JPH11296547A - 階層位置表示装置、階層位置表示方法および階層位置表示プログラムを記録した媒体 - Google Patents

階層位置表示装置、階層位置表示方法および階層位置表示プログラムを記録した媒体

Info

Publication number
JPH11296547A
JPH11296547A JP10497598A JP10497598A JPH11296547A JP H11296547 A JPH11296547 A JP H11296547A JP 10497598 A JP10497598 A JP 10497598A JP 10497598 A JP10497598 A JP 10497598A JP H11296547 A JPH11296547 A JP H11296547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
hierarchical
display device
hierarchical structure
browser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10497598A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Takeuchi
毅 竹内
Ichitami Nishi
一民 西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP10497598A priority Critical patent/JPH11296547A/ja
Publication of JPH11296547A publication Critical patent/JPH11296547A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報の階層構造が深くなるにつれて、現在の
階層位置が分からなくなり、操作性が低下してしまうこ
とがあった。 【解決手段】 階層的に構築されたHTMLスクリプト
をブラウザ12d4で順次読み込みながら、階層を移動
して所望の情報を画面上に表示する場合において、HT
MLスクリプトの階層構造を表す階層構造情報を取得し
(ステップS210)、ブラウザ12d4の側でページ
更新されたときに新たに読み込まれたHTMLスクリプ
ト名を取得するとともに(ステップS225,S24
5)、取得した階層構造情報とHTMLスクリプト名と
に基づいて現在の階層位置を解析し(ステップS23
0,S250,S310)、ナビゲータウィンドウに表
示するようにした(ステップS235,S255,S3
20)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、階層位置表示装
置、階層位置表示方法および階層位置表示プログラムを
記録した媒体に関し、特に、階層構造を備えた情報ファ
イルに基づき利用者の操作に対応して階層構造を移動し
ながら情報ファイル中の情報を画面上に表示する階層情
報表示装置に使用して好適な階層位置表示装置、階層位
置表示方法および階層位置表示プログラムを記録した媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ上で動作するアプリケーシ
ョン等には、利便性を向上させるため、いわゆる電子マ
ニュアルが備えられている場合がある。この電子マニュ
アルは、アプリケーションの操作方法やトラブルシュー
ティングなど多くのヘルプ情報を網羅しており、各ヘル
プ情報に対して付されたタイトルを入力するなどして所
望のヘルプ情報が表示されるようになっている。このヘ
ルプ情報は大量であるため、全てのヘルプ情報に関する
タイトルを表示して利用者側に選択させるものとすれ
ば、使い勝手が悪くなってしまって得策ではない。従っ
て、ヘルプ情報を予め類型化して相互に関連性のあるヘ
ルプ情報をまとめておき、各々の類型化されたヘルプ情
報に対して中タイトルが付されたり、さらに類型化を重
ねて大タイトルが付されていたりする。
【0003】すなわち、かかる中タイトルや大タイトル
などをキーワードとしてヘルプ情報を全体として階層的
に構築し、最上位階層のタイトル選択画面から順に利用
者の選択に応じつつ下位階層のタイトル選択画面に進ん
でいき、最下位階層のヘルプ情報に到達することができ
るようになっている。また、最下位階層のヘルプ情報に
到達したものの、所望のヘルプ情報が得られなかった場
合を考慮し、直上のタイトル選択画面に戻ることが可能
であり、利用者は適宜タイトル選択画面を移動しながら
所望のヘルプ情報を探索する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
おいては、次のような課題があった。
【0005】ヘルプ情報の階層構造が深くなるにつれ
て、利用者は現在いずれの階層に位置しているのかが分
からなくなってしまうことがある。従って、このような
場合には、一旦、最上位階層のタイトル選択画面まで戻
ってヘルプ情報の探索をやり直すなどしており、操作性
が悪くなってしまうことがあった。
【0006】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、階層構造を備えた情報ファイルに基づき利用者
の操作に対応して階層構造を移動しながら情報ファイル
中の情報を画面上に表示する階層情報表示装置に適用し
て操作性を向上させることが可能な階層位置表示装置、
階層位置表示方法および階層位置表示プログラムを記録
した媒体の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、所定の階層構造を備えた
情報ファイルに基づいて利用者の操作に対応して階層構
造を移動して上記情報ファイル中の情報を画面上に表示
する階層情報表示装置における上記情報ファイルの階層
構造を取得する階層構造情報取得手段と、上記階層構造
の移動情報を取得する階層移動情報取得手段と、同階層
構造情報取得手段にて取得した階層構造と同階層移動情
報取得手段にて取得した移動情報とに基づいて上記階層
情報表示装置における現在の階層位置を表示する現在位
置解析表示手段とを備えた構成としてある。
【0008】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、階層情報表示装置は、所定の階層構造を
備えた情報ファイルに基づいて利用者の操作に対応して
階層構造を移動して上記情報ファイル中の情報を画面上
に表示する。一方、この階層情報表示装置に適用される
階層位置表示装置の側では、階層構造情報取得手段が同
階層情報表示装置における情報ファイルの階層構造を取
得するとともに、階層移動情報取得手段が上記階層構造
の移動情報を取得し、現在位置解析表示手段が階層構造
情報取得手段にて取得した階層構造と階層移動情報取得
手段にて取得した移動情報とに基づいて上記階層情報表
示装置における現在の階層位置を表示する。
【0009】すなわち、階層情報表示装置に表示される
情報の階層を移動すると、これに応じて階層位置表示装
置に表示される現在の階層位置も更新される。むろん、
ここにおける階層情報表示装置と階層位置表示装置とが
外見上別体で構成されるものであってもよいし、一体に
構成されるものであってもよい。例えば、後者において
は、表示画面上で複数の表示窓を表示可能な場合におい
ては、一の表示窓で情報ファイル中の情報を表示し、別
の表示窓で現在の階層位置を表示する場合などが含まれ
る。
【0010】また、階層構造情報取得手段により取得さ
れる階層構造情報や階層移動情報取得手段により取得さ
れる移動情報については、少なくとも両者から現在の階
層位置を解析することができるものであれば各種の内容
のものを適用することができる。例えば、各々の階層に
おける情報に所定のインデックスを付与するとともに、
これらのインデックスと情報ファイル中の階層とを関連
づけて所定の階層構造情報を保持しておく。そして、階
層構造情報取得手段では同階層構造情報を取得するとと
もに、階層移動情報では移動情報として階層情報表示手
段に表示された情報のインデックスを取得し、現在位置
解析表示手段にて同階層構造情報とインデックスとから
現在の階層位置を解析すればよい。
【0011】さらに、現在の階層位置を表示する手法に
ついても各種の態様を適用可能であって特に限定される
ことはない。例えば、階層情報表示装置に表示された情
報から最上位階層へと至る経路を表示するようにしても
よい。また、別の一例として、請求項2にかかる発明
は、請求項1に記載の階層位置表示装置において、上記
現在位置解析表示手段は、上記情報ファイル中の所定上
位階層における複数の情報を表示するとともに上記現在
の階層位置の属する情報を指し示すように表示する構成
としてある。
【0012】上記のように構成した請求項2にかかる発
明においては、現在位置解析表示手段は、情報ファイル
中の所定上位階層における複数の情報を表示しており、
上記階層情報表示装置に表示された情報の属する情報を
指し示すように表示している。むろん、ここにおける所
定上位階層とは、階層情報表示装置に表示された情報が
いずれの上位階層に属するかを示すことができればよ
く、必ずしも最上位階層の情報を意味するわけではな
い。また、ここにおける「指し示す」とは、階層情報表
示装置に表示された情報の属する上位階層を利用者が判
別可能に指し示すことができればよく、所定のポインタ
によるマーキング、点滅表示、フォーカスの反転表示や
回転表示など各種の既知技法を適用することができる。
【0013】実際に利用者が参照する情報は階層情報表
示装置に表示され、階層位置表示装置は利便性を向上さ
せるためのものであるから、必ずしも階層情報表示装置
の稼働中に階層位置表示装置が稼働している必要はな
い。例えば、上述したように階層情報表示装置と階層位
置表示装置とが一体に構成され、一の表示窓で情報ファ
イル中の情報を表示し、別の表示窓で現在の階層位置を
表示する場合において、これらの表示窓以外の表示窓を
立ち上げて作業する際は同表示窓の表示スペースを確保
したい場合もあり得る。そこで、請求項3にかかる発明
は、請求項1または請求項2に記載の階層位置表示装置
において、上記現在位置解析表示手段は、上記階層情報
表示装置における所定の入力に応じて表示を開始する構
成としてある。
【0014】上記のように構成した請求項3にかかる発
明においては、利用者が階層情報表示装置の側で所定の
入力を行うと、階層位置表示装置が上述したような表示
を開始する。
【0015】例えば、階層を移動しながら情報を探索し
ていった結果、いずれの階層に位置しているのかが分か
らない状態となったら、階層位置表示装置による表示を
開始するようにすればよい。
【0016】階層構造を備えた情報ファイルに基づいて
利用者の操作に対応して階層構造を移動して上記情報フ
ァイル中の情報を画面上に表示する既存の手法として、
インターネット上で所望のWebサイトにアクセスする
際などに使用されるブラウザを用いた手法を一例に挙げ
ることができる。そこで、かかる場合に使用して好適な
一例として、請求項4にかかる発明は、請求項1〜請求
項3のいずれかに記載の階層位置表示装置において、上
記階層情報表示装置は、利用者の操作に対応して複数の
制御スクリプトをブラウザで読み込みながら上記情報フ
ァイル中の情報を表示し、上記階層構造情報取得手段
は、上記制御スクリプトの名称に関連づけられた上記情
報ファイルの階層構造を取得するとともに、上記階層移
動情報取得手段は、上記ブラウザに読み込まれた制御ス
クリプトの名称を取得し、上記現在位置解析表示手段
は、上記階層構造情報取得手段にて取得された上記情報
ファイルの階層構造と、上記階層移動情報取得手段にて
取得された制御スクリプトの名称とに基づいて上記現在
の階層位置を表示する構成としてある。
【0017】上記のように構成した請求項4にかかる発
明においては、階層情報表示装置は、ブラウザを備えて
おり、利用者の操作に対応して複数の制御スクリプトを
読み込みながら階層的に情報を表示している。ここで、
階層位置表示装置の側では、階層構造情報取得手段が制
御スクリプトの名称に関連づけられた上記情報ファイル
の階層構造を取得するとともに、階層移動情報取得手段
が階層情報表示装置の側のブラウザで読み込まれた制御
スクリプトの名称を取得し、現在位置解析表示手段は、
階層構造情報取得手段にて取得された上記情報ファイル
の階層構造と、階層移動情報取得手段にて取得された制
御スクリプトの名称とに基づいて現在の階層位置を表示
する。すなわち、上述した例に則して言えば、この制御
スクリプトの名称が情報ファイル中の各階層の情報に対
して付与されたインデックスということができる。
【0018】より具体的な構成としては、例えば、制御
スクリプトがHTMLスクリプトで構成される場合、メ
インのHTMLスクリプトから「タグ」と呼ばれる制御
文に従って他のHTMLスクリプトがブラウザに読み込
まれるようになっている。ブラウザによっては読み込ん
だ「タグ」に関する情報を外部に出力する機能を有して
いる場合があり、かかる場合には、階層移動情報取得手
段の側でブラウザから出力される「タグ」に関する情報
を入力してブラウザで読み込まれた制御スクリプトの名
称を取得し、この制御スクリプトの名称と、制御スクリ
プトの名称に関連づけられた階層構造とに基づいて現在
の階層位置を解析することができる。また、ブラウザが
このような機能を有していない場合には、階層移動情報
取得手段が一定期間毎にブラウザで読み込まれた制御ス
クリプトの名称を取得するようにし、その都度同様にし
て現在の階層位置を解析することができる。
【0019】このようにして、階層位置表示装置には、
階層情報表示装置に表示される情報の現在の階層位置が
表示されるが、むろん、これ以外の機能を備えていても
よい。その一例として請求項5にかかる発明は、請求項
1〜請求項4のいずれかに記載の階層位置表示装置にお
いて、上記現在位置解析表示手段は、利用者から入力可
能に上記現在の階層位置を表示し、その入力内容に応じ
て上記階層情報表示装置の表示内容を更新する構成とし
てある。
【0020】上記のように構成した請求項5にかかる発
明においては、現在位置解析表示手段は、利用者が入力
できる形式で現在の階層位置を表示しており、ここで入
力された内容に応じて階層情報表示装置の表示内容を更
新する。
【0021】例えば、上述した請求項2にかかる場合、
階層位置表示装置には所定上位階層における複数の情報
が表示されており、利用者がこれらの複数の情報から所
望の情報を選択すると、選択された情報に応じて階層情
報表示装置の表示内容を更新する。より具体的には、ブ
ラウザにて複数のHTMLスクリプトを読み込みながら
階層位置を移動する場合には、現在位置解析表示手段の
側からブラウザにて読み込むHTMLスクリプトを指定
すればよいことになる。
【0022】階層構造を備えた情報ファイル中における
情報を表示する場合において、同情報の現在の階層位置
を表示する手法は、必ずしも実体のある装置に限られる
必要もなく、その一例として、請求項6にかかる発明
は、所定の階層構造を備えた情報ファイルに基づいて利
用者の操作に対応して階層構造を移動して上記情報ファ
イル中の情報を画面上に表示する階層情報表示装置のた
めの階層位置表示方法であって、上記情報ファイルの階
層構造を取得するとともに上記階層構造の移動情報を取
得し、取得した階層構造と移動情報とに基づいて上記階
層情報表示装置における現在の階層位置を表示する構成
としてある。
【0023】すなわち、必ずしも実体のある装置に限ら
ず、その方法としても有効であることに相違はない。
【0024】ところで、上述したように階層構造を備え
た情報ファイル中における情報を表示する場合におい
て、同情報の現在の階層位置を表示する階層位置表示装
置は単独で存在する場合もあるし、ある機器に組み込ま
れた状態で利用されることもなるなど、発明の思想とし
ては各種の態様を含むものである。また、ハードウェア
で実現されたり、ソフトウェアで実現されるなど、適
宜、変更可能である。
【0025】発明の思想の具現化例として情報を表示す
るソフトウェアとなる場合には、かかるソフトウェアを
記録した記録媒体上においても当然に存在し、利用され
るといわざるをえない。
【0026】その一例として、請求項7にかかる発明
は、所定の階層構造を備えた情報ファイルに基づいて利
用者の操作に対応して階層構造を移動して上記情報ファ
イル中の情報を画面上に表示する階層情報表示装置のた
めの階層位置表示プログラムを記録した媒体であって、
上記情報ファイルの階層構造を取得するとともに上記階
層構造の移動情報を取得し、取得した階層構造と移動情
報とに基づいて上記階層情報表示装置における現在の階
層位置を表示する構成としてある。
【0027】むろん、その記録媒体は、磁気記録媒体で
あってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後
開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考え
ることができる。また、一次複製品、二次複製品などの
複製段階については全く問う余地無く同等である。その
他、供給方法として通信回線を利用して行う場合でも本
発明が利用されていることには変わりはないし、半導体
チップに書き込まれたようなものであっても同様であ
る。
【0028】さらに、一部がソフトウェアであって、一
部がハードウェアで実現されている場合においても発明
の思想において全く異なるものはなく、一部を記録媒体
上に記憶しておいて必要に応じて適宜読み込まれるよう
な形態のものとしてあってもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、階層構造
を備えた情報ファイル中における情報を階層情報表示装
置にて表示する場合において、表示された情報の現在の
階層位置を表示するようにしたため、階層情報表示装置
に表示された情報がいずれの階層位置に属するかを把握
することができ、操作性を向上させることが可能な階層
位置表示装置を提供することができる。
【0030】また、請求項2にかかる発明によれば、所
定上位階層における複数の情報を表示するとともに、階
層情報表示装置に表示された情報が属する上位階層の情
報を指し示すようにしたため感覚的にわかりやすい。
【0031】さらに、請求項3にかかる発明によれば、
必要なときに階層位置表示装置による表示を開始できる
ようにしたため効率が良く、特に、階層情報表示装置と
階層位置表示装置とが一体に構成されて一の表示窓で情
報ファイル中の情報を表示しつつ別の表示窓で現在の階
層位置を表示する場合において他の表示窓の表示スペー
スを確保したい場合に好適である。
【0032】さらに、請求項4にかかる発明によれば、
既存のブラウザを利用するため、容易に階層位置の移動
を検出することができる。
【0033】さらに、請求項5にかかる発明によれば、
階層位置表示装置の側から階層情報表示装置の側の表示
内容を更新することができるため、さらに利便性が向上
する。
【0034】さらに、請求項6にかかる発明によれば、
同様にして階層情報表示装置に表示された情報がいずれ
の階層位置に属するかを把握することができ、操作性を
向上させることが可能な階層位置表示方法を提供するこ
とができ、請求項7にかかる発明によれば、階層位置表
示プログラムを記録した媒体を提供することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。
【0036】図1は、本発明の一実施形態にかかる階層
位置表示装置のハードウェア構成を概略ブロック図によ
り示しており、図2は、同階層位置表示装置が備えるハ
ードディスクに記録された各種プログラムを概略構成図
により示している。
【0037】図において、階層位置表示装置は、PC本
体10と、このPC本体10に接続された専用のディス
プレイ20とから構成されている。PC本体10は、図
示しないCPUやROMやRAMといった電子部品を備
えた主基板11を備えてプログラムを実行可能であると
ともに、この主基盤11にて各種のハードウェアの動作
を制御している。具体的には、PC本体10は、HDド
ライブ12やFDドライブ13、あるいは図示しないC
D−ROMドライブなどの各種ドライブ装置を備え、G
UI(Graphical User Interfa
ce)を備えたオペレーティングシステム12aを介し
てこれらのドライブ装置にアクセス可能であるとともに
ディスプレイボード14を介してディスプレイ20の表
示制御を行う。また、PC本体10は、モデムボード1
5を備えて公衆回線に接続されており、外部と通信可能
となっている。
【0038】さらに、PC本体10は、プリンタボード
16を備え、このプリンタボード16を介してプリンタ
30を接続可能であり、上記オペレーティングシステム
12a上でアプリケーション12bを実行しつつ、当該
アプリケーション12bから印刷指示を発行すると、プ
リンタドライバ12cを介して所定のデータが作成され
てプリンタ30から出力される。なお、図2において、
矢印はデータの流れを示している。
【0039】一般に、プリンタの使用方法やメンテナン
ス方法あるいはトラブルシューティングなどのヘルプ情
報は、プリンタに添付されたマニュアルに記載されてい
るため、必要に応じて適宜マニュアルを参照すればよ
い。しかし、このようなマニュアルの参照作業は煩わし
いことから、近年ではいわゆる電子マニュアルが採用さ
れることが多くなった。この電子マニュアルでは、所定
のリファレンスガイドプログラムを実行して利用者が所
望の項目を入力すると、入力された項目に関連するヘル
プ情報が検索されて表示されるようになっており、マニ
ュアル参照作業の効率を飛躍的に向上させることができ
る。
【0040】本実施形態におけるプリンタ30において
も、上記のようなリファレンスガイドプログラム12d
が記録された記録媒体が添付されており、所定のインス
トール処理によりPC本体10にインストールされて利
用することができるようになっている。図2を参照すれ
ば、リファレンスガイドプログラム12dは、イメージ
データ群12d1とスクリプト群12d2と設定ファイ
ル群12d3とブラウザ12d4とからなる。ここにお
いて、ブラウザ12d4は、周知の通り、インターネッ
ト上のWebサーバにアクセスして情報を表示するとき
にしばしば使用されことがあり、その機能としては、所
定形式で記述された制御スクリプトを読み込み、この制
御スクリプトの記述内容に従って画面表示を行いつつ、
利用者の操作に対応して別の制御スクリプトを読み込む
などして表示画面をページ更新する。また、この制御ス
クリプトにおいて、画面上に表示するイメージデータを
指定するとともにその位置についても指定することがで
き、ブラウザ12d4はかかる指定内容に従ってイメー
ジデータを表示する。
【0041】ところで、ブラウザ12d4はリファレン
スガイドプログラム12dのインストールによりPC本
体10にインストールされるが、近年ではインターネッ
トの普及率が高いことから、リファレンスガイドプログ
ラム12dのインストール前にPC本体10に既にブラ
ウザがインストールされている場合がある。従って、こ
のような場合には、リファレンスガイドプログラム12
dをインストールするにあたり、イメージデータ群12
d1、スクリプト群12d2および設定ファイル群12
d3をインストールし、ブラウザ12d4についてはP
C本体10において既存のブラウザを使用するようにし
てもかまわない。
【0042】ブラウザ12d4で読み込む制御スクリプ
トとしては、各種の形式のものを適用可能であるが、そ
の代表的な一例としてHTMLスクリプトを挙げること
ができる。本実施形態においてもHTMLスクリプトを
採用し、複数のHTMLスクリプトと、これらのHTM
Lスクリプトの側から適宜実行される関数を定義した関
数定義スクリプトとからなるスクリプト群12d2と、
各々のHTMLスクリプトにて指定されてブラウザ12
d4に表示される複数のイメージデータからなるイメー
ジデータ群12d1が備えられている。
【0043】ここにおいて、関数定義スクリプトは、新
しいウィンドウを表示するなど、HTMLスクリプトで
は表現できない機能を提供しており、具体的な一例とし
ては「JavaScript」などがこれに該当する。
すなわち、HTMLスクリプトでは表現できない関数を
オブジェクト化し、ブラウザ12d4の側でHTMLス
クリプトとオブジェクト化された関数定義スクリプトを
リンクしていることになる。なお、本実施形態において
は、スクリプト形式のオブジェクトをリンクしている
が、少なくともブラウザ12d4でリンクすることがで
きるオブジェクトであれば適宜変更可能であり、例えば
「Java」などのコンパイルされたオブジェクトを使
用してもよい。
【0044】ブラウザ12d4を起動すると、スクリプ
ト群12d2における第一のHTMLスクリプト(me
nu.html)が読み込まれて図3などに示すトップ
ページがブラウザ12d4により画面表示される。
【0045】同図において、表示画面には上から順に、
「印刷してみよう」、「プリンタのお手入れ」、「プリ
ンタを知ろう」、「困ったときには」、「サポート/サ
ービス」の五項目が表示され、各項目の左側に描かれて
いる矩形部分にはイメージデータが表示されている。こ
こにおいて、利用者は、所望の項目をクリック操作によ
り選択入力可能であり、実際の選択入力が行われると、
上記第一のHTMLスクリプトの記述内容に従って、第
二のHTMLスクリプト(print.html〜su
pport.html)がブラウザ12d4に読み込ま
れて画面のページ更新が行われる。
【0046】例えば、図4は、上述したトップページに
おいて、「困ったときには」を選択した場合のブラウザ
12d4の表示画面を示しており、ブラウザ12d4が
第二のHTMLスクリプト(troubule.htm
l)を読み込むことにより表示される。同図からも分か
るように、ブラウザ12d4の表示画面には、「プリン
タが動かない」〜「その他」からなる六項目のタイトル
が表示される。ここで表示される各々のタイトルについ
ても、クリック操作により選択入力可能となっており、
所望のタイトルを選択入力すると、さらに第三のHTM
Lスクリプト(trouble1.html〜trou
bule6.html)がブラウザ12d4に読み込ま
れて表示画面がページ更新される。
【0047】すなわち、図5を参照すれば、第一のHT
MLスクリプト(menu.html)から第二のHT
MLスクリプト(print.html〜suppor
t.html)、さらに第三のHTMLスクリプト(t
rouble1.html〜troubule6.ht
ml等)へと至るように、かかるHTMLスクリプトは
階層的に関連づけられており、全体として一つの情報フ
ァイルを構築しているものとみなすことができる。な
お、図示していないが、本実施形態においては第三のH
TMLスクリプトの配下にも、さらに階層的に関連づけ
られたHTMLスクリプトが存在する。
【0048】従って、ブラウザ12d4により複数のH
TMLスクリプトで構成される情報ファイルの階層を移
動しつつ情報を表示しており、かかるソフトウェアと、
このソフトウェアを実行するハードウェアとが全体とし
て階層情報表示装置を構成する。
【0049】ところで、図4に示すブラウザ12d4の
表示画面の最下方には、ナビゲータ起動ボタンが表示さ
れている。このナビゲータ起動ボタンもHTMLスクリ
プトによる記述で表示され、同様にしてクリック操作で
押し下げることができるようになっている。ここで、ナ
ビゲータ起動ボタンを押し下げると、図6のフローチャ
ートに従って処理が実行される。同図において、ステッ
プS110ではブラウザ12d4は、ブラウザ12d4
のウィンドウとは異なるナビゲータウィンドウを表示す
る。すなわち、ブラウザ12d4で読み込まれるHTM
Lスクリプトには、関数定義スクリプトで定義されたナ
ビゲータ起動用関数が埋め込まれており、ナビゲータ起
動ボタンが押し下げられたら、このナビゲータ起動用関
数が呼び出されてナビゲータウィンドウが表示される。
【0050】また、関数定義スクリプトには、使用する
ブラウザに関する情報を保持するオブジェクトが含まれ
ており、ステップS120では、この情報を参照してブ
ラウザ12d4の名称を取得する。そして、取得したブ
ラウザ12d4の名称からブラウザ12d4が第一のブ
ラウザであるか、または第二のブラウザであるかを判定
する。ここに、第一のブラウザとは、読み込むHTML
スクリプト名(またはURL)を外部に出力可能なブラ
ウザを意味し、第二のブラウザとは、読み込むHTML
スクリプト名を外部に出力不能なブラウザを意味する。
【0051】そして、ステップS120でブラウザ12
d4が第一のブラウザと判定された場合は、そのまま終
了するが、第二のブラウザと判断された場合は、ステッ
プS130で所定のフラグがセットされる。このフラグ
がセットされると、ブラウザ12d4はページ更新する
毎に、更新後のHTMLスクリプト名を出力するように
なり、ここで出力されたHTMLスクリプト名は、後述
するようにしてナビゲータウィンドウの側で利用され
る。
【0052】一方、ステップS110でナビゲータウィ
ンドウが表示されると、同ナビゲータウィンドウは、所
定のHTMLスクリプトを読み込んで図7のフローチャ
ートに従って処理を実行する。同図において、ステップ
S205で関数定義スクリプトにて定義されたナビゲー
タウィンドウ用関数を読み込んだ後、ステップS210
で階層構造情報等の設定ファイル群12d3を読み込
む。ここに、階層構造情報とは、ブラウザ12d4の側
で読み込むHTMLスクリプトの階層構造を定義した所
定形式のデータであり、具体的には図5に示す通りであ
る。また、設定ファイル群12d3には、この階層構造
情報のほかにナビゲータウィンドウに関する各種の設定
情報等が含まれており、この設定情報に基づいてステッ
プS215でナビゲータウィンドウは、トップページに
表示される五項目を表示する。むろん、この設定情報を
変更すれば、ナビゲータウィンドウに表示される項目を
変更することが可能である。
【0053】この後、ステップS220では、上記のよ
うにして判定されるブラウザ12d4の種別に応じて処
理内容を分岐する。
【0054】まず、ブラウザ12d4が第一のブラウザ
と判定された場合は、ステップS225でURL監視関
数を起動し、ナビゲータウィンドウの側からブラウザ1
2d4で読み込まれているHTMLスクリプト名を取得
する。そして、ステップS230では、上記のように読
み込まれた階層構造情報と、取得したHTMLスクリプ
ト名とに基づいて現在の階層位置を解析する。
【0055】具体的には、同HTMLスクリプトが、ス
テップS215で表示される五項目のうち、いずれの項
目の配下に属するかを検出する。 例えば、ブラウザ1
2d4で「プリンタが動かない」を表示している場合、
図5を参照すれば、ブラウザ12d4は、「troub
le1.html」を読み込んだことになり、URL監
視関数もこのHTMLスクリプト名を取得することにな
る。すると、このHTMLスクリプトは、「troub
le.html」の配下、すなわち「困ったときには」
の配下に属することが分かる。このように、本実施形態
においては、ブラウザ12d4で読み込まれるHTML
スクリプト名が、階層の移動を間接的に示していること
になる。
【0056】URL監視関数にて取得したHTMLスク
リプト名が属する項目を検出したら、ステップS235
において、図8に示すように該当する項目の左側に所定
のポインタ(「→」)を表示する。そして、次のステッ
プS240でタイマ処理を実行してある一定時間だけ計
時したら、再びステップS225にループバックし、同
様の処理を繰り返す。
【0057】すなわち、一定時間毎にURL監視関数を
起動してブラウザ12d4に読み込まれているHTML
スクリプト名を取得し、このHTMLスクリプト名に基
づいて該当する項目にポインタを表示することになる。
すると、ポインタの表示は、ブラウザ12d4のページ
更新に追従して行われることになるが、ステップS24
0におけるタイマ処理の計時時間を可変設定できるよう
にすれば、その追従性能を変化させることができる。
【0058】一方、ステップS220で第二のブラウザ
と判定された場合は、ステップS245でブラウザ12
d4に現在読み込んでいるHTMLスクリプトを再読込
させる。上述したように、ブラウザ12d4は、第二の
ブラウザと判定された場合、HTMLスクリプトを読み
込む毎にそのHTMLスクリプト名を出力するようにな
っている。従って、ブラウザ12d4にHTMLスクリ
プトを再読込させると、そのHTMLスクリプト名が出
力されるので、同HTMLスクリプト名を取得し、ステ
ップS250およびステップS255で上述したように
して階層位置を解析してポインタを表示する。
【0059】また、ブラウザ12d4の側でページが更
新される毎に、同様にしてHTMLスクリプト名が出力
されるので、ナビゲータウィンドウの側では、その都
度、図9に示すフローチャートに従って処理を実行す
る。すなわち、ステップS310およびステップS32
0において、それぞれステップS250およびステップ
S255と同様の処理を実行して階層位置の解析とポイ
ンタの表示を行う。
【0060】ところで、階層を掘り下げていってある項
目の配下のヘルプ情報を参照した後、別の項目の配下の
ヘルプ情報を参照する場合、ブラウザ12d4の側の入
力のみで同ヘルプ情報を参照するするものとすると、入
力が煩わしくなってしまうことがある。
【0061】そこで、本実施形態においては、ナビゲー
タウィンドウに表示された各項目についてもクリック操
作により選択入力可能となっており、この選択入力に応
じてブラウザ12d4の表示内容を更新できるようにな
っている。具体的には、ナビゲータウィンドウに表示さ
れた各項目がクリック操作により選択すると、ナビゲー
タウィンドウの側から選択された項目に応じたHTML
スクリプト名がブラウザ12d4に渡される。すると、
ブラウザ12d4は、渡されたHTMLスクリプト名の
HTMLスクリプトを読み込んでページ更新する。
【0062】このように、ナビゲータウィンドウの側か
らページ更新が指示されたとしても、ブラウザ12d4
のページ更新がなされたことに変わりはないから、ナビ
ゲータウィンドウにおけるポインタの表示も変更される
ことになる。例えば、図8に示す状態において、ナビゲ
ータウィンドウの側で「プリンタのお手入れ」の項目を
クリック操作すると、図10に示すようにブラウザ12
d4の表示内容が「プリンタのお手入れ」にページ更新
され、このページ更新に伴ってナビゲータウィンドウの
側のポインタの位置も移動する。
【0063】次に、上記のように構成した本実施形態の
動作について説明する。
【0064】ブラウザ12d4を起動すると、第一のH
TMLスクリプト(menu.html)が読み込まれ
て図3などに示すトップページが表示される。ここで、
利用者がトップページに表示された所望の項目をクリッ
ク操作により選択すると、第二のHTMLスクリプト
(print.html〜support.html)
が読み込まれてページ更新され、さらに、同様にして所
望の項目を選択すると、第三のHTMLスクリプト(t
rouble1.html〜troubule6.ht
ml等)が読み込まれてページ更新される。このように
して、利用者はブラウザ12d4に表示される項目を選
択しつつ階層を掘り下げていって、所望のヘルプ情報を
参照する。
【0065】階層を掘り下げていった結果、いずれの階
層に位置しているか分からなくなったら、画面の下方に
表示されているナビゲータ起動ボタンをクリック操作に
より押し下げる。すると、ブラウザ12d4は、新しい
ナビゲータウィンドウを表示するとともに、ブラウザ1
2d4の種別を判定し、その結果ブラウザ12d4が第
二のブラウザであれば、所定のフラグをセットする(ス
テップS110〜S130)。
【0066】以降、ブラウザ12d4の種別によって処
理手順が異なるため、それぞれ個別に説明する。
【0067】図11は、ブラウザ12d4が第一のブラ
ウザと判定された場合のブラウザ12d4の側と、ナビ
ゲータウィンドウの側の動作タイミングを示すタイミン
グチャートである。
【0068】同図において、ナビゲータ起動ボタンが押
し下げられると、上述したようにナビゲータウィンドウ
が表示され、このナビゲータウィンドウは、ナビゲータ
用の定義関数を読み込んだり、設定ファイルを読み込ん
だり、図8に示すような項目を表示するなどの初期設定
を行う(ステップS205〜S215)。
【0069】その後、URL監視関数を起動してブラウ
ザ12d4で読み込まれているHTMLファイル名を取
得するとともに(ステップS225)、取得したHTM
Lファイル名と図5に示すようなHTMLファイル名に
よる階層構造情報とに基づいて現在の階層位置を解析し
(ステップS230)、該当する上位の項目の左側にポ
インタを表示する(ステップS235)。そして、所定
のタイマ処理(ステップS240)を経て再びURL監
視関数を起動し、同様の処理を繰り返す。すると、例え
ば図11に示すように、ブラウザ12d4の側でページ
が更新されると、ページ更新後に起動されたURL監視
関数によりブラウザ12d4で新たに読み込まれたHT
MLファイル名が取得され、必要に応じてポインタが移
動される。
【0070】また、ナビゲータウィンドウに表示された
項目がクリック操作により選択されると、ナビゲータウ
ィンドウは、選択された項目に対応するHTMLスクリ
プト名をブラウザ12d4に渡し、ブラウザ12d4
は、このHTMLスクリプト名に従ってHTMLスクリ
プトを読み込んでページ更新する。すると、この後にナ
ビゲータウィンドウの側で起動されるURL監視関数に
より、同様にしてHTMLファイル名が取得され、必要
に応じてポインタが移動される。
【0071】一方、図12は、ブラウザ12d4が第二
のブラウザと判定された場合のブラウザ12d4の側
と、ナビゲータウィンドウの側の動作タイミングを示す
タイミングチャートである。
【0072】同図において、ナビゲータ起動ボタンが押
し下げられると、ナビゲータウィンドウが表示されて初
期設定を行うことは、上述した第一のブラウザの場合と
相違はない。この初期設定が終了すると、ナビゲータウ
ィンドウは、ブラウザ12d4に現在読み込んでいるH
TMLスクリプトを再読込させる。ブラウザ12d4
は、上記のようにしてフラグがセットされると、HTM
Lスクリプトを読み込む毎にそのHTMLスクリプト名
を出力するようになっているため、ここでHTMLスク
リプト名が出力される(ステップS245)。
【0073】ナビゲータウィンドウは、ブラウザ12d
4から出力されたHTMLスクリプト名を受け取った
ら、階層位置を解析し(ステップS250)、該当する
上位の項目の左側にポインタを表示する(ステップS2
55)。この後、例えば図12に示すように、ブラウザ
12d4の側でページが更新されると、同様にしてブラ
ウザ12d4からは、新たに読み込んだHTMLスクリ
プト名が出力される。すると、ナビゲータウィンドウは
そのHTMLスクリプト名を受け取って同様にして階層
位置を解析し、該当する上位の項目の左側にポインタを
表示する(ステップS310,S320)。また、ナビ
ゲータウィンドウに表示された項目がクリック操作によ
り選択された場合も同様にして処理されることは言うま
でもない。
【0074】このように、階層的に構築されたHTML
スクリプトをブラウザ12d4で順次読み込みながら、
階層を移動して所望の情報を画面上に表示する場合にお
いて、HTMLスクリプトの階層構造を表す階層構造情
報を取得し(ステップS210)、ブラウザ12d4の
側でページ更新されたときに新たに読み込まれたHTM
Lスクリプト名を取得するとともに(ステップS22
5,S245)、取得した階層構造情報とHTMLスク
リプト名とに基づいて現在の階層位置を解析し(ステッ
プS230,S250,S310)、ナビゲータウィン
ドウに表示するようにしたため(ステップS235,S
255,S320)、ブラウザ12d4に表示された情
報がいずれの階層位置に属するかを把握することがで
き、操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる階層位置表示装置
のハードウェア構成を示す概略ブロック図である。
【図2】同階層位置表示装置を構成するPC本体のハー
ドディスクに記録された各種プログラムを示す概略構成
図である。
【図3】リファレンスガイドプログラムにより表示され
るトップページの一例を示すブラウザの表示画面であ
る。
【図4】同トップページにおいて所望の項目を選択した
場合の一例を示すブラウザの表示画面である。
【図5】トップページからの各項目および各HTMLス
クリプトの階層構造を示す樹形図である。
【図6】ブラウザの表示画面上でナビゲータ起動ボタン
を押し下げたときのブラウザ側での処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図7】ナビゲータウィンドウが起動されてからの処理
手順を示すフローチャートである。
【図8】ナビゲータウィンドウが表示されたときの画面
出力の一例を示す図である。
【図9】ブラウザの側からURLが入力されたときにナ
ビゲータウィンドウ側で実行されるサブルーチンのフロ
ーチャートである。
【図10】ナビゲータウィンドウの側で項目を変更した
ときにブラウザの表示内容がページ更新される様子を示
す画面出力の一例である。
【図11】使用するブラウザが第一のブラウザである場
合の当該ブラウザとナビゲータウィンドウの動作タイミ
ングを示すタイミングチャートである。
【図12】使用するブラウザが第二のブラウザである場
合の当該ブラウザとナビゲータウィンドウの動作タイミ
ングを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
10…PC本体 11…主基板 12…HDドライブ 12a…オペレーティングシステム 12b…アプリケーション 12c…プリンタドライバ 12d…リファレンスガイドプログラム 12d1…イメージデータ群 12d2…スクリプト群 12d3…設定ファイル群 12d4…ブラウザ 13…FDドライブ 14…ディスプレイボード 15…モデムボード 16…プリンタボード 20…ディスプレイ 30…プリンタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の階層構造を備えた情報ファイルに
    基づいて利用者の操作に対応して階層構造を移動して上
    記情報ファイル中の情報を画面上に表示する階層情報表
    示装置における上記情報ファイルの階層構造を取得する
    階層構造情報取得手段と、 上記階層構造の移動情報を取得する階層移動情報取得手
    段と、 上記階層構造情報取得手段にて取得した階層構造と上記
    階層移動情報取得手段にて取得した移動情報とに基づい
    て上記階層情報表示装置における現在の階層位置を表示
    する現在位置解析表示手段とを具備する階層位置表示装
    置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の階層位置表示装置
    において、上記現在位置解析表示手段は、上記情報ファ
    イル中の所定上位階層における複数の情報を表示すると
    ともに上記現在の階層位置の属する情報を指し示すよう
    に表示することを特徴とする階層位置表示装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2に記載の階
    層位置表示装置において、上記現在位置解析表示手段
    は、上記階層情報表示装置における所定の入力に応じて
    表示を開始することを特徴とする階層位置表示装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載の階層位置表示装置において、上記階層情報表示装置
    は、利用者の操作に対応して複数の制御スクリプトをブ
    ラウザで読み込みながら上記情報ファイル中の情報を表
    示し、 上記階層構造情報取得手段は、上記制御スクリプトの名
    称に関連づけられた上記情報ファイルの階層構造を取得
    するとともに、 上記階層移動情報取得手段は、上記ブラウザに読み込ま
    れた制御スクリプトの名称を取得し、 上記現在位置解析表示手段は、上記階層構造情報取得手
    段にて取得された上記情報ファイルの階層構造と、上記
    階層移動情報取得手段にて取得された制御スクリプトの
    名称とに基づいて上記現在の階層位置を表示することを
    特徴とする階層位置表示装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載の階層位置表示装置において、上記現在位置解析表示
    手段は、利用者から入力可能に上記現在の階層位置を表
    示し、その入力内容に応じて上記階層情報表示装置の表
    示内容を更新することを特徴とする階層位置表示装置。
  6. 【請求項6】 所定の階層構造を備えた情報ファイルに
    基づいて利用者の操作に対応して階層構造を移動して上
    記情報ファイル中の情報を画面上に表示する階層情報表
    示装置のための階層位置表示方法であって、 上記情報ファイルの階層構造を取得するとともに上記階
    層構造の移動情報を取得し、 取得した階層構造と移動情報とに基づいて上記階層情報
    表示装置における現在の階層位置を表示することを特徴
    とする階層位置表示方法。
  7. 【請求項7】 所定の階層構造を備えた情報ファイルに
    基づいて利用者の操作に対応して階層構造を移動して上
    記情報ファイル中の情報を画面上に表示する階層情報表
    示装置のための階層位置表示プログラムを記録した媒体
    であって、 上記情報ファイルの階層構造を取得するとともに上記階
    層構造の移動情報を取得し、 取得した階層構造と移動情報とに基づいて上記階層情報
    表示装置における現在の階層位置を表示することを特徴
    とする階層位置表示プログラムを記録した媒体。
JP10497598A 1998-04-15 1998-04-15 階層位置表示装置、階層位置表示方法および階層位置表示プログラムを記録した媒体 Withdrawn JPH11296547A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10497598A JPH11296547A (ja) 1998-04-15 1998-04-15 階層位置表示装置、階層位置表示方法および階層位置表示プログラムを記録した媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10497598A JPH11296547A (ja) 1998-04-15 1998-04-15 階層位置表示装置、階層位置表示方法および階層位置表示プログラムを記録した媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11296547A true JPH11296547A (ja) 1999-10-29

Family

ID=14395105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10497598A Withdrawn JPH11296547A (ja) 1998-04-15 1998-04-15 階層位置表示装置、階層位置表示方法および階層位置表示プログラムを記録した媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11296547A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007034688A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Sony Corp 再生装置、メニュー表示方法、メニュー表示方法のプログラム及びメニュー表示方法のプログラムを記録した記録媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007034688A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Sony Corp 再生装置、メニュー表示方法、メニュー表示方法のプログラム及びメニュー表示方法のプログラムを記録した記録媒体
US8112718B2 (en) 2005-07-27 2012-02-07 Sony Corporation Playback apparatus, menu display method, and recording medium recording program implementing menu display method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7917846B2 (en) Web clip using anchoring
US6256032B1 (en) Method and apparatus for organizing and processing information using a digital computer
US6557015B1 (en) Determining whether a second hypertext document is included in a list of active document trails
US7587680B2 (en) Information displaying apparatus, information displaying program and storage medium
US7024658B1 (en) Extensible help facility for a computer software application
US6667751B1 (en) Linear web browser history viewer
US6424979B1 (en) System for presenting and managing enterprise architectures
US6031537A (en) Method and apparatus for displaying a thought network from a thought's perspective
US6826553B1 (en) System for providing database functions for multiple internet sources
US20090172603A1 (en) Method and apparatus for information retrieval
US7426703B2 (en) Hierarchical navigation layers for wizards
EP2019987A1 (en) Method of bookmarking in an internet browser
WO2006051963A1 (ja) データ処理装置およびデータ処理方法
KR20060051821A (ko) 사용자 인터페이스 구성요소를 가시화하기 위한 시스템 및방법
KR19990044880A (ko) 웹 문서의 비동기식 인쇄 방법 및 그 시스템
US5953720A (en) Method and apparatus for a unified chooser for heterogeneous entities
KR20120135243A (ko) 공유가능한 사용자 인터페이스를 이용해 정보를 구성하는 방법 및 시스템
JPWO2006051962A1 (ja) データ処理装置およびデータ処理方法
GB2383158A (en) Accessing remote bookmark lists
JP2005149136A (ja) 情報収集プログラム、情報収集方法、情報収集システムおよび情報収集装置
EP2437184A1 (en) Host apparatus and method of displaying content by the same
EP1958060A1 (en) Method, system and computer program for navigating uml diagrams
US20060048068A1 (en) Method and system to facilitate access to a user interface element on a user interface
Karam et al. mSpace: interaction design for user-determined, adaptable domain exploration in hypermedia
JP2010096674A (ja) 測定装置および測定装置の操作方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050222

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20050422