JPH11296222A - 発電運転システム - Google Patents
発電運転システムInfo
- Publication number
- JPH11296222A JPH11296222A JP9607198A JP9607198A JPH11296222A JP H11296222 A JPH11296222 A JP H11296222A JP 9607198 A JP9607198 A JP 9607198A JP 9607198 A JP9607198 A JP 9607198A JP H11296222 A JPH11296222 A JP H11296222A
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- JP
- Japan
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- unit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】各発電ユニットから定常的に伝送されるプロセ
スデータの数が多くなればなるほど伝送処理に要する時
間及び計算機負荷は比例的に増加していった。 【解決手段】各ユニットから伝送されるプロセスデータ
を一定の条件の下でレベル分けし、警報発生時等の各ユ
ニットの状態に応じて統括運転管理装置に伝送されるプ
ロセスデータの数及び伝送周期を変えることによって、
定常的に発生する伝送処理の負荷を軽減するとともに必
要十分な情報を運転員に提供する。
スデータの数が多くなればなるほど伝送処理に要する時
間及び計算機負荷は比例的に増加していった。 【解決手段】各ユニットから伝送されるプロセスデータ
を一定の条件の下でレベル分けし、警報発生時等の各ユ
ニットの状態に応じて統括運転管理装置に伝送されるプ
ロセスデータの数及び伝送周期を変えることによって、
定常的に発生する伝送処理の負荷を軽減するとともに必
要十分な情報を運転員に提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各発電ユニットの
通常運転での運転員を削減、または運転員を必要としな
い無人運転を可能とした発電プラントに関する。
通常運転での運転員を削減、または運転員を必要としな
い無人運転を可能とした発電プラントに関する。
【0002】
【技術の技術】従来、複数の発電ユニットを有する発電
所において、これら各ユニットからの情報を集中的に監
視する統括運転管理装置(運転管理センタという。)と
各ユニットとの間のプロセスデータの伝送処理は、各ユ
ニット毎に予め定められたプロセスデータを予め定めら
れた固定の周期で収集している。
所において、これら各ユニットからの情報を集中的に監
視する統括運転管理装置(運転管理センタという。)と
各ユニットとの間のプロセスデータの伝送処理は、各ユ
ニット毎に予め定められたプロセスデータを予め定めら
れた固定の周期で収集している。
【0003】従って、例えば各ユニットで発生する警報
状態に対する詳細な情報を運転管理センタにおいて見た
い場合には、定常的に伝送されるプロセスデータのひと
つとして随時追加していく必要があった。
状態に対する詳細な情報を運転管理センタにおいて見た
い場合には、定常的に伝送されるプロセスデータのひと
つとして随時追加していく必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のプロセスデータ
伝送処理においては、各発電ユニットから定常的に伝送
されるプロセスデータの数が多くなればなるほど伝送処
理に要する時間及び計算機負荷は比例的に増加していっ
た。
伝送処理においては、各発電ユニットから定常的に伝送
されるプロセスデータの数が多くなればなるほど伝送処
理に要する時間及び計算機負荷は比例的に増加していっ
た。
【0005】また、運転管理センタの運転員は、各ユニ
ットから伝送されてくるプロセスデータに対して、各プ
ロセスデータの重要性を運転員自ら判断し必要な情報を
選択しなければならないという問題があった。
ットから伝送されてくるプロセスデータに対して、各プ
ロセスデータの重要性を運転員自ら判断し必要な情報を
選択しなければならないという問題があった。
【0006】本発明はかかる問題点に対して対処するも
のであり、各ユニットから伝送されるプロセスデータを
一定の条件の下でレベル分けし、警報発生時等の各ユニ
ットの状態に応じて運転管理センタに伝送されるプロセ
スデータの数及び伝送周期を変えることによって、定常
的に発生する伝送処理の負荷を軽減するとともに必要十
分な情報を運転員に提供するものである。
のであり、各ユニットから伝送されるプロセスデータを
一定の条件の下でレベル分けし、警報発生時等の各ユニ
ットの状態に応じて運転管理センタに伝送されるプロセ
スデータの数及び伝送周期を変えることによって、定常
的に発生する伝送処理の負荷を軽減するとともに必要十
分な情報を運転員に提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明の発電運転システムは、複数の発電ユニットとこれら
の複数の発電ユニットを統括管理するための運転管理セ
ンタからなる発電所において、各ユニットにおけるプラ
ントのプロセス情報を、各々のデータの重要度に基づき
予めランク分けして各ユニット内に保存するユニット情
報格納部と、重要度によって分類された各ユニット毎の
前記ユニット情報格納部のプロセス情報を、各々の重要
度に応じて予め設定された伝送周期により入力する運転
管理センタ内のプロセスデータ入力手段と、プロセスデ
ータ入力手段によって入力された各ユニット毎のユニッ
ト情報格納部のプロセス情報を各ランク毎にまとめて保
存するプラントデータ収集手段と、プラントデータ収集
手段によってランク毎にまとめられたデータを格納する
プラントデータ格納部を付加することを特徴とする。
明の発電運転システムは、複数の発電ユニットとこれら
の複数の発電ユニットを統括管理するための運転管理セ
ンタからなる発電所において、各ユニットにおけるプラ
ントのプロセス情報を、各々のデータの重要度に基づき
予めランク分けして各ユニット内に保存するユニット情
報格納部と、重要度によって分類された各ユニット毎の
前記ユニット情報格納部のプロセス情報を、各々の重要
度に応じて予め設定された伝送周期により入力する運転
管理センタ内のプロセスデータ入力手段と、プロセスデ
ータ入力手段によって入力された各ユニット毎のユニッ
ト情報格納部のプロセス情報を各ランク毎にまとめて保
存するプラントデータ収集手段と、プラントデータ収集
手段によってランク毎にまとめられたデータを格納する
プラントデータ格納部を付加することを特徴とする。
【0008】よって、各発電ユニットからのプロセスデ
ータを運転管理センタにおいて集中的に監視するための
伝送処理に対し、各発電ユニット単位に予めプロセスデ
ータの重要度に応じて各プロセスデータを分類し、また
分類された各プロセスデータ群に対してそれらのデータ
の重要度に応じた伝送周期を予め設定しておくことによ
り、各ユニットと運転管理センタとの間の定常的な伝送
処理の負荷を軽減するとともに、運転員は重要度分類さ
れたプロセスデータ群を選択することによって必要なデ
ータを監視することができる。
ータを運転管理センタにおいて集中的に監視するための
伝送処理に対し、各発電ユニット単位に予めプロセスデ
ータの重要度に応じて各プロセスデータを分類し、また
分類された各プロセスデータ群に対してそれらのデータ
の重要度に応じた伝送周期を予め設定しておくことによ
り、各ユニットと運転管理センタとの間の定常的な伝送
処理の負荷を軽減するとともに、運転員は重要度分類さ
れたプロセスデータ群を選択することによって必要なデ
ータを監視することができる。
【0009】請求項2の発明の発電運転システムは、複
数の発電ユニットとこれらの複数の発電ユニットを統括
管理するための運転管理センタからなる請求項1記載の
発電所において、各ユニット毎に当該ユニット内で発生
する警報を管理するとともに、発生警報した警報の情報
を運転管理センタに対して伝送出力するユニット警報管
理部と、各ユニットにおけるプラントのプロセス情報を
保存するユニット情報格納部と、ユニット警報管理部及
びユニット情報格納部のデータを伝送入力する運転管理
センタ内に設けられたプロセスデータ入力手段と、プロ
セスデータ入力手段から入力した前記ユニット警報管理
部からの警報情報の重要度に応じてユニット情報格納部
のプロセス情報を入力するための伝送周期を決定し、当
該伝送周期毎にプロセスデータ入力手段から入力された
各ユニット毎のユニット情報格納部のプロセス情報を各
ユニット毎にまとめて保存するプラントデータ収集手段
と、プラントデータ収集手段によってユニット毎にまと
められたデータを格納するプラントデータ格納部を付加
することを特徴とする。
数の発電ユニットとこれらの複数の発電ユニットを統括
管理するための運転管理センタからなる請求項1記載の
発電所において、各ユニット毎に当該ユニット内で発生
する警報を管理するとともに、発生警報した警報の情報
を運転管理センタに対して伝送出力するユニット警報管
理部と、各ユニットにおけるプラントのプロセス情報を
保存するユニット情報格納部と、ユニット警報管理部及
びユニット情報格納部のデータを伝送入力する運転管理
センタ内に設けられたプロセスデータ入力手段と、プロ
セスデータ入力手段から入力した前記ユニット警報管理
部からの警報情報の重要度に応じてユニット情報格納部
のプロセス情報を入力するための伝送周期を決定し、当
該伝送周期毎にプロセスデータ入力手段から入力された
各ユニット毎のユニット情報格納部のプロセス情報を各
ユニット毎にまとめて保存するプラントデータ収集手段
と、プラントデータ収集手段によってユニット毎にまと
められたデータを格納するプラントデータ格納部を付加
することを特徴とする。
【0010】よって、各発電ユニットから伝送入力する
プロセスデータの伝送周期を、各ユニットで発生する警
報の重要度に応じて低速から高速まで自動的に変更する
ことにより、ユニット単位での伝送負荷を平準化するこ
とができるとともに必要に応じて監視すべきプロセスデ
ータの精度を自動的に変化させることができる。
プロセスデータの伝送周期を、各ユニットで発生する警
報の重要度に応じて低速から高速まで自動的に変更する
ことにより、ユニット単位での伝送負荷を平準化するこ
とができるとともに必要に応じて監視すべきプロセスデ
ータの精度を自動的に変化させることができる。
【0011】請求項3の発明の発電運転システムは、複
数の発電ユニットとこれらの複数の発電ユニットを統括
管理するための運転管理センタからなる請求項1記載の
発電所において、請求項1記載のプロセスデータ入力手
段から入力したユニット警報管理部の警報情報の重要度
に応じてユニット情報格納部の各ファイルを選択し、選
択されたファイルのプロセス情報のみをプロセスデータ
入力手段から入力するとともに、これらプロセス情報を
各ユニット毎にまとめて保存するプラントデータ収集手
段とを付加することを特徴とする。
数の発電ユニットとこれらの複数の発電ユニットを統括
管理するための運転管理センタからなる請求項1記載の
発電所において、請求項1記載のプロセスデータ入力手
段から入力したユニット警報管理部の警報情報の重要度
に応じてユニット情報格納部の各ファイルを選択し、選
択されたファイルのプロセス情報のみをプロセスデータ
入力手段から入力するとともに、これらプロセス情報を
各ユニット毎にまとめて保存するプラントデータ収集手
段とを付加することを特徴とする。
【0012】よって、各発電ユニットで発生する警報の
種類に応じて予めプロセスデータをグループ分けし、一
方運転管理センタにおいては各ユニットで発生する警報
の種類に応じて対応するプロセスデータグループのみを
自動的に選択して伝送入力することにより、異常発生時
等の一時的な伝送負荷の増加を回避することができる。
種類に応じて予めプロセスデータをグループ分けし、一
方運転管理センタにおいては各ユニットで発生する警報
の種類に応じて対応するプロセスデータグループのみを
自動的に選択して伝送入力することにより、異常発生時
等の一時的な伝送負荷の増加を回避することができる。
【0013】請求項4の発明の発電運転システムは、複
数の発電ユニットとこれらの複数の発電ユニットを統括
管理するための運転管理センタからなる請求項2記載の
発電所において、請求項2記載のユニット情報格納部の
プロセス情報を基にユニットの状態を監視し異常状態を
検出するとともに、当該異常のレベルに合せてユニット
情報格納部のプロセス情報を選択して必要なプロセス情
報のみを運転管理センタに伝送出力するユニット情報監
視手段とを付加することを特徴とする。
数の発電ユニットとこれらの複数の発電ユニットを統括
管理するための運転管理センタからなる請求項2記載の
発電所において、請求項2記載のユニット情報格納部の
プロセス情報を基にユニットの状態を監視し異常状態を
検出するとともに、当該異常のレベルに合せてユニット
情報格納部のプロセス情報を選択して必要なプロセス情
報のみを運転管理センタに伝送出力するユニット情報監
視手段とを付加することを特徴とする。
【0014】よって、各発電ユニット内のプロセスデー
タの監視/分析処理を予め各ユニット単位で実施し、異
常発生等のプラントの状態に応じて必要なデータのみを
自動的に選択して運転管理センタへ伝送することによ
り、各ユニットと運転管理センタとの間の定常的な伝送
処理の負荷を軽減するとともに、運転員は各ユニットの
状態に応じた必要最低限の情報のみを監視すればよく、
運転員の負担を軽減することができる。
タの監視/分析処理を予め各ユニット単位で実施し、異
常発生等のプラントの状態に応じて必要なデータのみを
自動的に選択して運転管理センタへ伝送することによ
り、各ユニットと運転管理センタとの間の定常的な伝送
処理の負荷を軽減するとともに、運転員は各ユニットの
状態に応じた必要最低限の情報のみを監視すればよく、
運転員の負担を軽減することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以上、図面に基づいて本発明の実
施例を説明する。図1は、第一の実施の形態例である発
電運転システムの装置構成を示すものである。
施例を説明する。図1は、第一の実施の形態例である発
電運転システムの装置構成を示すものである。
【0016】まず、各発電ユニットにおいて当該ユニッ
トのプロセスデータをその重要度に応じて予めランクA
からmに分類し、各々の状態を個別のユニット情報格納
部1に記録/更新する。
トのプロセスデータをその重要度に応じて予めランクA
からmに分類し、各々の状態を個別のユニット情報格納
部1に記録/更新する。
【0017】また、各発電ユニット内の各ユニット情報
格納部1には予めその重要度に応じて伝送周期aからx
までを設定しておき、運転管理センタ100にあるプロ
セスデータ入力手段2は、この伝送周期に則って各ユニ
ットからユニット情報格納部1のデータを伝送入力す
る。
格納部1には予めその重要度に応じて伝送周期aからx
までを設定しておき、運転管理センタ100にあるプロ
セスデータ入力手段2は、この伝送周期に則って各ユニ
ットからユニット情報格納部1のデータを伝送入力す
る。
【0018】プロセスデータ入力手段2によって各伝送
周期毎に入力されたプロセスデータは、プラントデータ
収集手段3によって、各プロセスデータの重要度別に設
けられたプラントデータ格納部4(A〜m)の中に各々
ユニット(1〜n)単位で保存する。
周期毎に入力されたプロセスデータは、プラントデータ
収集手段3によって、各プロセスデータの重要度別に設
けられたプラントデータ格納部4(A〜m)の中に各々
ユニット(1〜n)単位で保存する。
【0019】このように各ユニットのプロセスデータを
その重要度に応じてグループ分けし、かつ各々の伝送周
期を重要度に応じて設定することにより、全てのランク
(A〜m)を一定周期で伝送するのに比べて伝送処理の
負荷を低減できるとともに、運転管理センタの運転員が
当該プロセスデータを監視する際にも、各ユニットの状
態に応じてランクAからmまでのプラントデータ格納部
のデータを適宜選択することができ、通常監視業務の負
担を軽減することができる。
その重要度に応じてグループ分けし、かつ各々の伝送周
期を重要度に応じて設定することにより、全てのランク
(A〜m)を一定周期で伝送するのに比べて伝送処理の
負荷を低減できるとともに、運転管理センタの運転員が
当該プロセスデータを監視する際にも、各ユニットの状
態に応じてランクAからmまでのプラントデータ格納部
のデータを適宜選択することができ、通常監視業務の負
担を軽減することができる。
【0020】以上説明したように本発明によれば、各発
電ユニット単位に予めプロセスデータの重要度に応じて
各プロセスデータを分類し、それらのデータの重要度に
応じた伝送周期を予め設定しておくことにより、各ユニ
ットと運転管理センタとの間の定常的な伝送処理の負荷
を軽減するとともに、運転員は重要度分類されたプロセ
スデータ群を選択することによって必要なデータを監視
することができる。
電ユニット単位に予めプロセスデータの重要度に応じて
各プロセスデータを分類し、それらのデータの重要度に
応じた伝送周期を予め設定しておくことにより、各ユニ
ットと運転管理センタとの間の定常的な伝送処理の負荷
を軽減するとともに、運転員は重要度分類されたプロセ
スデータ群を選択することによって必要なデータを監視
することができる。
【0021】図2は第2の実施の形態例である。各発電
ユニット内に設けられたユニット警報管理部5は、各ユ
ニット内で発生する警報を一括管理するとともに発生し
た警報を統括運転管理装置(運転管理センタ)101に
対して伝送出力する。
ユニット内に設けられたユニット警報管理部5は、各ユ
ニット内で発生する警報を一括管理するとともに発生し
た警報を統括運転管理装置(運転管理センタ)101に
対して伝送出力する。
【0022】一方、運転管理センタ101に設けられた
プロセスデータ入力手段21は、各ユニットのユニット
警報管理部5から伝送されてくる警報情報を基に、各ユ
ニット情報格納部11のプロセスデータの伝送周期を自
動的に判定し、重大な警報が発生した場合には高速で、
軽微な警報の場合には低速で各ユニットのプロセスデー
タを入力する。
プロセスデータ入力手段21は、各ユニットのユニット
警報管理部5から伝送されてくる警報情報を基に、各ユ
ニット情報格納部11のプロセスデータの伝送周期を自
動的に判定し、重大な警報が発生した場合には高速で、
軽微な警報の場合には低速で各ユニットのプロセスデー
タを入力する。
【0023】プロセスデータ入力手段21によって各伝
送周期毎に入力されたプロセスデータは、プラントデー
タ収集手段31によって、各ユニット毎に設けられたプ
ラントデータ格納部41(1〜n)に各々ユニット(1
〜n)単位で保存する。
送周期毎に入力されたプロセスデータは、プラントデー
タ収集手段31によって、各ユニット毎に設けられたプ
ラントデータ格納部41(1〜n)に各々ユニット(1
〜n)単位で保存する。
【0024】運転管理センタの運転員は、警報が発生し
たユニットのプラントデータ格納部のプロセスデータの
みを監視することにより、必要なプロセスデータを必要
な周期で確認することができる。
たユニットのプラントデータ格納部のプロセスデータの
みを監視することにより、必要なプロセスデータを必要
な周期で確認することができる。
【0025】よって、各ユニットで発生する警報の重要
度に応じてプロセスデータの伝送周期を低速から高速ま
で自動的に変更することにより、各ユニット通常運転中
の伝送負荷を大幅に低減することができるとともに、必
要に応じて監視すべきプロセスデータの精度を自動的に
上げることによりプロセスデータの変化を的確に運転員
に提供することができる。
度に応じてプロセスデータの伝送周期を低速から高速ま
で自動的に変更することにより、各ユニット通常運転中
の伝送負荷を大幅に低減することができるとともに、必
要に応じて監視すべきプロセスデータの精度を自動的に
上げることによりプロセスデータの変化を的確に運転員
に提供することができる。
【0026】図3は第3の実施の形態例を示すもので、
図2の実施形態例の中のユニット情報格納部を各ユニッ
ト内で発生する警報に対応して各々の警報発生時に監視
すべきプロセスデータをひとつのユニット情報格納部1
2としてグループ分けし、運転管理センタ102に設け
られたプロセスデータ入力手段22は、各ユニットのユ
ニット警報管理部5から伝送されてくる警報情報を基
に、前述のグループ分けされたユニット情報格納部12
の中から当該警報に対応するユニット情報格納部12の
プロセスデータを自動的に選択して入力する。
図2の実施形態例の中のユニット情報格納部を各ユニッ
ト内で発生する警報に対応して各々の警報発生時に監視
すべきプロセスデータをひとつのユニット情報格納部1
2としてグループ分けし、運転管理センタ102に設け
られたプロセスデータ入力手段22は、各ユニットのユ
ニット警報管理部5から伝送されてくる警報情報を基
に、前述のグループ分けされたユニット情報格納部12
の中から当該警報に対応するユニット情報格納部12の
プロセスデータを自動的に選択して入力する。
【0027】プロセスデータ入力手段22によって選択
されて入力された情報格納部12のプロセスデータは、
プラントデータ収集手段32によって各ユニット毎に設
けられたプラントデータ格納部41(1〜n)に各々ユ
ニット(1〜n)単位で保存される。
されて入力された情報格納部12のプロセスデータは、
プラントデータ収集手段32によって各ユニット毎に設
けられたプラントデータ格納部41(1〜n)に各々ユ
ニット(1〜n)単位で保存される。
【0028】よって、各発電ユニットで発生する警報の
種類に応じて予めプロセスデータをグループ分けし、各
ユニットで発生する警報の種類に応じてプロセスデータ
グループのみを自動的に選択して伝送入力することによ
り、異常発生時等の一時的な伝送負荷の増加を回避する
ことができるとともに、運転員によるデータの切り替え
/選択操作を不要とし負担の軽減を図ることができる。
種類に応じて予めプロセスデータをグループ分けし、各
ユニットで発生する警報の種類に応じてプロセスデータ
グループのみを自動的に選択して伝送入力することによ
り、異常発生時等の一時的な伝送負荷の増加を回避する
ことができるとともに、運転員によるデータの切り替え
/選択操作を不要とし負担の軽減を図ることができる。
【0029】図4は第4の発明の実施形態例を示すもの
で、図2の実施形態例の中のプロセスデータ入力手段が
各ユニットからの警報情報及びプロセスデータを無条件
に全て入力するのに対し、図4のプロセスデータ入力手
段23は、各ユニット内に設けられたユニット情報監視
手段6が予めユニット情報格納部11より選択した、現
在のユニットの状態に対して監視の必要なプロセスデー
タのみを伝送入力するものである。
で、図2の実施形態例の中のプロセスデータ入力手段が
各ユニットからの警報情報及びプロセスデータを無条件
に全て入力するのに対し、図4のプロセスデータ入力手
段23は、各ユニット内に設けられたユニット情報監視
手段6が予めユニット情報格納部11より選択した、現
在のユニットの状態に対して監視の必要なプロセスデー
タのみを伝送入力するものである。
【0030】よって、各発電ユニット内のプロセスデー
タの監視/分析処理を予め各ユニット単位で実施し、プ
ラントの状態に応じて必要なデータのみを自動的に選択
して伝送することにより、各ユニットと運転管理センタ
との間の定常的な伝送処理の負荷を軽減するとともに、
運転員は各ユニットの状態に応じた必要最低限の情報の
みを監視すればよく、運転員の負担を軽減することがで
きる。
タの監視/分析処理を予め各ユニット単位で実施し、プ
ラントの状態に応じて必要なデータのみを自動的に選択
して伝送することにより、各ユニットと運転管理センタ
との間の定常的な伝送処理の負荷を軽減するとともに、
運転員は各ユニットの状態に応じた必要最低限の情報の
みを監視すればよく、運転員の負担を軽減することがで
きる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
発電ユニット単位に予めプロセスデータの重要度に応じ
て各プロセスデータを分類し、それらのデータの重要度
に応じた伝送周期を予め設定しておくことにより、各ユ
ニットと運転管理センタとの間の定常的な伝送処理の負
荷を軽減するとともに、運転員は重要度分類されたプロ
セスデータ群を選択することによって必要なデータを監
視することができる。
発電ユニット単位に予めプロセスデータの重要度に応じ
て各プロセスデータを分類し、それらのデータの重要度
に応じた伝送周期を予め設定しておくことにより、各ユ
ニットと運転管理センタとの間の定常的な伝送処理の負
荷を軽減するとともに、運転員は重要度分類されたプロ
セスデータ群を選択することによって必要なデータを監
視することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態例の発電運転システ
ムの構成図
ムの構成図
【図2】本発明の第2の実施の形態例の発電運転システ
ムの構成図
ムの構成図
【図3】本発明の第3の実施の形態例の発電運転システ
ムの構成図
ムの構成図
【図4】本発明の第4の実施の形態例の発電運転システ
ムの構成図
ムの構成図
1,11,12…ユニット情報格納部、2,21,2
2,23…プロセスデータ入力手段、3,31,32…
プラントデータ収集手段、4,41…プラントデータ格
納部、5…ユニット警報管理部、6…ユニット情報監視
手段、101,102…統括発電運転装置(運転管理セ
ンター)。
2,23…プロセスデータ入力手段、3,31,32…
プラントデータ収集手段、4,41…プラントデータ格
納部、5…ユニット警報管理部、6…ユニット情報監視
手段、101,102…統括発電運転装置(運転管理セ
ンター)。
Claims (4)
- 【請求項1】複数の発電ユニットとこれら複数の発電ユ
ニットを統括管理する統括運転管理装置とからなる発電
運転システムであって、 各発電ユニットにおけるプラントのプロセス情報を、各
々のデータの重要度に基づき予めランク分けして各発電
ユニット内に保存するユニット情報格納部と、 重要度によって分類された各発電ユニット毎の前記ユニ
ット情報格納部のプロセス情報を、各々の重要度に応じ
て予め設定された伝送周期により入力する統括運転管理
装置内のプロセスデータ入力手段と、 前記プロセスデータ入力手段によって入力された各発電
ユニット毎のユニット情報格納部のプロセス情報を各ラ
ンク毎にまとめて保存するプラントデータ収集手段と、 前記プラントデータ収集手段によってランク毎にまとめ
られたデータを格納するプラントデータ格納部とを具備
することを特徴とする発電運転システム。 - 【請求項2】請求項1記載の発電運転システムにおい
て、 各発電ユニット毎に当該発電ユニット内で発生する警報
を管理するとともに、発生警報した警報の情報を統括運
転管理装置に対して伝送出力するユニット警報管理部
と、 各発電ユニットにおけるプラントのプロセス情報を保存
するユニット情報格納部と、 前記ユニット警報管理部及びユニット情報格納部のデー
タを伝送入力する統括運転管理装置内に設けられたプロ
セスデータ入力手段と、前記プロセスデータ入力手段か
ら入力した前記ユニット警報管理部からの警報情報の重
要度に応じて前記ユニット情報格納部のプロセス情報を
入力するための伝送周期を決定し、当該伝送周期毎に前
記プロセスデータ入力手段から入力された各発電ユニッ
ト毎のユニット情報格納部のプロセス情報を各発電ユニ
ット毎にまとめて保存するプラントデータ収集手段と、 前記プラントデータ収集手段によってユニット毎にまと
められたデータを格納するプラントデータ格納部とを具
備することを特徴とする発電運転システム。 - 【請求項3】請求項1記載の発電運転システムにおい
て、 前記プロセスデータ入力手段から入力したユニット警報
管理部の警報情報の重要度に応じて前記ユニット情報格
納部の各ファイルを選択し、選択されたファイルのプロ
セス情報のみを前記プロセスデータ入力手段から入力す
るとともに、これらプロセス情報を各ユニット毎にまと
めて保存するプラントデータ収集手段とを具備すること
を特徴とする発電運転システム。 - 【請求項4】請求項2記載の発電運転システムにおい
て、 前記ユニット情報格納部のプロセス情報を基にユニット
の状態を監視し異常状態を検出するとともに、当該異常
のレベルに合せて前記ユニット情報格納部のプロセス情
報を選択して必要なプロセス情報のみを統括運転管理装
置に伝送出力するユニット情報監視手段とを具備するこ
とを特徴とする発電運転システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9607198A JPH11296222A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 発電運転システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9607198A JPH11296222A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 発電運転システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11296222A true JPH11296222A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14155189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9607198A Pending JPH11296222A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 発電運転システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11296222A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001096970A1 (fr) * | 2000-06-13 | 2001-12-20 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Appareil de surveillance d'une usine et dispositif de memoire |
-
1998
- 1998-04-08 JP JP9607198A patent/JPH11296222A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001096970A1 (fr) * | 2000-06-13 | 2001-12-20 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Appareil de surveillance d'une usine et dispositif de memoire |
US6950766B2 (en) | 2000-06-13 | 2005-09-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Plant monitoring apparatus and storage medium |
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