JPH11289961A - ベ―キングオ―ブン - Google Patents
ベ―キングオ―ブンInfo
- Publication number
- JPH11289961A JPH11289961A JP11057185A JP5718599A JPH11289961A JP H11289961 A JPH11289961 A JP H11289961A JP 11057185 A JP11057185 A JP 11057185A JP 5718599 A JP5718599 A JP 5718599A JP H11289961 A JPH11289961 A JP H11289961A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flue gas
- baking oven
- heat exchanger
- heat transfer
- oven according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A21—BAKING; EDIBLE DOUGHS
- A21B—BAKERS' OVENS; MACHINES OR EQUIPMENT FOR BAKING
- A21B1/00—Bakers' ovens
- A21B1/02—Bakers' ovens characterised by the heating arrangements
- A21B1/24—Ovens heated by media flowing therethrough
- A21B1/26—Ovens heated by media flowing therethrough by hot air
Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱交換器が特に容易に製造でき、優れた熱伝
達を保証し、面倒を起こすことのないような一般的タイ
プのベーキングオーブンを具現化する。 【解決手段】 ベーキングオーブンは、燃焼室（１３）
を備えたバーナー（１０）と燃焼室の下流に配設された
交差向流熱交換器（１２）とを有する再循環空気ヒータ
ーを備えてなっている。この熱交換器は、単一の煙道ガ
ス供給通路（１４）と単一の煙道ガス排出通路（１８）
に連結する曲がりくねった熱伝達管（１５）を備えてな
っている。当該熱交換器は、デカルト座標系の各座標方
向で単一の固定個所（３４）に固定されている。
達を保証し、面倒を起こすことのないような一般的タイ
プのベーキングオーブンを具現化する。 【解決手段】 ベーキングオーブンは、燃焼室（１３）
を備えたバーナー（１０）と燃焼室の下流に配設された
交差向流熱交換器（１２）とを有する再循環空気ヒータ
ーを備えてなっている。この熱交換器は、単一の煙道ガ
ス供給通路（１４）と単一の煙道ガス排出通路（１８）
に連結する曲がりくねった熱伝達管（１５）を備えてな
っている。当該熱交換器は、デカルト座標系の各座標方
向で単一の固定個所（３４）に固定されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項１の前提部
分に係るベーキングオーブン（焼きがま）に関するもの
である。
分に係るベーキングオーブン（焼きがま）に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】米国特
許第５６１７８３９号明細書から公知の一般的タイプの
ベーキングオーブンは、交差流れ（クロスフロー）で操
作される熱交換器を備えてなっている。このために煙道
ガス供給管が燃焼室の下流側に配設され；熱交換器の管
は燃焼室に平行に、且つ煙道ガス供給管からの再循環空
気流出の流れに対し横向きに延在している。これら管は
偏向箱に接続されており、この箱から熱交換器管の第２
束（第２群）が再び流出し、煙道ガス流出管に開口す
る。当該煙道ガス流出管に、煙突に至る煙道ガス管が接
続されている。熱伝達効果は満足できないところが大き
い。著しい圧力降下が多数の偏向によって引き起こされ
る。それによって条件付けられた熱交換器の管と溶接点
の数が大きくなることによって製造が複雑で費用が高く
なり、更に熱交換器全体が熱膨張によって条件付けられ
た応力腐食に関して問題を含んでいるので、溶接継ぎ目
の亀裂の危険が高い。
許第５６１７８３９号明細書から公知の一般的タイプの
ベーキングオーブンは、交差流れ（クロスフロー）で操
作される熱交換器を備えてなっている。このために煙道
ガス供給管が燃焼室の下流側に配設され；熱交換器の管
は燃焼室に平行に、且つ煙道ガス供給管からの再循環空
気流出の流れに対し横向きに延在している。これら管は
偏向箱に接続されており、この箱から熱交換器管の第２
束（第２群）が再び流出し、煙道ガス流出管に開口す
る。当該煙道ガス流出管に、煙突に至る煙道ガス管が接
続されている。熱伝達効果は満足できないところが大き
い。著しい圧力降下が多数の偏向によって引き起こされ
る。それによって条件付けられた熱交換器の管と溶接点
の数が大きくなることによって製造が複雑で費用が高く
なり、更に熱交換器全体が熱膨張によって条件付けられ
た応力腐食に関して問題を含んでいるので、溶接継ぎ目
の亀裂の危険が高い。
【０００３】熱交換器が特に容易に製造でき、優れた熱
伝達を保証し、面倒を起こすことがないような一般的タ
イプのベーキングオーブンを具現化することが本発明の
課題である。
伝達を保証し、面倒を起こすことがないような一般的タ
イプのベーキングオーブンを具現化することが本発明の
課題である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この課
題は請求項１の特徴部分の特徴構成によって達成され
る。熱伝達管が曲がりくねった形状であり、特に好まし
くはＳ字形状であるという事実のために、当該管が弾力
的でそれ故に熱膨張ストレスを吸収することが可能であ
る。１本の煙道ガス供給通路と１本の煙道ガス排出通路
のみが中間偏向箱なしに備えられるという事実のため
に、圧力低下は特に低く、熱伝導管と一方で煙道ガス供
給通路との間の継手の数、他方で煙道ガス排出通路との
間の継手の数も最少化される。
題は請求項１の特徴部分の特徴構成によって達成され
る。熱伝達管が曲がりくねった形状であり、特に好まし
くはＳ字形状であるという事実のために、当該管が弾力
的でそれ故に熱膨張ストレスを吸収することが可能であ
る。１本の煙道ガス供給通路と１本の煙道ガス排出通路
のみが中間偏向箱なしに備えられるという事実のため
に、圧力低下は特に低く、熱伝導管と一方で煙道ガス供
給通路との間の継手の数、他方で煙道ガス排出通路との
間の継手の数も最少化される。
【０００５】請求項２に係る措置や特に請求項３に係る
措置は、本発明に係る熱交換器が当該熱交換器に損傷と
なるような何らのストレスなしに全ての方向に延在可能
とする。請求項４に係る更なる展開は、熱伝達管内及び
それぞれ煙道ガス供給通路乃至煙道ガス排出通路内での
熱膨張が全体系において弾力的に補償されることを達成
するのに役立つこれは特に請求項５に係る更なる展開に
当てはまる。請求項６に係る更なる展開は製造を向上
し、また操作上の安全性を向上するのにも役立つ。
措置は、本発明に係る熱交換器が当該熱交換器に損傷と
なるような何らのストレスなしに全ての方向に延在可能
とする。請求項４に係る更なる展開は、熱伝達管内及び
それぞれ煙道ガス供給通路乃至煙道ガス排出通路内での
熱膨張が全体系において弾力的に補償されることを達成
するのに役立つこれは特に請求項５に係る更なる展開に
当てはまる。請求項６に係る更なる展開は製造を向上
し、また操作上の安全性を向上するのにも役立つ。
【０００６】請求項８に係る有利な展開は特に請求項９
に係る更なる実施態様を可能とし、実質的な横断面変化
が熱交換器で生じてそれによって生じる圧力低下を伴う
のを阻止するのに役立つ。
に係る更なる実施態様を可能とし、実質的な横断面変化
が熱交換器で生じてそれによって生じる圧力低下を伴う
のを阻止するのに役立つ。
【０００７】本発明の更なる特徴、利点及び詳細は図面
に関連した例示的な実施形態の以下の記載から明らかと
なろう。
に関連した例示的な実施形態の以下の記載から明らかと
なろう。
【０００８】図面に示されたベーキングオーブンは棚型
オーブン（ラックオーブン）である。これは個々に移送
可能なコンポーネント部品からなり、これらは同時にオ
ーブンの側壁を構成する。鉛直回転軸の回りに回転する
回転テーブル２が底板１に回転駆動可能に取り付けら
れ、焼かれるべき物品を備えた可動棚がその上に置かれ
る。更に当該オーブンは、前部３から見て左側壁として
供される加熱モジュール４と、同じく前部３から見て右
側壁として供される蒸散モジュール５とを備えてなって
いる。更に背面壁６が備えられる。加熱モジュール４
は、カバー板として供され図３に模式的に描かれただけ
の加熱ダクトモジュール７を経て蒸散モジュール５とつ
ながっている。前部３に向かって、加熱モジュール４、
蒸散モジュール５、背面壁６、底板１及び加熱ダクトモ
ジュール７によって画定され回転テーブル２を含んだベ
ーキング室８は前ドア（図示せず）によって閉じられ
る。前ドアは可動棚を出し入れするために開放可能であ
る。
オーブン（ラックオーブン）である。これは個々に移送
可能なコンポーネント部品からなり、これらは同時にオ
ーブンの側壁を構成する。鉛直回転軸の回りに回転する
回転テーブル２が底板１に回転駆動可能に取り付けら
れ、焼かれるべき物品を備えた可動棚がその上に置かれ
る。更に当該オーブンは、前部３から見て左側壁として
供される加熱モジュール４と、同じく前部３から見て右
側壁として供される蒸散モジュール５とを備えてなって
いる。更に背面壁６が備えられる。加熱モジュール４
は、カバー板として供され図３に模式的に描かれただけ
の加熱ダクトモジュール７を経て蒸散モジュール５とつ
ながっている。前部３に向かって、加熱モジュール４、
蒸散モジュール５、背面壁６、底板１及び加熱ダクトモ
ジュール７によって画定され回転テーブル２を含んだベ
ーキング室８は前ドア（図示せず）によって閉じられ
る。前ドアは可動棚を出し入れするために開放可能であ
る。
【０００９】バーナーモジュール９は加熱モジュール４
の下部分に位置し、燃焼室１３とバーナー１０とを備え
てなっている。燃焼室１３は前部３の近傍において、即
ち、バーナー１０に近接してネジ１３ａによって加熱モ
ジュール４に取り外し可能に取り付けられている。バー
ナー１０によって生じる（図２に炎によって大まかに描
かれている）熱い煙道ガス１１は、交差向流（クロスカ
ウンターフロー、Kreuz-Gegen-Strom）の熱交換器１２
を通って案内され、含有する熱量をベーキングに用いら
れる再循環空気に相当に与える。
の下部分に位置し、燃焼室１３とバーナー１０とを備え
てなっている。燃焼室１３は前部３の近傍において、即
ち、バーナー１０に近接してネジ１３ａによって加熱モ
ジュール４に取り外し可能に取り付けられている。バー
ナー１０によって生じる（図２に炎によって大まかに描
かれている）熱い煙道ガス１１は、交差向流（クロスカ
ウンターフロー、Kreuz-Gegen-Strom）の熱交換器１２
を通って案内され、含有する熱量をベーキングに用いら
れる再循環空気に相当に与える。
【００１０】バーナー１０から離れた端部で、バーナー
モジュール９の水平に位置した燃焼室１３は箱型デザイ
ンの煙道ガス供給通路１４によって頂点をなしている。
当該通路の下流端部に、言い換えれば、燃焼室１３から
離れた端部に、Ｓ字形状の熱伝達管１５の束乃至群が取
り付けられる。当該熱伝達管１５は、その水平上部脚１
６で溶接によって供給通路１４に固定され、その内部に
接続している。単一体の熱伝達管１５は下方に導かれ、
その下流の同じく水平の脚１７が同じく箱型の煙道ガス
排出通路１８に溶接でつながれ、その内部に接続してい
る。当該煙道ガス排出通路１８は鉛直上方に熱伝達管１
５の上部脚１６を越えて案内され、そこから煙道ガス管
１９が延在して加熱モジュール４の上部側２０を通り、
ここから外へ導かれる。煙道ガス管は滑動軸受２１で鉛
直に自由変位するように案内されている。
モジュール９の水平に位置した燃焼室１３は箱型デザイ
ンの煙道ガス供給通路１４によって頂点をなしている。
当該通路の下流端部に、言い換えれば、燃焼室１３から
離れた端部に、Ｓ字形状の熱伝達管１５の束乃至群が取
り付けられる。当該熱伝達管１５は、その水平上部脚１
６で溶接によって供給通路１４に固定され、その内部に
接続している。単一体の熱伝達管１５は下方に導かれ、
その下流の同じく水平の脚１７が同じく箱型の煙道ガス
排出通路１８に溶接でつながれ、その内部に接続してい
る。当該煙道ガス排出通路１８は鉛直上方に熱伝達管１
５の上部脚１６を越えて案内され、そこから煙道ガス管
１９が延在して加熱モジュール４の上部側２０を通り、
ここから外へ導かれる。煙道ガス管は滑動軸受２１で鉛
直に自由変位するように案内されている。
【００１１】空気流入開口２３が、ベーキング室８に向
かって加熱モジュール４の範囲を定めるベーキング室の
壁２２において底板１のすぐ上に形成される。ベーキン
グ室８から、加熱に供される再循環空気が加熱モジュー
ル４に形成された再循環空気加熱室２４に入りうる。流
れ方向矢印２５に対応して、この再循環空気は燃焼室１
３の廻りに案内され、熱交換器１２を通って再循環空気
は交差するように、即ち、交差流れでＳ字形状の熱伝達
管１５の下部脚１７、中央脚２６及び上部脚１６に向か
って流れる。再循環空気が熱伝達管１５の束を通って案
内されるように、補助案内板２７が再循環空気加熱室２
４に備えられうる。
かって加熱モジュール４の範囲を定めるベーキング室の
壁２２において底板１のすぐ上に形成される。ベーキン
グ室８から、加熱に供される再循環空気が加熱モジュー
ル４に形成された再循環空気加熱室２４に入りうる。流
れ方向矢印２５に対応して、この再循環空気は燃焼室１
３の廻りに案内され、熱交換器１２を通って再循環空気
は交差するように、即ち、交差流れでＳ字形状の熱伝達
管１５の下部脚１７、中央脚２６及び上部脚１６に向か
って流れる。再循環空気が熱伝達管１５の束を通って案
内されるように、補助案内板２７が再循環空気加熱室２
４に備えられうる。
【００１２】バーナーモジュール９内で生じた煙道ガス
１１は、流れ方向矢印２８にしたがって燃焼室１３から
煙道ガス供給通路１４に流れる。煙道ガス供給通路で
は、上に向かって熱伝達管１５の上部脚１６内に流れ
る。これらの管内では、上部脚１６、中央脚１５及び下
部脚１７を通り、それぞれの場合に再循環空気を横切っ
て流れるが、総じて下方へ上記再循環空気に向かって流
れる。燃焼室１３の近傍で煙道ガス１１は煙道ガス排出
通路１８に入り、その中で上方に向かい且つ煙道ガス管
１９を通って煙突（図示せず）に流れる。
１１は、流れ方向矢印２８にしたがって燃焼室１３から
煙道ガス供給通路１４に流れる。煙道ガス供給通路で
は、上に向かって熱伝達管１５の上部脚１６内に流れ
る。これらの管内では、上部脚１６、中央脚１５及び下
部脚１７を通り、それぞれの場合に再循環空気を横切っ
て流れるが、総じて下方へ上記再循環空気に向かって流
れる。燃焼室１３の近傍で煙道ガス１１は煙道ガス排出
通路１８に入り、その中で上方に向かい且つ煙道ガス管
１９を通って煙突（図示せず）に流れる。
【００１３】加熱モジュール４の上側２０に配設された
再循環空気ブロアー２９によって、再循環空気はベーキ
ング室８から加熱室２４に吸引され、加熱ダクトモジュ
ール７に形成されたダクト３０を通って蒸散モジュール
５における供給通路３１に押し込まれる。これら供給通
路３１から、加熱された再循環空気３１は空気流出開口
３２を通る大きな領域の経路によってベーキング室８に
入る。空気流出開口３２は蒸散モジュール５のベーキン
グ室８を画定するその壁３３に形成される。ベーキング
室８を通過し、そこに置かれた焼かれるべき物品へ熱が
散逸した後、再循環空気が上記したように空気流入開口
２３を通って再び加熱モジュール２５の再循環空気加熱
室２４に入る。
再循環空気ブロアー２９によって、再循環空気はベーキ
ング室８から加熱室２４に吸引され、加熱ダクトモジュ
ール７に形成されたダクト３０を通って蒸散モジュール
５における供給通路３１に押し込まれる。これら供給通
路３１から、加熱された再循環空気３１は空気流出開口
３２を通る大きな領域の経路によってベーキング室８に
入る。空気流出開口３２は蒸散モジュール５のベーキン
グ室８を画定するその壁３３に形成される。ベーキング
室８を通過し、そこに置かれた焼かれるべき物品へ熱が
散逸した後、再循環空気が上記したように空気流入開口
２３を通って再び加熱モジュール２５の再循環空気加熱
室２４に入る。
【００１４】煙道ガス供給通路１４、熱伝達管１５、煙
道ガス排出通路１８及び煙道ガス管１９からなる交差向
流の熱交換器１２は、単一個所でのみ静止するように固
定され、その結果、デカルト座標系の座標方向の全てで
自由に動きうる。この単一の固定個所３４は、燃焼室１
３が煙道ガス供給通路１４に移る個所に位置する。スラ
イド支持部３５によって煙道ガス排出通路１８は燃焼室
１３上にその方向での変位のために支持される。煙道ガ
ス管１９はスライド軸受２１によって垂直に自由に変位
可能である。詳述された理由で熱交換器１２は３つの座
標方向の全てで自由に延在可能である。そのＳ形状デザ
インのために、熱伝達管１５は事実上弾力的で、その結
果として熱交換器１２自体で生じる熱膨張変化が弾性変
形によって補償されうることが可能である。熱伝達管１
５の端部のみが溶接によって供給通路１４と排出通路１
８に接続されるので、製造及びテスト費用が低く；更に
熱交換器１２の弾性デザインとその座標方向全てでの自
由変位性のために溶接シーム亀裂が生じることもない。
圧力低下はＳ形状に湾曲した熱伝達管１５において低
い。構造は非常にコンパクトである。
道ガス排出通路１８及び煙道ガス管１９からなる交差向
流の熱交換器１２は、単一個所でのみ静止するように固
定され、その結果、デカルト座標系の座標方向の全てで
自由に動きうる。この単一の固定個所３４は、燃焼室１
３が煙道ガス供給通路１４に移る個所に位置する。スラ
イド支持部３５によって煙道ガス排出通路１８は燃焼室
１３上にその方向での変位のために支持される。煙道ガ
ス管１９はスライド軸受２１によって垂直に自由に変位
可能である。詳述された理由で熱交換器１２は３つの座
標方向の全てで自由に延在可能である。そのＳ形状デザ
インのために、熱伝達管１５は事実上弾力的で、その結
果として熱交換器１２自体で生じる熱膨張変化が弾性変
形によって補償されうることが可能である。熱伝達管１
５の端部のみが溶接によって供給通路１４と排出通路１
８に接続されるので、製造及びテスト費用が低く；更に
熱交換器１２の弾性デザインとその座標方向全てでの自
由変位性のために溶接シーム亀裂が生じることもない。
圧力低下はＳ形状に湾曲した熱伝達管１５において低
い。構造は非常にコンパクトである。
【００１５】図２と図３に示されるように、熱伝達管１
５全ての内側横断面の合計と煙道ガス供給通路１４と煙
道ガス排出通路１８のそれぞれの内側横断面の合計はほ
ぼ等しく、その結果、煙道ガスがたどる途上において煙
道ガスの圧力低下を引き起こすような横断面変化が生じ
ない。熱伝達管１５の全体的な内側横断面はその数ｚと
それらの内径ｄによって規定される。供給通路１４と排
出通路１８の内側横断面はそれらの幅ａと深さｂによっ
て規定され、本例においては単純化のためにこれら寸法
は一方で供給通路１４、他方で排出通路１４に対し全く
同じであると想定される。それ故に、ｚ×ｄ２×π／４
≒ａ×ｂが当てはまる。
５全ての内側横断面の合計と煙道ガス供給通路１４と煙
道ガス排出通路１８のそれぞれの内側横断面の合計はほ
ぼ等しく、その結果、煙道ガスがたどる途上において煙
道ガスの圧力低下を引き起こすような横断面変化が生じ
ない。熱伝達管１５の全体的な内側横断面はその数ｚと
それらの内径ｄによって規定される。供給通路１４と排
出通路１８の内側横断面はそれらの幅ａと深さｂによっ
て規定され、本例においては単純化のためにこれら寸法
は一方で供給通路１４、他方で排出通路１４に対し全く
同じであると想定される。それ故に、ｚ×ｄ２×π／４
≒ａ×ｂが当てはまる。
【００１６】当然ながらベーキングオーブンを外部的に
画定する壁やモジュールは一般的な実施でのように断熱
材を備えているが、明瞭さの理由からここでは示されて
いない。
画定する壁やモジュールは一般的な実施でのように断熱
材を備えているが、明瞭さの理由からここでは示されて
いない。
【図１】本発明に係るベーキングオーブンの部分的に開
放された分解組立図である。
放された分解組立図である。
【図２】ベーキングオーブンの加熱モジュールを通る鉛
直縦断面の模式化を強調した図である。
直縦断面の模式化を強調した図である。
【図３】ベーキングオーブンを通る鉛直横断面の模式化
を強調した図である。
を強調した図である。
８ ベーキング室 １０ バーナー １２ 熱交換器 １３ 燃焼室 １４ 煙道ガス供給管 １５ 熱伝達管 １８ 煙道ガス流出管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルント ダネンハウアー ドイツ連邦共和国 デー・91550 ディン ケルスビュール ヴァインマルクト 12 (72)発明者 フランク ブリューメル ドイツ連邦共和国 デー・91614 メンヒ スロト ローゼンシュトラーセ １
Claims (10)
- 【請求項１】 ベーキング室（８）及び、燃焼室（１
３）を備えたバーナー（１０）と再循環空気の経路で燃
焼室（１３）の下流に配設された熱交換器（１２）とを
有する再循環空気ヒーターを備えてなるベーキングオー
ブンにおいて、 上記熱交換器（１２）が曲がりくねった熱伝達管（１
５）を有する交差向流熱交換器（１２）で形成され、上
記管は一方で上記燃焼室（１３）に連結した煙道ガス供
給通路（１４）に連結し、他方で煙道ガス排出通路（１
８）に連結していることを特徴とするベーキングオーブ
ン。 - 【請求項２】 実質的に煙道ガス供給通路（１４）、複
数の熱伝達管（１５）及び煙道ガス排出通路（１８）を
備えてなる交差向流熱交換器（１２）がデカルト座標系
の各座標方向にて１つの固定個所（３４）でのみ固定さ
れることを特徴とする請求項１に記載のベーキングオー
ブン。 - 【請求項３】 上記交差向流熱交換器（１２）が１つの
固定個所（３４）でのみ固定されることを特徴とする請
求項２に記載のベーキングオーブン。 - 【請求項４】 互いに接近した熱伝達管（１５）が煙道
ガス供給通路（１４）又は煙道ガス排出通路（１８）に
連結していることを特徴とする請求項１〜３のいずれか
一項に記載のベーキングオーブン。 - 【請求項５】 上記交差向流熱交換器（１２）が少なく
とも１つのスライド軸受（２１，３５）によって付加的
に支持されていることを特徴とする請求項２又は３に記
載のベーキングオーブン。 - 【請求項６】 上記熱伝達管（１５）の各々がワンピー
スデザインでなっていることを特徴とする請求項１〜５
のいずれか一項に記載のベーキングオーブン。 - 【請求項７】 上記熱伝達管（１５）がＳ字形状に湾曲
していることを特徴とする請求項１〜６のいずれか一項
に記載のベーキングオーブン。 - 【請求項８】 上記煙道ガス供給通路（１４）及び／又
は煙道ガス排出通路（１８）が箱型デザインでなってい
ることを特徴とする請求項１〜７のいずれか一項に記載
のベーキングオーブン。 - 【請求項９】 上記熱伝達管（１５）の内側横断面の合
計が煙道ガス供給通路（１４）と煙道ガス排出通路（１
８）のそれぞれの内側横断面にほぼ等しいことを特徴と
する請求項１〜８のいずれか一項に記載のベーキングオ
ーブン。 - 【請求項１０】 煙道ガス管（１９）が煙道ガス排出通
路（１４）から出ていることを特徴とする請求項１〜７
のいずれか一項に記載のベーキングオーブン。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19809980:0 | 1998-03-09 | ||
| DE19809980A DE19809980A1 (de) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | Backofen |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11289961A true JPH11289961A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=7860174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11057185A Pending JPH11289961A (ja) | 1998-03-09 | 1999-03-04 | ベ―キングオ―ブン |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6044833A (ja) |
| EP (1) | EP0941661B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11289961A (ja) |
| AT (1) | ATE216836T1 (ja) |
| DE (2) | DE19809980A1 (ja) |
| PL (1) | PL331754A1 (ja) |
| TR (1) | TR199900411A3 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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