JPH11294030A - サッシ - Google Patents

サッシ

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JPH11294030A
JPH11294030A JP11021598A JP11021598A JPH11294030A JP H11294030 A JPH11294030 A JP H11294030A JP 11021598 A JP11021598 A JP 11021598A JP 11021598 A JP11021598 A JP 11021598A JP H11294030 A JPH11294030 A JP H11294030A
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JP
Japan
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lower frame
water
sash
opening
shoji
Prior art date
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Withdrawn
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JP11021598A
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English (en)
Inventor
Toshio Tai
俊男 袋
Hidenori Ueno
秀則 上野
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Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
Original Assignee
Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tateyama Aluminum Industry Co Ltd filed Critical Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で下枠に溜まった水を排水でき且
つ気密性及び防音性の低下を防止できるサッシを提供す
ること。 【解決手段】 内障子3が下枠5のレール上を移動し、
下枠5は内障子3の開き側にある縦枠13近傍に排水孔
17を備えたサッシ1において、下枠5は排水孔17上
に障子ストッパ15を備え、障子ストッパ15は、下枠
5上に開口する導水口33と、導水口33の開閉体25
とを備え、開閉体25の操作により導水口を開いて、下
枠5上に溜まった水を排水孔17に排水する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、片引きサッシや引
き違いサッシ等の内障子が下枠のレール上を移動するサ
ッシに関し、特に、障子の移動を規制する障子ストッパ
を備えたサッシに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、実用新案登録第2552488
号公報には、レール上を移動させて内障子を開閉するサ
ッシにおいて、内障子の開放時に縦枠の手前でこれを停
止させる障子ストッパを下枠に設けるとともに、この障
子ストッパには、下枠上に溜まった結露水を、下枠に形
成した排水孔に案内する排水ブロックを設けた構成が開
示されている。
【0003】この排水ブロックは、障子ストッパに着脱
自在に設けるとともに、障子ストッパに装着したときに
は、障子ストッパの上面に設けた掃き出し溝に排水ブロ
ックの中空部が連通する導水開口を設け、掃き出し溝に
ある水を導水開口から排水ブロックの中空内に導入し、
この中空から下枠に形成した排水孔に水を案内し、下枠
を通って室外側に開口した排水口から室外に排水する構
成になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た公報に開示の技術では、障子ストッパに取り付けた排
水ブロックは、導水開口が常時開いているため、外気が
室内に入り込んで、室内の気密性を低減させたり、防音
性を低下させるという不都合がある。また、排水ブロッ
クは、障子ストッパに取付ける構成であるから、構成が
複雑になるという不都合がある。
【0005】本発明は、上述した事情に鑑みたものであ
り、簡易な構成で下枠に溜まった水を排水でき且つ気密
性及び防音性の低下を防止できるサッシの提供を目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、内障子が下枠のレール上を移動
し、下枠が内障子の開き側にある縦枠近傍に排水孔を備
えたサッシにおいて、下枠は排水孔上に障子ストッパを
備え、障子ストッパは、下枠上に開口する導水口と、導
水口の開閉体とを備え、開閉体により導水口を開いて、
下枠上の水を排水孔に導いて排水することを特徴とす
る。
【0007】この請求項1に記載の発明では、サッシの
室内側において、結露水等の水が下枠上に溜まった場合
には、開閉体を操作して障子ストッパの導水口を開いて
排水操作をおこなう。これによって、下枠上に溜まった
水は導水口から障子ストッパ内を通って、下枠の排水孔
から室外に排出する。
【0008】排水操作をしない場合には、開閉体を操作
して障子ストッパの導水口を閉じる。これによって、導
水口から外気が室内に侵入するのを防止し、且つ防音性
の低下を防止し、更に、導水口から水が逆流するのを防
止する。また、障子ストッパに一体に導水口を設けてお
り、しかも、障子ストッパに設けた導水口を開閉体によ
り開閉する構成であるから構成が簡易である。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、下枠は、その室外側に、排水孔に連通
する排水口と、この排水口を開閉する弁体とを備えるこ
とを特徴とする。
【0010】この請求項2に記載の発明では、排水口か
ら水を排出する際には弁体が開き、排水しない場合には
弁体が閉じて、障子ストッパの開閉体と合わせて2重の
閉鎖機構を設けているので、室内の気密性や防音性を更
に高めることができる。また、排水時にも、水の逆流や
風の侵入を防止する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
サッシを図面を参照して説明する。図1は、本発明の実
施の形態に係る障子ストッパを下枠に設置した状態を示
す斜視図、図2は障子ストッパが取り付けられたサッシ
全体を示す斜視図、図3は図2に示すサッシの横断面図
であり、図4は下枠と障子の下框部分を示す縦断面図、
図5乃至図9は障子ストッパの各部品図である。
【0012】本実施の形態にかかるサッシ1は、引き違
いサッシ(二枚戸)であり、内障子3は下枠5の内レー
ル7を移動し、外障子9が下枠5の外レール11上を移
動して障子を開くようになっている。下枠5には内障子
3の召合わせ框3a側にある縦枠(右縦枠)13に近接
した位置に障子ストッパ15が取付られており、内障子
3を開いたときに、右縦枠13との間に間隔を開けて内
障子3停止させて内障子3の移動を規制している。
【0013】下枠5には、内レール7側において、右縦
枠13の近傍に排水孔17が形成されており、下枠5の
室内側に溜まった結露水を下枠5に形成された通水部1
8に導入するようになっている。通水部18は、図4に
示すように、下枠5の中空であり、この通水部18は外
障子9の開放時に外障子の召合わせ框9aが当たる左縦
枠19側に形成された排水口21に連通されており、図
2に示すように、通水部18から流れてきた水を排水口
21から室外に排出するようになっている。この排水口
21は、後述する弁体23により排水口21が開閉可能
な構成になっている。
【0014】障子ストッパ15は、筐体27とこの筐体
27内を摺動する摺動体(開閉体)25とから構成され
ている。筐体27は、天板部29と、側壁部31とを備
えており、側壁部31には、内障子3の召合わせ框3a
側に開口した導水口33を備えており、この導水口33
から下枠5の室内側溝に溜まった水を筐体27内に導入
する。
【0015】筐体27内には、摺動体25が内障子3の
開閉方向に摺動可能に設けられており、この摺動体25
は筐体27とは別体に構成されて筐体27内に嵌挿され
ている。摺動体25は筐体27に形成された長孔状の案
内孔35から摘み部37を突設させており、この摘み部
37を操作して摺動体25を移動させる。
【0016】摺動体25は、図8及び図9に示すよう
に、略直方体に形成されており、その天面側には「開
く」「閉じる」の文字表示が摘み部37の両側に付され
ている。この文字表示は、摘み部37を筐体27の案内
孔35の左右いずれかに移動させた際に、開閉操作に対
応した表示が見えるようになっている。
【0017】摺動体25には、筐体27の導水口33側
の端面に、ゴム製のパッキン39が貼付されており、摺
動体25を導水口33側に移動させた際に、パッキン3
9が導水口33を塞ぐようになっている。尚、図8及び
図9中符号34は筐体27に係合して抜けを防止する係
合片である。
【0018】図5乃至図7に示すように、筐体27に
は、その内側に弾性変形可能な係止片41が形成されて
おり、下枠5に装着する際に、この係止片41が内レー
ル7に脱着自在に係合するものであり、係止片41は、
筐体27に一体成形されている。
【0019】一方、排水口21には、図4に示すよう
に、弁体23が設けられており、排水口21を開閉する
ようになっている。尚、図4は、説明をわかり易くする
ため、障子ストッパ15の取付位置と排水口21との位
置を同一平面で示しているが、図2から明らかなよう
に、これらは離れた位置にある。
【0020】弁体23は、その上側の軸部43を下枠5
に回動自在に嵌合せており、軸部43を中心にして排水
口21から室外側に向けて回動可能である。このよう
に、弁体23を設けることにより、水を排出しない状態
では、弁体23は排水口21を自重により閉じており、
室外の大気圧や風により外気が室内に侵入するのを防止
するとともに排水の逆流を防止している。
【0021】次に、本実施の形態の作用を説明する。下
枠5の室内側において、サッシ1の室内側に結露水が溜
まった場合には、図1に示すように、サッシを閉めた状
態で、障子ストッパ15の摘み部37を指で左側にスラ
イドさせると、摘み部37とともに摺動体25が導水口
33から離れる方向に移動し、導水口33を開く。これ
により、下枠5に溜まった水は、導水口33から筐体2
7内に導入され、筐体27内に位置する下枠5の排水孔
17から下枠5内の通水部18を通って、左縦枠19側
にある排水口21に流れる。通水部18を流れた水は、
弁体23を押し開いて排水口21から室外に排出され
る。尚、室外に排出された水は下枠5に形成された掃き
出し溝を通って、更に外側に排出される。
【0022】排水時は、導水口33から離れた位置に室
外に開口する排水口21を設けているとともに排水口2
1には弁体23を設けているので、室外圧や風による排
水の逆流を防止する。
【0023】一方、下枠5に結露水が溜まっていないと
き、即ち、排水しないときには、障子ストッパ15の摘
み部37を導水口33側へスライドさせて、摺動体25
に設けたパッキン39により導水口33を塞ぐ。本実施
の形態では、更に排水口21においても弁体23が塞い
でいるので、二重の閉鎖構造により室内の気密性を高
め、更に室内の防音性能を向上させている。
【0024】尚、障子ストッパ15の取付は、右縦枠1
3側の位置で下枠5上に筐体27を押し付けて、係止片
41を弾性変形させて内レール7に係合させて設置する
だけであるから、容易に取付できる。
【0025】本実施の形態では、導水口33を障子スト
ッパ15に一体に形成しているので、構成が簡易であ
り、また、障子ストッパ15に設けた導水口33を開閉
する構成であるから、障子ストッパ15を取り付けるだ
けで、別途排水用の部材を取り付けることなく、下枠5
の排水孔17から下枠5上に溜まった結露水等を容易に
排水ができる。
【0026】本発明は、上述した実施の形態に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能
である。
【0027】例えば、導水口33の開閉は、摺動体25
を摺動させておこなうことに限らず、弁体23を回動さ
せ導水口33を開閉する構成にしてもよい。
【0028】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、障子ス
トッパに一体に導水口を設けているので構成が簡易であ
り、また、導水口の開閉機構を設けているので、排水し
ないときには導水口を閉じることによって、排水の逆流
による水密性の低減を防止し、更に室内の気密性や防音
効果の向上を図ることができる。
【0029】請求項2に記載の発明によれば、排水口か
ら水を排出する際には、排水口には弁体を備えているの
で、排水の逆流を更に防止する。更に、障子ストッパの
開閉体と合わせて二重の開閉構造を形成することにより
更に、水密性、気密性及び防音効果を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】下枠に障子ストッパを取り付けた状態を拡大し
て示す斜視図である。
【図2】サッシの外観を示す斜視図である。
【図3】図2に示すサッシ横断面図である。
【図4】図2に示すサッシの下枠と障子の下框部分の縦
断面図である。
【図5】障子ストッパの筐体を底面側から見た平面図で
ある。
【図6】図5の障子ストッパの筐体をB―B線で切断し
た断面図である。
【図7】図5の障子ストッパの筐体をA―A線で切断し
た断面図である。
【図8】摺動体の側面図である。
【図9】摺動体を上から見た平面図である。
【符号の説明】
1 サッシ 3 内障子 5 下枠 15 障子ストッパ 17 排水孔 21 排水口 23 弁体 25 摺動体(開閉体) 33 導水口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内障子が下枠のレール上を移動し、下枠
    が内障子の開き側にある縦枠近傍に排水孔を備えたサッ
    シにおいて、下枠は排水孔上に障子ストッパを備え、障
    子ストッパは、下枠上に開口する導水口と、導水口の開
    閉体とを備え、開閉体により導水口を開いて、下枠上の
    水を排水孔に導いて排水することを特徴とするサッシ。
  2. 【請求項2】 下枠は、その室外側に、排水孔に連通す
    る排水口と、この排水口を開閉する弁体とを備えること
    を特徴とする請求項1に記載のサッシ。
JP11021598A 1998-04-06 1998-04-06 サッシ Withdrawn JPH11294030A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11021598A JPH11294030A (ja) 1998-04-06 1998-04-06 サッシ

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JP11021598A JPH11294030A (ja) 1998-04-06 1998-04-06 サッシ

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JPH11294030A true JPH11294030A (ja) 1999-10-26

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ID=14529997

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JP11021598A Withdrawn JPH11294030A (ja) 1998-04-06 1998-04-06 サッシ

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JP (1) JPH11294030A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU205112U1 (ru) * 2020-06-08 2021-06-28 Совместное Общество С Ограниченной Ответственностью "Алюминтехно" Заглушка дренажного отверстия ригеля стоечно-ригельной системы
FR3133879A1 (fr) * 2022-03-25 2023-09-29 Sepalumic Ensemble comprenant un dispositif de drainage, menuiserie et procédé de montage associés

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU205112U1 (ru) * 2020-06-08 2021-06-28 Совместное Общество С Ограниченной Ответственностью "Алюминтехно" Заглушка дренажного отверстия ригеля стоечно-ригельной системы
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