JPH11285241A - 定電流装置 - Google Patents
定電流装置Info
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- JPH11285241A JPH11285241A JP8436898A JP8436898A JPH11285241A JP H11285241 A JPH11285241 A JP H11285241A JP 8436898 A JP8436898 A JP 8436898A JP 8436898 A JP8436898 A JP 8436898A JP H11285241 A JPH11285241 A JP H11285241A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電池の電圧が降下しても定電流回路を使える
ようにする。 【解決手段】 電池Bが接続される電源入力3,3’と
スイッチング出力端間4に直列にリアクトルLを設け、
そのリアクトルLの接続点と他方の電源入力3’間にス
イッチング手段Q1を設けた昇圧型スイッチングレギュ
レータ1の出力に、電流制御手段Q2と抵抗R1からな
る定電流回路2を接続する。また、前記定電流回路2の
電流制御手段Q2と抵抗R1の接続点aをスイッチング
レギュレータ1のコンパレート手段comに接続する。
そして、コンパレート手段comが前記接続点aの電圧
Bが低下すると、前記スイッチングレギュレータ1を作
動することにより、電池Bの電圧が高いときには、スイ
ッチングレギュレータ1を停止し、電池Bから直接負荷
RLに定電流を供給するようにして、電池Bの電圧が降
下しても定電流回路を長時間使えるようにする。
ようにする。 【解決手段】 電池Bが接続される電源入力3,3’と
スイッチング出力端間4に直列にリアクトルLを設け、
そのリアクトルLの接続点と他方の電源入力3’間にス
イッチング手段Q1を設けた昇圧型スイッチングレギュ
レータ1の出力に、電流制御手段Q2と抵抗R1からな
る定電流回路2を接続する。また、前記定電流回路2の
電流制御手段Q2と抵抗R1の接続点aをスイッチング
レギュレータ1のコンパレート手段comに接続する。
そして、コンパレート手段comが前記接続点aの電圧
Bが低下すると、前記スイッチングレギュレータ1を作
動することにより、電池Bの電圧が高いときには、スイ
ッチングレギュレータ1を停止し、電池Bから直接負荷
RLに定電流を供給するようにして、電池Bの電圧が降
下しても定電流回路を長時間使えるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、昇圧型スイッチ
ングレギュレータ(ステップアップコンバータ)を用い
た定電流回路に関するものである。
ングレギュレータ(ステップアップコンバータ)を用い
た定電流回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】定電流回路は、例えば、図4に示すよう
に、電流制御手段Tr、定電圧源Vz抵抗R1とで構成
され、IeとVzとは、 Ie=Vz−Vbe/R1 であり、このとき、Ie≒Icなので、負荷RLに一定
の電流を流すことができる。
に、電流制御手段Tr、定電圧源Vz抵抗R1とで構成
され、IeとVzとは、 Ie=Vz−Vbe/R1 であり、このとき、Ie≒Icなので、負荷RLに一定
の電流を流すことができる。
【0003】このような定電流回路は、電子回路を構成
する重要な要素であり、さまざまな回路で見受けられ
る。例えば、電池駆動のポータブル機器にも使用されて
いる。
する重要な要素であり、さまざまな回路で見受けられ
る。例えば、電池駆動のポータブル機器にも使用されて
いる。
【0004】ところで、上記の電池で駆動されるポータ
ブル機器では、電流制御手段Trが正常に動作するため
には、電池の電圧が定電圧源Vzよりも高い必要があ
る。
ブル機器では、電流制御手段Trが正常に動作するため
には、電池の電圧が定電圧源Vzよりも高い必要があ
る。
【0005】そのため、このようなポータブル機器で
は、使用中の電圧低下も考慮して電池の電圧を定電圧源
Vzよりも充分高くしておかねばすぐに使用できなくな
る。
は、使用中の電圧低下も考慮して電池の電圧を定電圧源
Vzよりも充分高くしておかねばすぐに使用できなくな
る。
【0006】したがって、電池の個数を多くするか、電
圧の高い高価な電池を使う必要があった。このとき、電
池の個数を多くすると形状が大きく重くなり、特別な電
池を使うとコストが高くなる。
圧の高い高価な電池を使う必要があった。このとき、電
池の個数を多くすると形状が大きく重くなり、特別な電
池を使うとコストが高くなる。
【0007】この問題を解決する方法として、図5に示
すように、電流制御手段TrにFETを使う方法が考え
られるが、取り出せる電流がFETの特性で限られると
いう問題がある。
すように、電流制御手段TrにFETを使う方法が考え
られるが、取り出せる電流がFETの特性で限られると
いう問題がある。
【0008】また、他の方法として、DC−DCコンバ
ータを用いて電源電圧を引き上げる方法が考えられる。
ータを用いて電源電圧を引き上げる方法が考えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
DC−DCコンバータを用いる方法では、DC−DCコ
ンバータによる電力の消費がある。そのため、電池駆動
のポータブル機器にとっては不利であり、定電流回路の
ためだけにDC−DCコンバータを用いることができな
いという問題があった。
DC−DCコンバータを用いる方法では、DC−DCコ
ンバータによる電力の消費がある。そのため、電池駆動
のポータブル機器にとっては不利であり、定電流回路の
ためだけにDC−DCコンバータを用いることができな
いという問題があった。
【0010】そこで、この発明の課題は、電池の個数を
多くせずに、無駄な電力消費を少なくし、そして長時間
使えるようにすることである。
多くせずに、無駄な電力消費を少なくし、そして長時間
使えるようにすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1では、一方の電源入力とスイッチング出力
端間にリアクトルとダイオードが直列に接続され、その
リアクトルとダイオードの接続点と他方の電源入力間に
スイッチング手段が接続されて、前記スイッチング手段
のスイッチングの許可をコンパレート手段への入力電圧
によって制御するようにした昇圧型スイッチングレギュ
レータと、抵抗と電流制御手段とを直列に接続し、前記
電流制御手段の制御端子に定電圧を印加した定電流回路
とからなり、前記スイッチングレギュレータの一方の出
力と定電流回路の抵抗端を接続し、スイッチングレギュ
レータの他方の出力と定電流回路の電流制御手段端とを
負荷を介して接続するとともに、前記定電流回路の電流
制御手段と抵抗の接続点をスイッチングレギュレータの
コンパレート手段に接続し、前記コンパレート手段が接
続点の電圧が低下した際に、前記スイッチング手段のス
イッチングを許可する構成を採用したのである。
め、請求項1では、一方の電源入力とスイッチング出力
端間にリアクトルとダイオードが直列に接続され、その
リアクトルとダイオードの接続点と他方の電源入力間に
スイッチング手段が接続されて、前記スイッチング手段
のスイッチングの許可をコンパレート手段への入力電圧
によって制御するようにした昇圧型スイッチングレギュ
レータと、抵抗と電流制御手段とを直列に接続し、前記
電流制御手段の制御端子に定電圧を印加した定電流回路
とからなり、前記スイッチングレギュレータの一方の出
力と定電流回路の抵抗端を接続し、スイッチングレギュ
レータの他方の出力と定電流回路の電流制御手段端とを
負荷を介して接続するとともに、前記定電流回路の電流
制御手段と抵抗の接続点をスイッチングレギュレータの
コンパレート手段に接続し、前記コンパレート手段が接
続点の電圧が低下した際に、前記スイッチング手段のス
イッチングを許可する構成を採用したのである。
【0012】このような構成を採用することにより、ス
イッチングレギュレータは、定電流回路の電流制御手段
と抵抗の接続点の電圧によって昇圧を行うか否かが制御
されており、入力電源の電圧が十分に高く、定電流回路
が所定の電流を負荷に供給し、接続点の電圧が所定値と
なるとスイッングを禁止する。逆に、入力電源の電圧が
低下し、定電流回路が所定の電流を負荷に供給できなく
なり、接続点の電圧が低下すると、スイッチングを許可
する。
イッチングレギュレータは、定電流回路の電流制御手段
と抵抗の接続点の電圧によって昇圧を行うか否かが制御
されており、入力電源の電圧が十分に高く、定電流回路
が所定の電流を負荷に供給し、接続点の電圧が所定値と
なるとスイッングを禁止する。逆に、入力電源の電圧が
低下し、定電流回路が所定の電流を負荷に供給できなく
なり、接続点の電圧が低下すると、スイッチングを許可
する。
【0013】すなわち、入力電源の電圧の高い間は、リ
アクトルを介して直接定電流回路に入力電圧が印加さ
れ、負荷に定電流を供給する。
アクトルを介して直接定電流回路に入力電圧が印加さ
れ、負荷に定電流を供給する。
【0014】一方、入力電源の電圧が低下すると、スイ
ッチングレギュレータが入力電圧を昇圧し、昇圧した電
圧が定電流回路に印加され、負荷に定電流を供給する。
ッチングレギュレータが入力電圧を昇圧し、昇圧した電
圧が定電流回路に印加され、負荷に定電流を供給する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
【0016】図1に第1実施形態として、この発明に係
る定電流装置のブロック図を示す。
る定電流装置のブロック図を示す。
【0017】定電流装置は、図1に示すように、昇圧型
スイッチングレギュレータ1と定電流回路2とで構成さ
れている。
スイッチングレギュレータ1と定電流回路2とで構成さ
れている。
【0018】昇圧型スイッチングレギュレータ1は、リ
アクトルL、トランジスタやFETなどのスイッチング
手段Q1、フライホイールダイオードD1と制御回路1
aとで構成されている。
アクトルL、トランジスタやFETなどのスイッチング
手段Q1、フライホイールダイオードD1と制御回路1
aとで構成されている。
【0019】すなわち、リアクトルLとダイオードD1
は直列に接続され、+電源入力端3とスイッチング出力
端4間に直列に接続されている。また、前記リアクトル
LとダイオードD1の接続点と−電源入力3’にスイッ
チング手段Q1が接続されており、スイッチング手段Q
1のベース回路は制御回路1aと接続されている。その
ため、スイッチング手段Q1は制御回路1aからのスイ
ッチング信号でオン・オフすると、電源よりも高いステ
ップアップ電圧を出力できるようになっている。
は直列に接続され、+電源入力端3とスイッチング出力
端4間に直列に接続されている。また、前記リアクトル
LとダイオードD1の接続点と−電源入力3’にスイッ
チング手段Q1が接続されており、スイッチング手段Q
1のベース回路は制御回路1aと接続されている。その
ため、スイッチング手段Q1は制御回路1aからのスイ
ッチング信号でオン・オフすると、電源よりも高いステ
ップアップ電圧を出力できるようになっている。
【0020】制御回路1aは、前記スイッチング手段Q
1のスイッチングを許可するためのコンパレート手段c
omを有している。
1のスイッチングを許可するためのコンパレート手段c
omを有している。
【0021】コンパレート手段comのプラス入力は基
準電源refと接続され、マイナス入力には定電流回路
2からの電圧が印加されるようになっている。このた
め、コンパレート手段comは、基準電圧と前記電圧と
を比較し、前記電圧<基準電圧の場合は、スイッチング
手段Q1のスイッチングを許可し、前記電圧=基準電圧
の場合には、スイッチング手段Q1スイッチングを禁止
する。
準電源refと接続され、マイナス入力には定電流回路
2からの電圧が印加されるようになっている。このた
め、コンパレート手段comは、基準電圧と前記電圧と
を比較し、前記電圧<基準電圧の場合は、スイッチング
手段Q1のスイッチングを許可し、前記電圧=基準電圧
の場合には、スイッチング手段Q1スイッチングを禁止
する。
【0022】定電流回路2は、トランジスタやFETな
どの電流制御手段Q2、抵抗R1、定電圧回路Vzとか
らなり、電流制御手段Q2と抵抗R1とを直列に接続
し、電流制御手段Q2の制御端子bに定電圧回路Vzを
接続した構成となっており、 Ie=Vz−Vbe/R1 で示す電流を流すようになっている。
どの電流制御手段Q2、抵抗R1、定電圧回路Vzとか
らなり、電流制御手段Q2と抵抗R1とを直列に接続
し、電流制御手段Q2の制御端子bに定電圧回路Vzを
接続した構成となっており、 Ie=Vz−Vbe/R1 で示す電流を流すようになっている。
【0023】この電流制御手段Q2と抵抗R1とを接続
した直列回路からなる定電流回路2は、その直列回路の
抵抗端側をスイッチングレギュレータ1のマイナス出力
端と接続し、電流制御手段端側を負荷RLを介してスイ
ッチングレギュレータ1のプラス出力端と接続してあ
る。
した直列回路からなる定電流回路2は、その直列回路の
抵抗端側をスイッチングレギュレータ1のマイナス出力
端と接続し、電流制御手段端側を負荷RLを介してスイ
ッチングレギュレータ1のプラス出力端と接続してあ
る。
【0024】また、前記直列回路の電流制御手段Q2と
抵抗R1の接続点aをスイッチングレギュレータ1の制
御回路1aのコンパレート手段comのマイナス入力と
接続してある。
抵抗R1の接続点aをスイッチングレギュレータ1の制
御回路1aのコンパレート手段comのマイナス入力と
接続してある。
【0025】このとき、図示してないが、例えば、接続
点aをコンパレート手段comのマイナス入力と分圧抵
抗などを介して接続するか、あるいはコンパレート手段
comのプラス入力の基準電源を調整し、抵抗R1に所
定の電流が流れたときに、接続点aの電圧がスイッチン
グレギュレータ1のコンパレート手段comの基準電圧
よりも高くなるように設定すれば、コンパレート手段c
omの入力にヒステリシスを与えて、スイッチングレギ
ュレータ1のオン・オフ切換え時のバタツキを押さえる
ことが可能である。
点aをコンパレート手段comのマイナス入力と分圧抵
抗などを介して接続するか、あるいはコンパレート手段
comのプラス入力の基準電源を調整し、抵抗R1に所
定の電流が流れたときに、接続点aの電圧がスイッチン
グレギュレータ1のコンパレート手段comの基準電圧
よりも高くなるように設定すれば、コンパレート手段c
omの入力にヒステリシスを与えて、スイッチングレギ
ュレータ1のオン・オフ切換え時のバタツキを押さえる
ことが可能である。
【0026】なお、Cはフィルタコンデンサである。
【0027】この形態は、以上のように構成されてお
り、図1に示すように、スイッチングレギュレータ1の
+電源入力端3と−電源入力端3’に電池Bを接続し、
スイッチングレギュレータ1のプラス出力端と定電流回
路2の電流制御手段Q2端に負荷RLを接続する。
り、図1に示すように、スイッチングレギュレータ1の
+電源入力端3と−電源入力端3’に電池Bを接続し、
スイッチングレギュレータ1のプラス出力端と定電流回
路2の電流制御手段Q2端に負荷RLを接続する。
【0028】すると、電池BからリアクトルL、ダイオ
ードD1、負荷RL、電流制御手段Q2を介して電流が
抵抗R1に流れる。そして、電流制御手段Q2と抵抗R
1の接続点aの電圧がコンパレート手段comのマイナ
ス入力に入力され、プラス入力の基準電圧と比較され
る。
ードD1、負荷RL、電流制御手段Q2を介して電流が
抵抗R1に流れる。そして、電流制御手段Q2と抵抗R
1の接続点aの電圧がコンパレート手段comのマイナ
ス入力に入力され、プラス入力の基準電圧と比較され
る。
【0029】このとき、電池Bの電圧が十分高く、抵抗
R1が決められた所定の電流を流すことができると、接
続点aの電圧は基準電源refの電圧より高くなる。そ
のため、制御回路1aによってスイッチング手段Q1の
スイッチングが禁止される。
R1が決められた所定の電流を流すことができると、接
続点aの電圧は基準電源refの電圧より高くなる。そ
のため、制御回路1aによってスイッチング手段Q1の
スイッチングが禁止される。
【0030】その結果、負荷RLには、電池Bから直接
電流が供給され、スイッチングレギュレータ1による電
池Bの消耗を最小限に押さえられる。
電流が供給され、スイッチングレギュレータ1による電
池Bの消耗を最小限に押さえられる。
【0031】いま、負荷RLへの電流の供給に伴って電
池Bの電圧が降下し、抵抗R1が決められた所定の電流
を流すことができなくなると、接続点aの電圧は基準電
源refの電圧より低くなる。そのため、制御回路1a
によってスイッチング手段Q1のスイッチングが許可さ
れ、電池Bの電圧を昇圧する。
池Bの電圧が降下し、抵抗R1が決められた所定の電流
を流すことができなくなると、接続点aの電圧は基準電
源refの電圧より低くなる。そのため、制御回路1a
によってスイッチング手段Q1のスイッチングが許可さ
れ、電池Bの電圧を昇圧する。
【0032】その結果、抵抗R1が決められた所定の電
流を流すことができるようになり、負荷RLに定電流を
供給することができる。
流を流すことができるようになり、負荷RLに定電流を
供給することができる。
【0033】このように、この定電流装置は、無駄な電
力消費を少なくし、電池Bの電圧が降下した場合に昇圧
して長時間使えるようにできる。
力消費を少なくし、電池Bの電圧が降下した場合に昇圧
して長時間使えるようにできる。
【0034】したがって、電池の個数を多くしたり、高
価な電池を使う必要がなく、コストを安くし、かつ、形
状を小さく軽くすることができる。
価な電池を使う必要がなく、コストを安くし、かつ、形
状を小さく軽くすることができる。
【0035】図2に第2実施形態として定電流回路2を
電流ソース型にしたものを示す。
電流ソース型にしたものを示す。
【0036】第1実施形態では、負荷RLから一定電流
を吸収する電流シンク型のものを示したが、この形態で
は、負荷RLに電流を流し込む用途に使用できる電流シ
ンク型のものを示したものである。
を吸収する電流シンク型のものを示したが、この形態で
は、負荷RLに電流を流し込む用途に使用できる電流シ
ンク型のものを示したものである。
【0037】すなわち、スイッチングレギュレータ1の
一方の出力端(プラス出力)4と、定電流回路2の抵抗
R1端を接続し、他方の出力(マイナス出力)と定電流
回路2の電流制御手段Q2端とを負荷RLを介して接続
するようにしてある。
一方の出力端(プラス出力)4と、定電流回路2の抵抗
R1端を接続し、他方の出力(マイナス出力)と定電流
回路2の電流制御手段Q2端とを負荷RLを介して接続
するようにしてある。
【0038】他の構成及び作用については第1実施形態
と同様なので、その説明は省略する。
と同様なので、その説明は省略する。
【0039】図3に第3実施形態を示す。
【0040】この形態は、本願発明の定電流装置を乾電
池から二次電池(例えば、携帯電話などの二次電池)に
充電する充電器に適用したものを示してある。
池から二次電池(例えば、携帯電話などの二次電池)に
充電する充電器に適用したものを示してある。
【0041】図中、符号1aは、汎用のスイッチングレ
ギュレータ用ICで、第1実施形態で述べたコンパレー
タ入力を有する制御回路である。符号Lはリアクトル、
Q1はスイッチングトランジスタ、D1はフライホイー
ルダイオードで、昇圧型スイッチングレギュレータ1を
構成する。
ギュレータ用ICで、第1実施形態で述べたコンパレー
タ入力を有する制御回路である。符号Lはリアクトル、
Q1はスイッチングトランジスタ、D1はフライホイー
ルダイオードで、昇圧型スイッチングレギュレータ1を
構成する。
【0042】また、C5はフィルタコンデンサ、17と
18は負荷RLを接続するための接続端子である。
18は負荷RLを接続するための接続端子である。
【0043】Q2は電流制御用トランジスタ、R1は抵
抗、D3とD4は定電圧を電流制御用トランジスタのベ
ース回路に供給するためのダイオードで、これらの素子
により定電流回路2を構成する。
抗、D3とD4は定電圧を電流制御用トランジスタのベ
ース回路に供給するためのダイオードで、これらの素子
により定電流回路2を構成する。
【0044】なお、D2は保護用のツェナーダイオー
ド、R3は分圧用抵抗、Q4,R9,R8は表示用の回
路である。
ド、R3は分圧用抵抗、Q4,R9,R8は表示用の回
路である。
【0045】このように構成される充電器では、+電源
入力端3と−電源入力端3’に乾電池Bを接続し、端子
17と18にそれぞれ二次電池のプラス端子とマイナス
端子を接続する。
入力端3と−電源入力端3’に乾電池Bを接続し、端子
17と18にそれぞれ二次電池のプラス端子とマイナス
端子を接続する。
【0046】スイッチSWをオンにすると、乾電池Bか
らの電流がリアクトルL、フライホイールダオードD
1、二次電池、電流制御用トランジスタQ2を介して抵
抗R1に流れ、電流制御用トランジスタQ2と抵抗R1
の接続点aの電圧がスイッチングレギュレータ用IC1
aに入力され、内蔵の基準電圧と比較される。
らの電流がリアクトルL、フライホイールダオードD
1、二次電池、電流制御用トランジスタQ2を介して抵
抗R1に流れ、電流制御用トランジスタQ2と抵抗R1
の接続点aの電圧がスイッチングレギュレータ用IC1
aに入力され、内蔵の基準電圧と比較される。
【0047】このとき、乾電池Bの電圧が十分高く、抵
抗R1が決められた定電流を流すことができ、接続点a
の電圧が基準電圧より高くなると、スイッチングレギュ
レータ用IC1aによるスイッチングトランジスタQ1
のスイッチングが禁止され、オフとなる。
抗R1が決められた定電流を流すことができ、接続点a
の電圧が基準電圧より高くなると、スイッチングレギュ
レータ用IC1aによるスイッチングトランジスタQ1
のスイッチングが禁止され、オフとなる。
【0048】そのため、二次電池には、乾電池Bから直
接定電流を供給することができ、乾電池Bの消耗を最小
限に押さえられる。
接定電流を供給することができ、乾電池Bの消耗を最小
限に押さえられる。
【0049】いま、充電に伴って乾電池Bの電圧が降下
し、抵抗R1が決められた定電流を流すことができなく
なり、接続点aの電圧が基準電圧より低くなると、スイ
ッチングレギュレータ用IC1aによるスイッチングト
ランジスタQ1のスイッチングが許可される。すると、
電圧が上昇し、上昇した電圧によって抵抗R1が決めら
れた定電流を流すことができるようになる。このよう
に、電池Bの電圧が低下しても定電流でもって二次電池
を充電することができるので、充電も短時間で行える。
し、抵抗R1が決められた定電流を流すことができなく
なり、接続点aの電圧が基準電圧より低くなると、スイ
ッチングレギュレータ用IC1aによるスイッチングト
ランジスタQ1のスイッチングが許可される。すると、
電圧が上昇し、上昇した電圧によって抵抗R1が決めら
れた定電流を流すことができるようになる。このよう
に、電池Bの電圧が低下しても定電流でもって二次電池
を充電することができるので、充電も短時間で行える。
【0050】また、こうして、無駄な電力消費を少なく
し、電圧が低下しても充電することができるので、電池
も少なくて済み、小型軽量が図れるので、このようなポ
ータブル用の充電回路として使用するのにも適してい
る。
し、電圧が低下しても充電することができるので、電池
も少なくて済み、小型軽量が図れるので、このようなポ
ータブル用の充電回路として使用するのにも適してい
る。
【0051】なお、この形態では、充電器に適用した場
合について述べたが、これに限定されるものではなく、
例えば、定電流駆動の適したランプやLEDの点灯回路
やその他の駆動回路の電源として用いたり、回路内での
定電流回路として用いることができるのは明白である。
合について述べたが、これに限定されるものではなく、
例えば、定電流駆動の適したランプやLEDの点灯回路
やその他の駆動回路の電源として用いたり、回路内での
定電流回路として用いることができるのは明白である。
【0052】また、実施形態では、正の電流を供給する
ものについて述べたが、負の電流を供給するものにも適
用できる。
ものについて述べたが、負の電流を供給するものにも適
用できる。
【0053】
【発明の効果】この発明は、上記のように構成し、電池
の電圧が高いときは、電池から直接負荷に定電流を供給
し、電池の電圧が降下したときには、電池の電圧を昇圧
して定電流を負荷に供給できるようにしたので、無駄な
電力消費を少なくし、長時間にわたって(電池の個数を
多くせずに)定電流を供給することができる。
の電圧が高いときは、電池から直接負荷に定電流を供給
し、電池の電圧が降下したときには、電池の電圧を昇圧
して定電流を負荷に供給できるようにしたので、無駄な
電力消費を少なくし、長時間にわたって(電池の個数を
多くせずに)定電流を供給することができる。
【0054】また、電圧の高い高価な電池を使う必要も
なくなり、コストを引き下げることもでき、電池の個数
を少なくできるので、ポータブル機器の形状を小さく軽
くできる。
なくなり、コストを引き下げることもでき、電池の個数
を少なくできるので、ポータブル機器の形状を小さく軽
くできる。
【図1】第1実施形態のブロック図
【図2】第2実施形態のブロック図
【図3】第3実施形態のブロック図
【図4】従来例の定電流回路
【図5】従来例の定電流回路
1 昇圧形スイッチングレギュレータ 2 定電流回路 3 +電源入力 3’ −電源入力 4 スイッチング出力端 1a 制御回路 a 接続点 b 制御端子 com コンパレート手段 ref 基準電源 Q1 スイッチング手段 Q2 電流制御手段 R1 抵抗 RL 負荷
Claims (1)
- 【請求項1】 一方の電源入力とスイッチング出力端間
にリアクトルとダイオードが直列に接続され、そのリア
クトルとダイオードの接続点と他方の電源入力間にスイ
ッチング手段が接続されて、前記スイッチング手段のス
イッチングの許可をコンパレート手段への入力電圧によ
って制御するようにした昇圧型スイッチングレギュレー
タと、 抵抗と電流制御手段とを直列に接続し、前記電流制御手
段の制御端子に定電圧を印加した定電流回路とからな
り、 前記スイッチングレギュレータの一方の出力と定電流回
路の抵抗端を接続し、スイッチングレギュレータの他方
の出力と定電流回路の電流制御手段端とを負荷を介して
接続するとともに、前記定電流回路の電流制御手段と抵
抗の接続点をスイッチングレギュレータのコンパレート
手段に接続し、前記コンパレート手段が接続点の電圧が
低下した際に、前記スイッチング手段のスイッチングを
許可することを特徴とする定電流装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8436898A JPH11285241A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 定電流装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8436898A JPH11285241A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 定電流装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11285241A true JPH11285241A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=13828596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8436898A Pending JPH11285241A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 定電流装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11285241A (ja) |
-
1998
- 1998-03-30 JP JP8436898A patent/JPH11285241A/ja active Pending
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