JPH11320856A - 液体吐出プリンタおよびプリント媒体 - Google Patents

液体吐出プリンタおよびプリント媒体

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JPH11320856A
JPH11320856A JP10136482A JP13648298A JPH11320856A JP H11320856 A JPH11320856 A JP H11320856A JP 10136482 A JP10136482 A JP 10136482A JP 13648298 A JP13648298 A JP 13648298A JP H11320856 A JPH11320856 A JP H11320856A
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JP
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solvent
liquid
ejection
evaporation
printer
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JP10136482A
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Inventor
Shinichi Nishi
眞一 西
Masaaki Takasaki
正明 高崎
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント物の利用段階では吐出液に含まれる
溶媒の蒸発がない液体吐出プリンタを実現する。 【解決手段】 色素と溶媒からなる液体をプリントヘッ
ド2から吐出してプリント用紙4に吐出痕跡を形成する
液体吐出プリンタにおいて、蒸発加速手段62〜66に
より、プリント用紙4から溶媒を強制的に蒸発させ、利
用者の手に渡った段階では溶媒の蒸発がないようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体吐出プリンタお
よびプリント媒体に関し、特に、例えばインクジェット
プリンタ等のように、液体吐出部から液体を吐出して
紙、布、不織布、プラスチックフィルム等のプリント媒
体に液体の吐出痕跡を形成する液体吐出プリンタおよび
そのようなプリンタ用のプリント媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばインクジェットプリンタ等では、
液体吐出部すなわちプリントヘッドのノズルから紙等の
プリント媒体にインク滴(液体)を吐出して、画像や文
字をプリントするようになっている。カラープリントの
場合、プリントヘッドは、例えばシアン、マゼンタ、イ
エロー、クロの4原色の各々についてのインクヘッドを
有し、各インクヘッドから吹きつけたインクドットの組
合せによって、多様な色彩の画像等を表現している。画
像等を構成するインクドットの密度は、数十〜千数百d
pi程度となっている。インクドットの色の組合せおよ
びそれらが形成する絵柄は、制御装置(コンピュータ)
から供給される作画データによって指定される。
【0003】プリントヘッドの1つの形式としてライン
ヘッドがある。ラインヘッドは、プリント媒体の幅方向
の1ラインを一挙にプリントする構成になっており、こ
れを用いたプリンタではプリント物が高速に生産され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ラインヘッド等を用い
た高速プリンタでプリントされたプリント物は、作成直
後の状態では、インクの溶媒の気化(蒸発)が続いてい
る。この状態で利用者の手に渡ると、利用者の手元にお
いても溶媒の蒸発が継続し、その臭い等が利用者に不快
感等を引き起こす恐れがあるという問題があった。
【0005】また、利用者の手に渡るまで間があく場合
でも、高速にプリントアウトした大量のプリント物の堆
積物中には気化した溶媒が滞留するので、同様な問題を
生じる。
【0006】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、プリント物の利用段階では
吐出液に含まれる溶媒の蒸発がない液体吐出プリンタお
よびプリント媒体を実現することである。また、蒸発し
た溶媒を回収する液体吐出プリンタを実現することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】プリント物の利用段階で
の溶媒の蒸発がないようにするために、プリント物の作
成次第に溶媒の蒸発を加速する技法を採用する。また、
作成したプリント物に溶媒を閉じ込める技法を採用す
る。
【0008】(1)課題を解決するための請求項1の発
明は、色素と溶媒からなる液体を吐出してプリント媒体
に吐出痕跡を形成する液体吐出プリンタであって、前記
吐出痕跡を形成したプリント媒体からの前記溶媒の蒸発
を加速する蒸発加速手段、を具備することを特徴とする
液体吐出プリンタである。
【0009】請求項1の発明では、蒸発加速手段によ
り、吐出痕跡を形成したプリント媒体からの溶媒の蒸発
を加速する。 (2)課題を解決するための請求項2の発明は、前記蒸
発加速手段は前記吐出痕跡の形成後に前記吐出痕跡から
前記溶媒を強制的に蒸発させるものである、ことを特徴
とする請求項1に記載の液体吐出プリンタである。
【0010】請求項2の発明では、蒸発加速手段によ
り、吐出痕跡の形成後に吐出痕跡から溶媒を強制的に蒸
発させる。 (3)課題を解決するための請求項3の発明は、前記蒸
発加速手段は非接触加熱によって前記溶媒を強制的に蒸
発させるものである、ことを特徴とする請求項2に記載
の液体吐出プリンタである。
【0011】請求項3の発明では、蒸発加速手段が非接
触加熱によって溶媒を強制的に蒸発させる。 (4)課題を解決するための請求項4の発明は、前記非
接触加熱を光によって行なうものである、ことを特徴と
する請求項3に記載の液体吐出プリンタである。
【0012】請求項4の発明では、光で加熱して溶媒を
強制的に蒸発させる。 (5)課題を解決するための請求項5の発明は、前記非
接触加熱を赤外線によって行なうものであることを特徴
とする請求項3に記載の液体吐出プリンタである。
【0013】請求項5の発明では、赤外線で加熱して溶
媒を強制的に蒸発させる。 (6)課題を解決するための請求項6の発明は、前記非
接触加熱を遠赤外線によって行なうものである、ことを
特徴とする請求項3に記載の液体吐出プリンタである。
【0014】請求項6の発明では、遠赤外線で加熱して
溶媒を強制的に蒸発させる。 (7)課題を解決するための請求項7の発明は、前記非
接触加熱を電磁波によって行なうものであることを特徴
とする請求項3に記載の液体吐出プリンタである。
【0015】請求項7の発明では、電磁波で加熱して溶
媒を強制的に蒸発させる。 (8)課題を解決するための請求項8の発明は、前記蒸
発加速手段は前記プリント媒体を走査しながら前記吐出
痕跡を加熱するものである、ことを特徴とする請求項3
乃至請求項7のいずれか1つに記載の液体吐出プリンタ
である。
【0016】請求項8の発明では、蒸発加速手段がプリ
ント媒体を走査しながら吐出痕跡を加熱する。 (9)課題を解決するための請求項9の発明は、前記蒸
発加速手段は吸引によって前記吐出痕跡から前記溶媒を
強制的に蒸発させるものである、ことを特徴とする請求
項2に記載の液体吐出プリンタである。
【0017】請求項9の発明では、蒸発加速手段が吸引
によって吐出痕跡から溶媒を強制的に蒸発させる。 (10)課題を解決するための請求項10の発明は、前
記吸引をノズルによって行なうものであることを特徴と
する請求項9に記載の液体吐出プリンタである。
【0018】請求項10の発明では、ノズルで吸引して
吐出痕跡から溶媒を強制的に蒸発させる。 (11)課題を解決するための請求項11の発明は、前
記吸引を前記プリント媒体の付近の気圧を減圧すること
により行なうものである、ことを特徴とする請求項9に
記載の液体吐出プリンタである。
【0019】請求項11の発明では、プリント媒体の付
近の気圧を減圧することにより出痕跡から溶媒を強制的
に蒸発させる。 (12)課題を解決するための請求項12の発明は、前
記強制的に蒸発させた前記溶媒を回収する回収手段、を
具備することを特徴とする請求項2乃至請求項11のい
ずれか1つに記載の液体吐出プリンタである。
【0020】請求項12の発明では、強制的に蒸発させ
た溶媒を回収手段で回収する。 (13)課題を解決するための請求項13の発明は、色
素と溶媒からなる液体を吐出してプリント媒体に吐出痕
跡を形成する液体吐出プリンタであって、前記吐出痕跡
を形成したプリント媒体から蒸発した前記溶媒を回収す
る回収手段、を具備することを特徴とする液体吐出プリ
ンタである。
【0021】請求項13の発明では、プリント媒体の吐
出痕跡から蒸発した溶媒を回収手段で回収する。 (14)課題を解決するための請求項14の発明は、前
記回収手段は前記溶媒の蒸気を吸収する吸収手段、を具
備することを特徴とする請求項12または請求項13に
記載の液体吐出プリンタである。
【0022】請求項14の発明では、吸収手段で溶媒の
蒸気を吸収して回収する。 (15)課題を解決するための請求項15の発明は、前
記回収手段は前記溶媒の蒸気を液化する液化手段、を具
備することを特徴とする請求項12または請求項13に
記載の液体吐出プリンタである。
【0023】請求項15の発明では、液化手段で溶媒の
蒸気を液化して回収する。 (16)課題を解決するための請求項16の発明は、前
記回収手段は前記溶媒の蒸気をトラップするトラップ手
段、を具備することを特徴とする請求項12または請求
項13に記載の液体吐出プリンタである。
【0024】請求項16の発明では、トラップ手段で溶
媒の蒸気をトラップして回収する。 (17)課題を解決するための請求項17の発明は、色
素と溶媒からなる液体を吐出してプリント媒体に吐出痕
跡を形成する液体吐出プリンタであって、前記吐出痕跡
からの前記溶媒の蒸発を抑止する蒸発抑止手段、を具備
することを特徴とする液体吐出プリンタである。
【0025】請求項17の発明では、蒸発抑止手段によ
り吐出痕跡からの溶媒の蒸発を抑止する。 (18)課題を解決するための請求項18の発明は、前
記抑止を前記吐出痕跡に蒸発抑止層を被着することによ
り行なうものである、ことを特徴とする請求項17に記
載の液体吐出プリンタである。
【0026】請求項18の発明では、吐出痕跡に蒸発抑
止層を被着することにより溶媒の蒸発を抑止する。 (19)課題を解決するための請求項19の発明は、前
記蒸発抑止層が硬化剤の層である、ことを特徴とする請
求項18に記載の液体吐出プリンタである。
【0027】請求項19の発明では、硬化剤の層を被着
して溶媒の蒸発を抑止する。 (20)課題を解決するための請求項20の発明は、色
素と溶媒からなる液体を吐出してプリント媒体に吐出痕
跡を形成する液体吐出プリンタ用のプリント媒体であっ
て、前記吐出痕跡からの前記溶媒の蒸発を抑止する蒸発
抑止剤、を有することを特徴とするプリント媒体であ
る。
【0028】請求項20の発明では、プリント媒体が有
する蒸発抑止剤で吐出痕跡からの溶媒の蒸発を抑止す
る。 (21)課題を解決するための請求項21の発明は、前
記蒸発抑止剤が多孔質粒子である、ことを特徴とする請
求項20に記載のプリント媒体である。
【0029】請求項21の発明では、多孔質粒子で溶媒
を捕捉して蒸発を抑止する。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。なお、本発明は実施
の形態に限定されるものではない。また、プリント媒体
が紙である例で説明するが、プリント媒体は紙に限るも
のではなく、布、不織布、プラスチックフィルム、その
他液体の吐出痕跡を担持可能な全ての媒体を含む。
【0031】図1にインクジェットプリンタの主要部の
構成の模式図を示す。本装置は、本発明の液体吐出プリ
ンタの実施の形態の一例である。図1に示すように、本
装置はプリントヘッド2を有する。プリントヘッド2
は、プリント用紙4にインクを吐出し、インクの吐出痕
跡として画像や文字等をプリントするものである。プリ
ント用紙4は、本発明におけるプリント媒体の実施の形
態の一例である。インクは、本発明における色素と溶媒
からなる液体の実施の形態の一例である。
【0032】ここで、色素としては、例えば下記の一般
式(1)で表される物質が用いられる。
【0033】
【化1】
【0034】〔式中、R1 、R2 、R3 およびR4 は、
各々脂肪族基、芳香族基または水素原子を表し、X、Y
およびZは、各々置換基を表し、lおよびmは、各々0
〜3の整数を表し、nは0〜5を表す。An- は対陰イ
オンを表す(但し対陰イオンが分子中の置換基に存在す
るときは、不要であるものとする)。但し、NR1 2
基とNR3 4 基の少なくとも一方は、下記一般式
(2)で表される環状構造の基であるものとする。〕
【0035】
【化2】
【0036】また、溶媒としては、例えば水系溶媒また
は油系溶媒が用いられる。水系溶媒は水(例えば、イオ
ン交換水が好ましい)と水溶性有機溶媒を一般に使用す
る。水溶性誘起溶媒の例としては、アルコール類、多価
アルコール類、多価アルコールエーテル類、アミン類、
アミド類、複素環類、スルホキシド類、スルホン類、尿
素、アセトニトリル、アセトン等が挙げられる。油系溶
媒は、有機溶媒を使用する。有機溶媒の例としては、上
記水系溶媒において水溶性有機溶媒として例示したもの
に加えて、エステル類、エーテル類、ケトン類、炭化水
素類が挙げられる。
【0037】プリント用紙4は、図1の紙面に垂直な方
向に所定の幅を有し、図示しない送り機構により図にお
ける右方向に移送されるようになっている。プリントヘ
ッド2は、図示しない支持装置により固定的に支持され
ている。プリントヘッド2は、図1の紙面に垂直な方向
にプリント用紙4の幅に相当する長さを有し、その長さ
方向に沿って、プリント用紙4と対面するノズル面22
に図示しない多数のインク吐出口(ノズル)を有する。
すなわち、プリントヘッド2はラインヘッドとなってい
る。ラインヘッドの各ノズルからのインク吐出は図示し
ない制御装置によって制御され、右方向に移動するプリ
ント用紙4に所定のインク吐出痕跡すなわちプリントを
形成するようになっている。
【0038】なお、本書ではプリントヘッド2を1系統
用いる例で説明するが、カラープリント用には、プリン
トヘッド2を、例えばシアン、マゼンタ、イエロー、ク
ロの4原色に対応して4系統用いるのはいうまでもな
い。
【0039】プリント用紙4のプリント済みの部分に
は、レーザー光線6が照射されるようになっている。レ
ーザー光線6としては、可視光線または赤外線もしくは
遠赤外線が用いられる。レーザー光線6は、レーザー光
源62から出射され、回転するポリゴンミラー64で偏
向され、反射鏡66で光路が曲げられて、プリント用紙
4に照射される。レーザー光源62、ポリゴンミラー6
4および反射鏡66からなる部分は、本発明における蒸
発加速手段の実施の形態の一例である。レーザー光源6
2乃至反射鏡66からなる光学系は、図示しない支持装
置によって固定的に支持されている。
【0040】ポリゴンミラー64の回転に連れて、レー
ザー光線6のスポットがプリント用紙4を幅方向に走査
し、プリント面を非接触で加熱する。加熱の強度は、プ
リント用紙4に吐出したインクに含まれる溶媒を完全に
蒸発させる程度となっている。これによって、プリント
用紙4上では、プリント後直ちにインク溶媒の強制的な
蒸発(気化)が行なわれ、プリント物がプリント直後に
利用者の手に渡っても、プリント物からインクの溶媒が
蒸発するような事態は生じない。
【0041】プリント面の加熱は、図2に示すように、
プリントヘッド2の下流側に設けた非接触加熱装置68
によって行なうようにしても良い。なお、図2では、図
1と同様の部分には同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0042】非接触加熱装置68は、プリント用紙4の
幅に相当する長さを有し、この方向に例えばLD(la
ser diode)やLED(light emit
ting diode)等の発光体を多数個配列して構
成され、図示しない支持装置により固定的に支持されて
いる。
【0043】発光体は、可視光線または赤外線もしくは
遠赤外線を発生するものである。このような光でプリン
ト面を加熱することにより、インクの吐出痕跡から溶媒
を強制的に蒸発させる。なお、非接触加熱装置68は、
光の代わりにマイクロウェーブ等の電磁波で加熱するも
のであっても良い。また、非接触加熱はプリント用紙4
の裏側から行なうようにしても良い。
【0044】また、非接触加熱装置68は、必ずしもプ
リント用紙4の幅に相当する長さを持つ必要はなく、そ
れより短いものにしてプリント用紙4の幅の方向に走査
するように構成しても良い。これは、プリントヘッド2
がライン型ではなく走査型の場合に、その走査機構を共
用して一緒に走査するようにし、走査機構を簡素化する
点で好ましい。
【0045】本発明の実施の形態の他の例を図3に示
す。同図において、図1と同様の部分には同一の符号を
付して説明を省略する。この実施の形態例では、プリン
トヘッド2の下流側に吸引装置70を設け、プリント用
紙4の表面付近の空気を吸引して、それが生じる気流に
よってインク吐出痕跡から溶媒を強制的に蒸発させ、か
つ、蒸発した溶媒を吸引するようになっている。
【0046】吸引装置70は、プリント用紙4の幅に相
当する長さを有し、図示しない支持装置により固定的に
支持されている。吸引装置70は、プリント用紙4に近
接する吸い込み部72を有し、ここに、図示しない空気
の吸い込み用のノズルが形成され、内部に設けられたフ
ァンの回転によって空気を吸引するようになっている。
【0047】吸引装置70は、例えば図4に示すような
ものとしても良い。同図において、図1と同様の部分に
は同一の符号を付して説明を省略する。同図に示すよう
に、吸引装置70は、プリント用紙4のプリント済の部
分を覆う覆い箱74およびその内部気圧を減圧するポン
プ76で構成されている。覆い箱74およびポンプ76
は図示しない支持装置により固定的に支持されている。
ポンプ76で覆い箱74の内部気圧を減圧することによ
り溶媒を強制的に蒸発させ、蒸発した溶媒をポンプ76
を通じて排出する。
【0048】本発明の実施の形態の他の例を図5に示
す。同図において、図1と同様の部分には同一の符号を
付して説明を省略する。この実施の形態例では、プリン
トヘッド2およびプリント用紙4を覆う覆い箱80が設
けられ、覆い箱80の内部で吸収剤82が通気性の収容
部84内に収容されている。覆い箱80および吸収剤8
2は、本発明における回収手段の実施の形態の一例であ
る。吸収剤82は、本発明における吸収手段の実施の形
態の一例である。
【0049】吸収剤82としては、例えばアルミナ(A
l2O3)やシリカ(SiO2)等からなる多孔質粒子
が用いられ、インク吐出痕跡から蒸発した溶媒を吸収す
るようになっている。これによって溶媒の蒸気がインク
ジェットプリンタの周囲に発散することが防止される。
溶媒蒸気を吸収した吸収剤82は、適時に新たな吸収剤
82と交換され、使用済の吸収剤82は廃棄等の適宜の
処分がなされる。
【0050】溶媒の回収は、吸収に限るものではなく、
例えば図6に示すように、覆い箱80内に設けた冷却ヘ
ッド86を冷却装置88で冷却することにより、冷却ヘ
ッド86の周囲の溶媒蒸気を凝集して液化し、液溜90
に回収するようにしても良い。回収した溶媒は適宜に廃
棄等の処分がなされる。あるいは、再利用するようにし
ても良い。
【0051】覆い箱80、冷却ヘッド86、冷却装置8
8および液溜90は、本発明における回収手段の実施の
形態の一例である。冷却ヘッド86および冷却装置88
は、本発明における液化手段の実施の形態の一例であ
る。冷却ヘッド86と冷却装置88の組み合わせは、例
えば、半導体冷却素子とその制御装置、あるいは、ラジ
ェーターとコンプレッサーによって実現される。
【0052】溶媒の回収は、また、例えば図7に示すよ
うに、覆い箱80内に設けた液溜90に入れた、例えば
水や適宜の溶液からなるトラップ液82’に溶媒蒸気を
トラップし、混合溶液として回収するようにしても良
い。トラップ液82’は適時に新たなトラップ液82’
と交換され、使用済のトラップ液82’は廃棄等の適宜
の処分がなされる。
【0053】覆い箱80、トラップ液82’および液溜
90は、本発明における回収手段の実施の形態の一例で
ある。トラップ液82’は、本発明におけるトラップ手
段の実施の形態の一例である。
【0054】ごれら図5乃至図7に示した溶媒回収手段
を、図1乃至図4に示した構成のいずれかにより強制的
に蒸発させた溶媒の回収に利用するようにしても良い。
これは、強制的に蒸発させた溶媒をインクジェットプリ
ンタの周囲に発散させない点で好ましい。
【0055】本発明の実施の形態の他の例を図8に示
す。同図において、図1と同様の部分には同一の符号を
付して説明を省略する。この実施の形態例では、プリン
トヘッド2の下流側に吹き付けヘッド92を設け、プリ
ント済のプリント用紙4の表面に例えば液状の硬化剤9
4を吹き付けるようにしている。吹き付けヘッド92
は、本発明における蒸発抑止手段の実施の形態の一例で
ある。硬化剤94は硬化剤容器96から吹き付けヘッド
92に供給される。
【0056】硬化剤94の吹き付けによって、プリント
済のプリント用紙の表面に図示しない硬化剤の層が被着
される。この層により、溶媒が封じ込められて蒸発が抑
止される。硬化剤の層は、本発明における蒸発抑止層の
実施の形態の一例である。硬化剤は本発明における硬化
剤の実施の形態の一例である。
【0057】プリント済のプリント用紙4からのインク
溶媒の蒸発の抑止は、プリント用紙4に蒸発抑止剤を持
たせることによっても実現するようにしても良い。蒸発
抑止剤は、本発明における蒸発抑止剤の実施の形態の一
例である。蒸発抑止剤としては、溶媒を吸着する物質例
えばアルミナ(Al2O3)やシリカ(SiO2)等が
用いられる。吸着物質は多孔質粒子であることが、溶媒
の吸着能率が高く、蒸発抑止性に優れる点で好ましい。
多孔質粒子は、本発明における多孔質粒子の実施の形態
の一例である。
【0058】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
発明では、蒸発加速手段により、吐出痕跡を形成したプ
リント媒体からの溶媒の蒸発を加速するようにしたの
で、プリント物の利用段階では吐出液に含まれる溶媒の
蒸発がない液体吐出プリンタを実現することができる。
【0059】また、請求項2の発明では、蒸発加速手段
により、吐出痕跡の形成後に吐出痕跡から溶媒を強制的
に蒸発させるようにしたので、プリント物の利用段階で
は吐出液に含まれる溶媒の蒸発がない液体吐出プリンタ
を実現することができる。また、請求項3の発明では、
蒸発加速手段により、非接触加熱によって溶媒を強制的
に蒸発させるようにしたので、プリント物の利用段階で
は吐出液に含まれる溶媒の蒸発がない液体吐出プリンタ
を実現することができる。
【0060】また、請求項4の発明では、光で加熱して
溶媒を強制的に蒸発させるようにしたので、プリント物
の利用段階では吐出液に含まれる溶媒の蒸発がない液体
吐出プリンタを実現することができる。
【0061】また、請求項5の発明では、赤外線で加熱
して溶媒を強制的に蒸発させるようにしたので、プリン
ト物の利用段階では吐出液に含まれる溶媒の蒸発がない
液体吐出プリンタを実現することができる。
【0062】また、請求項6の発明では、遠赤外線で加
熱して溶媒を強制的に蒸発させるようにしたので、プリ
ント物の利用段階では吐出液に含まれる溶媒の蒸発がな
い液体吐出プリンタを実現することができる。
【0063】また、請求項7の発明では、電磁波で加熱
して溶媒を強制的に蒸発させるようにしたので、プリン
ト物の利用段階では吐出液に含まれる溶媒の蒸発がない
液体吐出プリンタを実現することができる。
【0064】また、請求項8の発明では、蒸発加速手段
がプリント媒体を走査しながら吐出痕跡を加熱するよう
にしたので、走査型の液体吐出ヘッドの走査機構を共用
することにより構成を簡素化することができる。
【0065】また、請求項9の発明では、蒸発加速手段
が吸引によって吐出痕跡から溶媒を強制的に蒸発させる
ようにしたので、プリント物の利用段階では吐出液に含
まれる溶媒の蒸発がない液体吐出プリンタを実現するこ
とができる。
【0066】また、請求項10の発明では、ノズルで吸
引して吐出痕跡から溶媒を強制的に蒸発させるようにし
たので、プリント物の利用段階では吐出液に含まれる溶
媒の蒸発がない液体吐出プリンタを実現することができ
る。
【0067】また、請求項11の発明では、プリント媒
体の付近の気圧を減圧することにより出痕跡から溶媒を
強制的に蒸発させるようにしたので、プリント物の利用
段階では吐出液に含まれる溶媒の蒸発がない液体吐出プ
リンタを実現することができる。
【0068】また、請求項12の発明では、強制的に蒸
発させた溶媒を回収手段で回収するようにしたので、溶
媒の蒸気が周囲に発散するのを防止することができる。
また、請求項13の発明では、プリント媒体の吐出痕跡
から蒸発した溶媒を回収手段で回収するようにしたの
で、溶媒の蒸気が周囲に発散するのを防止することがで
きる。
【0069】また、請求項14の発明では、吸収手段で
溶媒の蒸気を吸収して回収するようにしたので、溶媒の
蒸気が周囲に発散するのを防止することができる。ま
た、請求項15の発明では、液化手段で溶媒の蒸気を液
化して回収するようにしたので、溶媒の蒸気が周囲に発
散するのを防止することができる。
【0070】また、請求項16の発明では、トラップ手
段で溶媒の蒸気をトラップして回収するようにしたの
で、溶媒の蒸気が周囲に発散するのを防止し、また、回
収した混合溶液を適切に廃棄することができる。
【0071】また、請求項17の発明では、蒸発抑止手
段により吐出痕跡からの溶媒の蒸発を抑止するようにし
たので、プリント物の利用段階では吐出液に含まれる溶
媒の蒸発がない液体吐出プリンタを実現することができ
る。
【0072】また、請求項18の発明では、吐出痕跡に
蒸発抑止層を被着することにより溶媒の蒸発を抑止する
ようにしたので、プリント物の利用段階では吐出液に含
まれる溶媒の蒸発がない液体吐出プリンタを実現するこ
とができる。
【0073】また、請求項19の発明では、硬化剤の層
を被着して溶媒の蒸発を抑止するようにしたので、プリ
ント物の利用段階では吐出液に含まれる溶媒の蒸発がな
い液体吐出プリンタを実現することができる。
【0074】また、請求項20の発明では、プリント媒
体が有する蒸発抑止剤で吐出痕跡からの溶媒の蒸発を抑
止するようにしたので、プリント物の利用段階では吐出
液に含まれる溶媒の蒸発がないプリント媒体を実現する
ことができる。
【0075】また、請求項21の発明では、多孔質粒子
で溶媒を捕捉して蒸発を抑止するようにしたので、プリ
ント物の利用段階では吐出液に含まれる溶媒の蒸発がな
いプリント媒体を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置の主要部の構
成を示す模式図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例の装置の主要部の構
成を示す模式図である。
【図3】本発明の実施の形態の一例の装置の主要部の構
成を示す模式図である。
【図4】本発明の実施の形態の一例の装置の主要部の構
成を示す模式図である。
【図5】本発明の実施の形態の一例の装置の主要部の構
成を示す模式図である。
【図6】本発明の実施の形態の一例の装置の主要部の構
成を示す模式図である。
【図7】本発明の実施の形態の一例の装置の主要部の構
成を示す模式図である。
【図8】本発明の実施の形態の一例の装置の主要部の構
成を示す模式図である。
【符号の説明】
2 プリントヘッド 4 プリント用紙 6 レーザー光線 68 非接触加熱装置 70 吸引装置 74,80 覆い箱 76 ポンプ 82 吸収剤 82’トラップ液 86 冷却ヘッド

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色素と溶媒からなる液体を吐出してプリ
    ント媒体に吐出痕跡を形成する液体吐出プリンタであっ
    て、 前記吐出痕跡を形成したプリント媒体からの前記溶媒の
    蒸発を加速する蒸発加速手段、を具備することを特徴と
    する液体吐出プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記蒸発加速手段は前記吐出痕跡の形成
    後に前記吐出痕跡から前記溶媒を強制的に蒸発させるも
    のである、ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出
    プリンタ。
  3. 【請求項3】 前記蒸発加速手段は非接触加熱によって
    前記溶媒を強制的に蒸発させるものである、ことを特徴
    とする請求項2に記載の液体吐出プリンタ。
  4. 【請求項4】 前記非接触加熱を光によって行なうもの
    である、ことを特徴とする請求項3に記載の液体吐出プ
    リンタ。
  5. 【請求項5】 前記非接触加熱を赤外線によって行なう
    ものである、ことを特徴とする請求項3に記載の液体吐
    出プリンタ。
  6. 【請求項6】 前記非接触加熱を遠赤外線によって行な
    うものである、ことを特徴とする請求項3に記載の液体
    吐出プリンタ。
  7. 【請求項7】 前記非接触加熱を電磁波によって行なう
    ものである、ことを特徴とする請求項3に記載の液体吐
    出プリンタ。
  8. 【請求項8】 前記蒸発加速手段は前記プリント媒体を
    走査しながら前記吐出痕跡を加熱するものである、こと
    を特徴とする請求項3乃至請求項7のいずれか1つに記
    載の液体吐出プリンタ。
  9. 【請求項9】 前記蒸発加速手段は吸引によって前記吐
    出痕跡から前記溶媒を強制的に蒸発させるものである、
    ことを特徴とする請求項2に記載の液体吐出プリンタ。
  10. 【請求項10】 前記吸引をノズルによって行なうもの
    である、ことを特徴とする請求項9に記載の液体吐出プ
    リンタ。
  11. 【請求項11】 前記吸引を前記プリント媒体の付近の
    気圧を減圧することにより行なうものである、ことを特
    徴とする請求項9に記載の液体吐出プリンタ。
  12. 【請求項12】 前記強制的に蒸発させた前記溶媒を回
    収する回収手段、を具備することを特徴とする請求項2
    乃至請求項11のいずれか1つに記載の液体吐出プリン
    タ。
  13. 【請求項13】 色素と溶媒からなる液体を吐出してプ
    リント媒体に吐出痕跡を形成する液体吐出プリンタであ
    って、 前記吐出痕跡を形成したプリント媒体から蒸発した前記
    溶媒を回収する回収手段、を具備することを特徴とする
    液体吐出プリンタ。
  14. 【請求項14】 前記回収手段は前記溶媒の蒸気を吸収
    する吸収手段、を具備することを特徴とする請求項12
    または請求項13に記載の液体吐出プリンタ。
  15. 【請求項15】 前記回収手段は前記溶媒の蒸気を液化
    する液化手段、を具備することを特徴とする請求項12
    または請求項13に記載の液体吐出プリンタ。
  16. 【請求項16】 前記回収手段は前記溶媒の蒸気をトラ
    ップするトラップ手段、を具備することを特徴とする請
    求項12または請求項13に記載の液体吐出プリンタ。
  17. 【請求項17】 色素と溶媒からなる液体を吐出してプ
    リント媒体に吐出痕跡を形成する液体吐出プリンタであ
    って、 前記吐出痕跡からの前記溶媒の蒸発を抑止する蒸発抑止
    手段、を具備することを特徴とする液体吐出プリンタ。
  18. 【請求項18】 前記抑止を前記吐出痕跡に蒸発抑止層
    を被着することにより行なうものである、ことを特徴と
    する請求項17に記載の液体吐出プリンタ。
  19. 【請求項19】 前記蒸発抑止層が硬化剤の層である、
    ことを特徴とする請求項18に記載の液体吐出プリン
    タ。
  20. 【請求項20】 色素と溶媒からなる液体を吐出してプ
    リント媒体に吐出痕跡を形成する液体吐出プリンタ用の
    プリント媒体であって、 前記吐出痕跡からの前記溶媒の蒸発を抑止する蒸発抑止
    剤、を有することを特徴とするプリント媒体。
  21. 【請求項21】 前記蒸発抑止剤が多孔質粒子である、
    ことを特徴とする請求項20に記載のプリント媒体。
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