JPH11281825A - 光ファイバ保持装置および光ファイバグレーティングの製造方法 - Google Patents

光ファイバ保持装置および光ファイバグレーティングの製造方法

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JPH11281825A
JPH11281825A JP10079849A JP7984998A JPH11281825A JP H11281825 A JPH11281825 A JP H11281825A JP 10079849 A JP10079849 A JP 10079849A JP 7984998 A JP7984998 A JP 7984998A JP H11281825 A JPH11281825 A JP H11281825A
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JP
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optical fiber
core
fiber
grating
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Withdrawn
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JP10079849A
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English (en)
Inventor
Takahiro Matsuzaki
貴宏 松崎
Kenji Nishide
研二 西出
Fumio Suzuki
文生 鈴木
Ryozo Yamauchi
良三 山内
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 残留応力を有するコアを備えた光ファイバ
を、その長さ方向に所定の周期で間欠的に加熱し、該コ
アの周囲のクラッドを軟化させ、前記残留応力を解放し
てコアの屈折率を変化させて光ファイバグレーティング
を製造するにおいて、軸ずれや、張力に起因する変形が
発生しにくく、安定して、所望の光学特性を有する光フ
ァイバグレーティングを製造することができる光ファイ
バグレーティングの製造方法を提供する。 【解決手段】 光ファイバ1の断面における垂直方向を
X方向、このX方向に直交する方向をY方向、光ファイ
バ1の長さ方向をZ方向としたとき、保持装置21,2
1を用いて、光ファイバ1を、X方向とY方向に移動し
ないように位置決めし、かつ光ファイバ1のZ方向の移
動を妨げないように、水平に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ファイバグレーテ
ィングの製造方法に関し、特に軸ずれなどが発生しにく
く、所望の特性を有する光ファイバグレーティングを得
ることができる光ファイバグレーティングの製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】光導波路グレーティングは、光ファイバ
または平面光回路(PLC:Planar Lightwave Circuit)
に、その長さ方向に導波構造の周期的な摂動を形成した
ものである。この光導波路グレーティングは、特定モー
ドどうしの結合を発生させることによって、特定波長帯
の光を反射あるいは、コア外に放射させて損失させるこ
とができるデバイスであって、このような特性により、
特定波長帯の光の除去や特定モード間の結合型のデバイ
スなどとして用いることができる。特定波長帯の光を反
射するものを反射型、コア外に放射させるものを放射型
という。
【0003】光導波路グレーティングの導波構造の周期
的な摂動は、コアの屈折率を変化させたり、コア経を変
化させることによって形成することができる。摂動の周
期をグレーティング周期という。このグレーティング周
期が非常に短い場合には反射型として作用し、これより
も長い場合には放射型として作用する光導波路グレーテ
ィングが得られる。最も一般的な光導波路グレーティン
グの製造方法は、フォトリフラクティブ効果(フォトセ
ンシティブ効果という場合もある)によりコアの屈折率
を変化させる方法である。フォトリフラクティブ効果と
は、例えばドーパントとしてゲルマニウムが添加された
石英ガラスに、波長240nm付近の紫外線を照射する
と、前記石英ガラスの屈折率の上昇が観測される現象の
ことである。しかしながら、この方法においては、光フ
ァイバに添加するドーパントと光源の波長の組み合わせ
が限定されるため、光源の種類が限定され、高価な装置
を用いる必要がある。また、比較的大きな屈折率変化を
得るには、一箇所に多数回紫外光の照射を行う必要があ
り、製造工程が長くなる。さらに、フォトリフラクティ
ブ効果による光ファイバの屈折率変化は、石英ガラスの
構造欠陥に基づくものであり安定性が十分ではない。
【0004】本発明者らは、これらの問題を解決するた
めに、特願平9−247292号において、残留応力を
有するコアを備えた光ファイバを用いた光ファイバグレ
ーティングとその製造方法を提案している。
【0005】残留応力を有するコアを備えた光ファイバ
は、以下のようにして製造することができる。例えば、
石英ガラスからなるコアと、フッ素添加石英ガラスから
なるクラッドを備えたプリフォームを用意する。石英ガ
ラスにドーパントを添加すると、軟化温度とガラス転移
点が低下するので、このプリフォームにおいては、コア
の軟化温度とガラス転移点よりも、クラッドの軟化温度
とガラス転移点が低くなっている。
【0006】このプリフォームを上方から加熱炉発熱体
内に挿通させ、加熱しつつ線引きすると、下方にむかっ
てプリフォームが縮径されて、線引きされる。図6
(a)は加熱炉発熱体の内部におけるプリフォームの状
態を拡大して示す図である。加熱炉発熱体の内部におい
ては十分に温度が高いため、コア1aとクラッド1b
は、ともに十分低い粘度で溶融しており、下方への線引
張力Fにより徐々に細められていく。
【0007】ついで加熱炉発熱体の外部に引き出された
光ファイバ1は、図6(b)に示すように、さらに細く
なるとともに、急激にその温度が低下する。このときコ
ア1aのガラス転移点はクラッド1bのガラス転移点よ
りも高いので、クラッド1bよりも先にコア1aが固化
してその粘度が上昇し、このコア1aはいわゆる粘性体
ではなく、弾性体として振る舞うような粘度に到達す
る。すなわち、図6(b)に示すように、クラッド1b
が溶融状態で延伸される一方、コア1aに印加された線
引張力Fは、コア1aを弾性体として引っ張るため、コ
ア1aは弾性的に伸ばされ、コア1a内に矢印で示され
る引張応力(弾性歪)が加えられた状態にある。
【0008】さらに光ファイバ1が下方に進むにつれ
て、その温度はクラッド1bのガラス転移点以下とな
り、コア1aに引張応力が加えられたままクラッド1b
が固化し、所定の外径に調整された光ファイバ1が得ら
れる。換言すれば、コア1aに加えられた引張応力は、
クラッド1bの固化によって引き留められた状態とな
る。そしてこの引張応力は、クラッド1bの断面積がコ
ア1aの断面積と比較して圧倒的に大きいため、クラッ
ド1bにはほとんど影響することなくコア1aに選択的
に残留する。
【0009】この残留応力を有するコア1aを備えた光
ファイバ1のグレーティング形成部分において、炭酸ガ
スレーザなどを用いて、その長さ方向に所定の周期で間
欠的に加熱し、コア1aの周囲のクラッド1bを軟化さ
せ、コア1aの残留応力を部分的に解放してコア1aの
屈折率を変化させることにより、光ファイバ1の長さ方
向に、コア1aとクラッド1bの間の比屈折率差の周期
的な変化を形成して光ファイバグレーティングとするこ
とができる。この方法は、紫外線照射による従来の方法
と比較して、炭酸ガスレーザなどの比較的安価な装置を
用いることができ、製造効率が高く、また経時的に安定
なグレーティング特性を有する光ファイバグレーティン
グを得ることができるものである。
【0010】しかしながらこの方法においては、光ファ
イバ1を、長さ方向に所定の周期で間欠的に加熱するに
おいて、光ファイバ1を固定するために、従来のクラン
プを用いると、製品歩留まりが低下しやすいという問題
があった。図7(a),図7(b)は従来のクランプの
一例を示す平面図である。このクランプ11は、本体1
2と押止部材13a,13aとから概略構成されてい
る。本体12の押止部材13aとの対峙面には溝12a
が設けられており、この溝12aに光ファイバ1がおさ
められるようになっている。この溝12aの幅は光ファ
イバ1の外径よりも大きく、例えば光ファイバ1の外径
の1.1倍以上とされる。そしてこの溝12aの深さは
光ファイバ1の外径よりも小さく、例えば光ファイバ1
の外径の0.8倍以下とされる。したがって、溝12a
内の光ファイバ1は、溝12aの幅方向に移動可能で、
かつ溝12aの開口部からその上部が突出する。押止部
材13aは図示しない支持部によって支持されている。
また、押止部材13aの本体12との対峙面には、光フ
ァイバ1を締め付けるためのゴムなどの弾性樹脂13b
が設けられている。本体12の溝12aの底面に弾性樹
脂が設けられている場合もある。そして、前記本体12
の溝12aに光ファイバ1をおさめ、マグネットなどに
よって押止部材13a,13aを本体12に圧着するこ
とによって、溝12aの開口部から、光ファイバ1を締
め付けて固定する。
【0011】このようなクランプ11を用いて光ファイ
バ1を固定するにおいては、ふたつのクランプ11を用
いるのが通常である。すなわち、ふたつのクランプ11
によって間隔をあけて光ファイバ1をはさんで固定す
る。このとき、ふたつのクランプ11の間の光ファイバ
1には、光ファイバ1の曲がり癖などを矯正し、まっす
ぐに保持するために比較的大きな張力がかかっている。
【0012】前記本体12の溝12aの底面、すなわち
本体12の光ファイバ1との接触面において、光ファイ
バ1は、この溝12aの幅方向に移動できるようになっ
ている。また、前記押止部材13a,13aの光ファイ
バ1との接触面は平面である。このため、本体12の光
ファイバ1との接触面と、押止部材13a,13aの光
ファイバ1との接触面において、光ファイバ1の位置決
めが困難である。一方のクランプ11における光ファイ
バ1の固定位置と、他方のクランプ11における光ファ
イバ1の固定位置がずれると、光ファイバ1の中心軸
が、その長さ方向においてずれる。このような光ファイ
バ1の長さ方向における中心軸のずれを、軸ずれとい
う。この状態でふたつのクランプ11の間の光ファイバ
1を加熱すると、この加熱部が歪んだ状態で固化し、所
望の光学特性が得られない。
【0013】また、本体12の光ファイバ1との接触面
と、押止部材13a,13aの光ファイバ1との接触面
における位置決めを、十分に慎重に行っても、このクラ
ンプ11は、光ファイバ1を締め付けて固定しているの
で、この光ファイバ1の固定時に光ファイバ1にわずか
な応力がかかるという問題がある。この応力によって光
ファイバ1にわずかな曲がりが発生すると、軸ずれの原
因となる。クランプ11の固定時の応力に起因する軸ず
れは非常に小さいので、目視によって調整することが難
しい。光部品においては、数μmの軸ずれが光学特性に
影響するので、所望の特性を有する光ファイバグレーテ
ィングを安定に製造するには不都合である。
【0014】また、ふたつのクランプ11の間の光ファ
イバ1にかかっている張力によって、光ファイバ1の加
熱部の外形が変化するという問題もある。すなわち、図
8(a)に示すように、大きな張力がかかっている状態
で光ファイバ1を加熱すると、図8(b)に示すよう
に、加熱部2が、前記張力によって光ファイバ1の長さ
方向に延伸され、縮径される。すると、これに伴ってコ
ア1aの外径が変化する。したがって、前記コア1aの
残留応力を解放する作用に加えて、さらに外径の変化が
加わるため、所望の特性が得られない。また、光ファイ
バ1にかかっている張力が比較的小さい場合において
も、図9(a)に示すように、加熱部2においてコア1
aの残留応力が解放されると、図9(b)に示すよう
に、この応力の作用によって加熱部2の長さが短くなる
現象が発生する。このとき、光ファイバ1は、グレーテ
ィング形成部分の両側で引き留められているので、加熱
部2が歪んで軸ずれが発生する場合がある。
【0015】また、従来のクランプの他の例として、本
体あるいは押止部材の一方に、光ファイバの外径の0.
5倍程度の幅と深さの筋が設けられている場合がある。
この場合も、本体と押止部材との間の光ファイバを締め
付けて固定する点において、上述のものと同様である。
また、押止部材の光ファイバとの接触面に弾性樹脂が設
けられていない場合もあるが、この場合も、押止部材の
光ファイバとの接触面は平面である場合が多く、本体側
の構成が上述のように光ファイバが溝の幅方向に移動可
能であると、光ファイバの位置決めが困難であったり、
本体の構成が、光ファイバの外径の0.5倍程度の幅と
深さの筋が設けられたものである場合、やはり光ファイ
バを締め付けて固定するため、固定時の応力に起因する
軸ずれが発生しやすい。
【0016】図10は、光ファイバグレーティングの波
長−透過損失特性の一例を示すグラフである。このグラ
フにおいて透過損失ピークの波長域外の透過損失Aは、
約−0.1dBとなっている。光ファイバグレーティン
グにおいては、この透過損失Aが0dBに近い程、良好
な特性であるとされる。この透過損失Aの一因は、光フ
ァイバグレーティングの製造時の軸ずれである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記事情に鑑
みてなされたもので、残留応力を有するコアを備えた光
ファイバを、長さ方向に所定の周期で間欠的に加熱し、
該コアの周囲のクラッドを軟化させ、前記残留応力を解
放してコアの屈折率を変化させることにより、前記光フ
ァイバの長さ方向に、前記コアと前記クラッドの間の比
屈折率差の周期的な変化を形成する光ファイバグレーテ
ィングの製造方法において、軸ずれや、張力に起因する
変形が発生しにくく、安定して、所望の光学特性を有す
る光ファイバグレーティングを製造することができる光
ファイバグレーティングの製造方法を提供することを課
題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明においては以下のような解決手段を提案す
る。第1の発明は、光ファイバを水平に保持する光ファ
イバ保持装置であって、上下に設けられた本体とファイ
バ押さえを備え、本体とファイバ押さえとの対峙面の一
方あるいは両方に、光ファイバを収める溝が設けられ、
光ファイバの断面における垂直方向をX方向、このX方
向に直交する方向をY方向、光ファイバの長さ方向をZ
方向としたとき、前記本体とファイバ押さえとが一体化
することによって、光ファイバが、X方向とY方向に移
動しないように、かつZ方向の移動を妨げられずに支持
されるようになっていることを特徴とする光ファイバ保
持装置。第2の発明は、光ファイバを水平に保持する光
ファイバ保持装置であって、上下に設けられたコロの一
方または両方の側面に、光ファイバを収める溝が設けら
れ、光ファイバの断面における垂直方向をX方向、この
X方向に直交する方向をY方向、光ファイバの長さ方向
をZ方向としたとき、前記コロに挟まれる光ファイバ
が、X方向とY方向に移動しないように、かつZ方向の
移動を妨げられずに支持されるようになっていることを
特徴とする光ファイバ保持装置である。第3の発明は、
残留応力を有するコアを備えた光ファイバを、水平に保
持し、その長さ方向に所定の周期で間欠的に加熱し、該
コアの周囲のクラッドを軟化させ、前記残留応力を解放
してコアの屈折率を変化させることにより、前記光ファ
イバの長さ方向に、前記コアと前記クラッドの間の比屈
折率差の周期的な変化を形成することを特徴とする光フ
ァイバグレーティングの製造方法であって、光ファイバ
の断面における垂直方向をX方向、このX方向に直交す
る方向をY方向、光ファイバの長さ方向をZ方向とした
とき、光ファイバを、X方向とY方向に移動しないよう
に位置決めし、かつ光ファイバのZ方向の移動を妨げな
いように支持することを特徴とする光ファイバグレーテ
ィングの製造方法である。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明は、光ファイバを水平に保
持する光ファイバ保持装置を用いるものである。図1
(a)、図1(b)は、本発明の光ファイバ保持装置の
第1の例を示すものである。図1(a)は光ファイバの
側面側から見た状態を示す平面図、図1(b)は、光フ
ァイバの断面方向から見た状態を示す平面図である。光
ファイバ1を水平に保持するにおいて、光ファイバ1の
断面における垂直方向をX方向、このX方向に直交する
方向をY方向、光ファイバ1の長さ方向をZ方向とす
る。この保持装置21は、本体22とファイバ押さえ2
3とから概略構成されている。本体22は、直方体でそ
の上面(ファイバ押さえ23との対峙面)に凹溝22a
が形成されている。そして、この凹溝22aには、円筒
形の複数のコロ22bが設けられている。このコロ22
bは、この凹溝22aを横切るように設けられた回転軸
22cによって回転自在に支持されている。また、この
コロ22bの側面中央には、V溝22dが設けられてい
る。
【0020】ファイバ押さえ23は、前記本体22の上
に、この本体22と対称に設けられている。このファイ
バ押さえ23の下面(本体22との対峙面)には、凹溝
23aが設けられ、この凹溝23aに設けられた回転軸
23cによって、複数のコロ23bが回転自在に支持さ
れている。ただしこのコロ23bにV溝が設けられてい
ない点が、本体22とは異なっている。そして、この保
持装置21においては、本体22のコロ22bのV溝2
2dに光ファイバ1を収め、この本体22とファイバ押
さえ23とを一体化して、前記コロ22bとコロ23b
とによって、光ファイバ1をはさんで水平に保持するよ
うになっている。
【0021】光ファイバグレーティングの製造時におい
ては、図2に示すように、保持装置21をふたつ用い、
これらの保持装置21,21によって、光ファイバ1の
グレーティング形成部分含む部分の両端を保持する。そ
して、これら保持装置21,21の間に位置する光ファ
イバ1の一部に、炭酸ガスレーザなどからレーザ光など
を照射し、加熱することにより、光ファイバ1のコアに
残留する応力を部分的に解放する。この操作を、光ファ
イバ1の長さ方向に所定間隔で間欠的に繰り返して、光
ファイバグレーティングを製造する。
【0022】この第1の例の保持装置21,21におい
ては、コロ22bに設けられたV溝22dに光ファイバ
1が収められることによって、光ファイバ1のX方向と
Y方向の基本的な位置決めがなされるようになってい
る。さらに、このV溝22dの開口部に配置されるコロ
23bの側面と光ファイバ1とが接触することによっ
て、光ファイバ1が前記V溝22dの開口部方向から押
さえられ、保持装置21,21間の光ファイバ1の曲が
り癖などが矯正されて、まっすぐに保持され、Y方向の
正確な位置決めがなされるようになっている。このよう
に、V溝22dとコロ23bの側面とに囲まれることに
よって光ファイバ1が保持されて、光ファイバ1のX方
向とY方向の位置決めがなされているので、保持装置2
1,21の間の光ファイバ1にかかる張力を小さくする
ことができる。また、保持装置21における光ファイバ
1の位置決めを正確に行うことができるので、保持装置
21,21どうしで、保持装置21,21全体のX方向
とY方向の位置をあわせれば、この保持装置21,21
間に支持されている光ファイバ1の位置を正確に、X方
向とY方向に移動しないように、すなわち軸ずれしない
ように位置決めすることができる。したがって、加熱に
よって光ファイバ1の一部が軟化しても、従来のような
軸ずれが発生しにくくい。
【0023】また、コロ22b,23bによって、保持
装置21,21の間の光ファイバ1はZ方向に移動自在
に支持されている。このため光ファイバ1にはほとんど
張力がかからず、張力によって、光ファイバ1が引き延
ばされたり、コアの残留応力が解放されて光ファイバ1
が収縮したときに応力がかかることによる、加熱部の変
形が発生しにくい。コロ22b,23bと光ファイバ1
との接触面に大きな応力や摩擦力がかからず、光ファイ
バ1を、そのZ方向の移動を妨げずに支持することがで
きれば、コロ22b,23bの回転は必須ではない。し
かしながら、コロ22b,23bが回転すると、光ファ
イバ1の移動がスムーズとなるので、より好ましい。
【0024】光ファイバ1を安定に保持するためには、
保持装置21のZ方向の長さは約20mm以上、好まし
くは30〜50mm程度とされる。また、保持装置2
1,21間の長さは製造する光ファイバグレーティング
の特性にあわせて、20〜50mm程度とされる。50
mmをこえる場合には、保持装置21,21間の光ファ
イバ1にかかる重力の影響により、正確な位置決めが困
難となる場合がある。また、この例において、本体22
の凹溝22aの幅は15mm、深さは5mm、コロ22
bの外径は4mmとされている。また、光ファイバ1の
外径は125μm、V溝22dの幅は300μm、深さ
は150μmとされている。そしてこのコロ22bは6
個設けられている。ファイバ押さえ23も、本体22と
同様のサイズに設計されている。またV溝22dの形状
は、光ファイバ1のX方向とY方向の基本的な位置決め
をすることができればU溝、角溝などとすることもでき
る。しかしながらV溝とすることにより、より光ファイ
バ1を安定して位置決めすることができ、好ましい。ま
た、V溝22dは、本体22とファイバ押さえ23との
間に挟まれる光ファイバ1を支持することができればよ
く、コロ23bに設けることもできるし、コロ22bと
コロ23bの両方に設けることもできる。
【0025】図3、図4(a)、図4(b)は、本発明
の第2の例を示すものである。この第2の例において、
保持装置は、その上面(ファイバ押さえ33との対峙
面)にV溝32aを有する本体32と、このV溝32a
に嵌合する断面略二等辺三角形の三角柱状のファイバ押
さえ33とから概略構成されている。前記V溝32aに
は光ファイバ1のグレーティング形成部分を含む部分が
収められるようになっている。
【0026】ファイバ押さえ33の長さはV溝32aの
長さよりも短くなっている。また、図4(b)に示すよ
うに、ファイバ押さえ33の下側の本体台32との対峙
面において、V溝32aの底辺と対応する辺(頂辺)
は、曲面状、あるいは本体32の下面と平行に切り欠か
れている。この保持装置においては、光ファイバ1が、
V溝32aに収められることによって、そのX方向とY
方向の基本的な位置決めがなされるようになっている。
そして、本体32とファイバ押さえ33とを一体化する
と、ファイバ押さえ33の自重によって、このファイバ
押さえ33の外面に接触する光ファイバ1が、V溝32
aの開口部方向から押さえられ、このV溝32a内の光
ファイバ1全体の曲がり癖などが矯正されて、まっすぐ
に水平に保持され、Y方向の正確な位置決めがなされる
ようになっている。
【0027】このとき、光ファイバ1には、ほとんど応
力がかからないようになっている。例えばファイバ押さ
え33の重量が20g程度の場合、光ファイバ1にほと
んど応力をかけずに、光ファイバ1を押さえることがで
きる。また、この場合、ファイバ押さえ33と光ファイ
バ1との接触面の摩擦力は2gf以下となり、十分に小
さいので、ファイバ押さえ33は、光ファイバ1のZ方
向への移動をほとんど妨げないようになっている。ファ
イバ押さえ33によって光ファイバ1にかかる応力や、
このファイバ押さえ33と光ファイバ1との接触面にお
ける摩擦力は、ファイバ押さえ33の重さなどを変更す
ることによって調整することができる。
【0028】光ファイバグレーティングの製造時におい
ては、図3、図4(a)に示すように、本体32のV溝
32aに光ファイバ1を収め、ファイバ押さえ33によ
って、このV溝32aの一方の端部側の光ファイバ1を
押さえる。そしてV溝32a内の光ファイバ1の一部
に、V溝32aの開口部から炭酸ガスレーザなどからレ
ーザ光などを所定周期で照射して加熱し、コアに残留す
る応力を解放する操作を、光ファイバ1の長さ方向に間
欠的に繰り返して、光ファイバグレーティングを製造す
る。このとき、ファイバ押さえ33によって押さえられ
ていないV溝32a内の光ファイバ1は、自由にZ方向
に伸縮することができる。
【0029】また、図5に示すようにV溝32aの両端
側に、それぞれファイバ押さえ33,33を設けて光フ
ァイバ1のX方向とY方向の位置決めを行うこともでき
る。この場合、ファイバ押さえ33,33においては、
ともに光ファイバ1との接触面における摩擦が小さく、
ファイバ押さえ33,33は光ファイバ1のZ方向への
移動をほとんど妨げないようになっている。したがっ
て、光ファイバ1に、張力をほとんど加えずに、そのX
方向とY方向の位置決めをし、かつZ方向に自由に移動
することができるように、水平に支持することができ
る。そして、ファイバ押さえ33,33の間のV溝32
a内の光ファイバ1に、V溝32aの開口部から炭酸ガ
スレーザなどからレーザ光などを照射し、加熱し、光フ
ァイバ1のコアに残留する応力を解放する操作を、光フ
ァイバ1の長さ方向に間欠的に繰り返して、光ファイバ
グレーティングを製造する。通常は、このように2箇所
以上にファイバ押さえ33を設けた方が、より安定に光
ファイバ1を保持することができる。
【0030】ファイバ押さえ33を1箇所に設ける場合
には、このファイバ押さえ33に接触している光ファイ
バ1に応力をほとんどかけずに押さえることができれば
よい。すなわち、このファイバ押さえ33に接触してい
る部分の光ファイバ1が、Z方向に移動しにくくなって
いても、ファイバ押さえ33に接触していない部分の光
ファイバ1は自由にZ方向に伸縮することができるの
で、光ファイバ1全体のZ方向の伸縮などに伴う移動を
妨げることがない。2箇所以上にファイバ押さえ33を
設ける場合には、そのうちの1箇所のファイバ押さえ3
3に接触している部分の光ファイバ1は、Z方向に移動
しにくくなっていてもよいが、他のファイバ押さえ33
は、光ファイバ1との接触面における摩擦が小さく、こ
の部分の光ファイバ1がZ方向に自由に移動できるよう
になっている必要がある。
【0031】この第2の例の保持装置においては、本体
32に設けられたV溝32aと、このV溝32aに嵌合
するファイバ押さえ33によって、光ファイバ1が囲ま
れることにより、X方向とY方向の位置決めがなされる
ようになっており、軸ずれが発生しにくくなっている。
さらに、光ファイバ1のグレーティング形成部分全体が
V溝32aに接しているので、光ファイバ1がより安定
に保持される。また、光ファイバ1のZ方向の移動が妨
げられないようになっているので、光ファイバ1にはほ
とんど張力がかからず、加熱によって光ファイバ1の一
部が軟化しても、従来のように、張力によって光ファイ
バ1が引き延ばされることがない。また、コアの残留応
力が解放されることによって光ファイバ1が収縮して
も、光ファイバ1に応力がかかることがない。すなわち
張力に起因する変形を防ぐことができる。
【0032】本体32のZ方向の長さは、光ファイバ1
のグレーティング形成部分の長さと、光ファイバ1をフ
ァイバ押さえ33によって押さえるために必要な長さと
を足した長さ以上とされる。V溝32a内の光ファイバ
1を安定に保持するためには、ひとつファイバ押さえ3
3の、Z方向の長さは5mm以上、好ましくは10〜2
0mm程度とされる。また、ファイバ押さえ33の重さ
は、1〜40g、好ましくは5〜20g程度とされる。
1g未満であると光ファイバ1の曲がり癖などを矯正で
きず、光ファイバ1のY方向の位置決めが不十分とな
る。また、40gをこえると光ファイバ1に必要以上に
応力がかかる場合がある。実際は製造条件によって適宜
調整する。この例においては、ファイバ押さえ33を金
属から構成し、その重さは5gである。ファイバ押さえ
33の適切な重さは、ファイバ押さえ33の光ファイバ
1との接触面の状態によって変化するので、適宜調整す
る必要がある。また、この例において、本体32のV溝
32aの幅は4mm、深さは2mmとされている。ま
た、ファイバ押さえ33の頂辺と、V溝32aの底辺と
の間の距離は、光ファイバ1の外径に相当する約125
μmとされている。
【0033】この第2の例の光ファイバ保持装置は、本
体32とファイバ押さえ33との対峙面において、光フ
ァイバ1を支持することができれば、形状などは特に限
定するものではない。光ファイバ1を収めるための溝
は、V溝に限らず、U溝、角溝などとすることもできる
が、V溝とすると、より安定に光ファイバ1を位置決め
することができ、好ましい。また、光ファイバ1を収め
る溝は、本体32の上面(対峙面)に限らず、ファイバ
押さえ33の本体32との対峙面、あるいはこれらの対
峙面の両方に設けることもできる。
【0034】ところで、この第2の例の保持装置におい
ては、光ファイバ1の下に位置する本体32も、レーザ
光の照射などによって加熱される。光ファイバ1の溶融
温度は1600℃にも達する場合があるので、本体32
は、耐熱性に優れた材料から形成されていると好まし
い。例えばカーボン、ボロンナイトライド、セラミック
スなどのように、熱伝導性が低く、線膨張係数が小さい
材料が好適である。
【0035】本発明において、光ファイバグレーティン
グを構成する光ファイバ1は、中心のコアと、このコア
の外周に設けられ、このコアよりも低屈折率のクラッド
からなり、前記コアは純石英ガラスからなり、前記クラ
ッドはフッ素が添加された石英ガラスから構成されてい
ると好ましい。また、光ファイバ1を加熱する加熱手段
として、炭酸ガスレーザ、YAG(ヤグ:イットリウム
アルミニウムガーネット)レーザなどの比較的を安価な
ものを用いることができる。また、前記光ファイバ1
は、シングルモード光ファイバが好適である。その理由
は、シングルモード光ファイバは、コアの断面積に対し
てクラッドの断面積が十分に大きく、このコアに選択的
に応力を残留させるのに適しているためである。 ま
た、本発明において、光ファイバグレーティングのグレ
ーティング周期は、200〜2000μmとされる。こ
のため本発明は、放射型光ファイバグレーティングに好
適に適用される。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、光ファイバのグレーティング形成部分全体にわたっ
て、X方向とY方向に移動しないように位置決めし、Z
方向の移動を妨げないように支持することにより、残留
応力を有するコアを備えた光ファイバを、長さ方向に所
定の周期で間欠的に加熱し、このコアの周囲のクラッド
を軟化させ、前記残留応力を解放してコアの屈折率を変
化させることにより、前記光ファイバの長さ方向に、前
記コアと前記クラッドの間の比屈折率差の周期的な変化
を形成する光ファイバグレーティングの製造方法におい
て、軸ずれや、張力に起因する変形が発生しにくく、安
定して、所望の光学特性を有する光ファイバグレーティ
ングを製造することができる。このため製品歩留まりが
向上し、低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(a)、図1(b)は、本発明の光ファ
イバ保持装置の第1の例を示すもので、図1(a)は光
ファイバの側面側から見た状態を示す平面図、図1
(b)は、光ファイバの断面方向から見た状態を示す平
面図である。
【図2】 本発明の光ファイバ保持装置の第1の例を用
いて光ファイバグレーティングを製造する操作を説明す
る説明図である。
【図3】 本発明の第2の例の光ファイバ保持装置の本
体を示す斜視図である。
【図4】 図4(a)は、本発明の光ファイバ保持装置
の第2の例において、本体とひとつのファイバ押さえに
よって、光ファイバを保持し、光ファイバグレーティン
グを製造する操作を示す平面図である。図4(b)は、
本体とファイバ押さえによって光ファイバを保持した状
態を示す、平面図である。
【図5】 本発明の第2の例の光ファイバ保持装置にお
いて、本体とふたつのファイバ押さえによって、光ファ
イバを保持し、光ファイバグレーティングを製造する操
作を示す平面図である。
【図6】 図6(a)、図6(b)は、残留応力を有す
るコアを備えた光ファイバを製造する工程を説明する説
明図である。
【図7】 従来のクランプの一例を示すもので、図7
(a)は側面から見た平面図、図7(b)は光ファイバ
の断面側から見た状態を示す平面図である。
【図8】 図8(a)、図8(b)は、張力がかかって
いる光ファイバを加熱することによって光ファイバが延
伸され、縮径される様子を示す説明図である。
【図9】 図9(a)、図9(b)は、光ファイバのコ
アの残留応力が、加熱によって解放される状態を示す説
明図である。
【図10】 光ファイバグレーティングの波長−透過損
失特性の一例を示すグラフである。
【符号の説明】
1…光ファイバ、1a…コア、1b…クラッド、21…
保持装置、22…本体、22b,23b…コロ、22d
…V溝(溝)、23,33…ファイバ押さえ、32…本
体、32a…V溝(溝)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山内 良三 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバを水平に保持する光ファイバ
    保持装置であって、 上下に設けられた本体とファイバ押さえを備え、 本体とファイバ押さえとの対峙面の一方あるいは両方
    に、光ファイバを収める溝が設けられ、 光ファイバの断面における垂直方向をX方向、このX方
    向に直交する方向をY方向、光ファイバの長さ方向をZ
    方向としたとき、 前記本体とファイバ押さえとが一体化することによっ
    て、光ファイバが、X方向とY方向に移動しないよう
    に、かつZ方向の移動を妨げられずに支持されるように
    なっていることを特徴とする光ファイバ保持装置。
  2. 【請求項2】 光ファイバを水平に保持する光ファイバ
    保持装置であって、 上下に設けられたコロの一方または両方の側面に、光フ
    ァイバを収める溝が設けられ、 光ファイバの断面における垂直方向をX方向、このX方
    向に直交する方向をY方向、光ファイバの長さ方向をZ
    方向としたとき、 前記コロに挟まれる光ファイバが、X方向とY方向に移
    動しないように、かつZ方向の移動を妨げられずに支持
    されるようになっていることを特徴とする光ファイバ保
    持装置。
  3. 【請求項3】 残留応力を有するコアを備えた光ファイ
    バを、水平に保持し、その長さ方向に所定の周期で間欠
    的に加熱し、該コアの周囲のクラッドを軟化させ、前記
    残留応力を解放してコアの屈折率を変化させることによ
    り、前記光ファイバの長さ方向に、前記コアと前記クラ
    ッドの間の比屈折率差の周期的な変化を形成することを
    特徴とする光ファイバグレーティングの製造方法であっ
    て、 光ファイバの断面における垂直方向をX方向、このX方
    向に直交する方向をY方向、光ファイバの長さ方向をZ
    方向としたとき、 光ファイバを、X方向とY方向に移動しないように位置
    決めし、かつ光ファイバのZ方向の移動を妨げないよう
    に支持することを特徴とする光ファイバグレーティング
    の製造方法。
JP10079849A 1998-03-26 1998-03-26 光ファイバ保持装置および光ファイバグレーティングの製造方法 Withdrawn JPH11281825A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005515491A (ja) * 2002-01-02 2005-05-26 ユナイテッド・テクノロジーズ・コーポレーション 両側から交互に赤外レーザを照射することによって書き込まれた長周期ファイバブラッググレーティング
CN114236733A (zh) * 2021-12-13 2022-03-25 武汉理工光科股份有限公司 一种防震动改进型光纤光栅

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