JPH11308153A - 周波数ホッピング方式 - Google Patents

周波数ホッピング方式

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JPH11308153A
JPH11308153A JP10115287A JP11528798A JPH11308153A JP H11308153 A JPH11308153 A JP H11308153A JP 10115287 A JP10115287 A JP 10115287A JP 11528798 A JP11528798 A JP 11528798A JP H11308153 A JPH11308153 A JP H11308153A
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frequency
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transmission
moving speed
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尚久 山内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の周波数ホッピング方式では、周波数ホ
ッピングを行いながら高速移動通信を行う移動局は、周
波数ホッピングを行いながら低速移動通信を行う移動局
と比較して、スローフェージングの影響を強く受けてい
るために、周波数ホッピングを行っても、周波数ダイバ
ーシチの効果が得られないという問題があった。 【解決手段】 移動局又は基地局が移動機の移動速度に
基づき、移動局及び基地局との間で周波数ホッピングを
行うか否かを判断し、移動局の移動速度が遅い場合には
周波数ホッピングを行い、移動局の移動速度が速い場合
には周波数ホッピングを行わず、高速移動する移動局に
対して、ハンドオフ時に必要とされる情報を軽減する周
波数ホッピング方式を提供する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周期的に周波数が
切り替えられる周波数ホッピングが行われる周波数ホッ
ピング方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術の説明をする。図12は従来の
周波数ホッピングのシステムを示す図である。図12に
おいて10は移動局である、20は基地局であり、移動
局10との間でデータが送受信される。30は基地局2
0によって形成される無線セルであり、基地局20と移
動局10との間でデータの送受信が行われる範囲を示
す。図は7セル繰り返しの構成を表しており、7つの周
波数群により全サービスエリアを覆えることを示してい
る。図12中の斜線の部分が繰り返しエリアであり、こ
の繰り返しの単位となるセル数を繰り返しセル数とい
う。
【0003】次に図12に示す従来の周波数ホッピング
のシステムについて説明する。図12において繰り返し
エリア内全ての移動局10及び各基地局20を管理する
集中制御局(図示せず)があらかじめ定めた周波数ホッ
ピング系列を基地局に指定し、その情報を受けた基地局
が移動局に対して周波数を指定し一定のホッピング周期
で周波数ホッピングを行うことによって、繰り返しエリ
ア内の全ての移動局に対して同一周波数干渉電力の分散
化を図る。
【0004】図13はあるセルに対して周波数f1、f
2、f3が与えられた場合に考えられるホッピング系列
c1、c2、c3、c4、c5、c6を表したものであ
る。例えば図12においてセルA内で周波数f1、f
2、f3が与えられ、セルB内でも周波数f1、f2、
f3を与えられたとする。セルA内では一定のホッピン
グ周期でホッピング系列c1、c2、c3にしたがって
移動局m1、m2、m3はそれぞれ周波数ホッピングを
行う。セルBではホッピング系列c4、c5、c6にし
たがって、移動局m4、m5、m6はそれぞれ周波数ホ
ッピングを行う。
【0005】図14にセルA内の移動局m1、m2、m
3が周波数ホッピングを行う様子を時間軸上に表す。移
動局m1はバーストB1、B2、B3を出力する時、そ
れぞれ周波数f1、f2、f3を使用し、移動局m2は
バーストB1、B2、B3を出力する時、それぞれ周波
数f2、f3、f1を使用し、移動局m3はバーストB
1、B2、B3を出力する時、それぞれ周波数f3、f
1、f2を使用する。なお、バーストB1、B2、B3
とは、音声等の原データを分割して、ヘッダ等を付加し
たものである。すなわちセルA内の移動局m1、m2、
m3が使用する周波数ホッピング系列c1、c2、c3
は同一時間において互いに同じ周波数が割り当てられる
ことはない。このことはセルB内で移動局m4、m5、
m6が使用する周波数ホッピング系列c4、c5、c6
についても同様である。これにより、セルA内の移動局
m1、m2、m3それぞれがセルB内の移動局m4、m
5、m6から影響を受ける同一周波数干渉電力は3バー
ストに一度となる。このように干渉の影響を強く受けて
いる移動局は周波数ダイバーシチ効果により所要希望波
対同一周波数干渉電力比を低減することができる。この
ように動作するシステムとしては文献「特開平5−11
0499 移動通信方式」または文献「特開平6−33
4630 スペクトル拡散通信方法」に示されている。
【0006】図15に従来の周波数ホッピングを行う移
動局10の構成図を示す。1はアンテナである。2は送
信部であり、アンテナ1に接続される。3は受信部であ
り、アンテナ1に接続される。4は送受信データ処理部
であり、送信部2及び受信部3に接続される。5はシン
セサイザ部であり、送信部2、受信部3及び送受信デー
タ処理部4に接続される。9は制御部であり、送受信デ
ータ処理部4及びシンセサイザ部5に接続される。また
4iは送信データであり、送受信データ処理部4に入力
される。4tは送信バーストデータであり、送受信デー
タ処理部4から出力され、送信部2に入力される。2t
は送信信号であり、送信部2から出力される。3rは受
信信号であり、受信部3に入力される。4rは受信バー
ストデータであり、受信部3から出力され、送受信デー
タ処理部4に入力される。4oは受信データであり、送
受信データ処理部4から出力される。5tは送信周波数
データであり、シンセサイザ部5から出力され、送信部
2に入力される。5rは受信周波数データであり、シン
セサイザ部5から出力され、受信部3に入力される。9
rは周波数ホッピング系列データであり、送受信データ
処理部4から出力され、制御部9に入力される。そし
て、この周波数ホッピング系列データ9rに基づき周波
数ホッピングを行うように、送受信データ処理部4は制
御部9に通知する。9tは周波数データである。
【0007】次に図15に示す従来の移動局の動作につ
いて説明する。図15において受信信号3rは基地局2
0からの下り信号であり、アンテナ1を介し受信部3に
入力される。受信信号3rが入力された受信部3は、こ
の受信信号3rを復調し、受信バーストデータ4rを出
力する。受信部3から出力された受信バーストデータ4
rは、送受信データ処理部4に入力される。受信バース
トデータ4rが入力された送受信データ処理部4は、こ
の受信バーストデータ4rを分解して受信データ4oを
出力する。さらに、送受信データ処理部4は、受信バー
ストデータ4rより周波数ホッピング系列データ9rを
抽出する。また、送受信データ処理部4は、タイミング
信号を出力する。また、送受信データ処理部4には、送
信データ4iが入力され、送信バーストデータ4tを生
成し出力する。送受信データ処理部4から出力された周
波数ホッピング系列データ9rは、制御部9に入力され
る。制御部9は、入力された周波数ホッピング系列デー
タ9rに基づき、ホッピングする周波数を決定する。そ
して、制御部9は、決定したホッピング周波数をシンセ
サイザ部5に周波数データ9tで通知する。制御部9か
ら出力された周波数データ9tが入力されたシンセサイ
ザ部5には、さらに送受信データ処理部4から出力され
たタイミング信号4gが入力され、ホッピングする周波
数及びそのホッピングを行うタイミングが決定される。
そして、シンセサイザ部5は、入力された周波数データ
9tに基づきこのシンセサイザ部5を備えた移動局10
が利用する周波数を切り替えるよう、送信周波数データ
5t若しくは受信周波数データ5rを、送信部2若しく
は受信部3へ出力する。なお、シンセサイザ部5が送信
部2に所定の周波数を通知する場合、シンセサイザ部5
は送信周波数データ5tを出力する。また、シンセサイ
ザ部5が受信部3に所定の周波数を通知する場合、シン
セサイザ部5は受信周波数データ5rを出力する。送受
信データ処理部4から出力された送信バーストデータ4
tは送信部2に入力される。送信バーストデータ4tが
入力された送信部2は、入力された送信バーストデータ
4tを送信周波数データ5tにより変調して送信信号2
tを出力する。送信部2から出力された送信信号2t
は、アンテナ1を介して基地局20へ出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の周
波数ホッピング方式では、周波数ホッピングを行いなが
ら高速移動通信を行う移動局は、周波数ホッピングを行
いながら低速移動通信を行う移動局と比較して、スロー
フェージングの影響を強く受けているために、周波数ホ
ッピングを行っても、周波数ダイバーシチの効果が得ら
れないという問題があった。また周波数ホッピングを行
う移動局が高速移動を行いながら、セル間を移動する場
合、ハンドオフ時に必要とされる処理が多くなるという
問題があった。また、移動局が1フレーム中に複数バー
ストを使用する場合、干渉等の影響を受ける時、1フレ
ーム中に単一バーストを使用する場合と比較して、通信
品質が劣化するという問題があった。また、移動局の受
信状況に関係なく、一つの周波数ホッピング系列を使用
し周波数ホッピングが行われるために、受信状況の悪い
ホッピング周波数を使用しているバーストが周波数ホッ
ピングの周期毎に存在するという問題があった。
【0009】本発明は、この問題に鑑みてなされたもの
であり、移動局と基地局との間での通信が行われる時、
移動局の移動速度に基づき周波数ホッピングを行い、高
速移動する移動局に対して、ハンドオフ時に必要とされ
る情報を軽減する周波数ホッピング方式を提供すること
を目的とする。また、本発明は、移動局が1フレーム中
に複数バーストを使用している場合と単一バーストを使
用している場合で周波数ホッピングの周期を変更し、優
れた通信品質の周波数ホッピング方式を提供することを
目的とする。また、本発明は、受信状況に基づいて周波
数ホッピングの周期をずらし、優れた通信品質の周波数
ホッピング方式を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わる周波
数ホッピング方式は、所定の周波数ホッピング系列に基
づき周波数ホッピングをしながら、基地局と移動局が通
信する周波数ホッピング方式において、移動局が、所定
の移動速度以上で通信する場合は、周波数ホッピングを
使用せず、所定の移動速度以下で通信する場合は、周波
数ホッピングを使用するものである。
【0011】また、第2の発明に係わる周波数ホッピン
グ方式は、所定の周波数ホッピング系列に基づき周波数
ホッピングをしながら、基地局と移動局が通信する周波
数ホッピング方式において、移動局が、1フレーム中に
単一のバーストを使用する場合は、フレーム単位で周波
数ホッピングを行い、移動局が1フレーム中に複数のバ
ーストを使用する場合は、バースト単位で周波数ホッピ
ングを行うものである。
【0012】また、第3の発明にかかる周波数ホッピン
グ方式は、移動局が1フレーム中に単一バーストを使用
する場合には、周波数ホッピング系列番号の小さい番号
を割り当て、移動局が1フレーム中に複数バーストを使
用する場合には、周波数ホッピング系列番号の大きい番
号を割り当てるものである。
【0013】また、第4の発明に係わる周波数ホッピン
グ方式は、所定の周波数ホッピング系列に基づき周波数
ホッピングをしながら、基地局と移動局が通信する周波
数ホッピング方式において、移動局は、上記基地局から
受信した周波数ホッピング系列の中の所定の周波数の受
信信号と共に受信した干渉波の受信電力が所定の電力レ
ベル以上である場合、周波数ホッピング系列の周期をず
らして、新たな周波数ホッピング系列として使用するも
のである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本発明による周波
数ホッピング方式の一実施の形態を、図1を用いて説明
する。この図1は実施の形態1の周波数ホッピング方式
を示す概念図である。図1において、図12に示す従来
例と同一又は相当の部分には、同一符号を付してその説
明を省略し、図12と相違する部分について説明した。
【0015】次に図1に示す周波数ホッピング方式の動
作について説明する。図1には無線セル30の配置が示
されており、各無線セル30は対応する基地局20を中
心として、基地局20と移動局10との間でデータの送
受信が行われる範囲を示す。図1において、移動局10
が高速で移動している場合には移動局10と基地局20
との間で周波数ホッピングは行われず、移動局10が低
速で移動若しくは静止している場合には移動局10と基
地局20との間で周波数ホッピングが行われる。つま
り、この実施の形態1の周波数ホッピング方式では、移
動局10の移動速度に基づき、移動局10と基地局20
との間で周波数ホッピングを行うか否かが区別される。
【0016】例えばセルAに周波数F1、F2、F3、
F4が与えられた場合の、そのセルAに与えられる周波
数ホッピング系列z1〜z7について、図2を用いて説
明する。なお、セルAのうちには移動局M1、M2、M
3、M4がいるものとする。また、横軸は時間軸であ
る。さらに、周波数ホッピング系列z1〜z7は順番
に、第一の周波数ホッピング系列、第二の周波数ホッピ
ング系列、第三の周波数ホッピング系列、第四の周波数
ホッピング系列、第五の周波数ホッピング系列、第六の
周波数ホッピング系列、第七の周波数ホッピング系列と
する。
【0017】また、移動局M1〜M4は順番に、第一の
移動局、第二の移動局、第三の移動局、第四の移動局と
する。まず、移動局M1には周波数ホッピング系列z1
が割り当てられ、移動局M2には周波数ホッピング系列
z2が割り当てられ、移動局M3には周波数ホッピング
系列z3が割り当てられ、移動局M4には周波数ホッピ
ング系列z4が割り当てられるものとする。そして、ま
ず、基地局20から出力されたデータがバーストB1の
タイミングで各移動局M1〜M4に受信された時を考え
る。この時、例えば移動局M1が高速で移動している場
合には、次なるバーストB2のタイミングでも移動局M
1は引き続き周波数F1を使用する。
【0018】一方、例えば移動局M2が低速で移動若し
くは静止している場合には、次なるバーストB2のタイ
ミングでは移動局M2が使用する周波数は周波数F3に
切り替えられる。なお、移動局M3〜M4も移動局M2
と同様に、低速で移動若しくは静止している場合、移動
局M3は周波数F3からF4に、移動局M4は周波数F
4からF2に切り替えられる。但し、移動局M1が高速
で移動し、周波数ホッピングが行われなかったことか
ら、基地局20は移動局M1で周波数ホッピングが行わ
れなかった旨を集中制御局に通知される。この通知を受
信した集中制御局は基地局20を介し各移動局M2〜M
4に、移動局M1が使用する周波数F1を含まない新し
いホッピング系列z5〜z7を各移動局M2〜M4に割
り当て周波数ホッピングを行わせる。
【0019】仮に、移動局M2には周波数ホッピング系
列z5が割り当てられ、移動局M3には周波数ホッピン
グ系列z6が割り当てられ、移動局M4には周波数ホッ
ピング系列z7が割り当てられるものとする。各移動局
M2〜M4は、移動局M1の移動速度が所定の速度を下
回らない限り、若しくは各移動局M2〜M4のいずれか
の移動速度が所定の速度を上回らない限り、一定の周波
数ホッピング周期でそれぞれ割り当てられた周波数ホッ
ピング系列z5〜z7に基づき、周波数をホップさせ
る。また、周波数ホッピング系列z1〜z7は、各移動
局M1〜M4で同一時間に同一周波数が使用されること
のないように作成される。
【0020】次に、この実施の形態1の周波数ホッピン
グ方式を構成する移動局10について、図3を用いて説
明する。図3は、この実施の形態1の周波数ホッピング
方式を構成する移動局10の構成図である。図3におい
て、6は移動速度検出部であり、受信部3及び制御部9
に接続される。6rは移動速度情報であり、受信部3か
ら出力され、移動速度検出部6に入力される。6tは移
動速度検出データであり、移動速度検出部6から出力さ
れ、制御部9に入力される。なお、移動速度検出部6
は、入力された移動速度情報6rに基づき、移動機の移
動速度を検出する。そして、この移動速度検出部6は、
検出された移動速度に基づく移動速度検出データ6tを
出力する。また、図3において、図15に示す従来例と
同一又は相当の部分には、同一符号を付してその説明を
省略し、図15と相違する部分について説明した。
【0021】次に、この図3に示す周波数ホッピング方
式を構成する移動局10の動作について説明する。図3
において移動速度情報6rはアンテナ1及び受信部3を
介して、移動速度検出部6に入力される。移動速度検出
部6は、入力された移動速度情報6rに基づき、移動局
10又は基地局20が移動速度を検出する。そして、移
動速度検出部6は、入力された移動速度情報6rに基づ
く移動速度検出データ6tを制御部9に出力する。
【0022】制御部9は、入力された移動速度検出デー
タ6tに基づき、検出された移動速度があらかじめ定め
られた所定のしきい値を超えるかどうかの判定を行う。
そして、検出された移動速度が所定のしきい値を超える
場合、移動局10と基地局20との間で周波数ホッピン
グは行われない。また、検出された移動速度が所定のし
きい値を超えない場合、移動局10と基地局20との間
で周波数ホッピングは行われる。なお、移動局10と基
地局20との間で周波数ホッピングが行われる時、制御
部9から出力される周波数データ9tに基づき、シンセ
サイザ部5は周波数を切り替える。なお、シンセサイザ
部5が周波数を切り替えるタイミングは、送受信データ
処理部4から出力されるタイミング信号4gに基づき決
定される。
【0023】また、制御部9から出力される周波数デー
タ9tは、送受信データ処理部4から出力される周波数
ホッピング系列データ9rに基づき、決定される。さら
に、周波数ホッピングが行われるのは、移動機の移動速
度が所定のしきい値以下の場合も所定のしきい値以上の
場合も考えられる。また、この実施の形態1では、移動
局が移動速度を検出した後に周波数の切り替えを行って
いるが、基地局が移動速度の検出と周波数の切り替えと
を順番に行ってもよい。また、移動局が移動速度を検出
した後、この検出結果を基地局に通知し、この基地局に
周波数の切り替えを行わせてもよい。さらに、基地局が
移動速度を検出した後、この検出結果を移動局に通知
し、この移動局に周波数の切り替えを行わせてもよい。
【0024】次に、図3に示す周波数ホッピング方式の
動作のうち、移動局10の制御部9の動作について説明
する。図4は、この実施の形態1の周波数ホッピング方
式を構成する移動局10の制御部9の動作を示すフロー
チャートである。ステップ(以下、Sと称す。)100
1で、制御部9には、移動速度検出データ6t及び周波
数ホッピング系列データ9rが入力される。S1001
が終了すると、S1002に進む。S1002で、制御
部9は、入力された移動速度検出データ6tに基づき、
移動機の移動速度があらかじめ定められた所定のしきい
値を超えるかどうかが判定される。移動機の移動速度が
所定のしきい値を超える場合にはS1003へ進む。ま
た、移動機の移動速度が所定のしきい値を超えない場合
にはS1004へ進む。S1003で、制御部9は、周
波数ホッピングを行わないことを決定し、その時使用し
ている周波数を通知する周波数データ9tをシンセサイ
ザ部に出力する。S1003が終了すると、一連の処理
を終了する。
【0025】S1004で、制御部9は、周波数ホッピ
ングを行うことを決定し、送受信データ処理部4から出
力される周波数ホッピング系列データ9rに基づき、次
に周波数ホッピングを行い切り替える周波数を決定し、
この決定した周波数を通知する周波数データ9tをシン
セサイザ部に出力する。S1004が終了すると、一連
の処理を終了する。
【0026】このように、本実施の形態の周波数ホッピ
ング方式は、移動局10又は基地局20が移動機の移動
速度に基づき、移動局10及び基地局20との間で周波
数ホッピングを行うか否かを判断し、移動局10の移動
速度が遅い場合には周波数ホッピングを行い、移動局1
0の移動速度が速い場合には周波数ホッピングを行わな
いため、遅い移動速度の移動局10に対しては、周波数
ホッピングが行われ、移動局10で使用される周波数が
切り替えられ、より高い品質の通信が行われやすくな
り、速い移動速度の移動局10に対しては、高速移動時
に必要とされるハンドオフの処理を軽減できる。また、
本実施の形態の周波数ホッピング方式では、移動速度の
遅い移動局10に対して、周波数ホッピングが行われる
ため、周波数ダイバーシチ効果を得られ、所要希望波対
同一周波数干渉電力比を向上させ、より高い受信レベル
での通信が行われやすくなり、品質及び信頼性の高い通
信を行うことができる。
【0027】実施の形態2.本実施の形態による周波数
ホッピング方式の他の実施の形態について、図5を用い
て説明する。図5は、この実施の形態2の周波数ホッピ
ング方式の構成図であり、この実施の形態2に示す周波
数ホッピング方式は、基地局から送信された1フレーム
中のバーストの数を観測し、その観測結果に基づき、周
波数ホッピングの周波数の切り替えるタイミングを変え
る。図5において、7はバースト数検出部であり、受信
部3及び制御部9に接続される。7rはバースト数情報
であり、受信部3から出力され、バースト数検出部7に
入力される。7tはバースト数検出データであり、バー
スト数検出部7から出力され、制御部9に入力される。
なお、バースト数検出部7は、入力されたバースト数情
報7rに基づき、1フレーム中の受信バーストの数を検
出する。そして、このバースト数検出部7は検出された
受信バーストの数に基づくバースト数検出データ7tを
出力する。
【0028】9gは周波数ホッピング切り替えタイミン
グ情報であり、制御部9から出力され、送受信データ処
理部4に入力される。なお、制御部9は、入力されたバ
ースト数検出データに基づき、周波数ホッピングの周波
数の切り替えるタイミングを判定する。そして、この制
御部9は判定した周波数ホッピングの周波数の切り替え
るタイミングに基づく周波数ホッピング切り替えタイミ
ング情報9gを出力する。また、図5において、図3に
示す実施の形態1と同一又は相当の部分には、同一符号
を付してその説明を省略し、図3と相違する部分につい
て説明した。
【0029】次に図5に示す周波数ホッピング方式を構
成する移動局10の動作について説明する。図5におい
て、バースト数情報7rは、アンテナ1、及び受信部3
を介して、バースト数検出部7に入力される。バースト
数検出部7は、入力されたバースト数情報7rに基づ
き、移動局10又は基地局20が受信したバーストの数
を検出する。そして、バースト数検出部7は、入力され
たバースト数情報7rに基づくバースト数検出データ7
tを制御部9に出力する。制御部9は、入力されたバー
スト数検出データ7rに基づき、検出された1フレーム
中の受信バーストの数が1を超えるかどうかの判定を行
う。そして、検出された1フレーム中の受信バーストの
数が1を超える場合、移動局10と基地局20との間で
行われる周波数ホッピングの周波数を切り替えるタイミ
ングはバースト単位となる。また、検出された1フレー
ム中の受信バーストの数が1である場合、移動局10と
基地局20との間で行われる周波数ホッピングの周波数
を切り替えるタイミングはフレーム単位となる。なお、
制御部9は、周波数ホッピングの周波数を切り替えるタ
イミングをバースト単位とするかフレーム単位とするか
の情報である周波数ホッピング切り替えタイミング情報
9gを送受信データ処理部4に出力する。
【0030】送受信データ処理部4は、制御部9から出
力される周波数ホッピング切り替えタイミング情報9g
に基づき、周波数ホッピングの周波数を切り替えるタイ
ミング信号4gを作成する。そして、送受信データ処理
部4は、入力された周波数ホッピング切り替えタイミン
グ情報9gに基づくタイミング信号4gをシンセサイザ
部に出力する。また、移動局10と基地局20との間で
行われる周波数ホッピングは、制御部9から出力される
周波数データ9tに基づき、シンセサイザ部5が、周波
数を切り替えることにより行われる。なお、シンセサイ
ザ部5が周波数を切り替えるタイミングは、送受信デー
タ処理部4から出力されるタイミング信号4gに基づき
決定される。また、制御部9から出力される周波数デー
タ9tは、送受信データ処理部4から出力される周波数
ホッピング系列データ9rに基づき、決定される。
【0031】次に、図5に示す実施の形態2の周波数ホ
ッピング方式の動作のうち、制御部9の動作について、
図6を用いて説明する。図6は実施の形態2の周波数ホ
ッピング方式を構成する制御部9の動作を示すフローチ
ャートである。S2001で、制御部9には、バースト
数検出データ7t及び周波数ホッピング系列データ9r
が入力される。S2001が終了すると、S2002に
進む。S2002で、制御部9は、入力されたバースト
数検出データ7tに基づき、1フレーム中に受信したバ
ーストの数が1を超えるかどうかを判定する。1フレー
ム中に受信したバーストの数が1を超える場合にはS2
003へ進む。また、1フレーム中に受信したバースト
の数が1を超えない場合にはS2004へ進む。
【0032】S2003で、制御部9は、周波数ホッピ
ングの周波数を切り替えるタイミングをバースト単位で
行うことを決定し、この決定した情報を通知する周波数
ホッピング切り替えタイミング情報9gを送受信データ
処理部4に出力する。S2003が終了すると、S20
05へ進む。S2004で、制御部9は、周波数ホッピ
ングの周波数を切り替えるタイミングをフレーム単位で
行うことを決定し、この決定した情報を通知する周波数
ホッピング切り替えタイミング情報9gを送受信データ
処理部4に出力する。 S2004が終了すると、S2
005へ進む。S2005で、制御部9は、送受信デー
タ処理部4から出力される周波数ホッピング系列データ
9rに基づき、次に周波数ホッピングを行い切り替える
周波数を決定し、この決定した周波数を通知する周波数
データ9tをシンセサイザ部5に出力する。S2005
が終了すると、一連の処理を終了する。
【0033】このように、本実施の形態の周波数ホッピ
ング方式は、移動局10又は基地局20が1フレーム中
に受信するバーストの数に基づき、移動局10及び基地
局20との間で行う周波数ホッピングの周波数を切り替
えるタイミングをバースト単位で行うかフレーム単位で
行うかを判断し、1フレーム中に受信するバーストの数
が1を超える場合にはバースト単位で周波数を切り替
え、1フレーム中に受信するバーストの数が1を超えな
い場合にはフレーム単位で周波数を切り替えるため、1
フレームに複数バーストを受信する移動局10に対して
は、バースト単位で、移動局10で使用される周波数が
切り替えられ、より周波数ダイバーシチ効果が得られ、
所要希望波対同一周波数干渉電力比を向上させ、より高
い受信レベルでの通信が行われやすくなり、品質及び信
頼性の高い通信を行うことができる。
【0034】実施の形態3.本発明による周波数ホッピ
ング方式の他の実施の形態について、図7を用いて説明
する。図7に示す実施の形態3は、実施の形態2に示す
方法で周波数ホッピングの周波数の切り替えるタイミン
グを変える時、使用する周波数ホッピング系列をあらか
じめ定められた周波数ホッピング系列番号に従い選択す
る動作について、説明している。図7は、この実施の形
態3の周波数ホッピング方式を構成する移動局10の構
成図である。図7において、11は周波数ホッピング系
列テーブルであり、送受信データ処理部4に接続され
る。
【0035】なお、周波数ホッピング系列テーブル11
には、あらかじめ定められた系列番号i(i=0〜n)
が付された周波数ホッピング系列が格納されている。1
1rは周波数ホッピング系列要求情報であり、送受信デ
ータ処理部4から出力され、周波数ホッピングテーブル
11に入力される。また、周波数ホッピング系列要求情
報11rは、周波数ホッピング系列テーブル11に対し
て、周波数ホッピング切り替えタイミング情報9gに基
づいた、周波数ホッピング系列11tを要求するもので
ある。11tは周波数ホッピング系列であり、周波数ホ
ッピングテーブル11から出力され、送受信データ処理
部4に入力される。また、図7において、図5に示す実
施の形態1と同一又は相当の部分には、同一符号を付し
てその説明を省略し、図5と相違する部分について説明
した。
【0036】次に図7に示す周波数ホッピング方式を構
成する移動局10の動作について説明する。図7におい
て、バースト数情報7rは、アンテナ1、及び受信部3
を介して、バースト数検出部7に入力される。バースト
数検出部7は、入力されたバースト数情報7rに基づ
き、移動局10又は基地局20が受信したバーストの数
を検出する。そして、バースト数検出部7は、入力され
たバースト数情報7rに基づくバースト数検出データ7
tを制御部9に出力する。制御部9は、入力されたバー
スト数検出データ7rに基づき、検出された1フレーム
中の受信バーストの数が1を超えるかどうかの判定を行
う。
【0037】そして、検出された1フレーム中の受信バ
ーストの数が1を超える場合、移動局10と基地局20
との間で行われる周波数ホッピングの周波数を切り替え
るタイミングはバースト単位となる。また、検出された
1フレーム中の受信バーストの数が1である場合、移動
局10と基地局20との間で行われる周波数ホッピング
の周波数を切り替えるタイミングはフレーム単位とな
る。なお、制御部9は、周波数ホッピングの周波数を切
り替えるタイミングをバースト単位とするかフレーム単
位とするかの情報である周波数ホッピング切り替えタイ
ミング情報9gを送受信データ処理部4に出力する。
【0038】送受信データ処理部4は、制御部9から出
力される周波数ホッピング切り替えタイミング情報9g
に基づき、周波数ホッピングの周波数を切り替えるタイ
ミング信号4gを作成する。そして、送受信データ処理
部4は、入力された周波数ホッピング切り替えタイミン
グ情報9gに基づくタイミング信号4gをシンセサイザ
部5に出力する。また、移動局10と基地局20との間
で行われる周波数ホッピングは、制御部9から出力され
る周波数データ9tに基づき、シンセサイザ部5が、周
波数を切り替えることにより行われる。なお、シンセサ
イザ部5が周波数を切り替えるタイミングは、送受信デ
ータ処理部4から出力されるタイミング信号4gに基づ
き決定される。また、送受信データ処理部4は、入力さ
れた周波数ホッピング切り替えタイミング情報9gに基
づく、周波数ホッピング系列11tを周波数ホッピング
系列テーブル11より取得するために、周波数ホッピン
グ系列要求情報11rを周波数ホッピング系列テーブル
11に出力する
【0039】なお、周波数ホッピング系列要求情報11
rは、フレーム単位で周波数ホッピングを行う場合に使
用する周波数ホッピング系列11tを要求するか、また
はバースト単位で周波数ホッピングを行う場合に使用す
る周波数ホッピング系列11tを要求する情報である。
また、周波数ホッピング系列要求情報11rは、フレー
ム単位で周波数ホッピングを行う場合には、あらかじめ
周波数ホッピング系列11tに付された系列番号iの中
で、最も小さい系列番号i=0が付された周波数ホッピ
ング系列11tから要求する情報であり、バースト単位
で周波数ホッピングを行う場合には、あらかじめ周波数
ホッピング系列11tに付された系列番号iの中で、最
も大きい系列番号i=nが付された周波数ホッピング系
列11tから要求する情報である。また、周波数ホッピ
ング系列テーブル11は、周波数ホッピング系列要求情
報11rに基づき、周波数ホッピング系列11tを送受
信データ処理部4に出力する。また、送受信データ処理
部4は、周波数ホッピングテーブル11から出力される
周波数ホッピング系列11tに基づき、周波数ホッピン
グ系列データ9rを制御部に出力する。また、制御部9
から出力される周波数データ9tは、送受信データ処理
部4から出力される周波数ホッピング系列データ9rに
基づき、決定される。
【0040】次に、図7に示す実施の形態3の周波数ホ
ッピング方式の動作のうち、送受信データ処理部4及び
周波数ホッピングテーブル11の動作について、図8を
用いて説明する。図8は実施の形態3の周波数ホッピン
グ方式を構成する送受信データ処理部4及び周波数ホッ
ピングテーブル11の動作を示すフローチャートであ
る。S3001で、送受信データ処理部4は、周波数ホ
ッピング切り替えタイミング情報9gを制御部9より取
得する。S3001が終了すると、S3002へ進む。
S3002で、送受信データ処理部4は、入力された周
波数ホッピング切り替えタイミング情報9gに基づく、
周波数ホッピング系列11tを周波数ホッピング系列テ
ーブル11より取得するために、周波数ホッピングをフ
レームタイミングで行う場合には系列番号0を入力し、
周波数ホッピングをバーストタイミングで行う場合には
系列番号nを入力する。S3002が終了すると、S3
003へ進む。
【0041】S3003で、送受信データ処理部4は、
系列番号に基づく周波数ホッピング系列11tを取得す
るために、周波数ホッピング系列要求情報11rを周波
数ホッピング系列テーブル11に出力する。S3003
が終了すると、S3004へ進む。S3004で、周波
数ホッピング系列テーブル11は、入力された周波数ホ
ッピング系列要求情報11rに基づき、周波数ホッピン
グ系列11tを送受信データ処理部4に出力する。S3
003が終了すると、S3004へ進む。S3005
で、送受信データ処理部4は、入力された周波数ホッピ
ング系列11tが、他の移動局10で使用されていない
か否かを判定する。入力された周波数ホッピング系列1
1tが、他の移動局10で使用されていない場合、S3
007へ進み、入力された周波数ホッピング系列11t
が、他の移動局10で使用されている場合、S3006
へ進む。
【0042】S3006で、送受信データ処理部4は、
フレーム単位で周波数ホッピングを行う場合には、系列
番号iをインクリメントさせ、バースト単位で周波数ホ
ッピングを行う場合には、系列番号iをデクリメントさ
せる。S3007で、送受信データ処理部4は、周波数
ホッピング系列11tに基づく、周波数ホッピング系列
データ9rを制御部9に出力する。S3008で、送受
信データ処理部4は、入力された周波数ホッピング切り
替えタイミング情報9gに基づく、タイミング信号4g
をシンセサイザ部5に出力する。S3008が終了する
と、一連の処理を終了する。
【0043】このように、本実施の形態の周波数ホッピ
ング方式は、移動局10又は基地局20が1フレーム中
に受信するバーストの数に基づき、移動局10及び基地
局20との間で行う周波数ホッピングの周波数を切り替
えるタイミングをバースト単位で行うかフレーム単位で
行うかを判断し、1フレーム中に受信するバーストの数
が1を超える場合にはバースト単位で周波数を切り替
え、1フレーム中に受信するバーストの数が1を超えな
い場合にはフレーム単位で周波数を切り替えるため、1
フレームに複数バーストを受信する移動局10に対して
は、バースト単位で、移動局10で使用される周波数が
切り替えられ、より周波数ダイバーシチ効果が得られ、
所要希望波対同一周波数干渉電力比を向上させ、より高
い受信レベルでの通信が行われやすくなり、品質及び信
頼性の高い通信を行うことができる。また、移動局10
または基地局20は、系列番号を付した周波数ホッピン
グ系列を格納した周波数ホッピング系列テーブルを持
ち、移動局10が1フレーム中に単一バーストを使用
し、フレーム単位で周波数を切り替える場合には、系列
番号の小さい周波数ホッピング系列を割り当て、移動局
が1フレーム中に複数バーストを使用し、バースト単位
で周波数を切り替える場合は、基地局は系列番号の大き
い周波数ホッピング系列を割り当てるため、複数の移動
局間での干渉が抑えられ、品質及び信頼性の高い通信が
行われる。
【0044】実施の形態4.本発明による周波数ホッピ
ング方式の他の実施の形態について、図9を用いて説明
する。図9は、この実施の形態4の周波数ホッピング方
式を構成する移動局10の構成図であり、この実施の形
態4に示す周波数ホッピング方式は、基地局20から送
信された周波数とは異なる受信信号である干渉波に関す
る受信レベルを観測し、その観測結果に基づき周波数ホ
ッピングを行う。図9において、8は干渉波レベル検出
部であり、受信部3及び制御部9に接続される。8rは
干渉波レベル情報であり、受信部3から出力され、干渉
波レベル検出部8に入力される。8tは干渉波レベル検
出データであり、干渉波レベル検出部8から出力され、
制御部9に入力される。
【0045】なお、干渉波レベル検出部8は、入力され
た干渉波レベル情報8rに基づき、干渉波の受信レベル
を検出する。そして、干渉波レベル検出部8は、検出さ
れた受信レベルに基づく干渉波レベル検出データ8tを
出力する。また、図9において、図3に示す実施の形態
1と同一又は相当の部分には、同一符号を付してその説
明を省略し、図3と相違する部分について説明した。
【0046】次に、図9に示す周波数ホッピング方式を
構成する移動局10の動作について説明する。図9にお
いて、干渉波レベル情報8rは、アンテナ20及び受信
部3を介して、干渉波レベル検出部8に入力される。干
渉波レベル検出部8は、入力された干渉波レベル情報8
rに基づき、移動局10又は基地局20が受信した干渉
波の受信レベルを検出する。そして、干渉波レベル検出
部8は、入力された干渉波レベル情報8rに基づく干渉
波レベル検出データ8tを制御部9へ出力する。
【0047】制御部9は、入力される干渉波レベル検出
データ8tに基づき、検出された干渉波レベルがあらか
じめ定められた所定のしきい値を超えるか否かの判定を
行う。そして、検出された干渉波レベルが所定のしきい
値を超えない場合、移動局10と基地局20との間で行
われる周波数ホッピングは、制御部9に入力される周波
数ホッピング系列データ9rに基づき、周波数を切り替
える。また、検出された干渉波レベルが所定のしきい値
を超える場合、移動局10と基地局20との間行われる
周波数ホッピングは、制御部9に入力される周波数ホッ
ピング系列データ9rよりも、周波数を切り替える周期
を1周期以上ずらして、周波数を切り替える。
【0048】なお、シンセサイザ部5が周波数を切り替
えるタイミングは、送受信データ処理部4から出力され
るタイミング信号4gに基づき決定される。また、制御
部9から出力される周波数データ9tは、送受信データ
処理部4から出力される周波数ホッピング系列データ9
rに基づき、決定される。
【0049】次に、図9に示す実施の形態4の周波数ホ
ッピング方式のうち、制御部9の動作について、図10
を用いて説明する。図10は、実施の形態4の周波数ホ
ッピング方式を構成する制御部9の動作を示すフローチ
ャートである。
【0050】S4001で、制御部9には、干渉波レベ
ル検出データ8t及び周波数ホッピング系列データ9r
が入力される。S4001が終了すると、S4002へ
進む。S4002で、制御部9は、入力された干渉波レ
ベル検出データ8tに基づき、干渉波のレベルがあらか
じめ定められた所定のしきい値を超えるか否かが判定さ
れる。干渉波のレベルが所定のしきい値を超えない場合
にはS4003へ進む。また、干渉波のレベルが所定の
しきい値を超える場合にはS4004へ進む。S400
3で、制御部9は、送受信データ処理部4から出力され
る周波数ホッピング系列データ9rに基づき、次に周波
数ホッピングを行い切り替える周波数を決定し、この決
定した周波数を通知する周波数データ9tをシンセサイ
ザ部5に出力する。S4003が終了すると、一連の処
理を終了する。
【0051】S4004で、制御部9は、送受信データ
処理部4から出力される周波数ホッピング系列データ9
rよりも、周波数を切り替える周期を1周期以上ずらし
て、次に周波数ホッピングを行い切り替える周波数を決
定し、この決定した周波数を通知する周波数データ9t
をシンセサイザ部5に出力する。S4004が終了する
と、一連の処理を終了する。
【0052】次に、図10に示す実施の形態4の制御部
9の動作のうち、S4004の動作について、図11を
用いて説明する。図11は、実施の形態4の周波数ホッ
ピング方式を構成する制御部9の動作のうち、周波数を
切り替える周期を1周期以上ずらすことを示す図であ
る。図11において、C1は周波数ホッピング系列デー
タ9rである。f1、f2、f3、f4は周波数ホッピ
ングを行い切り替える周波数である。C1はf1→f2
→f3→f4の順番で周波数を切り替える、周波数ホッ
ピング系列データ9rである。移動局10が、あらかじ
め定められた所定のしきい値を超える干渉波レベルを検
出した場合、制御部9において、周波数ホッピングを行
い切り替える周波数を1周期ずらして、C2という周波
数ホッピング系列データ9rに基づき、周波数ホッピン
グを行う。C2はf4→f1→f2→f3の順番で周波
数を切り替える、周波数ホッピング系列9rである。ま
た、周波数ホッピングを行い切り替える周波数をC1よ
り2周期ずらして、C3という周波数ホッピング系列デ
ータ9rに基づき、周波数ホッピングを行ってもよい。
C3はf3→f4→f1→f2の順番で周波数を切り替
える、周波数ホッピング系列9rである。
【0053】このように、本実施の形態の周波数ホッピ
ング方式は、移動局10又は基地局20が受信した基地
局から送信された周波数とは異なる受信信号である干渉
波の受信レベルに基づき、移動局10で行う周波数ホッ
ピングで使用する、周波数ホッピング系列の周期をずら
すか否かを判断し、干渉波の受信レベルが高い場合には
周波数ホッピング系列の周期をずらし、干渉波の受信レ
ベルが低い場合には周波数ホッピング系列の周期をずら
さず、与えられた周波数ホッピング系列を使用するた
め、干渉波の受信レベルが高い移動局10に対しては、
周波数ホッピングの周期をずらし、移動局で使用される
周波数が切り替えられ、より干渉波レベルが低減された
通信が行われれやすくなり、干渉波の受信レベルが低い
移動局10に対しては、干渉波の受信レベルが低い、受
信波対同一周波数干渉電力費が向上した高い通信品質が
提供され、品質及び信頼性の高い通信が行われる。
【0054】
【発明の効果】以上のように、第1の発明に係わる周波
数ホッピング方式は、移動局が、所定の移動速度以上で
通信する場合は、周波数ホッピングを使用せず、所定の
移動速度以下で通信する場合は、周波数ホッピングを使
用するので、高速移動時に必要とされるハンドオフの処
理を軽減できる。
【0055】また、第2の発明に係わる周波数ホッピン
グ方式は、移動局が、1フレーム中に単一のバーストを
使用する場合は、フレーム単位で周波数ホッピングを行
い、移動局が1フレーム中に複数のバーストを使用する
場合は、バースト単位で周波数ホッピングを行うため、
品質及び信頼性の高い通信が行われる。
【0056】また、第3の発明に係わる周波数ホッピン
グ方式は、移動局が1フレーム中に単一バーストを使用
する場合は、基地局は、周波数ホッピング系列番号の小
さい番号のものを割り当て、移動局が1フレーム中に複
数バーストを使用する場合は、基地局は周波数ホッピン
グ系列番号の大きい番号のものを割り当てるため、複数
の移動局間での干渉が抑えられ、品質及び信頼性の高い
通信が行われる。
【0057】また、第4の発明に係わる周波数ホッピン
グ方式は、移動局が、基地局から受信した周波数ホッピ
ング系列の中の所定の周波数の受信信号と共に受信した
干渉波の受信電力が所定の電力レベル以上である場合、
周波数ホッピング系列の周期をずらして、新たな周波数
ホッピング系列として使用するので品質及び信頼性の高
い通信が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1を示す概念図である。
【図2】 実施の形態1による周波数ホッピングのタイ
ミング図である。
【図3】 実施の形態1を示すブロック図である。
【図4】 実施の形態1を説明するフローチャートであ
る。
【図5】 実施の形態2を示すブロック図である。
【図6】 実施の形態2を説明するフローチャートであ
る。
【図7】 実施の形態3を示すブロック図である。
【図8】 実施の形態3を説明するフローチャートであ
る。
【図9】 実施の形態4を示すブロック図である。
【図10】 実施の形態4を説明するフローチャートで
ある。
【図11】 実施の形態4による周波数ホッピングのタ
イミング図である。
【図12】 従来の周波数ホッピング方式を説明する概
念図である。
【図13】 従来の周波数ホッピング系列を説明する図
である。
【図14】 従来の周波数ホッピングのタイミング図で
ある。
【図15】 従来の移動局を説明するブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 アンテナ、2 送信部、2t 送信信号、3 受信
部、3r 受信信号、4 送受信データ処理部、4g
タイミング信号、4r 受信バーストデータ、4t 送
信バーストデータ、5 周波数シンセサイザ部、5r
受信周波数データ、5t 送信バーストデータ、6 移
動速度検出部、6r 移動速度情報、6t 移動速度検
出データ、7 バースト数検出部、7r バースト数情
報、7tバースト数検出データ、8 干渉波レベル検出
部、8r 干渉波レベル情報、8t 干渉波レベル検出
データ、9 制御部、9r 周波数ホッピング系列デー
タ、9t 周波数データ、11 周波数ホッピング系列
テーブル、11r 周波数ホッピング系列要求情報、1
1t 周波数ホッピング系列、10 移動局、20 基
地局、30 無線セル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の周波数ホッピング系列に基づき周
    波数ホッピングをしながら、基地局と移動局が通信する
    周波数ホッピング方式において、上記移動局が、所定の
    移動速度以上で通信する場合は、周波数ホッピングを使
    用せず、所定の移動速度以下で通信する場合は、周波数
    ホッピングを使用することを特徴とする周波数ホッピン
    グ方式。
  2. 【請求項2】 所定の周波数ホッピング系列に基づき周
    波数ホッピングをしながら、基地局と移動局が通信する
    周波数ホッピング方式において、上記移動局が、1フレ
    ーム中に単一のバーストを使用する場合は、フレーム単
    位で周波数ホッピングを行い、上記移動局が1フレーム
    中に複数のバーストを使用する場合は、バースト単位で
    周波数ホッピングを行うことを特徴とする周波数ホッピ
    ング方式。
  3. 【請求項3】 上記基地局は、上記移動局が1フレーム
    中に単一バーストを使用する場合は、周波数ホッピング
    系列番号の小さい番号を割り当て、上記移動局が1フレ
    ーム中に複数バーストを使用する場合は、周波数ホッピ
    ング系列番号の大きい番号を割り当てることを特徴とす
    る請求項2に記載の周波数ホッピング方式。
  4. 【請求項4】 所定の周波数ホッピング系列に基づき周
    波数ホッピングをしながら、基地局と移動局が通信する
    周波数ホッピング方式において、上記移動局は、上記基
    地局から受信した周波数ホッピング系列の中の所定の周
    波数の受信信号と共に受信した干渉波の受信電力が所定
    の電力レベル以上である場合、上記周波数ホッピング系
    列の周期をずらして、新たな周波数ホッピング系列とし
    て使用すること特徴とする周波数ホッピング方式。
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