JPH11283315A - ディスク演奏装置 - Google Patents
ディスク演奏装置Info
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- JPH11283315A JPH11283315A JP8008298A JP8008298A JPH11283315A JP H11283315 A JPH11283315 A JP H11283315A JP 8008298 A JP8008298 A JP 8008298A JP 8008298 A JP8008298 A JP 8008298A JP H11283315 A JPH11283315 A JP H11283315A
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- tray
- disc
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トレイからディスクが外れることを防止し、
しかも小型のディスク演奏装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 トレイ23は、ディスク載置範囲24,
25外にディスク外れ防止手段130を有し、ディスク
外れ防止手段130は、トレイ23に載置されるディス
ク1,2の中心に対して略左右対称な位置でかつ小径デ
ィスク2の外径2Φより狭い間隔Wで設けられた一対の
かぎ型爪131,132を有する。ディスク演奏装置1
9の全体を後方に傾けた状態で、デイスク記録再生手段
60を昇降させディスク1,2を持ち上げた場合に、デ
イスク記録再生手段60から外れてトレイ23上から後
方へ滑り落ちようとするデイスク1,2を、両かぎ型爪
131,132により受け止めて、デイスク1,2がト
レイ23から外れることを防止できる。
しかも小型のディスク演奏装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 トレイ23は、ディスク載置範囲24,
25外にディスク外れ防止手段130を有し、ディスク
外れ防止手段130は、トレイ23に載置されるディス
ク1,2の中心に対して略左右対称な位置でかつ小径デ
ィスク2の外径2Φより狭い間隔Wで設けられた一対の
かぎ型爪131,132を有する。ディスク演奏装置1
9の全体を後方に傾けた状態で、デイスク記録再生手段
60を昇降させディスク1,2を持ち上げた場合に、デ
イスク記録再生手段60から外れてトレイ23上から後
方へ滑り落ちようとするデイスク1,2を、両かぎ型爪
131,132により受け止めて、デイスク1,2がト
レイ23から外れることを防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクを記録再
生するディスクチェンジャーなどディスク演奏装置に関
するものである。
生するディスクチェンジャーなどディスク演奏装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のディスクチェンジャーにおいて、
ディスク保持手段は、複数個の棚を有するストッカーに
複数個のサブトレイを収納するよう構成され、任意のデ
ィスクの位置を選択する垂直駆動手段は、前記ストッカ
ーおよび複数個のサブトレイおよび複数枚のディスク全
体を上下方向に駆動するよう構成している。
ディスク保持手段は、複数個の棚を有するストッカーに
複数個のサブトレイを収納するよう構成され、任意のデ
ィスクの位置を選択する垂直駆動手段は、前記ストッカ
ーおよび複数個のサブトレイおよび複数枚のディスク全
体を上下方向に駆動するよう構成している。
【0003】しかしながら、上記の従来のディスクチェ
ンジャーでは、ディスク保持手段を駆動して任意のディ
スク位置を選択する垂直駆動手段の駆動時に、複数個の
棚を有するストッカーと、複数個のサブトレイおよび複
数個のディスク全体を駆動するためのディスク保持手段
とが重く、垂直駆動モーターに大きなエネルギーを消費
したり、完成品の落下、振動に問題を発生したり、部品
数が多いためコスト高になる等、の問題があった。
ンジャーでは、ディスク保持手段を駆動して任意のディ
スク位置を選択する垂直駆動手段の駆動時に、複数個の
棚を有するストッカーと、複数個のサブトレイおよび複
数個のディスク全体を駆動するためのディスク保持手段
とが重く、垂直駆動モーターに大きなエネルギーを消費
したり、完成品の落下、振動に問題を発生したり、部品
数が多いためコスト高になる等、の問題があった。
【0004】そこで最近では、たとえば図36、図37
に示すような保持爪200によって一対のスピンドル2
01,202上に複数個のスペーサー203を係脱自在
に支持するディスク保持手段204と、複数個のスペー
サー203に保持された複数枚のディスク220の任意
の位置を選択するためスペーサー203を垂直方向に駆
動する垂直駆動手段205と、保持爪200を駆動し
て、複数個のスペーサー203を上スピンドル201上
に係脱させるスピンドル駆動手段206と、保持爪20
0に保持された任意のスペーサー203からサブトレイ
215で支持して記録再生位置Xまでディスク220を
搬送する水平搬送手段207と、ディスク220を記録
再生位置Xにクランプするディスククランプ手段208
とを備えたディスクチェンジャーが考えられている。
に示すような保持爪200によって一対のスピンドル2
01,202上に複数個のスペーサー203を係脱自在
に支持するディスク保持手段204と、複数個のスペー
サー203に保持された複数枚のディスク220の任意
の位置を選択するためスペーサー203を垂直方向に駆
動する垂直駆動手段205と、保持爪200を駆動し
て、複数個のスペーサー203を上スピンドル201上
に係脱させるスピンドル駆動手段206と、保持爪20
0に保持された任意のスペーサー203からサブトレイ
215で支持して記録再生位置Xまでディスク220を
搬送する水平搬送手段207と、ディスク220を記録
再生位置Xにクランプするディスククランプ手段208
とを備えたディスクチェンジャーが考えられている。
【0005】このような構成のディスクチェンジャーに
よると、両スピンドル201,202上に装填された複
数個のスペーサー203および複数個のディスク220
の位置を垂直方向に駆動して、任意のディスク220
を、両スピンドル201,202上から記録再生位置
X、取出し位置Zおよび再び両スピンドル201,20
2への収納位置Yとディスクチェンジでき、かつ任意の
ディスク220を選択して記録再生することができる。
これによって、複数個の棚を有するストッカーや複数個
のサブトレイなどを必要としないことになって、軽量で
安価となり、かつ優れた収納性及び操作性を有するディ
スクチェンジャーとなる。
よると、両スピンドル201,202上に装填された複
数個のスペーサー203および複数個のディスク220
の位置を垂直方向に駆動して、任意のディスク220
を、両スピンドル201,202上から記録再生位置
X、取出し位置Zおよび再び両スピンドル201,20
2への収納位置Yとディスクチェンジでき、かつ任意の
ディスク220を選択して記録再生することができる。
これによって、複数個の棚を有するストッカーや複数個
のサブトレイなどを必要としないことになって、軽量で
安価となり、かつ優れた収納性及び操作性を有するディ
スクチェンジャーとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなディスクチェンジャーでは、たとえば、ディスク
チェンジャー全体を後方に傾けた状態で、ディスククラ
ンプ手段208を昇降させ、ディスククランプ手段20
8によりディスク220を持ち上げた場合に、ディスク
220がディスククランプ手段208から外れてサブト
レイ215の後部壁に乗り上げ、サブトレイ215から
外れる等の問題を有していた。
ようなディスクチェンジャーでは、たとえば、ディスク
チェンジャー全体を後方に傾けた状態で、ディスククラ
ンプ手段208を昇降させ、ディスククランプ手段20
8によりディスク220を持ち上げた場合に、ディスク
220がディスククランプ手段208から外れてサブト
レイ215の後部壁に乗り上げ、サブトレイ215から
外れる等の問題を有していた。
【0007】本発明は、トレイからディスクが外れるこ
とを防止し、しかも小型のディスク演奏装置を提供する
ことを目的とするものである。
とを防止し、しかも小型のディスク演奏装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のディスク演奏装置は、昇降可能に支持された
ディスク記録再生手段と、ディスク記録再生手段の昇降
を行う昇降手段と、ディスクを載置するトレイを介して
ディスク記録再生位置までディスクを搬送するディスク
搬送手段とを備え、トレイは、ディスク載置範囲外にデ
ィスク外れ防止手段を有し、ディスク外れ防止手段が、
トレイに載置されるディスクの中心に対して略左右対称
な位置でかつ小径ディスクの外径より狭い間隔で設けら
れた一対のかぎ型爪を有するように構成したものであ
る。
に本発明のディスク演奏装置は、昇降可能に支持された
ディスク記録再生手段と、ディスク記録再生手段の昇降
を行う昇降手段と、ディスクを載置するトレイを介して
ディスク記録再生位置までディスクを搬送するディスク
搬送手段とを備え、トレイは、ディスク載置範囲外にデ
ィスク外れ防止手段を有し、ディスク外れ防止手段が、
トレイに載置されるディスクの中心に対して略左右対称
な位置でかつ小径ディスクの外径より狭い間隔で設けら
れた一対のかぎ型爪を有するように構成したものであ
る。
【0009】本発明は上記した構成によって、ディスク
演奏装置の全体を後方に傾けた状態で、デイスク記録再
生手段を昇降させディスクを持ち上げた場合に、デイス
ク記録再生手段から外れてトレイ上から後方へ滑り落ち
ようとするデイスクを、デイスク外れ防止手段の両かぎ
型爪により受け止めて、デイスクがトレイから外れるこ
とを防止することができる。
演奏装置の全体を後方に傾けた状態で、デイスク記録再
生手段を昇降させディスクを持ち上げた場合に、デイス
ク記録再生手段から外れてトレイ上から後方へ滑り落ち
ようとするデイスクを、デイスク外れ防止手段の両かぎ
型爪により受け止めて、デイスクがトレイから外れるこ
とを防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、昇降可能に支持されたディスク記録再生手段と、デ
ィスク記録再生手段の昇降を行う昇降手段と、ディスク
を載置するトレイを介してディスク記録再生位置までデ
ィスクを搬送するディスク搬送手段とを備え、トレイ
は、ディスク載置範囲外にディスク外れ防止手段を有
し、ディスク外れ防止手段が、トレイに載置されるディ
スクの中心に対して略左右対称な位置でかつ小径ディス
クの外径より狭い間隔で設けられた一対のかぎ型爪を有
し、両かぎ型爪の相対向する面は、下に向かって面間距
離が広がる傾斜面に形成され、トレイは、かぎ型爪のデ
ィスク中心側に近接する位置に、ディスク中心に対して
略対称な位置に爪間隔よりも広い隙間を有する一対の切
り欠きを備えていることを特徴とするディスク演奏装置
である。
は、昇降可能に支持されたディスク記録再生手段と、デ
ィスク記録再生手段の昇降を行う昇降手段と、ディスク
を載置するトレイを介してディスク記録再生位置までデ
ィスクを搬送するディスク搬送手段とを備え、トレイ
は、ディスク載置範囲外にディスク外れ防止手段を有
し、ディスク外れ防止手段が、トレイに載置されるディ
スクの中心に対して略左右対称な位置でかつ小径ディス
クの外径より狭い間隔で設けられた一対のかぎ型爪を有
し、両かぎ型爪の相対向する面は、下に向かって面間距
離が広がる傾斜面に形成され、トレイは、かぎ型爪のデ
ィスク中心側に近接する位置に、ディスク中心に対して
略対称な位置に爪間隔よりも広い隙間を有する一対の切
り欠きを備えていることを特徴とするディスク演奏装置
である。
【0011】この発明によれば、デイスク記録再生手段
から外れてトレイ上から後方へ滑り落ちようとするデイ
スクの後部側縁を、トレイに設けた一対のかぎ型爪の傾
斜面により受け止め、そして傾斜面の傾斜方向、切り欠
きの存在によって、その受け止め点を支点としてディス
クを回転させるとともに、回転とともにディスクを挟み
込むことになり、以てディスクがトレイから外れること
を防止することができ、また、ディスクへの傷つきを防
止することができる。
から外れてトレイ上から後方へ滑り落ちようとするデイ
スクの後部側縁を、トレイに設けた一対のかぎ型爪の傾
斜面により受け止め、そして傾斜面の傾斜方向、切り欠
きの存在によって、その受け止め点を支点としてディス
クを回転させるとともに、回転とともにディスクを挟み
込むことになり、以てディスクがトレイから外れること
を防止することができ、また、ディスクへの傷つきを防
止することができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のディスク演奏装置であって、トレイが、前記かぎ型爪
の直下にディスク載置面を有さない構成としたものであ
る。この構成により、かぎ型爪の爪高さを低くしても、
容易にトレイによりディスクを挟むことができ、ディス
ク演奏装置を小型化することができる。
のディスク演奏装置であって、トレイが、前記かぎ型爪
の直下にディスク載置面を有さない構成としたものであ
る。この構成により、かぎ型爪の爪高さを低くしても、
容易にトレイによりディスクを挟むことができ、ディス
ク演奏装置を小型化することができる。
【0013】以下に、本発明の実施の形態の一例である
ディスク演奏装置について、図1〜図35を参照しなが
ら説明する。図1において、1は直径が12cmの大径
ディスク、2は直径が8cmの小径ディスクである。前
面パネル10は底板体11などに取付けられており、そ
の前面部には、No.キー12、オープン・クローズキ
ー13、プレイキー14、ストップキー15などが設け
られている。16は本発明のディスク演奏装置19の外
装ケース、17は底板体11側に設けられたインシュレ
ーターである。22は前面パネル10の開口部10aか
ら突出されるトレイベースである。23はトレイベース
22に案内され矢印イ−ロ方向にスライドできるトレイ
で、このトレイ23上には、交換したディスク1,2が
供給されている。
ディスク演奏装置について、図1〜図35を参照しなが
ら説明する。図1において、1は直径が12cmの大径
ディスク、2は直径が8cmの小径ディスクである。前
面パネル10は底板体11などに取付けられており、そ
の前面部には、No.キー12、オープン・クローズキ
ー13、プレイキー14、ストップキー15などが設け
られている。16は本発明のディスク演奏装置19の外
装ケース、17は底板体11側に設けられたインシュレ
ーターである。22は前面パネル10の開口部10aか
ら突出されるトレイベースである。23はトレイベース
22に案内され矢印イ−ロ方向にスライドできるトレイ
で、このトレイ23上には、交換したディスク1,2が
供給されている。
【0014】図2、図3、図27、図33において、装
置本体20は、底板20Aと、左右の側板20Bと後板
20Cなどにより構成されている。前記装置本体20内
には、後板20C側にディスク収納位置Aが形成され、
そして前面側にディスク記録再生位置Bが形成される。
ここで、前記ディスク収納位置Aに収納されるディスク
1,2の中心と、前記ディスク記録再生位置Bで記録再
生されるディスク1,2の中心との距離Lは、10cm
(大径ディスク1の半径+小径ディスク2の半径)より
大きくかつ12cm(大径ディスク1の直径)より小さ
く設定されている。
置本体20は、底板20Aと、左右の側板20Bと後板
20Cなどにより構成されている。前記装置本体20内
には、後板20C側にディスク収納位置Aが形成され、
そして前面側にディスク記録再生位置Bが形成される。
ここで、前記ディスク収納位置Aに収納されるディスク
1,2の中心と、前記ディスク記録再生位置Bで記録再
生されるディスク1,2の中心との距離Lは、10cm
(大径ディスク1の半径+小径ディスク2の半径)より
大きくかつ12cm(大径ディスク1の直径)より小さ
く設定されている。
【0015】この構成によれば、前記ディスク収納位置
Aと前記ディスク記録再生位置Bとを近くして、収納さ
れた大径ディスク1と記録再生中の大径ディスク1とを
平面的に重なる位置にできて、装置を小型化できる。ま
た、収納された大径ディスク1と記録再生中の小径ディ
スク2、もしくは収納された小径ディスク2と記録再生
中の大径ディスク1とは、平面的に重ならない位置にで
きる。
Aと前記ディスク記録再生位置Bとを近くして、収納さ
れた大径ディスク1と記録再生中の大径ディスク1とを
平面的に重なる位置にできて、装置を小型化できる。ま
た、収納された大径ディスク1と記録再生中の小径ディ
スク2、もしくは収納された小径ディスク2と記録再生
中の大径ディスク1とは、平面的に重ならない位置にで
きる。
【0016】次に、ディスク搬送手段21の構成を、図
2、図4〜図9において説明する。すなわち、前記装置
本体20内において、ディスク1,2をディスク収納位
置Aとディスク記録再生位置Bの間で移送するディスク
搬送手段21が設けられる。このディスク搬送手段21
は、装置本体20の側板20Bに案内されて矢印イ−ロ
方向(前後方向)にスライドできるトレイベース22
と、このトレイベース22に案内され矢印イ−ロ方向に
スライドできるトレイ23と、前記トレイベース22側
に支持案内されて矢印イ−ロ方向に摺動可能なキャリア
27などにより構成される。そして前記トレイベース2
2は、矢印イ方向(前方向)へのスライドにより、前面
パネル10に形成された開口部10aから突出される。
2、図4〜図9において説明する。すなわち、前記装置
本体20内において、ディスク1,2をディスク収納位
置Aとディスク記録再生位置Bの間で移送するディスク
搬送手段21が設けられる。このディスク搬送手段21
は、装置本体20の側板20Bに案内されて矢印イ−ロ
方向(前後方向)にスライドできるトレイベース22
と、このトレイベース22に案内され矢印イ−ロ方向に
スライドできるトレイ23と、前記トレイベース22側
に支持案内されて矢印イ−ロ方向に摺動可能なキャリア
27などにより構成される。そして前記トレイベース2
2は、矢印イ方向(前方向)へのスライドにより、前面
パネル10に形成された開口部10aから突出される。
【0017】前記トレイ23の上面側には、12cmデ
ィスク置き部24と8cmディスク置き部25とが同心
状に形成されている。その際に、ディスク保持手段のス
ペーサー(後述する。)の高さを低くして薄型のディス
クチェンジャー19とするため、12cmディスク置き
部24の方が、8cmディスク置き部25よりもやや高
い位置に形成されている。
ィスク置き部24と8cmディスク置き部25とが同心
状に形成されている。その際に、ディスク保持手段のス
ペーサー(後述する。)の高さを低くして薄型のディス
クチェンジャー19とするため、12cmディスク置き
部24の方が、8cmディスク置き部25よりもやや高
い位置に形成されている。
【0018】前記トレイ23は、両ディスク置き部2
4,25を含んだディスク載置範囲外にディスク外れ防
止手段130を有する。すなわち、ディスク外れ防止手
段130は、12cmディスク置き部24の後端から後
方へ連続しかつ上方へ突出する状態で一対のかぎ型爪1
31,132を有する。その際に両かぎ型爪131,1
32は、前記トレイ23に載置されるディスク1,2の
中心に対して略左右対称な位置に設けられ、かつ小径デ
ィスク2の外径2Φより狭い間隔W、すなわち、2Φ>
Wで設けられている。そして両かぎ型爪131,132
の相対向する面は、下に向かって面間距離が広がる傾斜
面131a,132aに形成されている。
4,25を含んだディスク載置範囲外にディスク外れ防
止手段130を有する。すなわち、ディスク外れ防止手
段130は、12cmディスク置き部24の後端から後
方へ連続しかつ上方へ突出する状態で一対のかぎ型爪1
31,132を有する。その際に両かぎ型爪131,1
32は、前記トレイ23に載置されるディスク1,2の
中心に対して略左右対称な位置に設けられ、かつ小径デ
ィスク2の外径2Φより狭い間隔W、すなわち、2Φ>
Wで設けられている。そして両かぎ型爪131,132
の相対向する面は、下に向かって面間距離が広がる傾斜
面131a,132aに形成されている。
【0019】さらに、前記トレイ23は、前記かぎ型爪
131,132のディスク中心側に近接する位置に一対
の切り欠き133,134を備えている。その際に両切
り欠き133,134は、ディスク中心に対して略対称
な位置に形成され、かつ前記両かぎ型爪131,132
間の間隔Wよりも広い隙間W+α、すなわち、W<W+
αを有する状態で形成されている。そして12cmディ
スク置き部24の後端で両切り欠き133,134を形
成する部分の面は、後方ほど下に向う傾斜面135,1
36に形成されている。また前記トレイ23は、前記か
ぎ型爪131,132の直下に両ディスク置き部24,
25(ディスク載置面)を有さないように構成されてい
る。
131,132のディスク中心側に近接する位置に一対
の切り欠き133,134を備えている。その際に両切
り欠き133,134は、ディスク中心に対して略対称
な位置に形成され、かつ前記両かぎ型爪131,132
間の間隔Wよりも広い隙間W+α、すなわち、W<W+
αを有する状態で形成されている。そして12cmディ
スク置き部24の後端で両切り欠き133,134を形
成する部分の面は、後方ほど下に向う傾斜面135,1
36に形成されている。また前記トレイ23は、前記か
ぎ型爪131,132の直下に両ディスク置き部24,
25(ディスク載置面)を有さないように構成されてい
る。
【0020】前記キャリア27は前記トレイベース22
の右側の裏面に設けられ、このキャリア27は条材状で
あって、外側の側面にはラック28が形成されている。
そして前記キャリア27の所定箇所には上下方向の係止
孔29が形成され、この係止孔29に対して、前記トレ
イ23からの係止ピン26が係止されている。
の右側の裏面に設けられ、このキャリア27は条材状で
あって、外側の側面にはラック28が形成されている。
そして前記キャリア27の所定箇所には上下方向の係止
孔29が形成され、この係止孔29に対して、前記トレ
イ23からの係止ピン26が係止されている。
【0021】以上の131〜136などにより、ディス
ク外れ防止手段130の一例が構成され、さらに以上の
22〜29やディスク外れ防止手段130などにより、
ディスク搬送手段21の一例が構成される。
ク外れ防止手段130の一例が構成され、さらに以上の
22〜29やディスク外れ防止手段130などにより、
ディスク搬送手段21の一例が構成される。
【0022】そして、このディスク搬送手段21による
と、水平駆動手段(後述する。)の正逆駆動により、ラ
ック28を介してキャリア27が正逆に移動されること
で、このキャリア27と一体のトレイ23がトレイベー
ス22に支持案内されて一体移動される。これにより、
前記装置本体20内において、ディスク1,2をディス
ク収納位置Aとディスク記録再生位置Bの間で移送する
ことができる。
と、水平駆動手段(後述する。)の正逆駆動により、ラ
ック28を介してキャリア27が正逆に移動されること
で、このキャリア27と一体のトレイ23がトレイベー
ス22に支持案内されて一体移動される。これにより、
前記装置本体20内において、ディスク1,2をディス
ク収納位置Aとディスク記録再生位置Bの間で移送する
ことができる。
【0023】さらに、この構成によれば、ディスク演奏
装置19の全体を後方に傾けた状態で、ディスク記録再
生手段(詳細は後述する。)60を昇降させ、ディスク
記録再生手段60により介してディスク1,2を持ち上
げた場合に、ディスク記録再生手段60から外れてトレ
イ23上から後方へ滑り落ちようとするディスク1,2
を、ディスク外れ防止手段130により受け止めて、デ
ィスク1,2がトレイ23から外れることを防止でき
る。
装置19の全体を後方に傾けた状態で、ディスク記録再
生手段(詳細は後述する。)60を昇降させ、ディスク
記録再生手段60により介してディスク1,2を持ち上
げた場合に、ディスク記録再生手段60から外れてトレ
イ23上から後方へ滑り落ちようとするディスク1,2
を、ディスク外れ防止手段130により受け止めて、デ
ィスク1,2がトレイ23から外れることを防止でき
る。
【0024】すなわち図7〜図9に示されるように、滑
り落ちようとするディスク1,2の後部側縁は、トレイ
23に設けた一対のかぎ型爪131,132の傾斜面1
31a,132aにより受け止められ、そして傾斜面1
31a,132aの傾斜方向、切り欠き133,134
の存在、傾斜面135,136の傾斜方向によって、そ
の受け止め点を支点としてディスク1,2を回転させる
とともに、回転とともにディスク1,2を挟み込むこと
になり、以てディスク1,2がトレイ23から外れるこ
とを防止することができ、また、ディスク1,2への傷
つきを防止することができる。
り落ちようとするディスク1,2の後部側縁は、トレイ
23に設けた一対のかぎ型爪131,132の傾斜面1
31a,132aにより受け止められ、そして傾斜面1
31a,132aの傾斜方向、切り欠き133,134
の存在、傾斜面135,136の傾斜方向によって、そ
の受け止め点を支点としてディスク1,2を回転させる
とともに、回転とともにディスク1,2を挟み込むこと
になり、以てディスク1,2がトレイ23から外れるこ
とを防止することができ、また、ディスク1,2への傷
つきを防止することができる。
【0025】さらに、前記トレイ23が、前記かぎ型爪
131,132の直下にディスク載置面を有さない構成
により、かぎ型爪131,132の爪高さを低くして
も、容易にトレイ23によりディスク1,2を挟むこと
ができ、ディスク演奏装置19を小型化することができ
る。
131,132の直下にディスク載置面を有さない構成
により、かぎ型爪131,132の爪高さを低くして
も、容易にトレイ23によりディスク1,2を挟むこと
ができ、ディスク演奏装置19を小型化することができ
る。
【0026】次に、ディスク保持手段30の構成を、図
2、図10〜図12、図25、図26、図33において
説明する。前記ディスク収納位置Aにはディスク保持手
段30が設けられ、このディスク保持手段30は、複数
個のスペーサー38を係脱自在に保持する上下一対のス
ピンドルである上スピンドル31と下スピンドル41と
を有し、下スピンドル41の昇降と前記スペーサー38
の垂直駆動によりディスク1,2を前記ディスク搬送手
段21との間で受け渡し可能としている。
2、図10〜図12、図25、図26、図33において
説明する。前記ディスク収納位置Aにはディスク保持手
段30が設けられ、このディスク保持手段30は、複数
個のスペーサー38を係脱自在に保持する上下一対のス
ピンドルである上スピンドル31と下スピンドル41と
を有し、下スピンドル41の昇降と前記スペーサー38
の垂直駆動によりディスク1,2を前記ディスク搬送手
段21との間で受け渡し可能としている。
【0027】すなわち、32はスピンドル取付板で、前
記側板20Bの後半部で上面間に設けられており、その
中央下部には前記上スピンドル31が設けられている。
また、42はスピンドル取付板32に下方から対向され
る昇降基台(スピンドルベース)で、昇降手段(後述す
る。)によって垂直方向に駆動されるよう構成されてお
り、その中央上部には前記下スピンドル41が設けられ
ている。
記側板20Bの後半部で上面間に設けられており、その
中央下部には前記上スピンドル31が設けられている。
また、42はスピンドル取付板32に下方から対向され
る昇降基台(スピンドルベース)で、昇降手段(後述す
る。)によって垂直方向に駆動されるよう構成されてお
り、その中央上部には前記下スピンドル41が設けられ
ている。
【0028】前記上スピンドル31は、上スピンドル本
体31aの上端にフランジ31bを有し、このフランジ
31bに形成された係合片31cがスピンドル取付板3
2に形成された係合孔32aに係合する。上スピンドル
本体31aの外周部には、ディスク押え33が嵌め込ま
れており、上スピンドル本体31aの上下方向の溝31
eに沿って移動可能である。このディスク押え33は、
フランジ31bとの間に設けられたディスク押えばね3
4によって下方向に付勢されている。
体31aの上端にフランジ31bを有し、このフランジ
31bに形成された係合片31cがスピンドル取付板3
2に形成された係合孔32aに係合する。上スピンドル
本体31aの外周部には、ディスク押え33が嵌め込ま
れており、上スピンドル本体31aの上下方向の溝31
eに沿って移動可能である。このディスク押え33は、
フランジ31bとの間に設けられたディスク押えばね3
4によって下方向に付勢されている。
【0029】上スピンドル本体31a内部には、保持爪
35が収納されている。この保持爪35は、スペーサ3
8を上スピンドル31に保持するための爪部35aと、
下スピンドル41側の凸部44cが突き当たる芯部35
bと、上ストッパ35cとからなり、合成樹脂によって
一体成形されている。
35が収納されている。この保持爪35は、スペーサ3
8を上スピンドル31に保持するための爪部35aと、
下スピンドル41側の凸部44cが突き当たる芯部35
bと、上ストッパ35cとからなり、合成樹脂によって
一体成形されている。
【0030】前記保持爪35は、スピンドル取付板32
との間に設けられた爪開きばね36によって下方に付勢
されているが、押し部31dによって飛び出るのを妨げ
ている。この押し部31dは、上スピンドル本体31a
と一体的に成形され、後述する離脱防止爪48の押し下
げ片48aの先端が突き当たる。
との間に設けられた爪開きばね36によって下方に付勢
されているが、押し部31dによって飛び出るのを妨げ
ている。この押し部31dは、上スピンドル本体31a
と一体的に成形され、後述する離脱防止爪48の押し下
げ片48aの先端が突き当たる。
【0031】爪部35aは、根元部分が薄板でできてい
るため、内、外方向に曲がるよう構成されている。この
爪部35aの先端部35dはフック状になっており、上
スピンドル本体31aに接する部分は内側に傾斜してい
る。保持爪35の芯部35bは、爪部35aの先端部3
5dが上スピンドル本体31a内に十分後退できるよう
に、先端部35dが当たる位置に3本の縦溝35eが形
成されている。
るため、内、外方向に曲がるよう構成されている。この
爪部35aの先端部35dはフック状になっており、上
スピンドル本体31aに接する部分は内側に傾斜してい
る。保持爪35の芯部35bは、爪部35aの先端部3
5dが上スピンドル本体31a内に十分後退できるよう
に、先端部35dが当たる位置に3本の縦溝35eが形
成されている。
【0032】前記下スピンドル41は、外筒43と内筒
44からなる下スピンドル本体45と、内筒44に嵌め
込まれた離脱防止爪48などから構成されている。内筒
44は昇降基台42に形成された下軸42aに嵌め込ま
れ、下端の係止片44aが昇降基台42に係合して固定
されている。外筒43は下端にフランジ43aを有し、
このフランジ43aの底面にリング状ギヤ43bが設け
られている。このリング状ギヤ43bは、ギヤ列(後述
する。)の第2中間部ギア157と噛み合って、外筒4
3を回転させる。
44からなる下スピンドル本体45と、内筒44に嵌め
込まれた離脱防止爪48などから構成されている。内筒
44は昇降基台42に形成された下軸42aに嵌め込ま
れ、下端の係止片44aが昇降基台42に係合して固定
されている。外筒43は下端にフランジ43aを有し、
このフランジ43aの底面にリング状ギヤ43bが設け
られている。このリング状ギヤ43bは、ギヤ列(後述
する。)の第2中間部ギア157と噛み合って、外筒4
3を回転させる。
【0033】外筒43の外周部には雄ネジ43cが形成
され、この雄ネジ43cに、スペーサ38を上下させる
ネジ部46が螺合している。ネジ部46には、外筒43
の回転と共に回転しないように回転ストッパー47が取
り付けられている。回転ストッパー47は、その一端が
ネジ部46に、他端が昇降基台42に軸支されている。
され、この雄ネジ43cに、スペーサ38を上下させる
ネジ部46が螺合している。ネジ部46には、外筒43
の回転と共に回転しないように回転ストッパー47が取
り付けられている。回転ストッパー47は、その一端が
ネジ部46に、他端が昇降基台42に軸支されている。
【0034】離脱防止爪48は、外側に開いた3本の爪
部48bと、これら爪部48bと爪部48bの間に形成
された3本の押し下げ片48aと、下方に突出する下ス
トッパー48dとから構成されている。
部48bと、これら爪部48bと爪部48bの間に形成
された3本の押し下げ片48aと、下方に突出する下ス
トッパー48dとから構成されている。
【0035】内筒44の上部には、爪部48bの先端が
出退するための3個の爪孔44bが形成されている(図
12参照)。これらの爪孔44bと爪孔44bの間に、
押し下げ片48aの先端が突き出るように小孔が形成さ
れている。この離脱防止爪48は、下軸42a内の圧縮
ばね49によって上方に押し上げられ、爪部48bの先
端部48eが爪孔44bから突出し、押し下げ片48a
が小孔から突出している。また、内筒44の上部中央に
は、保持爪35を押し上げる凸部44cが形成されてい
る。この凸部44cの下部側面は、爪部48bが爪孔4
4bから出入りしやすいように傾斜している。
出退するための3個の爪孔44bが形成されている(図
12参照)。これらの爪孔44bと爪孔44bの間に、
押し下げ片48aの先端が突き出るように小孔が形成さ
れている。この離脱防止爪48は、下軸42a内の圧縮
ばね49によって上方に押し上げられ、爪部48bの先
端部48eが爪孔44bから突出し、押し下げ片48a
が小孔から突出している。また、内筒44の上部中央に
は、保持爪35を押し上げる凸部44cが形成されてい
る。この凸部44cの下部側面は、爪部48bが爪孔4
4bから出入りしやすいように傾斜している。
【0036】なお、昇降基台42の左右両側には、外側
へのピン50,51が設けられており、その際に一方
(右側)のピン50は一本、他方(左側)のピン51は
前後に二本が設けられる。また、52は上下送り検出セ
ンサであり、フランジ43aの外周に形成されたスリッ
ト43dを検出して回転数をカウントするよう構成され
ている。
へのピン50,51が設けられており、その際に一方
(右側)のピン50は一本、他方(左側)のピン51は
前後に二本が設けられる。また、52は上下送り検出セ
ンサであり、フランジ43aの外周に形成されたスリッ
ト43dを検出して回転数をカウントするよう構成され
ている。
【0037】以上の31〜52などにより、ディスク保
持手段30の一例が構成される。そして、このディスク
保持手段30は、次のように作動される。すなわち、図
10は下スピンドル41に5枚のディスク1、2が格納
され、上スピンドル31と下スピンドル41が離間した
状態を示している。昇降手段(後述する。)によって昇
降基台42が上昇(矢印ハ方向)すると、この昇降基台
42に取り付けられた下スピンドル41も上昇する。
持手段30の一例が構成される。そして、このディスク
保持手段30は、次のように作動される。すなわち、図
10は下スピンドル41に5枚のディスク1、2が格納
され、上スピンドル31と下スピンドル41が離間した
状態を示している。昇降手段(後述する。)によって昇
降基台42が上昇(矢印ハ方向)すると、この昇降基台
42に取り付けられた下スピンドル41も上昇する。
【0038】下スピンドル41の上昇によって、120
°の角度で配置された3個の保持爪35と、離脱防止爪
48がお互い同士の間に嵌まり込んで、凸部44cが保
持爪35の芯部35bに突き当たる。さらに、凸部44
cが爪開きばね36の力に抗しながら保持爪35を押し
上げていくと、保持爪35の先端部35dが上スピンド
ル本体31a内に入り込む。このためスペーサ38が、
爪部35aの先端部に妨げられることなく上スピンドル
31側に移動される。
°の角度で配置された3個の保持爪35と、離脱防止爪
48がお互い同士の間に嵌まり込んで、凸部44cが保
持爪35の芯部35bに突き当たる。さらに、凸部44
cが爪開きばね36の力に抗しながら保持爪35を押し
上げていくと、保持爪35の先端部35dが上スピンド
ル本体31a内に入り込む。このためスペーサ38が、
爪部35aの先端部に妨げられることなく上スピンドル
31側に移動される。
【0039】同時に、離脱防止爪48の押し下げ片48
aが、上スピンドル31の押し部31dに突き当たる。
押し部31dが圧縮ばね49の力に抗しながら離脱防止
爪48を下方向に押し戻すと、離脱防止爪48の爪部4
8bの先端部48eが、内筒44内に後退する。このた
め、スペーサ38が下スピンドル41から上スピンドル
31側に移動可能となる(図11参照)。
aが、上スピンドル31の押し部31dに突き当たる。
押し部31dが圧縮ばね49の力に抗しながら離脱防止
爪48を下方向に押し戻すと、離脱防止爪48の爪部4
8bの先端部48eが、内筒44内に後退する。このた
め、スペーサ38が下スピンドル41から上スピンドル
31側に移動可能となる(図11参照)。
【0040】上記のような状態で、ギヤ列の第2中間部
ギア157の回転力が、リング状ギヤ43bに伝えられ
外筒43を回転させる。この外筒43の回転によって、
ネジ部46が下スピンドル41に沿って上昇し、スペー
サ38を押し上げる。ネジ部46がディスク1、2を下
スピンドル41から上スピンドル31へ移動させ、必要
なディスク1、2が上スピンドル31の下端に位置した
時に止まる。
ギア157の回転力が、リング状ギヤ43bに伝えられ
外筒43を回転させる。この外筒43の回転によって、
ネジ部46が下スピンドル41に沿って上昇し、スペー
サ38を押し上げる。ネジ部46がディスク1、2を下
スピンドル41から上スピンドル31へ移動させ、必要
なディスク1、2が上スピンドル31の下端に位置した
時に止まる。
【0041】なお、上スピンドル31のディスク1、2
を下スピンドル41に移動させるには外筒43を逆回転
しネジ部46を下げればよい。また移動量は、下スピン
ドル41と一体のフランジ43aの回転数を上下送り検
出センサ52がカウントし、このカウント数に基づいて
停止などすることで制御される。
を下スピンドル41に移動させるには外筒43を逆回転
しネジ部46を下げればよい。また移動量は、下スピン
ドル41と一体のフランジ43aの回転数を上下送り検
出センサ52がカウントし、このカウント数に基づいて
停止などすることで制御される。
【0042】そして、昇降手段によって昇降基台42が
下降(矢印ニ方向)させて、いったん、上スピンドル3
1と下スピンドル41を離間させた後、上スピンドル3
1と下スピンドル41の間に、トレイ23を移動させ
る。
下降(矢印ニ方向)させて、いったん、上スピンドル3
1と下スピンドル41を離間させた後、上スピンドル3
1と下スピンドル41の間に、トレイ23を移動させ
る。
【0043】上スピンドル31と下スピンドル41が離
間すると、爪開きばね36によって保持爪35が下方に
押し下げられ、爪部35aの先端部35dが上スピンド
ル31の外周壁から飛び出し、上スピンドル31に移動
したスペーサ38及びディスク1、2を保持する。同時
に、離脱防止爪48が圧縮ばね49によって上方に押し
上げられ、爪部35aが爪孔44bから突出して下スピ
ンドル41に嵌まっているスペーサ38が下スピンドル
41から離脱するのを防止する。
間すると、爪開きばね36によって保持爪35が下方に
押し下げられ、爪部35aの先端部35dが上スピンド
ル31の外周壁から飛び出し、上スピンドル31に移動
したスペーサ38及びディスク1、2を保持する。同時
に、離脱防止爪48が圧縮ばね49によって上方に押し
上げられ、爪部35aが爪孔44bから突出して下スピ
ンドル41に嵌まっているスペーサ38が下スピンドル
41から離脱するのを防止する。
【0044】上スピンドル31と下スピンドル41の間
にトレイ23が移動した状態で再度、昇降手段によって
下スピンドル41を上昇させる。下スピンドル41が上
スピンドル31に突き当たって、保持爪35の係止状態
を解除した状態で、スペーサ38を垂直駆動して1スリ
ツト分(下スピンドル41の1回転分)下降駆動したの
ち、再び、上スピンドル31と下スピンドル41を離間
させると、トレイ23に必要なディスク1、2が乗せら
れ、ディスク記録再生位置Bあるいは外部に運びだされ
る。
にトレイ23が移動した状態で再度、昇降手段によって
下スピンドル41を上昇させる。下スピンドル41が上
スピンドル31に突き当たって、保持爪35の係止状態
を解除した状態で、スペーサ38を垂直駆動して1スリ
ツト分(下スピンドル41の1回転分)下降駆動したの
ち、再び、上スピンドル31と下スピンドル41を離間
させると、トレイ23に必要なディスク1、2が乗せら
れ、ディスク記録再生位置Bあるいは外部に運びだされ
る。
【0045】次に、ディスク記録再生手段60の構成
を、図2、図3、図13、図24、図33において説明
する。前記ディスク記録再生位置Bには、前記装置本体
20側に昇降可能に支持されたディスク記録再生手段6
0が設けられる。このディスク記録再生手段60は、矢
印ハ−ニ方向に昇降可能な昇降台61を有し、この昇降
台61にディスク1,2の記録再生装置62が嵌め込み
状に設けられている。そして昇降台61と記録再生装置
62との間で複数箇所には、記録再生装置62を上昇付
勢する緩衝ばね63が設けられている。前記側板20B
の前半部で上面間に設けられた上部カバー67には、記
録再生装置62のディスククランパー64が一定の隙間
で支持されている。なお、昇降台61の左右両側には、
外側へのピン65,66がそれぞれ一本設けられてい
る。
を、図2、図3、図13、図24、図33において説明
する。前記ディスク記録再生位置Bには、前記装置本体
20側に昇降可能に支持されたディスク記録再生手段6
0が設けられる。このディスク記録再生手段60は、矢
印ハ−ニ方向に昇降可能な昇降台61を有し、この昇降
台61にディスク1,2の記録再生装置62が嵌め込み
状に設けられている。そして昇降台61と記録再生装置
62との間で複数箇所には、記録再生装置62を上昇付
勢する緩衝ばね63が設けられている。前記側板20B
の前半部で上面間に設けられた上部カバー67には、記
録再生装置62のディスククランパー64が一定の隙間
で支持されている。なお、昇降台61の左右両側には、
外側へのピン65,66がそれぞれ一本設けられてい
る。
【0046】以上の61〜67などにより、ディスク記
録再生手段60の一例が構成される。このディスク記録
再生手段60の昇降台61は、昇降手段(後述する。)
によって矢印ハ方向に上昇し、ディスク1,2をトレイ
23の上面から離したのち、記録再生装置62とディス
ククランパー64との間でクランプして、記録再生がで
きるよう構成されている。
録再生手段60の一例が構成される。このディスク記録
再生手段60の昇降台61は、昇降手段(後述する。)
によって矢印ハ方向に上昇し、ディスク1,2をトレイ
23の上面から離したのち、記録再生装置62とディス
ククランパー64との間でクランプして、記録再生がで
きるよう構成されている。
【0047】次に、前記下スピンドル41の昇降と前記
ディスク記録再生手段60の昇降を行う昇降手段70の
構成を、図3、図13、図21、図24〜図26、図3
3において説明する。
ディスク記録再生手段60の昇降を行う昇降手段70の
構成を、図3、図13、図21、図24〜図26、図3
3において説明する。
【0048】すなわち、装置本体20内には、この装置
本体20の側板20B側に支持案内されて矢印イ−ロ方
向に摺動可能な左右一対のプレート71,81が設けら
れる。そしてプレート71,81の後板20C寄りの端
部からは、相対向する方向への突出部72,82が一体
に連設され、これら突出部72,82には相対向する方
向への長孔73,83が形成されている。
本体20の側板20B側に支持案内されて矢印イ−ロ方
向に摺動可能な左右一対のプレート71,81が設けら
れる。そしてプレート71,81の後板20C寄りの端
部からは、相対向する方向への突出部72,82が一体
に連設され、これら突出部72,82には相対向する方
向への長孔73,83が形成されている。
【0049】一方(右側)のプレート71は単一の部品
の一例であって、前記下スピンドル41における昇降基
台42の一方に設けられたピン50が係合するカム溝7
4を後部に有し、そして前部には、内側に向いた上部ラ
ック75と下部ラック76とを有する。また他方(左
側)のプレート81は、前記昇降基台42の他方に設け
られた一対のピン51が係合する一対のカム溝84と、
前記ディスク記録再生手段60の他方に設けられたピン
66が係合するカム溝85とを、前後に振分けて有す
る。そして、前記ディスク記録再生手段60の一方に設
けられたピン65は、カムギヤ(後述する。)側のカム
溝96に係合されている。
の一例であって、前記下スピンドル41における昇降基
台42の一方に設けられたピン50が係合するカム溝7
4を後部に有し、そして前部には、内側に向いた上部ラ
ック75と下部ラック76とを有する。また他方(左
側)のプレート81は、前記昇降基台42の他方に設け
られた一対のピン51が係合する一対のカム溝84と、
前記ディスク記録再生手段60の他方に設けられたピン
66が係合するカム溝85とを、前後に振分けて有す
る。そして、前記ディスク記録再生手段60の一方に設
けられたピン65は、カムギヤ(後述する。)側のカム
溝96に係合されている。
【0050】ここで一方のプレート71のカム溝74
は、その前部側から後部側に亘って、前上位カム部74
a、V字状カム部74b、中間上位カム部74c、後上
位カム部74dの連続溝により形成されている(図1
4、図21参照)。なお、中間上位カム部74cと前上
位カム部74aは、後上位カム部74dに対して上位と
されている。
は、その前部側から後部側に亘って、前上位カム部74
a、V字状カム部74b、中間上位カム部74c、後上
位カム部74dの連続溝により形成されている(図1
4、図21参照)。なお、中間上位カム部74cと前上
位カム部74aは、後上位カム部74dに対して上位と
されている。
【0051】また他方のプレート81の後部と中間部の
カム溝84は、その前部側から後部側に亘って、前上位
カム部84a、中間上位カム部84b、V字状カム部8
4c、後上位カム部84dの連続溝により形成されてい
る(図25、図26参照)。なお、前上位カム部84a
は、中間上位カム部84bや後上位カム部84dに対し
て下位とされている。
カム溝84は、その前部側から後部側に亘って、前上位
カム部84a、中間上位カム部84b、V字状カム部8
4c、後上位カム部84dの連続溝により形成されてい
る(図25、図26参照)。なお、前上位カム部84a
は、中間上位カム部84bや後上位カム部84dに対し
て下位とされている。
【0052】さらに他方のプレート81の前部のカム溝
85は、その前部側から後部側に亘って、前下位カム部
85a、中間上位カム部85b、後下位カム部85cの
連続溝により形成されている(図25、図28参照)。
そしてカムギヤ側のカム溝96は螺旋状に形成されてい
る(図13、図24参照)。
85は、その前部側から後部側に亘って、前下位カム部
85a、中間上位カム部85b、後下位カム部85cの
連続溝により形成されている(図25、図28参照)。
そしてカムギヤ側のカム溝96は螺旋状に形成されてい
る(図13、図24参照)。
【0053】前記装置本体20内の後板20C寄りの位
置でその底板20Aからは軸86が立設され、この軸8
6にその中間部を介して回転可能に支持された連結レバ
ー87が設けられる。この連結レバー87の両端にはピ
ン88,89が立設され、これらピン88,89は前記
長孔73,83に係合されている。これにより、装置本
体20に回転可能に支持された連結レバー87により、
前記左右一対のプレート71,81が連結され、以てプ
レート71,81は互いに逆方向へ摺動される。
置でその底板20Aからは軸86が立設され、この軸8
6にその中間部を介して回転可能に支持された連結レバ
ー87が設けられる。この連結レバー87の両端にはピ
ン88,89が立設され、これらピン88,89は前記
長孔73,83に係合されている。これにより、装置本
体20に回転可能に支持された連結レバー87により、
前記左右一対のプレート71,81が連結され、以てプ
レート71,81は互いに逆方向へ摺動される。
【0054】前記装置本体20内には、前記下部ラック
76に噛み合う中間ギヤ90が、底板20A側から立設
された軸91を介して回転可能に設けられ、さらに、前
記中間ギヤ90に噛み合うカムギヤ92が、軸93を介
して回転可能に設けられている。このカムギヤ92の下
面側にはカム筒体94が一体化されている。そしてカム
筒体94の外周には、前記ディスク記録再生手段60の
一方に設けられたピン65が係合される前記カム溝96
が形成されている。
76に噛み合う中間ギヤ90が、底板20A側から立設
された軸91を介して回転可能に設けられ、さらに、前
記中間ギヤ90に噛み合うカムギヤ92が、軸93を介
して回転可能に設けられている。このカムギヤ92の下
面側にはカム筒体94が一体化されている。そしてカム
筒体94の外周には、前記ディスク記録再生手段60の
一方に設けられたピン65が係合される前記カム溝96
が形成されている。
【0055】以上の71〜96により昇降手段70の一
例が構成される。そして、この昇降手段70によると、
水平駆動手段(後述する。)側のギア回転力が上部ラッ
ク75を介して一方のプレート71に伝達されること
で、この一方のプレート71を矢印イ−ロ方向に摺動さ
せるとともに、連結レバー87を介して他方のプレート
81を逆方向へ摺動させる。これと同時に、下部ラック
76に噛み合う中間ギヤ90が回転され、そしてカムギ
ヤ92を介してカム筒体94が回転される。
例が構成される。そして、この昇降手段70によると、
水平駆動手段(後述する。)側のギア回転力が上部ラッ
ク75を介して一方のプレート71に伝達されること
で、この一方のプレート71を矢印イ−ロ方向に摺動さ
せるとともに、連結レバー87を介して他方のプレート
81を逆方向へ摺動させる。これと同時に、下部ラック
76に噛み合う中間ギヤ90が回転され、そしてカムギ
ヤ92を介してカム筒体94が回転される。
【0056】このように、左右のプレート71,81が
互いに逆方向へ摺動され、そして一方のプレート71の
移動に対応してカムギヤ92が回転されることで、カム
溝74,84を介して前記下スピンドル41の昇降基台
42を矢印ハ−ニ方向に昇降させるとともに、カム溝9
6,85を介して前記ディスク記録再生手段60を矢印
ハ−ニ方向に昇降させることになる。なお、カム溝7
4,84、96,85の形成位置やカム形状は、プレー
ト71,81の移動に伴って、後述するタイミングが好
適に行われるように設定されている。
互いに逆方向へ摺動され、そして一方のプレート71の
移動に対応してカムギヤ92が回転されることで、カム
溝74,84を介して前記下スピンドル41の昇降基台
42を矢印ハ−ニ方向に昇降させるとともに、カム溝9
6,85を介して前記ディスク記録再生手段60を矢印
ハ−ニ方向に昇降させることになる。なお、カム溝7
4,84、96,85の形成位置やカム形状は、プレー
ト71,81の移動に伴って、後述するタイミングが好
適に行われるように設定されている。
【0057】すなわち、図21(A)、図26、図28
に示すプレイ時では、昇降基台42の一方のピン50は
カム溝74の中間上位カム部74cに係合し、昇降基台
42の他方のピン51はカム溝84の中間上位カム部8
4bに係合し、ディスク記録再生手段60の他方のピン
66はカム溝85の中間上位カム部85bに係合し、デ
ィスク記録再生手段60の一方のピン65はカム溝96
に係合するように設定されている。
に示すプレイ時では、昇降基台42の一方のピン50は
カム溝74の中間上位カム部74cに係合し、昇降基台
42の他方のピン51はカム溝84の中間上位カム部8
4bに係合し、ディスク記録再生手段60の他方のピン
66はカム溝85の中間上位カム部85bに係合し、デ
ィスク記録再生手段60の一方のピン65はカム溝96
に係合するように設定されている。
【0058】また図29に示す下スピンドル下降でかつ
トレイフロント時では、昇降基台42の一方のピン50
はカム溝74のV字状カム部74bに係合し、昇降基台
42の他方のピン51はカム溝84のV字状カム部84
cに係合し、ディスク記録再生手段60の他方のピン6
6はカム溝85の後下位カム部85cに係合し、ディス
ク記録再生手段60の一方のピン65はカム溝96に係
合するように設定されている。
トレイフロント時では、昇降基台42の一方のピン50
はカム溝74のV字状カム部74bに係合し、昇降基台
42の他方のピン51はカム溝84のV字状カム部84
cに係合し、ディスク記録再生手段60の他方のピン6
6はカム溝85の後下位カム部85cに係合し、ディス
ク記録再生手段60の一方のピン65はカム溝96に係
合するように設定されている。
【0059】また図30に示す下スピンドル下降でかつ
トレイリヤ時では、昇降基台42の一方のピン50はカ
ム溝74のV字状カム部74bに係合し、昇降基台42
の他方のピン51はカム溝84のV字状カム部84cに
係合し、ディスク記録再生手段60の他方のピン66は
カム溝85の後下位カム部85cに係合し、ディスク記
録再生手段60の一方のピン65はカム溝96に係合す
るように設定されている。
トレイリヤ時では、昇降基台42の一方のピン50はカ
ム溝74のV字状カム部74bに係合し、昇降基台42
の他方のピン51はカム溝84のV字状カム部84cに
係合し、ディスク記録再生手段60の他方のピン66は
カム溝85の後下位カム部85cに係合し、ディスク記
録再生手段60の一方のピン65はカム溝96に係合す
るように設定されている。
【0060】また図21(C)、図31に示すディスク
ストック時では、昇降基台42の一方のピン50はカム
溝74の前上位カム部74aに係合し、昇降基台42の
他方のピン51はカム溝84の後上位カム部84dに係
合し、ディスク記録再生手段60の他方のピン66はカ
ム溝85の後下位カム部85cに係合し、ディスク記録
再生手段60の一方のピン65はカム溝96に係合する
ように設定されている。
ストック時では、昇降基台42の一方のピン50はカム
溝74の前上位カム部74aに係合し、昇降基台42の
他方のピン51はカム溝84の後上位カム部84dに係
合し、ディスク記録再生手段60の他方のピン66はカ
ム溝85の後下位カム部85cに係合し、ディスク記録
再生手段60の一方のピン65はカム溝96に係合する
ように設定されている。
【0061】また図21(B)、図32に示すディスク
チェンジ状態では、昇降基台42の一方のピン50はカ
ム溝74の中間上位カム部74cに係合し、昇降基台4
2の他方のピン51はカム溝84の中間上位カム部84
bに係合し、ディスク記録再生手段60の他方のピン6
6はカム溝85の中間上位カム部85bに係合し、ディ
スク記録再生手段60の一方のピン65はカム溝96に
係合するように設定されている。
チェンジ状態では、昇降基台42の一方のピン50はカ
ム溝74の中間上位カム部74cに係合し、昇降基台4
2の他方のピン51はカム溝84の中間上位カム部84
bに係合し、ディスク記録再生手段60の他方のピン6
6はカム溝85の中間上位カム部85bに係合し、ディ
スク記録再生手段60の一方のピン65はカム溝96に
係合するように設定されている。
【0062】上述したように前記昇降手段70は、単一
の部品である一方のプレート71の移動が同時に、前記
下スピンドル41の昇降と前記ディスク記録再生手段6
0の昇降に作用するように構成されている。したがっ
て、ディスク保持手段30の下スピンドル41の昇降
と、ディスク記録再生手段60の昇降を同一のプレート
71により駆動することで、容易に双方の昇降のタイミ
ングを合わせることができ、昇降中の演奏ディスクと収
納部の保持ディスクの隙間が変化することなく昇降でき
るので、昇降中のディスク同士の接触を防ぐことができ
る。
の部品である一方のプレート71の移動が同時に、前記
下スピンドル41の昇降と前記ディスク記録再生手段6
0の昇降に作用するように構成されている。したがっ
て、ディスク保持手段30の下スピンドル41の昇降
と、ディスク記録再生手段60の昇降を同一のプレート
71により駆動することで、容易に双方の昇降のタイミ
ングを合わせることができ、昇降中の演奏ディスクと収
納部の保持ディスクの隙間が変化することなく昇降でき
るので、昇降中のディスク同士の接触を防ぐことができ
る。
【0063】また、ディスク保持手段30の下スピンド
ル41の昇降とディスク記録再生手段60の昇降とを、
カム溝74、84,85を有するプレート71,81に
より駆動するよう構成したことにより、下スピンドル4
1の昇降とディスク記録再生手段60の昇降とを、簡単
な構成でタイミングがずれることなく行える。
ル41の昇降とディスク記録再生手段60の昇降とを、
カム溝74、84,85を有するプレート71,81に
より駆動するよう構成したことにより、下スピンドル4
1の昇降とディスク記録再生手段60の昇降とを、簡単
な構成でタイミングがずれることなく行える。
【0064】さらに、下スピンドル41とディスク記録
再生手段60の、共通の昇降手段70の一部に、左右一
対のプレート71,81と、中間ギヤ90で連結されプ
レート71の移動と同期して回転するカムギヤ92を用
いた構成により、ディスク記録再生手段60の左右に設
けられたピン65,66の幅方向のピッチと下スピンド
ル41の昇降基台42の左右に設けられたピン50,5
1の幅方向のピッチが違うときでも、簡単な構成のま
ま、双方の昇降のタイミングがずれることなく、昇降を
行える。
再生手段60の、共通の昇降手段70の一部に、左右一
対のプレート71,81と、中間ギヤ90で連結されプ
レート71の移動と同期して回転するカムギヤ92を用
いた構成により、ディスク記録再生手段60の左右に設
けられたピン65,66の幅方向のピッチと下スピンド
ル41の昇降基台42の左右に設けられたピン50,5
1の幅方向のピッチが違うときでも、簡単な構成のま
ま、双方の昇降のタイミングがずれることなく、昇降を
行える。
【0065】次に、前記ディスク搬送手段21と前記昇
降手段70を駆動可能な水平駆動手段100の構成を、
図14〜図20、図22、図33において説明する。す
なわち、水平駆動手段100は、減速機構(後述す
る。)を介して駆動源に接続された駆動ギヤ101を有
し、この駆動ギヤ101は、底板20A側から立設され
た軸102に回転可能に取付けられている。前記デイス
ク搬送手段21のキャリア27側およびトレイベース2
2に支持案内されて矢印イ−ロ方向に相対的に摺動可能
な駆動ラック103が設けられ、この駆動ラック103
のラック104は内側の側面に形成され、前記駆動ギヤ
101と噛み合っている。
降手段70を駆動可能な水平駆動手段100の構成を、
図14〜図20、図22、図33において説明する。す
なわち、水平駆動手段100は、減速機構(後述す
る。)を介して駆動源に接続された駆動ギヤ101を有
し、この駆動ギヤ101は、底板20A側から立設され
た軸102に回転可能に取付けられている。前記デイス
ク搬送手段21のキャリア27側およびトレイベース2
2に支持案内されて矢印イ−ロ方向に相対的に摺動可能
な駆動ラック103が設けられ、この駆動ラック103
のラック104は内側の側面に形成され、前記駆動ギヤ
101と噛み合っている。
【0066】前記駆動ラック103の所定箇所には、軸
105を介して増速ギヤ106が回転可能に設けられて
いる。この増速ギヤ106は、同数歯でかつモジュール
の異なる大小2つのギヤ106A,106Bで構成され
た2段ギヤであり、前記小ギヤ106Bが前記昇降手段
70側に設けられた一方のプレート71のラック75に
噛み合い、かつ前記大ギヤ106Aが前記ディスク搬送
手段21側に設けられたキャリア27のラック28に噛
み合っている。
105を介して増速ギヤ106が回転可能に設けられて
いる。この増速ギヤ106は、同数歯でかつモジュール
の異なる大小2つのギヤ106A,106Bで構成され
た2段ギヤであり、前記小ギヤ106Bが前記昇降手段
70側に設けられた一方のプレート71のラック75に
噛み合い、かつ前記大ギヤ106Aが前記ディスク搬送
手段21側に設けられたキャリア27のラック28に噛
み合っている。
【0067】前記トレイベース22の前部側には、キャ
リア27ならびにプレート71の矢印イ方向への摺動を
規制するストッパ具110と、キャリア27の矢印ロ方
向への摺動を阻止するキャリアロック具112とが設け
られている。
リア27ならびにプレート71の矢印イ方向への摺動を
規制するストッパ具110と、キャリア27の矢印ロ方
向への摺動を阻止するキャリアロック具112とが設け
られている。
【0068】すなわちストッパ具110はL字形のレバ
ー形式であって、トレイベース22側にピン111を介
して回動可能に設けられており、その一方の腕部は、前
記キャリア27の前端部に形成された当接部27aが当
接可能な受止め部110aに形成されている。また他方
の腕部には、前記プレート71の先端に形成された先端
当接部71dが当接可能な受止め部110bと、前記キ
ャリア27側に係合可能な係止部110cとが形成され
ている。
ー形式であって、トレイベース22側にピン111を介
して回動可能に設けられており、その一方の腕部は、前
記キャリア27の前端部に形成された当接部27aが当
接可能な受止め部110aに形成されている。また他方
の腕部には、前記プレート71の先端に形成された先端
当接部71dが当接可能な受止め部110bと、前記キ
ャリア27側に係合可能な係止部110cとが形成され
ている。
【0069】この係止部110cは、前記キャリア27
の当接部27aが受止め部110aに当接されてストッ
パ具110がピン111の周りに所定量回転されたとき
に、前記キャリア27の外側面に形成されている係止凹
部27bに係合されるように構成されている。
の当接部27aが受止め部110aに当接されてストッ
パ具110がピン111の周りに所定量回転されたとき
に、前記キャリア27の外側面に形成されている係止凹
部27bに係合されるように構成されている。
【0070】前記キャリアロック具112もL字形のレ
バー形式であって、トレイベース22側にピン113を
介して回動可能に設けられており、その一方の腕部は、
前記キャリア27の内側面に形成されているストッパ用
凹部27cに係合可能なストッパ部112aに形成され
ている。また他方の腕部には、ロック解除用の回転受け
部112bに形成されている。
バー形式であって、トレイベース22側にピン113を
介して回動可能に設けられており、その一方の腕部は、
前記キャリア27の内側面に形成されているストッパ用
凹部27cに係合可能なストッパ部112aに形成され
ている。また他方の腕部には、ロック解除用の回転受け
部112bに形成されている。
【0071】前記ストッパ具110とキャリアロック具
112とに亘って、これらストッパ具110とキャリア
ロック具112を回転付勢する共通の付勢ばね114が
設けられている。ここで付勢ばね114は、ストッパ具
110を解除方向に付勢し、キャリアロック具112を
係合方向へ付勢するように配設されている。
112とに亘って、これらストッパ具110とキャリア
ロック具112を回転付勢する共通の付勢ばね114が
設けられている。ここで付勢ばね114は、ストッパ具
110を解除方向に付勢し、キャリアロック具112を
係合方向へ付勢するように配設されている。
【0072】前記装置本体20の前部には、前記キャリ
アロック具112をロック解除方向へ回動させるためな
どの操作具115が設けられる。この操作具115はレ
バー形式であって、装置本体20側にピン116を介し
て回動可能に設けられている。
アロック具112をロック解除方向へ回動させるためな
どの操作具115が設けられる。この操作具115はレ
バー形式であって、装置本体20側にピン116を介し
て回動可能に設けられている。
【0073】この操作具115の第一の腕部には、前記
一方のプレート71側に形成された前部当接部71aが
当接可能な受止め部115aが形成されている。また第
二の腕部には、前記キャリアロック具112のロック解
除用の回転受け部112bに後部側から当接可能な回転
操作部115bが形成されている。そして第三の腕部に
は、前記トレイベース22の下面側に設けられたロック
用カム溝22aに対して横方向から係脱可能なカムピン
115cが形成されている。なおロック用カム溝22a
は、カムピン115cの移動軌跡に沿うように曲面形成
されている。
一方のプレート71側に形成された前部当接部71aが
当接可能な受止め部115aが形成されている。また第
二の腕部には、前記キャリアロック具112のロック解
除用の回転受け部112bに後部側から当接可能な回転
操作部115bが形成されている。そして第三の腕部に
は、前記トレイベース22の下面側に設けられたロック
用カム溝22aに対して横方向から係脱可能なカムピン
115cが形成されている。なおロック用カム溝22a
は、カムピン115cの移動軌跡に沿うように曲面形成
されている。
【0074】前記操作具115を回動付勢するためのば
ね117が設けられ、その際に付勢方向は、受止め部1
15aが後部側へ移行するように設定されている。前記
装置本体20の中間部には、矢印イ方向へ最も移動した
一方のプレート71が矢印ロ方向へ移動することを阻止
するとともに、トレイベース22の矢印ロ方向へ移動限
を規制する中間ロック具120が設けられる。この中間
ロック具120はレバー形式であって、その中央部位置
が、装置本体20側にピン121を介して回動可能に設
けられている。
ね117が設けられ、その際に付勢方向は、受止め部1
15aが後部側へ移行するように設定されている。前記
装置本体20の中間部には、矢印イ方向へ最も移動した
一方のプレート71が矢印ロ方向へ移動することを阻止
するとともに、トレイベース22の矢印ロ方向へ移動限
を規制する中間ロック具120が設けられる。この中間
ロック具120はレバー形式であって、その中央部位置
が、装置本体20側にピン121を介して回動可能に設
けられている。
【0075】前記中間ロック具120の前端には、前記
プレート71の中間部に設けられた中間当接部71bが
当接可能な受止め部120aが形成されている。そして
中間ロック具120の後部寄りの位置には、トレイベー
ス22の後部寄りの位置に設けられた駆動カム部22b
(図4参照)が当接自在な受動カム部120bが形成さ
れている。また中間ロック具120の後端には、トレイ
ベース22の後部寄りの位置に設けられた被ストッパ部
22c(図4参照)が当接自在なストッパ部120cが
形成されている。なお中間ロック具120は、受止め部
120aが後部当接部71bの移動軌跡内に突入される
ように、ばね122により付勢されている。
プレート71の中間部に設けられた中間当接部71bが
当接可能な受止め部120aが形成されている。そして
中間ロック具120の後部寄りの位置には、トレイベー
ス22の後部寄りの位置に設けられた駆動カム部22b
(図4参照)が当接自在な受動カム部120bが形成さ
れている。また中間ロック具120の後端には、トレイ
ベース22の後部寄りの位置に設けられた被ストッパ部
22c(図4参照)が当接自在なストッパ部120cが
形成されている。なお中間ロック具120は、受止め部
120aが後部当接部71bの移動軌跡内に突入される
ように、ばね122により付勢されている。
【0076】前記装置本体20の後部には、矢印ロ方向
へ移動した一方のプレート71を一旦受け止めるととも
に、一方のプレート71がさらに矢印ロ方向へ最も移動
したときにキャリヤ27のロックを行うリヤロック具1
23が設けられる。このリヤロック具123はL字形の
レバー形式であって、その中央部位置が、装置本体20
側にピン124を介して回動可能に設けられている。
へ移動した一方のプレート71を一旦受け止めるととも
に、一方のプレート71がさらに矢印ロ方向へ最も移動
したときにキャリヤ27のロックを行うリヤロック具1
23が設けられる。このリヤロック具123はL字形の
レバー形式であって、その中央部位置が、装置本体20
側にピン124を介して回動可能に設けられている。
【0077】前記リヤロック具123の前向き腕部の前
端には、前記プレート71の後端に設けられた後端当接
部71cが当接可能な受止め部123aが形成されてい
る。そしてリヤロック具123の横向き腕部には、キャ
リヤ27の後端に設けられた後端当接部27dが当接可
能な当接部123bが形成されている。また受止め部1
23aの部分には、キャリヤ27の後部寄りの位置に設
けられた外側開放の係止凹部27eに対して外側から係
脱自在な係止部123cが形成されている。なおリヤロ
ック具123は、受止め部123aが後端当接部71c
の移動軌跡内に突入されるように、ばね125により付
勢されている。
端には、前記プレート71の後端に設けられた後端当接
部71cが当接可能な受止め部123aが形成されてい
る。そしてリヤロック具123の横向き腕部には、キャ
リヤ27の後端に設けられた後端当接部27dが当接可
能な当接部123bが形成されている。また受止め部1
23aの部分には、キャリヤ27の後部寄りの位置に設
けられた外側開放の係止凹部27eに対して外側から係
脱自在な係止部123cが形成されている。なおリヤロ
ック具123は、受止め部123aが後端当接部71c
の移動軌跡内に突入されるように、ばね125により付
勢されている。
【0078】以上の101〜125によって、前記ディ
スク搬送手段21と前記昇降手段70を駆動可能な水平
駆動手段100の一例が構成される。この水平駆動手段
100によると、減速機構を介して駆動源により駆動ギ
ヤ101を正逆に回転駆動することで、駆動ラック10
3を矢印イ−ロ方向に摺動させる。そして駆動ラック1
03の摺動により、増速ギヤ106などを介して前記デ
ィスク搬送手段21と前記昇降手段70とを駆動させ
る。
スク搬送手段21と前記昇降手段70を駆動可能な水平
駆動手段100の一例が構成される。この水平駆動手段
100によると、減速機構を介して駆動源により駆動ギ
ヤ101を正逆に回転駆動することで、駆動ラック10
3を矢印イ−ロ方向に摺動させる。そして駆動ラック1
03の摺動により、増速ギヤ106などを介して前記デ
ィスク搬送手段21と前記昇降手段70とを駆動させ
る。
【0079】すなわち、たとえば図16の(A)に示す
プレイ時には、キャリア27は前端限まで移動され、そ
の当接部27aが受止め部110aに当接されること
で、ストッパ具110は付勢ばね114に抗して回動さ
れ、以て係止部110cが前記キャリア27の係止凹部
27bに係合されている。これによりキャリア27の前
端限への移動位置が維持されている。またキャリアロッ
ク具112も、その回転受け部112bが操作具115
の回転操作部115bに当接されることで、付勢ばね1
14に抗して回動され、ストッパ用凹部27cに対して
ストッパ部112aが離脱されている。
プレイ時には、キャリア27は前端限まで移動され、そ
の当接部27aが受止め部110aに当接されること
で、ストッパ具110は付勢ばね114に抗して回動さ
れ、以て係止部110cが前記キャリア27の係止凹部
27bに係合されている。これによりキャリア27の前
端限への移動位置が維持されている。またキャリアロッ
ク具112も、その回転受け部112bが操作具115
の回転操作部115bに当接されることで、付勢ばね1
14に抗して回動され、ストッパ用凹部27cに対して
ストッパ部112aが離脱されている。
【0080】そして中間ロック具120は、その受動カ
ム部120bにトレイベース22の駆動カム部22bが
作用されることでばね122に抗して回動され、その受
止め部120aを後部当接部71bの移動軌跡外に位置
させている。さらにリヤロック具123は、ばね125
の付勢力により回動され、受止め部123aが後端当接
部71cの移動軌跡内に突入されている。また昇降手段
70は、一方のプレート71が前端側へ摺動されている
ことで上昇作動され、以て下スピンドル41ならびに記
録再生装置62を上昇させている。
ム部120bにトレイベース22の駆動カム部22bが
作用されることでばね122に抗して回動され、その受
止め部120aを後部当接部71bの移動軌跡外に位置
させている。さらにリヤロック具123は、ばね125
の付勢力により回動され、受止め部123aが後端当接
部71cの移動軌跡内に突入されている。また昇降手段
70は、一方のプレート71が前端側へ摺動されている
ことで上昇作動され、以て下スピンドル41ならびに記
録再生装置62を上昇させている。
【0081】このようなプレイ時から、演奏を終えたデ
ィスク1,2をディスク収納位置Aに戻すとき、まず駆
動ギヤ101を図16の(B)において矢印ホの方向へ
回転させる。これにより駆動ラック103が矢印ロ方向
に摺動されるが、このとき、キャリア27はストッパ具
110により移動が阻止されていることから、駆動ラッ
ク103に軸支されている増速ギヤ106は、キャリア
27のラック28に対して大ギヤ106Aを噛み合わせ
回転させることになる。その結果、増速ギヤ106の小
ギヤ106Bの回転によって、上部ラック75を介して
一方のプレート71が矢印ロ方向に摺動され、その摺動
は後端当接部71cが受止め部123aに当接するまで
行われる。
ィスク1,2をディスク収納位置Aに戻すとき、まず駆
動ギヤ101を図16の(B)において矢印ホの方向へ
回転させる。これにより駆動ラック103が矢印ロ方向
に摺動されるが、このとき、キャリア27はストッパ具
110により移動が阻止されていることから、駆動ラッ
ク103に軸支されている増速ギヤ106は、キャリア
27のラック28に対して大ギヤ106Aを噛み合わせ
回転させることになる。その結果、増速ギヤ106の小
ギヤ106Bの回転によって、上部ラック75を介して
一方のプレート71が矢印ロ方向に摺動され、その摺動
は後端当接部71cが受止め部123aに当接するまで
行われる。
【0082】前述した一方のプレート71の矢印ロ方向
への摺動によって、昇降手段70は下降作動されること
になり、以て下スピンドル41ならびに記録再生装置6
2を下降させる。その際に増速ギヤ106では減速伝動
状態になり、以て下降は緩やかに安定して行われる。以
上により、図16の(B)に示す下スピンドル下降でト
レイフロント時となる。
への摺動によって、昇降手段70は下降作動されること
になり、以て下スピンドル41ならびに記録再生装置6
2を下降させる。その際に増速ギヤ106では減速伝動
状態になり、以て下降は緩やかに安定して行われる。以
上により、図16の(B)に示す下スピンドル下降でト
レイフロント時となる。
【0083】一方のプレート71の摺動が、後端当接部
71cが受止め部123aに当接して停止された状態に
おいて、駆動ラック103の矢印ロ方向に摺動によっ
て、駆動ラック103に軸支されている増速ギヤ106
は、固定状の上部ラック75に対して小ギヤ106Bが
噛み合わせ回転されることになる。その結果、図17の
(A)に示すように、増速ギヤ106の大ギヤ106A
の回転によって、ラック28を介してキャリア27が矢
印ロ方向に摺動され、その際にストッパ具110は、付
勢ばね114によって回動され、以て係止部110cが
前記キャリア27の係止凹部27bから離脱されてい
る。
71cが受止め部123aに当接して停止された状態に
おいて、駆動ラック103の矢印ロ方向に摺動によっ
て、駆動ラック103に軸支されている増速ギヤ106
は、固定状の上部ラック75に対して小ギヤ106Bが
噛み合わせ回転されることになる。その結果、図17の
(A)に示すように、増速ギヤ106の大ギヤ106A
の回転によって、ラック28を介してキャリア27が矢
印ロ方向に摺動され、その際にストッパ具110は、付
勢ばね114によって回動され、以て係止部110cが
前記キャリア27の係止凹部27bから離脱されてい
る。
【0084】このようなキャリア27の摺動は、後端当
接部27dが当接部123bに当接するまで行われる。
この当接により、ばね125に抗してロック具123が
回動され、係止凹部27eに対して係止部123cが外
側から係合されることになって、キャリヤ27は後端限
への移動位置がロックされる。そしてキャリヤ27の摺
動により、トレイベース22に対してトレイ23を矢印
ロ方向に摺動させることになり、以て図17の(A)に
示す下スピンドル下降でトレイリヤ時となる。なお、ロ
ック具123のロック回動によって、プレート71の後
端当接部71cに対して受止め部123aが内側に逃げ
ることになる。
接部27dが当接部123bに当接するまで行われる。
この当接により、ばね125に抗してロック具123が
回動され、係止凹部27eに対して係止部123cが外
側から係合されることになって、キャリヤ27は後端限
への移動位置がロックされる。そしてキャリヤ27の摺
動により、トレイベース22に対してトレイ23を矢印
ロ方向に摺動させることになり、以て図17の(A)に
示す下スピンドル下降でトレイリヤ時となる。なお、ロ
ック具123のロック回動によって、プレート71の後
端当接部71cに対して受止め部123aが内側に逃げ
ることになる。
【0085】これによりプレート71の矢印ロ方向への
摺動が可能となり、したがって、一方のプレート71が
矢印ロ方向へ摺動されることで、昇降手段70を上昇作
動させることになり、以て下スピンドル41ならびに記
録再生装置62を上昇させて、図17の(B)に示すス
トック時となる。
摺動が可能となり、したがって、一方のプレート71が
矢印ロ方向へ摺動されることで、昇降手段70を上昇作
動させることになり、以て下スピンドル41ならびに記
録再生装置62を上昇させて、図17の(B)に示すス
トック時となる。
【0086】上述したストック時から図18に示すチェ
ンジ時へと動作させるに、まず駆動ギヤ101を前述と
は逆回転、すなわち矢印ヘの方向に回転させる。これに
より駆動ラック103が矢印イ方向に摺動されるが、こ
のとき、キャリア27はリヤロック具123により移動
が阻止されていることから、駆動ラック103に軸支さ
れている増速ギヤ106は、キャリア27の固定状のラ
ック28に対して大ギヤ106Aを噛み合わせ回転され
ることになる。
ンジ時へと動作させるに、まず駆動ギヤ101を前述と
は逆回転、すなわち矢印ヘの方向に回転させる。これに
より駆動ラック103が矢印イ方向に摺動されるが、こ
のとき、キャリア27はリヤロック具123により移動
が阻止されていることから、駆動ラック103に軸支さ
れている増速ギヤ106は、キャリア27の固定状のラ
ック28に対して大ギヤ106Aを噛み合わせ回転され
ることになる。
【0087】その結果、増速ギヤ106の小ギヤ106
Bの回転によって、上部ラック75を介して一方のプレ
ート71が矢印イ方向に摺動される。これにより昇降手
段70を下降作動させることになり、以て下スピンドル
41ならびに記録再生装置62を下降させる。
Bの回転によって、上部ラック75を介して一方のプレ
ート71が矢印イ方向に摺動される。これにより昇降手
段70を下降作動させることになり、以て下スピンドル
41ならびに記録再生装置62を下降させる。
【0088】このように一方のプレート71が矢印イ方
向に摺動されプレート71の先端当接部71dがロック
具110の受け止め部110dに当接して停止された状
態で、ロック具123はロック解除方向へ回動可能とな
り、以てロック具123はばね125によってロック解
除方向へ回動され、係止凹部27eに対して係止部12
3cが外側へ離脱される。そして駆動ラック103の矢
印イ方向に摺動によって、駆動ラック103に軸支され
ている増速ギヤ106は、固定状の上部ラック75に対
して小ギヤ106Bが噛み合わせ回転されることにな
る。
向に摺動されプレート71の先端当接部71dがロック
具110の受け止め部110dに当接して停止された状
態で、ロック具123はロック解除方向へ回動可能とな
り、以てロック具123はばね125によってロック解
除方向へ回動され、係止凹部27eに対して係止部12
3cが外側へ離脱される。そして駆動ラック103の矢
印イ方向に摺動によって、駆動ラック103に軸支され
ている増速ギヤ106は、固定状の上部ラック75に対
して小ギヤ106Bが噛み合わせ回転されることにな
る。
【0089】その結果、増速ギヤ106の大ギヤ106
Aの回転によって、ラック28を介してキャリヤ27が
矢印イ方向に送り出され、以て駆動ラック103の移動
に伴ってキャリヤ27は増速されて矢印イ方向に摺動さ
れる。そして、キャリア27の摺動は、キャリア27の
当接部27aがロック具110の受け止め部110aに
当接されるまで行われる。このキャリア27の摺動によ
り、トレイベース22に対してトレイ23を矢印イ方向
に摺動させることになる。また、当接部27aが受け止
め部110aに当接されることで、ストッパ具110は
付勢ばね114に抗して回動され、以て係止部110c
が前記キャリア27の係止凹部27bに係合される。こ
れにより、キャリア27の前端限への移動位置が維持さ
れている。なお、ストッパ具110のロック回動によっ
て、プレート71の先端当接部71dに対して受止め部
110bが内側に逃げることになる。
Aの回転によって、ラック28を介してキャリヤ27が
矢印イ方向に送り出され、以て駆動ラック103の移動
に伴ってキャリヤ27は増速されて矢印イ方向に摺動さ
れる。そして、キャリア27の摺動は、キャリア27の
当接部27aがロック具110の受け止め部110aに
当接されるまで行われる。このキャリア27の摺動によ
り、トレイベース22に対してトレイ23を矢印イ方向
に摺動させることになる。また、当接部27aが受け止
め部110aに当接されることで、ストッパ具110は
付勢ばね114に抗して回動され、以て係止部110c
が前記キャリア27の係止凹部27bに係合される。こ
れにより、キャリア27の前端限への移動位置が維持さ
れている。なお、ストッパ具110のロック回動によっ
て、プレート71の先端当接部71dに対して受止め部
110bが内側に逃げることになる。
【0090】これによりプレート71の矢印イ方向への
摺動が可能となり、したがって一方のプレート71が矢
印イ方向へ摺動されることで、昇降手段70を上昇作動
させることになり、以て下スピンドル41ならびに記録
再生装置62を上昇させて、図18に示すチェンジ時と
なる。
摺動が可能となり、したがって一方のプレート71が矢
印イ方向へ摺動されることで、昇降手段70を上昇作動
させることになり、以て下スピンドル41ならびに記録
再生装置62を上昇させて、図18に示すチェンジ時と
なる。
【0091】図19の(A)に示されるクローズ時に
は、図16の(A)に示されるプレイ時に対して、一方
のプレート71が矢印イ方向にさらに摺動されている。
これにより昇降手段70を下降作動させることになり、
以て下スピンドル41ならびに記録再生装置62を下降
させる。
は、図16の(A)に示されるプレイ時に対して、一方
のプレート71が矢印イ方向にさらに摺動されている。
これにより昇降手段70を下降作動させることになり、
以て下スピンドル41ならびに記録再生装置62を下降
させる。
【0092】このような図19の(A)に示されるクロ
ーズ時において、駆動ギヤ101を矢印ヘの方向へ回転
させることにより、図19の(B)に示されるオープン
時にし得る。すなわち、駆動ギヤ101の回転により駆
動ラック103が矢印イ方向に摺動され、装置本体20
の前部に設けられたストッパー(図示せず)に当接して
矢印イ方向に停止状態のプレート71上の上部ラック7
5に対して小ギヤ106Bが噛み合わせ回転され、増速
ギヤ106の大ギヤ106Aの回転によりラック28を
介してキャリア27が矢印イ方向に摺動される。このと
き、前記キャリアロック具112は付勢ばね114によ
り回動され、図19の(B)や図20に示されるよう
に、そのストッパ部112aを前記キャリア27のスト
ッパ用凹部27cに係合させ、以てキャリア27のロッ
クを行っている。このキャリアロック具112の作用に
より、キャリア27に一体状のトレイベース22ならび
にトレイ23を矢印イ方向に突出移動させる。
ーズ時において、駆動ギヤ101を矢印ヘの方向へ回転
させることにより、図19の(B)に示されるオープン
時にし得る。すなわち、駆動ギヤ101の回転により駆
動ラック103が矢印イ方向に摺動され、装置本体20
の前部に設けられたストッパー(図示せず)に当接して
矢印イ方向に停止状態のプレート71上の上部ラック7
5に対して小ギヤ106Bが噛み合わせ回転され、増速
ギヤ106の大ギヤ106Aの回転によりラック28を
介してキャリア27が矢印イ方向に摺動される。このと
き、前記キャリアロック具112は付勢ばね114によ
り回動され、図19の(B)や図20に示されるよう
に、そのストッパ部112aを前記キャリア27のスト
ッパ用凹部27cに係合させ、以てキャリア27のロッ
クを行っている。このキャリアロック具112の作用に
より、キャリア27に一体状のトレイベース22ならび
にトレイ23を矢印イ方向に突出移動させる。
【0093】なお、図19の(B)に示されるオープン
時から図19の(A)に示されるクローズ時への、トレ
イベース22ならびにトレイ23の矢印ロ方向への移動
は、駆動ギヤ101を矢印ホ方向に回転させることによ
り行える。
時から図19の(A)に示されるクローズ時への、トレ
イベース22ならびにトレイ23の矢印ロ方向への移動
は、駆動ギヤ101を矢印ホ方向に回転させることによ
り行える。
【0094】このような水平駆動手段100によると、
動作負荷の大きく異なるトレイ23の駆動と両スピンド
ル31,41およびディスク記録再生手段60の昇降手
段70の駆動を、同数歯で大小2段のギヤ106A,1
06Bのモジュール、つまりピッチ円径をそれぞれ自由
に選定することにより、共通の駆動源から伝達された駆
動力をトレイ23と昇降手段70の負荷と必要な速度に
あわせて自由に設定することができる。
動作負荷の大きく異なるトレイ23の駆動と両スピンド
ル31,41およびディスク記録再生手段60の昇降手
段70の駆動を、同数歯で大小2段のギヤ106A,1
06Bのモジュール、つまりピッチ円径をそれぞれ自由
に選定することにより、共通の駆動源から伝達された駆
動力をトレイ23と昇降手段70の負荷と必要な速度に
あわせて自由に設定することができる。
【0095】次に、正逆駆動自在なモーターからなる駆
動源140の回転を水平駆動手段100の駆動ギヤ10
1に接続させる減速機構141の構成、前記水平駆動手
段100側に設けられたギヤ列149の構成、前記スペ
ーサー38の垂直駆動系に設けられたギヤ列151の構
成などを、図22、図23、図33において説明する。
動源140の回転を水平駆動手段100の駆動ギヤ10
1に接続させる減速機構141の構成、前記水平駆動手
段100側に設けられたギヤ列149の構成、前記スペ
ーサー38の垂直駆動系に設けられたギヤ列151の構
成などを、図22、図23、図33において説明する。
【0096】すなわち、正逆駆動自在なモーターからな
る駆動源140は装置本体20の前部側に固定され、そ
の出力軸142に取付けた伝動プーリ143と、装置本
体20の中間部側に軸144を介して回転可能に設けた
受動プーリ145との間に弾性ベルト146が懸架され
ている。そして前記受動プーリ145の下面側には筒状
ギヤ147が固定されている。以上の142〜147に
よって駆動源140の回転を駆動ギヤ101に接続させ
る減速機構141の一例が構成される。
る駆動源140は装置本体20の前部側に固定され、そ
の出力軸142に取付けた伝動プーリ143と、装置本
体20の中間部側に軸144を介して回転可能に設けた
受動プーリ145との間に弾性ベルト146が懸架され
ている。そして前記受動プーリ145の下面側には筒状
ギヤ147が固定されている。以上の142〜147に
よって駆動源140の回転を駆動ギヤ101に接続させ
る減速機構141の一例が構成される。
【0097】前記水平駆動手段100側に設けられるギ
ヤ列149は、水平駆動手段100の前記駆動ギヤ10
1と、この駆動ギヤ101に一体化されている大径の受
動ギヤ108などにより、その一例が構成される。
ヤ列149は、水平駆動手段100の前記駆動ギヤ10
1と、この駆動ギヤ101に一体化されている大径の受
動ギヤ108などにより、その一例が構成される。
【0098】前記スペーサー38の垂直駆動系に設けら
れたギヤ列151は、前記筒状ギヤ147に対向して設
けられた受動ギヤ152を有し、この受動ギヤ152
は、装置本体20側に軸153を介して回転可能に設け
られている。そして前記受動ギヤ152の下面側には筒
状の伝動ギヤ154が固定されている。前記デイスク保
持手段30の昇降基台42には、前記伝動ギヤ154に
常時噛み合う第1中間部ギヤ155が軸156を介して
回転可能に設けられ、そして第1中間部ギヤ155に常
時噛み合う前記第2中間部ギヤ157が軸158を介し
て回転可能に設けられている。
れたギヤ列151は、前記筒状ギヤ147に対向して設
けられた受動ギヤ152を有し、この受動ギヤ152
は、装置本体20側に軸153を介して回転可能に設け
られている。そして前記受動ギヤ152の下面側には筒
状の伝動ギヤ154が固定されている。前記デイスク保
持手段30の昇降基台42には、前記伝動ギヤ154に
常時噛み合う第1中間部ギヤ155が軸156を介して
回転可能に設けられ、そして第1中間部ギヤ155に常
時噛み合う前記第2中間部ギヤ157が軸158を介し
て回転可能に設けられている。
【0099】以上の152〜158によって、前記スペ
ーサー38の垂直駆動系に設けられたギヤ列151の一
例が構成される。なお前記第2中間部ギヤ157は、前
記デイスク保持手段30のリング状ギヤ43bに常時噛
み合っている。
ーサー38の垂直駆動系に設けられたギヤ列151の一
例が構成される。なお前記第2中間部ギヤ157は、前
記デイスク保持手段30のリング状ギヤ43bに常時噛
み合っている。
【0100】次に、切換ギヤ161と、この切換ギヤ1
61を軸方向に摺動させる駆動切換手段165の構成
を、図22、図23、図33において説明する。すなわ
ち切換ギヤ161は、前記筒状ギヤ147、前記受動ギ
ヤ108、前記受動ギヤ152の全てに対向して設けら
れている。
61を軸方向に摺動させる駆動切換手段165の構成
を、図22、図23、図33において説明する。すなわ
ち切換ギヤ161は、前記筒状ギヤ147、前記受動ギ
ヤ108、前記受動ギヤ152の全てに対向して設けら
れている。
【0101】この切換ギヤ161は、装置本体20側か
らの軸162に対して軸方向に摺動可能(昇降可能)な
らびに回転可能に設けられている。そして切換ギヤ16
1は、前記筒状ギヤ147に常時噛み合っている大径ギ
ヤ部161Aと、この大径ギヤ部161Aの下面に設け
られた小径ギヤ部161Bからなる。前記切換ギヤ16
1は、圧縮ばね163によって下降付勢され、そしてプ
ランジャーやレバーなどからなる駆動切換手段165の
退入動によって、圧縮ばね163に抗して上昇されるよ
うに構成されている。
らの軸162に対して軸方向に摺動可能(昇降可能)な
らびに回転可能に設けられている。そして切換ギヤ16
1は、前記筒状ギヤ147に常時噛み合っている大径ギ
ヤ部161Aと、この大径ギヤ部161Aの下面に設け
られた小径ギヤ部161Bからなる。前記切換ギヤ16
1は、圧縮ばね163によって下降付勢され、そしてプ
ランジャーやレバーなどからなる駆動切換手段165の
退入動によって、圧縮ばね163に抗して上昇されるよ
うに構成されている。
【0102】さらに切換ギヤ161は、駆動切換手段1
65が非作動で圧縮ばね163の弾性力により下降され
たとき、その小径ギヤ部161Bが前記受動ギヤ108
に噛み合い、また駆動切換手段165が作動で圧縮ばね
163の弾性力に抗して上昇されたとき、その大径ギヤ
部161Aが前記受動ギヤ152に噛み合うように構成
されている。
65が非作動で圧縮ばね163の弾性力により下降され
たとき、その小径ギヤ部161Bが前記受動ギヤ108
に噛み合い、また駆動切換手段165が作動で圧縮ばね
163の弾性力に抗して上昇されたとき、その大径ギヤ
部161Aが前記受動ギヤ152に噛み合うように構成
されている。
【0103】これにより前記切換ギヤ161は、減速機
構141を介して駆動源140に接続されるとともに、
駆動切換手段165の作動による軸方向への摺動によ
り、前記水平駆動手段100に設けられたギヤ列149
もしくは前記スペーサー38の昇降の駆動系に設けられ
たギヤ列151のどちらか一方のギヤ列に選択的に噛み
合い可能となる。
構141を介して駆動源140に接続されるとともに、
駆動切換手段165の作動による軸方向への摺動によ
り、前記水平駆動手段100に設けられたギヤ列149
もしくは前記スペーサー38の昇降の駆動系に設けられ
たギヤ列151のどちらか一方のギヤ列に選択的に噛み
合い可能となる。
【0104】上記した減速機構141、ギヤ列149、
ギヤ列151、切換ギヤ161などの構成によると、駆
動源140の正逆駆動は、弾性ベルト146を有する減
速機構141を介して筒状ギヤ147に伝達され、この
筒状ギヤ147を減速して正逆回転させる。そして駆動
切換手段165による前記切換ギヤ161の摺動中に、
少なくとも前記切換ギヤ161の回転駆動、停止、反転
駆動を含む切換モードを有することになる。その際に前
述した正逆の切換モードは、前記駆動源140の切換開
始直前の回転方向に対して反転から開始するように制御
されている。
ギヤ列151、切換ギヤ161などの構成によると、駆
動源140の正逆駆動は、弾性ベルト146を有する減
速機構141を介して筒状ギヤ147に伝達され、この
筒状ギヤ147を減速して正逆回転させる。そして駆動
切換手段165による前記切換ギヤ161の摺動中に、
少なくとも前記切換ギヤ161の回転駆動、停止、反転
駆動を含む切換モードを有することになる。その際に前
述した正逆の切換モードは、前記駆動源140の切換開
始直前の回転方向に対して反転から開始するように制御
されている。
【0105】すなわち、図34において、モード切換え
Aは、プレイからチェンジ後上昇、またはプレイ、チェ
ンジからストック後上昇 モード切換えBは、上昇後チェンジからプレイ、オープ
ン、またはストック上昇後からチェンジ、オープン モード切換えCは、ストックからチェンジ後上昇 モード切換えDは、ストックからチェンジ後下降 モード切換えEは、上昇後チェンジからストック モード切換えFは、プレイからチェンジ後下降、または
プレイ、チェンジからストック後下降 モード切換えGは、下降後チェンジからストック モード切換えHは、上昇後チェンジからプレイ、オープ
ン、またはストック下降後からチェンジ、オープン であり、いずれのモードの場合にも、駆動切換手段16
5による前記切換ギヤ161の正逆の摺動中に、駆動源
140は、正転に対して逆転から開始するか、逆転に対
して正転から開始するように制御されている。
Aは、プレイからチェンジ後上昇、またはプレイ、チェ
ンジからストック後上昇 モード切換えBは、上昇後チェンジからプレイ、オープ
ン、またはストック上昇後からチェンジ、オープン モード切換えCは、ストックからチェンジ後上昇 モード切換えDは、ストックからチェンジ後下降 モード切換えEは、上昇後チェンジからストック モード切換えFは、プレイからチェンジ後下降、または
プレイ、チェンジからストック後下降 モード切換えGは、下降後チェンジからストック モード切換えHは、上昇後チェンジからプレイ、オープ
ン、またはストック下降後からチェンジ、オープン であり、いずれのモードの場合にも、駆動切換手段16
5による前記切換ギヤ161の正逆の摺動中に、駆動源
140は、正転に対して逆転から開始するか、逆転に対
して正転から開始するように制御されている。
【0106】すなわち、たとえばモード切換えAにおい
て、駆動源140の正転または逆転の各線は、上位がブ
レーキオン、下位がブレーキオフを示している。したが
って、M域では、正転、逆転ともにブレーキオンである
ことから回転停止であり、また駆動切換手段165の摺
動中に、N域では、逆転がブレーキオフとなって逆転が
開始され、そしてO域では、正転がブレーキオフ、逆転
がブレーキオンとなって所期の正転が行われる。
て、駆動源140の正転または逆転の各線は、上位がブ
レーキオン、下位がブレーキオフを示している。したが
って、M域では、正転、逆転ともにブレーキオンである
ことから回転停止であり、また駆動切換手段165の摺
動中に、N域では、逆転がブレーキオフとなって逆転が
開始され、そしてO域では、正転がブレーキオフ、逆転
がブレーキオンとなって所期の正転が行われる。
【0107】前記駆動切換手段165が作動で圧縮ばね
163の弾性力に抗して切換ギヤ161が上昇されたと
きには、図23(A)に示されるように、筒状ギヤ14
7に噛み合っている大径ギヤ部161Aが前記受動ギヤ
152に噛み合うことになる。これにより、切換ギヤ1
61の切換摺動完了後、駆動源140の正逆駆動は、ギ
ヤ列151を介してディスク保持手段30のリング状ギ
ヤ43bに伝達され、このリング状ギヤ43bを正逆に
回転させる。
163の弾性力に抗して切換ギヤ161が上昇されたと
きには、図23(A)に示されるように、筒状ギヤ14
7に噛み合っている大径ギヤ部161Aが前記受動ギヤ
152に噛み合うことになる。これにより、切換ギヤ1
61の切換摺動完了後、駆動源140の正逆駆動は、ギ
ヤ列151を介してディスク保持手段30のリング状ギ
ヤ43bに伝達され、このリング状ギヤ43bを正逆に
回転させる。
【0108】また駆動切換手段165が非作動で圧縮ば
ね163の弾性力により切換ギヤ161が下降されたと
きには、図23(B)に示されるように、大径ギヤ部1
61Aの前記受動ギヤ152に対する噛み合いが外れ、
そして小径ギヤ部161Bが前記受動ギヤ108に噛み
合うことになる。これにより、切換ギヤ161の切換摺
動完了後、駆動源140の正逆駆動は、ギヤ列149を
介して水平駆動手段100の駆動ギヤ101に伝達さ
れ、この駆動ギヤ101を正逆に回転させる。
ね163の弾性力により切換ギヤ161が下降されたと
きには、図23(B)に示されるように、大径ギヤ部1
61Aの前記受動ギヤ152に対する噛み合いが外れ、
そして小径ギヤ部161Bが前記受動ギヤ108に噛み
合うことになる。これにより、切換ギヤ161の切換摺
動完了後、駆動源140の正逆駆動は、ギヤ列149を
介して水平駆動手段100の駆動ギヤ101に伝達さ
れ、この駆動ギヤ101を正逆に回転させる。
【0109】このような動作において、前記駆動切換手
段165による切換ギヤ161の摺動中に、切換ギヤ1
61の回転駆動、停止、反転駆動を含む切換モードを有
することで、2つの駆動系への切換を行う切換ギヤ16
1の、切換時の各駆動系のギヤ列149,151への噛
み合いの入り込みが、わずかに回転、停止、反転を繰り
返しながら行われるため、歯の先端同士で当たって切換
ギヤ161の摺動が妨げられることなく確実に行えるこ
とができ、以て駆動源140の共用化と駆動系の一部共
用化ができて、部品数が減らせるとともに装置の小型化
ができる。
段165による切換ギヤ161の摺動中に、切換ギヤ1
61の回転駆動、停止、反転駆動を含む切換モードを有
することで、2つの駆動系への切換を行う切換ギヤ16
1の、切換時の各駆動系のギヤ列149,151への噛
み合いの入り込みが、わずかに回転、停止、反転を繰り
返しながら行われるため、歯の先端同士で当たって切換
ギヤ161の摺動が妨げられることなく確実に行えるこ
とができ、以て駆動源140の共用化と駆動系の一部共
用化ができて、部品数が減らせるとともに装置の小型化
ができる。
【0110】そして減速機構141の一部に弾性ベルト
146を用いることで、駆動源140の駆動が停止した
ときに弾性ベルト146の側圧が駆動系に残ることにな
って、切換ギヤ161が切り換え前に接続していた駆動
系の歯との噛み合いから抜けるときに負荷が大きくなる
ため、回転、停止、反転の繰り返しがさらに有効に作用
することになる。
146を用いることで、駆動源140の駆動が停止した
ときに弾性ベルト146の側圧が駆動系に残ることにな
って、切換ギヤ161が切り換え前に接続していた駆動
系の歯との噛み合いから抜けるときに負荷が大きくなる
ため、回転、停止、反転の繰り返しがさらに有効に作用
することになる。
【0111】また、駆動切り換え時の、切換ギヤ161
の最初の回転方向を、切り換え前に接続していた駆動系
の停止直前の回転方向と逆の方向から回転し始めるよう
に制御したことにより、駆動停止後の駆動の慣性による
回転を停止させる作用が働き、切り換え前の駆動停止後
から切換モードに移行するまでの待ち時間を短縮でき
て、ディスク交換時間を短縮できる。また、前述したよ
うに弾性ベルト146を用いた構成では、弾性ベルト1
46の側圧による切換負荷の低減に特に有効となる。
の最初の回転方向を、切り換え前に接続していた駆動系
の停止直前の回転方向と逆の方向から回転し始めるよう
に制御したことにより、駆動停止後の駆動の慣性による
回転を停止させる作用が働き、切り換え前の駆動停止後
から切換モードに移行するまでの待ち時間を短縮でき
て、ディスク交換時間を短縮できる。また、前述したよ
うに弾性ベルト146を用いた構成では、弾性ベルト1
46の側圧による切換負荷の低減に特に有効となる。
【0112】次に、ディスク隙間確保手段170の構成
を、図24〜図26において説明する。すなわちディス
ク隙間確保手段170は、演奏ディスクに対して上下に
隣接する収納ディスクの間に進入可能に構成されてい
る。このディスク隙間確保手段170は、前記ディスク
記録再生位置Bと前記ディスク収納位置Aとの間に設け
られるもので、前記下スピンドル41の昇降基台42に
回動可能に支持された軸部分171と、この軸部分17
1に対して左右方向の二箇所から連設されたレバー17
2とにより構成されている。
を、図24〜図26において説明する。すなわちディス
ク隙間確保手段170は、演奏ディスクに対して上下に
隣接する収納ディスクの間に進入可能に構成されてい
る。このディスク隙間確保手段170は、前記ディスク
記録再生位置Bと前記ディスク収納位置Aとの間に設け
られるもので、前記下スピンドル41の昇降基台42に
回動可能に支持された軸部分171と、この軸部分17
1に対して左右方向の二箇所から連設されたレバー17
2とにより構成されている。
【0113】そして両レバー172の先端部分には、隣
接する収納ディスクの間に進入可能な進入部173が設
けられ、これら進入部173は、鋭角の接合部を持つ2
つの平滑な平面173a,173bで構成され、各平面
173a,173bで上下それぞれのディスクの端面に
直接接触して、隣接ディスクを上下に押し広げることが
可能(なお、上下に押し広げることなく進入させる構成
でもよい。)に構成されている。その際に前記ディスク
隙間確保手段170の二箇所の進入部173は、演奏デ
ィスクと収納ディスクの共通の中心線を挟んで略対称な
位置に設けられている。
接する収納ディスクの間に進入可能な進入部173が設
けられ、これら進入部173は、鋭角の接合部を持つ2
つの平滑な平面173a,173bで構成され、各平面
173a,173bで上下それぞれのディスクの端面に
直接接触して、隣接ディスクを上下に押し広げることが
可能(なお、上下に押し広げることなく進入させる構成
でもよい。)に構成されている。その際に前記ディスク
隙間確保手段170の二箇所の進入部173は、演奏デ
ィスクと収納ディスクの共通の中心線を挟んで略対称な
位置に設けられている。
【0114】前記ディスク隙間確保手段170は、前記
昇降手段70により駆動されるように構成されている。
すなわちディスク隙間確保手段170は、前記昇降基台
42側との間に設けられたばね174によって、そのレ
バー172を起立させ、進入部173を上下のディスク
の端面間から後退させるように構成されている。そし
て、軸部分171の端には、レバー状のカム従動体17
5が設けられ、また他方のプレート81の内面にはカム
体176が設けられている。
昇降手段70により駆動されるように構成されている。
すなわちディスク隙間確保手段170は、前記昇降基台
42側との間に設けられたばね174によって、そのレ
バー172を起立させ、進入部173を上下のディスク
の端面間から後退させるように構成されている。そし
て、軸部分171の端には、レバー状のカム従動体17
5が設けられ、また他方のプレート81の内面にはカム
体176が設けられている。
【0115】以上の171〜176によりディスク隙間
確保手段170の一例が構成される。そして、このディ
スク隙間確保手段170によると、前記プレート81が
ディスク記録再生位置Bに移動して、前記カム従動体1
75がカム体176に作用することで、ばね174に抗
してレバー172をディスク収納位置A側へ傾倒させ、
その進入部173を隣接する収納ディスクの間に進入さ
せることになる。
確保手段170の一例が構成される。そして、このディ
スク隙間確保手段170によると、前記プレート81が
ディスク記録再生位置Bに移動して、前記カム従動体1
75がカム体176に作用することで、ばね174に抗
してレバー172をディスク収納位置A側へ傾倒させ、
その進入部173を隣接する収納ディスクの間に進入さ
せることになる。
【0116】したがって、前述したように、装置を小型
化するために、ディスク収納位置Aとディスク記録再生
位置Bとを近くして、収納されたディスク1、2と演奏
中のディスク1、2を平面的に重なる位置に構成して
も、ディスク隙間確保手段170が、演奏ディスクに隣
接する上下の収納ディスクの隙間に進入するとともに、
振動等が作用したときでも隙間が狭くなることを防ぐこ
とになり、演奏ディスクと収納ディスクの接触による音
飛びやディスク傷の発生を防止できる。
化するために、ディスク収納位置Aとディスク記録再生
位置Bとを近くして、収納されたディスク1、2と演奏
中のディスク1、2を平面的に重なる位置に構成して
も、ディスク隙間確保手段170が、演奏ディスクに隣
接する上下の収納ディスクの隙間に進入するとともに、
振動等が作用したときでも隙間が狭くなることを防ぐこ
とになり、演奏ディスクと収納ディスクの接触による音
飛びやディスク傷の発生を防止できる。
【0117】また、ディスク隙間確保手段170として
レバー172を有する構成にしたことにより、ディスク
隙間確保手段170の位置決めが簡単に行え、簡単な構
成で安定して隙間確保を行うことができる。さらに、デ
ィスク隙間確保手段170を昇降手段70で駆動するよ
うに構成したことにより、昇降手段70による下スピン
ドル41の昇降のタイミングや、ディスク記録再生手段
60の昇降のタイミングに対してずれることなく、ディ
スク隙間確保手段170の駆動を行える。
レバー172を有する構成にしたことにより、ディスク
隙間確保手段170の位置決めが簡単に行え、簡単な構
成で安定して隙間確保を行うことができる。さらに、デ
ィスク隙間確保手段170を昇降手段70で駆動するよ
うに構成したことにより、昇降手段70による下スピン
ドル41の昇降のタイミングや、ディスク記録再生手段
60の昇降のタイミングに対してずれることなく、ディ
スク隙間確保手段170の駆動を行える。
【0118】さらに、ディスク隙間確保手段170をデ
ィスク収納位置Aとディスク記録再生位置Bの間に設け
たことにより、ディスク収納位置Aとディスク記録再生
位置Bの両方に近い位置で隙間確保ができるため、隙間
確保は正確に行えることなる。
ィスク収納位置Aとディスク記録再生位置Bの間に設け
たことにより、ディスク収納位置Aとディスク記録再生
位置Bの両方に近い位置で隙間確保ができるため、隙間
確保は正確に行えることなる。
【0119】そして、ディスク隙間確保手段170は、
隣接ディスクの間への進入部173を、ディスク1,2
の中心に対しておおよそ左右対称な二箇所に設けて構成
したことにより、収納ディスクが演奏ディスクに対して
傾斜することを左右の進入部173で阻止されるため、
装置の傾斜や振動等の作用の形態に関わらず、安定して
隙間を確保できる。
隣接ディスクの間への進入部173を、ディスク1,2
の中心に対しておおよそ左右対称な二箇所に設けて構成
したことにより、収納ディスクが演奏ディスクに対して
傾斜することを左右の進入部173で阻止されるため、
装置の傾斜や振動等の作用の形態に関わらず、安定して
隙間を確保できる。
【0120】さらに、ディスク隙間確保手段170の進
入部173を、鋭角の接合部を持つ平面で構成したこと
により、演奏ディスクの上下に隣接する2枚の収納ディ
スクの間にディスク隙間確保手段170の先端が入り込
んでいくときに、ディスク1,2の隙間に対して一点で
狙えるので、ディスク隙間確保手段170が入り込んで
いくときの位置ずれに対する余裕が確保できる。また、
ディスク1,2の接触面を平滑な平面173a,173
bにすることにより、ディスク1,2の端面に対する摺
動の負荷が低減でき、ディスク端との接触での突っ掛か
りを防ぐことができる。
入部173を、鋭角の接合部を持つ平面で構成したこと
により、演奏ディスクの上下に隣接する2枚の収納ディ
スクの間にディスク隙間確保手段170の先端が入り込
んでいくときに、ディスク1,2の隙間に対して一点で
狙えるので、ディスク隙間確保手段170が入り込んで
いくときの位置ずれに対する余裕が確保できる。また、
ディスク1,2の接触面を平滑な平面173a,173
bにすることにより、ディスク1,2の端面に対する摺
動の負荷が低減でき、ディスク端との接触での突っ掛か
りを防ぐことができる。
【0121】次に、制御の一部を司る検出手段180の
構成を、図4、図21において説明する。すなわち検出
手段180は、装置本体20側に一体化された固定基板
181側に設けられた検出スイッチ群と、一方のプレー
ト71やトレイベース22側に設けられた操作カム群と
からなる。ここで固定基板181側に設けられる検出ス
イッチ群は、前部側から後部側へと順に配置された、オ
ープンスイッチ182と第1スイッチ183と第2スイ
ッチ184とからなる。
構成を、図4、図21において説明する。すなわち検出
手段180は、装置本体20側に一体化された固定基板
181側に設けられた検出スイッチ群と、一方のプレー
ト71やトレイベース22側に設けられた操作カム群と
からなる。ここで固定基板181側に設けられる検出ス
イッチ群は、前部側から後部側へと順に配置された、オ
ープンスイッチ182と第1スイッチ183と第2スイ
ッチ184とからなる。
【0122】また一方のプレート71には、第1スイッ
チ183と第2スイッチ184とを同時にオンさせる第
1操作カム185と第2操作カム186とが設けられ、
そして第1スイッチ183のみをオンさせる第3操作カ
ム187が設けられ、さらに第2スイッチ184のみを
オンさせる第4操作カム188が設けられる。なお、図
3に示すようにトレイベース22側には、前記オープン
スイッチ182のみをオンさせる第5操作カム189が
設けられる。
チ183と第2スイッチ184とを同時にオンさせる第
1操作カム185と第2操作カム186とが設けられ、
そして第1スイッチ183のみをオンさせる第3操作カ
ム187が設けられ、さらに第2スイッチ184のみを
オンさせる第4操作カム188が設けられる。なお、図
3に示すようにトレイベース22側には、前記オープン
スイッチ182のみをオンさせる第5操作カム189が
設けられる。
【0123】以上の181〜189により検出手段18
0の一例が構成される。そして、この検出手段180に
よると、一方のプレート71が前述した演奏位置へ移動
した時に、第1操作カム185と第2操作カム186と
が第1スイッチ183と第2スイッチ184とを同時に
オンさせ、以てデイスク記録再生位置Bへの移動による
プレイ時を検出し、制御し得る(図21のA参照)。そ
して、一方のプレート71が前述したチェンジ位置へ移
動した時に、第3操作カム187が第1スイッチ183
のみをオンさせ、以てチェンジ位置への移動によるチェ
ンジ時を検出し、制御し得る(図21のB参照)。
0の一例が構成される。そして、この検出手段180に
よると、一方のプレート71が前述した演奏位置へ移動
した時に、第1操作カム185と第2操作カム186と
が第1スイッチ183と第2スイッチ184とを同時に
オンさせ、以てデイスク記録再生位置Bへの移動による
プレイ時を検出し、制御し得る(図21のA参照)。そ
して、一方のプレート71が前述したチェンジ位置へ移
動した時に、第3操作カム187が第1スイッチ183
のみをオンさせ、以てチェンジ位置への移動によるチェ
ンジ時を検出し、制御し得る(図21のB参照)。
【0124】さらに、一方のプレート71が前述したス
トック位置へ移動した時に、第4操作カム188が第2
スイッチ184のみをオンさせ、以てストック位置への
移動によるストック時を検出し、制御し得る(図21の
C参照)。また、トレイベース22側には、このトレイ
ベース22が突出されたオープン時に、第5操作カム1
89がオープンスイッチ182のみをオンさせ、以てオ
ープン時を検出し、制御し得る。
トック位置へ移動した時に、第4操作カム188が第2
スイッチ184のみをオンさせ、以てストック位置への
移動によるストック時を検出し、制御し得る(図21の
C参照)。また、トレイベース22側には、このトレイ
ベース22が突出されたオープン時に、第5操作カム1
89がオープンスイッチ182のみをオンさせ、以てオ
ープン時を検出し、制御し得る。
【0125】以上のように構成された本発明の実施の形
態の一例であるディスク演奏装置19の動作を説明す
る。なお、動作説明において図35のタイミングチャー
トも参照される。この図35においては、駆動ラック1
03、一方のプレート71(他方のプレート81も同
様)、カムギヤ92、キャリヤ27、トレイベース2
2、トレイ23、昇降基台42、昇降台61、第1スイ
ッチ183、第2スイッチ184、オープンスイッチ1
82の各駆動と、オープン時、クローズ時、プレイ時、
チェンジ時、下スピンドル下降時、トレイリヤ時、スト
ック時とのタイミングが表されている。
態の一例であるディスク演奏装置19の動作を説明す
る。なお、動作説明において図35のタイミングチャー
トも参照される。この図35においては、駆動ラック1
03、一方のプレート71(他方のプレート81も同
様)、カムギヤ92、キャリヤ27、トレイベース2
2、トレイ23、昇降基台42、昇降台61、第1スイ
ッチ183、第2スイッチ184、オープンスイッチ1
82の各駆動と、オープン時、クローズ時、プレイ時、
チェンジ時、下スピンドル下降時、トレイリヤ時、スト
ック時とのタイミングが表されている。
【0126】図1、図3は、トレイベース22とトレイ
23とが水平駆動手段100によって駆動されて、前面
パネル10から矢印イ方向に出たのち、オープンスイッ
チ182によって、駆動源140が停止している状態を
示すものである。
23とが水平駆動手段100によって駆動されて、前面
パネル10から矢印イ方向に出たのち、オープンスイッ
チ182によって、駆動源140が停止している状態を
示すものである。
【0127】この状態で、トレイ23上の大径ディスク
1(なお、小径ディスク2も同様である。)を交換(ま
たは供給)したのち、オープン・クローズキー13を押
すと、トレイベース22は矢印ロ方向に移動して、図2
7、図29に示すように、大径ディスク1はディスク記
録再生位置Bまで搬送される。
1(なお、小径ディスク2も同様である。)を交換(ま
たは供給)したのち、オープン・クローズキー13を押
すと、トレイベース22は矢印ロ方向に移動して、図2
7、図29に示すように、大径ディスク1はディスク記
録再生位置Bまで搬送される。
【0128】次いで昇降手段70により記録再生装置6
2が上昇されて大径ディスク1はクランプされ、プレイ
状態となる(図16のA、図21のA、図28参照)。
このとき、ディスク隙間確保手段170は、図26に示
すようにディスク収納位置A側に回動され、所期の隙間
確保を行っている。そしてプレイ後、オープン・クロー
ズキー13を再度押すと、トレイベース22は矢印イ方
向に移動して、図1に示すように突出され、以てトレイ
23上に対する大径ディスク1の交換、または大径ディ
スク1の取り出しを行える。
2が上昇されて大径ディスク1はクランプされ、プレイ
状態となる(図16のA、図21のA、図28参照)。
このとき、ディスク隙間確保手段170は、図26に示
すようにディスク収納位置A側に回動され、所期の隙間
確保を行っている。そしてプレイ後、オープン・クロー
ズキー13を再度押すと、トレイベース22は矢印イ方
向に移動して、図1に示すように突出され、以てトレイ
23上に対する大径ディスク1の交換、または大径ディ
スク1の取り出しを行える。
【0129】前述したようなプレイ後、トレイ23上の
大径ディスク1とディスク収納位置Aの大径ディスク1
とをチェンジするとき、No.キー12の中から目的と
するキーを押す。すると、昇降手段70の下降作動によ
って、記録再生装置62が下降してクランプが開放され
るとともに、下スピンドル41が下降して上スピンドル
31との間に隙間が形成され、以て下スピンドル下降、
トレイフロント状態となる(図16のB、図29参
照)。
大径ディスク1とディスク収納位置Aの大径ディスク1
とをチェンジするとき、No.キー12の中から目的と
するキーを押す。すると、昇降手段70の下降作動によ
って、記録再生装置62が下降してクランプが開放され
るとともに、下スピンドル41が下降して上スピンドル
31との間に隙間が形成され、以て下スピンドル下降、
トレイフロント状態となる(図16のB、図29参
照)。
【0130】引き続いて、水平駆動手段100の作動に
より、トレイベース22に対してトレイ23を矢印ロ方
向に移動して、両スピンドル31,41間の隙間に大径
ディスク1を位置させるとともに、トレイ23および大
径ディスク1のセンターが両スピンドル31,41のセ
ンターと合う位置まで搬送され、以て下スピンドル下
降、トレイリヤ状態となる(図17のA、図30参
照)。
より、トレイベース22に対してトレイ23を矢印ロ方
向に移動して、両スピンドル31,41間の隙間に大径
ディスク1を位置させるとともに、トレイ23および大
径ディスク1のセンターが両スピンドル31,41のセ
ンターと合う位置まで搬送され、以て下スピンドル下
降、トレイリヤ状態となる(図17のA、図30参
照)。
【0131】次いで昇降手段70の上昇作動によって、
昇降基台42が上昇して大径ディスク1がトレイ23に
より持ち上げられ、ストック状態となる(図17のB、
図21のC、図31参照)。そして切換モードを経た
後、ギヤ列151を介してディスク保持手段30がスペ
ーサー1ピッチ分上昇作動され、以て大径ディスク1
は、スペーサー38を介して上スピンドル31側に保持
される。
昇降基台42が上昇して大径ディスク1がトレイ23に
より持ち上げられ、ストック状態となる(図17のB、
図21のC、図31参照)。そして切換モードを経た
後、ギヤ列151を介してディスク保持手段30がスペ
ーサー1ピッチ分上昇作動され、以て大径ディスク1
は、スペーサー38を介して上スピンドル31側に保持
される。
【0132】次いで昇降手段70の下降作動によって、
昇降基台42が下降して両スピンドル31,41間に隙
間が生じたのち、水平駆動手段100の作動により、ト
レイベース22に対してトレイ23が矢印イ方向に移動
して、このトレイ23はディスク記録再生位置Bに戻
り、下スピンドル下降、トレイフロント状態となる(図
16のB、図29参照)。
昇降基台42が下降して両スピンドル31,41間に隙
間が生じたのち、水平駆動手段100の作動により、ト
レイベース22に対してトレイ23が矢印イ方向に移動
して、このトレイ23はディスク記録再生位置Bに戻
り、下スピンドル下降、トレイフロント状態となる(図
16のB、図29参照)。
【0133】次いで、昇降手段70の上昇作動により昇
降基台42が上昇して、両スピンドル31,41間が接
続された後、チェンジ状態となる(図18、図21の
B、図25、図32参照)。そして切換モードを経た
後、ギヤ列151を介してディスク保持手段30が回転
作動され、以て両スピンドル31,41間でスペーサー
38を移動させて、目的とする大径ディスク1を上スピ
ンドル31側の最下部に保持可能な位置まで移動させ
る。
降基台42が上昇して、両スピンドル31,41間が接
続された後、チェンジ状態となる(図18、図21の
B、図25、図32参照)。そして切換モードを経た
後、ギヤ列151を介してディスク保持手段30が回転
作動され、以て両スピンドル31,41間でスペーサー
38を移動させて、目的とする大径ディスク1を上スピ
ンドル31側の最下部に保持可能な位置まで移動させ
る。
【0134】次いで昇降手段70の下降作動によって、
昇降基台42が下降して両スピンドル31,41間に隙
間が生じたのち、水平駆動手段100の作動により、ト
レイベース22に対してトレイ23が矢印ロ方向に移動
して、両スピンドル31,41間の隙間に空のトレイ2
3が位置される(下スピンドル下降でトレイリヤ時)。
昇降基台42が下降して両スピンドル31,41間に隙
間が生じたのち、水平駆動手段100の作動により、ト
レイベース22に対してトレイ23が矢印ロ方向に移動
して、両スピンドル31,41間の隙間に空のトレイ2
3が位置される(下スピンドル下降でトレイリヤ時)。
【0135】次いで昇降手段70の上昇作動によって、
昇降基台42が上昇して、両スピンドル31,41間が
接続され、再びストック状態となる(図17のB、図2
1のC、図31参照)。そして切換モードを経た後、ギ
ヤ列151を介してディスク保持手段30が下降作動さ
れ、以て上スピンドル31側に保持されていた目的とす
る大径ディスク1はトレイ23上に渡される。
昇降基台42が上昇して、両スピンドル31,41間が
接続され、再びストック状態となる(図17のB、図2
1のC、図31参照)。そして切換モードを経た後、ギ
ヤ列151を介してディスク保持手段30が下降作動さ
れ、以て上スピンドル31側に保持されていた目的とす
る大径ディスク1はトレイ23上に渡される。
【0136】次いで昇降手段70の下降作動によって、
昇降基台42が下降して両スピンドル31,41間に隙
間が生じたのち、水平駆動手段100の作動により、ト
レイベース22に対してトレイ23が矢印イ方向に移動
して、このトレイ23上の大径ディスク1をディスク記
録再生位置Bに位置させた(下スピンドル下降でトレイ
フロント時)後、前述したプレイ状態となる(図16の
A、図21のA、図26、図28参照)。
昇降基台42が下降して両スピンドル31,41間に隙
間が生じたのち、水平駆動手段100の作動により、ト
レイベース22に対してトレイ23が矢印イ方向に移動
して、このトレイ23上の大径ディスク1をディスク記
録再生位置Bに位置させた(下スピンドル下降でトレイ
フロント時)後、前述したプレイ状態となる(図16の
A、図21のA、図26、図28参照)。
【0137】このように、両スピンドル31,41上に
装填された複数個のスペーサー38および複数個の大径
ディスク1の位置を垂直方向に駆動して、任意の大径デ
ィスク1を、両スピンドル31,41上からディスク記
録再生位置B、取出し位置および再び両スピンドル3
1,41へのディスク収納位置Aとディスクチェンジで
き、かつ任意の大径ディスク1を選択して記録再生する
ことができる。これによって、複数個の棚を有するスト
ッカーや複数個のサブトレイなどを必要としないことに
なって、軽量で安価となり、かつ優れた収納性及び操作
性を有するディスク演奏装置19を提供できる。
装填された複数個のスペーサー38および複数個の大径
ディスク1の位置を垂直方向に駆動して、任意の大径デ
ィスク1を、両スピンドル31,41上からディスク記
録再生位置B、取出し位置および再び両スピンドル3
1,41へのディスク収納位置Aとディスクチェンジで
き、かつ任意の大径ディスク1を選択して記録再生する
ことができる。これによって、複数個の棚を有するスト
ッカーや複数個のサブトレイなどを必要としないことに
なって、軽量で安価となり、かつ優れた収納性及び操作
性を有するディスク演奏装置19を提供できる。
【0138】以上のような動作中において、図34に示
されるモードのうち、複数のモードが遂行される。以上
のように動作される本発明の実施の形態の一例であるデ
ィスク演奏装置19において、ディスク交換動作時の各
状態の経過順序は次のとおりである。 (1)ロ方向への水平駆動(=昇降手段の駆動+ディス
ク搬送手段の駆動) 「プレイ状態」→(チェンジ状態:素通り)→(スピン
ドル開&トレイフロント)→(スピンドル開&トレイリ
ヤ)→「ストック状態」..ここで駆動を水平からスペ
ーサの垂直駆動に切換える。 (2)ストック状態での垂直駆動 1ピッチ分上昇...この動作によりトレイ上のディス
クがスペーサー上に移る。1ピッチ上昇後、再度水平駆
動へ切換え (3)イ方向への水平駆動 「ストック状態」→(スピンドル開&トレイリヤ)→
(スピンドル開&トレイフロント)→「チェンジ状
態」..ここで駆動を再度水平からスペーサーの垂直駆
動に切換え (4)チェンジ状態での垂直駆動 所定の位置まで上昇もしくは下降...次に演奏しよう
とするディスクが上スピンドルの最下部で保持できる位
置に移動させる。スペーサー移動後、再度水平駆動へ切
換え (5)ロ方向への水平駆動 「チェンジ状態」→(スピンドル開&トレイフロント)
→(スピンドル開&トレイリヤ)→「ストック状
態」..ここで駆動を再度水平からスペーサーの垂直駆
動に切換え (6)ストック状態での垂直駆動 1ピッチ分下降...この動作によりスペーサー上のデ
ィスクがトレイ上に移る。1ピッチ下降後、再度水平駆
動へ切換え (7)イ方向への水平駆動 「ストック状態」→(スピンドル開&トレイリヤ)→
(スピンドル開&トレイフロント)→(チェンジ状態:
素通り)→「プレイ状態」..ディスクチェンジ終了! 上述した動作は、プレイ中のディスクをスピンドルに収
納されている別のディスクに自動的に交換するときの手
順が示されているが、これはオープンからプレイを経て
オープン、オープンから収納中の別ディスクを選択して
プレイ、もしくはオープン、など、種々な動作もキー操
作により可能である。
されるモードのうち、複数のモードが遂行される。以上
のように動作される本発明の実施の形態の一例であるデ
ィスク演奏装置19において、ディスク交換動作時の各
状態の経過順序は次のとおりである。 (1)ロ方向への水平駆動(=昇降手段の駆動+ディス
ク搬送手段の駆動) 「プレイ状態」→(チェンジ状態:素通り)→(スピン
ドル開&トレイフロント)→(スピンドル開&トレイリ
ヤ)→「ストック状態」..ここで駆動を水平からスペ
ーサの垂直駆動に切換える。 (2)ストック状態での垂直駆動 1ピッチ分上昇...この動作によりトレイ上のディス
クがスペーサー上に移る。1ピッチ上昇後、再度水平駆
動へ切換え (3)イ方向への水平駆動 「ストック状態」→(スピンドル開&トレイリヤ)→
(スピンドル開&トレイフロント)→「チェンジ状
態」..ここで駆動を再度水平からスペーサーの垂直駆
動に切換え (4)チェンジ状態での垂直駆動 所定の位置まで上昇もしくは下降...次に演奏しよう
とするディスクが上スピンドルの最下部で保持できる位
置に移動させる。スペーサー移動後、再度水平駆動へ切
換え (5)ロ方向への水平駆動 「チェンジ状態」→(スピンドル開&トレイフロント)
→(スピンドル開&トレイリヤ)→「ストック状
態」..ここで駆動を再度水平からスペーサーの垂直駆
動に切換え (6)ストック状態での垂直駆動 1ピッチ分下降...この動作によりスペーサー上のデ
ィスクがトレイ上に移る。1ピッチ下降後、再度水平駆
動へ切換え (7)イ方向への水平駆動 「ストック状態」→(スピンドル開&トレイリヤ)→
(スピンドル開&トレイフロント)→(チェンジ状態:
素通り)→「プレイ状態」..ディスクチェンジ終了! 上述した動作は、プレイ中のディスクをスピンドルに収
納されている別のディスクに自動的に交換するときの手
順が示されているが、これはオープンからプレイを経て
オープン、オープンから収納中の別ディスクを選択して
プレイ、もしくはオープン、など、種々な動作もキー操
作により可能である。
【0139】以上のように動作される本発明の実施の形
態の一例であるディスク演奏装置19では、大径ディス
ク1を取り扱っているが、これは小径ディスク2も同様
に取り扱えるものであり、また大径ディスク1と小径デ
ィスク2とを混合しても同様に取り扱えるものである。
態の一例であるディスク演奏装置19では、大径ディス
ク1を取り扱っているが、これは小径ディスク2も同様
に取り扱えるものであり、また大径ディスク1と小径デ
ィスク2とを混合しても同様に取り扱えるものである。
【0140】
【発明の効果】本発明のディスク演奏装置は、昇降可能
に支持されたディスク記録再生手段と、ディスク記録再
生手段の昇降を行う昇降手段と、ディスクを載置するト
レイを介してディスク記録再生位置までディスクを搬送
するディスク搬送手段とを備え、トレイは、ディスク載
置範囲外にディスク外れ防止手段を有し、ディスク外れ
防止手段が、トレイに載置されるディスクの中心に対し
て略左右対称な位置でかつ小径ディスクの外径より狭い
間隔で設けられた一対のかぎ型爪を有するようにした構
成によって、ディスク演奏装置の全体を後方に傾けた状
態で、デイスク記録再生手段を昇降させディスクを持ち
上げた場合に、デイスク記録再生手段から外れてトレイ
上から後方へ滑り落ちようとするデイスクを、デイスク
外れ防止手段の両かぎ型爪により受け止めて、デイスク
がトレイから外れることを防止することができる。
に支持されたディスク記録再生手段と、ディスク記録再
生手段の昇降を行う昇降手段と、ディスクを載置するト
レイを介してディスク記録再生位置までディスクを搬送
するディスク搬送手段とを備え、トレイは、ディスク載
置範囲外にディスク外れ防止手段を有し、ディスク外れ
防止手段が、トレイに載置されるディスクの中心に対し
て略左右対称な位置でかつ小径ディスクの外径より狭い
間隔で設けられた一対のかぎ型爪を有するようにした構
成によって、ディスク演奏装置の全体を後方に傾けた状
態で、デイスク記録再生手段を昇降させディスクを持ち
上げた場合に、デイスク記録再生手段から外れてトレイ
上から後方へ滑り落ちようとするデイスクを、デイスク
外れ防止手段の両かぎ型爪により受け止めて、デイスク
がトレイから外れることを防止することができる。
【図1】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装置
の外観斜視図
の外観斜視図
【図2】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装置
の外装ケースを外した状態での斜視図
の外装ケースを外した状態での斜視図
【図3】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装置
の外装ケースを外した状態での平面図
の外装ケースを外した状態での平面図
【図4】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装置
のトレイベースとトレイを示し、Aは平面図、Bは縦断
側面図、Cは縦断正面図
のトレイベースとトレイを示し、Aは平面図、Bは縦断
側面図、Cは縦断正面図
【図5】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装置
のトレイを示す平面図
のトレイを示す平面図
【図6】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装置
のトレイを示す要部の背面図
のトレイを示す要部の背面図
【図7】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装置
のトレイとデイスクとの関係を示す斜視図
のトレイとデイスクとの関係を示す斜視図
【図8】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装置
のトレイとデイスクとの関係を示す平面図
のトレイとデイスクとの関係を示す平面図
【図9】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装置
のトレイとデイスクとの関係を示す側面図
のトレイとデイスクとの関係を示す側面図
【図10】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装
置のディスク保持手段を示し、下スピンドル下降時の縦
断面図
置のディスク保持手段を示し、下スピンドル下降時の縦
断面図
【図11】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装
置のディスク保持手段を示し、下スピンドル上昇時の縦
断面図
置のディスク保持手段を示し、下スピンドル上昇時の縦
断面図
【図12】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装
置のディスク保持手段を示し、下スピンドル部分の斜視
図
置のディスク保持手段を示し、下スピンドル部分の斜視
図
【図13】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装
置の昇降手段を示す平面図
置の昇降手段を示す平面図
【図14】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装
置の昇降手段と水平駆動手段とを示し、ラックやギヤ部
分の展開斜視図
置の昇降手段と水平駆動手段とを示し、ラックやギヤ部
分の展開斜視図
【図15】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装
置の昇降手段と水平駆動手段とを示し、増速ギヤ部分の
横断平面図
置の昇降手段と水平駆動手段とを示し、増速ギヤ部分の
横断平面図
【図16】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装
置の昇降手段と水平駆動手段とを示し、Aはプレイ時の
側面図、Bは下スピンドル下降時の側面図
置の昇降手段と水平駆動手段とを示し、Aはプレイ時の
側面図、Bは下スピンドル下降時の側面図
【図17】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装
置の昇降手段と水平駆動手段とを示し、Aはトレイリヤ
時の側面図、Bはストック時の側面図
置の昇降手段と水平駆動手段とを示し、Aはトレイリヤ
時の側面図、Bはストック時の側面図
【図18】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装
置の昇降手段と水平駆動手段とを示し、チェンジ時の側
面図
置の昇降手段と水平駆動手段とを示し、チェンジ時の側
面図
【図19】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装
置の昇降手段と水平駆動手段とを示し、Aはクローズ時
の側面図、Bはオープン時の側面図
置の昇降手段と水平駆動手段とを示し、Aはクローズ時
の側面図、Bはオープン時の側面図
【図20】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装
置の昇降手段と水平駆動手段とを示し、ストッパ部分の
平面図
置の昇降手段と水平駆動手段とを示し、ストッパ部分の
平面図
【図21】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装
置の水平駆動手段とスイッチ配置とを示し、Aはプレイ
時の側面図、Bはチェンジ時の側面図、Cはストック時
の側面図
置の水平駆動手段とスイッチ配置とを示し、Aはプレイ
時の側面図、Bはチェンジ時の側面図、Cはストック時
の側面図
【図22】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装
置の水平駆動手段を示す平面図
置の水平駆動手段を示す平面図
【図23】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装
置の水平駆動手段を示し、Aはディスク保持手段側切換
え時の展開側面図、Bは水平駆動手段側切換え時の展開
側面図
置の水平駆動手段を示し、Aはディスク保持手段側切換
え時の展開側面図、Bは水平駆動手段側切換え時の展開
側面図
【図24】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装
置のディスク隙間確保手段を示す平面図
置のディスク隙間確保手段を示す平面図
【図25】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装
置のディスク隙間確保手段を示すオフ時の側面図
置のディスク隙間確保手段を示すオフ時の側面図
【図26】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装
置のディスク隙間確保手段を示すオン時の側面図
置のディスク隙間確保手段を示すオン時の側面図
【図27】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装
置のディスク交換作用を示し、プレイ時の平面図
置のディスク交換作用を示し、プレイ時の平面図
【図28】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装
置のディスク交換作用を示し、プレイ時の側面図
置のディスク交換作用を示し、プレイ時の側面図
【図29】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装
置のディスク交換作用を示し、下スピンドル下降でかつ
トレイフロント時での側面図
置のディスク交換作用を示し、下スピンドル下降でかつ
トレイフロント時での側面図
【図30】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装
置のディスク交換作用を示し、下スピンドル下降でかつ
トレイリヤ時での側面図
置のディスク交換作用を示し、下スピンドル下降でかつ
トレイリヤ時での側面図
【図31】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装
置のディスク交換作用を示し、ディスクストック時での
側面図
置のディスク交換作用を示し、ディスクストック時での
側面図
【図32】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装
置のディスク交換作用を示し、ディスクチェンジ時の側
面図
置のディスク交換作用を示し、ディスクチェンジ時の側
面図
【図33】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装
置の分解斜視図
置の分解斜視図
【図34】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装
置の各モード切換えタイミングチャート
置の各モード切換えタイミングチャート
【図35】本発明の実施の形態におけるディスク演奏装
置の各部のタイミング図
置の各部のタイミング図
【図36】従来の改良例におけるディスクチェンジャー
の外装ケースを外した状態での斜視図
の外装ケースを外した状態での斜視図
【図37】従来の改良例におけるディスクチェンジャー
の外装ケースを外した状態での平面図
の外装ケースを外した状態での平面図
1 大径ディスク 2 小径ディスク 2Φ 小径ディスクの外径 19 ディスク演奏装置 20 装置本体 21 ディスク搬送手段 22 トレイベース 23 トレイ 24 12cmディスク置き部(ディスク載置面) 25 8cmディスク置き部(ディスク載置面) 30 ディスク保持手段 42 昇降基台 60 ディスク記録再生手段 61 昇降台 62 記録再生装置 70 昇降手段 71 プレート(単一の部品) 74 カム溝 75 上部ラック 81 プレート 84 カム溝 85 カム溝 87 連結レバー 92 カムギヤ 96 カム溝 100 水平駆動手段 130 ディスク外れ防止手段 131 かぎ型爪 131a 傾斜面 132 かぎ型爪 132a 傾斜面 133 切り欠き 134 切り欠き 135 傾斜面 136 傾斜面 140 駆動源 141 減速機構 149 ギヤ列 151 ギヤ列 161 切換ギヤ 165 駆動切換手段 170 ディスク隙間確保手段 A ディスク収納位置 B ディスク記録再生位置 L 距離 W かぎ型爪の間隔 W+α 切り欠きの隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 武志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 ディスクを記録再生するディスク演奏装
置において、昇降可能に支持されたディスク記録再生手
段と、前記ディスク記録再生手段の昇降を行う昇降手段
と、ディスクを載置するトレイを介してディスク記録再
生位置までディスクを搬送するディスク搬送手段と、を
備え、前記トレイは、ディスク載置範囲外にディスク外
れ防止手段を有し、前記ディスク外れ防止手段が、前記
トレイに載置されるディスクの中心に対して略左右対称
な位置でかつ小径ディスクの外径より狭い間隔で設けら
れた一対のかぎ型爪を有し、両かぎ型爪の相対向する面
は、下に向かって面間距離が広がる傾斜面に形成され、
前記トレイは、前記かぎ型爪のディスク中心側に近接す
る位置に、ディスク中心に対して略対称な位置に前記爪
間隔よりも広い隙間を有する一対の切り欠きを備えてい
ることを特徴とするディスク演奏装置。 - 【請求項2】 前記トレイが、前記かぎ型爪の直下にデ
ィスク載置面を有さないことを特徴とする請求項1記載
のディスク演奏装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08008298A JP3449916B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | ディスク演奏装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08008298A JP3449916B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | ディスク演奏装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11283315A true JPH11283315A (ja) | 1999-10-15 |
JP3449916B2 JP3449916B2 (ja) | 2003-09-22 |
Family
ID=13708309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08008298A Expired - Lifetime JP3449916B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | ディスク演奏装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3449916B2 (ja) |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP08008298A patent/JP3449916B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3449916B2 (ja) | 2003-09-22 |
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