JPH11313027A - 移動体通信システム - Google Patents

移動体通信システム

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JPH11313027A
JPH11313027A JP10118461A JP11846198A JPH11313027A JP H11313027 A JPH11313027 A JP H11313027A JP 10118461 A JP10118461 A JP 10118461A JP 11846198 A JP11846198 A JP 11846198A JP H11313027 A JPH11313027 A JP H11313027A
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JP
Japan
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mobile terminal
power
power control
burst
transmission power
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Application number
JP10118461A
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English (en)
Inventor
Ikuo Kawasumi
育男 川澄
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動端末の位置を確実に特定できる機会を従
来より高める。 【解決手段】 本発明は、複数の基地局と、少なくとも
1個の移動端末とから構成され、移動端末からの電波を
捕捉した複数の基地局での受信情報から、移動端末の位
置特定を行う機能を有する移動体通信システムに関す
る。そして、間欠的に生じる移動端末の位置特定タイミ
ングにおける所定期間だけ、移動端末からの送信パワー
を、通常期間より大きくさせる送信パワーバースト増大
手段を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システム内に存在
する移動端末の位置を特定する機能を有する移動体通信
システムに関し、例えば、符号分割多元接続(CDM
A)方式の移動体通信システムに適用し得るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信技術の発展にともな
い、携帯電話、PHS、ぺージャ等の移動端末が廉価で
供給されるようになった。この結果、これらの移動端末
を用いたサービスも多様化している。例えば、移動端末
がどの基地局に収容されているか以上に、移動端末の位
置をより特定することを必要とするサービスも出現して
いる。
【0003】従来の一般的な移動端末の位置特定方法と
して、Time of Arrival(TOA)方式や、Time differ
ence of Arrival(TDOA)方式などがある。
【0004】TOA方式では、一つの特定ターゲット
(移動端末)からの到来波を複数の観測点(基地局)で
受信する。ある観測点でのその到来波の伝搬時間(=受
信時刻−送信時刻)は、その観測点から特定ターゲット
までの距離に比例しており、特定ターゲットは、その観
測点を中心とした伝搬時間で定まる距離を半径とした円
周上にある。従って、複数の観測点についての円を描
き、その交点から、特定ターゲットの位置を定める。こ
のTOA方式は、特定ターゲットが電波を送り始める時
刻が必要になる。また、観測点が2個の場合には、円の
交点が2点生じて、特定ターゲットの位置を一意に特定
できないので、観測点としては、3個以上必要である。
すなわち、同一の移動端末からの送信波を受信する基地
局として3局以上が必要である。
【0005】また、TDOA方式も、TOA方式と同様
に、複数の観測点における到来波の到着時刻を利用す
る。TDOA方式は、ある2点の観測点の到着時刻の差
分を利用する。ある2点の観測点の到着時刻の差分は、
一方の観測点と特定ターゲットの距離と、他方の観測点
と特定ターゲットの距離との差分(距離差)に比例して
いる。このような2点の観測点について得られた距離差
を与える特定ターゲットの位置は、それら2点の観測点
の位置を焦点とする距離差をパラメータとする双曲線上
にある。従って、TDOA方式では、2点の組み合わせ
が異なる複数組の観測点の組み合わせについて得られた
双曲線の交点から、特定ターゲットの位置を推定する。
TDOA方式では、観測点での到着時刻の差分を用いて
いるので、観測ターゲットが電波を送り始める時刻は不
要になる。なお、TDOA方式では、特定ターゲットの
位置を一意に特定するためには、同一の移動端末からの
送信波を受信する基地局として4局以上が必要である。
【0006】なお、TOA方式及びTDOA方式のいず
れも、各観測点の時刻が同期している必要がある。CD
MA方式を用いた移動体通信システムでは、例えば、移
動端末の拡散符号の位相が、基準の位相よりどれだけ遅
延しているかで距離や到着時刻を特定することができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、多くの移動
体通信システムでは、収容基地局が移動端末の送信パワ
ーを制御して、収容基地局での受信レベルを所定レベル
にするパワーコントロールを採用している。例えば、C
DMA方式の移動体通信システムにおいても、パワーコ
ントロールを採用している。
【0008】しかし、この送信パワーコントロールは、
収容基地局が移動端末を制御するので、隣接の基地局で
その移動端末からの電波を受信できるとは限らない。上
述したように、移動端末の位置特定処理においては、1
つの移動端末からの電波が、隣接の複数の基地局でも受
信できなくてはならない。
【0009】一般には、送信パワーコントロールのため
に、移動端末からの電波を、隣接の複数の基地局で良い
SIR(信号波対干渉波の比率)で受信することができ
なかった。そのため、移動端末の位置特定のために、同
一の移動端末からの電波を有効に受信できる隣接基地局
が少なくなって、位置特定をできなかったり、特定位置
の精度が低くなったりすることも生じていた。
【0010】そのため、移動端末の位置が特定できる機
会を従来より増大できる、及び又は、位置特性の精度を
従来より高めることができる移動体通信システムが求め
られている。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明は、複数の基地局と、少なくとも1個の移動
端末とから構成され、上記移動端末からの電波を捕捉し
た複数の基地局での受信情報から、上記移動端末の位置
特定を行う機能を有する移動体通信システムにおいて、
間欠的に生じる上記移動端末の位置特定タイミングにお
ける所定期間だけ、上記移動端末からの送信パワーを、
通常期間より大きくさせる送信パワーバースト増大手段
を、上記移動端末の収容基地局及び又は上記移動端末に
設けたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】(A)第1の実施形態 以下、本発明による移動体通信システムの第1の実施形
態を図面を参照しながら詳述する。
【0013】この第1の移動体通信システムは、移動端
末の位置特定機能を有するシステムである。また、この
第1の移動体通信システムは、移動端末の送信パワーコ
ントロールを、基地局がパワーコントロールビットを用
いて行うシステムである。一般的に、CDMA方式の移
動体通信システムは、移動端末の送信パワーコントロー
ルを、基地局がパワーコントロールビットを用いて行う
ので、この第1の実施形態の技術思想を適用することが
できる。
【0014】ここで、図1がこの第1の実施形態の移動
体通信システムの構成を示すブロック図である。
【0015】図1において、第1の実施形態の移動体通
信システムは、自己のセルに存在する移動端末2(図1
では1個のみを示している)を収容する複数の基地局1
−1、1−2、…、1−nと、これら複数の基地局1−
1、1−2、…、1−nを収容する統括局3と、統括局
3に関連して設けられている位置管理局(PMC;Posi
tion Management Center)4とを有している。
【0016】各基地局1−1、1−2、…、1−nはそ
れぞれ、統括局3又は位置管理局4から、所定の移動端
末2についての位置特定に必要な情報が求められたとき
に、又は、自律的に、その情報を統括局3を介して位置
管理局4に送信するものである。なお、位置特定に必要
な情報は、上述したようにTOA方式であれば距離情報
(それに比例している到来波の伝搬時間でも良い)であ
り、TDOA方式であれば、電波の到着時刻である。
【0017】統括局3は、基地局1−1〜1−nや位置
管理局4を統括して適宜制御するものであるが、この位
置特定機能との関係で言えば、各基地局1−1、1−
2、…、1−nからの位置特定に必要な情報を、位置管
理局4へ伝送する際の中継機能だけを担っている。その
ため、図1では、その詳細構成の図示は省略している。
【0018】位置管理局4は、各基地局1−1、…、1
−nからの位置特定に必要な情報を受け取り、移動端末
2の位置を決定(特定)するものである。この位置管理
局4が実行する位置特定方法は、従来と同様であるの
で、図1では、位置管理局4の詳細構成の図示は省略し
ている。
【0019】各基地局1−1、1−2、…、1−nは、
基地局1−1について図1に詳細に示すような送信パワ
ーコントロール構成を有しており、移動端末2は、図1
に詳細に示すような送信パワーコントロール構成を有し
ている。なお、移動端末2の収容基地局1−1だけでな
く、隣接基地局1−2〜1−nも、移動端末2からの送
信信号を受信可能なものである。例えば、移動端末2に
割り当てられている拡散符号などを予め知っているもの
である。
【0020】次に、基地局1−1の送信パワーコントロ
ール構成について説明する。基地局1−1は、送信パワ
ーコントロールに関連する構成として、アンテナ11、
送受信部12、受信レベル検出部13、パワーコントロ
ールビット選択部14、パワーコントロールビット生成
部15、パワーコントロールビットパターン出力部16
及びバースト発生部17を備えている。
【0021】送受信部12は、送信フレームデータを生
成し、それを拡散変調したり、無線周波数帯に高めたり
などした後、アンテナ11から移動端末2への電波とし
て放射させるものである。送受信部12は、送信フレー
ムデータの生成の際には、パワーコントロールビット選
択部14からのパワーコントロールビットを送信フレー
ムデータ内に挿入する処理を行うものである。
【0022】また、送受信部12は、アンテナ11が捕
捉した受信信号に対してダウンコンバートしたり、同期
捕捉したり、拡散復調したりなどして、移動端末2が送
信しようとしたフレームデータを得るものである。送受
信部12は、このような受信処理中で得られた受信レベ
ルを反映した信号を、受信レベル検出部13に与えるも
のである。
【0023】受信レベル検出部13は、受信レベルを反
映した信号に対して、所定の処理(例えば平滑化処理な
ど)を行って受信レベル(又は受信SIR)を検出して
パワーコントロールビット生成部15に与えるものであ
る。
【0024】パワーコントロールビット選択部14は、
後述するバースト発生部17からの選択制御信号に基づ
いて、パワーコントロールビット生成部15からのパワ
ーコントロールビット又は後述するパワーコントロール
ビットパターン出力部16からのパワーコントロールビ
ットを選択して送受信部12に与えるものである。上述
したように、このようなパワーコントロールビットは、
送信フレームデータに盛り込まれる。
【0025】パワーコントロールビット生成部15は、
受信レベル検出部13が検出した受信レベルとターゲッ
トレベルとの差分に応じたパワーコントロールビットを
生成してパワーコントロールビット選択部14に与える
ものである。
【0026】パワーコントロールビットパターン出力部
16は、後述するバースト発生部17から指示されたバ
ースト区間において、パワーコントロールビットの所定
パターンを作成してパワーコントロールビット(後述す
る図2(B)参照)を順次出力するものである。パワー
コントロールビットの所定パターンの作成方法において
は、後述する動作で明らかにする。
【0027】バースト発生部17は、バースト区間にお
いて、パワーコントロールビットパターン出力部16に
所定情報を与えて、パワーコントロールビットパターン
出力部16からパワーコントロールビットの出力を実行
させると共に、パワーコントロールビット選択部14
に、その出力パワーコントロールビットを選択させる。
また、バースト発生部17は、バースト区間以外の区間
(以下、ガード区間と呼ぶ)において、パワーコントロ
ールビットパターン出力部16の出力動作を停止させる
と共に、パワーコントロールビット選択部14に、パワ
ーコントロールビット生成部15からのパワーコントロ
ールビットを選択させる。
【0028】この第1の実施形態では、パワーコントロ
ールビットは1ビット構成であり、論理「0」が送信パ
ワーを1単位分(例えば1dB)だけ上げることを指示
し、論理「1」が送信パワーを1単位分だけ下げること
を指示するものとする。
【0029】ここで、バースト区間は、図2(A)に示
すように、パワーアップ区間と、ハイパワー区間と、パ
ワーダウン区間とに分かれる。パワーコントロールビッ
トパターン出力部16は、パワーアップ区間では、パワ
ーコントロールの周期Tpc毎に、送信パワーを1単位
分(例えば1dB)だけ上げることを指示する論理
「0」を繰り返し出力し、パワーダウン区間では、パワ
ーコントロールの周期Tpc毎に、送信パワーを1単位
分(例えば1dB)だけ下げることを指示する論理
「1」を繰り返し出力し、ハイパワー区間ではその際の
送信パワーを維持すべく、パワーコントロールの周期T
pc毎に、論理「1」及び「0」を交互に出力する。
【0030】なお、ガード区間では、従来と同様なター
ゲットレベルと実受信レベルとの差分に応じたパワーコ
ントロールビットを、パワーコントロールビット生成部
15が出力する。
【0031】次に、移動端末2の送信パワーコントロー
ル構成について説明する。移動端末2の送信パワーコン
トロールに関連する構成は、従来と同様であり、アンテ
ナ21、送受信部22、パワーコントロールビット受信
部23及びパワー制御部24を備えている。
【0032】送受信部22は、送信フレームデータを生
成し、それを拡散変調したり、無線周波数帯に高めたり
などした後、アンテナ21から基地局1−1への電波と
して放射させるものである(他の基地局1−2〜1−n
にはその電波が到着することもある)。送受信部22
は、送信系の出力段に可変電力増幅器などの送信パワー
可変部を内蔵し、送信パワー可変部の利得(従って送信
パワー)は、後述するパワー制御部24によって制御さ
れるものである。
【0033】また、送受信部22は、アンテナ21が捕
捉した受信信号に対してダウンコンバートしたり、同期
捕捉したり、拡散復調したりなどして、基地局1−1が
送信しようとしたフレームデータを得るものである。
【0034】パワーコントロールビット受信部23は、
このような受信フレームデータの所定位置に挿入されて
いるパワーコントロールビットを抽出してパワー制御部
24に与えるものである。
【0035】パワー制御部24は、抽出されたパワーコ
ントロールビットが論理「0」であれば送信パワーを1
単位分だけ上げる利得制御信号を送受信部22内の送信
パワー可変部に与え、抽出されたパワーコントロールビ
ットが論理「1」であれば送信パワーを1単位分だけ下
げる利得制御信号を送信パワー可変部に与えるものであ
る。
【0036】次に、第1の実施形態の移動体通信システ
ムにおけるパワーコントロール動作を説明する。
【0037】移動端末2と基地局1−1とが通話中であ
る状態において、通常は(ガード区間では)では、パワ
ーコントロールビット生成部15が、受信レベル検出部
13が検出した受信レベルとターゲットレベル(図2
(A)の送信パワーPnom参照)との差分に応じて生
成したパワーコントロールビットがパワーコントロール
ビット選択部14を介して送受信部12に与えられて送
信フレームデータに挿入され、その後、無線回線の周波
数帯の信号に変調されて移動端末2に向けて送信され
る。
【0038】このようなパワーコントロールビットは、
移動端末2において、パワーコントロール受信部23に
よって抽出され、これにより、パワー制御部24は、抽
出されたパワーコントロールビットが論理「0」であれ
ば送信パワーを1単位分だけ上げる利得制御信号を送受
信部22内の送信パワー可変部に与え、抽出されたパワ
ーコントロールビットが論理「1」であれば送信パワー
を1単位分だけ下げる利得制御信号を送信パワー可変部
に与える。
【0039】以上のようにして、通常時は(ガード区間
では)、移動端末2から基地局1−1への送信パワ−
は、上述した送信パワー制御ループによって、通常時用
のターゲットレベルで移動端末2からの電波が基地局1
−1に到達するように制御される。
【0040】ここで、通常時用のターゲットレベルは、
例えば、収容しているどの移動端末からの電波も等しい
パワーで収容基地局が受信できるように設定するのが一
般的である。そのため、移動端末数が増えると、1移動
端末当たりの割り当てのパワーが小さくなる。また、セ
ルの中心(基地局1−1)と移動端末2との距離に応
じ、距離が大きくなればなるほど移動端末2の送信パワ
ーを大きくして収容基地局1−1での受信レベルを一定
にするのが一般的である。
【0041】このように通常時用のターゲットレベルは
変化することがあるが、移動端末2からの電波は、収容
基地局1−1以外の隣接基地局1−2〜1−nから見れ
ば、妨害波であるので、隣接基地局1−2〜1−nにお
けるSIRなどが考慮されてその上限が定められている
のが一般的である。
【0042】これに対して、上述した移動端末2の位置
特定には、収容基地局1−1だけではなく、隣接基地局
1−2、…、1−nでも受信できなくてはならない。し
かし、移動端末2が長時間大パワーで送信すると、他の
移動端末の通信ができなくなってしまう恐れがある。
【0043】そこで、この第1の実施形態においては、
位置特定する移動端末2の送信パワーを、パワーコント
ロールビットを用いて、位置特定タイミングにおいてバ
ースト的に上げるように制御し、移動端末2からの電波
を複数の隣接基地局1−2、…、1−nが受信すること
を短時間ではあるが、確実化するようにしている。
【0044】このようなバースト区間の指示情報は、バ
ースト発生部17が発生する。例えば、バースト発生部
17は、統括局3から位置特定処理対象の移動端末2が
指示されたときに、バースト区間の指示情報を発行する
ようにしても良い。また、例えば、統括局3が、移動端
末2と基地局(収容基地局)1−1との呼設定時に、そ
の移動端末2からの送信パワーをバースト的に大きくさ
せるタイミング情報(例えば、周期情報)をバースト発
生部17に与え、バースト発生部17は、内部のタイマ
の計時に基づいて、そのタイミング情報が指示する周期
に従って、自律的にバースト区間の指示情報を発行する
ようにしても良い。
【0045】バースト区間では、パワーコントロールビ
ットパターン出力部16から、図2(B)に示すような
パターンに従うパワーコントロールビットが順次出力さ
れ、このようなパワーコントロールビットがパワーコン
トロールビット選択部14を介して送受信部12に与え
られて送信フレームデータに挿入され、その後、無線回
線の周波数帯の信号に変調されて移動端末2に向けて送
信される。
【0046】バースト区間においても、このようなパワ
ーコントロールビットは、移動端末2において、パワー
コントロール受信部23によって抽出され、これによ
り、パワー制御部24は、抽出されたパワーコントロー
ルビットが論理「0」であれば送信パワーを1単位分だ
け上げる利得制御信号を送受信部22内の送信パワー可
変部に与え、抽出されたパワーコントロールビットが論
理「1」であれば送信パワーを1単位分だけ下げる利得
制御信号を送信パワー可変部に与える。
【0047】ここで、バースト区間におけるパワーコン
トロールビットの変化パターンは、図2(B)に示すよ
うなものであるので、移動端末2からの送信パワーは、
バースト区間の前半部(パワーアップ区間)において徐
々に大きくなっていき、バースト区間の中間部において
バースト時の設定送信パワーSTpowを維持し、バー
スト区間の後半部(パワーダウン区間)において通常時
の設定送信パワーPnomになるまで徐々に小さくなっ
ていく。
【0048】バースト時の設定送信パワーSTpowで
の移動端末2の送信では、その放射電波は、収容基地局
1−1だけでなく、隣接基地局1−2〜1−nにも到達
し、隣接基地局1−2〜1−nも、移動端末2からの電
波を受信可能になる。
【0049】以上のように、バースト区間であっても、
移動端末2は従来と同様な構成による通常時と同様な動
作により、隣接基地局1−2〜1−nが捕捉できる大パ
ワーの電波を放射することができる。
【0050】以下、バースト区間のパワーコントロール
ビットの具体的な発生方法例を説明する。
【0051】バースト発生部17は、バースト区間のタ
イミングになると、それまでのガード区間でのターゲッ
トレベル(図2(A)の送信パワーPnomに対応)
と、バースト区間でのターゲットレベル(図2(A)の
送信パワーSTpowに対応)との差レベル(バースト
ゲインという)BGain[dB]とを求めてパワーコ
ントロールビットパターン出力部16に与える。ここ
で、バーストゲインBGainは、バースト区間におい
て送信パワーを上げるダイナミックレンジを示す。な
お、バースト区間やガード区間は、パワーコントロール
周期Tpcの単位で設定されているものとする。なお、
バースト区間での設定受信レベル(ターゲット値)が定
まっていないときは、ターゲット値を無限大と見立て
て、バーストゲインBGainを無限大と設定すること
で、常にパワーを上げる制御をすることになり、移動端
末2が送信できる最大のパワーまで上げることができ
る。
【0052】パワーコントロールビットパターン出力部
16は、バースト区間のパワーアップ区間では、論理
「0」のパワーコントロールビットを連続してバースト
ゲインBGain個送る。これにより、パワーアップ区
間の全体を通じて、送信パワーを通常時設定受信レベル
PnomからバーストゲインBGainだけ大きくする
ことができる。なお、パワーアップ区間は、バーストゲ
インBGainに応じた期間をとるものとなり、期間は
一定ではない。
【0053】パワーコントロールビットパターン出力部
16は、ハイパワー区間では、パワーコントロールビッ
トとして論理「0」と「1」とを交互に送る。これによ
り、ハイパワー区間では、バースト時の設定送信パワー
STpowが維持される。なお、ハイパワー区間を一定
の期間にしても良く、また、バースト区間を一定に設定
している場合には、バースト区間からパワーアップ区間
とパワーダウン区間の和の期間を減じた期間としても良
い。
【0054】パワーコントロールビットパターン出力部
16は、バースト区間のパワーダウン区間では、論理
「1」のパワーコントロールビットを連続してバースト
ゲインBGain個だけ送る。これにより、パワーダウ
ン区間の全体を通じて、送信パワーをバースト時設定送
信パワーSTpowからバーストゲインBGainだけ
小さくすることができる。なお、パワーダウン区間は、
バーストゲインBGainに応じた期間をとるものとな
り、期間は一定ではない。
【0055】以上のように、第1の実施形態によれば、
移動端末2の位置特定タイミングでは、パワーコントロ
ールの機能を用いて、移動端末の送信パワーをバースト
的に大きくするようにしたので、位置特定タイミングで
は、隣接基地局でも移動端末からの電波を受信でき、移
動端末の位置特定ができる機会を従来より高めることが
できる。
【0056】また、バースト区間の繰り返し周期を長く
したり、バースト区間の期間長を短く設定することによ
り、隣接基地局とその収容移動端末との通話に対し、ほ
とんど影響を与えないようにすることができる。
【0057】さらに、上記効果を奏するための構成変更
は、基地局側の構成変更だけで済むという効果をも奏す
る。
【0058】(B)第2の実施形態 次に、本発明による移動体通信システムの第2の実施形
態を図面を参照しながら詳述する。
【0059】この第2の移動体通信システムも、移動端
末の位置特定機能を有するシステムである。また、この
第2の移動体通信システムも、CDMA方式の移動体通
信システムのように移動端末の送信パワーコントロール
を、基地局がパワーコントロールビットを用いて行うシ
ステムである。
【0060】ここで、図3がこの第2の実施形態の移動
体通信システムの構成を示すブロック図であり、第1の
実施形態に係る図1との同一、対応部分には同一符号を
付して示している。
【0061】第2の実施形態の移動体通信システムは、
第1の実施形態と比較した場合、基地局1−1〜1−n
のパワーコントロール機能に係るの内部構成が異なって
おり、移動端末2や統括局3や位置管理局4の構成や機
能は第1の実施形態と同様なものである。
【0062】第2の実施形態の各基地局1−1、1−
2、…、1−nは、基地局1−1について図2に詳細に
示すような送信パワーコントロール構成を有している。
すなわち、基地局1−1は、送信パワーコントロールに
関連する構成として、アンテナ11、送受信部12、受
信レベル検出部13、パワーコントロールビット生成部
15及びバースト発生部17を備えている。
【0063】ここで、アンテナ11、送受信部12、受
信レベル検出部13及びパワーコントロールビット生成
部15の機能は、第1の実施形態と同様であるので、そ
の説明は省略する。なお、第2の実施形態の場合、パワ
ーコントロールビット生成部15が生成したパワーコン
トロールビットが、バースト区間及びガード区間を問わ
ず、常に送受信部12に与えられて送信フレームデータ
に挿入されるようになされている。
【0064】第2の実施形態のバースト発生部17は、
移動端末2の位置特定タイミングでは、パワーコントロ
ールビット生成部15に対して、受信レベルのターゲッ
トレベルとして、バースト時用のレベルBTpow(図
4(B)参照)を設定し、それ以外の区間では、パワー
コントロールビット生成部15に対して、受信レベルの
ターゲットレベルとして、通常時用のレベルTnom
(図4(B)参照)を設定する。バースト時用のレベル
BTpowを設定する期間は、バースト区間におけるパ
ワーアップ区間及びハイパワー区間に相当する期間であ
り、一方、通常時用のレベルTnomを設定する期間
は、バースト区間におけるパワーダウン区間、及び、ガ
ード区間に相当する期間である。
【0065】パワーコントロールビット生成部15は、
第1の実施形態と同様に、受信レベル検出部13が検出
した受信レベル(又は受信SIR)とターゲットレベル
との差分に応じたパワーコントロールビットを生成する
ものであるが、上述のようなターゲットレベルの切換に
応じて、各ターゲットレベルの受信レベルが得られるよ
うなパワーコントロールビットを生成することになる。
【0066】以下、第2の実施形態におけるバースト区
間のパワーコントロールビットの具体的な発生方法例を
説明する。
【0067】バースト発生部17は、バースト区間のタ
イミングになると、それまでのガード区間でのターゲッ
トレベルTnom(図4(B)参照)を、バースト区間
でのターゲットレベルBTpow(図4(B)参照)に
切り換える。ガード区間でのターゲットレベルTnom
よりバースト区間でのターゲットレベルBTpowの方
が大きいので、移動端末2からの送信パワーがターゲッ
トレベルBTpowに対応したパワーになるまでは、パ
ワーコントロールビット生成部15からは、送信パワー
を増大させるための論理「0」のパワーコントロールビ
ットの方が多数出力され、移動端末2からの送信パワー
は徐々に大きくなっていき、その結果、収容基地局1−
1での受信レベルも、図4(A)に示すように徐々に大
きくなっていく。この期間は、パワーアップ区間とな
る。
【0068】なお、パワーアップ区間では、その全区間
を通じて見れば、徐々にパワーが増大されていくが、フ
ェージングなどの影響で、局所的にパワーを下げるパワ
ーコントロールビットが生じることもある。
【0069】移動端末2からの送信パワーがターゲット
レベルBTpowに対応したパワーになると、パワーコ
ントロールビット生成部15において、そのパワーを維
持するような制御がなされる。1ビットのパワーコント
ロールビットを適用しているので、そのパワーを維持し
ようとしている期間では、論理「0」及び「1」がどう
程度の確率で生じると考えられる。その結果、収容基地
局1−1での受信レベルも、図4(A)に示すように、
ほぼターゲットレベルBTpowを維持する。この期間
は、ハイパワー区間となる。
【0070】例えば、移動端末2の位置特定などが終わ
ったり、隣接基地局1−2〜1−nでの移動端末2から
の受信などが確認されたりした場合には、それまでのバ
ースト区間でのターゲットレベルBTpow(図4
(B)参照)を、ガード区間でのターゲットレベルTn
om(図4(B)参照)に切り換える。ガード区間での
ターゲットレベルTnomよりバースト区間でのターゲ
ットレベルBTpowの方が大きいので、移動端末2か
らの送信パワーがターゲットレベルTnomに対応した
パワーになるまでは、パワーコントロールビット生成部
15からは、パワーを小さくさせる論理「1」のパワー
コントロールビットの方が多数出力され、移動端末2か
らの送信パワーは通常時パワーになるまで徐々に小さく
なっていき、その結果、収容基地局1−1での受信レベ
ルも、図4(A)に示すように徐々に小さくなってい
く。この期間は、パワーダウン区間となる。
【0071】なお、パワーダウン区間では、その全区間
を通じて見れば、徐々にパワーが減少されていくが、フ
ェージングなどの影響で、局所的にパワーを上げるパワ
ーコントロールビットが生じることもある。
【0072】以上のように、この第2の実施形態によっ
ても、移動端末2の位置特定タイミングでは、パワーコ
ントロールの機能を用いて、移動端末の送信パワーをバ
ースト的に大きくするようにしたので、位置特定タイミ
ングでは、隣接基地局でも移動端末からの電波を受信で
き、移動端末の位置特定ができる機会を従来より高める
ことができる。また、バースト区間の繰り返し周期を長
くしたり、バースト区間長を短く設定することにより、
隣接基地局とその収容移動端末との通話に対し、ほとん
ど影響を与えないようにすることができる。さらに、上
記効果を奏するための構成変更は、基地局側の構成変更
だけで済むという効果をも奏する。
【0073】(C)他の実施形態 第1の実施形態では、バースト区間ではパターンに従っ
てパワーコントロールビットを発生させ、第2の実施形
態ではターゲットレベルの変更によってバースト区間用
のパワーコントロールビットを発生させるものを示した
が、これらを併用するようにしても良い。
【0074】例えば、パワーアップ区間及びパワーダウ
ン区間では、第1の実施形態の方法を適用し、ハイパワ
ー区間では第2の実施形態の方法を適用するようにして
も良い。
【0075】また例えば、図5に示すように、パワーア
ップ区間及びハイパワー区間では、第1の実施形態の方
法を適用し、パワーダウン区間では第2の実施形態の方
法を適用するようにしても良い。第1の実施形態では、
パワーダウン区間において論理「1」のパワーコントロ
ールビットを連続送信しているが、フェージングの状況
で受信レベルが小さくなっているときにこのようなパワ
ーダウン区間での制御を適用した場合には、送信パワー
がパワーダウン区間の終わりの方で小さくなり過ぎて、
電波を受信できなくなる恐れがある。図5に示すような
パワーダウン区間での制御では、パワーダウン区間で受
信レベルとターゲットレベルとの差分に応じた制御が実
行されるので、送信パワーがパワーダウン区間の終わり
の方でも小さくなり過ぎることは生じない。
【0076】また、上記各実施形態では、位置特定に必
要な基地局数で受信できたか否かの情報をパワーコント
ロールに利用しないものを示したが、利用するようにし
ても良い。
【0077】例えば、隣接基地局1−2〜1−nでの受
信情報(受信できているか受信できていないか)を統括
局3を経由して位置管理局4に送り、位置管理局4は、
受信できている基地局の数から、移動端末2の収容基地
局1−1ヘバースト時のターゲットレベルBTpow
や、バーストゲインBGainを可変する指示を与える
ようにしても良い。
【0078】例えば、受信できている基地局数をmとし
て、閾値(例えば、位置特定に必要な最少基地局数)を
Mminとすると、m<Mminのときはパワーのバー
ストゲインBGainを単位量dBGだけ増やす。m<
Mminが継続する限り、順次単位量dBGずつ増やし
ていき、m≧MminになったらバーストゲインBGa
inを増やさないようにする。このようにすることによ
り、移動端末2の電波を隣接基地局1−2〜1−nで確
実に受信することができるようになる。逆に、過剰な基
地局数で受信されているときは、閾値(例えば、位置特
定に必要な最少基地局数+2局)をMmaxとすると、
m>Mmaxのときは、パワーのバーストゲインBGa
inを単位量dBGだけ減らしていき、m≦Mmaxに
なったらパワーのバーストゲインBGainを減らさな
いようにする。この操作により、他の移動端末や基地局
のチャネルの干渉を少なくすることができる。
【0079】また、上記各実施形態においては、パワー
コントロールビットが1ビットのものを示したが、2ビ
ット以上のパワーコントロールビットを利用する移動体
通信システムにも本発明を適用できることは勿論であ
る。
【0080】さらに、上記各実施形態は、CDMA方式
の移動体通信システムに適用することを意図してなされ
たものであるが、他の多元接続方式を適用した移動体通
信システムにも本発明を適用できることは勿論である。
【0081】さらにまた、本発明の技術思想は、パワー
コントロールビットを利用しないが、移動端末の送信パ
ワーのコントロール制御を有する他の移動体通信システ
ムにも適用できる。例えば、基地局が、移動端末からの
送信パワーを指示する値そのものを送信し、移動端末が
その指示値のパワーで送信するシステムであれば、バー
スト区間では、他の区間より大きい値の送信パワー指示
値を収容基地局が移動端末に与えるようにすれば良い。
【0082】
【発明の効果】以上のように、本発明の移動体通信シス
テムによれば、間欠的に生じる移動端末の位置特定タイ
ミングにおける所定期間だけ、移動端末からの送信パワ
ーを、通常期間より大きくさせる送信パワーバースト増
大手段を設けたので、位置特定タイミングでは、多くの
隣接基地局でも移動端末からの電波を受信でき、移動端
末の位置特定ができる機会を従来より高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】第1の実施形態でのパワーコントロール動作の
説明図である。
【図3】第2の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】第2の実施形態でのパワーコントロール動作の
説明図である。
【図5】他の実施形態でのパワーコントロール動作の説
明図である。
【符号の説明】
1−1…移動端末収容基地局、1−2〜1−n…隣接基
地局、2…移動端末、3…統括局、4…位置管理局、1
1…アンテナ、12…送受信部、13…受信レベル検出
部、14…パワーコントロールビット選択部、15…パ
ワーコントロールビット生成部、16…パワーコントロ
ールビットパターン出力部、17…バースト発生部、2
1…アンテナ、22…送受信部、23…パワーコントロ
ールビット受信部、24…パワー制御部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基地局と、少なくとも1個の移動
    端末とから構成され、上記移動端末からの電波を捕捉し
    た複数の基地局での受信情報から、上記移動端末の位置
    特定を行う機能を有する移動体通信システムにおいて、 間欠的に生じる上記移動端末の位置特定タイミングにお
    ける所定期間だけ、上記移動端末からの送信パワーを、
    通常期間より大きくさせる送信パワーバースト増大手段
    を、上記移動端末の収容基地局及び又は上記移動端末に
    設けたことを特徴とする移動体通信システム。
  2. 【請求項2】 上記移動端末の収容基地局がパワーコン
    トロールビットを上記移動端末に送信して上記移動端末
    からの送信パワーを制御する請求項1の移動体通信シス
    テムにおいて、 上記送信パワーバースト増大手段は、上記移動端末の収
    容基地局に設けられたものであって、所定パターンで変
    化するパワーコントロールビットを発生させて、間欠的
    に生じる上記移動端末の位置特定タイミングにおける所
    定期間だけ、上記移動端末からの送信パワーを通常期間
    より大きくさせることを特徴とする移動体通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 上記移動端末の収容基地局がパワーコン
    トロールビットを上記移動端末に送信して上記移動端末
    からの送信パワーを制御する請求項1の移動体通信シス
    テムにおいて、 上記送信パワーバースト増大手段は、上記移動端末の収
    容基地局に設けられたものであって、パワーコントロー
    ルビットの発生時の基準となるターゲット受信レベル
    を、間欠的に生じる上記移動端末の位置特定タイミング
    における所定期間だけ大きく設定して、その所定期間で
    の上記移動端末からの送信パワーを通常期間より大きく
    させることを特徴とする移動体通信システム。
  4. 【請求項4】 位置特定対象の上記移動端末からの電波
    を受信した基地局の数に応じて、上記送信パワーバース
    ト増大手段は、間欠的に生じる上記移動端末の位置特定
    タイミングにおける所定期間での上記移動端末からの送
    信パワーを変化させることを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかに記載の移動体通信システム。
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