JPH113178A - プログラマブル制御装置用のマウスカバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性を損なうことなく、使用時並びに一時
休止時において擬似小動物のペット感覚を以ってリラッ
クスできて疲労感が軽減でき、また、手垢等によるマウ
スの汚れを防止し得るマウスカバーを提供すること。 【解決手段】 マウス等の小動物に似せたカバー本体１
０の表面を覆って眼、耳等が立体的に形成された小動物
の外装毛皮或いは外装擬似毛皮１９が接着され、カバー
本体１０の下面部位には、マウス１００との空間部１６
を保持するためのスペーサブロック１７、１８が接着垂
設されるとともに、毛皮或いは擬似毛皮１９の下面にお
けるマウス操作部１０１との対応部位には、カバー本体
開口部１２を通してクリック用ブロック２０の上面が接
着垂設され、毛皮或いは擬似毛皮１９の押圧操作による
クリック用ブロック２０の動作を介してマウス１００の
操作部１０１の操作がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、プログラマブル制
御装置（ＰＣ）におけるＣＲＴディスプレイ等の表示装
置の画面上の位置の指定を行うために用いられる入力装
置の一種である通称マウスのカバーに関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、コンピューター等のプログラマブ
ル制御装置（ＰＣ）用の入力装置の一種である通称マウ
スのカバーとしては、マウスの不使用時に被嵌して置く
単なるカバーだけであって、使用時のカバーは未だ提案
されていない。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】したがって、従来、使
用時においては、カバーを外してマウスを操作するた
め、長時間の操作により目や手に疲労を感じて操作性が
低下し、また、手垢等のためにマウス表面が汚れる等の
問題点があった。

【０００４】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
なされたもので、その目的とするところは、操作性を損
なうことなく、使用時並びに一時休止時には、擬似小動
物のペット感覚を以って精神的にリラックスができて疲
労感を覚えず、また、手垢等による汚れも防止し得るプ
ログラマブル制御装置用のマウスカバーを提供すること
にある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】この目的のため、本発明
は、マウス下端部分を残してマウスに取り外し可能に冠
着され、かつ前記マウスの操作部との対応上面部に開口
部を有するとともに、前面部には前記マウスのケーブル
開口部を有するマウス等の小動物に似せたカバー本体
と、該カバー本体と前記マウスとの空間部を保持するた
め、該カバー本体の下面にその上面が接着されて垂設さ
れたスペーサブロックと、前記カバー本体の開口部を覆
った全体面に接着された外装用の前記小動物の毛皮或い
は擬似毛皮と、前記カバー本体の上面開口部を通してそ
の上面が前記外装毛皮或いは外装擬似毛皮の下面に接着
されて垂設され、かつ前記外装毛皮或いは外装擬似毛皮
の押圧を介して前記マウス操作部の動作を司るクリック
用ブロックとを備えた構成を特徴とするものである。

【０００６】

【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照し、その作用と共に説明する。図１は本発明に係
るカバーの一例での一部省略の縦断面図で、マウスに冠
着した状態を示し、図２は図１における一部拡大断面
図、図３は一部省略の平面図、図４は冠着状態における
概略側面図である。これら図において、カバー本体１０
は、プラスチック等の硬質樹脂材による一体成形品とし
て得られたもので、断面逆Ｕ字状にして、かつ外観はマ
ウス等の小動物に略似せて成形されている。カバー本体
１０の上面部１１にて、かつ冠着状態においてマウス１
００の２つの操作部１０１と対応する部位には２つの開
口部１２が設けられるとともに、前面部１３の略中央部
位にはマウスケーブル１０２の開口部１４が設けられ、
該カバー本体１０は、その下端周縁内向突起部１５がマ
ウス１００の底面部１０３を残した下端外周溝１０４に
弾発的に嵌まり込むことにより取り外し可能としてマウ
ス１００に冠着されてカバーされるようになっている。

【０００７】カバー本体１０の下面には、冠着時におい
てマウス１００との空間部１６を保持するためのスペー
サブロック１７、１８がその上面を接着することにより
垂設されている。スペーサブロック１７、１８は、マウ
ス１００の表面を傷付けないようにするために適当な硬
度を有する樹脂弾性体が好ましく、また、それぞれの底
面はマウス１００の表面にフィットすべく形状に形成さ
れている。なお、本実施例では、スペーサブロックは２
つとし、かつカバー本体１０の短手方向に並列状に接着
されているが、スペーサブロックの数、大きさ、接着部
位等は特に限定されるものではない。

【０００８】カバー本体１０の全体表面には、その２つ
の開口部１２を覆うとともに、開口部１４は覆うことな
くそのまま残して外装用の小動物の毛皮或いは擬似毛皮
１９が接着されている。毛皮或いは擬似毛皮１９は、小
動物、例えばマウスの毛皮に似た毛皮であって、かつ
耳、眼、尻尾等が立体的に形成され、外観恰もマウスの
縫い包みのように形成されている。

【０００９】毛皮或いは擬似毛皮１９における２つの開
口部１２との対応部位の下面には、それぞれ開口部１２
を通してクリック用ブロック２０の上面が接着されて垂
設され、毛皮或いは擬似毛皮１９を手で押圧操作するこ
とにより、各クリック用ブロック２０の動作を介してマ
ウス１００の各操作部１０１の操作を司るようになって
いる。なお、クリック用ブロック２０の材質としては、
マウス１００の操作部１０１に傷を付けないようにする
ために発砲スチロールであることが好ましい。

【００１０】以上のように構成された本マウスカバー
は、上方よりマウス１００に被嵌されてそのカバー本体
１０における下端周縁内向突起部１５とマウス下端外周
溝１０４との弾発的係合によって冠着される。そして、
このカバーされた状態において、毛皮或いは擬似毛皮１
９上からクリック用ブロック２０を介してマウス操作部
１０１が操作される。

【００１１】

【発明の効果】しかして、本発明によれば、マウスがそ
のカバーによって外観恰も小動物、例えばマウスの縫い
包みのようであり、かつ外装毛皮或いは擬似毛皮の触覚
から使用時並びに一時休止時にはペット感覚が得られる
ため、精神的にリラックスができて長時間に亘る使用に
よるも疲労感を覚えず、また、手垢等によるマウスの汚
れも防止し得るものである。

【００１２】また、外装の毛皮或いは擬似毛皮によるソ
フトな触覚のため、従来のマウスの操作性は損なわれ
ず、疲労感も軽減されるため作業効率の向上に寄与し得
るものである。また、マウスに対する着脱が自在である
ため、使用終了後はこれを取り外してバック等に収納
し、携行することもできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るマウスカバーの一例での冠着状態
における一部省略の縦断面図である。

【図２】図１における一部拡大断面図である。

【図３】一部省略の平面図である。

【図４】冠着状態における概略側面図である。

【符号の説明】

１０ カバー本体 １１ カバー本体上面部 １２、１４ 開口部 １３ カバー本体前面部 １５ 下端周縁内向突起部 １６ 空間部 １７、１８ スペーサブロック １９ 外装毛皮或いは外装擬似毛皮 ２０ クリック用ブロック １００ マウス １０１ マウス操作部 １０２ マウスケーブル １０３ マウス底面部 １０４ 下端外周溝

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 マウス下端部分を残してマウスに取り外
   し可能に冠着され、かつ前記マウスの操作部との対応上
   面部に開口部を有するとともに、前面部には前記マウス
   のケーブル開口部を有するマウス等の小動物に似せたカ
   バー本体と、 該カバー本体と前記マウスとの空間部を保持するため、
   該カバー本体の下面にその上面が接着されて垂設された
   スペーサブロックと、 前記カバー本体の開口部を覆った全体面に接着された外
   装用の前記小動物の毛皮或いは擬似毛皮と、 前記カバー本体の上面開口部を通してその上面が前記外
   装毛皮或いは外装擬似毛皮の下面に接着されて垂設さ
   れ、かつ前記外装毛皮或いは外装擬似毛皮の押圧を介し
   て前記マウス操作部の動作を司るクリック用ブロックと
   を備えた構成を特徴とするプログラマブル制御装置用の
   マウスカバー。