JPH11288675A - 陰極線管装置 - Google Patents
陰極線管装置Info
- Publication number
- JPH11288675A JPH11288675A JP9131598A JP9131598A JPH11288675A JP H11288675 A JPH11288675 A JP H11288675A JP 9131598 A JP9131598 A JP 9131598A JP 9131598 A JP9131598 A JP 9131598A JP H11288675 A JPH11288675 A JP H11288675A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- neck
- pair
- ray tube
- fixing
- tightening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 偏向装置の後部を陰極線管のネックに軸ずれ
をおこさないように固定する固定具を備える陰極線管装
置を構成することを目的とする。 【解決手段】 陰極線管と偏向装置25とからなる陰極線
管装置において、偏向装置の後部を固定する固定具を、
ネック外周上に延在するセパレータの舌片29に設けられ
た突起部30に係合する開孔36の形成された半環状部の両
端に締付部35が設けられネックおよび舌片を介して対向
配置される一対の半環状の固定バン32ドと、この対向配
置により対向する一対の固定バンドの両端の締付部を締
付ける一対のネジ33とで構成した。
をおこさないように固定する固定具を備える陰極線管装
置を構成することを目的とする。 【解決手段】 陰極線管と偏向装置25とからなる陰極線
管装置において、偏向装置の後部を固定する固定具を、
ネック外周上に延在するセパレータの舌片29に設けられ
た突起部30に係合する開孔36の形成された半環状部の両
端に締付部35が設けられネックおよび舌片を介して対向
配置される一対の半環状の固定バン32ドと、この対向配
置により対向する一対の固定バンドの両端の締付部を締
付ける一対のネジ33とで構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、外囲器を構成す
る漏斗状のファンネルの外側に偏向装置が取付けられた
陰極線管装置に関する。
る漏斗状のファンネルの外側に偏向装置が取付けられた
陰極線管装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に陰極線管は、パネルと一端部が円
筒状のネックからなる漏斗状のファンネルとからなる外
囲器を有し、そのネック内に配設された電子銃から放出
される電子ビームを、ファンネルの径大部とネックとの
境界部付近の外側に装着された偏向装置の発生する磁界
により偏向し、上記パネルの内面に設けられた蛍光体ス
クリーンを水平、垂直走査することにより、画像を表示
する構造に形成されている。
筒状のネックからなる漏斗状のファンネルとからなる外
囲器を有し、そのネック内に配設された電子銃から放出
される電子ビームを、ファンネルの径大部とネックとの
境界部付近の外側に装着された偏向装置の発生する磁界
により偏向し、上記パネルの内面に設けられた蛍光体ス
クリーンを水平、垂直走査することにより、画像を表示
する構造に形成されている。
【0003】特にカラー受像管では、電子銃を3電子ビ
ームを放出する電子銃とし、この電子銃から放出される
3電子ビームを偏向装置により偏向し、さらに蛍光体ス
クリーンに対向して設けられたシャドウマスクにより選
別して、蛍光体スクリーンを構成する3色蛍光体層に入
射させる構造に形成されている。
ームを放出する電子銃とし、この電子銃から放出される
3電子ビームを偏向装置により偏向し、さらに蛍光体ス
クリーンに対向して設けられたシャドウマスクにより選
別して、蛍光体スクリーンを構成する3色蛍光体層に入
射させる構造に形成されている。
【0004】上記偏向装置は、一般に上記電子銃から放
出される電子ビームを水平方向に偏向する水平偏向コイ
ル、垂直方向に偏向する垂直偏向コイル、およびこれら
水平、垂直偏向コイルを支持してファンネルの径大部外
側からネック外周にかけて延在する合成樹脂からなるセ
パレータを有する。
出される電子ビームを水平方向に偏向する水平偏向コイ
ル、垂直方向に偏向する垂直偏向コイル、およびこれら
水平、垂直偏向コイルを支持してファンネルの径大部外
側からネック外周にかけて延在する合成樹脂からなるセ
パレータを有する。
【0005】この偏向装置の後部(ネック側)は、図4
および図5に示すように、セパレータ1のネック2の外
周上に延在する延在部3が複数の舌片4に分割され、こ
の複数の舌片4のうち,ネック2を介して対向する一対
の舌片4には、突起部5が設けられている。そして、偏
向装置6の後部は、上記複数の舌片4を取巻くように環
状の固定バンド8を配置し、この固定バンド8の両端部
に設けられた締付部9をネジ10により締付けることに
よりネック2に固定されている。その固定バンド8に
は、上記舌片4の突起部5に係合して、ネック2の円周
方向に対する固定バンド8の取付け位置を規制する一対
の長孔からなる開孔11が設けられている。
および図5に示すように、セパレータ1のネック2の外
周上に延在する延在部3が複数の舌片4に分割され、こ
の複数の舌片4のうち,ネック2を介して対向する一対
の舌片4には、突起部5が設けられている。そして、偏
向装置6の後部は、上記複数の舌片4を取巻くように環
状の固定バンド8を配置し、この固定バンド8の両端部
に設けられた締付部9をネジ10により締付けることに
よりネック2に固定されている。その固定バンド8に
は、上記舌片4の突起部5に係合して、ネック2の円周
方向に対する固定バンド8の取付け位置を規制する一対
の長孔からなる開孔11が設けられている。
【0006】この偏向装置6の固定は、陰極線管に偏向
装置6を配置し、まず上記固定バンド8とネジ10とに
より偏向装置6の後部を動かない程度に仮固定する。つ
いでこの偏向装置6の前端部とファンネル13の径大部
14の隙間に楔状の固定具15を挿入して、陰極線管の
管軸に対する傾きを調整する。その後、ネジ10により
固定バンド8を締付けて、偏向装置の後部を固定するこ
とによりおこなわれる。
装置6を配置し、まず上記固定バンド8とネジ10とに
より偏向装置6の後部を動かない程度に仮固定する。つ
いでこの偏向装置6の前端部とファンネル13の径大部
14の隙間に楔状の固定具15を挿入して、陰極線管の
管軸に対する傾きを調整する。その後、ネジ10により
固定バンド8を締付けて、偏向装置の後部を固定するこ
とによりおこなわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、偏向装
置は、陰極線管のネック外周上に延在する複数の舌片か
らなる延在部に環状の固定バンドを配置し、この固定バ
ンドとネジとにより偏向装置の後部を動かない程度に仮
固定し、この偏向装置の前端部とファンネルの径大部と
の隙間に楔状の固定具を挿入して管軸に対する傾きを調
整したのち、上記ネジにより固定バンドを締付けて、偏
向装置の後部を固定することによりおこなわれる。
置は、陰極線管のネック外周上に延在する複数の舌片か
らなる延在部に環状の固定バンドを配置し、この固定バ
ンドとネジとにより偏向装置の後部を動かない程度に仮
固定し、この偏向装置の前端部とファンネルの径大部と
の隙間に楔状の固定具を挿入して管軸に対する傾きを調
整したのち、上記ネジにより固定バンドを締付けて、偏
向装置の後部を固定することによりおこなわれる。
【0008】しかし、環状の固定バンドをネジにより締
付けると、図6に示すように、ネックを介して対向する
一対の舌片に設けられた一対の突起部5が固定バンド8
に設けられている開孔11の端縁に当接しやすく、一対
の突起部5を結ぶ線17に対して、固定バンド8の締付
部9の反対側の開孔端縁に突起部5が当接した円弧側で
は、当接後、固定バンド8を締付けると、締付け力が線
17に対して非対称となり、偏向装置の中心軸が陰極線
管の中心軸からずれ、一致させることができなくなる。
たとえば図示のように、締付部9が線17に対して上方
に位置する場合は、締付部9に矢印で示す下方向の力F
が発生し、偏向装置の後部は、上方向の力を受ける。
付けると、図6に示すように、ネックを介して対向する
一対の舌片に設けられた一対の突起部5が固定バンド8
に設けられている開孔11の端縁に当接しやすく、一対
の突起部5を結ぶ線17に対して、固定バンド8の締付
部9の反対側の開孔端縁に突起部5が当接した円弧側で
は、当接後、固定バンド8を締付けると、締付け力が線
17に対して非対称となり、偏向装置の中心軸が陰極線
管の中心軸からずれ、一致させることができなくなる。
たとえば図示のように、締付部9が線17に対して上方
に位置する場合は、締付部9に矢印で示す下方向の力F
が発生し、偏向装置の後部は、上方向の力を受ける。
【0009】このように偏向装置が軸ずれすると、画像
歪が生じ、画質を劣化させる。
歪が生じ、画質を劣化させる。
【0010】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたものであり、偏向装置の後部を陰極線管のネッ
クに軸ずれをおこさないように固定する固定具を備える
陰極線管装置を得ることを目的とする。
なされたものであり、偏向装置の後部を陰極線管のネッ
クに軸ずれをおこさないように固定する固定具を備える
陰極線管装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】外囲器を構成する漏斗状
のファンネルのネック内に電子銃が設けられた陰極線管
と、そのファンネルの径大部外側からネック外周にかけ
て延在しネック外周上に延在する延在部が複数の舌片か
らなりこの複数の舌片のうちネックを介して対向する一
対の舌片に突起部が設けられセパレータおよびこのセパ
レータに支持され電子銃から放出される電子ビームを偏
向する水平、垂直偏向コイルを有する偏向装置とを備
え、この偏向装置のネック側が一対の舌片に設けられた
突起部に係合する開孔が形成された固定バンドとこの固
定バンドの端部に設けられた締付部を締付けるネジとか
らなる固定具によりネックに固定されてなる陰極線管装
置において、固定具を、舌片に設けられた突起部に係合
する開孔の形成された半環状部の両端に締付部が設けら
れネックおよび舌片を介して対向配置される一対の半環
状の固定バンドと、この対向配置により対向する一対の
固定バンドの両端の締付部を締付ける一対のネジとによ
り構成した。
のファンネルのネック内に電子銃が設けられた陰極線管
と、そのファンネルの径大部外側からネック外周にかけ
て延在しネック外周上に延在する延在部が複数の舌片か
らなりこの複数の舌片のうちネックを介して対向する一
対の舌片に突起部が設けられセパレータおよびこのセパ
レータに支持され電子銃から放出される電子ビームを偏
向する水平、垂直偏向コイルを有する偏向装置とを備
え、この偏向装置のネック側が一対の舌片に設けられた
突起部に係合する開孔が形成された固定バンドとこの固
定バンドの端部に設けられた締付部を締付けるネジとか
らなる固定具によりネックに固定されてなる陰極線管装
置において、固定具を、舌片に設けられた突起部に係合
する開孔の形成された半環状部の両端に締付部が設けら
れネックおよび舌片を介して対向配置される一対の半環
状の固定バンドと、この対向配置により対向する一対の
固定バンドの両端の締付部を締付ける一対のネジとによ
り構成した。
【0012】また、一対の半環状固定バンドを締付ける
一対のネジの締付け方向を同一とした。
一対のネジの締付け方向を同一とした。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。
実施の形態について説明する。
【0014】図1にその一形態である陰極線管に偏向装
置が装着された陰極線管装置を示す。その陰極線管20
は、パネル21と一端部が円筒状のネック22からなる
漏斗状のファンネル23とからなる真空外囲器を有す
る。そのパネル21の内面には、蛍光体スクリーン(図
示せず)が設けられている。一方、ファンネル23のネ
ック22に電子銃(図示せず)が配設されている。偏向
装置25は、上記ファンネル23の径大部26とネック
22との境界部付近の外側に装着されている。
置が装着された陰極線管装置を示す。その陰極線管20
は、パネル21と一端部が円筒状のネック22からなる
漏斗状のファンネル23とからなる真空外囲器を有す
る。そのパネル21の内面には、蛍光体スクリーン(図
示せず)が設けられている。一方、ファンネル23のネ
ック22に電子銃(図示せず)が配設されている。偏向
装置25は、上記ファンネル23の径大部26とネック
22との境界部付近の外側に装着されている。
【0015】この偏向装置25は、上記電子銃から放出
される電子ビームを水平方向に偏向する水平偏向コイ
ル、垂直方向に偏向する垂直偏向コイルおよびこれら水
平、垂直偏向コイルを支持してファンネル23の径大部
26外側からネック22外周にかけて延在する合成樹脂
からなるセパレータ27を有する。このセパレータ27
は、図2に示すように、ネック外周上に延在する延在部
28が複数の舌片29に分割され、この複数の舌片29
のうち,ネックを介して対向する一対の舌片29に突起
部30が設けられている。
される電子ビームを水平方向に偏向する水平偏向コイ
ル、垂直方向に偏向する垂直偏向コイルおよびこれら水
平、垂直偏向コイルを支持してファンネル23の径大部
26外側からネック22外周にかけて延在する合成樹脂
からなるセパレータ27を有する。このセパレータ27
は、図2に示すように、ネック外周上に延在する延在部
28が複数の舌片29に分割され、この複数の舌片29
のうち,ネックを介して対向する一対の舌片29に突起
部30が設けられている。
【0016】そして、この偏向装置25の後部は、上記
複数の舌片29を取巻くように対向配置される一対の半
環状の固定バンド32とこの一対の固定バンド32を締
付ける一対のネジ33とからなる固定具により、ネック
外周に固定される。
複数の舌片29を取巻くように対向配置される一対の半
環状の固定バンド32とこの一対の固定バンド32を締
付ける一対のネジ33とからなる固定具により、ネック
外周に固定される。
【0017】その各固定バンド32は、上記舌片29の
外面に密接する半環状部34の両端に上記ネジ33によ
り締付ける締付部35が折曲げ形成されている。また、
半環状部34の中間部には、上記ネックを介して対向す
る一対の舌片29の突起部30に係合して、ネックの円
周方向に対する固定バンド32の取付け位置を規制する
開孔36が設けられている。この開孔36は、半環状部
34の長さ方向を長手方向とする長孔に形成されてい
る。
外面に密接する半環状部34の両端に上記ネジ33によ
り締付ける締付部35が折曲げ形成されている。また、
半環状部34の中間部には、上記ネックを介して対向す
る一対の舌片29の突起部30に係合して、ネックの円
周方向に対する固定バンド32の取付け位置を規制する
開孔36が設けられている。この開孔36は、半環状部
34の長さ方向を長手方向とする長孔に形成されてい
る。
【0018】この偏向装置25の固定は、ファンネル2
3の径大部26とネック22との境界部付近の外側に偏
向装置25を配置し、まず一対の半環状の固定バンド3
2をネック22およびこのネック22の外周上に延在す
るセパレータ27の延在部28を介して対向配置し、各
固定バンド32に設けられた開孔36に一対の舌片29
の突起部30を係合させ、半環状部34の両端の締付部
35を一対の突起部30を結ぶ線の両側に位置させる。
そして、一対の突起部30を結ぶ線の両側に位置して対
向する一対の固定バンド32の両端の締付部35を一対
のネジ33により締付け、偏向装置25の後部を動かな
い程度に仮固定する。ついでこの偏向装置25の前端部
とファンネル23の径大部26との隙間に楔状の固定具
(図示せず)を挿入して、陰極線管の管軸に対する傾き
を調整する。その後、ネジ33により固定バンド32を
締付けて、偏向装置25の後部を固定することによりお
こなわれる。
3の径大部26とネック22との境界部付近の外側に偏
向装置25を配置し、まず一対の半環状の固定バンド3
2をネック22およびこのネック22の外周上に延在す
るセパレータ27の延在部28を介して対向配置し、各
固定バンド32に設けられた開孔36に一対の舌片29
の突起部30を係合させ、半環状部34の両端の締付部
35を一対の突起部30を結ぶ線の両側に位置させる。
そして、一対の突起部30を結ぶ線の両側に位置して対
向する一対の固定バンド32の両端の締付部35を一対
のネジ33により締付け、偏向装置25の後部を動かな
い程度に仮固定する。ついでこの偏向装置25の前端部
とファンネル23の径大部26との隙間に楔状の固定具
(図示せず)を挿入して、陰極線管の管軸に対する傾き
を調整する。その後、ネジ33により固定バンド32を
締付けて、偏向装置25の後部を固定することによりお
こなわれる。
【0019】上記のように偏向装置25の後部を固定す
る固定具を一対の半環状の固定バンド32とその両端に
設けられた締付部35を締付ける一対のネジ33とで構
成すると、一対のネジ33の締付けを調整、あるいは一
対のネジ33を同時にほぼ等量づつ締付けることによ
り、図3に示すように、突起部30を一対の固定バンド
32の開孔36の長手方向の端縁に当接しないように、
開孔36の中央部付近に容易に係合させることができ
る。
る固定具を一対の半環状の固定バンド32とその両端に
設けられた締付部35を締付ける一対のネジ33とで構
成すると、一対のネジ33の締付けを調整、あるいは一
対のネジ33を同時にほぼ等量づつ締付けることによ
り、図3に示すように、突起部30を一対の固定バンド
32の開孔36の長手方向の端縁に当接しないように、
開孔36の中央部付近に容易に係合させることができ
る。
【0020】なお、この場合、両端の締付部35に対し
て一対のネジ33を同方向に配置して締付け方向を同一
にすることにより、突起部30に対する固定バンド32
の回転を簡単に防止することができる。
て一対のネジ33を同方向に配置して締付け方向を同一
にすることにより、突起部30に対する固定バンド32
の回転を簡単に防止することができる。
【0021】したがって、偏向装置25の後部を固定す
る固定具を上記のように構成して締付けることにより、
従来の環状の固定バンドの場合に生じた開孔端縁に対す
る突起部の当接による偏向装置の軸ずれをなくすことが
でき、偏向装置の軸ずれによる画質の劣化を防止するこ
とができる。
る固定具を上記のように構成して締付けることにより、
従来の環状の固定バンドの場合に生じた開孔端縁に対す
る突起部の当接による偏向装置の軸ずれをなくすことが
でき、偏向装置の軸ずれによる画質の劣化を防止するこ
とができる。
【0022】
【発明の効果】上述のように、偏向装置の後部を固定す
る固定具を一対の半環状固定バンドとその両端に設けら
れた締付部を締付ける一対のネジとで構成すると、セパ
レータのネック外周上に延在する延在部を構成する舌片
に設けられた突起部を一対の固定バンドの開孔の長手方
向の端縁に当接しないように容易に係合させることがで
き、突起部が開孔の長手方向の端縁に当接することによ
り生ずる偏向装置の軸ずれをなくし、その軸ずれによる
画質の劣化を防止することができる。
る固定具を一対の半環状固定バンドとその両端に設けら
れた締付部を締付ける一対のネジとで構成すると、セパ
レータのネック外周上に延在する延在部を構成する舌片
に設けられた突起部を一対の固定バンドの開孔の長手方
向の端縁に当接しないように容易に係合させることがで
き、突起部が開孔の長手方向の端縁に当接することによ
り生ずる偏向装置の軸ずれをなくし、その軸ずれによる
画質の劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態である陰極線管装置の
構成をを示す図である。
構成をを示す図である。
【図2】上記陰極線管装置の偏向装置の後部の構成を示
す図である。
す図である。
【図3】上記陰極線管装置の偏向装置の後部を固定する
固定具の作用を説明するための図である。
固定具の作用を説明するための図である。
【図4】従来の陰極線管装置の偏向装置の後部の構成を
示す図である。
示す図である。
【図5】上記従来の陰極線管装置の偏向装置の後部を固
定する固定具の構成を示す図である。
定する固定具の構成を示す図である。
【図6】上記従来の陰極線管装置の偏向装置の後部を固
定する固定具の作用を説明するための図である。
定する固定具の作用を説明するための図である。
【符号の説明】 20…陰極線管 22…ネック 23…ファンネル 25…偏向装置 26…径大部 27…セパレータ 28…延在部 29…舌片 30…突起部 33…ネジ 35…締付部 36…開孔
Claims (2)
- 【請求項1】 外囲器を構成する漏斗状のファンネルの
ネック内に電子銃が設けられた陰極線管と、上記ファン
ネルの径大部外側からネック外周にかけて延在し上記ネ
ック外周上に延在する延在部が複数の舌片からなりこの
複数の舌片のうち上記ネックを介して対向する一対の舌
片に突起部が設けられセパレータおよびこのセパレータ
に支持され上記電子銃から放出される電子ビームを偏向
する水平、垂直偏向コイルを有する偏向装置とを備え、
この偏向装置のネック側が上記一対の舌片に設けられた
突起部に係合する開孔が形成された固定バンドとこの固
定バンドの端部に設けられた締付部を締付けるネジとか
らなる固定具により上記ネックに固定されてなる陰極線
管装置において、 上記固定具が上記舌片に設けられた突起部に係合する開
孔の形成された半環状部の両端に締付部が設けられ上記
ネックおよび舌片を介して対向配置される一対の半環状
の固定バンドと、この対向配置により対向する一対の固
定バンドの両端の締付部を締付ける一対のネジとからな
ることを特徴とする陰極線管装置。 - 【請求項2】 一対の半環状固定バンドを締付ける一対
のネジの締付け方向が同一であることを特徴とする請求
項1記載の陰極線管装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9131598A JPH11288675A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 陰極線管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9131598A JPH11288675A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 陰極線管装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11288675A true JPH11288675A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=14023043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9131598A Pending JPH11288675A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 陰極線管装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11288675A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006073411A1 (en) * | 2004-12-31 | 2006-07-13 | Thomson Licensing | Cathode ray tube deflection yoke securing device |
-
1998
- 1998-04-03 JP JP9131598A patent/JPH11288675A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006073411A1 (en) * | 2004-12-31 | 2006-07-13 | Thomson Licensing | Cathode ray tube deflection yoke securing device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2892046B2 (ja) | カラー受像管 | |
JP2965254B2 (ja) | カラー受像管の製造方法 | |
JPH11288675A (ja) | 陰極線管装置 | |
US5038074A (en) | Shadow-mask color picture tube | |
US6388368B2 (en) | Color cathode ray tube having an improved internal magnetic shield | |
US6509681B1 (en) | Deflection yoke for color cathode ray tube | |
JPH1092342A (ja) | 陰極線管装置 | |
US7138755B2 (en) | Color picture tube apparatus having beam velocity modulation coils overlapping with convergence and purity unit and ring shaped ferrite core | |
US6700319B2 (en) | Cathode-ray tube having a tension mask with microphonics control | |
JP3153582B2 (ja) | カラー受像管 | |
US7038368B2 (en) | Color picture tube apparatus having a pair of bar shaped magnets for correcting misconvergence due to the rotational shift of the electron beams | |
JP3273185B2 (ja) | 偏向ヨーク | |
KR200154044Y1 (ko) | 칼라 음극선관용 편향 요크 | |
JP3984605B2 (ja) | カラー受像管装置 | |
JPH08329860A (ja) | 陰極線管用偏向装置 | |
KR200143460Y1 (ko) | 음극선관의 평향 요크 고정용 쐐기 | |
KR19990037915U (ko) | 편향요크의 세퍼레이터 구조 | |
KR19980051482A (ko) | 편향요크 | |
JP2004071548A (ja) | 垂直偏向コイル固定構造付きの偏向ヨーク | |
KR19980021990U (ko) | 편향 요크 | |
JPH05325831A (ja) | 受像管の偏向ヨークスペーサ | |
JPH0963512A (ja) | 偏向ヨーク及びコンバージェンス修正方法 | |
JPH0278137A (ja) | 偏向ヨーク | |
KR20010036883A (ko) | 평면 브라운관용 마스크 | |
JPH0576018A (ja) | ビームランデイング補正装置 |