JPH11296782A - Od交通量算出装置 - Google Patents

Od交通量算出装置

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JPH11296782A
JPH11296782A JP10139398A JP10139398A JPH11296782A JP H11296782 A JPH11296782 A JP H11296782A JP 10139398 A JP10139398 A JP 10139398A JP 10139398 A JP10139398 A JP 10139398A JP H11296782 A JPH11296782 A JP H11296782A
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JP
Japan
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vehicle number
vehicle
traffic volume
vehicles
recognition
Prior art date
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JP10139398A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Mato
藤 隆 一 間
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種交通管制システムに使用されるOD交通
量算出装置において、分岐比率から高精度にOD交通量
を算出することを目的とする。 【解決手段】 車両番号認識手段11と車両台数計測手
段12が認識性能を算出し、車両番号認識手段11と車
両番号照合手段13が算出する照合台数から分岐比率に
基づき、相対量期待値計算手段14がOD交通量の期待
値を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交通管制分野で使
用されるOD交通量算出装置に関し、OD交通量を高精
度に算出できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、走行する車両番号などを照合する
ことによって、路線の交通量を極め細かく測定する装置
が開発されている。このOD交通量算出装置は、図9に
示すように、通過する車両番号を認識する車両番号認識
手段91と、通過する車両台数を計測する車両台数計測
手段92と、車両番号認識手段91により観測された車
両番号を照合する車両番号照合手段93と、車両番号認
識手段91、車両台数計測手段92および車両番号照合
手段93の観測結果を用いて、車両の捕捉漏れや車両番
号の認識漏れを考慮に入れて各車両番号認識手段91間
のOD交通量を求め、各車両番号認識手段91間の起終
点交通量を計算する絶対量期待値計算手段94とを備え
ている。
【0003】このOD交通量算出装置を図9に示す2つ
の車両番号認識手段(以下、AVIと略す。)91が並
んだ場合を例として説明する。図10において、0と1
と2はAVIであり、各AVI間には複数の流入路と流
出路が存在する。いま、流入後のAVI番号と通過する
AVI番号と流出前のAVI番号の交通量を「X_AV
I番号_AVI番号_AVI番号」で表現し、総称をO
D交通量という。車両番号認識手段91の番号すなわち
「AVI番号」で示す番号に対応して、「A_番号_番
号」を車両番号認識手段の下を通過する交通量とする。
例えば、A_0_1はAVI0とAVI1を通過する交
通量を表わす。また、A_0はAVI0を通過する交通
量とする。
【0004】以上のように構成されたOD交通量算出装
置について、以下その動作について説明する。図9にお
いて、車両番号認識手段91は、通過する車両を車両と
して捕捉し、捕捉した車両の車両番号を認識する。車両
として捕捉できた車両台数を捕捉台数といい、通過した
全車両の中で捕捉した車両の割合を捕捉率という。また
車両番号を認識できた車両台数を認識台数といい、捕捉
車両の中で車両番号を認識した車両の割合を認識率とい
う。車両番号認識手段91は、捕捉台数、認識台数、捕
捉率、認識率、車両番号および計測した時間を算出し、
車両番号照合手段93に送信する。車両台数計測手段9
2は、車両番号認識手段91に併設して設置され、その
地点における車両台数を計測し、定常的OD交通量期待
値計算手段94に送信する。
【0005】図10では、AVI0からAVI2が車両
番号照合手段91に対応している。AVIi(i=0か
ら2)の捕捉率をPHi、認識率をPNi、認識台数をNi
とする。A_番号は車両台数計測手段92の計測結果と
して得ることができる。車両番号照合手段93は、車両
番号認識手段91の車両台数と計測時間に基づいて車両
番号を照合し、2地点を通過した照合台数を算出する。
AVIiとAVIjで照合した照合台数をA_i_jで
表現する。定常的OD交通量期待値計算手段94は、車
両番号認識手段91と車両台数計測手段92と車両番号
照合手段93とが算出した値に基づいて、以下の値を求
める。 A_i_j =A_i_j /(PHi*PNi*PHj*PNj)・・・(1) また、起点をAVI0としたOD交通量との関係は以下
の式となる。 X_0+X_0_1+X_0_2=A_0 ・・・(2) X_0_1+X_0_2 =A_0_1 ・・・(3) X_0_2 =A_0_2 ・・・(4) 式(1)から式(4)を解くことにより、X_i_jの
値を求めることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成における課題の第1は、各OD交通量を起点か
らのツリー状のグラフであると考えたとき、一般的に誤
差を生じやすい起点から遠い地点での照合における交通
量の急激な変動による捕捉率や認識率の計測誤差および
異車両の誤った照合による計測誤差が起点から近いOD
交通量の算出に影響を及ぼし、算出精度が低下してしま
うことである。例えば、AVI2の捕捉率に計測誤差が
あったとき、式(4)のA_0_2に誤差を生じ、X_
0_2のみならず、式(2)および(3)におけるX_
0_2やX_0にも影響を及ぼしてしまう。
【0007】第2の課題は、照合する車両番号認識手段
の数が増大したとき、すべての車両番号認識手段を照合
すると、OD交通量を算出するために十分な照合車両台
数が得られず、両端の車両番号認識手段のみを照合する
と、誤照合が増加してOD交通量の算出精度が低下して
しまうことである。例えば、図6においてAVI0とA
VI2間の照合台数を求めるとき、AVI0、AVI
1、AVI2のすべてを照合すると、照合台数は減少
し、AVI0とAVI2のみを照合すると、誤照合が増
加する。
【0008】本発明は、上記従来技術の課題を解決する
もので、各種交通管制システムに使用されるOD交通量
算出装置において、高精度にOD交通量を算出すること
のできるOD交通量算出装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、車両番号認識手段と車両台数計測手段が
認識性能を算出し、車両番号認識手段と車両番号照合手
段が算出する照合台数から、分岐比率に基づいて相対量
期待値計算手段がOD交通量の期待値を算出するように
したものであり、分岐比率から高精度にOD交通量を算
出することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、道路上を走行する車両を観測し、観測結果を用いて
OD交通量を算出するOD交通量算出装置において、通
過する車両を捕捉し、その車両番号を認識する複数の車
両番号認識手段と、通過する車両台数を計測する複数の
車両台数計測手段と、複数の前記車両番号認識手段が観
測した車両番号を照合する車両番号照合手段と、前記車
両番号認識手段が捕捉した車両の捕捉台数、その捕捉台
数と前記車両台数計測手段が計測した車両台数から求め
る捕捉率、車両番号を認識した車両台数の比率を表す認
識率、および前記車両番号照合手段が照合した照合台数
から、前記車両番号認識手段の設置位置に対応したOD
交通量の期待値を、OD交通量が分岐する地点における
分岐比率に基づいて算出する相対量期待値計算手段とを
備えたOD交通量算出装置であり、起点から遠い地点で
の照合における交通量の急激な変動による捕捉率や認識
率の計測誤差および異車両の誤った照合による計測誤差
が、起点から近いOD交通量の算出に影響するのを排除
することができるという作用を有する。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明は、起終点
間に複数経路がある場合に複数経路上にある車両番号認
識手段を優先的に照合地点として選択する照合地点選択
手段を備え、車両番号照合手段が、前記選択された複数
の車両番号認識手段が観測した車両番号を照合すること
を特徴とする請求項1記載のOD交通量算出装置であ
り、照合する車両番号認識手段の数を抑えつつ、OD交
通量を算出するために十分な照合車両台数を得られる適
切な照合地点を選択することができるという作用を有す
る。
【0012】本発明の請求項3に記載の発明は、道路上
を走行する車両を観測し、観測結果を用いてOD交通量
を算出するOD交通量算出装置において、通過する車両
を捕捉し、その車両番号を認識する複数の車両番号認識
手段と、通過する車両台数を計測する複数の車両台数計
測手段と、隣接する前記車両番号認識手段を照合する隣
接車両番号照合手段と、その照合情報を元に隣接する車
両番号認識手段間の旅行時間の平均値と標準偏差を求め
る旅行時間計算手段と、照合した車両の中で、旅行時間
の平均地と標準偏差*α範囲内の照合車両だけ照合車両
としてカウントする遠隔車両番号照合手段と、前記車両
番号認識手段が捕捉した車両の捕捉台数、その捕捉台数
と前記車両台数計測手段が計測した車両台数から求める
捕捉率、車両番号を認識した車両台数の比率を表す認識
率、および前記遠隔車両番号照合手段が照合した照合台
数から、前記車両番号認識手段の設置位置に対応したO
D交通量の期待値を、OD交通量が分岐する地点におけ
る分岐比率に基づいて算出する相対量期待値計算手段と
を備えたOD交通量算出装置であり、照合する車両番号
認識手段の数が増大して、すべての車両番号認識手段を
照合しない時、誤照合の少ない照合方法により算出精度
を高めることができるという作用を有する。
【0013】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
OD交通量算出装置の構成を示すブロック図である。図
1において、11は車両番号認識手段であり、通常、A
VIで構成される。12は車両台数計測手段、13は車
両番号照合手段、14は相対量期待値計算手段である。
図4は本発明の実施の形態1におけるAVI接続グラフ
の説明図である。図5は図4に対応する照合ノードの説
明図である。図6は照合ノードにおける分岐比率の説明
図である。図7は照合ノードの分岐比率の計算例であ
る。
【0014】以上のように構成されたOD交通量算出装
置について、図1、図4、図5、図6と図7を用いてそ
の動作を説明する。道路網上のAVIの例として図4の
ような道路網上でAVI0からAVI4が設置されてい
るとき、OD交通量の期待値を求めることを考える。A
VI間には複数の流入路と流出路が存在し、それを表し
たグラフをAVI接続グラフと定義する。車両台数計測
手段12は、AVIに併設されている。求めるOD交通
量は、ある計測時間範囲内でAVI0に流入する車両が
通過車両通行可能なすべての流出辺までの交通量であ
る。基準となるAVIをある時間内に通過する車両に対
して、基準となるAVIから他の地点に向かう交通量と
して定義できる。例えば、基準となるAVIを0とした
ときのOD交通量の説明図が図5である。図4のAVI
接続グラフから基準となるAVIを通過しない経路を削
除し、同じ目的地に向かう経路でも通過する時間が異な
るAVIを分離すると図5を得ることができる。ここで
はAVI4に至る経路が2つ存在するので、AVI3を
経由したAVI4を新たにAVI5とする。AVI接続
図のノードと異なるので、図5のノードを照合ノードと
定義する。
【0015】ある照合ノードから次の照合ノードに行く
交通量と次の照合ノードに到達しない交通量との分岐比
率を図6を用いて説明する。図6において、円マークは
照合ノードである。円内に照合ノード番号がある。ノー
ド番号0が基準照合ノードである。照合ノードnから照
合ノードaとbに分岐する比率と照合ノードaとbに到
達しない流出比率を求めることを考える。照合ノードに
対応する車両番号認識手段11は、通過する車両番号を
認識する。車両番号照合手段13は、車両番号認識手段
11が認識した車両番号を照合する。このようにして照
合ノード0から照合ノードNまで照合できる車両台数を
認識台数Mとする。さらに照合ノードaまで照合できる
照合台数をMaとする。照合ノードbまで照合できる照
合台数をMbとする。
【0016】AVIの認識性能Dを式(5)で定義す
る。 D = 捕捉率 * 認識率 ・・・(5) 照合ノードaまで照合できる車両が照合ノードaを通過
するときの認識性能をDaとする。同様に照合ノードb
まで照合できる車両が照合ノードbを通過するときの認
識性能をDbとする。このとき、ノード0、ノードnを
通過する車両の中で、ノードaに到達する車両の比率R
aは式(6)で求めることができる。 Ra = Ma / (Da * M) ・・・(6) すなわち、照合ノードaに分岐する比率は、照合ノード
0から照合ノードnまで照合できた車両の中で照合ノー
ドaに分岐する比率に等しく、照合ノードaに分岐する
台数は(Ma/Da)で求めることができるからであ
る。同様にノードbに到達する車両の比率Rbは式
(7)で求めることができる。 Rb = Mb / (Db * M) ・・・(7) 流出する車両の比率Routは式(8)で求めることが
できる。 Rout = 1 − Ra − Rb ・・・(8) Ra+Rbが1以上のとき、RaとRbの大きさに比例
して和が1となるように正規化する。
【0017】一般にある照合ノードが照合ノードiに到
達する比率Riは照合ノードiまでの照合台数をMi、
照合車両が通過しているときの認識性能をDiとすると
式(9)で求めることができる。 Ri = Mi / (Di * M) ・・・(9) 分岐するノード数をmとすると、流出比Routは式
(10)で求めることができる。 Rout = 1 − (k=1、m)ΣRi ・・・(10) 相対量期待値計算手段14は、式(9)と式(10)を
計算することにより照合ノードの分岐比率を計算し、基
準ノードを通過する車両台数と分岐比率に基づいて、基
準ノードから順番にOD交通量を計算し、OD交通量が
0になった時点でそのノードから先に計算を停止する。
【0018】図7は図4の道路網に対して観測したデー
タとその計算結果の例である。認識数とは、該当する照
合ノードまで基準ノードから照合できた車両台数であ
る。AVIiの照合数とは、接続するAVIまでの照合
数である。AVIiの捕捉率・認識率とは、照合対象の
車両が通過するときの認識性能である。以上が観測デー
タで、観測データから算出した分岐比率が各ブロックの
下部に記載されている。
【0019】このように、本実施の形態1によれば、分
岐比率に基づいてOD交通量を算出することにより、誤
差の生じやすい起点から遠い地点での照合における交通
量の急激な変動による捕捉率や認識率の計測誤差および
異車両の誤った照合による計測誤差が、起点から近いO
D交通量の算出に影響するのを排除することができる。
【0020】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2について説明する。図2は本発明の実施の形態2に
おけるOD交通量算出装置の構成を示すブロック図であ
る。図2において、21は車両番号認識手段、22は車
両台数計測手段、23は照合地点選択手段、24は車両
番号照合手段、25は相対量期待値計算手段である。図
8は照合地点選択手段23の動作を示すフローチャート
である。
【0021】以上のように構成されたOD交通量算出装
置について、図2と図8を用いてその動作を説明する。
車両番号認識手段21、車両台数計測手段22、車両番
号照合手段24、相対量期待値計算手段25は、実施の
形態1と同様の動作をする。照合地点選択手段23は、
図8に示すフローチャートのアルゴリズムを実行し、照
合経路上での複数経路を抽出する。例えば、図4のAV
Iの0、1、2、4を照合するとき、照合地点選択手段
23は、複数経路の始点と終点である1と4を抽出す
る。1と4にはその他に1、3、4という別経路が存在
しているからである。その結果、照合するAVIとして
は1と4の間の2を優先的に照合し、AVIの0、2、
4を照合する。
【0022】このように、本実施の形態2によれば、照
合地点選択手段23を備えることにより、照合する車両
番号認識手段の数を抑えつつ、OD交通量を算出するた
めに十分な照合車両台数を得られる適切な照合地点を選
択することができる。
【0023】(実施の形態3)次に、本発明の実施の形
態3について説明する。図3は本発明の実施の形態3に
おけるOD交通量算出装置の構成を示すブロック図であ
る。図3において、31は車両番号認識手段、32は車
両台数計測手段、33は隣接車両番号照合手段、34は
旅行時間計算手段、35は遠隔車両番号照合手段、36
は相対量期待値計算手段である。
【0024】以上のように構成されたOD交通量算出装
置について、図3を用いてその動作を説明する。車両番
号認識手段31、車両台数計測手段32、相対量期待値
計算手段36は、実施の形態1と同様の動作をする。あ
る照合すべきAVIノード列が与えられたとき、隣接車
両番号照合手段32が隣接AVIの照合を実施する。旅
行時間計算手段34は、その照合情報を元に隣接するA
VI間の旅行時間の平均値と標準偏差を求める。照合す
べきAVIノード列が多数あり、中間のAVIノードを
省略し、隣接しないAVIの照合するとき、遠隔車両番
号照合手段35は、照合した車両の中で、旅行時間の平
均地と標準偏差*α範囲内の照合車両だけ照合車両とし
てカウントする。αは適当な定数である。例えば、図4
のAVIの0、1、2、4を照合するとき、AVI1を
照合から省略するとき、0と2の照合結果の中で0と
1、1と2の隣接照合結果から算出する0と2間の旅行
時間の平均値と標準偏差*α内の車両を照合車両として
カウントする。
【0025】このように、本実施の形態3によれば、隣
接車両番号照合手段33、旅行時間計算手段34、遠隔
車両番号照合手段35を備えることにより、すべての車
両番号認識手段を照合しないとき、誤照合の少ない照合
方法によりOD交通量の算出精度を高めることができ
る。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明の実施の形態1に
よれば、誤差の生じやすい起点から遠い地点での照合に
おける交通量の急激な変動による捕捉率や認識率の計測
誤差および異車両の誤った照合による計測誤差が、起点
から近いOD交通量の算出に影響するのを排除すること
ができ、OD交通量の算出精度を高めることができる。
また、本発明の実施の形態2によれば、照合する車両番
号認識手段の数を抑えつつ、OD交通量を算出するため
に十分な照合車両台数を得られる適切な照合地点を選択
することができ、OD交通量の算出精度を高めることが
できる。また、本発明の実施の形態3によれば、すべて
の車両番号認識手段を照合しないとき、誤照合の少ない
照合方法を採用することにより、OD交通量の算出精度
を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるOD交通量算出
装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2におけるOD交通量算出
装置の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態3におけるOD交通量算出
装置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態1におけるAVI接続状態
を示す模式図
【図5】本発明の実施の形態1における照合ノードを説
明するための模式図
【図6】本発明の実施の形態1における分岐比率を説明
するための模式図
【図7】本発明の実施の形態1における分岐比率の計算
例を示す模式図
【図8】本発明の実施の形態2における照合地点選択手
段の動作を示すフロー図
【図9】従来例におけるOD交通量算出装置の構成を示
すブロック図
【図10】従来例におけるAVI接続状態を示す模式図
【符号の説明】
11 車両番号認識手段 12 車両台数計測手段 13 車両番号照合手段 14 相対量期待値計算手段 21 車両番号認識手段 22 車両台数計測手段 23 照合地点選択手段 24 車両番号照合手段 25 相対量期待値計算手段 31 車両番号認識手段 32 車両台数計測手段 33 隣接車両番号照合手段 34 旅行時間計算手段 35 遠隔車両番号照合手段 36 相対量期待値計算手段 71 車両番号認識手段 72 車両台数計測手段 73 車両番号照合手段 74 絶対量期待値計算手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路上を走行する車両を観測し、観測結
    果を用いてOD交通量を算出するOD交通量算出装置に
    おいて、通過する車両を捕捉し、その車両番号を認識す
    る複数の車両番号認識手段と、通過する車両台数を計測
    する複数の車両台数計測手段と、複数の前記車両番号認
    識手段が観測した車両番号を照合する車両番号照合手段
    と、前記車両番号認識手段が捕捉した車両の捕捉台数、
    その捕捉台数と前記車両台数計測手段が計測した車両台
    数から求める捕捉率、車両番号を認識した車両台数の比
    率を表す認識率、および前記車両番号照合手段が照合し
    た照合台数から、前記車両番号認識手段の設置位置に対
    応したOD交通量の期待値を、OD交通量が分岐する地
    点における分岐比率に基づいて算出する相対量期待値計
    算手段とを備えたOD交通量算出装置。
  2. 【請求項2】 起終点間に複数経路がある場合に複数経
    路上にある車両番号認識手段を優先的に照合地点として
    選択する照合地点選択手段を備え、車両番号照合手段
    が、前記選択された複数の車両番号認識手段が観測した
    車両番号を照合することを特徴とする請求項1記載のO
    D交通量算出装置。
  3. 【請求項3】 道路上を走行する車両を観測し、観測結
    果を用いてOD交通量を算出するOD交通量算出装置に
    おいて、通過する車両を捕捉し、その車両番号を認識す
    る複数の車両番号認識手段と、通過する車両台数を計測
    する複数の車両台数計測手段と、隣接する前記車両番号
    認識手段を照合する隣接車両番号照合手段と、その照合
    情報を元に隣接する車両番号認識手段間の旅行時間の平
    均値と標準偏差を求める旅行時間計算手段と、照合した
    車両の中で、旅行時間の平均地と標準偏差*α範囲内の
    照合車両だけ照合車両としてカウントする遠隔車両番号
    照合手段と、前記車両番号認識手段が捕捉した車両の捕
    捉台数、その捕捉台数と前記車両台数計測手段が計測し
    た車両台数から求める捕捉率、車両番号を認識した車両
    台数の比率を表す認識率、および前記遠隔車両番号照合
    手段が照合した照合台数から、前記車両番号認識手段の
    設置位置に対応したOD交通量の期待値を、OD交通量
    が分岐する地点における分岐比率に基づいて算出する相
    対量期待値計算手段とを備えたOD交通量算出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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