JPH11298510A - ネットワーク機器及びネットワーク機器の停止通知システム - Google Patents

ネットワーク機器及びネットワーク機器の停止通知システム

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JPH11298510A
JPH11298510A JP10104806A JP10480698A JPH11298510A JP H11298510 A JPH11298510 A JP H11298510A JP 10104806 A JP10104806 A JP 10104806A JP 10480698 A JP10480698 A JP 10480698A JP H11298510 A JPH11298510 A JP H11298510A
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network
network device
notification
power supply
power
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JP10104806A
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Toshiaki Mogi
俊明 茂木
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、管理ステーションにおいてネット
ワーク機器に異常が生じているのか、単に電源が切断さ
れているだけなのかを区別することができる。 【解決手段】 ネットワークシステムにあって管理ス
テーション4に状態を管理されるべきネットワーク機器
3において、電源を切断する旨の切断通知を、管理ステ
ーションに出力するよう構成された通知手段6と、電源
の切断指令を受けたときに、通知手段に対して切断通知
を行うように指令するとともに、この指令に対応した切
断通知が出力された後に、電源の切断を開始する電源制
御手段5とを備えたネットワーク機器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はネットワーク機器
及びネットワーク機器の停止通知システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年の通信計算機技術に発達に伴い、L
AN等のネットワークシステムが広く普及している。か
かるネットワークシステムにおいては、その構成機器
(ネットワーク機器)がいかなる状態にあるかを常時監
視することが重要である。ネットワーク上にはハードデ
ィスク装置等の共有資源や、ハブ、ルータ等のネットワ
ーク上の通信を保持する装置等が配置されているからで
ある。また、ある部分的な処理(ジョブやオブジェク
ト)をネットワーク上の他の計算機に実行させたり、分
散処理環境を構築する場合もあるので、各計算機の状態
を管理することも必要である。
【0003】一般的には、ネットワーク上に管理ステー
ションが設けられて、ネットワーク管理システムが構築
されている。この場合、管理ステーション(マネージ
ャ)から定期的に各ネットワーク機器(エージェント)
への「問いかけ」(ポーリング)が行われ、ネットワー
ク機器が正常に動作しているか否かの判断が行われる。
具体的には、管理ステーションからの「問いかけ」に対
して各ネットワーク機器が応答を返さない場合、そのネ
ットワーク機器に異常が生じたという判断が下されるよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、管理ステーシ
ョンからのポーリングに対し、ネットワーク機器が応答
を返さない場合には、2通りの可能性が考えられる。一
つはネットワーク機器に何らかの異常が生じている場合
である。もう一つは、電源が切られており応答が返せな
い場合である。
【0005】この電源が切られている場合というのは、
本質的な異常とは言えないものである。しかしながら、
従来のネットワーク管理システムにおいては、これら二
つの状態を区別することができず、本当に異常が生じて
いるのか、単に電源が切断されているだけなのか、区別
がつかない。したがって、いずれの場合も「異常」とい
う判断が下されているのである。
【0006】一方、管理ステーションからあるネットワ
ーク機器について異常通知がなされた場合、ネットワー
ク管理者はその異常について原因調査を行い、適切な処
置を取ってネットワークシステムを正常な状態に維持す
る必要がある。しかし、単に電源が切られているのみで
あるならば、管理者の対応は簡単なものであり、即座に
必要な対応を取ることができる。しかも現実的には単な
る電源切れというのはかなり頻度が高い異常である。
【0007】したがって、従来管理ステーションが報告
する異常のうち、単なる電源切れの場合を確認すること
ができれば、ネットワーク管理者の負担が大幅に低減で
きる。さらに異常検出によるネットワーク停止等を最低
限にとどめることができ、ネットワークシステムのより
有効で効率的な運用を図ることができる。
【0008】本発明は、このような実情を考慮してなさ
れたもので、管理ステーションにおいて、ネットワーク
機器に異常が生じているのか、単に電源が切断されてい
るだけなのかを区別することを可能とするネットワーク
機器及びネットワーク機器の停止通知システムを提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、ネットワークシステム
にあって管理ステーションに状態を管理されるべきネッ
トワーク機器についてなされたものである。
【0010】このネットワーク機器においては、電源の
切断指令を受けた電源制御手段によって、通知手段に対
して切断通知を行うように指令される。次に、この指令
を受けた通知手段により、電源を切断する旨の切断通知
が管理ステーションに出力される。
【0011】そして、この指令に対応した切断通知が出
力された後に、電源制御手段により、電源の切断が開始
される。したがって、ネットワーク機器の電源切断前に
管理ステーションに対する切断通知が行われ、この通知
によって、管理ステーションにおいてネットワーク機器
に異常が生じているのか、単に電源が切断されているだ
けなのかを区別することが可能となる。
【0012】次に、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応する発明において、通知手段は、電源がバック
アップ電源に切り替わったことを検知した場合にも切断
通知を出力するようになっている。
【0013】そして、通知手段から切断通知が出力され
た後に、バックアップ電源制御手段によって、バックア
ップ電源の切断が開始される。したがって、不意に電源
が落ちたような場合でも管理ステーション側には、ネッ
トワーク機器の停止が電源切断によるものと確認でき
る。
【0014】次に、請求項3に対応する発明は、請求項
1又は2に対応する発明において、通知手段は、コンピ
ュータ上のネットワーク通知アプリケーションにより構
成され、また前記電源制御手段は、コンピュータ上のオ
ペレーティングシステムにより構成される。したがっ
て、ネットワーク機器がコンピュータにより構成される
ような場合では、その計算機の機能を利用して請求項1
又は2記載のネットワーク機器が実現できることにな
る。
【0015】次に、請求項4に対応する発明は、請求項
1乃至3のうち何れか1項記載のネットワーク機器をネ
ットワークの構成要素とするネットワーク機器の停止通
知システムにおいて、管理ステーションが切断通知を受
けたときには、その旨を出力することを特徴とする。
【0016】したがって、ネットワークシステムにおい
て例えばポーリングに対する応答がないような場合に、
ネットワーク機器に異常が生じているのか、単に電源が
切断されているだけなのかを区別することネットワーク
機器に異常が生じているのか、単に電源が切断されてい
るだけなのかを区別することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 (発明の第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施
の形態に係るネットワーク機器の停止通知システムを適
用したネットワークシステムの一例を示す構成図であ
る。
【0018】このネットワークシステム1は、データ伝
送路2にネットワーク機器3及び管理ステーション4が
接続されたLANである。各ネットワーク機器はコンピ
ュータのみならず、ルータやハブその他のあらゆるネッ
トワーク要素を構成する機器が含まれ、その機器本体の
機能を実行する部分(図示せず)と、当該機器に電源を
供給する電源制御機構5と、ネットワーク通知機構6と
から構成されている。
【0019】電源制御機構5には、ネットワーク機器3
内の各部に電力を供給する本体部7と、電源遮断処理部
8とが設けられている。電源遮断処理部8は、電源オフ
の入力を受けると、ネットワーク通知機構6にその旨通
知し、該通知機構6からの遮断許可応答があったとき
に、本体部7に対して電源オフ指令を通知する。
【0020】ネットワーク通知機構6は、電源遮断処理
部8からの通知を受けると、SNMP(Simple
Network Management Protoc
ol)のトラップコマンドを用いて、管理ステーション
4に電源断の旨を通知する。また、管理ステーション4
からICMP(Internet ControlMe
ssage Protocol)による問いかけ(ポー
リング)を受けたときには、これに対する応答を行うよ
うになっている。
【0021】一方、管理ステーション4は例えばHP
Network Node Managerなどのネッ
トワーク管理ツールがインストールされたものであり、
機能的には、ポーリング部9と、結果表示部10とが設
けられてなっている。ポーリング部9は、ICMPを用
いて各ネットワーク機器3に対して定期的なポーリング
を行って、各機器3が正常に動作しているかを確認す
る。
【0022】結果表示部10は、ポーリング結果に基づ
き、異常を生じているネットワーク機器3がある場合に
は、機器異常としてその旨表示出力する。また、いずれ
かのネットワーク機器3から電源を遮断した旨を通知を
受けたときには、正常な機器停止(電源オフ)としてそ
の旨表示出力する。
【0023】次に、以上のように構成された本発明の実
施の形態に係るネットワーク機器の停止通知システムの
動作について説明する。まず、管理ステーション4によ
り、ネットワークシステム1中に各ネットワーク機器3
に対して定期的にICMP等を使用したポーリングが行
われている。これに対して正常に動作しているネットワ
ーク機器3からはポーリングに対する応答が得られるこ
とになる。
【0024】一方、機器3の電源が落とされた場合に
は、電源の本体部7をオフするまえに、電源制御機構5
の電源遮断供給部8によって、電源を切断する旨の通知
を行うようネットワーク通知機構6に指示が出される。
【0025】この指令を受けたネットワーク通知機構6
により、伝送路2を介してSNMPを使用して電源切断
の通知(トラップ)が管理ステーション4になされる。
その後、電源遮断供給部8の指令に基づき本体部7から
の電源供給が停止され、当該ネットワーク機器3が停止
することになる。
【0026】管理ステーションにおいては、電源切断の
通知を受けたときには、その旨を表示出力される。一
方、電源切断による終了の場合には、上記通知を受ける
ことから、ポーリングに対する応答がない場合には、そ
のネットワーク機器3に単なる電源切断以外の異常が生
じていると判定することができる。これは異常終了の場
合には、ネットワーク通知機構6からは、電源を切断し
たというトラップが管理ステーション4には送られない
ことによる。
【0027】したがって、ポーリングに対する応答がな
い場合には、そのネットワーク機器3が異常終了した旨
が、管理ステーション4の画面に表示出力される。上述
したように、本発明の実施の形態に係るネットワーク機
器の停止通知システムは、ネットワーク通知機構6から
トラップ出力があった後にネットワーク機器3の電源が
接続されるようになっているので、ネットワーク機器に
なんらかの異常が生じたのか、正常に電源が落とされた
のかの区別を管理ステーション側から判断することがで
きる。
【0028】また、管理ステーションは、各ネットワー
ク機器に対して問いかけ(ポーリング)も行うので、従
来と同様に異常が生じている場合を管理することがで
き、かつその異常は上記のごとく電源切断との区別さ
れ、本来的な異常のみ(例えば)機械的な異常が抽出さ
れる。 (発明の第2の実施の形態)図2は本発明の第2の実施
の形態に係るネットワーク機器の停止通知システムを適
用したネットワークシステムの一例を示す構成図であ
り、図1と同一部分には同一符号を付して説明を省略
し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0029】本実施形態では、ネットワーク機器3bに
バックアップ電源機構15が設けられ、これに応じてネ
ットワーク通知機構の機能が修正される他、第1の実施
形態と同様に構成されている。
【0030】このバックアップ電源機構15は、電源制
御機構5の本体部7がネットワーク機器3b内の各部に
供給する電源電圧が降下してきたことを検知すると、機
器3b内の各部への電力をバックアップ電源に切り替え
るようになっている。すなわち本体部7の電源切断に対
応して自動的に電力供給を行うものである。また、バッ
クアップ電源機構15は、ネットワーク通知機構6bか
らバックアップ電源の切断許可通知を受けると、バック
アップ電源を切断するようになっている。
【0031】ネットワーク通知機構6bは、第1の実施
形態と同様な機能を有する他、本体部7からバックアッ
プ電源への切り替えが起こったときにはその電力供給状
態からこれを検知し、SNMPによる電源切断通知を管
理ステーション4に行う。なお、このトラップ通知には
主電源(本体部7)が不意に切断された旨の情報を含め
ておく。その後、バックアップ電源機構15に対して、
バックアップ電源の切断許可通知を発行する。
【0032】次に、以上のように構成された本発明の実
施の形態に係るネットワーク機器の停止通知システムの
動作について説明する。まず、電源オフ入力による正常
な電源切断時は、第1の実施形態と同様に動作する。ま
た、管理ステーション4によるポーリングが行われる点
も同様である。
【0033】次に、例えば電源異常等によって不意に電
源制御機構5からの電力供給が切断されたときには、ま
ず、バックアップ電源機構15から電力が供給される。
次にこの切替えを検知したネットワーク通知機構6bに
より、バックアップ電源に切り替えられた後に電源遮断
する旨がトラップに含められ、バックアップ電源の容量
のあるうちに管理ステーション4に通知される。
【0034】管理ステーション4では、トラップの内容
及びポーリングの結果によって、正常な電源遮断による
正常終了と、異常な電源遮断による終了と、それ以外の
理由による異常終了とのうち、いずれであるかを切り分
けることができ、表示画面上にその旨を表示する。
【0035】上述したように、本発明の実施の形態に係
るネットワーク機器の停止通知システムは、第1の実施
形態と同様な構成を設けた他、バックアップ電源機構1
5を設け、ネットワーク通知機構6bではバックアップ
電源機構15への電源切り替えを検出してトラップを出
力し、当該トラップ出力後にバックアップ電源を遮断す
るようにしたので、不意に主電源が落ちたような場合で
も、電源切断の旨を管理ステーション4に通知すること
ができる。
【0036】また、この場合の電源切断時にはバックア
ップに切り替わった旨もあわせて通知されるので、管理
ステーション側では、電源切断による機器停止をさらに
正常な電源切断と異常な電源切断に分けて管理すること
ができる。 (発明の第3の実施の形態)第1及び第2の実施形態に
おいては、ネットワーク機器の種類に特に限定はなかっ
たが、以下の第3〜第5の実施形態ではネットワーク機
器が特にコンピュータである場合を説明する。
【0037】図3は本発明の第3の実施の形態に係るネ
ットワーク機器の停止通知システムを適用したネットワ
ークシステムの一例を示す構成図であり、図1又は図2
と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、ここで
は異なる部分についてのみ述べる。
【0038】本実施形態におけるネットワーク機器は、
コンピュータ21及びこのコンピュータ21をネットワ
ークシステム1に接続するためのネットワークカード2
2からなっている。
【0039】また、コンピュータ21は、ネットワーク
カード22を制御するデバイスドライバ23と、オペレ
ーティングシステム24(OS24)と、ネットワーク
通知アプリケーション25とから構成されている。
【0040】オペレーティングシステム24には、コン
ピュータ21の起動要求又は終了要求に対応してその旨
の通知を管理ステーション4に行わせるために、ネット
ワーク通知アプリケーション25に当該通知要求を行う
終了起動通知部26が設けられている。
【0041】ネットワーク通知アプリケーション25に
は、コンピュータ21の起動又は終了の旨を管理ステー
ション4にトラップ出力するトラップ出力部27が設け
られている。
【0042】次に、以上のように構成された本発明の実
施の形態に係るネットワーク機器の停止通知システムの
動作について説明する。まず、ネットワーク1中のコン
ピュータ21において、起動処理又は終了処理を行う際
に、オペレーティングシステム24の終了起動通知部2
6により、トラップ出力要求がネットワーク通知アプリ
ケーション25のトラップ出力部27になされる。
【0043】これを受けたトラップ出力部27によっ
て、管理ステーション4にコンピュータ電源切断あるい
は起動の旨がSNMPのトラップにより通知される。そ
の後、トラップ出力部27は、トラップ通知の旨を終了
起動通知部26に通知する。ここでコンピュータ終了の
場合には、終了起動通知部26がこの通知終了を受ける
ことで、オペレーティングシステム24によるコンピュ
ータ終了処理が開始され電源遮断される。あるいは、オ
ペレーティングシステム24により電源を切断してもよ
い旨がユーザに通知される。
【0044】一方、管理ステーション4では、第1の実
施形態の場合と同様に、受信トラップ及びポーリングの
結果によって、各種の表示出力がなされる。上述したよ
うに、本発明の実施の形態に係るネットワーク機器の停
止通知システムは、OS24上に終了起動通知部26を
設け、ネットワーク通知アプリケーション25にトラッ
プ出力部27を設けたので、第1の実施形態と同様な効
果を計算機のソフトウエアにより実現させることができ
る。 (発明の第4の実施の形態)図4は本発明の第4の実施
の形態に係るネットワーク機器の停止通知システムを適
用したネットワークシステムの一例を示す構成図であ
り、図1〜図3と同一部分には同一符号を付して説明を
省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0045】このネットワーク機器は、コンピュータ2
1bにおいてトラップ出力部27や終了起動通知部26
(OS24b)が特に設けられず、これに代えてネット
ワークカード22bにネットワーク通知機構30が設け
られる他、第3の実施形態と同様に構成されている。
【0046】ネットワーク通知機構30は、第1の実施
形態のネットワーク通知機構6と同様な機能を有するも
のであり、デバイスドライバ23からの電源遮断通知に
対応してその旨のSNMPトラップを管理ステーション
4に通知するとともに、そのトラップ出力の旨をコンピ
ュータ側に応答するものである。コンピュータ側では、
この応答を受け取ると電源を遮断するようになってい
る。
【0047】つまり、コンピュータ21b及びネットワ
ークカード22bの全体で、第1の実施形態と同様な機
能を有するものである。次に、以上のように構成された
本実施形態のネットワーク機器の停止通知システムにお
いては、コンピュータ21b及びネットワークカード2
2bからなるネットワーク機器により第1の実施形態と
同様な動作が行われる。すなわちトラップ送付が終了し
た後に、デバイスドライバ23は自分の終了作業を終
え、さらにオペレーディングシステム24に対して終了
してよい旨を伝える。これによりオペレーディングシス
テム24による終了電源切断が実行される。
【0048】また、この場合に加え、第3の実施形態と
同様に、オペレーティングシステム24bによって電源
遮断の許可表示がユーザに対して通知する場合もある。
上述したように、本発明の実施の形態に係るネットワー
ク機器の停止通知システムは、ネットワークカード22
bにネットワーク通知機構30を設けたので、コンピュ
ータ側の処理をほとんど変更することなく、コンピュー
タ21b及びネットワークカード22bからなるネット
ワーク機器について第1の実施形態と同様な効果を得る
ことができる。 (発明の第5の実施の形態)図5は本発明の第5の実施
の形態に係るネットワーク機器の停止通知システムを適
用したネットワークシステムの一例を示す構成図であ
り、図1〜図4と同一部分には同一符号を付して説明を
省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0049】本実施形態のネットワーク機器の停止通知
システムは、ネットワークカード22cの構成に修正が
加えられる他、第4の実施形態と同様に構成されてい
る。ネットワークカード22cは、ネットワーク通知機
構30bと、電源制御機構31と、バックアップ電源機
構32とから構成されている。これらの各部30b,3
1及び32は、それぞれ第2の実施形態におけるネット
ワーク通知機構6b,電源制御機構5の本体部7及びバ
ックアップ電源機構15に対応している。
【0050】電源制御機構31は、コンピュータ21b
の電源から電力供給を受けてネットワークカード22c
の各部に電力を供給する。バックアップ電源機構32
は、電源制御機構31からの供給電力が低下しているこ
とを検出すると、カード22c内各部に電力を供給す
る。また、ネットワーク通知機構30bから許可通知を
受けると、バックアップ電源を遮断するようになってい
る。
【0051】ネットワーク通知機構30bは、第4の実
施形態におけるネットワーク通知機構30と同様に動作
する他、電源が電源制御機構31からバックアップ電源
に切り替えられたことを検出すると、SNMPトラップ
を用いてその旨を管理ステーション4に通知するように
なっている。このトラップの出力後にもそのトラップ出
力の旨をコンピュータ側に応答する。
【0052】次に、以上のように構成された本実施形態
のネットワーク機器の停止通知システムにおいては、第
4の実施形態と同様に動作する。また、何等かの理由で
急に電源制御機構31からの供給電力が低下した場合で
もその状態がネットワーク通知機構30bに検知され
る。この場合、第2の実施形態の場合と同様に、ネット
ワークカード22cの機能停止前にSNMPトラップが
送信される。
【0053】管理ステーション側では第2の実施形態と
同様な処理が行われる。上述したように、本発明の実施
の形態に係るネットワーク機器の停止通知システムは、
ネットワークカード22cにネットワーク通知機構30
b、電源制御機構31及びバックアップ電源機構32を
設けたので、コンピュータ側の処理をほとんど変更する
ことなく、コンピュータ21b及びネットワークカード
22cからなるネットワーク機器について第2の実施形
態と同様な効果を得ることができる。
【0054】また、実施形態に記載した手法は、計算機
(コンピュータ)に実行させることができるプログラム
(ソフトウエア手段)として、例えば磁気ディスク(フ
ロッピーディスク、ハードディスク等)、光ディスク
(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の記憶媒
体に格納し、また通信媒体により伝送して頒布すること
もできる。なお、媒体側に格納されるプログラムには、
計算機に実行させるソフトウエア手段(実行プログラム
のみならずテーブルやデータ構造も含む)を計算機内に
構成させる設定プログラムをも含むものである。本装置
を実現する計算機は、記憶媒体に記録されたプログラム
を読み込み、また場合により設定プログラムによりソフ
トウエア手段を構築し、このソフトウエア手段によって
動作が制御されることにより上述した処理を実行する。
【0055】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、ネ
ットワーク機器が停止するときに自らその旨を通知し、
ネットワーク機器に異常が生じているのか、単に電源が
切断されているだけなのかを区別することを可能とする
ネットワーク機器及びネットワーク機器の停止通知シス
テムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るネットワーク
機器の停止通知システムを適用したネットワークシステ
ムの一例を示す構成図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係るネットワーク
機器の停止通知システムを適用したネットワークシステ
ムの一例を示す構成図。
【図3】図3は本発明の第3の実施の形態に係るネット
ワーク機器の停止通知システムを適用したネットワーク
システムの一例を示す構成図。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係るネットワーク
機器の停止通知システムを適用したネットワークシステ
ムの一例を示す構成図。
【図5】本発明の第5の実施の形態に係るネットワーク
機器の停止通知システムを適用したネットワークシステ
ムの一例を示す構成図。
【符号の説明】
1…ネットワークシステム 2…データ伝送路 3…ネットワーク機器 4…管理ステーション 5…電源制御機構 6…ネットワーク通知機構 7…本体部 8…電源遮断処理部 9…ポーリング部 10…結果表示部 21…コンピュータ 22…ネットワークカード 23…デバイスドライバ 24…オペレーティングシステム 25…ネットワーク通知アプリケーション 26…終了起動通知部 30…ネットワーク通知機構 31…電源制御機構 32…バックアップ電源機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 9/00 301 H04L 11/08 311 13/00 T

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークシステムにあって管理ステ
    ーションに状態を管理されるべきネットワーク機器にお
    いて、 電源を切断する旨の切断通知を、前記管理ステーション
    に出力するよう構成された通知手段と、 前記電源の切断指令を受けたときに、前記通知手段に対
    して前記切断通知を行うように指令するとともに、この
    指令に対応した切断通知が出力された後に、前記電源の
    切断を開始する電源制御手段とを備えたことを特徴とす
    るネットワーク機器。
  2. 【請求項2】 前記通知手段から切断通知が出力された
    後に、バックアップ電源の切断を開始するバックアップ
    電源制御手段を備え、 前記通知手段は、電源が前記バックアップ電源に切り替
    わったことを検知した場合にも切断通知を出力すること
    を特徴とする請求項1記載のネットワーク機器。
  3. 【請求項3】 前記通知手段は、コンピュータ上のネッ
    トワーク通知アプリケーションにより構成され、また前
    記電源制御手段は、コンピュータ上のオペレーティング
    システムにより構成されることを特徴とする請求項1又
    は2記載のネットワーク機器。
  4. 【請求項4】 前記請求項1乃至3のうち何れか1項記
    載のネットワーク機器をネットワークの構成要素とする
    ネットワーク機器の停止通知システムにおいて、 前記管理ステーションは、前記切断通知を受けたときに
    は、その旨を出力することを特徴とするネットワーク機
    器の停止通知システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020189385A (ja) * 2019-05-23 2020-11-26 ファナック株式会社 異常監視装置

Cited By (1)

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JP2020189385A (ja) * 2019-05-23 2020-11-26 ファナック株式会社 異常監視装置

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