JPH11282736A - 情報管理装置および方法 - Google Patents

情報管理装置および方法

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JPH11282736A
JPH11282736A JP10087518A JP8751898A JPH11282736A JP H11282736 A JPH11282736 A JP H11282736A JP 10087518 A JP10087518 A JP 10087518A JP 8751898 A JP8751898 A JP 8751898A JP H11282736 A JPH11282736 A JP H11282736A
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JP10087518A
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Masanori Fujimura
正則 藤村
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NET FIVE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファイル名指定の煩わしさを軽減する。 【解決手段】 クライアントツール20は、生成したメ
ッセージファイルを、通信ツール21を用いて情報管理
サーバ12のCGIサーバ22に送る。CGIサーバ2
2はクライアント装置11側からメッセージファイルを
受け取ると、一意に決定されるファイル名「MYYYY
MMDDHHmmSSXXXXXXXX.V」をそのメ
ッセージファイルに割り当て、メッセージファイルを登
録した時刻をメッセージファイルに含ませ、このメッセ
ージファイルをファイルサーバ13に保管する。ファイ
ルサーバ13はメッセージファイルの保管が成功裏に完
了すると通知をCGIサーバ22に返す。CGIサーバ
22は、通知に応じてクライアント装置11側にファイ
ル名を転送する。クライアントツール20は、保持して
いるメッセージファイルのファイル名を、受け取ったフ
ァイル名で更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータ利
用環境において情報を管理する情報管理技術に関し、と
くに、ファイル名を指定する煩わしさを緩和しようとす
るものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ利用環境においては、情報
はファイルとして扱われ、情報を作成したり利用したり
する者が、ファイルにファイル名を指定して個々のファ
イルを識別できるようにしている。ファイル名は、その
属性に由来する名前を用いることが多い。例えば、作成
者の氏名、サブジェクト名、プロジェクト名、客先名、
ファイル内容の要約をファイル名の一部に用いることが
多い。しかし、扱うファイルが多くなると、適切なファ
イル名を選択するのに苦労することが多い。すでに、類
似のファイル名を使っていることが多くなるからであ
る。また、既存のファイルにアクセスする場合に、アク
セス対象のファイル名がなかなか特定できない場合も多
い。ファイルの数が多くなるとファイルごとにそのファ
イル名をメモしておくことは困難である。ファイルに名
前を付けたり、取出したいファイルの名前を特定したり
することなくファイルを扱えれば大変に便利である。
【0003】
【発明が解決する課題】この発明は、以上の事情を考慮
してなされたものであり、ユーザがファイルにファイル
名を付ける煩わしさを軽減することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、上述
の目的を達成するために、情報管理装置に、ファイル送
信側からファイルを受け付けて所定の規則に従ってファ
イルごとに固有のファイル名を生成する手段と、生成し
た上記ファイル名を用いて上記ファイルを記憶するファ
イル記憶手段と、生成した上記ファイル名を上記ファイ
ル送信側に返す手段と、上記ファイル送信側の対応する
ファイルを、生成した上記ファイル名で記憶する手段と
を設けるようにしている。
【0005】この構成においては、正式なファイル名を
ユーザが指定する必要がなく、ファイル名指定の煩わし
さを緩和できる。
【0006】ファイル送信サイトとファイル記憶サイト
は、ネットワークで接続された個別のコンピュータシス
テムに別々に配置されてもよいし、1つのコンピュータ
システムのプロセスとして構成してもよい。
【0007】また、この構成において、上記ファイルに
ファイル本体の検索属性を含ませてもよい。そして、ユ
ーザの指定した検索属性に基づいて上記ファイル記憶手
段を検索し、対応するファイルのリストを生成し、生成
された上記リストに基づいて、上記ファイル記憶手段か
ら上記対応するファイルを取得するようにしてもよい。
【0008】また、上記ファイルはファイル本体の検索
属性および登録時刻情報を含むようにしてもよい。ま
た、上記ファイルはヘッダおよびボディを含み、上記ヘ
ッダが検索属性および登録時刻情報を含むようにしても
よい。そして、各ユーザの最後のアクセス時を記憶する
ようにして、ユーザの指定した検索属性および上記ユー
ザの最後のアクセス時に基づいて上記ファイル記憶手段
を検索して、効率良くユーザにファイルを提供するよう
にしてもよい。
【0009】また、この発明によれば、上述の目的を達
成するために、ファイルサーバとクライアント装置とを
ネットワークで接続して成る情報管理装置に、ファイル
登録側クライアント装置からファイルを受け付けて所定
の規則に従ってファイル名を生成する手段と、生成した
上記ファイル名を用いて上記ファイルを記憶するファイ
ル記憶手段と、生成した上記ファイル名を用いたファイ
ルアクセス要求をクライアント装置から受け付ける手段
と、上記ファイルアクセス要求に応じて上記ファイル記
憶手段に記憶されているファイルを、上記アクセス要求
元のクライアント装置に転送する手段とを設けるように
している。
【0010】この構成においても、正式なファイル名を
ユーザが指定する必要がなく、ファイル名指定の煩わし
さを緩和できる。
【0011】また、この発明によれば、上述の目的を達
成するために、情報管理装置に、コンテンツ、上記コン
テンツの登録時および上記コンテンツの検索属性を記憶
する第1の記憶手段と、ユーザの最後のアクセス時を記
憶する第2の記憶手段と、ユーザの指定した検索属性お
よび上記ユーザの最後のアクセス時に基づいて上記第1
の記憶手段に記憶されているコンテンツを検索し、対応
するコンテンツを表示するリストを生成する手段と、上
記生成されたリストに基づいて上記第1の記憶手段から
対応するコンテンツを取得する手段とを設けるようにし
ている。
【0012】この構成においても、正式なコンテンツ名
(ファイル名)をユーザが指定する必要がなく、コンテ
ンツ名指定の煩わしさを緩和できる。
【0013】なお、この発明は、方法としても実現で
き、またコンピュータプログラム製品として実現するこ
ともできる。
【0014】
【発明の実施の態様】以下、この発明の実施例について
説明する。
【0015】図1は、実施例の構成を全体として示して
おり、この図において、ネットワーク10にクライアン
ト装置11、情報管理サーバ12およびファイルサーバ
13が接続されている。ネットワーク10はLAN(ロ
ーカルエリアネットワーク)、WAN(ワイドエリアネ
ットワーク)、インターネットでもよい。クライアント
装置11やファイルサーバ13は複数設けることができ
る。情報管理サーバ12は、基本的には単一のシステム
で構成する。ただし、複数のシステムを統合された環境
で用いてもよい。ファイルサーバ13は情報管理サーバ
12と同じサイトに配置してもよいし、別のサイトに配
置してもよい。単一のコンピュータシステムに情報管理
サーバ12およびファイルサーバ13を実装してもよ
い。
【0016】クライアント装置11は、パーソナルコン
ピュータ、パーソナルデジタルアシスト、ワークステー
ション等、種々のコンピュータシステムを用いて構成で
きる。このクライアント装置11上で、クライアントツ
ール20および通信ツール21が実行されるようになっ
ている。クライアントツール20は、ユーザ登録、
データ登録およびデータアクセスに用いられる。これ
ら各サービスについては後に詳述する。クライアントツ
ール20は、例えば米国マクロメディア社のDirec
tor(商標)により作成したマルチメディアアプリケ
ーションを用いることができる。通信ツール21は、ク
ライアントツール20に対して通信プロトコルサービス
を提供し、クライアントツール20がネットワーク10
を介して情報管理サーバ12およびファイルサーバ13
と情報のやり取りを行なえるようにしている。通信プロ
トコルとしてはHTTP(ハイパーテキスト・トランス
ファ・プロトコル)やFTP(ファイル・トランスファ
・プロトコル)を用いることができる。通信ツール21
は、米国g/matter社のXtraNet(商標)
を用いることができる。
【0017】クライアントツール20および通信ツール
21は、フロッピーディスク、CD−ROM等の記録媒
体や通信セッションを用いてユーザに配布し、クライア
ント装置11に実装させることができる。
【0018】情報管理サーバ12は、クライアントツー
ル20からのユーザ登録、データ登録(ファイル登
録)およびデータアクセス(ファイルアクセス)のサ
ービスの要求を実行するものである。データ登録は、ク
ライアント装置11から送られてくるデータに管理情報
を付加してファイルサーバ13に登録することである。
情報管理サーバ12は、CGI(コモンゲートウェイイ
ンターフェース)サーバ22およびユーザデータベース
23を含んで構成されている。CGIサーバ22は、所
定プロトコル(HTTPやFTP)のネットワーク通信
を実現するとともに、クライアント装置11から送られ
てくる入力に基づいてユーザ登録、データ登録およ
びデータアクセスのサービスをクライアント装置11
に提供する。各サービスはCGIにより実現される。C
GIのほかに、SSI(サーバサイドインクルード)や
JAVA(米国サンマイクロシステムズ社商標)アプリ
ケーションを用いてもよい。ユーザデータベース23
は、ユーザ情報を登録するものである。ユーザ情報の詳
細については後に説明する。
【0019】ファイルサーバ13は、クライアント装置
11からのデータをファイルとして登録するとともに、
HTTPやFTPのプロトコルでファイルをクライアン
ト装置11に転送するものである。
【0020】このような構成において、ユーザはユーザ
登録を行ない、作成したデータ(テキスト、イメージ、
音声)を登録し、さらに、自分が登録したデータや他人
(専門のクリエータ)が登録したデータを参照する。
【0021】以下、ユーザ登録、データ登録および
データアクセスについて詳細に説明する。
【0022】図2は、ユーザ登録の動作を示しており、
この図において、ユーザはクライアント装置11のクラ
イアントツール20を起動し、ユーザ登録情報を入力す
る(S11、S12)。なお、起動後、ユーザ登録を含
む複数のオプションが提示される場合にはユーザ登録の
オプションを選択する。クライアントツール20はグラ
フィカルユーザインタフェースを提供する。クライアン
トツール20は、入力された情報に基づいてユーザ情報
ファイル(一時ファイル)を生成する(S13)。当初
のユーザ情報ファイルはつぎの項目を含んでいる。
【0023】
【表1】 氏名情報 住所情報 電話・ファックス情報 電子メール情報 クレジットカード情報 キーワード
【0024】このキーワードはアクセスしたいファイル
を特定するためのものであり、1または複数個指定する
ことができる。このユーザ情報ファイルのストリングが
通信ツール21に送られネットワーク10を介して情報
管理サーバ12に送られる(S14、S15)。
【0025】キーワードをどうのように指定するかは、
ユーザに提供するサービス内容によって変わり得る。例
えば、情報提供者がイニシャティブを取って、ユーザに
見せたい情報を選択するのであれば、フロッピーディス
ク等の記録媒体や情報通信セッションを用いてキーワー
ドをユーザ側に送り、これを登録するようにする。ユー
ザが主体的に情報の選別を行なうのであればユーザ自身
がキーワードを入力するようにしてもよい。キーワード
以外の情報はユーザが直接に入力したり、クライアント
システムのユーザプロファイル情報を用いて入力したり
することができる。
【0026】情報管理サーバ12のCGIサーバ22
は、クライアント装置11から送られてくるユーザ情報
ファイルのストリングを受け取り、固有のユーザIDお
よびパスワードを生成し、これらからユーザ情報のレコ
ードを生成してユーザデータベース23に登録する(S
16、S17)。なお、このレコードにはユーザの最終
アクセス時刻のフィールドも設けられている。ユーザ登
録を行なった時点では最終アクセス時刻は空になってい
る。ユーザ情報のレコードは以下の情報を含んでいる。
【0027】
【表2】 ユーザID パスワード 氏名情報 住所情報 電話・ファックス情報 電子メール情報 クレジットカード情報 キーワード
【0028】以上の登録が成功裏に終了すると、その旨
が、ユーザデータベース23からCGIサーバ22に返
され(S18)、CGIサーバ22はユーザIDおよび
パスワードをネットワーク10およびクライアント装置
11の通信ツール21を介してクライアント装置11の
クライアントツール20に送る(S19、S20)。ク
ライアントツール20は、送られてきたユーザIDおよ
びパスワードを反映させるようにユーザ情報ファイルを
更新し、更新内容をユーザに表示する(S21、S2
2)。
【0029】クライアント装置11のユーザ情報ファイ
ルは以下のように更新される。このユーザ情報ファイル
は、ユーザデータベース23のレコードに最終アクセス
時刻のフィールドを付加したものである。なお、ユーザ
登録のみの場合には、最終アクセス時刻は空になってい
る。
【0030】
【表3】 ユーザID パスワード 最終アクセス時刻 氏名情報 住所情報 電話・ファックス情報 電子メール情報 クレジットカード情報 キーワード
【0031】以降、ユーザは、ユーザIDおよびパスワ
ードを用いてこの実施例の情報管理システムを利用す
る。
【0032】つぎに、データ登録について説明する。図
3は、データ登録時の動作を示しており、この図におい
て、ユーザはクライアント装置11のクライアントツー
ル20を用いて登録対象のメッセージを入力する(S3
1)。クライアントツール20は、ユーザ情報ファイル
と、入力されたメッセージとに基づいてメッセージファ
イルを生成する(S32)。
【0033】メッセージファイルには、クライアントツ
ール20によってファイル名が割り当てられる。このフ
ァイル名をオリジナルファイル名と呼ぶ。オリジナルフ
ァイル名は、「NYYYYMMDDHHmmSSXXX
XXXXX.V」のように生成される。ここで、「N」
は、オリジナルファイル名であることを示す識別子であ
る(後に説明するようにCGIサーバ22が割り当てる
正式なファイル名の先頭には「M」が付され、先頭のマ
ークによりファイル名の種類を区別できる)。「YYY
Y」は西暦、「MM」は月、「DD」は日、「HH」は
時、「mm」は分、「SS」は秒を表し、「XXXXX
XXX」はシリアルな数字であり、「V」はバージョン
番号である。バージョン番号は、ファイルがバージョン
アップされるたびに大きくなる数字である。
【0034】なお、オリジナルファイル名をユーザが割
り当てるようにしてもよい。後述するように、メッセー
ジファイルのファイル名は最終的に情報管理サーバ12
(CGIサーバ22)が割り当て確定するので、クライ
アントツール20側では適当なファイル名を用意するだ
けでよく、ファイル名の決定の煩わしさが解消される。
【0035】メッセージファイルは以下の構成要素を有
している。メッセージファイルは具体的にはヘッダ情報
とボディ情報とからなり、下記の構成要素のうちボディ
以外はすべてヘッダ情報に含まれる。
【0036】
【表4】 作成者ID オリジナルファイル名 有効期間期限 サブジェクト 参照ファイル名 キーワード ボディ 添付ファイルアドレス
【0037】ここで、「参照ファイル名」は、当該メッ
セージファイルが参照しているメッセージファイルのフ
ァイル名を表すものである。例えば、オリジナルのメッ
セージファイルの内容を含む新たなメッセージファイル
を作成した場合に、オリジナルのメッセージファイルの
ファイル名を参照ファイル名として書き込む。新たなメ
ッセージファイルの内容を読んでいるときに、オリジナ
ルのメッセージファイルの内容を参照したい場合があ
る。このようなときに、参照ファイル名を利用してオリ
ジナルのメッセージファイルに簡単にアクセスできる。
【0038】「有効期間情報」は、メッセージファイル
が有効な期間を指定するものである。この有効期間を外
れた時刻では到来メッセージファイルにアクセスするこ
とができない。この情報を利用して、例えば、期限切れ
の情報をユーザがアクセスすることを防止できる。
【0039】クライアントツール20は、生成したメッ
セージファイルを、通信ツール21を用いて情報管理サ
ーバ12のCGIサーバ22に送る(S33、S3
4)。CGIサーバ22はクライアント装置11側から
メッセージファイルを受け取ると、一意に決定されるフ
ァイル名をそのメッセージファイルに割り当てる(S3
5)。例えば、「MYYYYMMDDHHmmSSXX
XXXXXX.V」で表されるファイル名を割り当て
る。ここで「M」はサーバ側で割り当てた正式なファイ
ル名であることを示す識別子である。「YYYY」は西
暦、「MM」は月、「DD」は日、「HH」は時、「m
m」は分、「SS」は秒を表し、「XXXXXXXX」
はシリアルな数字であり、「V」はバージョン番号であ
る。バージョン番号は、ファイルがバージョンアップさ
れるたびに大きくなる数字である。さらに、CGIサー
バ22は、メッセージファイルを登録した時刻をメッセ
ージファイルに含ませる(S35)。そしてこのメッセ
ージファイルをファイルサーバ13に保管する(S3
6)。
【0040】ファイルサーバ13はメッセージファイル
の保管が成功裏に完了するとその通知をCGIサーバ2
2に返す(S37)。CGIサーバ22は、ファイルサ
ーバ13の通知に応じてクライアント装置11側に正式
なファイル名を転送する(S38、S39)。クライア
ントツール20は、CGIサーバ22からファイル名を
受け取ると、保持しているメッセージファイルのファイ
ル名(オリジナルファイル名)を、受け取ったファイル
名で更新する(S40)。そしてデータの登録の完了が
ユーザに通知される(S41)。以降は、このファイル
名を用いてメッセージファイルを操作する。メッセージ
ファイルの更新もこのファイル名を用いて実行される。
このとき、先に述べたようにバージョン番号がインクリ
メントされる。
【0041】なお、CGIサーバ22が、メッセージフ
ァイルからオリジナルファイル名を抽出し、正式なファ
イル名とオリジナルファイル名との対をクライアントツ
ール20に送ることにより、どのファイルのファイル名
を変更すればよいのかを容易に知ることができる。
【0042】また、メッセージファイルとともに、ユー
ザIDおよびパスワードもCGIサーバ22に送られ、
ユーザ認証が行われる。ユーザ認証は周知であるので説
明を省略する。
【0043】つぎに、データアクセスについて説明す
る。図4〜図6は、データアクセスの流れを示してお
り、これらの図において、まず、ユーザはクライアント
装置11においてクライアントツール20を起動する
(S51)。データアクセスのオプションを選択しなけ
ればならない場合には、そのオプションを選択する。つ
ぎに、クライアントツール20はユーザ情報ファイルを
読み込み(S52)、ユーザID、パスワード、キーワ
ードおよび最終アクセス時刻を抽出し通信ツールを介し
てCGIサーバ22に送る(S53、S54)。CGI
サーバ22は、これらデータを受け取り、このときの時
刻(CGIサーバ22の時刻)を当該ユーザの新たな最
終アクセス時刻として記録しておく。CGIサーバ22
は、さらに、ユーザIDおよびパスワードを用いてユー
ザデータベース23をアクセスし、本人認証を行なう
(S55)。そして、CGIサーバ22は、キーワード
および検索期間指定(メッセージファイルの登録時刻を
最終アクセス時刻以降現在までとする)に基づいてファ
イルサーバ23のメッセージファイルを検索する(S5
6)。CGIサーバ22は、例えば、SQL式を出力し
て検索を行なう。初めてデータアクセスを行なう場合に
は、最終アクセス時刻は空となっており、すべてのメッ
セージファイルを対象に検索を行なう。過去に、検索を
行なった場合には、その時点までに登録されたメッセー
ジファイルについては検索が終了しているので、それ以
降に登録されたメッセージファイルを対象にして検索を
行なう。なお、メッセージファイルの検索においてメッ
セージファイルの有効期間情報を利用し、有効期間が外
れているメッセージファイルをスクリーニングするよう
になっている。
【0044】検索結果は、コンテンツ・インデックス・
ファイル(一時ファイル、パイプ)としてCGIサーバ
22に返される(S57)。このコンテンツ・インデッ
クス・ファイルはヒットしたメッセージファイルのファ
イル名のリストを含んで構成されている。このファイル
のストリングはネットワーク10および通信ツール21
を介してクライアントツール20に送られ(S58、S
59)、クライアントツール20はこの情報をコンテン
トインデックスファイルとして保管する(S60)。な
お、コンテンツ・インデックス・ファイルとともに、新
たな最終アクセス時刻もクライアントツール20に返さ
れ、クライアント装置11のユーザ情報ファイルの最終
アクセス時刻が更新される。
【0045】クライアントツール20は、さらに、コン
テンツ・インデックス・ファイルから順次メッセージフ
ァイルのファイル名を取出し、同一のファイルがすでに
ローカルの記憶装置(ハードディスク)に存在するかど
うかを調べ、存在する場合にはそのエントリをファイル
から削除する(S61)。このような事態は、CD−R
OM、CDエクストラ等、他のソースからすでにファイ
ルを取得している場合に起こる。こののち、クライアン
トツール20は、コンテンツ・インデックス・ファイル
のファイル名を参照して通信ツールにメッセージファイ
ルの取得を指示する(S62、S63)。そして、これ
に応じてメッセージファイルが順次ファイルサーバ23
で検索され(S64)、取出され(S65、S66)、
ローカルの記憶装置に記憶され、場合によってはその内
容が表示される(S68)。クライアント装置11側で
成功裏にメッセージファイルが取得された後は、コンテ
ンツ・インデックス・ファイルから対応するファイル名
を削除する(S67)。以下、同様にして、残りのファ
イル名に対応するメッセージファイルが取出される。
【0046】種々の理由により、メッセージファイルの
取得が失敗した場合には、対応するエラーメッセージと
メッセージファイル名とを含む警告ファイルが生成され
る(S70)。この警告ファイルは通信ツール22を介
してCGIサーバ12に送られる(S71、S72)。
CGIサーバ12は、警告ファイル中のメッセージファ
イルのファイル名を用いてユーザデータベース23を検
索し(S73)、メッセージファイルの作成者(オーナ
ー)を特定し(S74)、エラーメッセージを内容とす
る電子メールを例えばPOP(ポストオフィスプロトコ
ル)3プロトコルで当該作成者に送付する(S80、S
81)。メッセージファイルの作成者は、どのような原
因でファイルアクセスが失敗したのかを知ることがで
き、何らかの対処をとらなければならないのかどうかを
知ることができる。また、対応する警告内容を示す情報
がクライアント装置11のユーザにも表示される(S7
5、S77、S78)。電子メールを作成者に送ったか
どうかは、ファイルサーバ13にフラグにより表示され
る(S76)。
【0047】この実施例においては、正式なファイル名
は情報管理サーバ12が割り当てるので、ユーザはファ
イル名を指定する煩雑さから逃れることができる。ファ
イルの特定はキーワード検索を中心に行なうことがで
き、アクセス対象のファイルを特定するためにファイル
名を指定する必要がなく、コンピュータの知識に乏しい
ユーザでも簡単に用いることができる。
【0048】また、ファイルサーバ13が管理するファ
イル名をユーザが勝手に決めないようにしているのでフ
ァイル名の衝突等が未然に回避される。
【0049】この実施例においては、さらに、クライア
ント装置11のクライアントツールや通信ツールをフロ
ッピーディスク、CD−ROM、CDエクストラ、IC
カード、ICチップ等のポータブルの記録媒体に記憶し
て配布すれば、ユーザは簡単に所望の情報を取得でき
る。たとえば、所定のアーティストの音楽CD(CDエ
クストラ)に、そのアーティストに関連した情報サイト
へのアクセスを行なうクライアントツールをマルチメデ
ィアアプリケーションとして提供すれば、その音楽情報
サイトへのアクセスが非常に容易に行なうことができ
る。この場合、フロッピーディスク、CD−ROM、C
Dエクストラ等にユーザIDやパスワードを含ませてお
くこともできる。マルチメディアアプリケーションは、
情報サイトごとに個別にその特性に合致したものに構成
でき、汎用のブラウザ等なしで利用することもできる。
また、データ(ファイル)を取出す際に用いるユーザ情
報ファイルのキーワードをフロッピーディスク、CD−
ROM等の記録媒体や通信媒体を介してユーザ情報ファ
イルに登録するようにしてもよい。例えば、初めてクラ
イアントツールをインストールする場合には、そのイン
ストールにあわせて所望のキーワードがローカルのユー
ザ情報ファイルに自動的に登録されるようにする。ま
た、すでに、クライアントツールがインストールされて
いる場合には、このクライアントツールが、通信セッシ
ョンを介して、または、フロッピーディスクやCD−R
OM等からキーワードを取得してローカルのユーザ情報
ファイルに登録すればよい。パンフレット等ユーザに見
てほしい情報のキーワードをユーザのユーザ情報ファイ
ルに登録することにより、情報の流通を容易に行なうこ
とができる。
【0050】なお、この発明は上述実施例に限定される
ものではなく、種々変更することができる。例えば、正
式に割り当てられるファイル名の命名規則として他のも
のを用いてもよい。
【0051】また、クライアント装置側のユーザ情報フ
ァイルの最終アクセス時刻をクライアント側の時計に基
づいて記録するようにしてもよい。
【0052】さらに、最終アクセス時刻情報をユーザデ
ータベースに保管するようにしてもよい。実施例で説明
したように、クライアント装置側に最終アクセス時刻を
保管する場合には、同じユーザでもクライアント装置が
異なれば、個別に同一のファイルを重複して取出せると
いう利点がある。すなわち、どのクライアント装置を用
いても同一の環境で情報を取得できる。これに対し、サ
ーバ側で、最終アクセス時刻を管理すると、1のクライ
アント装置を用いてすでにダウンロードし、そのクライ
アント装置のローカルのディスクに記憶した情報は、他
のクライアント装置を用いて再度アクセスしてもダウン
ロードできない。ただし、最新の情報のみ取得できれば
よい場合は、この手法の方がよい。
【0053】もちろん、クライアント装置およびサーバ
の双方に最終アクセス時刻を記録しておき、どちらの最
終アクセス時刻も用いることができるよにしてもよい。
たとえば、デフォルトではサーバ側の最終アクセス時刻
を用い、必要に応じて、クライアント装置側の最終アク
セス時刻を用いるようにしてもよい。
【0054】また、情報管理システムをネットワーク上
に分散させる場合のみでなく、単一のコンピュータシス
テムにおけるファイル管理システムにこの発明を適用す
ることもできる。
【0055】また、メッセージファイル自体にユーザイ
ンタフェースのGUIを提供する情報を含ませてもよ
い。また、GUIを実現するプログラムまたはデータ
を、サーバがわに1または複数用意し、どのGUIを用
いるか(用いない場合も含む)を表す情報をメッセージ
ファイルに含ませ、メッセージファイルの指示にしたが
って該当するGUIのプログラムまたはデータをクライ
アント装置側に送るようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ファイル登録時に、ユーザが正式なファイル名を指
定する必要がないので、ファイル名指定の煩わしさを軽
減することができる。また、複数のユーザが1のファイ
ルシステムに書き込みアクセスする場合には、ファイル
名が衝突したり、一貫性がなくなったりすることがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】 上述実施例のユーザ登録の動作を説明する模
式図である。
【図3】 上述実施例のデータ登録の動作を説明する模
式図である。
【図4】 上述実施例のデータアクセスの動作の一部を
説明する模式図である。
【図5】 上述実施例のデータアクセスの動作の一部を
説明する模式図である。
【図6】 上述実施例のデータアクセスの動作の一部を
説明する模式図である。
【符号の説明】
10 ネットワーク 11 クライアント装置 12 情報管理サーバ 13 ファイルサーバ 20 クライアントツール 21 通信ツール 22 CGIサーバ 23 ユーザデータベース

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイル送信側からファイルを受け付け
    て所定の規則に従ってファイルごとに固有のファイル名
    を生成する手段と、 生成した上記ファイル名を用いて上記ファイルを記憶す
    るファイル記憶手段と、 生成した上記ファイル名を上記ファイル送信側に返す手
    段と、 上記ファイル送信側の対応するファイルを、生成した上
    記ファイル名で記憶する手段とを有することを特徴とす
    る情報管理装置。
  2. 【請求項2】 上記ファイルはファイル本体の検索属性
    を含む請求項1記載のファイル転送装置。
  3. 【請求項3】 ユーザの指定した検索属性に基づいて上
    記ファイル記憶手段を検索し、対応するファイルのリス
    トを生成する手段と、 生成された上記リストに基づいて、上記ファイル記憶手
    段から上記対応するファイルを取得する手段とをさらに
    有する請求項2記載の情報管理装置。
  4. 【請求項4】 上記ファイルはファイル本体の検索属性
    および登録時刻情報を含む請求項1記載の情報管理装
    置。
  5. 【請求項5】 上記ファイルはヘッダおよびボディを含
    み、上記ヘッダが検索属性および登録時刻情報を含む請
    求項4記載の情報管理装置。
  6. 【請求項6】 各ユーザの最後のアクセス時を記憶する
    ユーザアクセス時刻情報記憶手段と、 ユーザの指定した検索属性および上記ユーザの最後のア
    クセス時刻に基づいて上記ファイル記憶手段を検索し、
    対応するファイルのリストを生成する手段と、 生成された上記リストに基づいて上記ファイル記憶手段
    から上記対応するファイルを取得する手段とをさらに有
    する請求項1、2、3、4または5記載の情報管理装
    置。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介してクライアント装置
    に接続されるファイルサーバを備える情報管理装置にお
    いて、 ファイル登録要求元のクライアント装置からファイルを
    受け付けて所定の規則に従ってファイルごとに固有のフ
    ァイル名を生成する手段と、 生成した上記ファイル名を用いて上記ファイルを記憶す
    るファイル記憶手段と、 生成した上記ファイル名を用いたファイルアクセス要求
    をクライアント装置から受け付ける手段と、 上記ファイルアクセス要求に応じて上記ファイル記憶手
    段に記憶されているファイルを、上記アクセス要求元の
    クライアント装置に転送する手段とを有することを特徴
    とする情報管理装置。
  8. 【請求項8】 コンテンツ、上記コンテンツの登録時刻
    および上記コンテンツの検索属性を記憶する第1の記憶
    手段と、 ユーザの最後のアクセス時刻を記憶する第2の記憶手段
    と、 ユーザの指定した検索属性および上記ユーザの最後のア
    クセス時刻に基づいて上記第1の記憶手段に記憶されて
    いるコンテンツを検索し、対応するコンテンツを表示す
    るリストを生成する手段と、 上記生成されたリストに基づいて上記第1の記憶手段か
    ら対応するコンテンツを取得する手段とを有することを
    特徴とする情報管理装置。
  9. 【請求項9】 ファイル送信側からファイルを受け付け
    て所定の規則に従ってファイル名を生成するステップ
    と、 生成した上記ファイル名を用いて上記ファイルを記憶す
    るステップと、 生成した上記ファイル名を上記ファイル送信側に返すス
    テップと、 上記ファイル送信側の対応するファイルを、生成した上
    記ファイル名で記憶するステップとを有することを特徴
    とする情報管理方法。
  10. 【請求項10】 ファイルサーバに対してファイルの登
    録を要求するステップと、 上記ファイルサーバが登録要求対象のファイルに付けた
    ファイル名を受け取るステップと、 上記登録要求もとの対応するファイルを、上記ファイル
    サーバから送られるファイル名で記憶するステップとを
    コンピュータに実行させるために用いることを特徴とす
    る情報管理用コンピュータ・プログラム製品。
  11. 【請求項11】 通信媒体および記録媒体の一方または
    双方から入力されたキーワードを記憶する手段と、 上記キーワードに基づいたファイル検索をサーバに要求
    する手段と、 上記ファイル検索が的中したファイルを受信する手段と
    を有することを特徴とするクライアント装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001258008A (ja) * 2000-03-14 2001-09-21 Silicon Contents:Kk コンテンツ供給システム及び記録媒体
JP2002132607A (ja) * 2000-06-19 2002-05-10 Easy Systems Japan Kk アーティストと小売業者とファンとの関係を提供する方法及びそのプログラム
JP2005228338A (ja) * 2004-02-11 2005-08-25 Fuji Xerox Co Ltd カスタマイズ文書選択のためのシステムおよび方法

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