JPH11307202A - イジェクト機構付きカード用コネクタ装置 - Google Patents

イジェクト機構付きカード用コネクタ装置

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JPH11307202A
JPH11307202A JP10108638A JP10863898A JPH11307202A JP H11307202 A JPH11307202 A JP H11307202A JP 10108638 A JP10108638 A JP 10108638A JP 10863898 A JP10863898 A JP 10863898A JP H11307202 A JPH11307202 A JP H11307202A
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Japan
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eject mechanism
insulating housing
shell
assembly
card connector
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JP10108638A
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Hideyuki Hirata
平田秀幸
Soichi Watanabe
渡邊総一
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Molex LLC
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Publication date
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Priority to US09/169,720 priority patent/US6095830A/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化を図り、かつ、搭載するプリント回路
基板における占有面積を可及的に小さくできるようにし
たイジェクト機構付きカード用コネクタ装置を提供する
こと。 【解決手段】 イジェクト機構付きシェル組立体とピン
コネクタ組立体とで構成されている。ピンコネクタ組立
体3は、絶縁ハウジング18と複数のターミナル19と
を有し、各ターミナル19の一端に形成された接続ピン
20が、メモリデバイスのソケットと嵌合可能とするた
めに上下2段に整列させてある。上下に整列させた接続
ピン20のそれぞれの上側にメモリデバイスのケースと
係合可能としたグランド端子27が並設してあり、各グ
ランド端子27の基部には下方に垂下する背面壁27b
が連設されており、上部に整列されたターミナル19
が、上部のグランド端子27の背面壁27bに形成した
窓孔27cを通り、それぞれ接触することなく貫通して
半田テイル21側に延びている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、メモリカード、
通信用カード、ハードディスクドライブ(HDD)パッ
ケージ等のカード状のメモリデバイスと接続できるよう
にしたイジェクト機構付きカード用コネクタ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、メモリカード、通信用カード、ハ
ードディスクドライブ(HDD)パッケージ等のカード
状のメモリデバイスと接続できるようにしたイジェクト
機構付きカード用コネクタ装置が、パーソナルコンピュ
ータ、ラップトップコンピュータ、ノートブック型パー
ソナルコンピュータ等において使用されている。このイ
ジェクト機構付きカード用コネクタ装置は、通常、カー
ド状のメモリデバイスの受け入れを案内し、かつ、受け
入れたメモリデバイスの少なくとも一部を覆うようにし
たシェルと、このシェルに組み付けられて、シェル内に
受け入れたメモリデバイスをシェルの外部に排出するた
めのイジェクト機構とを備えたイジェクト機構付きシェ
ル組立体と、シェル内に受け入れたメモリデバイスのソ
ケットと嵌合可能としたピンコネクタ組立体とで構成さ
れているのが一般的である(例えば、特開平6−332
573号公報、特開平7−302645号公報等参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種のイジェクト機
構付きカード用コネクタ装置は、前記各種のコンピュー
タ内のプリント回路基板上に搭載されて使用される。イ
ジェクト機構付きシェル組立体を構成したシェルの開口
部、即ち、メモリカードの挿入口が外部に開口するよう
にされる。従って、コンピュータの小型化のために、こ
のイジェクト機構付きカード用コネクタ装置の小型化が
要請されるばかりでなく、プリント回路基板上での占有
面積が可及的に小さくできることが要請されているのが
実情である。
【0004】この発明は斯かる課題に鑑みてなされたも
ので、小型化を図り、かつ、搭載するプリント回路基板
における占有面積を可及的に小さくできるようにしたイ
ジェクト機構付きカード用コネクタ装置を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的のもとになさ
れたこの発明は、ピンコネクタ組立体に設けられたター
ミナルの半田テイルが配置される領域内に、ターミナル
に並列して設けられるグランド端子の半田テイルを配置
した構成としたものである。
【0006】即ちこの発明は、カード状のメモリデバイ
スと接続できるようにしたイジェクト機構付きカード用
コネクタ装置において、前記メモリデバイスの受け入れ
を案内し、かつ、受け入れたメモリデバイスの少なくと
も一部を覆うためのシェルと、このシェルに組み付けら
れて、シェル内に受け入れたメモリデバイスを外部に排
出するためのイジェクト機構とを備えたイジェクト機構
付きシェル組立体と、前記シェル内に受け入れたメモリ
デバイスのソケットと嵌合し、メモリデバイスとプリン
ト回路基板間を接続するためのピンコネクタ組立体とで
構成されており、前記ピンコネクタ組立体は、絶縁ハウ
ジングと複数のターミナルとを有し、各ターミナルの一
端に形成された接続ピンが、前記シェル内に上下2段に
受け入れたメモリデバイスのそれぞれのソケットと嵌合
可能とするために上下2段に整列されて絶縁ハウジング
の前方に延びていると共に、上下に整列させた接続ピン
のそれぞれの上側にメモリデバイスのケースと係合可能
としたグランド端子が並設してあり、各グランド端子の
基部には下方に垂下する背面壁が連設されており、上部
に整列させた接続ピンが、上部のグランド端子の背面壁
に形成した窓孔を通して接触することなく貫通して半田
テイル側に延びていることを特徴とするイジェクト機構
付きカード用コネクタ装置である。
【0007】このような構成としたこの発明のイジェク
ト機構付きカード用コネクタ装置によれば、上下のグラ
ンド端子をピンコネクタ組立体の絶縁ハウジング内で電
気的に接続して、下部のグランド端子のみから半田テイ
ルを延ばした構造とすることができる。しかも、このグ
ランド端子の半田テイルは、絶縁ハウジングの底面の領
域内に配置することができる。この結果、イジェクト機
構付きカード用コネクタ装置全体を小型化することがで
きると共に、プリント回路基板上の占有面積を小さくす
ることができる。
【0008】以下で説明するこの発明の好適な実施形態
においては、上部のグランド端子の背面壁は、弧状の接
続片が下端部に連設されて下部のグランド端子に弾接さ
せて電気的に接続してある。上下のグランド端子を接続
するための部品を必要としなくできる点で有利である。
【0009】下部のグランド端子の背面壁は、複数のデ
ィップ型の半田テイルが連設され、1列に整列させてあ
る。グランド端子のための半田付けの領域を狭くすると
共に、ピンコネクタ組立体をプリント回路基板に強固に
取り付ける点や、グランド機能の強化の点などで望まし
い。
【0010】接続ピンを上部に整列させたターミナルの
他端がSMT型の半田テイルとして形成されて、絶縁ハ
ウジングの後端側に1列で整列している一方、接続ピン
を下部に整列させたターミナルの他端がSMT型の半田
テイルとして形成されて、絶縁ハウジングの前面側に1
列で整列していると共に、下部のグランド端子から垂下
しているディップ型の半田テイルが、絶縁ハウジングの
後端側に整列しているSMT型の半田テイルの前方に1
列で整列している。グランド端子の半田テイルが、ター
ミナルの半田テイルのために占有される領域内に収容さ
れる結果、プリント回路基板上における占有面積の縮小
の点で有利である。
【0011】更に、絶縁ハウジングの前面側に整列して
いるSMT型の半田テイルは、絶縁ハウジングの底面に
設けた整列用ガイドを介して整列間隔が維持されてい
る。プリント回路基板の表面に形成された導電パッドと
正しく対向させる点で有利である。この整列用ガイド
は、着脱可能とすることができ、着脱のために、絶縁ハ
ウジングの底面に沿ってスライド可能に設けることがで
きる。
【0012】ピンコネクタ組立体とイジェクト機構付き
シェル組立体は、ピンコネクタ組立体の絶縁ハウジング
の前面内に形成した屈曲した嵌合溝に、イジェクト機構
付きシェル組立体のシェルに設けた屈曲した係合片を嵌
合させると共に、前記絶縁ハウジングの両側から前方に
形成した側部腕の上下面に形成したガイド溝に、前記シ
ェルに設けた係合爪を係合させて組み付けられている。
このようにすることによって、イジェクト機構付きシェ
ル組立体をピンコネクタ組立体に対して、上下左右の方
向で拘束し両者の一体化を図ることができる。
【0013】また、イジェクト機構付きシェル組立体
は、互いに向き合う上側シェルと下側シェルを備え、そ
れぞれの後端側両側に屈曲した係合片が形成されている
と共に、後端側一側に係合爪が形成されて、イジェクト
機構付きシェル組立体が上下を反転してもピンコネクタ
組立体に組み付け可能に構成されている。この構成によ
って、イジェクト機構の操作部を左右任意の位置に設定
することが可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付
の図を参照して説明する。
【0015】図1は、実施形態のイジェクト機構付きカ
ード用コネクタ装置1の全体観を表している。2がイジ
ェクト機構付きシェル組立体であり、3がピンコネクタ
組立体である。以下の説明で明らかにする通り、イジェ
クト機構付きシェル組立体2がピンコネクタ組立体3に
組み付けられるようになっている。図中、PCBとある
のが、このイジェクト機構付きカード用コネクタ装置1
を搭載するプリント回路基板である。
【0016】イジェクト機構付きシェル組立体2は、図
2乃至図7に示してあるように、上側シェル4aと下側
シェル4bを、それぞれの側壁を突き合わせるように向
き合わせて扁平角筒状の形態に構成されているもので、
内側の空間を、2枚のメモリカード又は通信用カード
(図示していない)を上下2段に、或は1枚のHDDパ
ッケージ(図示していない)を受け入れるメモリカード
受入空間5としている。前端側(図2において上端側)
の開口部がメモリカードの挿入口6である。イジェクト
機構7が、上側シェル4aと下側シェル4bのそれぞれ
に一つづつ、独立に組み付けてある。イジェクト機構7
は、イジェクトロッド8とイジェクトレバー9とで構成
されているもので、イジェクトロッド8が、上側シェル
4aと下側シェル4bの側壁に沿ってそれぞれ前後方向
へスライド自在に設けられていると共に、イジェクトレ
バー9が、上側シェル4aと下側シェル4bの後端側内
面に矢示10のように揺動自在に設けられ、イジェクト
ロッド8の後端がイジェクトレバー9の一端に連結され
ている。しかして、イジェクトロッド8の前端に取り付
けたボタン11を介してイジェクトロッド8を後方にス
ライドさせると、イジェクトレバー9が揺動して、イジ
ェクトレバー9の他端部にメモリカードと係合するよう
に形成したイジェクト爪12でメモリカードを挿入口6
を通して外部に排出できるようにしてある。
【0017】上側シェル4aの後端部両側には、水平部
13a、垂直部13b、水平部13cを略直角に連続さ
せて形成した屈曲した係合片13が形成してあると共
に、一方の係合片13の前方側に隣接させて、水平延長
部14が係合片13より外側まで延長して形成してあ
り、水平延長部14の端縁からは略直角に係合爪15が
垂下して設けてある。下側シェル4bの後端部も上側シ
ェル4aと対称形に形成してあり、両側に屈曲した係合
片13が形成してあると共に、一方の係合片13の前方
側に水平延長部14が隣接させて形成してあり、水平延
長部14の端縁から略直角に係合爪15が立ち上げてあ
る。それぞれの係合爪15が互いに対向するようになっ
ている。図中、16は、上側シェル4aと下側シェル4
bの側壁を連結するようにして組み付けられた組付け
脚、17は、上側シェル4aと下側シェル4bの側壁で
共同して構成した連結部である。
【0018】ピンコネクタ組立体3は、図8乃至図15
に示したように構成されており、絶縁ハウジング18と
複数のターミナル19を有している。ターミナル19の
一端は接続ピン20として絶縁ハウジング18の前面
(図8において上側)側、即ち、前記イジェクト機構付
きシェル組立体2が組み付けられる側に整列させてあ
る。この接続ピン20の整列は、図9に表れているよう
に、上下2群に分けて整列させてあり、各群の接続ピン
20に対して、前記イジェクト機構付きシェル組立体2
に受け入れた、メモリカード、通信用カード又はHDD
パッケージなどのメモリデバイスに設けられたソケット
(図示していない)が嵌合できるようにしてある。
【0019】ターミナル19の他端には、プリント回路
基板PCBに表面半田付けができるようにしたSMT型
の半田テイル21が形成されている。この半田テイル2
1は、絶縁ハウジング18の前面側及び後端側に整列さ
せてある。即ち、上部に整列させたターミナル19の接
続ピン20の他端の半田テイル21が絶縁ハウジング1
8の後端側に1列に整列させてある一方、下部に整列さ
せたターミナル19の接続ピン20の他端の半田テイル
21が絶縁ハウジング18の前面側に1列に整列させて
ある。それぞれの整列させた半田テイル21は、平面で
見て、絶縁ハウジング18の外側に露出するようにして
あり(図8参照)、全ての半田テイル21がリフロー半
田を加熱するためにプリント回路基板PCBの表面側か
ら照射される熱を有効に受けられるようにしてある。
【0020】また、絶縁ハウジング18の前面側に整列
する半田テイル21には、その整列ピッチを保持するた
めの整列用ガイド22が、絶縁ハウジング18の底面に
沿って設けてある。この整列用ガイド22は、表面(下
面)に櫛歯状の凹凸を形成して凹部にターミナル19を
1本づつ収容できるようにした板状のもので、絶縁ハウ
ジング18の両側部から前方に互いに対向するように延
長させて形成した側部腕23を介して前後方向にスライ
ドできるように取り付けてある。半田テイル21の半田
付けが完了した後には、整列用ガイド22を半田テイル
21を越えて前方へスライドさせて絶縁ハウジング18
から取り外すことが可能になっている。尚、この整列用
ガイド22は、半田付け完了後もそのまま、或は後方へ
スライドさせて、絶縁ハウジング18に残す構造とする
ことも可能である。
【0021】上下に整列させた前記接続ピン20の各群
毎には、図13に表れているように、接続ピン20と並
列させてグランド端子27が設けてある。これらのグラ
ンド端子27は、ピンコネクタ組立体3に接続されるメ
モリカードのケース外壁にコンタクト片27aが係合で
きるように、上部に整列させた接続ピン20の上側に上
部のグランド端子27が配置される一方、上部に整列さ
せた接続ピン20と下部に整列させた接続ピン20の間
に下部のグランド端子27が配置されている。そして、
上部のグランド端子27は、図13、15に表れている
ように、略直角に垂下させた背面壁27bが後端側に連
設され、この背面壁27bから弧状の接続片28が下方
に延びて、この接続片28が下部のグランド端子27に
弾接して、上下のグランド端子27が絶縁ハウジング1
8の内部で電気的に接続されるようにしてある。このた
め、上部に整列されたターミナル19の内、上部のグラ
ンド端子27の背面壁27bと交差するものは、背面壁
27bに形成した窓孔27cを通して非接触で後方に延
びるようにし(図15参照)、各ターミナル19が絶縁
ハウジング18の後端側で整列させた他端の半田テイル
21まで連続するようにしてある。このような、接続ピ
ン20が上部に整列しているターミナル19と、上部の
グランド端子27の背面壁27bを比接触で交差させた
構造が、ピンコネクタ組立体3の小型化を可能としてい
る。両者を接触しないようにするためには、通常、上部
のグランド端子27の背面壁27bをターミナル19の
垂下部よりも更に外側の最外側位置とする必要があり、
ピンコネクタ組立体3の大型化が避けられなかったので
ある。また、上下のグランド端子27は個別にプリント
回路基板PCBと半田付けする必要もあったのである。
【0022】下部のグランド端子27の背面壁27b
は、絶縁ハウジング18を貫通するようにして直線的に
垂下し、背面壁27bの下端に複数形成したディップ型
の半田テイル29が絶縁ハウジング18の後端側に1列
で整列させたSMT型の半田テイル21の前方の、絶縁
ハウジング18の底面で1列に整列している。この結
果、これらの半田テイル29は、前記ターミナル19の
半田テイル21の半田付けの際に、プリント回路基板P
CBの裏面側から照射される熱によってリフローディッ
プの方式で同時に半田付けをすることが可能である。更
に、絶縁ハウジング18の両側外壁には、金属ネイル3
0が取り付けてあり、この水平片30aもプリント回路
基板PCBの表面に、半田テイル21、29の半田付け
をする際に同時に半田付けができるようにしてある。
【0023】絶縁ハウジング18に設けた前記側部腕2
3は、イジェクト機構付きシェル組立体2との組付けに
も利用するようにしてある。即ち、各側部腕23の上下
面には、前記係合爪15を案内するためのガイド溝24
が長手方向に沿って形成してある。そしてこのガイド溝
24の前方寄りの底には係合突起25が形成してある。
従って、係合爪15をガイド溝24に沿って案内すると
きには、係合爪15が係合突起25を乗り越えて後方に
移動し、移動後は、係合突起15が前方に脱出するのを
係合突起25で阻止できるようになっている。側部腕2
3は絶縁ハウジング18の両側部に対向して設け、各側
部腕23の上下面にガイド溝24が形成してあるのに対
し、イジェクト機構付きシェル組立体2側の係合爪15
は、一側にだけ、上下に対向して設けてある。従って、
イジェクト機構付きシェル組立体2の組付けに際して
は、一方の側部腕23のガイド溝24が係合爪15を案
内することになる。イジェクト機構付きシェル組立体2
のイジェクトロッド8は挿入口6の左右何れか一方に配
置されるように設定され、これに従って、何れか一方の
側部腕23のガイド溝24が利用されるものである。
【0024】前記のようにして、係合爪15がガイド溝
24によって案内される時に、イジェクト機構付きシェ
ル組立体2の上側シェル4a及び下側シェル4bの後端
両側にそれぞれ設けた4つの屈曲した係合片13と対向
する関係で、絶縁ハウジング18の前端面に4つの屈曲
した嵌合溝26が形成してある(図9参照)。前記係合
爪15がガイド溝24の後方まで移動した時に、屈曲し
た係合片13が丁度、嵌合溝26に完全に嵌合するよう
にしてある。
【0025】次ぎに、前記のように構成されたイジェク
ト機構付きシェル組立体2とピンコネクタ組立体3とで
成るイジェクト機構付きカード用コネクタ装置1をプリ
ント回路基板PCB上へ搭載する様子を説明する。搭載
は、ピンコネクタ組立体3をプリント回路基板PCB上
へ半田付けによって実装した後、そのピンコネクタ組立
体3に対しイジェクト機構付きシェル組立体2を組み付
けるようにして行うことができる。
【0026】ピンコネクタ組立体3のプリント回路基板
PCB上への実装は、絶縁ハウジング18の前面側に1
列で整列させたSMT型の半田テイル21、絶縁ハウジ
ング18の後端側に1列で整列させたSMT型の半田テ
イル21及び絶縁ハウジング18の両側に取り付けた金
属ネイル30の水平片30aをそれぞれ表面半田付けの
手法によってプリント回路基板PCBの表面の対応部
(ランド、導電パッド等)に半田付けすることによって
行うことができる。全ての半田付けは1工程で行うこと
ができる。また、この時、下部のグランド端子27から
垂下させて1列に整列した状態で設けたディップ型の半
田テイル29はプリント回路基板PCBに形成された導
電スルーホールに挿通できるので、導電スルーホールに
予めリフロー半田を塗布しておき、プリント回路基板P
CBの裏面側からも熱を照射することによって、ディッ
プ型の半田テイル29の半田付けもSMT型の半田テイ
ル21及び金属ネイル30の水平片30aの表面半田付
けの際に同時に行うことができる。半田テイル21、2
9及び水平片30aの半田付け部分は、半田付け完了後
も、プリント回路基板PCBの表面側又は裏面側で露出
しているので、何れも目視検査が可能であるばかりでな
く、半田付けの補修も可能である。
【0027】上下のグランド端子27をピンコネクタ組
立体3の絶縁ハウジング18内で電気的に接続し、下部
のグランド端子27の半田テイル29のみをプリント回
路基板PCBに半田付けするようにし、しかも、この半
田テイル29が絶縁ハウジング18によって占有される
領域内に設けられていることが、プリント回路基板PC
Bがピンコネクタ組立体3によって占有される面積の拡
大を避けることに大きく寄与している。また、グランド
端子27の複数本の半田テイル29が1列に整列してい
るので、導電スルーホールを形成するために確保すべき
面積も比較的小さくでき、結果として、SMT型の半田
テイル21の位置に制約を与えないようにできる。複数
本の半田テイル29をプリント回路基板PCBに半田付
けすることによって、グランド端子27が複数箇所でプ
リント回路基板PCBのグランドと電気的に導通しグラ
ンドとしての機能が強化される。更に、ピンコネクタ組
立体3とプリント回路基板PCBの間の取り付け強度が
グランド端子27の複数の半田テイル29の半田付けに
よって補強することができる。
【0028】プリント回路基板PCBに実装されたピン
コネクタ組立体3に対するイジェクト機構付きシェル組
立体2の組付けは、ピンコネクタ組立体3の前面にイジ
ェクト機構付きシェル組立体2の後端側を正対させ、こ
のイジェクト機構付きシェル組立体2をプリント回路基
板PCBと平行にスライドさせることによって行う。図
1ではイジェクトロッド8がメモリカードの挿入口6か
ら見て右側に位置しているが、イジェクト機構付きシェ
ル組立体2を反転させて左側とすることもできる。
【0029】イジェクト機構付きシェル組立体2をピン
コネクタ組立体3側にスライドさせると、上側シェル4
aと下側シェル4bにそれぞれ設けた係合爪15が絶縁
ハウジング18の側部腕23に形成されたガイド溝24
に進入し、ガイド溝24内に形成した係合突起25を乗
り越えて進む。係合爪15がガイド溝24の最奥部に達
するまでスライドさせる。このようにスライドさせて、
イジェクト機構付きシェル組立体2の上側シェル4a及
び下側シェル4bの後端両側に形成した4つの屈曲した
係合片13を絶縁ハウジング18の前面に形成した屈曲
した嵌合溝26にそれぞれ嵌合させる。屈曲した係合片
13と屈曲した嵌合溝26の嵌合によって、上側シェル
4a及び下側シェル4bは上下左右の方向で絶縁ハウジ
ング18に拘束された状態となる。図16乃至図18は
組付けを完了した状態を表している。組付けを完了した
後、イジェクト機構付きシェル組立体2に設けた組付け
脚16をプリント回路基板PCBにねじなどの適当な固
定手段で固定することで、イジェクト機構付きシェル組
立体2とプリント回路基板PCBを一体化して、イジェ
クト機構付きシェル組立体2が前後方向で移動しないよ
うに拘束する。
【0030】ピンコネクタ組立体3は半田テイル21、
29の半田付け及び金属ネイル30の水平片30aの半
田付けでプリント回路基板PCBに強固に取り付けら
れ、また、イジェクト機構付きシェル組立体2は組付け
脚16を介してプリント回路基板PCBに強固に取り付
けられ、しかも、ピンコネクタ組立体3の絶縁ハウジン
グ18とイジェクト機構付きシェル組立体2の上側シェ
ル4a及び下側シェル4bが、屈曲した係合片13と屈
曲した嵌合溝26の嵌合で拘束される結果、イジェクト
機構付きカード用コネクタ装置1をプリント回路基板P
CBに強固に取り付けることができる。従って、メモリ
カードの出し入れによって強固な取り付け状態が損なわ
れることを防止する。この結果、電気的な性能上重要な
半田テイル21、29の半田付け部分に損傷を受けない
ようにすることができる。尚、金属ネイル30の水平片
30aは、半田付けによることなく、イジェクト機構付
きシェル組立体2の組付け脚16と同様にねじなどの適
当な固定手段で固定し、より強固な固定を図ることもで
きる。図8と図15の水平片30aは、そのような固定
手段に対応できる形状で表してある。
【0031】
【発明の効果】以上に説明の通り、請求項1の発明によ
れば、特に、グランド端子が上下2段に設置されて、各
グランド端子の基部には下方に垂下する背面壁が連設さ
れており、上部に接続ピンを整列させたターミナルが、
上部のグランド端子の背面壁に形成した窓孔を通して接
触することなく貫通して半田テイル側に延びている構成
としたので、ピンコネクタ組立体の小型化を図り、イジ
ェクト機構付きカード用コネクタ装置全体を小型化する
ことができる。また、プリント回路基板上への搭載が容
易で、しかも、占有面積を可及的に小さくできる。
【0032】請求項2の発明によれば、上部のグランド
端子の背面壁は、弧状の接続片が下端部に連設されて下
部のグランド端子に弾接させて電気的に接続してある構
成としたので、上下のグランド端子を接続するための部
品を必要としなくでき、部品点数の増大を避けることが
できる。
【0033】請求項3の発明によれば、下部のグランド
端子の背面壁は、複数のディップ型の半田テイルが連設
され、1列に整列させてある構成のため、グランド端子
の半田テイルのための半田付けの領域を狭くし、かつ、
取り付け強度の向上と、グランド機能の強化を図ること
ができる。
【0034】請求項4の発明によれば、接続ピンを上部
に整列させたターミナルの他端がSMT型の半田テイル
として形成されて、絶縁ハウジングの後端側に1列で整
列している一方、接続ピンを下部に整列させたターミナ
ルの他端がSMT型の半田テイルとして形成されて、絶
縁ハウジングの前面側に1列で整列していると共に、下
部のグランド端子から垂下しているディップ型の半田テ
イルが、絶縁ハウジングの後端側に整列しているSMT
型の半田テイルの前方に1列で整列している構成である
ので、グランド端子の半田テイルが、ターミナルの半田
テイルのために占有される領域内に収容される結果、プ
リント回路基板上における占有面積を縮小することがで
きる。
【0035】請求項5、6、7の発明によれば、絶縁ハ
ウジングの前方に整列しているSMT型の半田テイル
は、絶縁ハウジングの底面に設けた整列用ガイドを介し
て整列間隔が維持されている構成であるので、半田テイ
ルをプリント回路基板の表面に形成された導電パッドと
正しく対向させて、誤りなく半田付けすることができ
る。
【0036】請求項8の発明によれば、ピンコネクタ組
立体とイジェクト機構付きシェル組立体は、ピンコネク
タ組立体の絶縁ハウジングの前面内に形成した屈曲した
嵌合溝に、イジェクト機構付きシェル組立体のシェルに
設けた屈曲した係合片を嵌合させると共に、前記絶縁ハ
ウジングの両側から前方に形成した側部腕の上下面に形
成したガイド溝に、前記シェルに設けた係合爪を係合さ
せて組み付けられている構成であるので、イジェクト機
構付きシェル組立体をピンコネクタ組立体に対して、上
下左右の方向で拘束し両者を強固に一体化することがで
きる。
【0037】そして、請求項9の発明によれば、イジェ
クト機構付きシェル組立体は、互いに向き合う上側シェ
ルと下側シェルを備え、それぞれの後端側両側に屈曲し
た係合片が形成されていると共に、後端側一側に係合片
が形成されて、イジェクト機構付きシェル組立体が上下
を反転してもピンコネクタ組立体に組み付け可能に構成
されているので、イジェクト機構の操作部を左右任意の
位置に設定することが可能であり、操作部の位置毎に個
別のイジェクト機構付きシェル組立体を準備しなくて良
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のイジェクト機構付きカ
ード用コネクタ装置の全体感を表す分解斜視図である。
【図2】 実施形態におけるイジェクト機構付きシェ
ル組立体の平面図である。
【図3】 同じく底面図である。
【図4】 同じく左側面図である。
【図5】 同じく右側面図である。
【図6】 同じく正面図である。
【図7】 同じく背面図である。
【図8】 実施形態におけるピンコネクタ組立体の拡
大平面図である。
【図9】 同じく背面図である。
【図10】 同じく正面図である。
【図11】 同じく底面図である。
【図12】 同じく左側面図である。
【図13】 同じく拡大縦断側面図である。
【図14】 図9のA−A線に沿って示した横断面図で
ある。
【図15】 図8のB−B線に沿って示した拡大縦断面
図である。
【図16】 イジェクト機構付きシェル組立体をピンコ
ネクタ組立体に組み付けた状態の平面図である。
【図17】 同じく係合爪に沿って示した断面図であ
る。
【図18】 同じく係合片に沿って示した断面図であ
る。
【符号の説明】
PCB プリント回路基板 1 イジェクト機構付きカード用コネクタ装置 2 イジェクト機構付きシェル組立体 3 ピンコネクタ組立体 4a 上側シェル 4b 下側シェル 5 メモリカード受入空間 6 メモリカードの挿入口 7 イジェクト機構 8 イジェクトロッド 9 イジェクトレバー 11 ボタン 12 イジェクト爪 13 屈曲した係合片 13a 係合片の水平部 13b 係合片の垂直部 13c 係合片の水平部 14 水平延長部 15 係合爪 16 組付け脚 17 連結部 18 絶縁ハウジング 19 ターミナル 20 接続ピン 21 SMT型の半田テイル 22 整列用ガイド 23 側部腕 24 ガイド溝 25 係合突起 26 屈曲した嵌合溝 27 グランド端子 27a グランド端子のコンタクト片 27b グランド端子の背面壁 27c 背面壁の窓孔 28 接続片 29 半田テイル 30 金属ネイル 30a 金属ネイルの水平片

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード状のメモリデバイスと接続でき
    るようにしたイジェクト機構付きカード用コネクタ装置
    において、 前記メモリデバイスの受け入れを案内し、かつ、受け入
    れたメモリデバイスの少なくとも一部を覆うためのシェ
    ル4a、4bと、このシェル4a、4bに組み付けられ
    て、シェル4a、4b内に受け入れたメモリデバイスを
    外部に排出するためのイジェクト機構7とを備えたイジ
    ェクト機構付きシェル組立体2と、 前記シェル4a、4b内に受け入れたメモリデバイスの
    ソケットと嵌合し、メモリデバイスとプリント回路基板
    PCB間を接続するためのピンコネクタ組立体3とで構
    成されており、 前記ピンコネクタ組立体3は、絶縁ハウジング18と複
    数のターミナル19とを有し、各ターミナル19の一端
    に形成された接続ピン20が、前記シェル4a、4b内
    に上下2段に受け入れたメモリデバイスのそれぞれのソ
    ケットと嵌合可能とするために上下2段に整列されて絶
    縁ハウジング18の前方に延びていると共に、上下に整
    列された接続ピン20のそれぞれの上側にメモリデバイ
    スのケースと係合可能としたグランド端子27が並設し
    てあり、 各グランド端子27の基部には下方に垂下する背面壁2
    7bが連設されており、上部に整列されたターミナル1
    9が、上部のグランド端子27の背面壁27bに形成し
    た窓孔27cを通り、それぞれ接触することなく貫通し
    て半田テイル21側に延びていることを特徴とするイジ
    ェクト機構付きカード用コネクタ装置。
  2. 【請求項2】 上部のグランド端子27の背面壁27
    bは、弧状の接続片28が下端部に連設されて下部のグ
    ランド端子27に弾接させて電気的に接続してある請求
    項1に記載のイジェクト機構付きカード用コネクタ装
    置。
  3. 【請求項3】 下部のグランド端子27の背面壁27
    bは、その下部に複数のディップ型の半田テイル29が
    連設され、1列に整列させてある請求項1又は2に記載
    のイジェクト機構付きカード用コネクタ装置。
  4. 【請求項4】 上部に整列させたターミナル19の接
    続ピン20の他端がSMT型の半田テイル21として形
    成されて、絶縁ハウジング18の後端側に1列で整列し
    ている一方、下部に整列させたターミナル19の接続ピ
    ン20の他端がSMT型の半田テイル21として形成さ
    れて、絶縁ハウジング18の前面側に1列で整列してい
    ると共に、下部のグランド端子27から垂下しているデ
    ィップ型の半田テイル29が、絶縁ハウジング18の後
    端側に整列しているSMT型の半田テイル21の前方に
    1列で整列している請求項3に記載のイジェクト機構付
    きカード用コネクタ装置。
  5. 【請求項5】 絶縁ハウジング18の前面側に整列し
    ているSMT型の半田テイル21は、絶縁ハウジング1
    8の底面に設けた整列用ガイド22を介して整列間隔が
    維持されている請求項4に記載のイジェクト機構付きカ
    ード用コネクタ装置。
  6. 【請求項6】 整列用ガイド22は、絶縁ハウジング
    18に着脱可能に設けてある請求項5に記載のイジェク
    ト機構付きカード用コネクタ装置。
  7. 【請求項7】 整列用ガイド22は、絶縁ハウジング
    18の底面に沿ってスライド可能とした請求項5又は6
    に記載のイジェクト機構付きカード用コネクタ装置。
  8. 【請求項8】 ピンコネクタ組立体3とイジェクト機
    構付きシェル組立体2は、ピンコネクタ組立体3の絶縁
    ハウジング18の前面内に形成した屈曲した嵌合溝26
    に、イジェクト機構付きシェル組立体2のシェル4a、
    4bに設けた屈曲した係合片13を嵌合させると共に、
    前記絶縁ハウジング18の両側から前方に形成した側部
    腕23の上下面に形成したガイド溝24に、前記シェル
    4a、4bに設けた係合爪15を係合させて組み付けら
    れている請求項1に記載のイジェクト機構付きカード用
    コネクタ装置。
  9. 【請求項9】 イジェクト機構付きシェル組立体2
    は、互いに向き合う上側シェル4aと下側シェル4bを
    備え、それぞれの後端側両側に屈曲した係合片13が形
    成されていると共に、後端側一側に係合爪15が形成さ
    れて、イジェクト機構付きシェル組立体2が上下を反転
    してもピンコネクタ組立体3に組み付け可能に構成され
    ている請求項8に記載のイジェクト機構付きカード用コ
    ネクタ装置。
JP10108638A 1997-10-09 1998-04-03 イジェクト機構付きカード用コネクタ装置 Pending JPH11307202A (ja)

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EP98118961A EP0908977A3 (en) 1997-10-09 1998-10-07 Card connector with improved grounding terminal
TW087216649U TW410990U (en) 1997-10-09 1998-10-08 Card connector with improved grounding terminal
CN98124508A CN1118900C (zh) 1997-10-09 1998-10-08 具有改进接地端子的插件连接器
MYPI98004609A MY115611A (en) 1997-10-09 1998-10-08 Card connector with improved grouding terminal
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