JPH1131911A - アンテナ兼用太陽光発電パネル - Google Patents

アンテナ兼用太陽光発電パネル

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JPH1131911A
JPH1131911A JP9184670A JP18467097A JPH1131911A JP H1131911 A JPH1131911 A JP H1131911A JP 9184670 A JP9184670 A JP 9184670A JP 18467097 A JP18467097 A JP 18467097A JP H1131911 A JPH1131911 A JP H1131911A
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frame
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panel
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靖夫 酒井
Masao Uchida
正雄 内田
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Misawa Homes Co Ltd
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  • Support Of Aerials (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な電波の受信を行うためには屋外アンテ
ナの設置が要望されるも、屋外アンテナの設置に際して
は、設置場所や設置工事が困難となることが多かった。 【解決手段】 太陽電池の多数個を基台に取り付けて一
体とした発電モジュール20の周囲を囲む枠体23を導電性
を有する導体とし、この枠体23をアンテナとしてフィー
ダー線35を枠体23に接続した発電モジュール20としたア
ンテナ兼用太陽光発電パネルとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の屋上又は家
屋の屋根などに取り付けられる太陽光発電パネルに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】今日、地球環境問題が重視され、個人レ
ベル又は地域レベルでのクリーンなエネルギーの自給が
考慮されるようになってきた。このため、家屋やビルに
おいて、太陽光を利用する温水器又は太陽電池を屋根や
屋上などに設置することが行われている。
【0003】この太陽電池の利用は、家屋の場合、図8
に示すように、多くの場合南向きとなる屋根パネル17の
上に太陽光発電パネルを取り付けるものである。この太
陽光発電パネルは、通常、多数個の発電モジュール20を
列べて発電アレイ10とし、この発電アレイ10を屋根パネ
ル17に固定するものであり、発電モジュール20は、図9
に示すように、基台の上に発電素子となる太陽電池の多
数個を列べ、上面を強化ガラス25で覆うと共に、周囲を
枠体23で囲むことにより多数個の太陽電池を一体として
取り扱うことができるようにし、且つ、風雨に耐えるよ
うにしたものである。
【0004】そして、この発電モジュール20は、縦方向
及び横方向に各々複数枚を組み合わせた発電アレイ10と
し(図8及び図11参照)、図10に示すように、レー
ル15を介して家屋の屋根パネル17に取り付けられ、屋根
パネル17との間に間隙を形成して屋根パネル17への断熱
を行う換気構造を形成して固定されるものである。尚、
この太陽光発電パネルは、今日、10平方メートル当た
り約1Kwの発電を可能としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】今日、家庭などにはテ
レビやラジオなどの電波を受信する機器が多く使用され
ているも、中高層ビルの建築により電波状態が乱れ、
又、家屋などの建物が気密状態に近くなり、室内アンテ
ナでは良好な受信を行えないことがある。このため、屋
外アンテナの設置が要望されるも、都市部ではアンテナ
の設置場所や設置工事が困難となることが多かった。
【0006】又、山間部などにおいても、電波状態の悪
い地域では屋外アンテナが必要となるも、屋外アンテナ
の設置は手数と費用とがかかる欠点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した本発
明は、太陽電池の多数個を基台(21)に取り付けて一体と
した発電モジュール(20)の枠体(23)を導電性を有する枠
体(23)とし、この枠体(23)をアンテナとしてフィーダー
線(35)を枠体(23)に接続するものである。このように、
太陽電池を使用する発電モジュール(20)の枠体(23)を導
体としてアンテナとすれば、アンテナを容易に屋上など
の建物の上部屋外に設置することができる。
【0008】又、請求項2に記載した本発明は、太陽電
池の多数個を基台(21)に取り付けて一体とした発電モジ
ュール(20)の多数個を絶縁物層(39)を介して密接させた
発電アレイ(10)とし、且つ、発電モジュール(20)の枠体
(23)を導電性を有する枠体(23)とし、この枠体(23)をア
ンテナとしてフィーダー線(35)を枠体(23)に接続するも
のである。
【0009】このように、太陽電池を使用する多数個の
発電モジュール(20)による発電アレイ(10)を形成する発
電モジュール(20)における枠体(23)を導体としてアンテ
ナとすれば、多くの電力を発電することができる太陽光
発電パネルとして屋上などに設置することにより、アン
テナを容易に屋上などの建物の上部屋外に設置すること
ができる。
【0010】そして、請求項3に記載した本発明は、枠
体(23)の対向する2辺の各中央から発電モジュール(20)
の中心近くまでのリード部(31)を各々設け、両リード部
(31)の内側端部近くにフィーダー線(35)を接続するもの
である。このように、対向する2辺からリード部(31)を
設けて発電モジュール(20)の中心近くでフィーダー線(3
5)を接続すれば、発電モジュール(20)の外周を形成する
枠体(23)を以て矩形アンテナとすることができる。
【0011】更に、請求項4に記載した本発明は、枠体
(23)内の1辺を中央で切断し、この切断部を絶縁性を有
する連結枠(29)で接続して枠体(23)の切断端部にフィー
ダー線(35)を接続するものである。このように、枠体(2
3)内の1辺を中央で切断して切断端部にフィーダー線(3
5)を接続すれば、発電モジュール(20)の外周を形成する
枠体(23)を以て矩形のループアンテナとすることができ
る。
【0012】又、請求項5に記載した本発明は、太陽電
池の多数個を基台(21)に取り付け、周囲を導電性の枠体
(23)で連続的に囲った発電モジュール(20)の多数個を並
べて相互に密接させた発電アレイ(10)とする太陽光発電
パネルであって、発電モジュール(20)相互間の内の中央
の発電モジュール(20)相互間に絶縁物層39を設けて発電
アレイ(10)を2分し、絶縁物層39を挟む両発電モジュー
ル(20)の枠体(23)にフィーダー線(35)を接続するもので
ある。
【0013】このように、このように、周囲を導電性の
枠体(23)で囲われた発電モジュール(20)を相互に密接さ
せ、且つ、中央で絶縁物層39を設けて2分した発電アレ
イ(10)とすれば、この各発電モジュール(20)の枠体(23)
全体によりループダイポールアンテナを形成することが
できる。そして、請求項6に記載した本発明は、太陽光
発電パネルの電力出力線45に結合コンデンサ(41)を介し
てマッチングトランス(43)を接続し、このマッチングト
ランス(43)の出力端子をアンテナ端子とするものであ
る。
【0014】このように、太陽光発電パネルの電力出力
線45に結合コンデンサ(41)を介してマッチングトランス
(43)を接続すれば、太陽光発電パネルからの出力電力に
含まれる高周波成分を抜き出すことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係る太陽光発電パネルの
実施の形態は、図1に示すような発電モジュール20を用
いるものである。この発電モジュール20は、太陽電池の
多数個を固定する基台21の周辺を囲む枠体23をアルミフ
レームなどの導電性を有する枠体23とし、直線状の4本
の枠体23の端部を相互に接続して発電モジュール20の周
囲を導電性を有する枠体23で囲み、図示しない発電モジ
ュール20の上面に配置する強化ガラス25を枠体23により
基台21と一体とするものである。
【0016】尚、基台21は絶縁性を有する樹脂板を用い
るものであり、基台21に導電性を有する金属板を使用す
る場合は、枠体23と基台21ととの間に絶縁性を有するシ
ート又はコーキング剤などを用いて基台21に枠体23を取
り付けるものである。そして、この発電モジュール20の
裏面では、導電性を有する枠体23の対向する2辺の各中
央にアルミ板などのリード部31を各々設け、この各リー
ド部31の一端は両枠体23の各中央に確実に固定すると共
に、両リード部31の他端は発電モジュール20の中心近傍
に位置させて両リード部31の内側端部相互間に僅かの間
隙を設けておくものである。
【0017】更に、この両リード部31の内側端部近傍を
各々アンテナ端子33とし、この両アンテナ端子33に各々
フィーダー線35とする第1給電線と第2給電線とを接続
するものである。このように、発電モジュール20の周囲
を囲むアルミフレームなどの枠体23の内、対向する2辺
からリード部31を設けて発電モジュール20の中心近くで
フィーダー線35を接続すれば、発電モジュール20の外周
枠を以て矩形アンテナとして利用することができる。
【0018】尚、枠体23は、アルミフレームの如く、導
電性を有すると共に剛性を有する枠体23とする場合に限
ることなく、樹脂製などの枠体23の表面に銅合金などの
金属膜層を設けることとし、風雨などに対する保護層と
する銅合金などの金属層を枠体23の表面に形成して導電
性を有する枠体23とすることもある。又、他の実施の形
態としては、図2に示すように、太陽電池の多数個を固
定する基台21の周囲を導電性を有する直線状の枠体23で
囲み、この枠体23の一辺を中央で切断する形状とし、こ
の切断部を絶縁性を有する樹脂などの連結枠29で接続
し、基台21や太陽電池の前面に配置する強化ガラス25を
枠体23により一体とする発電モジュール20とするもので
ある。
【0019】そして、連結枠29で接続した枠体23の切断
部両端の端部近くにアンテナ端子33を設け、フィーダー
線35の第1給電線及び第2給電線を各々のアンテナ端子
33と接続するものである。従って、発電モジュール20の
周囲を形成する枠体23の一部を切断して給電端子とする
ループアンテナとすることができる。
【0020】尚、図2に示したフィーダー線35は、同軸
フィーダー線としている。このように、太陽電池の多数
個を基台21に取り付けて一体とした発電モジュール20の
枠体23を導電性を有する枠体23とし、この枠体23をアン
テナとしてフィーダー線35を枠体23に接続して発電モジ
ュール20の枠体23をアンテナとすれば、太陽電池を屋上
などの建物の上部屋外に設置することにより受信アンテ
ナを屋外に設置することができる。
【0021】そして、図1や図2に示したような発電モ
ジュール20を単体で屋上などの建物の上部屋外に取り付
ける場合のみでなく、太陽光発電による電力を大きくす
るために発電モジュール20の複数個を合わせて発電アレ
イ10とすることが多く、通常は発電モジュール20の一辺
を数十cm乃至1m程度の大きさとして規格化してい
る。
【0022】従って、この規格化した発電モジュール20
により太陽光発電パネルとする発電アレイ10を形成する
に際しては、同一形状の多数の発電モジュール20を縦及
び横に並べて発電アレイ10とすることにより、家屋の屋
根などに取り付けるものである。このように、発電モジ
ュール20を使用して発電アレイ10とする場合、図3に示
すように、発電アレイ10を形成するための多数個の発電
モジュール20の内、少なくとも1つを図1又は図2に示
した発電モジュール20とし、この発電モジュール20と他
の発電モジュール20との間に間隙を形成し、又はこの発
電モジュール20の周囲にゴムシートなどの絶縁物層39を
設けて他の発電モジュール20を密接させるように列べて
配置し、発電アレイ10を形成する発電モジュール20の内
の特定の発電モジュール20のアンテナ端子33にフィーダ
ー線35を接続するものである。
【0023】又、周囲の枠体23をアンテナとする発電モ
ジュール20を複数個用いる場合、図4に示すように、各
発電モジュール20を絶縁物層39を介して密接させること
により発電アレイ10とし、所要の電モジュール20のアン
テナ端子33を相互に接続線37で接続してフィーダー線35
を接続することもある。そして、導電性を有する枠体23
を使用した各発電モジュール20を絶縁物層39を介して密
接させた発電アレイ10とするとき、図5に示すように、
各発電モジュール20にリード部31を設け、且つ、各リー
ド部31を相互に接続線37で接続してフィーダー線35に接
続することもある。
【0024】更に、本発明の他の実施の形態としては、
太陽電池の多数個を固定する基台21の周辺を囲む枠体23
をアルミフレームなどの導電性を有する枠体23とし、直
線状の4本の枠体23の端部を相互に接続して発電モジュ
ール20の周囲を枠体23で囲み、発電モジュール20の上面
に配置する強化ガラス25を枠体23により基台21と一体と
した発電モジュール20の多数個を縦及び横に複数個列べ
て配置するに際し、図6に示すように、発電モジュール
20を相互に密接させた発電アレイ10とすると共に、この
発電アレイ10の中央となる発電モジュール相互間に絶縁
ゴムのシートを挿入することがある。
【0025】このように、発電アレイ10の中央に絶縁物
層39を設けて発電アレイ10を左右に分割し、発電アレイ
10の右半分を形成する各発電モジュール20の相互間は単
純に各発電モジュール20を相互に密接させ、且つ、左半
分を形成する各発電モジュール20の相互間も単純に各発
電モジュール20の相互を密接させて中央のみに絶縁物層
39を設けて中央で2分する発電アレイ10とし、この絶縁
物層39を挟む両発電モジュール20の枠体23にフィーダー
線35を接続するものである。
【0026】従って、周囲を枠体23で囲われた発電モジ
ュール20を相互に密接させ、且つ、中央に絶縁物層39を
設けて2分した発電アレイ10とすることにより、この発
電モジュール20の枠体23によりループダイポールアンテ
ナを形成することができる。尚、絶縁物層39を形成する
に際しては、絶縁ゴムのシートを挿入する場合に限るこ
となく、適宜の絶縁性樹脂シートを挿入する場合もあ
り、更に、発電アレイ10を形成するに際して、僅かな間
隙を設けて発電アレイ10の相互間に間隙を形成するよう
にしてレール15に各発電モジュール20を取り付け、この
間隙により空気による絶縁物層39を形成することもあ
る。
【0027】そして、本発明の他の実施の形態として
は、図7に示すように、太陽光発電パネルとする発電ア
レイ10からの電力出力線45に2個の結合コンデンサ41を
介してマッチングトランス43の入力端子を各々接続し、
このマッチングトランス43の出力端子をアンテナ端子33
とするものである。このように、太陽光発電パネルの電
力出力線45に結合コンデンサ41を介してマッチングトラ
ンス43を接続すれば、太陽光発電パネルの出力に含まれ
る高周波成分を抜き出すことができる。
【0028】即ち、電力出力線45に接続される太陽電池
は、半導体により形成されており、リアクタンスとキャ
パシタンスとを有すると共に抵抗値を有し、共振周波数
を有するコイルとコンデンサ及び抵抗器を並列とした回
路と等価であり、直流出力電圧に微弱な特定周波数に共
振する高周波成分を含むから、この高周波成分を結合コ
ンデンサ41により抜き出すことにより、各太陽電池をア
ンテナとして使用するものである。
【0029】尚、フィーダー線35は、アンテナ形状によ
るインピーダンスと整合させ、適宜、同軸フィーダー線
などを用いるものである。
【0030】
【発明の効果】請求項1に記載した本発明は、発電モジ
ュールの周囲を囲む枠体を導体とし、この枠体をアンテ
ナとしてフィーダー線を接続した発電モジュールによる
アンテナ兼用太陽光発電パネルとするものである。従っ
て、屋上や屋根の上に太陽光発電パネルを設置すること
により、屋外アンテナを設けることができる。
【0031】又、請求項2に記載した本発明は、発電モ
ジュールの複数個を絶縁物層を介して密接させ、この発
電モジュールの周囲を囲む枠体を導体とし、この枠体を
アンテナとしてフィーダー線を接続した発電モジュール
を少なくとも1つ備えたアンテナ兼用太陽光発電パネル
である。従って、屋上や屋根の上に太陽光発電パネルを
設置することにより、多くの電力を発電させると共に屋
外アンテナを設けることができることになる。
【0032】そして、請求項3に記載した本発明は、枠
体の対向する2辺の各中央からリード部を各々設け、両
リード部にフィーダー線を接続した発電モジュールを有
するアンテナ兼用太陽光発電パネルとするものである。
従って、太陽光発電パネルの設置により矩形アンテナを
屋外アンテナとして設置することができる。
【0033】更に、請求項4に記載した本発明は、枠体
の一辺を中央で切断して切断端部にフィーダー線を接続
した発電モジュールを有するアンテナ兼用太陽光発電パ
ネルとするものである。従って、太陽光発電パネルの設
置によりループアンテナを屋外アンテナとして設置する
ことができる。
【0034】そして、請求項5に記載した本発明は、導
電性の枠体で囲った発電モジュールの多数個を相互に密
接させ、中央の発電モジュール相互間に絶縁物層を設
け、絶縁物層を挟む両発電モジュールの枠体にフィーダ
ー線を接続したアンテナ兼用太陽光発電パネルである。
従って、太陽光発電パネルの設置によりループダイポー
ルアンテナを屋外アンテナとして設置することができ
る。
【0035】又、請求項6に記載した本発明は、太陽光
発電パネルの電力出力線に結合コンデンサを介してマッ
チングトランンスを接続したアンテナ兼用太陽光発電パ
ネルである。従って、太陽電池を受信アンテナとして利
用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアンテナ兼用太陽光発電パネルに
用いる発電モジュールの第1の実施の形態を示す図。
【図2】本発明に係るアンテナ兼用太陽光発電パネルに
用いる発電モジュールの第2の実施の形態を示す図。
【図3】本発明に係るアンテナ兼用太陽光発電パネルと
する発電アレイの第1の実施の形態を示す図。
【図4】本発明に係るアンテナ兼用太陽光発電パネルと
する発電アレイの第2の実施の形態を示す図。
【図5】本発明に係るアンテナ兼用太陽光発電パネルと
する発電アレイの第3の実施の形態を示す図。
【図6】本発明に係るアンテナ兼用太陽光発電パネルと
する発電アレイの第4の実施の形態を示す図。
【図7】本発明に係るアンテナ兼用太陽光発電パネルの
他の実施の形態を示す図。
【図8】従来の太陽光発電パネルの使用例を示す図。
【図9】従来の太陽光発電パネルに使用する発電モジュ
ールを示す図。
【図10】従来の太陽光発電パネルに使用する発電モジ
ュールの取付け状態を示す図。
【図11】従来の太陽光発電パネルとする発電アレイの
取り付けを示す概略図。
【符号の説明】
10 発電アレイ 15 レール 17 屋根パネル 20 発電モジュール 21 基台 23 枠体 25 強化ガラス 29 連結枠 31 リード部 33 接続端子 35 フィーダー線 37 接続線 39 絶縁物層 41 結合コンデンサ 43 マッチングト
ランス 45 電力出力線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01Q 23/00 H01L 31/04 R

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電素子となる太陽電池の多数個を基台
    に取り付けて一体とした発電モジュールであって、発電
    モジュールの周囲を囲む枠体を導電性を有する枠体と
    し、この枠体をアンテナとしてフィーダー線を枠体に接
    続した発電モジュールとしたことを特徴とするアンテナ
    兼用太陽光発電パネル。
  2. 【請求項2】 多数個の発電モジュールを列べた太陽光
    発電パネルであって、太陽電池の多数個を基台に取り付
    けて一体とした発電モジュールの周囲を囲む枠体を導電
    性を有する枠体とし、且つ、各発電モジュールの間に絶
    縁物層を設けて多数個の発電モジュールを密接させたて
    並べた発電パネルとし、前記発電モジュールの枠体をア
    ンテナとしてフィーダー線を枠体に接続した発電モジュ
    ールを少なくとも1つ備えていることを特徴とするアン
    テナ兼用太陽光発電パネル。
  3. 【請求項3】 発電モジュールの周囲に設けた導電性を
    有する枠体の対向する2辺に各々リード部を設け、各リ
    ード部は一端を直線状の枠体の各中央に固定し、各リー
    ド部の他端は発電モジュールの中心近くで相互に近接さ
    せ、両リード部の内側端部近くにフィーダー線を接続し
    ていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載し
    たアンテナ兼用太陽光発電パネル。
  4. 【請求項4】 発電モジュールの周囲に設けた導電性を
    有する枠体の1辺を中央で切断し、絶縁性を有する連結
    枠で前記切断部を接続し、枠体における切断部の両端近
    傍にフィーダー線を接続していることを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載したアンテナ兼用太陽光発電パ
    ネル。
  5. 【請求項5】 太陽電池の多数個を基台に取り付け、周
    囲を導電性の枠体で連続的に囲った発電モジュールの多
    数個を相互に密接させた太陽光発電パネルであって、中
    央の密接部となる発電モジュール相互間に絶縁物層を設
    けて太陽光発電パネルを2分し、絶縁物層を挟む両発電
    モジュールの枠体にフィーダー線を接続したことを特徴
    とするアンテナ兼用太陽光発電パネル。
  6. 【請求項6】 太陽光発電パネルの電力出力線に結合コ
    ンデンサを介してマッチングトランンスを接続し、この
    マッチングトランンスの出力端子をアンテナ端子とした
    ことを特徴とするアンテナ兼用太陽光発電パネル。
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CN105846048A (zh) * 2016-04-11 2016-08-10 南京邮电大学 一种太阳能电池天线

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