JPH1132003A - 遠隔通信における位相同期誤差補正方法および位相同期誤差補正システム - Google Patents

遠隔通信における位相同期誤差補正方法および位相同期誤差補正システム

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JPH1132003A
JPH1132003A JP9185366A JP18536697A JPH1132003A JP H1132003 A JPH1132003 A JP H1132003A JP 9185366 A JP9185366 A JP 9185366A JP 18536697 A JP18536697 A JP 18536697A JP H1132003 A JPH1132003 A JP H1132003A
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秀樹 片桐
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修 竹田
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用一 川上
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真一 平良
Masayoshi Yoneda
誠良 米田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送効率の向上または周波数の有効活用がで
きる遠隔通信における位相同期誤差補正。 【解決手段】 地上局2がタイミングを初期同期する際
に通信衛星1から受けた基準タイミングと距離概算情報
部25に予め保持する距離情報とに従って出力タイミン
グを粗補正し、この出力タイミングを所定のフォーマッ
トにより通信衛星1へ出力し、次いで通信衛星1が受け
た所定のフォーマットから検出した粗補正した出力タイ
ミングを基準タイミングと比較し差分を誤差情報として
地上局2に宛てて送出し、次いで地上局2が受けた誤差
情報に基づいて出力タイミングを精補正するフィードバ
ックループをシステムが備えている。距離情報は他の衛
星との間で授受する位置情報により得ることもでき、ま
た通信衛星1で情報信号の所定範囲外のタイミングを検
出し、要補正情報により上記初期同期を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TDMA(時分割
多元接続)方式を採用する遠隔通信における位相同期誤
差補正の方法およびシステムに関し、特に、伝送効率の
向上および周波数の有効活用ができる位相同期誤差補正
の方法およびシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、TDMA方式を採用する遠隔通信
における位相同期誤差補正の方法およびシステムでは、
セルラーなどの地上通信網におけるように、サービスエ
リアは数百メートルから数キロメートルであり、送信側
と受信側との間の距離偏差および距離変動を吸収するた
めに必要となるガードタイムはフレーム長に対して十分
に小さくて済む。従って、距離偏差および距離変動によ
って発生するタイミング信号の位相誤差分は上記ガード
タイムで吸収する方法がとられる。
【0003】すなわち、移動局などの端末局では、基準
局となる基地局から送信される基準のタイミング信号に
位相同期をとり、ここで抽出したタイミング信号に、例
えばサービスエリア内の平均遅延時間がガードタイムの
中心に対応するような、固定的な補正を加えた通信が行
われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の遠隔通
信における位相同期誤差補正の方法およびシステムでは
伝送可能な情報量が低減し、または必要とされる周波数
資源の増大を招くという問題点がある。
【0005】その理由は、通信衛星を利用するようなサ
ービスエリアの直径が100キロメートルの及ぶ場合で
は、ガードタイムのみで位相誤差分を吸収しようとする
際、そのガードタイムの長さはフレーム長に対して比較
的大きな比率を占めるようになり、伝送可能な比率が小
さくなるからである。
【0006】本発明の課題は、上記問題点を解決して伝
送効率の向上または周波数の有効活用ができる遠隔通信
における位相同期誤差補正の方法およびシステムを提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による遠隔通信に
おける位相同期誤差補正方法は、第1の発明として、T
DMA(時分割多元接続)方式を採用する遠隔通信にお
ける位相同期誤差補正方法において、基準局および端末
局の少くとも一方に前記基準局と前記端末局との間の距
離情報を予め有し、前記端末局は、前記TDMA通信の
ためのタイミングを初期同期する際、前記基準局からこ
の基準局が内蔵する基準タイミングを受け、受けた基準
タイミングおよび前記距離情報に従って出力タイミング
を粗補正し、粗補正されたこの出力タイミングを所定の
フォーマットによりバースト出力し、次いで、前記基準
局は、受けた所定のフォーマットから前記粗補正した出
力タイミングを検出し、この出力タイミングを内蔵する
基準タイミングと比較し差分を誤差情報として検出し、
この検出された誤差情報を前記端末局に宛てて送出し、
次いで、前記端末局は、誤差情報を受け、受けた誤差情
報に基づいて出力タイミングを精補正している。
【0008】この具体的な手段の一つは、基準局では、
基準タイミングを発生する基準タイミング信号発生部
と、端末局からバースト形式で受けた情報信号からタイ
ミング信号を検出するタイミング信号検出部と、このタ
イミング信号検出部で検出したタイミング信号と前記基
準タイミング発生部から発生する基準タイミングとを比
較して誤差情報を検出出力する誤差検出部とを備え、ま
た、前記端末局では、出力タイミングの初期同期の開始
を指示する初期同期開始指示部と、この初期同期開始指
示部から初期同期の開始を指示された際、前記基準局か
ら受ける前記基準タイミングを検出する基準タイミング
検出部と、前記基準局から受ける前記誤差情報を検出す
る誤差情報検出部と、前記基準タイミング検出部により
検出された基準タイミング、および前記誤差情報検出部
により検出された誤差情報の少くとも一方に基づいて自
己端末局の基準タイミングの位相を補正する位相補正部
と、前記基準局との概算距離を予め格納する距離概算情
報部と、前記位相補正部による補正情報と前記距離概算
情報部の概算距離情報とにより前記基準局への出力タイ
ミングを粗補正して位相同期誤差検出用のパケットを生
成出力するタイミングパケット生成部とを備えている。
【0009】上記方法または手段により、端末局におい
て初期同期の際に、まず粗補正を行い、続いて精補正す
るフィードバックループを形成するので、より精度のよ
い安定した出力タイミングの補正ができる。
【0010】また、第2の発明として、前記基準局が通
信衛星、かつ、前記端末局が地上局で、前記距離情報
は、前記通信衛星が地球上に照射される各ビームの中心
位置までを計測して保有し各地上局へ通知される距離、
並びに、距離の概算情報を導き得る少くとも通信衛星お
よび地上局の位置情報を同報により地上局へ送る衛星シ
ステムから得られる前記位置情報に基づいて概算される
距離のいずれか一方を含み、この具体的な手段として、
前記端末局は、更に距離の概算情報を導き得る通信衛星
および地上局の少くとも一方の位置情報を同報により地
上局へ送る衛星システムから受ける前記位置情報を検出
し、得られる前記位置情報に基づいて概算される距離を
前記距離概算情報部へ通知し格納する位置情報部を備
え、かつ前記距離概算情報部は、前記通信衛星が地球上
に照射される各ビームの中心位置までを計測して保有し
各地上局へ通知する距離を検出して格納するように、地
上局が各種の必要情報を通信衛星から入手する機能を有
している。
【0011】また、第3の発明として、前記初期同期に
より精補正された出力タイミングに基づいて前記端末局
から出力された情報信号を受けた前記基準局は、受けた
情報信号からタイミング信号を検出しこの検出したタイ
ミング信号と内蔵する基準タイミングとを比較し差分と
して検出された誤差情報を予め定められた許容誤差範囲
により判定し、この許容誤差範囲を越えた場合に要補正
情報を前記端末局へ宛てて送出し、かつ、この端末局
は、前記要補正情報を受けた際、前記基準局から受ける
基準タイミングに基づいて前記初期同期のための手順を
行う。
【0012】この具体的な手段は、前記基準局に、更
に、前記誤差検出部から出力される誤差情報を受けて予
め設定された誤差許容範囲と比較して誤差許容範囲外を
判定した際、要補正情報を前記端末局へ宛てて送出する
要補正判定部を備え、かつ、前記端末局に、更に、前記
基準局から受ける前記要補正情報を検出して前記初期同
期開始指示部を駆動する要補正情報検出部を備えてい
る。
【0013】この構成により、基準局と端末局との間の
距離が変動することによって生じる位相誤差を情報通信
中に適宜補正できる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0015】図1は本発明の実施の一形態を示す機能ブ
ロック図である。図1では、本発明に関わる主要な部分
だけが図示されている。
【0016】図1に示された遠隔通信における位相同期
誤差補正システムでは、衛星通信に適用されるTDMA
方式に基づき、基準局の通信衛星1が、基準タイミング
信号発生部11、タイミング信号検出部12、誤差検出
部13、要補正判定部14、信号受付部15、および信
号形成送出部16を備え、また、基準局に対して複数が
設けられる端末局の地上局2は、初期同期開始指示部2
1、基準タイミング検出部22、誤差情報検出部23、
位相補正部24、距離概算情報部25、タイミングパケ
ット生成部26、要補正情報検出部27、信号形成送出
部28、および信号受付部29、並びに位置情報部30
を備えるものとする。
【0017】基準タイミング信号発生部11は、システ
ム内の基準タイミング信号を発生し誤差検出部13およ
び信号形成送出部16へ送出するものとする。
【0018】タイミング信号検出部12は、地上局2か
ら信号受付部15を介して受けるパケット信号を検出し
このパケット信号からタイミング信号を抽出して誤差検
出部13へ送るものとする。
【0019】誤差検出部13は、基準タイミング信号発
生部11で発生する基準タイミングとタイミング信号検
出部12で抽出された地上局のタイミング信号とを比較
し、位相誤差信号を誤差情報として要補正判定部14お
よび信号形成送出部16へ送出するものとする。
【0020】要補正判定部14は、誤差検出部13から
受ける位相誤差信号の許容範囲を予め有し、受けた誤差
情報から位相誤差信号が許容範囲外の場合に要補正情報
を信号形成送出部16へ送るものとする。
【0021】信号受付部15は、地上局2から受けたバ
ースト信号を復調したパケット信号をタイミング信号検
出部12へ送ると共に図示されていない情報処理部へ送
られるものとする。情報処理部は受けた情報信号を検出
して所定の通信の関する処理を行うものとする。
【0022】信号形成送出部16は、基準タイミング信
号発生部11から受ける基準タイミング信号を所定の時
期に基準タイミングとして地上局2へ同報通知し、誤差
検出部13から受ける誤差情報および要補正判定部14
から受ける要補正情報それぞれは、信号形成されて地上
局へ送出されるものとする。
【0023】初期同期開始指示部21は、初期の位相同
期の際および要補正情報検出部27から駆動された際に
初期同期の開始が設定され、基準タイミング検出部22
を駆動するものとする。
【0024】基準タイミング検出部22は、初期同期開
始指示部21から駆動を受けた際、通信衛星1から信号
受付部29を介して所定時期に受ける基準タイミングを
検出して位相補正部24へ送るものとする。
【0025】誤差情報検出部23は、通信衛星1から信
号受付部29を介して受ける誤差情報を検出して位相補
正部24へ送るものとする。
【0026】位相補正部24は、初期同期の際に基準タ
イミング検出部22が検出した通信衛星1の基準タイミ
ングをまず受け、この基準タイミングに基づいて地上局
2における基準タイミング信号を生成しタイミングパケ
ット生成部26へ送るものとし、次いで、誤差情報検出
部23が検出した誤差情報を受けた際に受けた誤差情報
に基づいて位相の進みまたは遅れの方向および補正量を
換算し、地上局2における基準タイミング信号を精補正
して地上局2の内部で利用するものとする。従って、通
信衛星1へ送られる情報パケットの送出タイミングはこ
の位相補正部24で精補正されたタイミングに基づく精
度の高い安定したものとなる。
【0027】距離概算情報部25は、基準局となる通信
衛星1と地上局2との距離情報を予め保持しておりタイ
ミングパケット生成部26により読み出されるものとす
る。一方、図示されていないが地上局で衛星から受ける
情報を抽出する手段を備え、前述の距離情報が、衛星に
より送信される信号から抽出される距離情報に基づいて
確定されるものでも、また、衛星から送信される情報か
ら抽出される在圏ビーム情報と予め保持している距離情
報とによって演算確定されるものでもよい。
【0028】タイミングパケット生成部26は、初期同
期の開始指示の際に、位相補正部24から受ける地上局
2で生成された基準タイミング信号および距離概算情報
部25から読み出す概算距離に基づいて、粗補正された
タイミングによる位相誤差検出用のパケット信号を生成
し信号形成送出部28を介して通信衛星1へ送出するも
のとする。
【0029】要補正情報検出部27は、通信衛星1から
信号受付部29を介して受ける要補正情報を検出した
際、初期同期開始指示部21を駆動するものとする。
【0030】信号形成送出部28は、タイミングパケッ
ト生成部26から出力された位相誤差検出用のパケッ
ト、および情報データのパケットをパケット信号に形成
して設定された時間帯にバーストにより通信衛星1へ送
出するものとする。
【0031】信号受付部29は、基準局の通信衛星1か
ら受けた信号を復調して基準タイミング検出部22、誤
差情報検出部23、要補正情報検出部27、および、図
示されていないが、情報パケットを検出して処理する情
報処理部へ送出するものとする。
【0032】また、位置情報部30は、他の衛星システ
ム、例えば、GPS(Global Positionihg System )衛
星から受ける地理情報、位置情報などを検出して出力す
るものとし、距離概算情報部25が位置情報部30の出
力情報に基づいて距離情報を確定する場合に設けられる
ものとする。
【0033】次に、図1に図2を併せ参照して、通信衛
星における本発明による主要動作手順について説明す
る。
【0034】まず、図2(A)において、通信衛星1で
は、基準タイミング信号発生部11で発生した基準タイ
ミング信号を、信号形成送出部16が所定の時期に端末
局となる複数の地上局に対して同報通知により送出して
いる(手順101)。
【0035】タイミング信号検出部12が、信号受付部
15を介して受けた位相同期誤差検出用のタイミングパ
ケット信号を検出しこのタイミングパケット信号からタ
イミング信号を抽出する(手順102)。抽出されたタ
イミング信号は、通信衛星1の基準タイミング信号によ
り粗補正されて地上局2から送出されたものであり、位
相同期誤差検出用として誤差検出部13へ送られる。
【0036】誤差検出部13は、受けたタイミング信号
と基準タイミング信号発生部11で発生している基準タ
イミング信号とのタイミングを比較して位相同期誤差を
検出し(手順103)、検出したタイミング誤差を誤差
情報として信号形成送出部16を介して位相同期誤差検
出用のタイミングパケット信号の発信元地上局2へ送出
する(手順104)。
【0037】地上局2は、受けた誤差情報により地上局
2の基準タイミングを精補正して安定したタイミングに
よる情報信号を通信衛星1へ送出する。
【0038】また、図2(B)において、タイミング信
号検出部12は、精補正されたタイミングによる情報信
号のパケット信号を地上局2から信号受付部15を介し
て受けて検出し、この検出したパケット信号からタイミ
ング信号を抽出して(手順111)、誤差検出部13へ
送る。誤差検出部13は、タイミング信号検出部12か
らのタイミング信号と基準タイミング信号発生部11の
基準タイミング信号とのタイミングを比較して位相同期
誤差を検出し、検出したタイミング誤差を要補正判定部
14へ送る(手順112)。
【0039】要補正判定部14は、受けたタイミング誤
差を調査し(手順113)、タイミング誤差から予め有
する許容範囲外などの異常を検出した際(手順114の
YES)、タイミング補正を必要とする要補正情報を信
号形成送出部16を介して情報パケット信号の発信元地
上局2へ送出する(手順115)。
【0040】上記手順114が“NO”でタイミング誤
差が所定の許容範囲内の場合には、許容範囲外などの異
常を検出するまで何のアクションもない。
【0041】次に、図1に図3を併せ参照して、地上局
における本発明による主要動作手順について説明する。
【0042】まず、初期同期開始指示部21は、初期同
期の開始が設定された際に(手順201)、基準タイミ
ング検出部22を駆動する。駆動された基準タイミング
検出部22は、通信衛星1から信号受付部29を介して
受ける信号から基準タイミングを検出し(手順20
2)、この検出した基準タイミングを位相補正部24へ
送る。
【0043】位相補正部24は、検出した通信衛星1の
基準タイミングに基づいて地上局2の基準タイミングを
補正し(手順203)、タイミングパケット生成部26
へ送る。タイミングパケット生成部26は、位相補正部
24から受けたタイミングと距離概算情報部25が予め
保持する通信衛星1との距離情報とから通信衛星1への
送信タイミングを粗補正し(手順204)、この送信タ
イミングによるタイミングパケットを生成して信号形成
送出部28を介し通信衛星1へ送出する(手順20
5)。
【0044】通信衛星1は、上述したように、このタイ
ミングパケットから抽出されるタイミングとシステムの
基準タイミングである通信衛星1の基準タイミングとの
誤差をタイミングの誤差情報として地上局2へ返送す
る。
【0045】地上局2では、誤差情報検出部23が信号
受付部29を介して受けた信号からタイミングの誤差情
報を検出して(手順206)、位相補正部24へ送る。
位相補正部24は、受けたタイミングの誤差情報に基づ
いて出力タイミングを精補正し(手順207)、情報パ
ケット信号の送信タイミングに利用する。
【0046】精補正された出力タイミングにより送出さ
れる情報パケット信号は、上述されるように、通信衛星
1において基準タイミングとのタイミング誤差が検出さ
れ、所定の誤差範囲を逸脱した場合に要補正情報が送出
される。従って、地上局2では要補正情報検出部27
が、これを検出した際(手順208のYES)、初期同
期開始指示部21を駆動して初期同期の開始を設定し、
基準タイミング検出部22が駆動されて通信衛星1から
受ける基準タイミング信号を検出する上記手順202へ
戻り、初期同期の手順が再開される。
【0047】上述するように、初期同期の際には通信衛
星から同報送出されるシステムの基準タイミング信号か
ら粗補正された出力タイミングにより位相同期誤差検出
用のタイミングパケット信号が生成送出され、通信衛星
でこのタイミングパケット信号のタイミングを受けて、
このタイミングと基準タイミングとの誤差を発信元地上
局へ通知し、地上局で再度タイミングを補正する、通信
衛星と地上局との間の長距離フィードバックループの制
御による精補正が行われるので、精度の高い同期状態が
確立可能である。
【0048】更に、情報パケット信号により通信が開始
された後も、システムの基準タイミングと地上局から送
出されるパケット信号のタイミングとの誤差がモニタさ
れ、タイミングの誤差が許容範囲を逸脱した際には要補
正情報によるアラームを発生することができるので、長
時間の通話中に高速な移動などにより通信衛星と地上局
との間の距離が変動して地上局から送出する信号のタイ
ミングがずれても、自動的に初期同期の手順で精補正が
できるので常に安定した通信が期待できる。
【0049】また、上述したように、通信衛星が地上局
までの概算距離を多重出力する場合には、地上局での距
離概算を通信衛星により制御することが可能である。こ
の場合には、通信衛星が、ビームごとに地上局の送信タ
イミングの粗補正を制御することが可能になる。また、
この方式によれば、通信衛星からビーム毎に通信衛星と
地上局との距離を補正するためのデータを送信すること
により、例えば、ビーム幅およびビーム位置の少なくと
も一方を変えるスキャニングビーム方式においても、地
上局で通信衛星との距離を知ることができる。
【0050】次に、図4を参照して図1におけるタイミ
ング信号検出部12および誤差検出部13それぞれの具
体例について説明する。
【0051】図示されるタイミング信号検出部12は、
地上局2から受けた信号からパケットを検出してタイミ
ング信号を抽出し誤差検出部13へ送る。地上局2から
受けるパケット信号は、プリアンプル部、ユニークワー
ド(以後、UWと略称する)部、データ部、および誤り
検出符号部により構成されている。プリアンプル部は信
号受付部15の復調器でキャリア検出およびクロック抽
出に用いられるので、タイミング信号検出部12は受信
パケットタイミング検出機能としてUW部、データ部、
および誤り検出符号部のみを受付ける。
【0052】タイミング信号検出部12は、パケット信
号の先頭位置を検出するUW信号の照合用データパター
ンを有し、このパターンと受けたUW部のパターンとを
照合比較し、受けたパケット信号の先頭位置を検出して
この検出信号を誤差検出部13へ送出する。
【0053】誤差検出部13は計数用クロック信号生成
回路31および誤差検出回路32を有する。誤差検出回
路32は、カウンタ33およびラッチ回路34を有する
ものとし、通信衛星1の基準時刻と地上局2から受けた
パケット信号の着信時間とを比較することで着信時刻差
を検出する。
【0054】図示される誤差検出回路32では、カウン
タ33が、基準タイミング信号発生部11から出力する
基準タイミングにより初期化された後、計数用クロック
信号生成回路31から出力されるクロックを計数し、次
いで、ラッチ回路34が、タイミング信号検出部12か
らパケット着信タイミングを受けることによりカウンタ
33の計数値を記憶し誤差情報として出力している。
【0055】上記説明では、情報パケット信号による基
準タイミングとのタイミング誤差が許容範囲内の場合、
何のアクションもないとしたが、誤差情報を通信衛星か
ら地上局へ送信する機能を付加してもよい。
【0056】このように、上記説明では、機能ブロック
および手順を具体的に図示して説明したが、機能の分散
併合、手順の移動などは上記機能を満たす限り自由であ
り、上記説明が本発明を限定するものではない。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。
【0058】第1の効果は、通信システムにおける伝送
効率の向上および周波数の有効活用か可能になることで
ある。
【0059】その理由は、上記第1の発明により、通信
衛星地地上局との間で、位相同期誤差をフィードバック
ループによって高い精度で補正できるので、パケット信
号間のガードタイムを小さく設定することが可能である
からである。
【0060】第2の効果は、初期位相同期確立までの所
要時間が少ないので、精度の高いタイミングを安定して
維持できることである。
【0061】その理由は、上記第2の発明により、基準
時刻タイミングとゾーン毎の粗補正情報を多重化して通
信衛星から出力する場合にはビーム幅またはビーム位置
を動的に変更するスキャニングビーム方式に対応が可能
であり、かつ、GPSなどの他システムから地理情報を
入手する方式を採用する場合には在圏ビーム、または各
ビームの平均遅延時間などの情報が不要であり、更に通
信衛星と地上局との間の距離を精度よく入手可能である
からである。
【0062】第3の効果は、スロット間干渉に依存する
通話時間の制約、移動範囲の制約などの制約を受けない
ことである。
【0063】その理由は、上記第3の発明により、通信
衛星または地上局において、通信の最中に、動的な位置
移動が発生しても、タイミング誤差の許容範囲を逸脱し
た際に、精度の高い補正が短時間で実施できるからであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す機能ブロック図で
ある。
【図2】本発明の通信衛星による主要手順の一実施例を
示すフローチャートである。
【図3】本発明の地上局による主要手順の一実施例を示
すフローチャートである。
【図4】図1の部分詳細の一実施例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 通信衛星 2 地上局 11 基準タイミング信号発生部 12 タイミング信号検出部 13 誤差検出部 14 要補正判定部 15 信号受付部 16 信号形成送出部 21 初期同期開始指示部 22 基準タイミング検出部 23 誤差情報検出部 24 位相補正部 25 距離概算情報部 26 タイミングパケット生成部 27 要補正情報検出部 28 信号形成送出部 29 信号受付部 30 位置情報部 31 計数用クロック信号生成回路 32 誤差検出回路 33 カウンタ 34 ラッチ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹田 修 東京都千代田区岩本町二丁目12番5号 株 式会社次世代衛星通信・放送システム研究 所内 (72)発明者 川上 用一 東京都千代田区岩本町二丁目12番5号 株 式会社次世代衛星通信・放送システム研究 所内 (72)発明者 平良 真一 東京都千代田区岩本町二丁目12番5号 株 式会社次世代衛星通信・放送システム研究 所内 (72)発明者 米田 誠良 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 TDMA(時分割多元接続)方式を採用
    する遠隔通信における位相同期誤差補正方法において、
    基準局および端末局の少くとも一方に前記基準局と前記
    端末局との間の距離情報を予め有し、前記端末局は、前
    記TDMA通信のためのタイミングを初期同期する際、
    前記基準局からこの基準局が内蔵する基準タイミングを
    受け、受けた基準タイミングおよび前記距離情報に従っ
    て出力タイミングを粗補正し、粗補正されたこの出力タ
    イミングを所定のフォーマットによりバースト出力し、
    次いで、前記基準局は、受けた所定のフォーマットから
    前記粗補正した出力タイミングを検出し、この出力タイ
    ミングを内蔵する基準タイミングと比較し差分を誤差情
    報として検出し、この検出された誤差情報を前記端末局
    に宛てて送出し、次いで、前記端末局は、誤差情報を受
    け、受けた誤差情報に基づいて出力タイミングを精補正
    することを特徴とする遠隔通信における位相同期誤差補
    正方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記基準局が通信衛
    星、かつ前記端末局が地上局で、前記距離情報は、前記
    通信衛星が地球上に照射される各ビームの中心位置まで
    を計測して保有し各地上局へ通知される距離、並びに、
    距離の概算情報を導き得る少くとも通信衛星および地上
    局の位置情報を同報により地上局へ送る衛星システムか
    ら得られる前記位置情報に基づいて概算される距離のい
    ずれか一方を含むことを特徴とする遠隔通信における位
    相同期誤差補正方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    初期同期により精補正された出力タイミングに基づいて
    前記端末局から出力された情報信号を受けた前記基準局
    は、受けた情報信号からタイミング信号を検出し、この
    検出したタイミング信号と内蔵する基準タイミングとを
    比較し、差分として検出された誤差情報を予め定められ
    た許容誤差範囲により判定し、この許容誤差範囲を越え
    た場合に要補正情報を前記端末局へ宛てて送出し、か
    つ、この端末局は、前記要補正情報を受けた際、前記基
    準局から受ける基準タイミングに基づいて前記初期同期
    のための手順を行うことを特徴とする遠隔通信における
    位相同期誤差補正方法。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または請求項3において、
    バースト出力されるフォーマットは所定のプロトコルに
    基づくパケットであることを特徴とする遠隔通信におけ
    る位相同期誤差補正方法。
  5. 【請求項5】 TDMA(時分割多元接続)方式を採用
    する遠隔通信における位相同期誤差補正システムにおい
    て、基準局は、基準タイミングを発生する基準タイミン
    グ信号発生部と、端末局からバースト形式で受けた情報
    信号からタイミング信号を検出するタイミング信号検出
    部と、このタイミング信号検出部で検出したタイミング
    信号と前記基準タイミング発生部から発生する基準タイ
    ミングとを比較して誤差情報を検出出力する誤差検出部
    とを備え、前記端末局は、出力タイミングの初期同期の
    開始を指示する初期同期開始指示部と、この初期同期開
    始指示部から初期同期の開始を指示された際、前記基準
    局から受ける前記基準タイミングを検出する基準タイミ
    ング検出部と、前記基準局から受ける前記誤差情報を検
    出する誤差情報検出部と、前記基準タイミング検出部に
    より検出された基準タイミング、および前記誤差情報検
    出部により検出された誤差情報の少くとも一方に基づい
    て自己端末局の基準タイミングの位相を補正する位相補
    正部と、前記基準局との概算距離を予め格納する距離概
    算情報部と、前記位相補正部による補正情報と前記距離
    概算情報部の概算距離情報とにより前記基準局への出力
    タイミングを粗補正して位相同期誤差検出用のパケット
    を生成出力するタイミングパケット生成部とを備え、前
    記端末局において初期同期の際にまず粗補正を行い、続
    いて精補正するフィードバックループを形成することを
    特徴とする遠隔通信における位相同期誤差補正システ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記基準局が通信衛
    星、かつ前記端末局が地上局で、前記端末局は、更に距
    離の概算情報を導き得る通信衛星および地上局の少くと
    も一方の位置情報を同報により地上局へ送る衛星システ
    ムから受ける前記位置情報を検出し、得られる前記位置
    情報に基づいて概算される距離を前記距離概算情報部へ
    通知し格納する位置情報部を備えることを特徴とする遠
    隔通信における位相同期誤差補正システム。
  7. 【請求項7】 請求項5において、前記基準局が通信衛
    星、かつ前記端末局が地上局で、前記距離概算情報部
    は、前記通信衛星が地球上に照射される各ビームの中心
    位置までを計測して保有し各地上局へ通知する距離を検
    出して格納することを特徴とする遠隔通信における位相
    同期誤差補正システム。
  8. 【請求項8】 請求項5、6、または請求項7におい
    て、前記基準局は、更に、前記誤差検出部から出力され
    る誤差情報を受けて予め設定された誤差許容範囲と比較
    して誤差許容範囲外を判定した際、要補正情報を前記端
    末局へ宛てて送出する要補正判定部を備え、かつ、前記
    端末局は更に、前記基準局から受ける前記要補正情報を
    検出して前記初期同期開始指示部を駆動する要補正情報
    検出部を備え、基準局と端末局との間の距離が変動する
    ことによって生じる位相誤差を情報通信中に補正するこ
    とを特徴とする遠隔通信における位相同期誤差補正シス
    テム。
  9. 【請求項9】 請求項5、6、7、または請求項8にお
    いて、バースト出力されるフォーマットは所定のプロト
    コルに基づくパケットであることを特徴とする遠隔通信
    における位相同期誤差補正システム。
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