JPH11282049A - ファインダ装置の拡散板 - Google Patents

ファインダ装置の拡散板

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JPH11282049A
JPH11282049A JP8671698A JP8671698A JPH11282049A JP H11282049 A JPH11282049 A JP H11282049A JP 8671698 A JP8671698 A JP 8671698A JP 8671698 A JP8671698 A JP 8671698A JP H11282049 A JPH11282049 A JP H11282049A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
lens system
objective lens
light
finder device
Prior art date
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Pending
Application number
JP8671698A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Shoji
正夫 東海林
Katsuhiro Otake
勝博 大竹
Osamu Inaba
修 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP8671698A priority Critical patent/JPH11282049A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 採光窓を透明板に乳白色インキを印刷するこ
とで形成して部品点数を少なくして組立てを容易とし、
製造コストの低減を図ったファインダ装置の拡散板を提
供する。 【解決手段】 外観カバーに設けた採光窓からの入光に
よって所定の情報を撮影対象物の像と重ねて覗けるよう
にした採光式ファインダ装置において、前記採光窓を、
透明板に乳白色インキを印刷することで形成し、前記採
光窓からの入射光を拡散光とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は写真機のファイン
ダ装置に用いる拡散板に関し、特に、ファインダ装置の
前面に位置して外界の光を拡散光として写真機に入射さ
せるためのファインダ装置の拡散板に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術およびその問題点】一般に、写真機の採光式
のファインダ装置にあっては、ブライトフレームをファ
インダ内にムラなく映し出すために、外界の光を拡散光
にする必要性があり、特開昭63−128331号に示
すような拡散板を用いたものが知られている。そして、
入射光を拡散光にするために用いられている拡散板は、
以前はスリガラスを用いてきたが、近年では乳白色樹脂
板を写真機のボデイの表面に嵌め込んだものが良く知ら
れている。
【0003】しかしながら、上記のように拡散板として
乳白色樹脂板を写真機のボデイの表面に直接に嵌め込ん
でいるために部品点数が多くなるとともに、嵌め込み作
業が煩雑になるという問題点を有していた。
【0004】この発明の目的は、写真機のボデイに取付
けられる外観カバーに形成した採光窓の後面に直接に乳
白色インキを印刷して拡散板を形成することにより、部
品点数を少なくして組立て作業を容易にすることができ
るファインダ装置の拡散板を提供することにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上記の問題点を解決す
るためにこの発明は、外観カバーに設けた採光窓からの
入光によって所定の情報を撮影対象物の像と重ねて覗け
るようにした採光式ファインダ装置において、前記採光
窓を、透明板に乳白色インキを印刷することで形成し、
前記採光窓からの入射光を拡散光とする構成を有してい
る。また、前記外観カバーは、透明板のうちの少なくと
も採光窓に相当する部位に乳白色インキを印刷するとと
もに、他の部位を遮光部材で遮光して形成している。さ
らに、前記外観カバーには、対物レンズに対向する部位
で透明な視野窓が形成され、ライトガイド部材に対向す
る部位で半透明な採光窓が形成され、そしてオートフォ
ーカス用のセンサに対向する部位でアクティブオートフ
ォーカス窓が形成されている構成を採用したものであ
る。
【0006】
【作用】上記の手段を採用したことによりこの発明は、
外観カバーに形成した採光窓に直接に乳白色インキを印
刷するので部品点数を多くすることなく拡散板を形成す
ることができ組立て作業も容易となる。また、外観カバ
ーには採光窓と、撮影対象物のための視野窓と、オート
フォーカス用のセンサのためのアクティブオートフォー
カス窓が形成されているので、外観カバーを写真機のボ
デイに取付けるだけで組立ても容易である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示すこの発明の実施
の形態について説明する。図1にはこの発明による拡散
板が設けられたファインダ装置が示されており、図1は
前側に拡散板が位置するファインダ装置の全体概略図、
図2は拡散板の概略背面図である。
【0008】この発明による拡散板1が前側に位置して
いるファインダ装置2にあっては、複数の対物レンズか
らなる対物レンズ系3を通過した撮影対象物の像は一方
のポリプリズム4で略直角に方向を変換されて視野枠5
を通過したのち他方のポリプリズム6に到達し、この他
方のポリプリズム6で再び略直角に方向を変換されて、
前記対物レンズ系3を通過する像と略同一方向に進んだ
のち接眼レンズ系7を通過するようになっている。
【0009】一方、ファインダの内部の液晶表示部8の
表示内容は撮影対象物の像の両側に位置し、すなわち所
定の情報が像の両側に表示されるようになっている。そ
して、所定の情報は、液晶表示部8の透過(点灯)部、
非透過(非点灯)部とによって表示されるものであり、
この表示は外部からの光によって示されるようになって
いる。
【0010】この場合、液晶表示部8には外部の光がラ
イトガイド部材9によって伝達されているので、たと
え、液晶表示部8が内方に位置していて光量が十分に確
保できない場合であっても、ライトガイド部材9によっ
て外部の光量が減少することなく伝達され、これによっ
て、前記液晶表示部8の表示内容は明瞭になるものであ
る。
【0011】さらに、前記ライトガイド部材9の両側に
LED等からなる点灯部材10を配置することで、ライ
トガイド部材9によって取り入れられた外部の光量が減
少することなく伝達されることに加えて、点灯部材10
によって液晶表示部8は照らされるので、液晶表示部8
の内容はより一層明瞭になるものである。
【0012】さらに、前記拡散板1にあっては、写真機
の外観カバーをなす透明板11のうちの前記対物レンズ
系3に対向する部位、前記ライトガイド部材9に対向す
る部位、およびオートフォーカス(AF)用のセンサに
対向する部位を除いて遮光部材12の塗布等によって遮
光されている。
【0013】そして、前記対物レンズ系3に対向する部
位で透明な視野窓13が形成され、ライトガイド部材9
に対向する部位に乳白色インキを印刷することで乳白色
半透明な採光窓14が形成され、そしてオートフォーカ
ス(AF)用のセンサに対向する部位をスモークとして
アクティブAF窓15が形成されている。
【0014】次に前記のように構成したものの作用につ
いて説明する。まず、撮影対象物の像は、拡散板1に形
成された透明な視野窓13を通過して対物レンズ系3に
入光し、こののち、対物レンズ系3を通過して一方のポ
リプリズム4で方向を変更され、視野枠5を通過しての
ち再び他方のポリプリズム6で方向を変更されて対物レ
ンズ系3を通過した時と同一方向に進行して接眼レンズ
系7を介して出光するようになっている。
【0015】したがって、ファインダを覗くと中央部に
撮影対象物の像が見えるようになっている。
【0016】一方、前記拡散板1に形成した採光窓14
からの外界の光はライトガイド部材9を通過して液晶表
示部8に伝達される。この時、前記ライトガイド部材9
によって伝達された外界の光は光量が減少することなく
伝達されるので液晶表示部8に表示された所定の情報は
ファインダの内部に明瞭に表示される。
【0017】さらに、前記ライトガイド部材9の両側に
はLED等の点灯部材10が設けられているので、前記
ライトガイド部材9によって外界からの光量が減少され
ることなく伝達されることに加えて、この点灯部材10
の点灯により液晶表示部8は照らされて、表示内容を明
瞭にすることができる。
【0018】したがって、ライトガイド部材9だけであ
っても表示内容が明瞭に表示されるのに加えて、点灯部
材10の照射によってさらに明瞭に表示されるものであ
る。
【0019】一方、前記拡散板1に設けた採光窓14は
透明板11のうちのライトガイド部材9に対向する部位
に直接に乳白色インキを印刷することで形成してあるの
で、部品を組立てて製造するようなことがなくて部品点
数が少なくて製造コストを低下させることができる。
【0020】
【発明の効果】この発明は上記のように構成したことに
より、ファインダ装置の前側に位置して内部に外界の光
を入射させるようになっているファインダ装置の拡散板
を、写真機の透明の外観カバーに乳白色インキを印刷す
ることで採光窓に形成したので、外観カバーをそのまま
採光窓を有する拡散板として使用することができる。し
かも、透明板に乳白色インキを印刷するだけで良いので
製造コストを低くすることができるという効果を有して
いる。さらに、外観カバーには採光窓と、撮影対象物の
ための視野窓と、オートフォーカス用のセンサのための
アクティブオートフォーカス窓が形成されているので、
外観カバーを写真機のボデイに取付けるだけで組立ても
容易であるとともに、製造コストも低くできるという効
果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】前側に拡散板が位置するファインダ装置を示す
全体概略図である。
【図2】拡散板を示す概略背面図である。
【符号の説明】
1……拡散板 2……ファインダ装置 3……対物レンズ系 4、6……ポリプリズム 5……視野枠 7……接眼レンズ系 8……液晶表示部 9……ライトガイド部材 10……点灯部材 11……透明板 12……遮光部材 13……視野窓 14……採光窓 15……アクティブAF窓
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】この発明による拡散板1が前側に位置して
いるファインダ装置2にあっては、複数の対物レンズか
らなる対物レンズ系3を通過した撮影対象物の像は一方
のポプリズム4で略直角に方向を変換されて視野枠5
を通過したのち他方のポプリズム6に到達し、この他
方のポプリズム6で再び略直角に方向を変換されて、
前記対物レンズ系3を通過する像と略同一方向に進んだ
のち接眼レンズ系7を通過するようになっている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】次に前記のように構成したものの作用につ
いて説明する。まず、撮影対象物の像は、拡散板1に形
成された透明な視野窓13を通過して対物レンズ系3に
入光し、こののち、対物レンズ系3を通過して一方のポ
プリズム4で方向を変更され、視野枠5を通過しての
ち再び他方のポプリズム6で方向を変更されて対物レ
ンズ系3を通過した時と同一方向に進行して接眼レンズ
系7を介して出光するようになっている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1……拡散板 2……ファインダ装置 3……対物レンズ系 4、6……ポプリズム 5……視野枠 7……接眼レンズ系 8……液晶表示部 9……ライトガイド部材 10……点灯部材 11……透明板 12……遮光部材 13……視野窓 14……採光窓 15……アクティブAF窓

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外観カバーに設けた採光窓からの入光に
    よって所定の情報を撮影対象物の像と重ねて覗けるよう
    にした採光式ファインダ装置において、前記採光窓を、
    透明板に乳白色インキを印刷することで形成し、前記採
    光窓からの入射光を拡散光とすることを特徴とするファ
    インダ装置の拡散板。
  2. 【請求項2】 前記外観カバーは、透明板のうちの少な
    くとも採光窓に相当する部位に乳白色インキを印刷する
    とともに、他の部位を遮光部材で遮光して形成した請求
    項1記載のファインダ装置の拡散板。
  3. 【請求項3】 前記外観カバーには、対物レンズに対向
    する部位で透明な視野窓が形成され、ライトガイド部材
    に対向する部位で半透明な採光窓が形成され、そしてオ
    ートフォーカス用のセンサに対向する部位でアクティブ
    オートフォーカス窓が形成されている請求項1または2
    記載のファインダ装置の拡散板。
JP8671698A 1998-03-31 1998-03-31 ファインダ装置の拡散板 Pending JPH11282049A (ja)

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JP8671698A JPH11282049A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 ファインダ装置の拡散板

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