン駆動車両に設けることが多い。
従来は変速機に隣接して十分に大きい物理的空間を持つ
多くの車両はこの車両の他の部品の妨げにならないでこ
の車両に動力取出しユニット及び従動付属装置を取付け
ることができるように構成してある。しかしなお近年で
はこのような利用できる物理的空間の大きさは減小し
て、動力取出しユニット及び従動付属装置をこの車両に
取付けたときに、この車両の他の物品に対する潜在的な
干渉の問題を生ずる。前記した公知の従動付属装置取付
構造(これ等の構造は共に中間の取付けアダプタを備え
る場合と備えない場合とがある)は満足の得られる作用
をしているが、これ等の構造は比較的大きい物理的空間
を占め従って若干の新型車両に容易には使用できないこ
とが分かっている。さらに公知の動力取出しユニットの
種種のギヤは、従来から入力軸及び出力軸だけに支えら
れ、従ってこれ等の車両で利用できる物理的空間の大き
さが制限される場合に、出力軸を入力軸に対して位置決
めする融通性を制限する。すなわち動力取出しユニット
では、占有する物理的空間を最小にし、さらに出力軸を
入力軸に対し位置決めする融通性が向上し、動力取出し
ユニット及び従動付属装置をエンジン及び変速機に隣接
して利用できる物理的空間の大きさが制限された車両に
取付けることができるようにする改良された構造を提供
することが望ましい。
【0009】
【発明の開示】本発明は、エンジン及び変速機に隣接し
て利用できる物理的空間の大きさが制限された車両内に
おいて動力取出しユニット及び従動付属装置の取付けが
容易になるように、従動付属装置を動力取出しユニット
に取付ける改良された構造に関する。動力取出しユニッ
トは、入力軸、アイドラ軸及び出力軸を内部に支えた中
空のハウジングを備える。入力軸は、ハウジングに支え
られ、入力ギヤを取付けてある。この入力ギヤは、エン
ジン、変速機又はその他の回転エネルギー源により回転
可能に駆動するようにしてある。アイドラ軸は、ハウジ
ングに支えられ、この軸にアイドラ・ギヤを取付けてあ
る。このアイドラ・ギヤは入力ギヤにかみあい、この入
力ギヤにより回転可能に駆動されるようにしてある。出
力軸の第1の端部は、ハウジングに一体に形成した内方
に引っ込んだ側壁に支えられる。出力軸の第2の端部
は、このハウジングの第2の側壁を貫いて形成した穴の
まわりに固定した軸受キャップに支えられる。クラッチ
・アセンブリは、アイドラ・ギヤを出力軸に選択的に連
結するように設けてある。取付けフランジは、ハウジン
グに一体に内方引っ込んだ側壁のまわりに形成され、こ
のハウジングへの従動付属装置の直接取付けが容易にな
るようにしてある。取付けフランジは、1対の貫通穴を
形成した扁平な取付面を備える。取付けフランジはさら
に、ハウジングの内方に引っ込んだ側壁を貫いて延びる
ように形成した環状の段付きくぼみを備える。このくぼ
みは、動力取出しユニットのハウジングへの従動付属装
置の取付けを容易にし、又従動付属装置の入力軸が動力
取出しユニットの出力軸に確実に同軸になるようにする
案内穴として作用する。動力取出しユニットのハウジン
グは、動力取出しユニット及び従動付属装置の占める物
理的空間の大きさをかなり減らし、さらに従動付属装置
を動力取出しユニットに対し位置決めすることの融通性
を高める。
【0010】本発明の種種の目的及び利点は添付図面に
ついての好適な実施例の以下の詳細な説明から当業者に
は明らかである。
【0011】
【実施例】添付図面で図1、図2及び図3には本発明の
第1の実施例による動力取出しユニット10を例示して
ある。動力取出しユニット10の構造及び作動モードを
以下に詳細に説明する。動力取出しユニット10には従
動付属装置11を普通の方法で固定してある。図示の実
施例では従動付属装置11は、後述のようにして作動し
たときにプラウ、廃棄物突固め機、つり上げ機構又はウ
ィンチのような流体圧作動装置(図示してない)への作
動流体の流れを生ずる流体圧ポンプである。しかし本発
明の動力取出しユニット10には任意の公知の従動付属
装置11を使ってもよいのは明らかである。
【0012】図示の動力取出しユニット10は、強い剛
性の材料、なるべくは金属質材料で形成した中空のハウ
ジング20を備える。ハウジング20の構造は図4に明
らかである。図4に明らかなようにハウジング20の第
1の部分(図4の上部部分)は、ハウジング20の残り
の部分に一体に形成され、第1及び第2の入力軸穴2
1、22を貫いて形成した互いに対向する1対の側壁2
0a、20bを備える。第1及び第2の入力軸穴21、
22は、相互に同軸に整合させるのがよく、互いにほぼ
同じ寸法を持つように形成する。回転できない入力軸2
3の互いに対向する端部は、それぞれ第1及び第2の入
力軸穴21、22内に受入れられこれ等の入力軸穴内に
任意普通の方法で保持する。
【0013】入力ギヤ25は、1対にころ軸受26、2
7又はその他の普通の手段により回転できない入力軸2
3に回転できるように取付けてある。入力ギヤ25は、
第1の入力ギヤ部分28及び第2の入力ギヤ部分29を
備える。第1の入力ギヤ部分28は車両のエンジン又は
変速機(図示してない)又はその他の回転エネルギー源
に連結され、普通の方法で回転可能に駆動されるように
してある。従って第2の入力ギヤ部分29も又回転可能
に駆動される。第1及び第2の入力ギヤ部分28、29
は相互に一体に形成したものとして示してあるが、この
ようなギヤ部分28、29は同時に回転するように互い
に連結した各別の部品として形成してもよいのは明らか
である。
【0014】ハウジング20の第2の部分(図4の中間
部分)は、ハウジング20の残りの部分に一体に形成さ
れ、第1及び第2のアイドラ軸穴31、32を貫いて形
成した互いに対向する1対の側壁20c、20dを備え
る。第1及び第2の入力軸穴21、22と同様に第1及
び第2のアイドラ軸穴31、32は、相互に同軸に整合
させるのがよく、互いにほぼ同じ寸法を持つように形成
してある。回転できないアイドラ軸33の互いに対向す
る端部は、それぞれ第1及び第2のアイドラ軸穴31、
32内に受入れられ、これ等のアイドラ軸穴内に任意普
通の方法で保持される。アイドラ・ギヤ35は、ころ軸
受36又はその他の普通の手段により回転できないアイ
ドラ軸33に、回転できるように取付けてある。アイド
ラ・ギヤ35は入力ギヤ25の第2の入力ギヤ部分29
にかみ合う。すなわち入力ギヤ25を前記したように回
転可能に駆動するときは、アイドラ・ギヤ35も又回転
可能に駆動される。
【0015】ハウジング20の第3の部分(図4の下部
部分)は、ハウジング20の残りの部分に一体に形成さ
れ第1の出力軸穴41を貫いて形成した内方に引っ込ん
だ側壁20eを備える。ハウジング20の下部部分の対
向側壁は比較的大きい穴42を形成するように全く除い
てある。穴42は、ハウジング20の下部部分に任意普
通の手段により固定した軸受キャップ43により閉じら
れる。軸受キャップ43は、当業界には普通のものでこ
の軸受キャップを貫いて第2の出力軸穴44を形成して
ある。軸受キャップ43の外部部分は、任意普通の手段
により軸受キャップ43に固定した端部キャップ45に
より閉じてある。ハウジング20の下部部分の内方に引
っ込んだ側壁20eを貫いて形成した第1の出力軸穴4
1と、軸受キャップ43を貫いて形成した第2の出力軸
穴44とを、相互に同軸に整合させるのがよく、互いに
ほぼ同じ寸法を持つように形成してある。
【0016】回転できる出力軸46の互いに対向する端
部は、それぞれ第1及び第2の出力軸穴41、44内に
配置した1対のころ軸受47、48、又はその他の普通
の手段内に受入れられる。すなわち出力軸46は、ハウ
ジング20に対して自由に回転できる。例示した出力軸
46は、従動付属装置11に設けた外歯スプライン付き
入力軸(図示してない)と協働するのに適する内歯スプ
ライン付き中空端部部分46aを持つように形成してあ
る。或いは出力軸46は、従動付属装置11に設けた入
力軸(図示してない)と協働するようにした外歯スプラ
イン付き部分又はキー止め部分(図示してない)を持つ
ように形成してもよい。すなわち出力軸46は、従動付
属装置11を作動するように連結してある。
【0017】動力取出しユニット10は、入力ギヤ25
及び出力軸46の間に駆動連結作用を選択的に生ずるク
ラッチ・アセンブリ50を備える。クラッチ・アセンブ
リ50は、当業界には普通のもので本発明の一部を形成
するものではない。クラッチ・アセンブリ50を係合さ
せるときは、出力軸46は入力ギヤ25及びアイドラ・
ギヤ35により回転駆動される。従って従動付属装置1
1は動力取出しユニット10により作動される。クラッ
チア・センブリ50の係合を離脱するときは、出力軸4
6は入力軸25及びアイドラギヤ35によって回転可能
に駆動されない。そして従動付属装置11は動力取出し
ユニット10によって作動されない。
【0018】前記したように内方に引っ込んだ側壁20
eは、ハウジング20の下部部分に一体に形成してあ
る。図3及び図4に示すように取付けフランジ51も又
ハウジング20の下部部分の外部に一体に形成してあ
る。取付けフランジ51は、ハウジング20の内方に引
っ込んだ側壁20eのまわりに位置し従動付属装置11
のハウジング20への直接取付けが容易になるようにし
てある。たとえば図示の取付けフランジ51は、1対の
貫通穴53、54を形成した扁平な取付面52を備え
る。各貫通穴53、54は、図1に示すように動力取出
しユニット10のハウジング20に、従動付属装置11
を直接取付ける各ねじファスナ(図示してない)を受入
れるようにしてある。取付けフランジ51はさらに、ハ
ウジング20の内方に引っ込んだ側壁20eを貫いて形
成した第1の出力軸穴41のまわりに延びる環状の段付
きくぼみ55を備える。段付きくぼみ55は、動力取出
しユニット10のハウジング20への従動付属装置11
の取付けを容易にし、従動付属装置11の入力軸が、出
力軸46に確実に同軸になるようにする案内穴として作
用する。
【0019】本発明の動力取出しユニット10のハウジ
ング20は公知の動力取出しユニットハウジングよりす
ぐれた複数の著しい利点がある。第1に前記したように
従来の動力取出しユニットは、ハウジングに対して出力
軸を回転できるように支える2個の軸受キャップを設け
てある。そして従動付属装置は、従来このような軸受キ
ャップの一方に(又は各軸受キャップに連結した取付け
フランジ・アダプタに)支えてある。この構造は、若干
の新型車両でこの車両の他の部品に対し潜在的な干渉の
問題を生ずるかなりの大きさの物理的空間を占めること
が分っている。内方に引っ込んだ側壁20eに本発明の
ハウジング20を一体に形成することにより、さらに取
付けフランジ51に、このようなハウジング20を一体
に形成することにより、動力取出しユニット10及び従
動付属装置11の占める物理的空間の大きさをかなり減
らすことができる。第2に又前記したように従来の動力
取出しユニットは入力軸及び出力軸だけしか設けてなく
て、物理的空間に制限を受ける用途では出力軸を入力軸
に対し位置決めする融通性を制限する。アイドラ軸33
及びアイドラ・ギヤ35を本発明の入力軸23及び出力
軸46の中間に設けることにより、出力軸46を入力軸
23に対し位置決めする選択の自由度が著しく広がる。
すなわち本発明の動力取出しユニット10のハウジング
20は、動力取出しユニット10及び従動付属装置11
の占める物理的空間の大きさをかなり減らし、さらに動
力取出しユニット10に対する従動付属装置11の位置
決めの融通性を高める。
【0020】以上本発明の原理及び作動モードを好適な
実施例について詳細に説明した。しかし本発明はなおそ
の精神を逸脱しないで種種の変化変型を行うことができ
るのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従動付属装置を取付けた本発明動力取出しユニ
ットの第1実施例の斜視図である。
【図2】従動付属装置を取りはずして示す図1の動力取
出しユニットの第1実施例の端面図である。
【図3】図2に示した動力取出しユニットの第1実施例
の側面図である。
【図4】図3の4−4線に沿う動力取出しユニットの断
面図である。
【符号の説明】
10 動力取出しユニット 11 従動付属装置 20 ハウジング 20a、20b 側壁 21 第1入力軸穴 22 第2入力軸穴 23 入力軸 25 入力ギヤ 33 アイドラ軸 35 アイドラギヤ 41 第1出力軸穴 43 軸受キャップ 44 第2出力軸穴 46 出力軸

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転エネルギー源を従動付属装置に連結
    するのに適する動力取出しユニットにおいて、 中空のハウジングと、 このハウジング一体に形成した側壁を貫いて形成した第
    1入力軸穴内に支えられた第1の端部と、前記ハウジン
    グに一体に形成した側壁を貫いて形成した第2入力軸穴
    内に支えられた第2の端部とを備え、前記回転エネルギ
    ー源に連結するのに適する入力軸と、 前記ハウジングに一体に形成した側壁を貫いて形成した
    第1出力軸穴内に支えられた第1の端部と、前記ハウジ
    ングとは別個に形成した軸受キャップを貫いて形成した
    第2出力軸穴内に支えられた第2の端部とを備え、前記
    入力軸により回転可能に駆動され、前記従動付属装置に
    連結されるのに適する出力軸と、を包含し、 前記軸受キャップを、前記ハウジングにその側壁を貫い
    て形成した穴のまわりに固定して成る動力取出しユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記入力軸が、前記回転エネルギー源に
    連結されるのに適する入力ギヤを支え、前記出力軸が、
    前記入力ギヤにより回転可能に駆動される出力ギヤを支
    え、この出力ギヤにより前記出力軸を回動可能に駆動す
    るようにした請求項1の動力取出しユニット。
  3. 【請求項3】 前記出力軸を回転可能に駆動するよう
    に、前記出力ギヤを選択的に連結するクラッチ・アセン
    ブリをさらに備えた請求項2の動力取出しユニット。
  4. 【請求項4】 前記第1出力軸穴を、前記ハウジングの
    内方に引っ込んだ側壁を貫いて形成した請求項1の動力
    取出しユニット。
  5. 【請求項5】 前記ハウジングの前記内方に引っ込んだ
    側壁に、従動付属装置の前記ハウジングへの取付を容易
    にするように、段付きくぼみを形成した請求項4の動力
    取出しユニット。
  6. 【請求項6】 前記ハウジングを貫いて形成した第1ア
    イドラ軸穴内に支えられた第1の端部と、前記ハウジン
    グを貫いて形成した第2アイドラ軸穴内に支えられた第
    2の端部とを持つアイドラ軸をさらに備え、前記アイド
    ラ軸は、前記入力軸により回転可能に駆動され、前記出
    力軸は、前記アイドラ軸により回転可能に駆動されるよ
    うにした請求項1の動力取出しユニット。
  7. 【請求項7】 前記入力軸が、前記回転エネルギー源に
    連結されるのに適する入力ギヤを支え、前記アイドラ軸
    が、前記入力ギヤにより回転可能に駆動されるアイドラ
    ・ギヤを支え、前記出力軸が、前記アイドラ・ギヤによ
    り回転可能に駆動される出力ギヤを支え、前記出力軸
    が、前記出力ギヤにより回転可能に駆動されるようにし
    た請求項6の動力取出しユニット。
  8. 【請求項8】 前記出力軸を回転可能に駆動するよう
    に、前記出力ギヤを選択的に連結するクラッチ・アセン
    ブリをさらに備えた請求項7の動力取出しユニット。
  9. 【請求項9】 回転エネルギー源を従動付属装置に連結
    するのに適する動力取出しユニットにおいて、 中空のハウジングと、 このハウジング内に支えられ、前記回転エネルギー源に
    連結されるのに適し、入力ギヤを支える入力軸と、 前記ハウジング内に支えられ、前記入力ギヤにより回転
    可能に駆動されるアイドラ・ギヤを支えるアイドラ軸
    と、 前記ハウジング内に支えられ、前記従動付属装置に連結
    されるのに適し、前記アイドラ・ギヤにより回転可能に
    駆動される出力ギヤを支え、この出力ギヤにより回転可
    能に駆動される出力軸と、を包含する動力取出しユニッ
    ト。
  10. 【請求項10】 前記入力軸が、前記ハウジングに一体
    に形成した側壁を貫いて形成した第1入力軸穴内に支え
    られた第1の端部と、前記ハウジングに一体に形成した
    側壁を貫いて形成した第2入力軸穴内に支えられた第2
    の端部とを備えた請求項9の動力取出しユニット。
JP7626699A 1998-02-16 1999-02-16 動力取出しユニット Pending JPH11321371A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US2402598A 1998-02-16 1998-02-16
US09/024025 1998-02-16

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11321371A true JPH11321371A (ja) 1999-11-24

Family

ID=21818460

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7626699A Pending JPH11321371A (ja) 1998-02-16 1999-02-16 動力取出しユニット

Country Status (7)

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EP (1) EP0936098A3 (ja)
JP (1) JPH11321371A (ja)
AR (1) AR019812A1 (ja)
AU (2) AU2764999A (ja)
BR (1) BR9903175A (ja)
CA (1) CA2262219A1 (ja)
WO (1) WO1999041099A2 (ja)

Cited By (1)

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