JPH11304182A - 空気調和システム - Google Patents

空気調和システム

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JPH11304182A
JPH11304182A JP10109548A JP10954898A JPH11304182A JP H11304182 A JPH11304182 A JP H11304182A JP 10109548 A JP10109548 A JP 10109548A JP 10954898 A JP10954898 A JP 10954898A JP H11304182 A JPH11304182 A JP H11304182A
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indoor
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heat exchanger
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air
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JP10109548A
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Yasutomo Akutsu
保朋 阿久津
Shigeo Tsukue
重男 机
Hideyuki Takayama
英之 高山
Yasuhiro Mogi
康弘 茂木
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファン駆動装置13aにおける電子基板17
の温度上昇を抑える。 【解決手段】 室内機10aを室内空気を送風するファ
ンが配設されたファンユニット11aと,室内空気と冷
媒とを熱交換させて空気調和する室内熱交換器14及び
室内熱交換器14を循環する冷媒の出入口側に設けられ
たファンを駆動するファン駆動装置13aを有する室内
熱交換器ユニット12aとにより構成する。そして,フ
ァン駆動装置13aは電子基板17が配設される基板室
16Bとパワートランス18が配設されるパワートラン
ス室16Aとに区画され,基板室16Bを室内熱交換器
ユニット12a内に収納し,パワートランス室16Aを
室内熱交換器ユニット12aからはみ出して設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,ファン及び当該フ
ァンを駆動するファン駆動装置を備えたファンユニット
と室内熱交換器を備えた室内熱交換器ユニットとを連結
して室内機を構成した際に,ファン駆動装置における電
子基板が所定温度以下になるようにした空気調和システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来,複数の部屋を冷暖房するには,各
部屋に対応して空気調和機を設けることが一般的である
が,これでは必要とする空気調和機の台数が多くなり不
経済である。
【0003】そこで,各部屋に室内機を設けて,当該室
内機に1台の室外機から冷媒を供給することにより,空
気調和を行うマルチ式空気調和機が市場に提供され始め
ている。
【0004】しかし,このマルチ方式の空気調和機で
も,室内機は被調和室と同じ台数が必要となると共に,
被調和室の数が多い場合には冷媒配管の総配管距離が長
くなるため冷媒循環を行うのに能力の大きい室外機を使
用する必要があり,また複雑な冷媒配管経路となって,
施工性及びメンテナンス性に欠ける問題がある。
【0005】このような観点から,本願出願人は特願平
9−618において図5に示すような構成の空気調和機
を提案した。
【0006】当該空気調和機は,冷媒を圧縮する図示し
ない圧縮機等を備えて室外に配設される室外機20a,
20b,天井裏や階段下等に配設されて冷媒と室内空気
とを熱交換する室内機10a,10b,各被調和室に設
けられて調和された空気を当該被調和室に吹出す吹出チ
ャンバー60a,60b,該室内機10a,10bで調
和された空気を吹出チャンバー60a,60bに導くダ
クト100a,100b,屋内の換気を行うと共に当該
換気用空気の熱を回収する図示しない熱回収器を備えた
換気ユニット31等を有している。
【0007】なお,室内機10a,10bはファン及び
当該ファンを駆動するファン駆動装置を備えたファンユ
ニット11a,11bと室内熱交換器を備えた室内熱交
換器ユニット12a,12bとに分割され,ファンユニ
ット11a,11b及び室内熱交換器ユニット12a,
12bは同じ大きさの賽子状筐体に収納されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,ファン
駆動装置は,電子部品であるため電子基板の温度を60
℃以下に設定しなければならないのも関わらず,天井裏
の温度等によってはこの温度以下にすることが困難とな
る場合があった。
【0009】そこで本発明は,ファン駆動装置における
電子基板の温度を安価,かつ,容易に所定温度以下にす
るようにして信頼性の高い空気調和システムを提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,請求項1にかかる発明は,冷媒と室内空気との熱交
換を行う室内機と,複数の被調和室に設けられると共
に,天井裏や床下に配設されたダクトにより連結されて
室内機からの空気を被調和室に吹出す吹出チャンバーと
を有してなる空気調和システムにおいて,室内機が,室
内空気を吸気して送風するファンを備えたファンユニッ
トと,室内空気と冷媒とを熱交換させて空気調和する室
内熱交換器と,室内熱交換器を循環する冷媒の出入口側
に設けられたファンを駆動するファン駆動装置とを備え
た室内熱交換器ユニットとを有して,ファン駆動装置に
おける電子基板の温度を安価,かつ,容易に所定温度以
下にするようにして信頼性を高めたことを特徴とする。
【0011】請求項2にかかる発明は,ファン駆動装置
が,電子基板が配設される基板室とパワートランスが配
設されるパワートランス室とに区画され,基板室が室内
熱交換器ユニット内に収納され,パワートランス室が室
内熱交換器ユニットからはみ出して設けられて,効率的
に電子基板の温度を所定温度以下にできるようにしたこ
とを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
て説明する。なお,従来と同一構成に関しては同一符号
を用いて説明を適宜省略する。
【0013】図1は本発明にかかる空気調和システムを
家屋に設置した時の概念図で,1階用の空気調和機と2
階用の空気調和機とからなり,これらの構成は後述する
吸込チャンバーの構成が相違している以外は同じであ
る。
【0014】各空気調和機は,冷媒を圧縮する図示しな
い圧縮機等を備えた室外機20a,20b,室内空気と
冷媒とを熱交換させる室内機10a,10b,居室等の
被調和室に設けられて調和された空気を当該被調和室に
吹出す際の吹出口をなす吹出チャンバー60a,60
b,室内機10a,10bからの調和された空気を各被
調和室に分配する分岐チャンバー50a,50b,室内
機10a,10b,分岐チャンバー50a,50b及び
吹出チャンバー60a,60b等を連結して空気の流路
を形成するダクト100a,100b,屋内の換気を行
うと共に当該換気用空気の熱を回収する図示しない熱回
収器を備えた換気ユニット30等により構成されてい
る。
【0015】1階用の空気調和機における室内機10a
は,図2(a)に示すような外観を有し,階段下のよう
な閉空間内に配設されて,当該閉空間40aが吸込チャ
ンバーとして作用している。
【0016】これにより,吸込チャンバーを別途設ける
必要が無くなるので,製造コストを安価にすることが可
能になる。
【0017】また,2階用の空気調和機における室内機
10bは,図2(b)に示すような外観を有し,天井裏
に配設されて,吸込チャンバー40bを介して室内空気
を吸気するようになっている。
【0018】なお,本実施の形態においては,階段下の
閉空間40a及び吸込チャンバー40bに外気と室内空
気とが冷房時及び暖房時を問わず一定比で流入する構成
となっているが,当該比率を変える場合には,これらに
ダンパー装置等を設ければよい。
【0019】室内機10a,10bは,室内空気を吸気
するファンユニット11a,11b,当該吸気した室内
空気と冷媒との熱交換を行う室内熱交換器ユニット12
a,12bとにより構成されている。
【0020】ファンユニット11a,11bには,図示
しないファンが設けられ,室内熱交換器ユニット12
a,12bには,室内熱交換器及びファンを駆動するた
めのファン駆動装置13a,13bが設けられている。
【0021】図3及び図4は,室内機10aの水平断面
図及び側断面図をそれぞれ示し,ファン駆動装置13a
は室内熱交換器14の冷媒出入口部15A側になるよう
に設けられている。なお,以下の説明においては室内機
の構成を階段下に設けられた室内機10aを例に説明す
る。
【0022】そして,ファン駆動装置13aは,発熱量
の大きなパワートランス18等が配設されたパワートラ
ンス室16Aと上限温度が規定された電子基板17等が
配設された基板室16Bとに区画された金属製の筐体1
9を有している。
【0023】ファン駆動装置13aは室内熱交換器14
の冷媒出入口部15A側に配設され,かつ,基板室は1
6Bは室内熱交換器ユニット12a内に収納され,パワ
ートランス室16Aは当該室内熱交換器ユニット12a
から飛出して設けられている。
【0024】これにより,室内熱交換器14の熱で電子
基板17が収納された基板室16Bを冷却するようにす
ると共に,パワートランス18の熱が基板室16Bの温
度を上昇させにくくしている。
【0025】また,パワートランス18が室内機10
a,10bから飛出して設けられていることにより,当
該室内機10a,10bで熱交換する室内空気がパワー
トランス18の熱で温度上昇することがなく,熱交換効
率の低下を防ぐことが可能となっている。
【0026】なお,ファン駆動装置13aを室内熱交換
器14の冷媒出入口部15A側に配設したのは,この部
分の冷媒配管の配設幅が反対側のヘアピン部15Bより
広くなり,大きなデッドスペースが発生するので,当該
デッドスペースを有効活用して装置の小型化を行うため
である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように,請求項1にかかる
発明によれば,ファンを駆動するファン駆動装置を室内
熱交換器を循環する冷媒の出入口側に設けたので,安
価,かつ,容易にファン駆動装置における電子基板の温
度を安定して所定温度以下にすることができ,心霊性が
向上する。
【0028】請求項2にかかる発明によれば,ファン駆
動装置を電子基板が配設される基板室とパワートランス
が配設されるパワートランス室とに区画して,基板室が
室内熱交換器ユニット内に収納され,パワートランス室
が室内熱交換器ユニットからはみ出して設けたので,効
率的に電子基板の温度を所定温度以下にできるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の説明に適用される空気調
和システムの構成を示す図である。
【図2】室内機の斜視図である。
【図3】室内機の水平断面図である。
【図4】室内機の側断面図である。
【図5】従来の技術の説明に適用される空気調和システ
ムの構成図である。
【符号の説明】
10a,10b 室内機 11a,11b ファンユニット 12a,12b 室内熱交換器ユニット 13a,13b ファン駆動装置 14 室内熱交換器 16A パワートランス室 16B 基板室 17 電子基板 18 パワートランス 20a,20b 室外機 60a,60b 吹出チャンバー 100a,100b ダクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茂木 康弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒と室内空気との熱交換を行う室内機
    と,複数の被調和室に設けられると共に,天井裏や床下
    に配設されたダクトにより連結されて前記室内機からの
    空気を被調和室に吹出す吹出チャンバーとを有してなる
    空気調和システムにおいて,前記室内機が,室内空気を
    吸気して送風するファンを備えたファンユニットと,室
    内空気と冷媒とを熱交換させて空気調和する室内熱交換
    器と,前記室内熱交換器を循環する冷媒の出入口側に設
    けられた前記ファンを駆動するファン駆動装置とを備え
    た室内熱交換器ユニットとを有することを特徴とする空
    気調和システム。
  2. 【請求項2】 前記ファン駆動装置が,電子基板を配設
    する基板室と,パワートランスを配設するパワートラン
    ス室とに区画され,前記基板室が前記室内熱交換器ユニ
    ット内に収納され,前記パワートランス室が前記室内熱
    交換器ユニットからはみ出して設けられていることを特
    徴とする請求項1記載の空気調和システム。
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