JPH11315824A - 吸盤基体および吸盤 - Google Patents

吸盤基体および吸盤

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JPH11315824A
JPH11315824A JP12063398A JP12063398A JPH11315824A JP H11315824 A JPH11315824 A JP H11315824A JP 12063398 A JP12063398 A JP 12063398A JP 12063398 A JP12063398 A JP 12063398A JP H11315824 A JPH11315824 A JP H11315824A
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suction cup
base
suction
thermoplastic
elastomer
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JP12063398A
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Ichiro Nishi
一朗 西
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Kyowa Leather Cloth Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸着力に優れた吸盤基体と、この吸盤基体を
用いた簡単な構造で簡便にして吸着力を長期間保持でき
る吸盤の提供。 【解決手段】 メタロセンポリマー等の熱可塑性オレフ
ィン系エラストマー、熱可塑性ウレタン系エラストマー
等からなる熱可塑性ポリマーで成形された吸盤基体(円
盤状部材42および突起部44)40をガラス等の基材
20面に押し当て、碗状部50と鍔部52とからなる吸
盤基体取付具54の孔部48に突起部44を挿通させ、
基材20の外側に引っ張り、突起部44に形成された凹
部46に係止部材56を係止させると、基材20と吸盤
基体40との間に真空状態の空隙58が形成され、吸着
力が発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は吸盤基体およびこの
吸盤基体を備えた吸盤に係り、特に吸着力が大きな吸盤
基体とこの吸盤基体を備え、簡単な構造で簡便にして吸
着力を長時間保持できる吸盤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、吸盤は、(1)風呂の石鹸入れに
代表されるように、碗状になった吸盤を壁に押しつけて
壁と吸盤との間の空気を出し、扁平になった吸盤が元の
碗状に戻ろうとするその反動で壁と吸盤との間を減圧状
態にする方法、(2)コンプレッサーの空気圧を利用
し、壁等の基材と吸盤との間隙を吸引する方法、(3)
真空ポンプで直接吸引する方法等がある。
【0003】前記(1)の方法では、十分な吸引強度が
得られず、吸盤を引っ張ると、吸盤が壁等から剥がれる
問題がある。(2)や(3)の方法では、例えば、クリ
ーンルーム中ではミスト等のため実質的に使用不可能で
あり、また、ケーブルやホースが必要で自由に移動する
ことができない。また、吸盤が碗状になっているため、
その先端部で傷跡がつき製品を損傷することがある。さ
らにコンプレッサー、真空ポンプは運転音が騒音とな
り、しかも電気エネルギーを使用するばかりか、真空ポ
ンプでは水を浪費する問題がある。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】本発明の第1の目的は、吸着力が大きな吸
盤基体を提供することにある。そのために中の空気を追
い出し減圧状態を造り出すのではなく、はじめは空間が
無い扁平な状態からスタートし、それを変形させること
により真空空隙を形成することから非常に大きな吸着力
が得られる事を発明した。本発明の第2の目的は、低エ
ネルギーで長時間吸着力の低下しない、ミスト等飛散し
ないクリーンな簡単に移動可能な吸盤を提供することに
ある。上記した吸盤基体を変形させて吸着力を得るのに
コンプレッサーや真空ポンプ等の機器を使用して強制的
に中を減圧させる方法では無く 吸盤基体を熱可塑性ポ
リマーにて製造する事により吸盤基体自体が変形する力
で真空状態に近い、まさに吸盤状の空隙を作り出すこと
ができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】また、上記した第1の目
的は、ショアA硬度45〜95の熱可塑性ポリマーから
なることを特徴とする吸盤基体、あるいは熱可塑性ポリ
マーが、動的粘弾性で測定した20℃の弾性率がlog
7.0dyn/cm2 〜log 9.0dyn/cm 2 であ
ることを特徴とする吸盤基体によって達成される。上記
した第2の目的は、円盤状部材とこの円盤状部材の片面
中心部から外側に突出する突起部を有する吸盤基体と、
前記突起部が吸盤基体の片面外側に引っ張られたときに
突起部を係止する係止部材と、を有することを特徴とす
る吸盤によって達成される。吸盤基体の円盤状部材を壁
面等に押し当てて吸盤基体に設けられた突起部を引っ張
ると、円盤状部材全体が持ち上がる前に一瞬早く吸盤部
材の中央部と壁等の間に空隙が形成され、この空隙は真
空状態となり、係止部材によってこの真空状態が長時間
保持されるので、強力な吸着力が長時間発揮される。熱
可塑性ポリマーは、熱可塑性エラストマーからなること
が好ましく、熱可塑性エラストマーは、メタロセンポリ
マー等の熱可塑性オレフィン系エラストマー(TP
O)、熱可塑性ウレタン系エラストマー(TPU)から
選択されることが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明のこの実施の形態を
図面を参照して説明する。図1は本発明の吸盤基体の好
ましい一実施の形態を示す斜視図である。図1におい
て、10は円盤状部材、12は円盤状部材の片面中心部
から外側に突出する突起部であり、この突起部12は略
断面円形状で、その先端部側になるにつれて次第に縮径
された形状からなっている。円盤状部材10と突起部1
2の間には、補強リブ14が、突起部12の半径方向に
所定の間隔で複数個(図では、4個)設けられている。
【0007】本発明において、円盤状部材10、突起部
12および補強リブ14は、射出成形によって一体的に
成形されて吸盤基体16を構成する。この吸盤基体16
は、ショアA硬度が45〜95、さらにより望ましく
は、ショアA硬度は45〜75の熱可塑性ポリマーから
なる。吸盤基体16はショアA硬度が45よりも小さい
と、柔らかすぎて吸盤基体16を壁等に押し当てて引っ
張ったときに伸びてしまい吸着力を発揮することが困難
となる。また、吸盤基体16のショアA硬度が95より
も大きいと硬すぎて十分な吸着力を発揮することが困難
となる。なお、吸盤基体16における円盤状部材10の
吸着部材面側(下面側)が鏡面であると、円盤状部材1
0と被吸着部材との間の遮断性が高いので、ショアA硬
度が比較的高くとも充分な密着性を維持することができ
る。
【0008】また、吸盤基体16は動的粘弾性で測定し
た20℃の弾性率がlog 7.0dyn/cm2 〜log
9.0dyn/cm2 である熱可塑性ポリマーであって
もよい。吸盤基体16の動的粘弾性で測定した20℃の
弾性率がlog 7.0dyn/cm2 よりも小さいと、柔
らかすぎて吸盤基体16を壁等に押し当てて引っ張った
ときに伸びてしまい吸着力を発揮することが困難とな
る。また、吸盤基体16の動的粘弾性で測定した20℃
の弾性率がlog 9.0dyn/cm2 よりも大きいと硬
すぎて十分な吸着力を発揮することが困難となる。な
お、動的粘弾性で測定した20℃の弾性率がlog 8.0
dyn/cm2 〜log 8.8dyn/cm2 である熱可
塑性エラストマーがより望ましい。本発明において、吸
盤基体16は、上記のショアA硬度が45〜95の範囲
内で、かつ動的粘弾性で測定した20℃の弾性率がlog
7.0dyn/cm2 〜log 9.0dyn/cm2 の範
囲内である熱可塑性ポリマーが望ましく、より望ましく
熱可塑性エラストマーである。
【0009】前記熱可塑性ポリマーとしては、上記の特
性を有する限り使用可能であるが、特に熱可塑性エラス
トマーが好ましく、特に、メタロセンポリマー等の熱可
塑性オレフィン系エラストマー、熱可塑性ウレタン系エ
ラストマーから選択されることが望ましい。熱可塑性エ
ラストマーは、常温でゴム状態を示す材質からなるの
で、インジェクション等の加工機を用いて図1に示す形
状の製品を容易に得ることができる。
【0010】メタロセンポリマーは、例えば、メタロセ
ン化合物を含有する幾何拘束触媒、より詳しくは、メタ
ロセン化合物を中心とするシングルサイト触媒(SS
C)の1種である幾何拘束触媒(CGC)を用いた溶液
重合法により好適に得られる。この幾何拘束触媒を使用
した場合、従来におけるチーグラ触媒等を用いた場合に
比べて、コモノマーの量が多くても分子鎖構造が乱れる
ことなく、均一にコモノマーを多量に導入することがで
き、また、分子量分布を狭い範囲にすることができるき
ので、その結果、溶融粘度のズリ速度の依存性が大き
く、メルトテンションが高く、優れた成形性を有する共
重合体(エチレン−α−オレフィン共重合体)が得られ
る。このようなエチレン−α−オレフィン共重合体の市
販品としては、例えば、デュポン・ダウエラストマー社
製の「エンゲージ(登録商標)」、エクソン社製の「E
XACT4033」、「EXACT4041」、「EX
ACT4042」、等が挙げられる。
【0011】他の熱可塑性オレフィン系エラストマーの
市販品として、例えば、三井化学社製の「ミラストマー
4010N」、「ミラストマー5030N」、「ミラス
トマー8030N」、住友化学社製のサーモラン300
0シリーズで、特に「サーモラン3550」、「サーモ
ラン3560」、「サーモラン3601」、「サーモラ
ン3801」、「「サーモラン3980」、AES社製
のサントプレーンシリーズで、特に「サントプレーン1
11−45」、「サントプレーン111−55」、「サ
ントプレーン111−64」、モンテル社製のCATA
LLOYシリーズで、特にCA10系、CA12系等が
好適に用いられる。熱可塑性ウレタン系エラストマーの
市販品としては、大日精化工業社製のレザミンPシリー
ズ、大日本インキ化学工業社製のPANDEXシリーズ
等が挙げられる。また、吸盤基体16には、上記の熱可
塑性ポリマーの他に必要に応じて紫外線吸収剤等の耐光
性改質剤や着色剤等の成分を配合することができる。
【0012】上記した熱可塑性ポリマーを用いた吸盤基
体を製造するための方法としては、例えば、射出成形機
において、吸盤基体の円盤状部材の厚みに相当するクリ
アランスとなるように金型を取付け、かつ、ゲート部の
形状が吸盤基体の突起部および補強リブの形状に対応す
るように設計してキャビティ内に溶融熱可塑性ポリマー
を充填することによって簡便に吸盤基体を製造すること
ができる。
【0013】このように製造される吸盤基体は、図2に
示すように被吸着部材として鉄板、ガラス板等の基材2
0に対して、円盤状部材10の部分を基材20に押し当
てて、その後、図3に示すように、例えば、吸盤基体の
突起部12を手22で把持しながら基材20面から外側
に引っ張ると、基材20と円盤状部材12との間に真空
状態の空隙24が形成されて吸着力が発生する。
【0014】次に本発明の吸盤の好ましい実施の形態を
説明する。図4は、本発明の吸盤基体取付具の好ましい
一実施の形態を示す分解斜視図、図5は図4の吸盤基体
取付具を用いた吸盤基体の取付状態を示す断面図であ
る。図5においては、熱可塑性ポリマーからなる吸盤基
体40は円盤状部材42と、この円盤状部材42の中心
部から突出する突起部44とを備えており、突起部44
はその先端部になるにつれて次第に縮径された構造から
なっている。また、突起部44の長さ方向の途中には、
環状の凹部46が形成されている。
【0015】この吸盤基体40に対して、図4および図
5に示すように吸盤基体40の突起部44が挿通可能な
孔部48が形成された碗状部50とこの碗状部50に連
接された鍔部52を有する吸盤基体取付具54が装着さ
れる。吸盤基体取付具54は、剛性を有する材料で形成
されており、この吸盤基体取付具54の孔部48に吸盤
基体40の突起部44を挿通させて引っ張り上げ、凹部
46が吸盤基体取付具54の孔部48面の外側に位置し
たときに図4に示すような係止具56を凹部46部分で
係止させる。
【0016】この状態では、図5に示すように、吸盤基
体40の円盤状部材42は、基材20と吸盤基体取付具
54の鍔部52との間で挟持され、基材20と吸盤基体
40との間には真空状態の空隙58が形成されて吸着力
が発生する。したがって、吸盤基体40と吸盤基体取付
具54とからなる吸盤においては、コンプレッサー等の
機器を用いることなく、簡便な構造で吸盤基体40によ
る吸着力を確実にかつ、比較的長期間保持することがで
きる。
【0017】図4および図5では、吸盤基体取付具54
は、碗状部50と鍔部52とからなるが、吸盤基体取付
具は必ずしもこのような態様に限らず、吸盤基体40の
突起部44が挿通可能な孔部を有すると共に孔部を有す
る部材と基材20上で支持可能な部材があればよい。し
たがって、本発明の吸盤は、図4および図5における碗
状部50および鍔部52において、それぞれ部分的に空
隙部分を有するものであってもよい。
【0018】図6は、本発明の吸盤基体取付具の好まし
い他の実施の形態を示す分解斜視図、図7は図6の吸盤
基体取付具を用いた吸盤基体の取付状態を示す断面図で
ある。図7においては、熱可塑性ポリマーからなる吸盤
基体60は円盤状部材62と、この円盤状部材62の中
心部から突出する突起部64とを備えており、突起部6
4はその先端部になるにつれて次第に縮径された構造か
らなっている。
【0019】この吸盤基体60に対して、図6および図
7に示すような吸盤基体取付具66が装着される。この
吸盤基体取付具66は、複数(図では,4個)の断面略
扇状の柱状部68が所定の間隔をおいて設けられて孔部
が形成されるようになっており、これらの柱状部68が
設けられた碗状部70とこの碗状部70に連接された鍔
部72とからなっている。吸盤基体取付具66は、剛性
を有する材料で形成されており、この吸盤基体取付具6
6の孔部に吸盤基体60の突起部64を挿通させて引っ
張り上げ、吸盤基体取付具66の孔部から吸盤基体60
の突起部64が突出した状態のときに環状部材74を嵌
め込むと複数の柱状部68によって吸盤基体60の突起
部64が締結される。
【0020】この状態では、図7に示すように、吸盤基
体60の円盤状部材62は、基材20と吸盤基体取付具
66の鍔部72との間で挟持され、基材20と吸盤基体
60との間には真空状態の空隙76が形成されて吸着力
が発生する。したがって、吸盤基体60と吸盤基体取付
具66とからなる吸盤においては、コンプレッサー等の
機器を用いることなく、簡便な構造で吸盤基体60によ
る吸着力を確実にかつ、比較的長期間保持することがで
きる。
【0021】本発明の吸盤は、コンプレッサー等の機器
を用いることなく、簡便な構造で吸着力を確実にかつ、
比較的長期間保持することができるので、ガラス板等の
搬送、水族館等の水中でガラスの清掃作業時の体が浮か
ないための支持体用の他に、従来のマグネットおよび吸
盤の代替品として使用することができる。
【0022】
【実施例】以下、実施例によって本発明をさらに詳細に
説明する。東芝機械(株)製の170トン射出成形機に
クリアランス3mmで金型を取付け、約100gの下記
試料をそれぞれ充填し、図1に示す形状の吸盤基体を製
造した。得られた吸盤基体を約1kgのクロムメッキさ
れた鉄板に押しつけ、吸盤基体の突起部を把持して吊り
上げ、この吊り上げられた時間で吸盤基体の吸着力を評
価した。
【0023】 <材料> 試料(1) 三井化学社製 ミラストマー4010 試料(2) 三井化学社製 ミラストマー5030N 試料(3) 三井化学社製 ミラストマー8030N 試料(4) 三菱化学社製 ラバロン SR04 試料(5) AES 社製 サントプレン111−45 試料(6) AES 社製 サントプレン111−55 試料(7) ジュポン・ダウ社製 エンゲージ 8180 試料(8) ジュポン・ダウ社製 エンゲージ 8100 試料(9) ジュポン・ダウ社製 エンゲージ 8200 試料(10) ジュポン・ダウ社製 エンゲージ 8440 試料(11) 住友化学社製 ノーブレン S131 試料(12) 三井化学社製 2021L(LLDPE) 試料(13) モンテル社製 CA10A 試料(14) グランドポリマー社製 J704(ランダムPP) 試料(15) 鮮共インタ゛スト リー 社製 X−590A(TPU) 試料(16) 鮮共インタ゛スト リー 社製 X−580A(TPU)
【0024】結果を下記に示す。 硬度 弾性率log (dyn/cm2) 試料(1) (ショアA硬度:40) 7.4 試料(2) (ショアA硬度:50) 7.6 試料(3) (ショアA硬度:80) 8.5 試料(4) (ショアA硬度:40) 7.4 試料(5) (ショアA硬度:45) 7.5 試料(6) (ショアA硬度:55) 7.6 試料(7) (ショアA硬度:75) 8.1 試料(8) (ショアA硬度:75) 8.1 試料(9) (ショアA硬度:75) 8.1 試料(10)(ショアA硬度:90) 8.7 試料(11)(ショアD硬度:50) 9.8 試料(12)(ショアD硬度:45) 9.5 試料(13)(ショアA硬度:70) 9.0 試料(14)(ショアD硬度:65) 10.0> 試料(15)(ショアA硬度:90) 8.3 試料(16)(ショアA硬度:80) 8.1
【0025】評価結果を表1に示す。
【表1】
【0026】
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、本発明の
吸盤基体は吸着力に優れており、また、本発明の吸盤
は、簡単な構造で簡便にして、低エネルギーで、クリー
ンな環境を汚さずに吸着力を比較的長期間保持すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸盤基体の好ましい一実施の形態を示
す斜視図である。
【図2】本発明の吸盤基体を基材に押し付けた状態を示
す断面図である。
【図3】本発明の吸盤基体の吸着力を発生させるための
概念図である。
【図4】本発明の吸盤取付具の好ましい一実施の形態を
示す分解斜視図である。
【図5】図4の吸盤取付具を用いた吸盤の実施の形態を
示す断面図である。
【図6】本発明の吸盤取付具の好ましい他の実施の形態
を示す分解斜視図である。
【図7】図6の吸盤取付具を用いた吸盤の実施の形態を
示す断面図である。
【符号の説明】
10、42、62 円盤状部材 12、44、64 突起部 14 補強リブ 16、40、60 吸盤基体 46 凹部 48 孔部 50、70 碗状部 52、72 鍔部 54、66 吸盤取付具 56 係止部材 58、76 空隙 74 環状部材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ショアA硬度45〜95の熱可塑性ポリ
    マーからなることを特徴とする吸盤基体。
  2. 【請求項2】 熱可塑性ポリマーが、動的粘弾性で測定
    した20℃の弾性率がlog 7.0dyn/cm2 〜log
    9.0dyn/cm2 であることを特徴とする吸盤基
    体。
  3. 【請求項3】 熱可塑性ポリマーが、熱可塑性エラスト
    マーからなることを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の吸盤基体。
  4. 【請求項4】 熱可塑性エラストマーが、熱可塑性オレ
    フィン系エラストマー、または熱可塑性ウレタン系エラ
    ストマーから選択されることを特徴とする請求項3に記
    載の吸盤基体。
  5. 【請求項5】 円盤状部材とこの円盤状部材の片面中心
    部から外側に突出する突起部を有する吸盤基体と、前記
    突起部が吸盤基体の片面外側に引っ張られたときに突起
    部を係止する係止部材と、を有することを特徴とする吸
    盤。
  6. 【請求項6】 吸盤基体が、ショア硬度A45〜95の
    熱可塑性ポリマーからなることを特徴とする請求項5に
    記載の吸盤。
  7. 【請求項7】 熱可塑性ポリマーが、熱可塑性エラスト
    マーからなることを特徴とする請求項6に記載の吸盤。
  8. 【請求項8】 熱可塑性エラストマーが、熱可塑性オレ
    フィン系エラストマー、または熱可塑性系ウレタンエラ
    ストマーから選択されることを特徴とする請求項7に記
    載の吸盤。
  9. 【請求項9】 熱可塑性エラストマーが、動的粘弾性で
    測定した20℃の弾性率がlog 7.0dyn/cm2
    log 9.0dyn/cm2 であることを特徴とする請求
    項7または請求項8に記載の吸盤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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