JPH11311084A - 炭化水素生産プラントの運転方法 - Google Patents

炭化水素生産プラントの運転方法

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JPH11311084A
JPH11311084A JP11079021A JP7902199A JPH11311084A JP H11311084 A JPH11311084 A JP H11311084A JP 11079021 A JP11079021 A JP 11079021A JP 7902199 A JP7902199 A JP 7902199A JP H11311084 A JPH11311084 A JP H11311084A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 数個の坑井と、生産した炭化水素を採収する
ためのシステムと、生産した炭化水素を処理するための
下流ユニットを含むプラントによる、油とガスの形態の
炭化水素の生産に関し、上記システム及びユニットでの
撹乱に伴う生産停止を回避し、生産を完全な安全性で最
適レベルに維持する方法を提案する。 【解決手段】 本発明によると、前記システム及び下流
ユニットはそれらの運転を表す物理量を測定するための
センサーをもち、各坑井は修正可能な制御パラメーター
と制御下の単一坑井の運転状態を表すデータを使用する
個別手順に従って制御され、坑井の各々を制御するため
の個別手順により使用される制御パラメーターは、測定
される物理量の少なくとも1個の値と全坑井の運転状態
を表すデータに応じて自動的に修正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は数個の坑井と、坑井
を駆動するための加圧ガスシステムと、生産した炭化水
素を採収するためのシステムと、生産した炭化水素を処
理するための下流ユニットを含み、油とガスの形態で炭
化水素を生産するためのプラントの運転方法に関する。
【0002】本発明は陸地又は海洋炭化水素鉱床の採掘
に適用される。
【0003】
【従来技術】一般に坑井からの生産方式としては、流動
方式、ガス注入を使用する駆動方式及び液内ポンプ装置
を使用する駆動方式の3種類がある。
【0004】生産方式に関係なく、全油井は炭化水素貯
留層の近傍に配置された油井の底を油井の頂部に配置さ
れた坑口装置に接続する掘削ストリングを含む。
【0005】掘削ストリングはケーシングと共に油井の
壁を形成し、環状スペースを規定する。
【0006】油井の頂部で掘削ストリングは、炭化水素
生産流速を測定するためのセンサーと炭化水素生産流速
を制御することが可能な油出力チョークを備えるライン
に接続されている。
【0007】このような坑井を流動方式生産で運転する
方法としては、この坑井により生産される炭化水素の流
速を設定値に合わせるか、又は油出力チョークの位置を
開放設定に合わせる方法が知られている。
【0008】加圧ガスシステムを使用するガス注入駆動
方式で生産する油井は更に、その下端部に配置された環
状分離シールと、掘削ストリングに沿って至適間隔で配
置されたガス注入弁と、環状スペースに配置され、注入
ガスの流速を制御するためのチョークを備えるガス注入
ラインを含む。
【0009】注入ガスの効果は、掘削ストリングを流れ
る炭化水素を軽くし、坑口装置に向かって上昇し易くす
ることである。
【0010】ガス注入駆動方式で生産する坑井の運転方
法の1例は文献FR2672936に記載されている。
この方法は油出力チョークと注入ガス流速を制御するた
めのチョークとを同時に操作し、油出力チョークの上流
の炭化水素の圧力と温度、環状スペース内の圧力又は坑
井に注入されるガスの流速等のセンサーにより測定され
る物理量の値に応じて炭化水素生産流速を制御するもの
である。
【0011】液内ポンプ装置を使用する駆動方式で生産
する坑井は、他の2方式で生産する坑井と同様に、掘削
ストリングの頂部に接続された油出口を備えるラインに
加え、環状スペースの頂部に接続され、ガス通気チョー
クを備える別のラインを含む。前記チョークは通気ガス
の流速を制御でき、即ち坑井の底部の熱力学的条件下で
過剰の遊離ガスを坑井から抽出できる。
【0012】このような坑井は更に、周波数可変電源に
より給電される電気モーターにより駆動される液内ポン
プを底部に含み、坑井の底部の炭化水素を掘削ストリン
グを通して坑口装置に向かって上昇させることができ
る。
【0013】液内ポンプ装置を使用する駆動方式で生産
する坑井の運転方法の1例は1998年2月13日付け
仏国特許出願第98/01782号に記載されている。
この方法は、油生産流速を制御するために、油出力チョ
ーク及びガス通気チョークの上流の圧力、電気モーター
に消費される電流及び坑井からの生産を表す物理量(例
えば坑井の底部の圧力、温度又は坑井からの油の出力流
速)に応じて、これら2種のチョークと電気モーターの
速度を同時に操作している。
【0014】これらの制御方法はいずれも制御する坑井
に固有の1個以上の物理量に依存して行われる。これら
の方法は他の坑井の運転状態や、全てのガス注入駆動坑
井に共通の駆動ガスシステムの挙動(例えばアベイラビ
リティーや超過消費の低下の結果として不十分なガスに
起因する挙動)や、同様に全坑井に共通の挙動として、
生産した炭化水素を採収するためのシステムの挙動や、
処理ユニットの下流の挙動については考慮していない。
【0015】ガス注入駆動方式で生産する坑井の運転に
使用する方法の別の例はダイナミックガス割り当て方法
として知られ、注入ガスシステム内の圧力に及ぼす撹乱
の効果を制限することができる。この方法はシステムで
利用可能な駆動ガスと各坑井のガス感度に応じて計算さ
れた駆動ガス流を各坑井に割り当てるものである。
【0016】このダイナミックガス割り当て方法には、
坑井の運転状態を考慮していないため、各状態に固有の
要件を考慮していない点と、割り当てたガス流の修正後
の状態を考慮していないため、新規の実際的要件を考慮
していない点との2つの欠点がある。
【0017】これらの欠点により、この方法は特に坑井
始動段階で無効になると思われる。
【0018】即ち、回路閉塞、可用注入ガス量の変化、
分離タンク内の液面の過度な上昇又は回路内の圧力上昇
等の撹乱が炭化水素採収システムに生じると、プラント
は安全モードに移行し、生産を停止する。
【0019】1個の坑井の運転異変は共通のプラントを
通じて他の坑井の一部又は全部に撹乱を引き起こし、そ
の結果、プラントの全面停止に至る。
【0020】特にプラントが安全モードに移行中又は再
始動中の段階でこのような異変が生じると、設備は非常
に大きな機械的、熱及び油圧応力を受け、損傷したり、
いずれの場合も寿命を縮める恐れがある。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、数個
の坑井と、生産した炭化水素を採収するためのシステム
と、生産した炭化水素を処理するための下流ユニットを
含み、油とガスの形態で炭化水素を生産するプラントの
運転方法として、全坑井の運転状態と、プラントの各要
素の運転を表す物理量の変化を考慮した方法を提案する
ことにより、特に上記欠点を解決することである。
【0022】本発明の方法によると、ガス注入駆動坑井
を駆動するためのガスシステムを更に含む炭化水素生産
プラントも運転できる。
【0023】本発明の方法は、始動後の運転に関して坑
井の始動と停止の両者に同等に良好に適用可能である。
【0024】本発明によると、駆動ガスシステム、生産
した炭化水素の採収システム及び下流処理ユニットでの
撹乱に伴う生産停止を回避し、生産を完全な安全性でそ
の至適レベルに維持することができる。
【0025】
【課題を解決するための手段】このために、本発明は数
個の坑井と、生産した炭化水素を採収するためのシステ
ムと、生産した炭化水素を処理するための下流ユニット
を含み、油とガスの形態で炭化水素を生産するためのプ
ラントの運転方法を提案し、前記システムと前記下流ユ
ニットはそれらの運転を表す物理量を測定するためのセ
ンサーをもち、各坑井は修正可能な制御パラメーターと
制御下の単一坑井の運転状態を表すデータを使用する個
別手順に従って制御され、該方法は、測定される物理量
の少なくとも1個と全坑井の運転状態を表すデータに応
じて、坑井の各々を制御するための個別手順により使用
される制御パラメーターを自動修正することを特徴とす
る。
【0026】本発明の別の特徴によると、坑井の少なく
とも1個はガス注入により駆動され、プラントは更に前
記坑井を駆動するための加圧ガスシステムをもち、該シ
ステムはその運転状態を表す物理量を測定するためのセ
ンサーを備えており、本方法は、前記物理量の値を所定
の非常に高い閾値と比較し、前記値が前記閾値よりも大
きい場合には、少なくとも1個のガス注入駆動坑井を制
御するための個別手順の少なくとも1個のパラメーター
を修正し、駆動ガスシステムで測定される圧力を所定の
非常に高い閾値よりも小さい値に戻すように駆動ガス消
費を増加するための少なくとも1個の操作を開始するこ
とからなる。
【0027】本発明の別の特徴によると、測定される物
理量はガス注入駆動坑井を駆動するためのガスシステム
内の圧力である。
【0028】本発明の別の特徴によると、駆動ガスの消
費を増加するための操作は、停止している少なくとも1
個のガス注入駆動坑井を始動することからなる。
【0029】本発明の別の特徴によると、駆動ガスの消
費を増加するための操作は、現在生産中の少なくとも1
個のガス注入駆動坑井に注入されるガスの流速を増加す
ることからなる。
【0030】本発明の別の特徴によると、ガス注入駆動
坑井を駆動するためのガスの消費を増加するための操作
には、所定の運転優先順位が割り当てられており、駆動
ガスの消費を増加するために開始される操作は坑井の各
々の所定運転状態で割り当てられる最高優先順位の操作
である。
【0031】本発明の別の特徴によると、坑井の少なく
とも1個はガス注入により駆動され、プラントは更に前
記坑井を駆動するための加圧ガスシステムをもち、該シ
ステムはその運転状態を表す物理量を測定するためのセ
ンサーを備えており、本方法は、前記物理量の値を所定
の高い閾値と比較し、前記値が前記閾値よりも小さい場
合には、少なくとも1個のガス注入駆動坑井を制御する
ための個別手順の少なくとも1個のパラメーターを修正
し、駆動ガスシステムで測定される圧力を所定の高い閾
値よりも大きい値に戻すように駆動ガス消費を低減する
ための少なくとも1個の操作を開始することからなる。
【0032】本発明の別の特徴によると、測定される物
理量はガス注入駆動坑井を駆動するためのガスシステム
内の圧力である。
【0033】本発明の別の特徴によると、駆動ガスの消
費を低減するための操作は、現在生産中の少なくとも1
個のガス注入駆動坑井を停止することからなる。
【0034】本発明の別の特徴によると、駆動ガスの消
費を低減するための操作は、現在生産中の少なくとも1
個のガス注入駆動坑井に注入されるガスの流速を低減す
ることからなる。
【0035】本発明の別の特徴によると、ガス注入駆動
坑井を駆動するためのガスの消費を低減するための操作
には、所定の運転優先順位が割り当てられており、駆動
ガスの消費を低減するために開始される操作は坑井の各
々の所定運転状態で割り当てられる最高優先順位の操作
である。
【0036】本発明の別の特徴によると、本発明は物理
量の測定値を所定の非常に高い閾値と比較し、前記物理
量の値が前記閾値よりも大きい場合には、少なくとも1
個の坑井を制御するための個別手順の少なくとも1個の
パラメーターを修正し、物理量の測定値を所定の非常に
高い閾値よりも小さい値に戻すように炭化水素の生産を
低減するための少なくとも1個の操作を開始することか
らなる。
【0037】本発明の別の特徴によると、炭化水素の生
産を低減するための操作は、現在生産中の1個の坑井を
停止することからなる。
【0038】本発明の別の特徴によると、炭化水素の生
産を低減するための操作は、現在生産中の1個の坑井の
生産を低減することからなる。
【0039】本発明の別の特徴によると、炭化水素の生
産を低減するための操作には、所定の運転優先順位が割
り当てられており、炭化水素の生産を低減するために開
始される操作は坑井の各々の所定運転状態で割り当てら
れる最高優先順位の操作である。
【0040】本発明の別の特徴によると、本発明は物理
量の測定値を所定の高い閾値と比較し、前記物理量の値
が前記閾値よりも小さい場合には、少なくとも1個の坑
井を制御するための個別手順の少なくとも1個のパラメ
ーターを修正し、物理量の測定値を所定の高い閾値より
も大きい値に戻すように炭化水素の生産を増加するため
の少なくとも1個の操作を開始することからなる。
【0041】本発明の別の特徴によると、炭化水素の生
産を増加するための操作は、現在生産中の坑井からの炭
化水素の生産を増加することからなる。
【0042】本発明の別の特徴によると、炭化水素の生
産を増加するための操作は、停止している坑井を始動す
ることからなる。
【0043】本発明の別の特徴によると、炭化水素の生
産を増加するための操作には、所定の運転優先順位が割
り当てられており、炭化水素の生産を増加するために開
始される操作は坑井の各々の所定運転状態で割り当てら
れる最高優先順位の操作である。
【0044】
【発明の実施の形態】一般に、本発明の方法は数個の坑
井と、加圧駆動ガスシステムと、生産した炭化水素を採
収するためのシステムと、生産した炭化水素を処理する
ための下流ユニットを含み、油とガスの形態で炭化水素
を生産するためのプラントを運転するために使用され
る。
【0045】図1は例として与える炭化水素生産プラン
トの主要素を示し、以下の要素を含む。−流動坑井1、
即ち炭化水素の自然圧が油出力ライン3を接続した掘削
ストリング2を通して坑井の底部から坑口装置まで炭化
水素を上昇させるために十分である貯留層から生産する
ための坑井であって、前記ライン3は炭化水素の出力を
制御することが可能なチョーク4と、前記流速を測定す
るためのセンサー52を備える。−ガス注入駆動方式で
生産する坑井5は、油出力チョーク11を備えるライン
9がその頂部から延びている掘削ストリング7と、掘削
ストリング7に沿って至適間隔で配置されたガス注入弁
13と、掘削ストリング7により規定される環状スペー
ス17にガスを注入するための管15と、坑井の壁を形
成するケーシング19を含み、前記管15は注入ガスの
流速を制御するためのチョーク21と、その下端部に配
置された環状分離シール23と、注入ガスの流速を制御
するためのチョーク21の上流に配置されたセンサー4
7を備える。−ガス注入駆動方式で生産する坑井6は、
油出力チョーク12を備えるライン10がその頂部から
延びている掘削ストリング8と、掘削ストリング8に沿
って至適間隔で配置されたガス注入弁14と、掘削スト
リング7により規定される環状スペース18にガスを注
入するための管16と、坑井の壁を形成するケーシング
20を含み、前記管は注入ガスの流速を制御するための
チョーク22と、その下端部に配置された環状分離シー
ル24と、注入ガスの流速を測定するためのセンサー4
8を備え、前記センサーは注入ガスの流速を制御するた
めのチョーク22の上流に配置されている。−液内ポン
プ装置を使用する駆動方式で生産する坑井25は、油出
力チョーク28を備えるライン27がその頂部から延び
ている掘削ストリング26と、環状スペース30の頂部
に接続されており、ガス通気チョーク31を備えるライ
ン29と、底部に配置されており、周波数可変電源34
により給電される電気モーター33により駆動され、坑
井の底部の炭化水素を掘削ストリング26を通して坑口
装置まで引き上げる液内ポンプ32と、油出力チョーク
28の上流の圧力を測定するためセンサー46と、チョ
ーク31の上流の圧力を測定するためのセンサー51を
備える。−加圧ガスシステム35は、ガス注入駆動坑井
5及び6の環状スペース17及び18に接続されたライ
ン15及び16に供給し、このシステム内の圧力はセン
サー36により測定される。−生産した炭化水素を採収
するためのシステム37には、各坑井の炭化水素出力ラ
イン3、9、10及び27が接続されている。−炭化水
素採収システム37を通って供給される生産した炭化水
素を処理するための下流ユニット38は、生産した炭化
水素を油とガスに分離するためのタンク39を含み、タ
ンク内の油面はセンサー40により測定され、圧力はセ
ンサー49により測定され、分離された油は炭化水素と
同時に坑井の底部から引き上げられた水を含む。炭化水
素から分離されたガスは、ガスを圧縮してガスシステム
35に注入するコンプレッサー42の吸気側に配置され
たタンク41と、生産したガスを排出するためのライン
43に供給される。セパレータータンク39の底部の油
はポンプにより排出され、生産した油を排出するための
ライン45に送られる。
【0046】装置は更に、図1には示さないが、プラン
トを安全モードに移行するための手段を含む。
【0047】図2は本発明の方法を実施するための装置
を示し、以下の要素を含む。−流動方式で生産する坑井
1を制御するためのコントローラー60は、センサー5
2により送信される信号を受信し、油出力チョーク4を
操作する。この坑井1を個別に制御するための手順は、
停止/待機状態から出発し、この坑井の最低生産モード
に対応する所定の油生産流速を得るようにチョーク4を
徐々に開く始動シーケンスを含む。始動段階後、生産モ
ードに転換するために、この坑井25の個別制御手順
は、油出力チョーク4を操作することにより、センサー
52により測定される炭化水素生産流速を制御パラメー
ターの形態でコントローラー60に記憶された設定値に
合わせる。−液内ポンプ装置により駆動される坑井25
を制御するためのコントローラー61は、油出力チョー
ク28とガス通気チョーク31の上流の圧力センサー4
6及び51により発生される信号と、周波数可変電源3
4により発生される電流の周波数を表す信号を受信し、
油出力チョーク28及びガス通気チョーク31と、周波
数可変電源34の周波数を操作する。この坑井25を個
別に制御するための手順は、停止/待機状態から出発
し、可変電源34の周波数を操作することによりモータ
ー33の速度を漸増すると共に、修正可能な制御パラメ
ーターの形態でコントローラー61に記憶された所定の
油生産流速に対応する最低生産モードに坑井を移行する
ようにチョーク28及び31を操作する始動シーケンス
を含む。始動段階後、この坑井25の個別制御手順は生
産モードに入るために、 ・制御パラメーターの形態でコントローラー61に記憶
された目的値までモーター33の速度を増加し、 ・モーター33の速度の目的値に応じて計算された値ま
で油出力チョーク28を開き、 ・ガス通気チョーク31を操作し、前記チョークの上流
の圧力をモーター33の速度の目的値に応じて計算され
た値に維持する。 −ガス注入により駆動される坑井5を制御するためのコ
ントローラー62は、注入ガス流速センサー47により
発生される信号を受信し、油出力チョーク11とガス注
入チョーク21を操作する。この坑井5を個別に制御す
るための手順は、停止/待機状態から出発し、所定のシ
ーケンスで油出力チョーク11とガス注入チョーク21
を操作し、最低生産モードに入る。この最低生産モード
から出発し、この坑井5を個別に制御するための手順
は、生産モードに転換するために、油出力チョーク11
の位置を所定値に合わせ、ガス注入チョーク21を操作
し、注入ガス流速を制御パラメーターの形態でコントロ
ーラー62に記憶された設定値に合わせる。 −ガス注入により駆動される坑井6を制御するためのコ
ントローラー63は、油出力流速センサー48により発
生される信号を受信し、油出力チョーク12とガス注入
チョーク22を操作する。この坑井6を個別に制御する
ための手順は、停止/待機状態から出発し、所定シーケ
ンスで油出力チョーク12とガス注入チョ ーク22を操作し、最低生産モードに入る。この最低生
産速度から出発し、この坑井6を個別に制御するための
手順は、油出力チョーク12の位置を所定値に合わせ、
ガス注入チョーク22を操作し、注入ガス流速を制御パ
ラメーターの形態でコントローラー63に記憶された設
定値に合わせる。 −坑井1、5、6及び25の各々を制御するためのコン
トローラー60、61、62及び63に接続された管理
コントローラー64は、 ・注入ガスシステム35に配置された圧力センサー36
と、 ・炭化水素を油とガスに分離するためのタンク39内の
液面を測定するためのセンサー40と、 ・炭化水素を油とガスに分離するためのタンク39内の
圧力を測定するためのセンサー49と、 ・生産した油を排出するためのライン45に配置された
圧力センサー53により発生される信号を受信する。
【0048】各コントローラー60、61及び62は、 −各坑井を個別に制御するための手順に対応するプログ
ラム、 −各坑井を個別に制御するためのパラメーター、例えば
任意型の坑井の油流速の設定値、ガス注入駆動坑井の注
入ガス流速の設定値、ポンプ駆動坑井の通気ガス流速の
設定値、 −各コントローラーが制御する各坑井の運転状態を表す
データ、例えば、 ・運転中止、 ・停止/待機、 ・始動モード、 ・最低生産モード、 ・生産モード、 −各坑井を個別に制御するためのパラメーターとして、
例えば状態変化コマンド等の個別制御手順により解釈さ
れる値のパラメーターを含むメモリを備える。
【0049】管理コントローラー64は炭化水素生産プ
ラントの運転方法を実施するためのプログラムを含むメ
モリーを備える。
【0050】各坑井を個別に制御するためのコントロー
ラー60、61、62及び63と管理コントローラー6
4は双方向通信手段(図示せず)を備え、コントローラ
ー64は電気リンク65、66、67及び68を介して −各坑井の運転状態を認識し、 −各坑井を制御するための手順により使用される制御パ
ラメーターの値を認識し、 −制御パラメーターの値を修正することができる。
【0051】コントローラー61〜64はプラントを安
全モードに移行するためのシステムにも接続されてお
り、従って、プラントの要素が安全モードに移行したこ
とを伝達され、これらの要素、特に坑井が運転中止して
いることを伝達される。
【0052】本発明の方法の第1の実施態様によると、
管理コントローラー64はセンサー36により測定され
る注入ガスシステム35内の圧力を所定の高い閾値と比
較する。
【0053】この圧力がこの閾値よりも低い場合には、
コントローラー64は作動しない。
【0054】この圧力がこの閾値よりも高い場合には、
管理コントローラー64はガス注入駆動坑井5及び6を
制御するためのコントローラー62及び63に制御パラ
メーター修正の形態のコマンドを発生し、注入ガスの流
速を増加し、従って、ガス注入システム35内の圧力を
下げる。
【0055】このために、管理コントローラー64は双
方向通信手段によりコントローラー62のメモリーから
坑井5の運転状態を読み取る。この状態から坑井5が生
産モードであると判断される場合、即ち坑井5を個別に
制御するための手順により制御される流速で炭化水素を
生産していると判断される場合には、注入ガスの流速を
増すために、管理コントローラー64は制御パラメータ
ーの形態でコントローラー62に記憶されたガス流速設
定値を増加する。
【0056】管理コントローラー64は駆動ガスシステ
ム35内の圧力が再び高い閾値よりも低くなるまでこの
動作を繰り返す。実験により予め決定した時間後に圧力
が高い閾値よりもまだ高い場合には、管理コントローラ
ー64は一連の同様の動作を実行し、ガス注入駆動坑井
6の生産を増加する。
【0057】ガス注入駆動坑井5及び6のどちらかが生
産モードでない場合、即ち停止/待機状態にある場合に
は、注入ガスの流速を増すために、管理コントローラー
64はこの坑井が運転中止しているかどうかをチェック
し、この坑井を制御するコントローラーに記憶された対
応する状態パラメーターを修正することにより始動コマ
ンドを送る。
【0058】坑井の各々により生産される炭化水素の流
速を増すために、設定値を増加するか又は停止している
坑井を始動することにより開始される油出力チョーク及
びガス通気チョークの操作は、各坑井5及び6を個別に
制御するための手順に従って各コントローラー62及び
63により実施される。
【0059】このため、システム内の圧力の過度の上昇
が避けられ、プラントの部分的安全モード移行や、生産
低減が避けられる。同時に、ガス修正駆動坑井による炭
化水素の生産は最大になる。
【0060】本発明の第2の実施態様によると、生産を
増加するのための操作即ち坑井を始動し、生産モードで
運転するための操作と、生産を低減するのための操作即
ち坑井を最低生産モードに移行し、停止するための操作
とに優先順位を割り当てる。これらの優先順位割り当て
は、以下のテーブルT1及びT2のようなテーブルの形
態で管理コントローラー64に記憶されている。
【0061】
【表1】
【0062】
【表2】 テーブルT1及びT2中、最高優先順位の操作は最小値
の操作であり、従ってランクiの操作はランクi+j
(j>1)の操作よりも優先順位が高く、優先ランク0
はこの坑井種に対応する状態が存在しないことを意味す
る。
【0063】坑井種の欄において、Fは坑井が流動型で
あることを意味し、GAはガス注入駆動型であることを
意味し、PAはポンプ駆動型であることを意味する。
【0064】管理コントローラー64は更に、坑井の種
々の初期及び最終状態間の可能な遷移のテーブルをその
メモリーに含み、これらのテーブルは下記構造をもつ。
【0065】
【表3】
【0066】
【表4】 プラントを公知始動手順に従って始動すると、坑井の状
態は次のようになる。
【0067】
【表5】 本発明の第2の実施態様によると、管理コントローラー
64はセンサー53により測定されるライン45内の圧
力の値を高い閾値P1及び非常に高い閾値P2と常時比
較し、P1及びP2はプラントの特性に応じて予め決定
される。
【0068】ライン45内の圧力の値がP1とP2の間
にある場合には、コントローラー64は作動しない。
【0069】ライン45内の圧力の値が閾値P1よりも
低い場合には、管理コントローラー64は炭化水素生産
を増加するための最高優先順位の操作をテーブルT1か
ら検索する。本例では、ランク1の操作は既に実施され
ているので、最高優先順位の操作は坑井番号1の生産モ
ード移行に対応するランク2の操作である。テーブル4
によると、この状態は最低生産モード状態からしか達成
できない。コントローラー60との通信手段を介して管
理コントローラー64は坑井番号1の状態が最低生産モ
ードにあるかどうかをチェックし、本例(テーブルT
5)のようにそうであるならば、通信手段を介して坑井
1を「生産モード」状態に転換するためのコマンドと適
用する油流速設定値をコントローラー60に送る。
【0070】このコマンドは坑井1を個別に制御するた
めの手順により解釈され、コントローラー64により送
信される値を油流速設定値に送り、坑井1の状態を表す
データを更新する。
【0071】坑井の状態は次のようになる。
【0072】
【表6】 実験により決定した時間遅延の経過後、必要な操作を実
施できるように管理コントローラー64は再びライン4
5内の圧力の値を閾値P1及びP2と比較する。ライン
45内の圧力の値が閾値P1よりも低い場合には、管理
コントローラー64は炭化水素生産を増加するための最
高優先順位の操作をテーブルT1から検索する。本例で
は、ランク1及び2の操作は既に実施されているので、
最高優先順位の操作は「運転中止」の運転状態にある坑
井番号4の始動に対応するランク3の操作である。
【0073】従って、坑井番号4は始動することができ
ず、ランク3の操作は実施することができない。
【0074】管理コントローラー64は炭化水素生産を
増加するための最高優先順位の操作をテーブルT1から
検索し、坑井番号2の始動に対応するランク4の操作を
見いだす。この坑井はガス注入駆動型であるので、コン
トローラー64は更に、センサー36により測定される
圧力が本発明の要素の特性に応じて設定した注入ガスシ
ステム35の公称運転値よりも高いか否かをチェックす
ることにより、このシステム35内のガスのアベイラビ
リティーをチェックする。
【0075】本例のように、管理コントローラー64は
この坑井を始動モードに転換するためのコマンドをコン
トローラー62に送る。
【0076】このコマンドは坑井2を個別に制御するた
めの手順により解釈され、この坑井の始動シーケンスを
開始する。
【0077】坑井の運転状態は次のようになる。
【0078】
【表7】 ガスアベイラビリティー条件を満足していなかったなら
ば、コントローラー64は坑井の運転状態に基づき、生
産を増加するための可能な最高優先順位の操作を検索す
ると考えられる。
【0079】次に、坑井4が運転状態に入っており、
「停止/待機」状態にある場合について説明する。
【0080】坑井の運転状態は以下の通りである。
【0081】
【表8】 管理コントローラー64はライン45内の圧力の値を閾
値P1及びP2と比較する。ライン45内の圧力の値が
閾値P1よりも低い場合には、管理コントローラー64
は炭化水素生産を増加するための最高優先順位の操作を
テーブルT1から検索し、坑井番号4の始動モード転換
に対応するランク3の操作を見いだす。管理コントロー
ラー64は通信手段を介して坑井4を個別に制御するた
めのローカルコントローラー61に坑井4を始動状態に
転換するためのコマンドを送る。このコマンドは坑井4
を個別に制御するための手順により解釈され、始動シー
ケンスを開始する。
【0082】従って、坑井の運転状態は次のようにな
る。
【0083】
【表9】 ライン45内の圧力の値が閾値P2よりも高くなると、
管理コントローラー64は炭化水素生産を低減するため
の最高優先順位の操作をテーブルT2から検索する。本
例では、最高優先順位の操作は坑井番号3の部分的停止
に対応するランク1の操作であるが、この坑井は停止/
待機状態にあるため、この操作は実施することができな
い。管理コントローラー64は次善優先操作を検索し、
坑井番号2の部分的停止に対応するランク2の操作を見
いだす。坑井番号2は始動状態にあるので、この操作は
実施することができない。管理コントローラー64は次
善優先操作を検索し、坑井番号1の部分的停止に対応す
るランク3の操作を見いだす。管理コントローラー64
は通信手段を介して坑井1を個別に制御するためのコン
トローラー60に坑井1を最低生産モードに対応する状
態に転換するためのコマンドを送る。このコマンドは坑
井1を個別に制御するための手順により解釈され、従っ
て、この坑井を操作する。
【0084】次に、坑井の運転状態は次のようになる。
【0085】
【表10】 前段に記載したと同一手順に従い、管理コントローラー
64はセンサー49により測定されるセパレータータン
ク39内の圧力を高い閾値P3と非常に高い閾値P4の
2個の閾値にそれぞれ比較する。この圧力が閾値P4よ
りも高い場合には、坑井の運転状態を考慮してこれらの
操作に割り当てられる優先順位に応じて油生産を低減す
るための操作を開始する。この圧力が閾値P3よりも低
い場合には、コントローラー64は坑井の運転状態を考
慮してこれらの操作に割り当てられる優先順位に応じて
油生産を増加するための操作を開始する。
【0086】上記手順に従い、管理コントローラー64
はセンサー40により測定されるセパレータータンク3
9内の液面を高い閾値P5と非常に高い閾値P6の2個
の閾値にそれぞれ比較する。この圧力が閾値P6よりも
高い場合には、坑井の運転状態を考慮してこれらの操作
に割り当てられる優先順位に応じて油生産を低減するた
めの操作を開始する。この圧力が閾値P5よりも低い場
合には、コントローラー64は坑井の運転状態を考慮し
てこれらの操作に割り当てられる優先順位に応じて油生
産を増加するための操作を開始する。
【0087】このように、本発明によると、ライン45
の下流の閉塞や上流の過剰油生産等の運転異常が発生す
るとライン45内の圧力が上昇し、生産を低減するため
の一連の操作が自動的に作動し、ライン45内の圧力を
閾値P2の値よりも迅速に低下させ、従って、一般にプ
ラントの運転停止に至る安全モード移行閾値に達しない
ようにすることができる。生産を低減させるための操作
は優先順位により分類され、坑井の運転状態を考慮して
実施されるため、最適に管理される。
【0088】更に、本発明によると、セパレータータン
クの完全な安全性の運転制約を満たしながら、管45内
の圧力値を閾値P1及びP2の間にすることにより油生
産をその最大値に維持する。
【0089】本発明は4個の坑井と、注入ガスシステム
と、生産した炭化水素を採収するためのシステムと、下
流処理ユニットを含む上記のようなプラントの運転に制
限されない。本発明は数十個の坑井と、数個の注入シス
テムと、数個の炭化水素採収システムと、数個の下流処
理ユニットを含むプラントの運転にも適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】例として与える炭化水素生産プラントの主要素
を示す。
【図2】本発明の方法を実施するための装置を示す。
【符号の説明】
1 流動坑井 2、7、8、26 掘削ストリング 3、9、10、27 油出力ライン 4、11、12、28 油出力チョーク 5、6 ガス注入駆動坑井 13、14 ガス注入弁 15、16 ガス注入管 17、18 環状スペース 19、20 ケーシング 21、22 ガス注入チョーク 23、24 環状分離シール 25 液内ポンプ駆動坑井 29 ガスライン 31 ガス通気チョーク 32 液内ポンプ 33 モーター 34 周波数可変電源 35 注入ガスシステム 36、49、51 圧力センター 37 炭化水素採収システム 38 下流ユニット 39 セパレータタンク 40 油面センサー 41 タンク 42 コンプレッサー 43 ガス排出ライン 45 油排出ライン 46、52、53 センサー 47、48 注入ガス流速センサー 60、61、62、63 コントローラー 64 管理コントローラー 65、66、67、68 電気リンク

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数個の坑井と、生産した炭化水素を採収
    するためのシステムと、生産した炭化水素を処理するた
    めの下流ユニットを含み、油とガスの形態で炭化水素を
    生産するためのプラントの運転方法であって、前記シス
    テムと前記下流ユニットがそれらの運転を表す物理量を
    測定するためのセンサーをもち、各坑井が修正可能な制
    御パラメーターと制御下の単一坑井の運転状態を表すデ
    ータを使用する個別手順に従って制御される方法であっ
    て、測定される物理量の少なくとも1個と全坑井の運転
    状態を表すデータに応じて、坑井の各々を制御するため
    の個別手順により使用される制御パラメーターを自動修
    正することを特徴とする前記方法。
  2. 【請求項2】 坑井の少なくとも1個がガス注入により
    駆動され、プラントが更に前記坑井を駆動するための加
    圧ガスシステムをもち、該システムがその運転状態を表
    す物理量を測定するためのセンサーを備えており、前記
    物理量の値を所定の非常に高い閾値と比較し、前記値が
    前記閾値よりも大きい場合には、少なくとも1個のガス
    注入駆動坑井を制御するための個別手順の少なくとも1
    個のパラメーターを修正し、駆動ガスシステムで測定さ
    れる圧力を所定の非常に高い閾値よりも小さい値に戻す
    ように駆動ガス消費を増加するための少なくとも1個の
    操作を開始することを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 測定される物理量がガス注入駆動坑井を
    駆動するためのガスシステム内の圧力であることを特徴
    とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 駆動ガスの消費を増加するための操作
    が、停止している少なくとも1個のガス注入駆動坑井を
    始動することからなることを特徴とする請求項2又は3
    に記載の方法。
  5. 【請求項5】 駆動ガスの消費を増加するための操作
    が、現在生産中の少なくとも1個のガス注入駆動坑井に
    注入されるガスの流速を増加することからなることを特
    徴とする請求項2又は3に記載の方法。
  6. 【請求項6】 ガス注入駆動坑井を駆動するためのガス
    の消費を増加するための操作に、所定の運転優先順位が
    割り当てられており、駆動ガスの消費を増加するために
    開始される操作が坑井の各々の所定運転状態で割り当て
    られる最高優先順位の操作であることを特徴とする請求
    項2から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 坑井の少なくとも1個がガス注入により
    駆動され、プラントが更に前記坑井を駆動するための加
    圧ガスシステムをもち、該システムがその運転状態を表
    す物理量を測定するためのセンサーを備えており、前記
    物理量の値を所定の高い閾値と比較し、前記値が前記閾
    値よりも小さい場合には、少なくとも1個のガス注入駆
    動坑井を制御するための個別手順の少なくとも1個のパ
    ラメーターを修正し、駆動ガスシステムで測定される圧
    力を所定の高い閾値よりも大きい値に戻すように駆動ガ
    ス消費を低減するための少なくとも1個の操作を開始す
    ることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 測定される物理量がガス注入駆動坑井を
    駆動するためのガスシステム内の圧力であることを特徴
    とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 駆動ガスの消費を低減するための操作
    が、現在生産中の少なくとも1個のガス注入駆動坑井を
    停止することからなることを特徴とする請求項7又は8
    に記載の方法。
  10. 【請求項10】 駆動ガスの消費を低減するための操作
    が、現在生産中の少なくとも1個のガス注入駆動坑井に
    注入されるガスの流速を低減することからなることを特
    徴とする請求項7又は8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 ガス注入駆動坑井を駆動するためのガ
    スの消費を低減するための操作に、所定の運転優先順位
    が割り当てられており、駆動ガスの消費を低減するため
    に開始される操作が坑井の各々の所定運転状態で割り当
    てられる最高優先順位の操作であることを特徴とする請
    求項7から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 物理量の測定値を所定の非常に高い閾
    値と比較し、前記物理量の値が前記閾値よりも大きい場
    合には、少なくとも1個の坑井を制御するための個別手
    順の少なくとも1個のパラメーターを修正し、物理量の
    測定値を所定の非常に高い閾値よりも小さい値に戻すよ
    うに炭化水素の生産を低減するための少なくとも1個の
    操作を開始することを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 炭化水素の生産を低減するための操作
    が、現在生産中の少なくとも1個の坑井を停止すること
    からなることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 炭化水素の生産を低減するための操作
    が、現在生産中の坑井の生産を低減することからなるこ
    とを特徴とする請求項12に記載の方法。
  15. 【請求項15】 炭化水素の生産を低減するための操作
    に、所定の運転優先順位が割り当てられており、炭化水
    素の生産を低減するために開始される操作が坑井の各々
    の所定運転状態で割り当てられる最高優先順位の操作で
    あることを特徴とする請求項12から14のいずれか一
    項に記載の方法。
  16. 【請求項16】 物理量の測定値を所定の高い閾値と比
    較し、前記物理量の値が前記閾値よりも小さい場合に
    は、少なくとも1個の坑井を制御するための個別手順の
    少なくとも1個のパラメーターを修正し、物理量の測定
    値を所定の高い閾値よりも大きい値に戻すように炭化水
    素の生産を増加するための少なくとも1個の操作を開始
    することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  17. 【請求項17】 炭化水素の生産を増加するための操作
    が、現在生産中の坑井からの炭化水素の生産を増加する
    ことからなることを特徴とする請求項16に記載の方
    法。
  18. 【請求項18】 炭化水素の生産を増加するための操作
    が、停止している坑井を始動することからなることを特
    徴とする請求項16に記載の方法。
  19. 【請求項19】 炭化水素の生産を増加するための操作
    に、所定の運転優先順位が割り当てられており、炭化水
    素の生産を増加するために開始される操作が坑井の各々
    の所定運転状態で割り当てられる最高優先順位の操作で
    あることを特徴とする請求項16から18のいずれか一
    項に記載の方法。
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